WO1991015009A1 - Dispositif de fixation d'une affiche publicitaire - Google Patents

Description

明 細 書

広告掲示物取付装置 技術分野

本発明は、 シー ト状の広告掲示物を広告媒体に取 り付け るための広告掲示物取付装置に関する 。 背景技術

従来、 シー ト状の広告掲示物を しつかり と確実に広告媒 体に固定するためには、 例えば糊等の粘着剤を広告掲示物 に塗布して直接に広告掲示物を広告媒体に貼付して又はパ ネル状部材に広告掲示物を貼付してこのパネル状部材を介 して間接的に広告掲示物を広告媒体に取 り付けている。

しかし乍ら 、 粘着剤を広告掲示物に塗付して広告掲示物 をパネル状部材若しく は広告媒体物に貼りつける作業又は パネル状部材若し く は広告媒体物から広告掲示物を剥がす 作業等は、 多く の手間及び時間を要し、 多くの費用がかか る と いう 欠点がある 。

本発明は、 前記諸点に鑑み成された ものであ り 、 その目 的とする と こ ろは、 広告掲示物の前述の貼 りつけ作業及び 剥がし作業の夫々 をなく し得る と共に、 広告掲示物を広告 媒体物に しつかり と確実に固定する こ とができ る広告掲示 物取付装置を提供する こ と にある 9

発明の開示

本発明によれば前記目的は、 可撓性を有したシー ト状の 広告掲示物を広告媒体物に着脱自在に取 り付けるべく 、 広 告掲示物と広告媒体物との間に設けられる取 り付け手段と 広告掲示物の張り具合を調整すべく 、 広告掲示物と広告媒 体物との間に設けられる取付調整手段と を有してなる広告 掲示物取付装置によ って達成される。

本発明によ る広告掲示物取付装置は、 貨物自動車は言う に及ばず、 掲示困難な場所、 例えば駅構内の壁面、 映画館 の壁面又はビルの壁面等に於いて も、 広告掲示物を容易に 広告媒体物に取 り付ける こ とができ 、 加えて広告掲示物の メ ンテナンス作業を比較的容易に行なう こ とができ 、 作業 時間及びその費用を低減し得、 広告掲示物を広告媒体物に 対して確実にしっかり と固定する こ とができ る 。

次に本発明を、 図面に示す好ま しい具体例に基づいて説 明する。

尚、 本発明はこれら具体例に何等限定されないのである 図面の箇単な説明

第 1 図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の一具体例 をパネルバンタイ プの トラ ッ クに適用した場合の全体構成 を示す図、

第 2図は、 本発明による広告掲示物取付装置を用いて広 告媒体物に取付けられる広告掲示物の全体を模式的に示す 正面図、

第 3図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置を用いて広 告掲示物が取付けられる広告媒体物の全体を模式的に示す 図、

第 4図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の一具体例 の結合状態を示す説明図、

第 5図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の一具体例 における広告掲示物と の関連を示す斜視図、

第 6図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の一具体例 における広告媒体物と の鬨連を示す斜視図、

第 7図及び第 8図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置 の夫々別の具体例における各要部構成を示す部分斜視図、 第 9図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の別の具体 例における広告掲示物との鬨連を示す斜視図、

第 1 0図から第 1 4図の夫々は、 本発明によ る広告掲示 物取付装置の取り付け状態の説明図、

第 1 5図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の更に別 の具体例の説明図、

第 1 6 図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の構成部 材の説明図、

第 1 7図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の更に別 の具体例の側面断面図、 そ して 第 1 8図は、 本発明によ る広告掲示物取付装置の構成部 材の他の例の説明図である 。 発明を実施するための最良の形態

第 1 図から第 5図において、 広告媒体物の一例であるパ ネルバンタイ プの ト ラ ッ ク 1 の側壁面 2 には、 広告掲示物 取付装置 3によって広告掲示物の一例であるポスタ 4が着 脱自在に取 り付けられている 。

