JPWO2022080426A5 - - Google Patents
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Claims (22)
- 第1基軸及び当該第1基軸と交差する第2基軸によって規定される主面を有する水晶片と、
前記水晶片の主面に設けられた励振電極部とを備え、
前記水晶片は、前記励振電極部に電圧が印加された場合に、前記主面と交差する方向を厚み方向としたとき、前記厚み方向と前記第1基軸とによって規定される面において振動する厚み滑り振動を行い、
前記励振電極部は、平板部と、前記水晶片の前記主面に沿う方向における電極端部に位置し、前記平板部よりも膜厚が大きい膜厚部を有し、
前記膜厚部は、前記主面における前記第1基軸の軸線方向の端部に位置し、前記第2基軸の軸線方向に延びる前記平板部から突出した凸部としての第1凸部と、
前記主面における前記第2基軸の軸線方向の端部に位置し、前記第1基軸の軸線方向に延びる前記平板部から突出した凸部としての第2凸部と、
を有し、
前記第1基軸と前記水晶片の厚み方向とによって規定される面に沿う方向に切断した前記第1凸部の断面積は、前記第2基軸と前記水晶片の厚み方向とによって規定される面に沿う方向に切断した前記第2凸部の断面積よりも大きく、
前記水晶片の厚みに対する前記平板部の厚みの比が大きいほど、水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記第1凸部および前記第2凸部の断面積の最大値が大きくなる、
水晶振動素子。 - 前記第1凸部および前記第2凸部の材質は、アルミニウムである、
請求項1に記載の水晶振動素子。 - 前記水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記第1凸部および前記第2凸部の断面積の最大値は、前記水晶片の厚みに対する前記平板部の厚みの比を変数とする一次関数で表される、
請求項1または2に記載の水晶振動素子。 - 前記第1凸部の突出方向と交差する方向における前記第1凸部の幅は、前記第2凸部の突出方向と交差する方向における前記第2凸部の幅よりも大きい、
請求項1から3のいずれか1項に記載の水晶振動素子。 - 前記第1凸部および前記第2凸部の材質は、アルミニウムであり、
前記水晶片の厚みに対する前記平板部の厚みの比が大きいほど、前記水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記第1凸部および前記第2凸部の幅の最大値は大きくなる、
請求項4に記載の水晶振動素子。 - 前記水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記第1凸部および前記第2凸部の幅の最大値は、前記水晶片の厚みに対する前記平板部の厚みの比を変数とする一次関数で表される、
請求項5に記載の水晶振動素子。 - 前記第1凸部の突出量は、前記第2凸部の突出量よりも大きい、
請求項1から6のいずれか1項に記載の水晶振動素子。 - 第1基軸及び当該第1基軸と交差する第2基軸によって規定される主面を有する水晶片と、
前記水晶片の主面に設けられた励振電極部とを備え、
前記水晶片は、前記励振電極部に電圧が印加された場合に、前記主面と交差する方向を厚み方向としたとき、前記厚み方向と前記第1基軸とによって規定される面において振動する厚み滑り振動を行い、
前記励振電極部は、平板部と、前記水晶片の前記主面に沿う方向における電極端部に位置し、前記平板部よりも膜厚が大きい膜厚部を有し、
前記膜厚部は、前記主面における前記第1基軸の軸線方向の端部に位置し、前記第2基軸の軸線方向に延びる前記平板部から突出した凸部としての第1凸部と、
前記主面における前記第2基軸の軸線方向の端部に位置し、前記第1基軸の軸線方向に延びる前記平板部から突出した凸部としての第2凸部と、
を有し、
水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記第1凸部の断面積の最大値をSfxとし、前記水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記第2凸部の断面積の最大値をSfzとし、前記水晶片の厚みをTとし、前記平板部の厚みをTeとするとき、
0<Sfx≦0.84×(Te×T)+0.07
かつ、
0<Sfz≦0.29×(Te×T)+0.07
との条件を満たす、
水晶振動素子。 - 第1基軸及び当該第1基軸と交差する第2基軸によって規定される主面を有する水晶片と、
前記水晶片の前記主面に設けられた励振電極部と、
を備え、
前記水晶片は、前記励振電極部に電圧が印加された場合に前記主面と交差する方向を厚み方向としたとき、前記厚み方向と前記第1基軸とによって規定される面において振動する厚み滑り振動を行い、
前記励振電極部は、平板部と、前記水晶片の前記主面に沿う方向における電極端部に位置し、前記平板部よりも膜厚が大きい膜厚部を有し、
前記膜厚部は、
前記平板部から突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記第2基軸の軸線方向に延びる凸部のみを含み、
前記凸部は、前記主面における前記第1基軸の軸線方向の端部に位置し、
前記水晶片の厚みに対する前記平板部の厚みの比が大きいほど、水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記凸部の断面積の最大値が大きくなる、
水晶振動素子。 - 第1基軸及び当該第1基軸と交差する第2基軸によって規定される主面を有する水晶片と、
前記水晶片の前記主面に設けられた励振電極部と、
を備え、
前記水晶片は、前記励振電極部に電圧が印加された場合に前記主面と交差する方向を厚み方向としたとき、前記厚み方向と前記第1基軸とによって規定される面において振動する厚み滑り振動を行い、
前記励振電極部は、平板部と、前記水晶片の前記主面に沿う方向における電極端部に位置し、前記平板部よりも膜厚が大きい膜厚部を有し、
前記膜厚部は、
前記平板部から突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記第2基軸の軸線方向に延びる凸部のみを含み、
