JPH06262433A - ナットねじ立て機 - Google Patents
ナットねじ立て機Info
- Publication number
- JPH06262433A JPH06262433A JP8019893A JP8019893A JPH06262433A JP H06262433 A JPH06262433 A JP H06262433A JP 8019893 A JP8019893 A JP 8019893A JP 8019893 A JP8019893 A JP 8019893A JP H06262433 A JPH06262433 A JP H06262433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide member
- tapping
- nut
- reset
- tap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 押棒を駆動させるために余分な駆動力を必要
とせず、ねじ精度のよい製品を作成する。 【構成】 ナット素材1の嵌装溝2を有するガイド部材
3の復帰機構13をガイド部材3とその後方に配置した
基盤4との連結した液体圧シリンダ15により形成し
た。
とせず、ねじ精度のよい製品を作成する。 【構成】 ナット素材1の嵌装溝2を有するガイド部材
3の復帰機構13をガイド部材3とその後方に配置した
基盤4との連結した液体圧シリンダ15により形成し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガイド部材をその後方に
配置した押棒により前方に移動させて嵌装溝に嵌装させ
たナット素材をその前方に配置したベンドタップのタッ
プ部に喰付かせてねじ立てを行ない、ねじ立てが行われ
たナットを順次前記ベンドタップ基端のベンド部から放
出するナットねじ立て機に関するものである。
配置した押棒により前方に移動させて嵌装溝に嵌装させ
たナット素材をその前方に配置したベンドタップのタッ
プ部に喰付かせてねじ立てを行ない、ねじ立てが行われ
たナットを順次前記ベンドタップ基端のベンド部から放
出するナットねじ立て機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3および図4に示すようにナッ
ト素材1の嵌装溝2を有するガイド部材3をその後方に
配置した基盤4から前方に向けて水平に突出させたガイ
ド棒5に摺動自由に嵌装して往復動可能に配置するとと
もに、ガイド部材3の後方に適宜の駆動手段により往復
動する押棒6が配置され、且つガイド部材3の前方に回
転可能に保持されたベンドタップ7を備えた自動式のナ
ットねじ立て機が知られている。
ト素材1の嵌装溝2を有するガイド部材3をその後方に
配置した基盤4から前方に向けて水平に突出させたガイ
ド棒5に摺動自由に嵌装して往復動可能に配置するとと
もに、ガイド部材3の後方に適宜の駆動手段により往復
動する押棒6が配置され、且つガイド部材3の前方に回
転可能に保持されたベンドタップ7を備えた自動式のナ
ットねじ立て機が知られている。
【0003】このナットねじ立て機は図示しないホッパ
のシュート8からナット素材1を嵌装溝2に落下嵌装さ
せたガイド部材3を押棒6により前方へ移動させて、そ
の前方に軸線を中心に回動可能に配置されたベンドタッ
プ7のタップ部9に喰付かせてねじ立てを行ない、次い
で押棒6ならびにガイド部材3を元の位置に後退させて
次のナット素材1を嵌装させたガイド部材3を移動させ
ることによりねじ立てを行なう動作を繰返し、ねじ立て
を行なった製品ナット10をベンドタップ7のシャンク
部11に順次送り、ベンドタップ7の基端のベンド部1
2から放出させるものである。
のシュート8からナット素材1を嵌装溝2に落下嵌装さ
せたガイド部材3を押棒6により前方へ移動させて、そ
の前方に軸線を中心に回動可能に配置されたベンドタッ
プ7のタップ部9に喰付かせてねじ立てを行ない、次い
で押棒6ならびにガイド部材3を元の位置に後退させて
次のナット素材1を嵌装させたガイド部材3を移動させ
ることによりねじ立てを行なう動作を繰返し、ねじ立て
を行なった製品ナット10をベンドタップ7のシャンク
部11に順次送り、ベンドタップ7の基端のベンド部1
2から放出させるものである。
【0004】ところが、前記従来のナットねじ立て機は
ガイド部材3の復帰機構13がガイド部材3とその後方
に配置した基盤4との間に連結された引張ばね14によ
り形成されている。
ガイド部材3の復帰機構13がガイド部材3とその後方
に配置した基盤4との間に連結された引張ばね14によ
り形成されている。
【0005】従って、ねじ立て時に引張ばね14の付勢
力に抗してガイド部材3を押動させなければならず余分
な駆動力が必要であるとともに、ナット素材1を強い力
でベンドタップ7のタップ部9に押し付けるために製品
のねじ精度が低下したり不良品を作る心配があり、ま
た、引張ばね14の弾性が使用によって劣化するため耐
久性にも問題がある。
力に抗してガイド部材3を押動させなければならず余分
な駆動力が必要であるとともに、ナット素材1を強い力
でベンドタップ7のタップ部9に押し付けるために製品
のねじ精度が低下したり不良品を作る心配があり、ま
た、引張ばね14の弾性が使用によって劣化するため耐
久性にも問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のナットねじ立て機では押棒を駆動さ
せるために余分な駆動力が必要であるとともに、製品の
ねじ精度が低下したり不良品を作る心配があり、また、