広告掲示物取付装置 3は、 可橈性を有する材料で形成さ れたポスタ 4の周端縁 7 と周端緣 7の位置に対応する側壁 面 2の部分 1 4 との間に設けられた断面が L字状又は J字 状に形成された棒状のフ レーム部材 2 3 と 、 ポスタ 4の対 向する 2つの周端緣 6及び 8の夫々 と周端緣 6及び 8の夫 々の位置に対応する側壁面 2 の部分 1 3及び 1 5の夫々 と の間に配置され設けられた細長い薄板部材 1 9及び 2 1 と ポス タ 4 の 1 つの周端縁 9 と周端緣 9 の位置に対応する側 壁面 2の部分 1 6 における横根太との簡に設けられた取付 調整装置 1 7 と を有している 。

本例に於いては、 ポスタ 4 の対向する周端緣 6及び 8の 夫々 に沿って 、 ポスタ 4の裏側の面 2 0 にマジッ ク式フ ァ スナ、 即ちベルベ ッ ト式フ ァスナの一方のフ ァスナ部材 1 1 が装着されている。

尚、 ポスタ 4 を構成する材料と して 、 ビニールフ ィ ルム 殊に軟質ビニールフ イ ルム等を使用するのが好ま しいが、 これ らに類似する材料、 例えば、 キャ ンバス 、 帆布、 ビニ —ルシー ト 、 ターポ リ ンシー ト 、 ゴム シー ト等の材料を使 用して も良く 、 その他ポスタ と しての機能を発揮し得てポ スタ 4の周端縁に沿ってフ ァ スナ部材 1 1 を装着し得る強 度を有した材料であるならばいずれであって も良いのは勿 Sm ある 。

第 1 図及び第 3図の夫々 に示すよ う に、 本例に於いては 側壁面 2 にポスタ 4 の周端緣 6及び 8 の夫々に装着された ベルベ ッ ト式フ ァスナの一方のフ ァスナ部材 1 1 と協働し てポスタ 4 を側壁面 2 に固定すべく側壁面 2の周縁部分 1 3及び 1 5の夫々 に設けられた薄板部材 1 9及び 2 1 の夫 々 にベルべ ッ ト式フ ァスナの他方のフ ァスナ部材 1 0が装 着されて いる 。

フ ァスナ部材 1 0は、 ポスタ 4の対向する周端緣 6及び 8のフ ァスナ都材 1 1 と係合する こ と によ って側壁面 2 に ポス タ 4 を連結、 固定し得る 。

ポスタ 4の周端縁 9 には、 ポスタ 4の周端緣 9 に沿って フ レーム部材 2 9が装着されている 。 ポスタ 4の周端縁 9 は折返されてポスタ 4の裏面 2 0 に重ね合わされ、 例えば 縫い着け等の手段 4 a によ って固定されてお り 、 フ レーム 部材 2 9は折返されて重ね合わされたポスタ 4 の周端緣 9 に形成される空間 4 b に揷入されている 。 フ レーム部材 2 9はス リ ッ ト 2 9 aを備えてお り 、 ポスタ 4の周端緣 9 に 形成された空間 4 b に揷入される際、 ス リ ッ ト 2 9 aが周 端縁 9 に形成された開口部 4 c の位置に一致するよ う に配 置される 。

開口部 4 c及びス リ ッ ト 2 9 aの夫々に、 ポスタ 4の張 り具合を調整し得る取付調整装置 1 7 の一端が連結され、 側壁面 2 の周縁部分 1 6の横根太に、 取付調整装置 1 7の 他端が連結される 。

取付調整装置 1 7は、 周縁部分 1 6の横根太に引掛け得 るよ う に形成されたフ ッ ク片 7 9 と 、 一端部を開口部 4 c 及びス リ ッ ト 2 9 aの夫々に引掛け得るよ う に形成された フ ッ ク片 7 8に、 他端部をフ ッ ク片 7 9にそれぞれ固定的 に結合されたベル ト部材 8 0 と 、 ベルト部材 8 0の長さ を 調整すべく 、 ベル ト部材 8 0 の中間部に設けられた長さ調 整部 8 1 と を備えている。

従って、 取付調整装置 1 7 のベル ト部材 8 0 の長さ調整 部 8 1 の調整によ り 、 取 り付けた状態におけるポスタ 4の 張り具合を所望通 り に設定でき る 。

