WO1989002817A1 - Toggle type clamping apparatus - Google Patents

Description

明 細 書 卜 グル式型締裝置 技術分野

本発明 は 、 射出成形機 に おけ る ト グル式型締裝置 に 関 するものであ る 。

背景技術

従来、 卜 グル式型締装置で は 、 第 1 図及び第 2 図 に 示 す如 く タ イ バ ー 3 の ト グルサポー ト 側端部 に 、 ト グル サポー 卜 4 に 係止 さ れた型締カ 調整 ナツ 卜 Ί を螺合 さ せ る と共 に 、 卜 グルサポ ー 卜 4 と 可動プラテ ン 1 5 と の間 を 、 型締シ リ ンダ 1 6 を挟んで対称 に S に連結 さ れた 2 本 2 組の リ ン ク 1 7 を介 し て 連接 し 、 かつ 、 型締シ リ ン ダ 1 6 の ロ ッ ド先端 に 装着 さ れた ク ロ ス ヘ ッ ド 1 8 と前 記 2 組の リ ン ク の一方の リ ン ク 1 7 を リ ン ク 1 9 を介 し て連接 し て お り 、 型締シ リ ンダ 1 6 の ロ ッ ド伸長作動 に よ り タ イ パ ー 3 に 沿 い可動プラテ ン 1 5 を前進 さ せ 、 前 進端位置に て 卜 グル機構 1 7 〜 1 9 に よ り 拡大さ れた シ リ ンダ力 に よっ て タ イ バ ー 3 を伸長さ せ た と き反力 と し て所定の型締力 が得 ら れる よ う 、 型締カ調整 ナツ 卜 1 を ギヤ 2 0 を介 し て 回転調整 し て型締カ を設定 し て い た 。

し か し 、 こ の従来装置で は 、 成形機の稼動 中 に お け る そ の熟バ ラ ンス の変化 に よ り 卜 グル構成部品等が伸縮 し 、 型締力 が タ イ パ ー 毎で微妙 に 変化 し 、 金型全体 に 一定 の 型締力 が均一 に作用 し な く なる 。 従っ て 、 非常に高い寸 法精度を要求さ れるので例えばディ スク の よ う な超揞密 製品を成形する場合に は問題を生 じ る こ ともあった 。

本発明 は 、 前記従来の問題点を解決するた め に な し た もので 、 必要な型蹄力 を金型全体に均一 に作用 させる こ とがでぎるよ う に するこ と を目 的 と する 。

発明の開示

本発明 に よ れば、 一端を固定プラテン に固定 し 可動プ ラテンを軸線方向に摺動可能に支持する複数本の タ イ バ 一 と 、 前記各タ イ パ ー の他端部が貫通する孔を存 し 該他 端部を支持する 卜 グルサポー 卜 と 、 前記各 タ イ バー の他 端に嫘合 し前記 卜 グルサポー 卜 の外側面に係合する型蹄 力調整ナツ 卜 と 、 前記可動プラテ ン と 卜 ダルサポー ト の 間 に 配設さ れ該可動プラテ ンを固定プラテ ン に対 し押压 する ト グル機構 と を設けた ト グル式型締装置に おいて 、 前記 卜 グルサポー 卜 の孔を前記調整ナツ 卜 の係合する側 において拡大 し て形成さ れた調整シ リ ンダ と 、 前記調整 シ リ ンダ内を摺動 し前記タ イ パ ー に 引張力 を加 える方向 に前記調整ナツ 卜 を押圧する ピス ト ンと 、 前記調整シ リ ンダに油圧を供給する油圧回路 と 、 前記油圧回路 に設け ら れ前記調整シ リ ンダ内の圧力 を調整する圧力調整弁と 型締カ を設定する設定器と を設け 、 前記設定器か ら の信 号に よ り 前記圧力調整弁を制御 す る こ と を特徴 と す る 卜 ダル式型締装置が提供さ れる 。

上記本発明の ト グル式型締裝置は調整シ リ ンダの存在 に よ り 各 タ イ パ ー に加わる引 張力 を等 し く する こ と がで き る ので熟 に よ る型締力 の微小変化を吸収で き る 。

図面の簡 ^な説明

第 1 図 は従来の ト グル式型締装置の全体を示す平面図 である 。 第 2 図 は第 1 図の要部の概要を拡大 し て 示す 断 面図であ る 。 第 3 図 は本発明の一実施例 の概要を示す断 面図であ る 。 第 4 図及び第 5 図 は本発明の他の実施例 の 概要を示す断面図である 。

