WO1984004875A1 - Curtain runner - Google Patents

Description

明 細 書 . カーテンランナ 技術分野

*発明はレ -ル内を走行するランナ本体と、 下から垂直に突け上

げられてそのラ ンナ本体に結合されるカーテン止着ロッ ドからなる

力 -テンラ ンナの改良に関する。 背景技術

手の届かない高い位置や、 手の入らないカーテンボックス内に設

けられたカーテンレールに使用されるカーテンラ ンナは、 実開昭 5

9 - 3 8 6号公報に開示されるように、 あらかじめカーテンレ

一ルに取付けられるランナ本体と、 そのランナ术体に対して下から

垂直に突き上げるだけでそのランナ本体に結合させることができる

力-テン止着ロッ ドからなる。 通常、 カーテンは力-テン止着口ッ

ドをラ ンナ本体に結合させた後に力—テン止着ロッ ドに止着される

が、 軽いカーテン等はロッ ドをランナ *体に結合させる前に口ッ ド

に止着される。 そのカーテンランナのランナ本体は前後に開口する

中空の箱状に形成され、 その天井にレ -ル内を転動するホイール

が、 底には丸孔が設けられる。 その底孔には上下に割り フラ ンジを

持つスリ ーブが取付けられる。 そのスリーブの下側の割り フランジ

は底孔より も小径に収縮させられてランナ本体の内側からはめら

れ、 上側のフラ ンジは底孔の縁に掛けられる。 スリ ープの轴孔に力

-テン止着 αッ ドの先端膨出部が下から^入される。 铀孔の上端部

以外は口ッ ドの先端膨出部よりも大きく上端部のみがそれよリ も小

さいが、 上端部は割り フランジの部分にあるから、 上端部の铀孔は

拡大して膨出部を通過させ、 通過後、 再び元に戻り膨出部を下から

OMPI

、 、 WIPO j 支持する。

このように開示されたカーテンランナは、 スリーブをカーテンラ ンナの底孔に内側から下側の割リフランジを縮小してはめるため、 スリ ーブの下端部の軸孔を力—テン止着ロッ ド先端の膨出部よリも 大幅に大きくすることができなかった。 その結果、 下からスリ -ブ の铀孔に対して力-テン止着ロッ ドを突き上げたときに、 両者の轴 心にずれがあると、 ロッ ド先端の膨出部が軸孔に円滑に入らないと いう問題があった。 特に、 カーテンレールの位置が高くて、 又は、 力 -テンボッ クスが深くて力-テンランナの位置が確認しにくい と、 力-テン止着ロッ ドをランナ本体に取付けることは容易ではな かった。

本発明はランナ本侓のスリーブに対してカーテン止着ロッ ドを下 か _ら付き上げたときに、 両者の軸心が多少ずれていても円滑に結合 さ-せることができ'る力-テンランナを提供して上記問題を解块しよ うとするものである。 発明の開示

前記目的を達成するため本癸明のカーテンランナは、 夭井には力 一テンレールを転動するローテが設けられ、 底には孔が設けられた 中空箱状のランナ本体と、 その孔に下からはめ込まれる上下にフラ ンジを備えたスリ -ブと、 そのスリーブの轴孔に先端の膨出部が揷 入されるカーテン止着 Π - ド、からなり、 スリーブ下側フラ ンジの外 径は孔の内径よ も大きく形成され、 スリ -ブ铀孔の上端部以外の 部分の内径はロツ ド'先端膨出部の外径よリも大きく形成され、 ス リ ーブ上半部にスリ ッ トが形成され、 それらにより、 スリ ーブの轴孔 上端部は口ッ ド先端膨出部が挿入されると拡張してその通過を許 し、 スリ ーブをランナ *体の底孔に下からはめるときに上側フラ ン ジはランナ太体の底孔ょリも小さく縮小して孔に入る。 カーテン止着 Dッ ドがスリーブに挿入されるときの入口となる下 側ブラ ンジの铀孔の内径はランナ本体底孔の内径とは閟係がないか ら、 ，ロッ ド先端膨出部が入リやすいように十分大き くすることがで きる。 例えば、 下側フランジの軸孔をラッパ状に形成すると、 ス リ -プの軸心と下から突き上げられた力—テン止着口ッ ドの軸心が多 少ずれていても、 ロッ ド先端膨出部はラッパ状の铀孔入口に案内さ れて軸孔上端部へ到達するから、 ロッ ド、のランナ太体への取付けは 至極容易になされる。

本発明の利点は、 あらかじめカーテンレールにランナ本体をはめ ておけば、 力—テン止着 ッ ドをラ ンナ本体に対して大体の見当を つけて突き上げるだけでランナ *体にロッ ドを簡単に取付けること ができるから、 ロッ ドを突き上げる前に、 又はロッ ドを突き上げて ラ-ンナ木体と結合させた後にカーテンを口ッ ドに止着することによ り、 手の届かぬ高い位置に設置した力 -テンレ-ルにも、 又、 手の 入ら ¾いような狭く深い力—テンボッタスに内設したカーテンレ一 ルにも容易に力-テンを取付けることができることにある。 図面の簡単な説明