ベル ト部材 8 0 の材料と しては、 比較的強靭な布、 例え ばナイ ロ ン布などを用いるのが好ま しい。

尚、 取付調節装置 1 7 と しては、 所謂ラチュ ッ ト機能が 付いたノくッ クル付ラ ッ シングベルト等を も使用 して も良い のである 。 また、 第 1 図及び第 5図の夫々 に示すよ う に、 ポスタ 4 には、 ポスタ 4の周端緣 7 に沿って断面が L字状又は J字 状の棒状のフ レーム部材 4 7が装着されて いる 。 フ レーム 部材 4 7は、 第 5図に示すよ う な状態でレール部材 2 3 に 連結され得る 。

次に、 広告掲示物取付装置 3 を ト ラ ッ ク 1 の側壁面 2 に 取付ける手順について説明する 。

第 3図に示すよ う に、 予め側壁面 2 の周縁部分 1 4 に レ 一ル部材 2 3 を溶接等の手段によ って固定的に装着する 。 更に、 側壁面 2の周緣部分 1 3及び 1 5の夫々 に設けられ た薄扳部材 1 9及び 2 1 にベルべッ ト式フ ァスナの一方の フ ァ スナ部材 1 0 を粘着等の手段によ って予め固定的に装 着する 。

即ち、 一例と して第ら図に示すよ う に側壁面 2の リ ブ 2 a間の各溝 2 b に リブ 2 aの高さ に対応する厚みを有した ブロ ッ ク状の部材 1 3 0 を配設し、 孔 1 3 0 aに例えばリ べッ ト 1 2 3 を打ち込み、 部材 1 3 0 を側壁面 2 に固定す る 。 その上に短冊状の薄板部材 1 9 を配置し、 孔 1 3 2 b 及び 1 3 0 bのそれぞれに例えば捩子 1 3 3 を螺入し、 側 壁面 2 に対して薄扳部材 1 9 を固定する。 薄板部材 1 9 の 面 1 3 2 にフ ァスナ部材 1 0 を止着させる 。

以上のよ う な状態から、 第 5図に示すよ う に、 ポス タ 4 に取 り付けられた棒状のフ レーム部材 4 7 を側壁面 2 に固 定されたレール部材 2 3 に引掛ける。 次にポスタ 4の下側 の周端緣 9 をポスタ 4の張 り具合を均一の状態に保ちなが ら引張り 、 ポスタ 4の弾性力によ ってポス タ 4 を引き伸ば すよ う にしてポスタ 4の ト ラ ック 1 の側壁面 2への装着状 態を取付調整装置 1 7 によ って調整する。

次に、 ポス タ 4 のべ レべ ッ ト式フ ァスナの一方のフ ァ ス ナ部材 1 1 を側壁面 2の対応するベルベッ ト式フ ァスナの 他方のフ ァスナ部材 1 0の夫々に連結させて、 即ち係合さ せる こ と によ ってポスタ 4 を側壁面 2 に固定する。

尚、 ポスタ 4が小さ い場合には、 ベルベ ッ ト式フ ァスナ のフ ァスナ部材 1 0及び 1 1 の相互の係合によ るポスタ 4 の側壁面 2への固定を省略して も良い。

この状態に於いては、 ポスタ 4 にはポスタ 4 自身の弾性 力によつて常に緊張状態が生じてお り 、 こ の結果ボスタ 4 には強い張りが与え られている。 このよ う な強い張り によ つてポスタ 4に生じている弛みを取り去る こ とができ る 。

換言する と 、 ポスタ 4 自身の弾性力によ って も、 ポスタ 4の取 り付け状態を自動的に調整する こ とができ る 。

尚、 本例ではレール部材 2 3 に連結される部材と しては 第 5図に示したよ う なレール部材 2 3 に引掛けるこ とがで き る断面略逆 J字状の棒状のフ レーム部材 4 7 を採用した が、 これに代えて第 7図に示すよ うなフ レーム部材 4 8又 は第 8図に示すよ う なフ レーム部材 4 9等を用いて も良い 第 7図に示すよ う なフ レーム部材 4 8 を用いた場合のボ ス タ 4の側壁面 2 への取付け状態を第 9図に示す。