前記凸部は、前記主面における前記第1基軸の軸線方向の端部に位置し、
水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記凸部の断面積の最大値をSfxとし、前記水晶片の厚みをTとし、前記平板部の厚みをTeとするとき、
0<Sfx≦0.84×(Te×T)+0.07
との条件を満たす、
水晶振動素子。 - 第1基軸及び当該第1基軸と交差する第2基軸によって規定される主面を有する水晶片と、
前記水晶片の前記主面に設けられた励振電極部と、
を備え、
前記水晶片は、前記励振電極部に電圧が印加された場合に前記主面と交差する方向を厚み方向としたとき、前記厚み方向と前記第1基軸とによって規定される面において振動する厚み滑り振動を行い、
前記励振電極部は、平板部と、前記水晶片の前記主面に沿う方向における電極端部に位置し、前記平板部よりも膜厚が大きい膜厚部を有し、
前記膜厚部は、
前記平板部から突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記第1基軸の軸線方向に延びる凸部のみを含み、
前記凸部は、前記主面における前記第2基軸の軸線方向の端部に位置し
前記水晶片の厚みに対する前記平板部の厚みの比が大きいほど、水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記凸部の断面積の最大値が大きくなる、
水晶振動素子。 - 第1基軸及び当該第1基軸と交差する第2基軸によって規定される主面を有する水晶片と、
前記水晶片の前記主面に設けられた励振電極部と、
を備え、
前記水晶片は、前記励振電極部に電圧が印加された場合に前記主面と交差する方向を厚み方向としたとき、前記厚み方向と前記第1基軸とによって規定される面において振動する厚み滑り振動を行い、
前記励振電極部は、平板部と、前記水晶片の前記主面に沿う方向における電極端部に位置し、前記平板部よりも膜厚が大きい膜厚部を有し、
前記膜厚部は、
前記平板部から突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記第1基軸の軸線方向に延びる凸部のみを含み、
前記凸部は、前記主面における前記第2基軸の軸線方向の端部に位置し、
水晶振動素子の振動特性が所定条件を満たす前記凸部の断面積の最大値をSfzとし、前記水晶片の厚みをTとし、前記平板部の厚みをTeとするとき、
0<Sfz≦0.29×(Te×T)+0.07
との条件を満たす、
水晶振動素子。 - 第1基軸及び当該第1基軸と交差する第2基軸によって規定される主面を有する水晶片と、
前記水晶片の前記主面に設けられた励振電極部と、
を備え、
前記水晶片は、前記励振電極部に電圧が印加された場合に前記主面と交差する方向を厚み方向としたとき、前記厚み方向と前記第1基軸とによって規定される面において振動する厚み滑り振動を行い、
前記励振電極部は、平板部と、前記水晶片の前記主面に沿う方向における電極端部に位置し、前記平板部よりも膜厚が大きい膜厚部を有し、
前記膜厚部は、
前記平板部から突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記第2基軸の軸線方向に延びる凸部のみを含み、
前記凸部は、前記主面における前記第1基軸の軸線方向の端部に位置し、
前記水晶片の厚みをTとし、前記凸部の幅をWxとするとき、
2.0≦Wx/T≦5.4
との条件を満たす、
水晶振動素子。 - 3.8≦Wx/T≦5.0
との条件をさらに満たす、
請求項13に記載の水晶振動素子。 - 第1基軸及び当該第1基軸と交差する第2基軸によって規定される主面を有する水晶片と、
前記水晶片の前記主面に設けられた励振電極部と、
を備え、
前記水晶片は、前記励振電極部に電圧が印加された場合に前記主面と交差する方向を厚み方向としたとき、前記厚み方向と前記第1基軸とによって規定される面において振動する厚み滑り振動を行い、
前記励振電極部は、平板部と、前記水晶片の前記主面に沿う方向における電極端部に位置し、前記平板部よりも膜厚が大きい膜厚部を有し、
前記膜厚部は、
前記平板部から突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記第1基軸の軸線方向に延びる凸部のみを含み、
前記凸部は、前記主面における前記第2基軸の軸線方向の端部に位置し、
前記水晶片の厚みをTとし、前記凸部の幅をWzとするとき、
1.5≦Wz/T≦4.1
との条件を満たす、
水晶振動素子。 - 2.8≦Wz/T≦4.0
との条件をさらに満たす、
請求項15に記載の水晶振動素子。 - 前記水晶片の結晶軸である互いに交差する第1軸、第2軸、第3軸のうち、第3軸を第1軸の周りに所定角度だけ傾斜させた軸を第3傾斜軸としたとき、第1軸を第1基軸に対応させるとともに第3傾斜軸を第2基軸に対応させる、
請求項1から16のいずれか1項に記載の水晶振動素子。 - 前記水晶片の結晶軸である互いに交差する第1軸、第2軸、第3軸のうち、第1軸を第3軸の周りに所定角度だけ傾斜させた軸を第1傾斜軸とし、第3軸を第1傾斜軸の周りに所定角度だけ傾斜させた軸を第3傾斜軸としたとき、第1傾斜軸を第1基軸に対応させるとともに第3傾斜軸を第2基軸に対応させる、
請求項1から16のいずれか1項に記載の水晶振動素子。 - 前記凸部は、前記励振電極部における前記平板部と同一の材料により構成される、
請求項1から18のいずれか1項に記載の水晶振動素子。 - 前記凸部は、前記励振電極部における前記平板部と異なる材料により構成される、
請求項1から18のいずれか1項に記載の水晶振動素子。 - 前記凸部は、絶縁材料により構成される、
請求項1、8、9、10、11、12、13、15のいずれか1項に記載の水晶振動素子。 - 請求項1から21のいずれか1項に記載の水晶振動素子と、
前記水晶振動素子が搭載されたベース部材と、
前記ベース部材に接合されて前記水晶振動素子を封止する蓋部材と
を備える、水晶振動子。
Applications Claiming Priority (2)
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