明 細 書 図形編集方法お よ びシステム 技術分野 本発明は、 ホス ト コ ン ピ ュータ (以下、 ホス ト と い う ) に よ り 集中管理されている所定形式の線図形を編 集する図形編集方法およびシステムに関する。 背景技術 従来か ら、 コ ン ピ ュータ を用いて予め作成され、 記 憶装置に記憶されている図面データ に基づき 図面をモ 二夕 ディ スプ レイ に表示させた り 、 表示された図形を 修正 (削除、 追加等) する こ と (以下、 コ ン ピ ュータ マ ッ ピ ングと い う ) が行われている。 こ の よ う な図面 には、 任意の地域の、 例えば、 ガス管、 水道管等の地 下埋設物の埋蔵状態を示す図面や、 道路形状お よ び道 路施設の状態を示す図面がある。
第 1 8図は従来の コ ン ピ ュータマ ツ ビ ングシステムの 構成例を示す。
こ の システムは端末 29およ びホス ト 2 1に よ り 構成さ れてお り 、 端末 29と ホス ト 2 1は通信回線 37に よ り 接続 されている。
端末 29は、 通信イ ンタ フ ヱ一ス 30、 制御プロ セ ッ サ 31、 ピク チ ャ メ モ リ 32、 フ レームノ\ 'ッ フ ァ 33、 CRT (表 示部) 34、 デイ ジタ イ ザ (入力部) 35、 お よ び画像バ ス 36を備えている。
ホス ト 21は、 メ モ リ 22、 通信イ ンタ フ ェース 25、 ホ ス ト プロセ ッ サ 26、 共通フ ァ イ ル記憶装置 27、 お よび ホス ト パス 28を備えている。
メ モ リ 22は、 アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ムを格納す る アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム記憶領域 24と 、 作業領 域 23と を有する。
共通フ ァ ィ ル記憶装置 27に記憶さ れる 図形データ は、 そ の形式が例えば第 19図に示す よ う に な っ てお り 、 ヘ ッ ダ 51と 、 ヘッ ダ 51に続く 図形データ 52と に よ り 構成されている。 図形データ 52は、 線の特徴点 ( ま たは、 変曲点) の位置を示す座標データ 53と 、 当該特 徵点 と次の特徴点 と の間の線種別や色等を示す属性 データ 54と よ り なる。 以下、 座標データ と属性データ の集合を特徴点データ (または、 変曲点データ ) と い う
第 20図はアプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム記憶領域 24に 格納される アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラムを示すフ ロー チャー ト である。
ディ ジタ イ ザ 35に編集対象図面 (用紙) がセ ヅ ト さ れている とする。 この状態で、 ステ ッ プ S201にて、 ォ ベレータ に よ るディ ジタイ ザ 35の操作に よ り 表示要求
コ マ ン ド が発行され、 編集対象図面を指定する ための 図面番号が入力 される と 、 ステ ッ プ S202にて、 表示要 求コ マ ン ド と 図面番号を制御プロセ ッ サ 31に よ り 画像 バス 36を介 し て通信イ ンタ フ ヱース 30に転送 し、 通信 ィ ンタ フ エース 30に よ り 通信回線 37を介 し てホス ト 21 に送信する。
ステ ッ プ S203にて、 ホス ト 21の通信イ ン タ フ ェース 25に よ り 表示要求 コ マ ン ド と 図面番号が受信さ れ る と 、 ホス ト プロ セ ッ サ 26に よ り 共通フ ァ イ ル記憶装置 27か ら相当する図面番号の編集対象図面の図形データ 群を取 り 出 し 、 取 り 出 した図形データ群をメ モ リ 22の 作業領域 23に格納する。 ついで、 こ の作業領域 23の図 形データ群をホス ト バス 28を介 して通信ィ ンタ フ エ ー ス 25に転送 し、 通信イ ン タ フ ヱース 25に よ り 通信回線 37を介 し て端末 29に送信する。
ステ ッ プ S204にて、 端末 29の通信イ ン タ フ ェース 30 に よ り 図形デー タ が受信 さ れる と 、 受信さ れた図形 データ を制御プロセ ッ サ 31に よ り ピクチ ャ メ モ リ 32に 格納す る 。 そ し て、 制御プロ セ ッ サ 31に よ り 、 ピ ク チ ヤ メ モ リ 32の図形データ をフ レームバ ッ フ ァ 33に格 納 し、 フ レームバ ッ フ ァ 33に格納された図形データ に 基づき 図形を CRT 34に ラスタ表示する。
ステ ッ プ S205にて、 編集を希望する線の削除、 追加 等の修正種別や修正起点を示す編集用 データ がオ ペ レータ に よ るディ ジタ イ ザ 35の操作に よ り 入力される
と 、 制御プロ セ ッ サ 31に よ り 編集用データ を通信イ ン タ フ ヱ ース 30に転送し、 通信ィ ン タ フ ェース 30に よ り 通信回線 37を介してホス ト 21に送信する。
ステ ッ プ S206に 、 ホス ト 21の通信イ ンタ フ ェース 25に よ り 編集用 データ が受信さ れる と 、 ホス ト プロ セ ッ サ 26は作業領域 23に格納されている図形データ を 編集用データ に基づき修正する。 修正後、 図形データ 群を修正表示用データ と して通信ィ ンタ フ エース 25に よ り 通信回線 37を介して端末 29に送信する。
ステ ヅ プ S207にて、 端末 29の通信ィ ン タ フ エース 30 によ り 修正用データが受信される と 、 受信された修正 用データ を制御プロセ ッ サ 31に よ り ピクチ ャ メ モ リ 32 に格納し、 ついで、 ピクチャ メ モ リ 32の図形データ を フ レームノ ツ フ ァ 33に ロー ド する。 そ して、 フ レーム ノ ツ フ ァ 33の図形データ に基づき図形を CRT34 に表示 する。 ついで、 ステ ッ プ S 208にて、 オペレータが端末 29を操作し て終了コマ ン ドをホス ト 21に送信し たか否 かを判定 し 、 判定 し た結果、 否定判定 し た場合はス テ ッ プ S205に戻り 、 肯定判定した場合はステ ツ プ S209 に移行し、 ステ ッ プ S209にて、 作業領域 23の全ての図 形データ を共通フ ァ イ ル記憶装置 27に記憶する。