フ レーム部材 4 8は、 第 7図に示すよ う に 2 つのス リ ツ ト 5 3及び 5 4 を備えている 。 第 9図に示すよ う にス リ ッ ト 5 4 にはポスタ 4の周縁部 7が揷入されている。 揷入さ れた周緣部 7は折返されてポスタ 4の裏面 2 0 に重ね合わ され、 例えば縫い着け等の手段 8 1 によ って固定されてい る。 このよ う にポスタ 4 を装着した状態で、 フ レーム部材 4 8 を第 9図に示すよ う にレール部材 2 3 に引掛けるべく ス リ ッ ト 5 3 をレール部材 2 3 に揷入する 。 フ レーム部材 4 8 をレール部材 2 3 に引掛けよ う とする場合、 第 1 0図 に示すよ う にポスタ 4及びフ レーム部材 4 8が一体化され たものを一旦水平な姿勢の状態に してス リ ッ ト 5 3 をレー ル部材 2 3に揷入し得る位置に移動、 配置する 。 こ の状態 からポスタ 4及びフ レーム部材 4 8が一体化された ものを 矢印 5 8で示す垂直方向に移動してス リ ッ ト 5 3 を レール 部材 2 3 に揷入する。 そ してポスタ 4及びフ レーム部材 4 8が一体化された ものを矢印 5 9で示す方向に回転させる こ と によ つて フ レーム部材 4 8のレール部材 2 3への引掛 けが完了する 。 このよ う な動作を行ない得るよ う に、 レー ル部材 2 3の底壁部 6 1 の幅 5 6 、 フ レーム部材 4 8の部 分 6 2 の幅 5 7及びレール部材 2 3の前壁部 6 3 の高さ 6 0等の寸法を選択する 。 尚、 第 8図に示すよ う なフ レーム部材 4 9 を用いた場合 のポス タ 4の側壁面 2への取付けは、 フ レーム部材 4 9が ス リ ッ ト 5 3及び 5 4の代り にこれらのス リ ッ ト 5 3及び 5 4の開口面積を上回る面積の開口 6 4 を備えているため 前述の第 1 0図に示すよ う な操作を行なう必要がない。

また、 前述の具体例に於いて用いられていたレール部材 2 3 に代えて 、 第 1 1 図に示すよ う な断面の形状が丸型の レール部材 6 6 を用いて も良い。 レール部材 6 6 には、 ポ スタ 4の厚み 6 7 よ り大き い間隙幅 6 8を有したス リ ッ ト 6 9が形成されている。 一方、 ポスタ 4の周縁部 7及び 9 の夫々には、 レール部材 6 6の内部空間 7 0に揷入可能な 比較的剛性を有した棒状のフ レーム部材 6 5が装着されて いる 。

このよ う に構成されたポスタ 4 を側壁部 2 に取付ける場 合、 レール部材 6 6の内部空間 7 0に例えばレール部材 6 6の開口端部 7 1 の側から フ レーム部材 6 5の一方の端部 7 2 を揷入し、 フ レーム部材 6 5 を矢印 6 7で示す方向に 沿って移動させていく 。 この際、 レール部材 6 6 のス リ ツ ト 6 9 にポスタ 4が入 り込むょ ゔにする。

更にまた、 前述の具体例に於いてポスタ 4の側壁部 2へ の取付けに用いられているベルべッ ト式フ ァスナに代えて 第 1 2図に示すよ うなスナ ップ式ファスナを用いて も良い このスナ ップ式フ ァスナは、 側壁部 2 に固定的に装着され たフ ァ スナ部材 7 4 と 、 ポス タ 4 に固定的に装着されたフ ァスナ部材 7 3 と を有して いる 。 これらのフ ァスナ部材 7 3及び 7 4は相互に嵌着する こ と によ って固定され得る 。

また第 1 3図に示すよ う な具体例においては、 前述の具 体例における比較的剛性を有した棒状のフ レーム部材 6 5 に代えて可撓性を有する棒状部材、 例えばナイ ロン等の繊 維材料で形成された比較的太目のロープ 1 2 4 を用いて い る。 即ち、 ポスタ 4の上部及び下部のそれぞれの周端緣部 7 に、 好ま しく はそれぞれに可撓性を有する棒状部材、 例 えば、 ナイ πン等の繊維材料で形成された比較的太目の _D ープ 1 2 4 を卷き込んで縫い付け等の固定手段 1 1 6で固 定する こ と によ り 、 上側の端縁膨出部 1 2 5が形成されて いる 。