ガイド部材の復帰機構における耐久性にも問題がある、
という点である。
する課題は、従来のナットねじ立て機では押棒を駆動さ
せるために余分な駆動力が必要であるとともに、製品の
ねじ精度が低下したり不良品を作る心配があり、また、
ガイド部材の復帰機構における耐久性にも問題がある、
という点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平方向に往
復動可能で且つ元の位置への復帰機構を備えたナット素
材の嵌装溝を有するガイド部材と、前記ガイド部材を押
動するためにガイド部材の後方に配置された押棒と、前
記ガイド部材の前方に回転可能に保持されたベンドタッ
プとを有するナットねじ立て機において、前記ガイド部
材の復帰機構が前記ガイド部材とその後方に配置した基
盤との間に連結された流体圧シリンダにより形成されて
いるという構成により、押棒を駆動させるために余分な
駆動力を必要としないばかりか、ねじ精度のよい製品を
高い歩留りで得ることができ、しかも耐久性にも優れた
自動式のナットねじ立て機を提供する、という目的を達
成する。
復動可能で且つ元の位置への復帰機構を備えたナット素
材の嵌装溝を有するガイド部材と、前記ガイド部材を押
動するためにガイド部材の後方に配置された押棒と、前
記ガイド部材の前方に回転可能に保持されたベンドタッ
プとを有するナットねじ立て機において、前記ガイド部
材の復帰機構が前記ガイド部材とその後方に配置した基
盤との間に連結された流体圧シリンダにより形成されて
いるという構成により、押棒を駆動させるために余分な
駆動力を必要としないばかりか、ねじ精度のよい製品を
高い歩留りで得ることができ、しかも耐久性にも優れた
自動式のナットねじ立て機を提供する、という目的を達
成する。
【0008】
【作用】流体圧シリンダをフリー状態として押棒をベン
ドタップ方向へ移動させて押棒による適正な押動力によ
りねじ立てを行ない、ねじ立て終了後に流体圧シリンダ
によりガイド部材を元の位置に復帰させる。
ドタップ方向へ移動させて押棒による適正な押動力によ
りねじ立てを行ない、ねじ立て終了後に流体圧シリンダ
によりガイド部材を元の位置に復帰させる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0010】尚、前記従来例と同一構成部には同一符号
を付した。
を付した。
【0011】図1および図2は本発明の一実施例を示す
ものであり、前記従来例と同様にナット素材1の嵌装溝
2を有するガイド部材3をその後方に配置した基盤4か
ら前方に向けて水平に突出させたガイド棒5に摺動自由
に嵌装して往復動可能に配置するとともに、ガイド部材
3の後方に適宜の駆動手段により往復動する押棒6が配
置され、且つガイド部材3の前方に回転可能に保持され
たベンドタップ7が備えられている。
ものであり、前記従来例と同様にナット素材1の嵌装溝
2を有するガイド部材3をその後方に配置した基盤4か
ら前方に向けて水平に突出させたガイド棒5に摺動自由
に嵌装して往復動可能に配置するとともに、ガイド部材
3の後方に適宜の駆動手段により往復動する押棒6が配
置され、且つガイド部材3の前方に回転可能に保持され
たベンドタップ7が備えられている。
【0012】また、ガイド部材3とその後方に配置した
基盤4との間に連結された例えば圧油や圧縮空気によっ
て作動する流体圧シリンダ15からなる復帰機構13が
備えられている。
基盤4との間に連結された例えば圧油や圧縮空気によっ
て作動する流体圧シリンダ15からなる復帰機構13が
備えられている。
【0013】このナットねじ立て機は前記従来例と同様
に図示しないホッパのシュート8からナット素材1を嵌
装溝2に落下嵌装させたガイド部材3を押棒6により前
方へ移動させて、その前方に軸線を中心に回動可能に配
置されたベンドタップ7のタップ部9に喰付かせてねじ
立てを行ない、次いで押棒6ならびにガイド部材3を元
の位置に後退させて次のナット素材1を嵌装させたガイ
ド部材3を移動させることによりねじ立てを行なう動作
を繰返し、ねじ立てを行なった製品ナット10をベンド
タップ7のシャンク部11に順次送り、ベンドタップ7
の基端のベンド部12から放出させるものである。
に図示しないホッパのシュート8からナット素材1を嵌
装溝2に落下嵌装させたガイド部材3を押棒6により前
方へ移動させて、その前方に軸線を中心に回動可能に配
置されたベンドタップ7のタップ部9に喰付かせてねじ
立てを行ない、次いで押棒6ならびにガイド部材3を元
の位置に後退させて次のナット素材1を嵌装させたガイ
ド部材3を移動させることによりねじ立てを行なう動作
を繰返し、ねじ立てを行なった製品ナット10をベンド
タップ7のシャンク部11に順次送り、ベンドタップ7
の基端のベンド部12から放出させるものである。
【0014】殊に、本実施例ではガイド部材3の復帰機
構13がガイド部材3とその後方に配置した基盤4との
間に連結された流体圧シリンダ15により形成されてい
る。従って、ねじ立て時に、先ず流体圧シリンダ15に
駆動力を与えないでフリー状態として押棒6をベンドタ
ップ7方向へ移動させてねじ立てを行なうことにより、
適正な押動力によりねじ立てが行なえるので押棒を駆動
させるために余分な駆動力を必要としないばかりか、ね
じ精度のよい製品を高い歩留りで得ることができるもの
である。
構13がガイド部材3とその後方に配置した基盤4との
間に連結された流体圧シリンダ15により形成されてい
る。従って、ねじ立て時に、先ず流体圧シリンダ15に
駆動力を与えないでフリー状態として押棒6をベンドタ
ップ7方向へ移動させてねじ立てを行なうことにより、