しか しながら、 図形を修正するたびに、 作業領域 23 の全図形データをホス ト 21から端末 29に順次送 り 、 受 信された全図形データに基づき CRT34 に表示する よ う に しているので、 図形データが修正されて修正後の図
形が表示される ま での時間短縮に限界があ り 、 こ の時 間をそれ以上短縮する こ と ができ ず、 図形データ を修 正 し た後、 修正後の図形が表示 さ れる ま でに 、 オペ レータ が忍耐を越えて待される こ と にな り 、 編集作業 が円滑に進ま ない こ と があっ た。
こ の時間待を避けるために、 修正中のデータ を表示 し ないで修正する方式を と る こ と も あるが、 こ の場合 オペ レータ が誤操作する こ と があっ た。
ま た、 修正に際して作業領域 2 3の図形データ を修正 する よ う に し たので、 例えば、 既に行っ た修正処理の 間違いに気付いて前の図形データ を復元 し ょ う と する 場合、 作業領域 2 3には修正後の図形データ のみで、 修 正前の図形データが存在し ないので、 共通フ ァ イ ル記 憶装置 2 7か ら再び修正前の図形データ を作業領域 23に' ロー ド する必要が.あ り 、 復元に時間が掛かる と い う 問 題点があ っ た。
こ の よ う な問題点を解決する方法と し て、 ホス ト 2 1 の ア プ リ ケー シ ョ ンプロ グラ ム と 同一の ア プ リ ケー シ ヨ ンプロ グラムを端末 29に格納し、 修正に際 し、 こ のアプ リ ケーシ ョ ンプロ グラムに従っ て、 ホス ト 2 1の 作業領域の図形データ を端末 2 9.に設け た編集領域に ロー ド し 、 編集領域にロー ド された図形データ を修正 す る よ う に す る こ と が考え ら れる 。 こ の よ う に す る と 、 ハ一 ド ウ エ アおよびソ フ ト ウ ェ アが と も に コ ス ト が高いので、 端末 29の数が増加するに し たがっ て シス
テム全体の コス ト がア ッ プし、 実用性に乏しい と い う 問題点があ っ た。 発明の開示 そこ で、 本発明の目的は、 上記のよ う な問題点を解 決し、 図形データ修正から修正後の図形表示ま でに要 する時間を短縮し、 かつ、- 修正前の図形の表示を よ り 短時間で行う こ と ができ る図形編集方法お よ びシステ ム を提供する こ と に ある。
本発明の他の 目的は、 こ のよ う な図形編集方法を実 施するための コ ン ピ ュータプロ グラムプロダク ト を提 供する こ と に ある。
こ の よ う な 目的を達成するため、 本発明は、
1 ) ホス ト コ ン ピ ュータ の記憶手段に記憶された所 定形式の線図形データ を前記ホス ト コ ン ピ ュー夕 と通 信が可能な端末装置を用いて編集する図形編集方法に おいて、
前記端末装置からホス ト コ ン ピ ュータ に対して行わ れた編集対象図面の表示要求に応じて前記ホス ト コ ン ピ ュー 夕 の前記記憶手段か ら相当 する編集対象図面 データ を取 り 出 し前記ホス ト コ ン ピ ュータ 内の作業領 域にロー ドする第 1 ステ ッ プと 、
前記作業領域内の編集対象図面データ を前記端末装 置の記憶手段にロー ドする第 2 ステッ プと 、
前記端末装置の前記記憶手段に ロ ー ド された編集対 象図面デー タ に基づき編集対象図面を前記端末装置の 表示手段に表示する第 3 ステ ッ プと 、
前記端.末装置か e>前記ホス ト コ ン ピ ュ ー タ に対 し て 行われた編集対象図面中の編集対象線を特定する要求 に応じて相当する編集対象線を前記作業領域か ら検索 し検索結果を前記ホス ト コ ン ピ ュータ 内の編集領域に 展開する第 4 ステ ッ プ と 、
前記端末装置か ら前記ホス ト コ ン ピ ュータ に対 し て 行われた編集要求に応じて前記ホス ト コ ン ピ ュータ 内 の前記編集領域の編集対象線を編集する第 5 ス テ ッ プ と 、
前記ホス ト コ ン ピ ュータ内の前記編集領域の編集さ れた編集対象線データ を前記端末装置の前記記憶手段 に ロー ド する第 6 ステ ッ プと 、
前記端末装置の前記記憶手段に記憶されている編集 後の図面データ に基づき編集後の図面を前記端末装置 の前記表示手段に表示する第 7 ステ ッ プと
を備えた こ と を特徴 と する。
2 ) 上記 1 )の 図形編集方法に お い て、 前記第 4 ス テ ツ プは、 前記編集領域に展開された属性データ をそ れぞれ視覚的に峻別するための編集対象線表示用 コー ドに変更 し 、 前記第 6 ステ ッ プは、 編集対象線表示用 コー ド に変更された図形データ を前記端末に送信 し、 第 7 ステ ッ プは、 受信された変更後の図形データ に基
づき前記表示手段に表示する こ と を特徴と する。
3 ) 上記 1 )ま たは 2 )の図形編集方法において、 前記 第 5 ステ ッ プは、 前記編集対象線上の修正起点が前記 編集領域に展開された図形データの図画の座標データ に対応する場合にはその座標データを利用 し、 他方、 前記修正起点が先の座標データのいずれに も対応 しな い場合は、 前記修正起点の前後の特徴点間の線上で前 記修正起点に対応する点を新たな特徴点 と して当該図 形データ に取 り 込むこ と を特徴と する。
4 ) 上記 3 )の図形編集方法にお いて、 前記第 5 ス テ ツ プは、 編集用データの内容が 「編集対象線の修正 起点間の削除」 である場合には、 前記編集領域に展開 された図形データの、 前記修正起点に対応する特徴点 間の属性データ を前記表-示手段の背景色 コー ドに変更 した後、 少な く と も こ の特徴点の一方から他方までの 図形データを前記修正表示用データ と して前記端末に 送信し、
前記第 7 ステ ッ プは、 受信された修正用データ に基 づき編集対象線の特徴点間を背景色 と 同一の色で表示 する こ と を特徴と する。
5 ) 上記 3 )の図形編集方法にお いて、 前記第 5 ス テ ツ プは、 前記編集用データの内容が 「修正起点間の 起点」 であっ て、 この修正起—点が前記編集対象線上の 点に対応する ものでない場合は、 この修正起点を新た な特徴点と して前記編集領域に展開された図形データ
