WO1981003190A1 - Wave extinguishing caisson - Google Patents

Description

明

技術分野

肖

の発明は、 海底に載置 し 通過する 波の ヱ ネ ル ギ一 を分散消滅せ し め る 、 主に コ ン ク リ ー ト に て作 ら れ る 透過構造の消波ケ 一 ソ ン 細に関する。 背景技術 従来は 、 テ ト ラ あ る レ、は 、 コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク に て、 ン

消波を行っ て き たが、 こ れにあっ て は 、 テ ト ラ あ

る いは プ ロ ッ ク が波の エ ネ ル ギー で移動 し て し ま う 欠 点が存する か、 移動を防止する た め に は 多数必要 と な

る た め 、 費用 が増加する こ と と なっ て し ま う 。 - ま た、 波の流れ を防止 し てし ま う の で ブ ロ ッ ク の 前 後におけ る 海水の交流が阻止さ れ海水の汚濁が生 じ る こ と と なっ た。 又 、 透過構造の も の も 存す る が、 こ れ は 、 箱型に梁

の みを わ た し 、 そ の 内部に壁を設けて成る た め、 波の

工 ォ、 ル ギ一 で箱 が回転 し て し ま う おそれが存 した。 さ ら にま た、 設置場所 を波が深堀 り し て し ま い ケ 一 ソ ン

を不安定に し て いた。 従っ て 、 本発明は 、 波 ヱ ネ ル ギ

一 に よ り 移動さ れな い安定 し た消波 ケ ー ソ ン を提供す

る こ と を 目 的 と する も の で あ る。 又 、 本発明は透過'搆造に する こ と に よ り 海水の交流

- " ΐΐ 、 ?^C) ^ノ を良 く する と と も に魚礁 と し て も 利用でき る ケ 一 ソ ン を提供する こ と を 目 的 と する も のであ る 。

さ ら に又、 本発明は箱型 と する こ と に よ り 多数積み 重ね ら れる ケ 一 ソ ン を提供する こ と を 目 的 と する も の

め る 。

発明の 開示

即ち 、 本発明は、 適当数の孔を 開け て あ る 底面壁を 有 し、 上部は稜線のみか ら 本箱形の梓内に、 適当数の 孔を有する 合形あ る いは三角形状の 2 枚の翼片の各底 辺 を拡げて配 し 、 その頂辺同志を迎合さ せて構成 し た 翼体を 2 組さ ら にその迎合さ せた頂部同志を対向さ せ 且つ、 相互に 90度回転さ せ て接合さ せた構成体を収容 さ せ、 その後各翼片の摅げた底辺を枠の各稜鎳に 固着 し め る ο

こ の こ と に よ り 波は 、 矢印で示す よ う に枠内に収容 し た翼体の拡げた底辺間に進入 し、 上下の空間にて上 下方向 A に お よ び翼体に設けた 開口にて左右方向 B に 変更分散さ れ、 さ ら に 90度回転 し て接合さ れ た後半の 翼体にて上下、 左右に分散 さ れ ケ ー ソ ン 内に て、 波は 分散かつ乱流 し 、 完全に波 エ ネ ル ギー が分散消滅さ れ る o

さ ら に、 底に孔を開け て あ る こ と に よ り 波 エ ネ ル ギ — が こ の孔に て吸収さ れ て し ま う の で ケ 一 ソ ン が波に よ り ひつ く り 返さ れる 虞れ がな い。 逆に、 孔を有す る が底を設け た こ と は、 波が ケ ー ソ ン設置場所へ進行 し 一 C: I 海底を深堀 り す る こ と がな いの で ケ 一 ソ ン設置の安定

を維持する こ と ができ る 。 さ ら に ま た、 透過構造に し

加えて各翼片に孔を 開けた こ と に よ り 、 ケ 一 ソ ン 内の

空隙率が高 く 魚貝類の生息に適 し ている の で魚礁 と し

て の用途 も 有する 。

以上の効果に加え通常 4 〜 500 m³の体積を有する ケ

— ソ ン に あ って、 透過構造及 び各翼片に 開孔を有する

こ と は 、 使用する コ ン ク リ ー ト 材料の量を軽減でき る

の で費用 の節減 と なる 。

そ し て、 本発明ケ ー ソ ン は海水の交流を 阻止 し ない

の で 、 ケ 一 ソ ン の背後の海水が汚濁する 等の 虞れがな

く な る 。 さ ら に箱型であ る の で、 積み重ね が楽であ り .

又、 安定 し た積み重.ねが行え る。

図面の簡単な説明

第 1 図は 、 こ の発明の実施例の消波ケ ー ソ ン の斜視

図であ り 、 第 2 図は、 消波 ケ 一 ソ ン 内に収容する 2 組

の翼'体の接合構造を示す斜視図であ る 。

発明 を実施する た め の最良の形態

本発明を 、 よ り 詳細に述べる た め に、 以下添付図面

に従って説明す る 。

第 1 図は 、 本発明の消波 ケ ー ソ ン の実施例を示す も

の で 、 コ ン ク リ ー ト 材料に て製造さ れる 。

箱型梓 1 は側壁お よ び上部壁を有さ ず底面壁 5 を有

し て他は稜線の みか ら 構成 さ れた枠であ り 、 その 内部

には、 第 2 図に示す よ う に 2 枚 1 組の台形翼片 2 , 3 .,

、^w -- ¾ . ： ? の底辺 2 a ， 3 a が拡げ ら れて配置さ れそ の頂辺 2b， 3b 同志が迎合さ れて一の翼体 4 を構成 し てお り 、 他側に 同様に し て 2 枚の台型翼片 6 ， 7 の頂辺 を迎合さ せて 他の翼体 8 を構成 し、 両翼体 4 ， 8 の頂部 4b , 8b を 対向さ せ相互に 90度回転 した位置で こ の頂部同志が接 合さ れた構成体が収容さ れ固着さ れてい る 。

その 固着は 、 各翼体の各底辺が梓の各稜線に固着さ れてお り 、 翼体 4 の底辺 2 a ， 3a は稜線 3 ， 10にそ し て他の翼体 8 の底辺 6 a ， 7 a は、 横の稜線 11 ， 12に 固 着さ れている 。 そ し て各翼片 2 ， 3 ， 6 , 7 並びに底 面 5 に は それぞれ適当数の孔 13 , ， 14 , W , 15 が開 け ら れてレ、 る。

産業上の利用可能性

本発明に係る 消波ケ ー ソ ン は、 港 ， 海岸 ， 河川に お ナる 防波堤 ， 護岸 ， 桟橋 と し て、 魚の生息の た め の魚 礤 と し て用 レ、る の に適 し て レ、る 。

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Claims

請求の範囲

適当数の孔を 開けてあ る 底面壁を有 し 、 上部は稜線 のみか ら な る 箱型の枠内に 、 適当数の孔を有する 合形 状の各 2 枚の翼片の各底辺を拡げて配置 し 、 その頂辺 同志を迎合さ せて構成 し た 2 組の翼体を 、 さ ら に相互 に 90度回転さ せて頂部同志 を接合さ せた搆成体を内蔵 し 、 各翼片の各底辺が、 そ れぞれ枠の各稜線に 固着さ れてい る こ と を特徵 と する 消波ケ ー ソ ン 。