JPH0232807B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0232807B2
JPH0232807B2 JP54115094A JP11509479A JPH0232807B2 JP H0232807 B2 JPH0232807 B2 JP H0232807B2 JP 54115094 A JP54115094 A JP 54115094A JP 11509479 A JP11509479 A JP 11509479A JP H0232807 B2 JPH0232807 B2 JP H0232807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
plate
crystal
along
piezoelectric resonator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP54115094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5538799A (en
Inventor
Buurujoa Kuroodo
Eruman Jan
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANTORU EREKUTORONIKU ORUROJE SA
Original Assignee
SANTORU EREKUTORONIKU ORUROJE SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANTORU EREKUTORONIKU ORUROJE SA filed Critical SANTORU EREKUTORONIKU ORUROJE SA
Publication of JPS5538799A publication Critical patent/JPS5538799A/ja
Publication of JPH0232807B2 publication Critical patent/JPH0232807B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02007Details of bulk acoustic wave devices
    • H03H9/02015Characteristics of piezoelectric layers, e.g. cutting angles
    • H03H9/02023Characteristics of piezoelectric layers, e.g. cutting angles consisting of quartz
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/02007Details of bulk acoustic wave devices
    • H03H9/02157Dimensional parameters, e.g. ratio between two dimension parameters, length, width or thickness
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders; Supports
    • H03H9/0595Holders; Supports the holder support and resonator being formed in one body
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/17Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator
    • H03H9/19Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator consisting of quartz

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軸X′に沿つた長さl、軸Y′に沿つた
幅wおよび軸Z′に沿つた厚さtを有する方形の薄
いプレート状をなし、輪郭モードで振動する少な
くとも1個の水晶結晶体からなる圧電共振子に関
する。
このような圧電共振子は特に腕時計に好適なも
のである。
輪郭モード共振子はプレートの面内でずれるよ
うになつた薄いプレートの形で実現される。
このプレートの厚さは、計算上厚さ0とみなさ
れることにより得られた共振子の特性を変えない
ように、十分に薄くなつているべきである。
一般的な形状は方形であつて4つの幾何的パラ
メータをもつ。すなわちプレートに直角の方向を
限定する2つのカツト角と、プレートの面内での
方形の正の向きを限定する1つのカツト角と、方
形の辺間の寸法比とである。
実用的な共振子については使用時平均温度、例
えば腕時計にあつては28℃において、1次温度係
数が0に近い(例えば±1×10-6/℃)ことが必
要である。なお、使用時平均温度は適用分野が異
なれば異なることはいうまでもない。
市販の水晶結晶体は種々のカツト態様をもつて
おり、中でも最も好ましい熱特性を与えるのは
GTカツトである。ここで述べるのは方形プレー
トであつて、その寸法比は0.86であり、結晶の電
気軸Xのまわりの回転およびそれに続く直径の方
向のまわりでの±45゜の回転により得られるもの
である。GTカツトの共振子は輪郭モードで発振
し、詳細には幅方向の伸張モードで振動する。第
1次および第2次の周波数温度係数は0であり、
第3次の温度係数は非常に小さい。このカツトの