尚、 比較的剛性を有した棒状のフ レーム部材 6 5 に代え て例えばロープ 1 2 4 を用いる こ と によ って棒状のフ レー ム部材を可撓性にする理由は、 後述する同等部分を も舍め て、 ポスタ 4 を折畳み可能に して持ち運び移動又は保管等 に便利なよ う にするためである 。

前述したよ う に本具体例によ る広告掲示物取付装置 3は ト ラ ッ ク 1 の側壁面 2 に対するポスタ 4の取 り付け装着を 行なうための上部、 左部及び右部の取 り付け機構と 、 取 り 付け状態を調整するための下部の取付調整装置 1 7 と を備 えて いる 。 また、 第 1 1 図に示した断面の形状が丸型のレール部材 6 6に代えて第 1 3図に示すよ う な、 ポスタ 4の厚みを収 容し得るス リ ッ ト空間 1 4 4及び端緣膨出部 1 2 5 を揷入 し得る空間 1 4 3の夫々 を備えたレール部材 1 4 2 を用い て も良い。

レール部材 1 4 2は、 第 1 3図に示すよ う に一連のもの と して形成しているが、 必ずしも このよ う に一連にせずに 同一断面に形成された個々の部材を一連的に配設させる こ とで、 実質的に一連性を保持させるよ う に して もよ い。

第 1 3図に示す具体例では、 レール部材 1 4 2に長孔 2 0 1 を設け、 長孔 2 0 1 を介して リベッ ト 2 0 2を レール 部材 1 4 2及び側壁部 2に打込んで、 レール部材 1 4 2を 側壁部 2に固定しているが、 これに代えて、 第 1 4図に示 すよ う にレール部材 1 4 2の上端を更に一体的に上方に延 設して延設部 2 0 3を設け、 延設部 2 0 3及び側壁部 2に リベッ ト 2 0 4を打込んで延設部 2 0 3、 換言すればレー ル部材 1 4 2 を側壁部 2に固定するよ う に して も良く 、 こ のよ う にする と 、 リベッ ト 2 04の打込みが容易となる 。

以上の例示から も、 本発明に係わる広告掲示物取付装置 は、 種々の変形を行ない得る こ とが理解されるであろ う ₅ 例えば、 ポスタ 4 と して第 1 5図に示すよ う に構成され たものを用いるこ とができ る 。

第 1 5図に示されたポス タ 4では、 左右の周端緣 6及び 8の夫々 に設けられたマジッ ク式フ ァスナの一方の部材 1 1 及び上下の周端縁 7及び 9の夫々に設けられたフ レーム 部材 2 9及び 4 7 の夫々に代えて 、 第 1 3図に示すよ う な 具体例において用いられている可撓性を有する棒状部材、 例えば、 ナイ ロ ン等の繊維材料で形成された比較的太目の ロープ 1 2 4 を各周端緣 6 、 7 、 8及び 9の夫々に卷込む こ と によ り端緣膨出部 6 a 、 7 a 、 8 a及び 9 aが形成さ れて いる 。 本例の端緣膨出部 6 a 、 7 a 、 8 a及び 9 aの 夫々 を収容して側壁面 2 に連結するために、 第 1 6図に示 すよ うなアタ ッチメ ン ト部材 1 5 4 を第 1 5図に示すよ う に使用する。

アタ ッチメ ン ト部材 1 5 4は、 ポスタ 4の厚さに相当す るス リ ッ ト 1 5 8 と 、 ポスタ 4の右、 左及び下側の端緣膨 出部 6 a 、 8 a及び 9 aを受け入れてこれと係合し得る空 間部 1 5 6 と を有している 。

また、 アタ ッチメ ン ト 材 1 5 4 には、 前述の第 4図に 示された取付調整装置 1 7 を連結するためのス リ ッ ト 1 7 8が形成されている。