を取 り 込む こ と を特徴 と する。
6 ) 上記 3 )ま たは 5 )の図形編集方法において、 前記 第 5 ステ ッ プは、 前記編集用データ の内容が 「修正起 点間の追加」 である場合は、 前記編集領域に展開さ れ た図形データ の内容を、 こ の修正起点に対応する各特 徵点の座標データ を順に配置し、 かつ追加元特徴点の 属イ生 — のユ^ 1^ - -れ^^ も の に変更 し た後、 少な く と も こ の特徴点間の図形 データ を視覚的に峻別するための修正表示用データ と して前記端末に送信し、 前記第 7 ステ ッ プは、 受信さ れた前記修正用データ に基づき特徴点間を編集対象線 と して前記表示手段に表示する
こ と を特徴 と する。、
7 ) 所定形式の線図形-デ rタ を記憶し た記憶手段を 有する ホス ト コ ン ピ ュータ と
において、
前記ホス ト コ ン ピ ュータ は、
前記端末装置から前記ホス ト コ ン ピ ュー夕 に対 して 行われた編集対象図面の表示要求に応じて前記記憶手 段か ら相当する編集対象図面データ を取 り 出すデータ 取出手段 と 、
該データ取出手段に よ り 取 り 出された編集.対象図面 デー タ を前記作業領域に ロ ー ド す る第 1 ロ ー ド手段 と 、
前記端末装置から前記ホス ト コ ン ピ ュータ に対して 行われた編集対象図面中の編集対象線を特定する要求 に応じて相当する編集対象線を前記作業領域か ら検索 する検索手段と 、
該検索手段に よ る検索結果を展開する ための編集領 域と 、
-^M MMMSl M, M %、 &端 -装—置からホス ト コ ン ピ ュー夕 に対して行われた編集要求に応 じて編 集する編集手段 と を備え、
前記端末装置は、
前記データ取出手段に よ り取 り 出された編集対象図 面データ を前記端末装置の記憶手段に ロー ド し、 前記 編集領域の編集された編集 ¾ « データ を前記端末装 置の前記記憶手段に ー ドする第 2 ロー ド手段 と 、 ^^ ド手段に よ り ロー ド された編集対象図面 データ に基づき編集対象図面を表示し、 前記端末装置 の前記記憶手段に記憶されている編集後の図面データ に基づき編集後の図面を表示する表示手段と
を備えた こ と を特徴と する。
8 ) 所定形式の線図形データ を記憶した記憶手段を 有するホス ト コ ン ピュータ と、 該ホス ト コ ン ピ ュータ と通信が可能な端末装置と を備えた図形編集システム で用い られる コ ン ピュータプログラムプロ ダ.ク 卜 にお いて、
前記端末装置によ り 行われた編集対象図面の表示要
求に応 じ てホス ト コ ン ピ ュータ 内の記憶手段か ら相当 する編集対象図面データ を取 り 出 し前記端末装置に送 信する、 前記ホス ト コ ン ピ ュータ に よ り 読み取 り 可能 な第 1 プロ グラ ム コー ド手段と 、
前記記憶手段から取 り 出された編集対象図面データ を前記ホ ス ト コ ン ピ ュータ 内の作業領域に ロ ー ド す る、 前記ホス ト コ ン ピ ュータ に よ り 読み取 り 可能な第 2 プロ グラ ム コー ド手段と 、
前記端末装置からホス ト コ ン ピ ュー夕 に対し て行わ れた編集対象図面中の編集対象線を特定する要求に応 じて相当する編集対象線を前記作業領域か ら検索 し検 索結果を前記ホス 卜 コ ン ピ ュータ内の編集領域に展開 する、 前記 コ ン ピ ュータ に よ り 読み取 り 可能な第 3 プ ロ グラ ム コ ー ド手段と 、
前記端末装置からホス ト コ ン ピ ュータ に対 し て行わ れた編集要求に応じて前記編集領域の編集対象線を編 集し編集結果を前記端末装置に送信する、 前記ホス ト コ ン ピ ュ ー タ に よ り 読み取 り 可能な第 4 プロ グラ ム コー ド手段 と
前記ホ ス ト コ ン ピ ュ ー タ に装着可能な記憶媒体で あっ て、 前記第 1 ない し第 4 プロ グラム コー ド手段を 収容 し た記憶媒体と
を備えた こ と を特徴とする。
図面の簡単な説明 第 1 図は本発明の原理を説明するための説明図 (そ の 1 ) である。
第 2 図は本発明の原理を説明するための説明図 (そ の 2 ) である。
第 3 図は本発明の一実施例に係る図形編集シス テム を示すプロ ッ ク図である。
第 4 図は第 3 図に示す C RT 3 4 に表示し た修正前の編 集対象図面の一例を示す図である。
第 5 図は編集対象図面の用紙をディ ジタ イ ザにセ ヅ 卜 した状態を示す略図である。
第 6 図は C R T に表示される修正後の編集対象図面を 示す図である。
第 7 図はアブ リ ケーシ ョ ンプロ グラム記憶領域 24に 記憶される線分削除アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ムの一 例 (その 1 ) を示すフ ローチャー ト である。
第 8 図はアプ リ ケーシ ョ ンプロ グラム記憶領域 24に 記憶される線分削除アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ムの一 例 (その 2 ) を示すフ ローチ ャー ト である。
第 9 図はアプ リ ケーシ ョ ンプログラム記憶領域 24に 記憶される線分追加アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラムの一 例 (その 1 ) を示すフ ローチャー ト である。
第 10図はアブ リ ケーシ ヨ ンプロ グラム記憶領域 24に 記憶される線分追加アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ムの一
例 (その 2 ) を示すフ ローチ ャー ト である。
第 11図は線分削除およ び線分追加を説明す る ための 編集対象線の一例を示す図である。
第 12図は作業領域か ら編集領域に展開 さ れた図形 データ の内容を示す図である。
第 13図 は編集対象線の う ち の線 [ P1 3 - P5 - P6 -
Ρι τ ] を削除する際の図形データの内容を示す図であ る。
第 14図は第 9 図に示すステ ッ プ S92 にて端点 3 を 追加元点 と して処理し た際の図形データ の内容を示す 図である。