発明 を実施する た め の最良の形態 以下、 本発明の一実施例 を第 3 図 に 沿い説明 す る 。 図中 1 は型締カ調整ナツ 卜 で 、 該ナツ 卜 1 の中 間 に は 係止鍔 2 が周設さ れて い る 。 こ の ナ ツ 卜 Ί は 、 タ イ バ ー 3 の 卜 グルサポ ー 卜 側端部に嫘合さ れ、 かつ 、 卜 グルサ ポー 卜 4 に装着 し た係止具 5 に よ り 卜 グルサポー 卜 4 か ら外れな い よ う 回転 可能 に 取 り 付け ら れ て いる 。

6 は シ リ ンダ室で 、 型締カ 調整ナ ツ 卜 1 の周 り に 同芯 に 凹設 さ れて いる 。 こ の シ リ ンダ室 6 内 に 、 前記型締カ 調整ナ ツ 卜 1 に摺動可能 に 嵌合 し た リ ング状 の ピス ト ン 7 が摺動 可能 に 嵌入 さ れて 、 調整シ リ ンダ 8 が形成さ れ て い る 。 なお ピス ト ン は調整 ナ ツ 卜 1 と 一体 に形成す る 例えば係止鍔 2 に兼用 さ せて も 良 い 。

9 は油圧回路で 、 調整シ リ ン ダ 8 と 油）.モポ ンプ 1 0 を 接続 し て お り 、 油）土ポンプ 1 0 か ら供給 す る油圧で タ イ バ ー 3 を伸張 さ せ る方向 に ピス ト ン 7 を押 し 付け る こ と に よ り 、 型締カ調整 ナツ 卜 1 を介 し て タ イ パ ー 3 に か か る引張力 （ 型締力 ） を調節する 。

"1 1 は油圧回路 9 中に設け ら れた压カ検出器で 、 比較 器 1 2 に接続されてお り 、 圧力検出器 1 1 に よ り 調整シ リ ンダ 8 内の圧力 を検出 し 、 こ れを比較器 1 2 に入力 す る 。

1 3 は油圧回路 9 に設け ら れたサーポパルプ等の圧力 調整弁で、 比較器 1 2 と接続さ れてお り 、 該比較器 1 2 に よ り 、 前記圧力検出器 1 1 か ら入力された型締力 の実 測値と、 設定器 1 4 から入力 さ れた型締力の設定値 と を 比較 し 、 実測値が設定値の許容範囲以下 となる よ う 圧力 調整弁 1 3 を制御する 。

尚 、 圧力検出器 1 1 及び圧力調整弁 1 3 は 、 各調整シ リ ンダ 8 に各 1 個ずつ設けて も良いが、 全調整シ リ ンダ 8 に共通する各 Ί 個設け て型締カ を設定 して も周効であ る 。

型締 、 型開行程中の各ステ ー ジ における必要型締カ を 設定器 1 4 に 設定する と 、 可動プラ テ ン位置を L S 又 は エンコ ーダ等で検出 しなが ら 、 各区間で の比較器 1 2 か ら の出力信号に よ り 压カ調整弁 1 3 を制御でき、 全て の 調整シ リ ンダ 8 に等 しい必要内圧を与える こ と ができる 従っ て 、 各 タ イ バ ー 3 は調整シ リ ンダ 8 に よ り 伸縮 され て 、 該タイ バ ー 3 に かかる引張力 （ 型稀力 ） は一定 とな る 。

以上の第 3 図の実施例 は タ イ パ ー 3 にかかる引張力 を 調整シ リ ンダ 8 内の圧力 を圧力検出器 1 1 で検出 す る こ _r と に よ る 間接的 に 検出 し て いるの に対 し 、 第 4 図 は タ イ バ ー 3 に 設け た歪ゲー ジ 、 ギ ヤ ッ プセ ンサ等の型締カ検 出器 2 1 で タ イ バ ー 3 に かかる 引張力 を直接検出 す る よ う に し た他の実施例 を示す 。 検出器 2 1 で検出 さ れた タ ィ パ ー 3 に加わ る 引張力 、 即 ち 型蹄力 の実測値は比較器 1 2 に入力 さ れこ こ で設定器 1 か ら入力 さ れ た型締カ の設定値 と 比較さ れ 、 実測値が設定値の許容範囲以下 と なる よ う に圧力調整弁 1 3 を制御す る こ と は第 3 図 の実 施例 と周 じ であ る 。