適正な押動力によりねじ立てが行なえるので押棒を駆動
させるために余分な駆動力を必要としないばかりか、ね
じ精度のよい製品を高い歩留りで得ることができるもの
である。
【0015】また、ねじ立て終了後に流体圧シリンダ1
5のヘッド16に流体圧を加えてねじ立てによって延伸
しているシリンダロッド17を引き戻してガイド部材3
を基盤4に接した元の位置に復帰させる。
5のヘッド16に流体圧を加えてねじ立てによって延伸
しているシリンダロッド17を引き戻してガイド部材3
を基盤4に接した元の位置に復帰させる。
【0016】ガイド部材3は流体圧シリンダ15によっ
て復帰させられるため復帰動作は迅速且つ正確であり、
ばね体のように復帰力が劣化する心配がなく、制御も簡
単且つ確実で電磁弁などを用いることにより電気的制御
もきわめて容易である。
て復帰させられるため復帰動作は迅速且つ正確であり、
ばね体のように復帰力が劣化する心配がなく、制御も簡
単且つ確実で電磁弁などを用いることにより電気的制御
もきわめて容易である。
【0017】
【発明の効果】本発明はガイド部材の復帰機構が前記ガ
イド部材とその後方に配置した基盤との間に連結された
流体圧シリンダにより形成されているという構成によ
り、適正な押動力によりねじ立てを行ない、ねじ立て終
了後に流体圧シリンダによりガイド部材を元の位置に復
帰させるものである。
イド部材とその後方に配置した基盤との間に連結された
流体圧シリンダにより形成されているという構成によ
り、適正な押動力によりねじ立てを行ない、ねじ立て終
了後に流体圧シリンダによりガイド部材を元の位置に復
帰させるものである。
【0018】従って、押棒を駆動させるために余分な駆
動力を必要としないばかりか、ねじ精度のよい製品を高
い歩留りで得ることができるとともに、ガイド部材の復
帰が迅速且つ確実で、耐久性に優れたガイド部材の復帰
機構を有するものである。
動力を必要としないばかりか、ねじ精度のよい製品を高
い歩留りで得ることができるとともに、ガイド部材の復
帰が迅速且つ確実で、耐久性に優れたガイド部材の復帰
機構を有するものである。
【図1】本発明の一実施例を示す平面部分図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】従来例を示す平面部分図である。
【図4】図3の縦断面図である
1 ナット素材 2 嵌装溝 3 ガイド部材 6 押棒 7 ベンドタップ 13 復帰機構 15 流体圧シリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 水平方向に往復動可能で且つ元の位置へ
の復帰機構を備えたナット素材の嵌装溝を有するガイド
部材と、前記ガイド部材を押動するためにガイド部材の
後方に配置された押棒と、前記ガイド部材の前方に回転
可能に保持されたベンドタップとを有するナットねじ立
て機において、前記ガイド部材の復帰機構が前記ガイド
部材とその後方に配置した基盤との間に連結された流体
圧シリンダにより形成されていることを特徴とするナッ
トねじ立て機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8019893A JPH06262433A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ナットねじ立て機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8019893A JPH06262433A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ナットねじ立て機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06262433A true JPH06262433A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13711694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8019893A Pending JPH06262433A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ナットねじ立て機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06262433A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102149427B1 (ko) * | 2020-04-09 | 2020-08-31 | 임영근 | 피가공물 자동 투입 및 태핑 장치 |
CN116237594A (zh) * | 2023-03-02 | 2023-06-09 | 宁波固远管件有限公司 | 一种攻牙设备 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP8019893A patent/JPH06262433A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102149427B1 (ko) * | 2020-04-09 | 2020-08-31 | 임영근 | 피가공물 자동 투입 및 태핑 장치 |
CN116237594A (zh) * | 2023-03-02 | 2023-06-09 | 宁波固远管件有限公司 | 一种攻牙设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980818 |