第 15図は第 9 図に示すステ ッ プ S95 にて最初の追加 点 P , 4 に対する修正処理が終了 した際の図形データ の 内容を示す説明図である。
第 16図は追加処理終了後の図形データ を示す図であ る。
第 17図は第 11図に示す編集対象線に線 [ P1 2 — P1 8 - P1 9 ] を追加する追加処理が終了 し た際の図形デー 夕 を示す図である。
第 18図は従来の コ ン ピュータマ ツ ビ ングシステムを 示すブロ ヅ ク図である。
第 19図は図形データのフ ォーマ ツ 卜 の一例を示す図 である。
第 20図は第 18図に示すアプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム 記憶領域に格納されるアプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ムの
—例を示すフ ローチ ャー ト である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明 する。
第 1 図お よび第 2 図を参照して本発明の原理を説明 する。
第 1 図および第 2 図において、 1 はホス ト であ り 、 アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラム 2 が所定の記憶装置に格 納されてお り 、 共通フ ァ イ ル 3 が所定の記憶装置に格 納されてお り 、 共通フ ァ イ ル 3 から取 り 出された編集 対象図面を 格納 す る た め作業領域 (作業領域) 4 と 、 作業領域 4から取 り 出された編集対象線を展開す るための編集領域 5 を有する。
アブ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム 2 は共通フ ァ イ ル 3 か ら編集対象図面を取 り 出 し、 取り 出 した編集対象図面 を作業領域 4 に格納し、 ついで、 作業領域 4の編集対 象図面から編集対象線を検索し、 検索された編集対象 線を編集領域 5 に展開 し、 編集領域 5 の編集対象線を 端末 6 からの編集用データ に基づき修正する等の処理 を行う ための ものである。
共通フ ァ イ ル 3 は所定形式の複数の図形データ であ り 、 各図形データ は線図形を構成する線上の各特徴点 の位置を示す座標データ と 、 当該特徴点間の線種別や
色等を示す属性データ よ り なる。 属性データ には特徴 点間を結ぶ半円等の曲線を定義する コ ー ド を含む こ と も で き る。 共通フ ァ イ ル 3 は一括管理されている。
6 は端末であ り 、 入力部 7 および表示部 8 を備えて いる。 シス テム全体 と して複数の端末 6 がホス ト 1 に 接続されて い る。
入力部 7 は例えばデイ ジタ イ ザであ り 、 編集対象図 面お よ び編集対象線の指示や、 編集対象データ の入力 を行う ための ものである。
表示部 8 は、 例えば、 C RT であ り 、 作業領域 4 の図 形データや、 編集領域 5 の図形データ に基づき 図形が 表示されている。
次に、 第 1 図お よ び第 2 図を参照 して図形編集手順 を説明する。
( 1 ) オペ レータ に よ り 入力部 7 が操作され、 例えば、 編集対象図面の図面番号が入力される と 、
( 2 ) 端末 6 は こ の編集対象図面の表示要求コ マ ン ド を ホス 卜 1 に送信する。
( 3 ) 表示要求コ マ ン ド を受信したホス ト 1 は、 アプ リ ケーシ ヨ ンプロ グラ ム 2 に従っ て、 編集対象図面の全 ての図形データ を共通フ ァ イ ル 3 か ら取 り 出 し 、 取 り 出 し た編集対象図面を作業領域 4 に格納 し、
( 4 ) ま た、 作業領域 4 の編集対象図面の図形データ を 表示要求元の端末 6 に送信する。
( 5 ) 端末 6 に よ り 編集対象図面の図形データ が受信さ
れる と 、 こ の図形データ を端末 6 の所定の記憶装置に 格納 し、 こ の図形データ に基づき編集対象図面を表示 部 8 に表示する。 よ っ て、 オペレータ は表示画面で編 集対象線を確認する こ と ができ る。
( 6 ) ついで、 例えば、 入力部 7 と してのデイ ジタ イ ザ にセ ッ ト されている編集対象図面の編集対象線上の任 意の点の座標が入力部 7 から入力される と 、
( 7 ) 入力 さ れた荜標のデータ を端末 6 に よ り 送信す る。
( 8 ) ホス ト 1 に よ り 座標データが受信される と、 アブ リ ケーシ ヨ ンプロ グラム 2 に従っ て、 この座標の近傍 の 座標 を 有 す る 図形デー タ を作業領域 4 か ら 検索 し、 検索された図形データを編集領域 5 に展開する。 展開する際に、 その属性データ を編集対象線表示用の' コー ド、 例えば、 .特定の色 コー ドや特定の線種別コー ド等に変更する。
( 9 ) ついで、 編集領域 5 に展開された図形データ をホ ス ト 1 に よ り 端末 6 に送信する。
( 1 0 )端末 1 に よ り こ の図形データが受信される と 、 受 信された図形データ に基づき端末 6 の所定の記憶装置 の内容を変更し、 こ の図形データ に基づき図形を表示 部 8 に表示する。 表示された図形は、 属性に従っ て、 例えば、 「赤表示」 や 「破線表示」 される。 よ っ て、 オペ レータ は編集対象線を視覚的に識別でき る こ と に なる。
(11)オペ レータが入力部 7 と してディ ジタ イ ザを操作 し て修正起点や修正種別 (削除、 追加等) 等の編集用 データ が入力 される と 、
(12)編集 用 デー タ を 端末 6 か ら ホ ス ト 1 に 送信 す る。
(13)ホス ト 1 は こ の編集用データ を受信する と 、 アブ リ ケーシ ヨ ンプロ グラ ム 2 に従っ て、 編集領域 5 の編 集対象線を編集用データ に基づき修正する。
(1.4)そ し て 、 変更 さ れた レ コ ー ド のみ を修正表示用 データ と し てホス 卜 1 か ら端末 6 に送信する。
( 15 )端末 6 に よ り 修正用データが受信される と 、 こ の 修正用データ に基づき端末 6 の所定の記憶装置の内容 を変更し、 変更後の図形データ に基づき 図形を表示部 8 に表示する。