欠点は共振子の熱特性がプレートの寸法比に対し
て厳密な依存性を有するということである。
例えばGTカツトの水晶体については第1次温
度係数αは±0.1×10-6/℃であり、第2次温度
係数βは±1×10-6/℃2であり、第3次温度係
数γは30×10-12/℃3より小さい。
しかしながら、寸法比の相対変化△(w/l)/
w/1が1%とすると、1次温度係数の変化は2.5
×10-6/℃である。従つてGTカツトの水晶結晶
体の温度係数は非然的に共振子の設置後に調整し
なければならない。
他の周知のカツトはDTカツトであり、これは
電気軸Xのまわりの回転により得られ、面すべり
(face−shear)モードで振動するほゞ正方形のプ
レートからなる。この面すべりモードは輪郭モー
ドの一形態である。DTカツトの共振子はGTカ
ツトのものと比較して寸法比の変化に対する感度
が非常に小さいという利点を有する。しかしなが
らその熱特性は満足なものではない。例えば、1
次温度係αは0であり、2次温度係数βは−(15
〜20)×10-9/℃2であり、3次温度係数γはほゞ
45×10-12/℃3である。
ATカツトの水晶体も周知であり、これは結晶
の電気軸Xのまわりの回転により得られるプレー
ト形のものである。この水晶体に関するデータは
「ヒズマジエステイズステーシヨナリオフイス
(His Majesty's Stationary Office)」編(ロン
ドン、1950)、ピエールビゴロ(Pierre
Vigoureux)著、「水晶振動体およびその応用
(Quartz Vibrators and their application)」 に詳細に示されている。4MHzで振動する2種類
のATカツト水晶結晶体が現在市販されている。
これらの一つはニホンデンパ社のものであり、そ
の25℃における熱特性は次の通りである。
1次温度係数α=±0.1×10-6/℃ 2次温度係数β=±(4±1)×10-9/℃2 3次温度係数γ=95×10-12/℃3 他の一つはSSIH、すなわちスイス時計工業組
合(Societe Suisse pour l' Indusrie
Horloger)のものであり、その25℃における熱
特性は次の通りである。
1次温度係数α=±0.1×10-6/℃ 2次温度係数β=−(11±1)×10-9/℃2 3次温度係数γ=90×10-12/℃3 GTカツトのものについての熱特性と同様に
ATカツトの水晶はほゞ同じ寸法について4倍高
い周波数を有する。他方、1次温度係数はカツト
角の値の差に対してより多く影響され、例えば1゜
に等しい角度ψの変化△ψについては1次の温度
係数のそれに対応する変化△αは4.7×10-6/℃
である。更にニホンデンパのATカツト水晶の形
状は複雑であり、バーの各端部にベベルを設けか
つ横面の傾斜を有する。これにより加工完了後に
個々の金属化を行なわねればならない。SSIHの
AT水晶体は約11mmとかなり長い。
本発明の目的は上記した従来の水晶体の欠点を
解決し次の条件を満足するような前述した形式の
共振子を提供することである。
(イ) 1次温度係数αが0。これはカツト角により
決まり結晶プレートの寸法比によつて厳密に決
まりものではない。
(ロ) 高次の温度係数が出来るだけ小さく、特に2
次温度係数βの打消の可能性をもつ。
(ハ) 充分な圧電カツプリングおよび許容出来るイ
ンピーダンスレベルを保証する極めて高モーシ
ヨナルな容量C1
(ニ) 次の条件を満たすために十分小さい他のモー
ドについての圧電カツプリング。
QC1/ω|最適モード>|QC1/ω他のモード 但しQは品質フアクタである。この条件は最
適モードのみが発振器により励起されるように
する。
(ホ) 単結晶回転により得られる基板の使用。その
1次温度係数αに対する影響は大であつてはな
らず、例えば5×10-6/℃/角度より小である
べきである。
(ヘ) プレートに直角の方向のまわりになされる第
2の回転は厳密なものでなく±5′程度の許容差
が許容出来るべき。
本発明による共振子はプレートの主面に直角の
軸Z′が結晶の電気軸Xと光学軸Zでつくられる面
内にあつて軸Zに対して25゜<<36゜のような角
度ψを形成し、軸Y′が結晶の機械軸Yに対して
10゜<θ<30゜のような角度θをなすことを特徴と
する。
第1図を参照すると、以下でZTカツトプレー
トと呼ぶプレートは基板のZセクシヨン、すなわ
ち直角方向に水晶結晶体の光学軸Zを有するプレ
ート、から得られる。この結晶体の機械軸を表わ
す軸Yのまわりでの角度の第1回転により光学
軸ZはZ′に、電気軸XはX1になる。軸Z′のまわり
での角度θの第2の回転により軸X1はX′に軸Y
はY′になる。主方向X′,Y′,Z′は夫々Nカツト
プレートの長さl、幅wおよび厚さtに対応する
IRE標準によればそのようなカツトは(z,x,
w,t)ψ,θと記される。これは次のように解
釈される。
z:初期プレート(Zカツトの基板)の厚さの方
向 x:初期プレートの大寸法の方向 w:角度ψの第1回転が初期プレートの幅に関す
る軸のまわりで行われることを示す。
t:角度θの第2回転が最終プレート(主面の表
面に直角)の厚さ方向のまわりで行われること
を示す。
第2図は一次温度係数αが0である場合におけ
るカツト角およびθの組の値をプロツトしたも
のである。この曲線はα=0であること、結晶は
輪郭モードに振動すべきこと、αは寸法比w/l
の変化に感応しないことを条件として数値計算に
より求められたものである。
なお、共振子のパラメータの挙動およびパラメ
ータ間の相互関係を解析的に正確に表現する数学
的な公式はない。パラメータ変化に対する共振子
の依存性について正しい知識を得るための現存す
る手段の1つは数値的アプローチである。
この、数値的アプローチはR.HollandおよびE.