従って 、 前述の具体例と 同様にポスタ 4 を側壁面 2 に連 結した状態でポス タ 4 の張 り状態を調整し得る 。

第 1 7図に側壁面 2 にポスタ 4 を取 り付けた状態の側面 方向からの断面を示す。

第 1 6図に示すアタ ッ チメ ン ト部材 1 5 4は、 取付調節 装置 1 7 との連結のため、 扳状部 2 1 0にス リ ッ ト 1 7 8 をその伸びる方向に多数個有して いるが、 これに代えて 、 第 1 8図に示すよ う に、 ス リ ッ ト 1 5 8を有した筒部 2 2 1 と筒部 2 2 1 に一体的に形成された膨出部 2 2 2 とでァ ツチメ ン ト 2 2 3 を形成し、 更に膨出部 2 2 2 を摺動自在 に受容可能な空間部 2 24 と空間部 2 24に連通したス リ ッ ト 2 2 5 と を形成した筒部 2 2 6及び筒部 2 2 6に一体 的に形成されてス リ ッ 卜 2 2 7 を有する扳状部 2 2 8から なる ァタ ツチメ ン ト補助部材 2 2 9を準備し、 ス リ ッ ト 2 2 7に取付調節装置 1 7の一端を係合せしめ、 アタ ッチメ ン ト補助部材 2 2 9を介して取付調節部材 1 7 と アタ ッチ メ ン ト部材 2 23 と を連結するよ う にして も良い。 ァタ ツ チメ ン ト補助部材 2 2 9は、 アタ ッチメ ン ト 2 2 3に対し て矢印 3 3 0方向に鬨して摺動自在であるため、 第 1 5図 に示すよ うなス リ ッ ト 1 7 8を多数個設けなく て も取付調 節部材 1 7の矢印 3 3 0方向に鬨する配置位置を自由に設 定する こ とができ る。 尚、 アタ ッ チメ ン ト補助部材 2 2 9 は、 横方向から膨出部 2 2 2 を空間部 2 2 4に揷入する こ と によ り 、 アタ ッチメ ン ト 2 2 3 と連結する こ とができ る

Claims

請求の範囲

( 1 ) 可撓性を有したシー ト状の広告掲示物を広告媒体物 に着脱自在に取 り付けるべく 、 広告掲示物と広告媒体物と の間に設けられる取 り付け手段と 、 広告掲示物の張 り具合 を調整すべく 、 広告掲示物と広告媒体物と の間に設けられ る取付調整手段と を有してなる広告掲示物取付装置。

( 2 ) 取 り付け手段は、 ス リ ッ ト及びこのス リ ツ ト に連通 する空間部を有する筒状部と 、 こ の筒状部に一体的に形成 された板状部とからなるァタ ツチメ ン 卜部材を具備してお り 、 アタ ッチメン ト部材は、 広告掲示物の一端に形成され た膨出部を、 その空間部で摺動自在に受容する よ う に構成 されている請求項 1 に記載の広告掲示物取付装置。

( 3 ) 板状部には、 取付調整手段の一端を連結するための ス リ ッ トが形成されている請求項 2 に記載の広告掲示物取 付装置。

( 4 ) 取 り付け手段は、 ス リ ッ ト及びこのス リ ッ ト に連通 する空間部を有する筒状部並びにこの筒状部に一体的に形 成された膨出部からなるア タ ッ チメ ン ト部材と 、 こ のァタ ツ チメ ン ト部材の膨出部を摺動自在に受容する空間部及び こ の空間部に連通する ス リ ッ ト を有した筒状部並びにこ の 筒状部に一体的に形成された板状部からなるァタ ツチメ ン ト補助部材と を具備してお り 、 アタ チメ ン ト部材は、 広 告掲示物の一端に形成された膨出部を 、 その空間部で摺動 自在に受容するよ う に構成されている請求項 1 から 3のい ずれかに記載の広告掲示物取付装置。

( アタ ッ チメ ン ト補助部材の板状部には、 取付調整手 段の一端を連結するためのス リ ッ トが形成されている請求 項 4 に記載の広告掲示物取付装置。

( 6 ) 取 り付け手段は、 広告媒体物に固着される断面 J字 状の長尺部材を具備してお り 、 長尺部材は、 広告掲示物の 一端に形成された膨出部を、 摺動自在に受容するよ う に構 成されている請求項 1 から 5のいずれか一項に記載の広告 掲示物取付装置。

( 7 ) 取付調整部材は、 広告掲示物側の取 り付け手段に係 合する第一のフ ッ ク と 、 広告媒体物側の取 り付け手段に係 合する第二のフ ッ ク と 、 第一及び第二のフ ッ ク相互間の距 離を設定すべく 、 第一及び第二のフ ッ ク間に張設されたベ ルト と を具備して いる請求項 1 から 6のいずれか一項に記 載の広告掲示物取付装置。