(16)オペ レータの入力部 7操作に よ り 再び編集用デー タ が入力される と 、 ステ ッ プ ( 11 )に戻 り 、 他方、 オペ レー夕の入力部 7操作に よ り 図形データ決定が行われ る と 、 編集対象線の修正処理を終了する。
こ こ で、 編集対象線の図形データ を編集対象図面の 図形データ を全て格納している作業領域 4か ら編集領 域 5 に一旦展開 (複写) し、 端末 6から編集用データ を受けた と き 、 こ の編集領域 5の図形データ のみを修 正するが、 作業領域 4の図形データ はその ま ま と し 、 こ の修正し た部分を修正表示用データ と して端末に送 信する よ う に し たので、 作業領域 4の図形データ が変
更された り 、 ま た、 修正処理が行われていない編集対 象外の線の図形データ までもが修正表示用データ と し て端末 6 に送信された り する こ と はない。
こ の よ う に したので、 編集用データが入力されてか ら修正後図面が端末 6 に表示される ま での要処理時間 が短縮される。 ま た、 作業領域 4から必要に応 じて修 正前の図形データ を復元する こ と ができ る。
編集対象線の編集が全て終了 してから、 すなわち、 編集領域 5 に展開された編集用データの修正が全て終 了してから、 この修正後の編集用データ で作業領域 4 の対応する図形データ を更新し、 さ らに、 こ の作業領 域 4の編集対象図面の図形データ を共通フ ア イ ルに移 して保管する。
また、 編集領域 5 に 開された図形データ中の属性 データ を編集対象線表示用の コー ドに変更した後、 こ の変更後の図形データ を端末 6 に送信し、 端末 6 によ り 図形データ を受信し、 受信された図形データ に基づ いて属性を変更した図形を表示部 8 に表示する よ う に したので、 オペレータは表示画面上の多数の線の中か ら編集対象線を確実にま た瞬時に把握する こ と ができ る。
第 3 図は本発明の一実施例の構成を示す。 第 3 図に お い て 、 第 1 8図 と 同一部芬 は 同一符号 を 付 し て あ る。
本実施例は従来例と比較して次の 2 つの点で相違す
る。 第 1 の相違点は、 メ モ リ 22の構成に あ り 、 従来例 では、 ア プ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム記憶領域 24と作業 領域 23を設けたが、 本実施例では、 アプ リ ケー シ ョ ン プロ グラ ム記憶領域 24と作業領域 23の他に、 編集領域 20を設けている。 第 2 の相違点は、 アプ リ ケーシ ョ ン プロ グラ ム記憶領域 24に記憶される アプ リ ケーシ ョ ン プロ グラ ム に ある。 すなわち、 本実施例のアプ リ ケー シ ョ ン プ ロ グラ ム は、
端末 29に よ り 行われた編集対象図面の表示要求に応 じて共通フ ア イ ル記憶装置 27か ら相当する編集対象図 面データ を取 り 出 し端末 29に送信するプロ グラ ム コ ー ド手段 と 、
共通フ ァ イ ル記憶装置 27から取 り 出された編集対象 図面データ をホス ト 21内の作業領域 23に ロ ー ド するプ ロ グラ ム コ ー ド手段と 、
端末 29か らホス ト 21に対して行われた編集対象図面 中の編集対象線を特定する要求に応じて相当する編集 対象線を作業領域 23から検索し検索結果をホス ト 21内 の編集領域 20に展開するプロ グラム コ ー ド手段 と 、 端末 29か らホス ト 21に対して行われた編集要求に応 じ て編集領域 20の編集対象線を編集 し編集結果を端末 29に送信するプロ グラム コー ド手段と
を有する。
なお、 コ ン ピ ュ ータ プ ロ グラ ム プロ ダク ト と し て は、 ホス ト 21が読み取 り 可能な記憶媒体に こ のアプ リ
ケーシ ヨ ンプロ グラムが記憶されている ものであれば 良い。 ホス ト が読み取 り 可能な記憶媒体 と しては、 磁 気記憶媒体、 光磁気記憶媒体等がある。
本実施例の CRT 3 4 は第 4図に示すよ う に編集対象図 面 40を一度に表示でき る。 編集時、 本実施例のデイ ジ タ イ ザ 3 5上の第 5 図に示す位置に編集対象図面の用紙 がセ ヅ 卜 される。 デイ ジタイ ザ 3 5には、 第 5 図に示す 位置に 、 「削除」 、. 「追加」 、 「線取出」 、 「点取 出 」 、 「図形デー タ 決定 J 、 お よ び 「作業領域修 正」 を入力するための コマ ン ドメ ニュー 42が設けられ ている。
例えば、 第 5 図に示す編集対象図面 4 1上の線分 ab、 線分 b eを削除 し 、 ついで、 線分 a cを追加す る場合に は、 ま ず、 オペレータ はデイ ジタ イ ザ 3 5を操作してコ マ ン ドメ ニ ュー 42の 「削除」 を選択し、 ついで、 修正 起点と して線分 ab、 線分 b eの変曲点 a, b , c を入力 する。 その後、 コマ ン ドメ ニュー 4 3の 「追加」 を選択 し 、 つ いで、 修正起点 と し て変曲点 a, c を入力す る。 こ の場合の、 編集対象線は変曲点 a, b , c を含 む線 £ t だけであ り 、 その他の線 £ 2 , β 3 , …は全 て編集対象外である。 この場合、 C RT 3 4 の表示画面は 最終的に第 6 図に示すよ う になる。 こ の画面から指定 し た編集の処理が終了 した こ と をオペレータ は確認す る こ と ができ る。
次に、 アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム記憶領域 24に格 納さ れる本実施例のアプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム を説 明する。
第 7 図お よ び第 8 図は本実施例に係る図形編集シス テ ム に お け る線分削除時の処理手順の一例を示す フ ロ ーチ ャー ト である。
編集対象図面がデ ィ ジ タ イ ザ 35に セ ッ 卜 さ れてお り 、 特定された編集対象図面が共通フ ァ イ ル記憶装置 27か ら取 り 出されて作業領域 23に格納されてお り 、 こ の特定された編集対象図面が CRT34 に表示さ れて いる と する。