第 5 図 は タ イ バ ー 3 に複数の ピス ト ン 7 a , 7 b を設 け 、 卜 グルサポ ー 卜 4 に前記 ピス 卜 ン 7 a , 7 b に対応 する調整シ リ ンダ 8 a ， 8 b を設けた他の実施例を示す こ の実施例で は 、 第 1 ビス 卜 ン 7 a と第 2 ピス ト ン 7 b が夫々 ピス ト ン受壁 2 2 に よ り 区画さ れた第 1 シ リ ン ダ室 6 a 、 第 2 シ リ ンダ室 6 b に 嵌入さ れて い る 。

そ し て 、 第 2 ピス ト ン 7 b の ピス ト ン受劈 2 2 に 当 る ま で のス ト ロ ー ク 璗 JC ^! と第 2 ビス 卜 ン 7 a が係止具 5 に 当 る ま で の ス ト ロ ー ク ¾ ₂ と の関係 は 、

1 < 2

に 設定 さ れて い る 。

なお 、 こ の第 5 図 に示 し た実施例 に お け る油圧回路 9 の後段 に 接続さ れる制御装置は第 3 図或い は第 4 図 に 示 し た 制御装置を選択的 に採用 で き る こ と は言 う ま で も な い 。

以上の通 り 本発明 は 、 型綿力調整 ナ ツ 卜 と 卜 グルサボ 一 卜 間 に形成し た調整シ リ ンダを利用 して各 タ イ バ ー に 加わる型締カ を一定 になる よ う に フ ィ ー ドバッ ク 制御す るか ら 、 熱影響等に よ る型締力 の微小変化を吸収 し て一 定の型締カ を得る こ とができる 。 従っ てディ ス ク の よ う な超精密製品をも確実に製造できる 。

産業上の利用可能性

本発明 は一対の半型を固定プラ テ ン と可動プラテンの 間に型締めする射出成形機において 、 特に超精密製品を 射出成形する場合の型締装置 と して利用価値が高い 。

Claims

請求の範囲

1 . —端を固定プラ テ ン に 固定 し 可動プラ テ ンを軸 綜方向 に摺動可能 に支持す る複数本の タ イ バ ー と 、 前記

5 各 タ イ パ ー の他端部が資通 する孔を有 し 該他端部を支持 する 卜 グルサポー 卜 と 、 前記各 タ イ バ ー の他端 に螺合 し 前記 卜 グルサポー 卜 の外側面 に係合する型締カ 調整ナツ 卜 と 、 前記可動プラテ ン と 卜 グルサポー ト の間 に 配設さ れ該可動プラ テ ン を固定プラ テ ン に 対 し押圧す る 卜 グル 1 0 機構 と を設け た ト グル式型締装置 に おい て 、

前記 卜 グルサポー 卜 の孔を前記調整ナツ 卜 の係合す る 側 に おい て 拡大 し て形成さ れた 調整シ リ ンダ と 、 前記調整シ リ ンダ内を摺動 し前記 タ イ バ ー に 引 張力 を 加 える方向 に前記調整ナ ツ 卜 を押圧する ビス 卜 ン と 、 1 5 前記調整シ リ ンダに 油圧を供給す る油压回路 と 、

前記油圧回路 に 設け ら れ前記調整シ リ ンダ内 の圧力 を 調整す る圧力調整弁 と 、

型締カを設定する設定器 と 、

を設け 、 前記設定器か ら の信号 に よ り 前記 / ΐ力 調整弁 2 0 を制御 す る こ と を特徴 と す る 卜 グル式型締裝置。

2 . 前記調整シ リ ンダを複数設け 、 各調整シ リ ン ダ内 に夫々 タ イ バ ー に 引張力 を加 える方向 に調整ナ ツ 卜 を押 圧する ビス 卜 ン を設け た こ と を特徴 と す る請求の範囲第 1 項 に 記載の ト グル式型締装置 。

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3 . 前記調整 シ リ ンダ内 の圧力 を検出 す る圧力 検 出 器 と 、

前記圧力検出器の検出値 と前記設定器に よ り 設定され た型締力 の設定値 と を比較する比較器 と、

を設け前記比較器か らの出力信号に よ り前記圧力調整 弁を制御する こ と を特徴とする請求の範囲第 1 項お よび 第 2 項記載の ト グル式型締装置 。

4. 前記タ イ パー に加わる引張力 を検出する検出器 前記検出器の検出値 と前記設定器に よ り 設定された型 締力 の設定値 と を比較する比較器と 、

を設け前記比較器か ら の出力信号に よ り 前記圧力調整 弁を制御 する こ と を特徴 と する請求の範囲第 1 項および 第 2 項記載の ト グル式型締裝置。