第 1図は本発明のカーテンランナの正面図、

第 2図は第 1図の II一 II線に ¾う断面図、

第 3図ないし第 5図は第 1図のスリーブとロッ ドを拡大して示す 上面図、 側面図、 下面図、

第 6図及び第 7図は第 1図のスリ -ブの拡大 断面図であり、 上 側フランジの拡張時と収縮時をそれぞれ一点鎖線で示す。

第 8図ないし第 1 1図は他の実施例のスリーブの第 3図ないし第 6図に相当する図，

第 1 2図ないし第 1 4図はランナ 体に σッ ドを取付る工程を示 す図である。 発明を実施するための最良の形態

第 1図及び第 2図に示すよラに、 合成楫脂製ランナ末体 10は総体 とし T中空の箱形でぁリ、 天井には铀 11が通される。 轴 1 1の両側に 車輪 12、 12 'が回動自在に取付けられ、 車輪 12、 12 'はカーテンレ ール 40に沿って転動する。 ランナ *体 10の底 14には底孔 15があけら れ、 その底孔に弾性に富む合成樹脂製のスリ—ブ 20がはめ込まれ る。 スリーブ 20は上下にフランジ 21、 22を備え、 上半部にはスリツ ト 23が設けられる。 上下のフランジ 2 22の外径は底孔 15の内径よ リ大きく、 上下のフランジの間の胴部 27の長さはランナ本体の底 14 の厚さにスリツ ト 23の長さを加えたものよりも大きくすることが望 ましい。 スリーブ 20を πッ ド 30が貫通し、 ロッ ド 30の先端には膨出 部 31が設けられる ロッ ド' 30の下端はリング 32に形成され、 そのリ ングに力-テン 50のフック 51が掛けられる。

第 3図ないし第' 5図に示すように、 スリ -ブ 20の上半部には四俏 のスリ ツ ト 23が十字形に設けられ、 スリーブの铀孔 24の内径はロッ ド 30の先端膨出部 3 1の外径よリも大きいが、 上端部 25の外径は膨出 部 3 1の外径よりも小さい。 スリッ ト 23の大きさは、 第 6図の一点鎖 線で示すように、 スリーブ 20の铀孔 24の上端部 25の内径がロッ ド先 端膨出部の外径よ ¾も大きく拡張し、 逆に、 第 7図の一点鎖線で示 すように、 上側フランジ 21の外径がランナ *侔底扳の丸孔内径よリ も小さく縮小し得るように設定される。 したがって、 スリーブ 20の 上側フランジ 21を縮小させるとスリーブほ簡単にランナ太体底孔に はめることができる。 上側フランジは丸孔を通過すると元の外径に 戻るから、 スリーブがランナ *体から外れることはない。

第 8図ないし第 1 1図に示すスリーブ 20は、 下側フラ ンジ 22を除 き、 前記実施例のものと全く同一である。 下側フランジ 22は円雞形 ないしラッパ状に拡大し、 その下側フランジ部分の轴孔 28も同じく 円錄形ないしラッパ状に拡大するから、 铀孔の下端開口部の内径は

ΟΜΡΙ

ノ' W1PO ロッ ドの先端膨出部の外径よりも大幅に大きい。

次に、 ランナ木体に対する口ッ ドの取付けを第 1 2図ないし第 1 4図に基づいて説明する。 図においてスリ -ブ 20は第 8図ないし第 1 1図に示したものと同一である。 ロッ ド 30をラナン本体 10に対し て突き上げると、 両者の軸心が多少ずれていても、 ロッ ド先端の膨 出部 31は下側フラ ンジ 22の铀孔 28の円錐状内面に当たるから、 第 1 2図矢印 Aで示すように、 その内面に沿って上昇し、 ス リーブ 20と σッ ド 30の铀心は自動的に一致する。 ついで、 第 1 3図に示すょラ に、 ロッ ド 30の膨出部 31は上側フランジ^の軸孔 25に当たり、'下側 フラ ンジ 22の外周面がランナ本体 10の丸孔 15の縁に掛かるまでスリ ープ 20を持ち上げる。 さらに、 膨出部 31は軸孔 25を拡大させてその 上に突出する。 そこで、 スリーブ 20ほ元の位置に下がり、 第 1 4図 に示すように、 ス リ -ブ 20の上側フランジ 21は丸孔 15の上周縁に掛 かる。 ついで、 口ッ ドを放すと、 膨出部は铀孔の上周縁に支えられ る。 このようにしてラ ンナ本体に取付けた πッ ドの下端のリ ングに 力—テンのフックを掛けるか、 又はあらかじめ ッ ドにカーテンを 縫い付けておく。

上記の通り、 あらかじめカーテンレールに本発明のカーテンラン ナのランナ本体をはめておき、 ロッ ドを下からそのランナ本体に対 して大体の見当で突き上げると、 両者の铀心が多少ずれていても ロッ ドとラ ンナ^体は相互に自動求心して結合するから、 ロッ ドの 下端を手の届く位置まで延長させておけば、 手の届かぬ高い位置に 設置したカーテンレールにも、 手の入らないカーテンポック ス内に 配置したカーテンレールにも至極容易にカーテンを取付けることが できる。

Claims

G 請求の範囲

1 . カーテンレール（40)内を転動する車輪（12)が天井に設けら れ底には底孔（15)があけられた中空の箱妆のランナ末体（10)と、 前 記底孔に昇降自在に挿入された弾性材のスリーブ（20)と、 カーテン が下端に止着されるロッ ド'（30)と、 前記ロッ ドの上端に設けられた 膨 ί部- (31)と、 前記ロッ ドが貫通する前記スリ -ブの前記膨出部の 外径よリも小さい内径の上部 ¾孔（25)とそれょリも大きい内径の膈 部及び下部軸孔（24 , 28) と、 前記スリーブの上下に設けられた前記 底孔の内径よりも大きな外径のフランジ (21 , 22) と、 縮小時に前記 上側フラ ンジ（21)の外径が前記底孔の内径よリも小さくなリ拡大時 に前記上部轴孔（25)の内径が前記膨出部の外径よりも大きくなるよ うに設けられた前記スリープ上半都のスリッ ト（23)からなるカーテ ン-ランナ

2 . 下側フ ラ'ンジ（22)部分の下部铀孔（28)が下方に拡大する ラッパ状に形成されたことを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の力 —テンラ ンナ。