こ の状態で、 ま ず、 編集対象線を取 り 出す。 すなわ ち、 ステ ッ プ S71 にて、 オペ レータ に よ る ディ ジタ イ ザ 35の操作に よ り コマ シ ドメ ニュー 42の 「削除」 が選 択される。 ついで、 ステ ッ プ S 72 にて、 オペ レータ に よ るディ ジタ イ ザ 35の操作に よ り コ マ ン ド メ ニ ュー 42 の 「線取出」 が選択され、 編集対象と する線上の任意 の 1 点 (入力点) の座標が入力される と 、 選択コ マ ン ド と 入力点の座標データが制御プロセ ッ サ 31に よ り 画 像バス 36を介 して通信イ ンタ フ ェース 30に転送 し 、 通 信ィ ンタ フ ユース 30に よ り 通信回線 37を介 してホス 卜 21に送信する。
ホス ト 21の通信ィ ンタ フ ヱース 25に よ り 選択 コ マ ン ド と入力点の座標データが受信される と 、 受信さ れた 入力点の座標データ に基づき 、 ホス ト プロ セ ッ サ 26に
よ り 、 当該座標データの近傍の座標データ を有する編 集対象線の図形データ を作業領域 23から検索 し、 検索 さ れた図形デー タ の属性データ を編集対象線表示用 コー ド 「 2 」 、 例えば、 赤色表示コー ド に変更し、 編 集領域 20に展開する 。 編集領域 20に展開 さ れた図形 データ の内容を第 12図に示す。 第 12図において、 属性 データ Γ 5 J はその座標データの点が最終特徴点であ る こ と を示すコー ドである。 当該座標データ の近傍の 座標データ を有する編集対象線を検索するのは、 オペ レー夕がディ ジタ イ ザ 35を用いて指示し ょ う と する位 置と実際に指示される位置が正確に一致しないか らで ある。
そ して、 展開後の図形データ をホス トプロセ ッ サに よ り ホス ト パス 28を介して通信ィ ンタ フ ェース 30に転 送し、 通信イ ンタ フ ェ ース 30に よ り 通信回線 37を介し て端末 29に送信する。
端末の通信イ ンタ フ ヱース 30によ り 図形データが受 信される と 、 ステ ッ プ S73 にて、 受信された図形デー タ を制御プロセ ッ サ 31に よ り ピクチャ メモ リ 32に追加 する。 その後、 ピクチャ メ モ リ 32に格納されている図 形データ をフ レームバ ッ フ ァ 33に上書き し、 フ レーム バ ヅ フ ァ 33の図形データ に基づき編集対象線を CRT34 に表示する。 編集対象線の一例を第 11図に示す。 第 11 図において、 P iは i 番目の特徴点 (変曲点) を示し、 その座標を (X i, y i ) と する。 表示された編集対象線
は赤色で表示されるので、 編集対象線は他の線 と 視覚 的に峻別で き る こ と になる。
赤色で表示された編集対象線 [ ? ! — ?2— — — ? ^ -
P i 2 ] か ら 、 例えば、 線分 [ P4— Ps] 上の点 P1 3 と 、 線分 [ P6— P7] 上の点 P1 7 と を端点 と する線 [ P1 3 —
P5 - Pe - P I T ] を削除する場合のアプ リ ケーシ ョ ンプ ロ グラ ムの フ ローは次の よ う になる。
すなわち、 ステ ッ プ S75 にて、 ま ず、 オペ レータ に よ るディ ジタ イ ザ 35の操作に よ り コ マ ン ド メ ニ ュ ー 42 の 「点取出」 が選択される。 ついで、 デイ ジタ イ ザ 35 に セ ッ ト さ れ て い る 編集対象図面上 の 線 の う ち 、 CRT34 に赤色で表示された編集対象線に対応する線上 の削除対象部分の始点 と 終点、 す なわ ち 、 点 P , 3 と Pi 7 が、 オペ レータ に よ るディ ジタ イ ザ 35の操作に よ り 入力 される こ と になる。 する と 、 制御プロ セ ッ サ 31 に よ り 選択コ マ ン ド と入力点の座標データ を画像バス 36を介 して通信イ ンタ フ ヱース 30に転送 し 、 通信イ ン タ フ ヱース 30に よ り 通信回線 37を介 してホス ト 21に送 信する。
ステ ッ プ S87 にて、 ホス ト 21の通信イ ン タ フ ェ ース 25に よ り 選択コマ ン ド と入力点の座標データ が受信さ れる と 、 入力点の座標データ と 、 編集領域 20に展開さ れている編集対象線の図形データ と を用 いて、 ホス ト プ ロ セ ッ サ に よ り 、 始点 と 終点の正確な座標を求め る。 こ れは、 オペレータがデイ ジタ イ ザ 35を用 いて指
示 し よ う と する位置と実際に指示される位置が正確に 一致しないか らである。 まず、 入力点から編集対象線 の各線分に下ろ した垂線の長さが最短と なる線分を求 める。 こ の場合、 [ P<— P5] および [ P6— P7] がそれ ぞれ求め られる こ と になる。 ついで、 特定された これ ら の 線分 と こ れ ら の 線分 に下 ろ し た垂線 と の 交点 の座標をそれぞれ算出する。 この場合、 座標 ( χ 1 3 , y1 3 ) と座標 (x1 7 , y i T ) がそれぞれ算出される こ と になる。
そ し て 、 ス テ ッ プ S87 で編集領域 20の P4の変曲点 データの次に P13 の変曲点データ を設定し、 また、 P6 の変曲点データの次に Pl 7 の変曲点データ をそれぞれ 設定する。 しかも、 P13 、 P5および P6の各属性データ を背景色 (例えば、 緑色) 表示用 コー ド Γ 3 」 に変更 し、 ま た、 P17 の属性データを編集対象線表示用 コー ド 「 2 J に変更する。 このよ う に した図形データ の内 容を第 13図に示す。 その後、 こ の修正部分の P17 の属 性データ を最終特徴点 コ ー ド Γ 5 J に変更し 、 つい で、 第 13図に示す修正部分のみの削除表示用 (修正表 示用) データ 45を作成してホス トプロセ ッ サに よ り ホ ス ト バス 28を介して通信ィ ン夕 フ ェース 25に転送し、 通信イ ンタ フ ェース 25に よ り 通信回線 37を介して端末 29に送信す る 。 なお、 修正後の図形データ 、 すなわ ち、 修正後の 1 レコー ドを端末 29に送信する よ う に し て も良い。 こ の場合、 ピクチユ アメ モ リ 32が余計に使
用 される こ と になる。
ス テ ッ プ S88 に て、 端末 29の通信イ ン タ フ ヱ ース 30 を介 し て削除表示用データ 45が受信される と 、 受信さ れ'た削除表示用 データ 45を ピ ク チ ャ メ モ リ 32に追加 し、 そ して、 ピクチ ャ メ モ リ 32の削除表示用データ 45 を画像バス 36を介してフ レームバ ッ フ ァ 33に転送 し 、 こ の削除表示用データ 45に基づき 図形を CRT34 に表示 す る 。 こ の場合、 線 [ Ρ13 - Ρ5 - Ρβ- P1 7 ] は背景 色 と 同一の色で表示されるので、 線 [ P13 — P5— P6— P: 7 ] が編集対象線から削除された よ う に見える こ と になる。
オペ レータ に よ るディ ジタ イ ザ 35の操作に よ り 、 コ マ ン ドメ ニ ュー 42の 「図形データ決定」 が選択される と 、 その コ マ ン ドメ ニ ューが制御プロセ ッ サ 31に よ り 画像パス 28を介 して通信ィ ンタ フ エース 30に転送 し 、 通信ィ ン タ フ ユース 30に よ り 通信回線 37を介し てホ ス ト 21に送信する。
端末 21の通信イ ンタ フ ヱース 25に よ り 「図形データ 決定 J コ マ ン ドが受信される と 、 ホス ト プロ セ ッ サに よ り 編集対象線の修正処理を終了する。
なお、 ステ ッ プ S73 にて、 編集対象線の図形データ を作業領域 23か ら検索す る 際に 、 作業領域 23の図形 データ で特定される各線について入力点を含むか否か を調べる。 その結果、 こ の入力点を通る線があればそ の図形データ を選択し、 他方、 .入力点を通る線がなけ
れば、 入力点か らの垂線の距離が最も短く なる線の図 形データ を選択する。
ま た、 既に説明 したが、 ステッ プ S73 お よ びステ ツ プ S76 にて、 オペ レータのディ ジタイ ザ 35の操作に よ り 、 入力された点から垂線の長さが最短と なる線の図 形データ を求める処理を行う のは、 デイ ジタ イ ザ 35で の入力点の読み取 り 精度が低 く 編集対象線上の点の座 標データ が正確に入力 さ れな い こ と があ る か ら であ る。
ま た、 削除部分の始点および終点が特徴点 と一致す る場合、 例えば、 第 11図に示す線 [ P8— Pg— P,。 ] を 削除する場合は、 ステ ッ プ S76 にて、 始点およ び終点 の座標データ が編集領域 20に編集対象線の座標データ と して既に展開されている こ と を確認した後、 垂線と ' の交点を求める等の処理を行わずに、 この座標データ を次のステ ッ プで用いる よ う に して も良い。
第 9 図お よび第 10図は本実施例に係る図形編集シス テム にお ける線分追加時の処理手順の一例を示すフ ローチャー ト である。 これは、 線 [P13 — P" - P l 5
- P17 ] を追加する例である。
ステ ッ プ S91 にて、 オペレータ.によるデイ ジタイザ 35の操作に よ り 、 コマ ン ドメ ニュー 42の 「追力 Q J が選 択され、 ステ ッ プ S92 にて、 同様に して、 コ マ ン ドメ ニ ュ ー 42の 「点取出」 が選択さ れる 。 ついで、 オペ レ一タ に よ るディ ジタイ ザ 35の操作によ り 、 CRT34 の
表示画面で消去された部分の端点、 例えば、 点 P! 3 が 追加元点 と し て入力される と 、 選択された コ マ ン ド と 入力点の座標データ を制御プロ セ ッ サ 31に よ り 端末 29 の通信イ ン タ フ ヱース 30に転送し、 通信イ ンタ フ エ一 ス 30に よ り 通信 回 線 37を 介 し て ホ ス ト 21に 送信す る。
ステ ッ プ S93 にて、 ホス ト 21の通信イ ン タ フ ェース 25に よ り 、 コ マ ン ド と入力点の座標データ が受信され る と 、 受信さ れた コマ ン ド と入力点データ に基づき 、 ホス ト プロ セ ッ サに よ り 編集領域 20の図形データ を修 正する。 すなわち、 点 P , 2 の属性データ を最終特徴点 コー ド Γ 5 J から ジ ャ ンプコー ド Γ 4 J に変更し、 か つ 、 受信 さ れ た 入 力点 デー タ ( 座標デー タ ) に 基 づいて図形データから取 り 出 した座標データ ( x1 3 , i s ) と 、 最終特徴点コー ド Γ 5 J と を新たな変曲点 データ と して、 点 P! 3 の次に設定する。 端点 P i 3 を追 加元点 と し て処理した際の図形データの内容を第 14図 に示す。 こ こ で、 ジャ ンプコー ド Γ 4 」 はその点か ら 次の点に ジ ャ ンプする こ と を示す コー ド、 すなわち、 両点の間では線分を構成しない こ と を示す コ ー ド であ る。
ま た、 ステ ッ プ S94 にて、 オペレータ に よ るディ ジ タ イ ザ 35の操作に よ り 、 点 P Γ4 が最初の追加点と して 入力される と 、 制御プロセ ッ サ 37に よ り 入力点の座標 データ を端末 29の通信イ ンタ フ ヱース 30に転送し、 通
信ィ ンタ フ エース 30に よ り 通信回線 37を介してホス 卜 21に送信する。
ステ ッ プ S95 にて、 入力点の座標データ がホス ト 21 の通信イ ンタ フ ヱース 25に よ り 受信され と 、 ホス ト プ 口 セ ヅ サに よ り 編集領域 20の図形データ を修正する。 すなわち、 追加元点の属性データ を最終特徴点コー ド 「 5 J か ら編集 象線表示用 コー ド 「 2 J に変更し、 かつ、 追加元点の座標と最終特徴点コー ド 「 5 J と よ り な る新たな変曲点データ を追加元点の変曲点データ の次に設定する。 最初の追加先点 P , に対する修正後 の図形データ を第 15図に示す。
ついで、 ステ ッ プ S 106にて、 ホス ト プロセ ッ サに よ り 、 編集領域 20の図形データの う ちの追加元点と追加 先点の変曲点データ を取 り 出 し て追加表示 (修正表 示) 用データ 46を作成し、 作成された追加表示用デー タ を 通信イ ン タ フ ヱ ー ス 25に 転送 し 、 通信イ ン タ フ エース 25に よ り 通信回線 37を介して端末 29に送信す る。 送信後、 追加先点を新たな追加元点と して認識す る。
ステ ツ プ S107にて、 追加表示用データが端末 29の通 信イ ンタ フ ェース 30に よ り 受信される と 、 制御プロ セ ッ サ 31に よ り 、 この追加表示用データ 46を ピクチャ メ モ リ 32に書き込む。 ついで、 制御プロセ ッ サ 31によ り 、 ピ ク チ ャ メ モ リ 32の図形データ を フ レームノ ツ フ ァ 33に ロー ド し、 フ レームバッ フ ァ 33の図形データ
に基づいて図形を CRT34 に表示する。 表示さ れた図形 は追加元点 と 追加先点の間が編集対象線表示色で表示 さ れる こ と になる。
ステ ッ プ S108にて、 さ らに、 オペ レータ に よ るディ ジタ イ ザ 35の操作に よ り 、 コ マ ン ドメ ニ ュー 42の 「図 形データ決定」 が入力される と 、 ステ ッ プ S112に移行 し 、 ステ ッ プ S 112にて、 編集対象線への追加処理を終 了する。
他方、 ステ ッ プ S108にて、 オペ レータ iこ よ るデイ ジ タ イ ザ 35の操作に よ り 、 次の追加先点が入力 さ れ る と 、 すなわち、 編集対象線に対する追加処理が終了 し て いない場合は、 ステ ッ プ S109に移行する。
ステ ッ プ S109にて、 追加先点が点 P1 7 である場合に は、 オペ レータ は コマ ン ドメ ニ ュー 42の 「点取出」 も 選択すべき である。 そ して、 その座標データ お よ び選 択 コ マ ン ド を 制御 プ ロ セ ッ サ 31に よ り 通信 ィ ン 夕 フ ヱース 30に転送し、 通信ィ ンタ フ エース 30に よ り 通 信回線 37を介 してホス ト 21に送信する。
ステ ッ プ S110にて、 ホス ト 21の通信イ ン タ フ ェース 25に よ り 「点取出」 コマ ン ドが受信された場合は、 ス テ ツ プ S111に移行し、 他方、 「点取出」 コ マ ン ドが受 信されない場合は、 ステ ッ プ S95 に移行する。
ス テ ッ プ S 111に て 、 受信さ れた追加先点 P , 7 に基 づき編集領域 20の図形データから座標データ ( X l 7 , 1 7 ) を取 り 出 し、 これを追加先点の新たな座標デー
夕 と認識し、 ステ ッ プ S95 に戻る。 追加処理が終了 し た時点で の 編集領域 20の 図形デー タ を 第 16図 に示 す。
ま た、 編集対象線の [ P β— P 9— P t。 ] を削除 し た 後、 [ P8 — 。 ] の破線部分を追加する場合は、 第 9 図および第 10図に示すステ ッ プ S91 ない しステ ッ プ S1 12において次の よ う にする。
ステ ッ プ S92 にて、 点 P12 に替えて、 例えば、 P8を 追加元点と して用い、 ステ ッ プ S93 にて、 座標データ
( xi3 , yi 3 ) に替えて、 座標データ (x8, y8) を取 り 出 し、 ス テ ッ プ S 109に移行す る 。 ステ ッ プ S 109に て、 P t 0 を追加先点と して入力する と と も に、 コマン ド メ ニ ュ ー 42の 「点取出 J の選択 も 行 い 、 ス テ ツ プ S111に て 、 ( χ1 7 , y t 7 ) に替え て座標データ
( χιο , yio ) を取 り 出し、 ステッ プ S94 を省略し、 ステ ッ プ S93 からステ ッ プ S109に移行する。
さ らに、 編集対象線の端点 P L 2 に、 例えば、 [ P L 2
- Pie - P i 9 】 の部分を追加する場合、 ステ ッ プ S92 にて、 点 P: 2 の属性データ を Γ 5 J から Γ 4」 に変更 する こ と を省略して も良い。 この追加処理が終了 した と きの図形データ を第 17図に示す。
この よ う な編集対象線に対する削除、 追加の処理が 終了 して 「図形データ決定」 の コマ ン ド に よ っ てその 内容が確定した修正後図形レ コー ドから削除フ ラ グ レ コー ドのデータ を削除し、 その間をジ ャ ンプコー ドで
接続し 、 「 2 J を 「 1 」 に変更する。 編集領域 2 0か ら 作業領域 2 3の当該 レ コー ドを更新、 すなわち当該編集 対象線の修正前図形データ を更新する場合に は、 コ マ ン ド メ ニ ュー 4 2の 「作業領域修正」 の コ マ ン ドが用 い られる。
さ らに ま た、 修正途中で当該図形の修正前の図形が 必要な場合には、 オペ レータがデイ ジタ イ ザを操作 し て 、 「削除」 や Γ埠加」 の コ マ ン ド メ ニ ュ ーを選択 し、 ついで、 入力点の座標を入力する と 、 編集領域に ある当該 レ コ ー ドの 「 2 」 の属性を もつデータ が全て
「 3 」 の削除フ ラ グに変更されて、 表示部に送付され る と共に、 再度作業領域の当該 レ コー ド番号の レ コー ドが編集領域に ロー ド されて、 表示される。 作業領域 の図形データが編集領域に ロー ド され、 こ の図形デー 夕 に基づき 図形が表示される こ と になる。 よ っ て、 編 集領域に図形データがコ ン ピ ュータ作動のみで復元さ れる こ と にな る。
本実施例では、 編集対象図面の全ての図形データ を 格納する作業領域から実際に編集対象 と な っ ている線 の図形データのみを編集領域に展開 し、 端末か らの編 集用データ に対しては当該編集領域の図形データ のみ を 変更 ( 削 除 、 追加 ) し 、 かつ 、 変更 さ れ た 図形 デー タ のみ 端末に送信 し 、 こ の図形デー タ に基づ き 、 端末に格納されている図形データ に追加する形で 修正し、 修正後の図形データが上書き され、 その図形
データ に基づき図形を表示する よ う に し たので、 オペ レータ が編集用データ をホス ト に送信してか らその修 正後の図面が端末に表示される までに要する処理時間 を短縮す.る こ と ができ る。
また、 本実施例では、 編集対象線を例えば色を付け て他の線 と峻別する よ う にし、 また、 編集対象線の削 除部分を背景色で表示する よ う に したので、 編集対象 線の修正処理をよ り 効率的に行う こ とができ る。