P.EerNisse著「共振ピエゾ電気素子の設計」M.
I.T.出版社、1969に記載されているよう、変動弾
性理論のような数学的理論に基づいている。この
数値的アプローチにおいては一つのパラメータの
変化の影響は与えられた共振子について点ごとに
計算され、その結果特性曲線が得られる。本発明
の実施例におけるすべての結果は変動弾性理論に
基づく数値的アプローチにより得られた。
上述した方法による計算で得られた第2図の曲
線は、与えられた平均使用温度において、ある方
向の伸長振動モード、すなわち変位成分および伝
播ベクトルの方向が板の面内にあつて互いに平行
であるモード、をその直角方向の伸長モードと結
合させるのに重要な、弾性係数を0にするような
カツト角度の値を示す。もし、この係数が0であ
るならば、共振子の一般的な特性はw/lが変化
しても変わらない。さらに、この曲線上の点に対
する第1次温度係数αは0またはほぼ0であり、
これはαがw/lに対して不感性であることを示
している。
第2図の曲線から最適値として極値の場合のψ
=26゜、θ=20゜が得られる。この値においては温
度に対する感度が最も低いことが見出されてい
る。また、比w/lについては、これが共振子の
周波数の温度依存性を表わす曲線の変曲点位置を
定めるものである。
すなわち、係数αは比w/lに独立であること
が示されている。しかし、温度係数の2次成分β
はこの比に依存する。定義から、この係数βが0
である時は、この値は周波数対温度曲線の変曲点
に対応する。これから、与えられた平均使用温度
に対しては比w/lを適当に選ぶことにより係数
βを0にできることが理解される。比w/l=
2/3の場合には、特に腕時計に対して好ましい
値である温度25℃の時の変曲点を定めることが知
られている。このような変曲点を有する温度と周
波数との関係の一例を示すグラフを第9図に示
す。
なお、この周波数−温度特性は前述した平均使
用温度を中心とした一連の開発により得られたも
ので、そのため異なる平均使用温度に対するもの
とは多少異なることが注意されるべきである。
、θおよび比w/lの値は臨界的なものでは
なく、αが少なくとも非常に小さいこと、αが比
w/lにほとんど依存しないこと、振動方向が結
晶面方向であることを条件として、変動した値で
も満足すべき特性が得られる。例えば、第2図に
示されたの最適値付近の26゜から36゜の範囲では
曲線上のθの値はまだ満足すべきものである。さ
らに曲線の外側にはあるが曲線に接近した点、例
えば=25゜はαが0とは少し異なるものの、望
まれる特性からは満足すべきものである。
同様に、比w/lは、2/3付近の他の値、例
えば2/3を中心としてほぼ対称の0.5から0.8の
値が望ましい。
さらに詳しく述べると比w/lの値は使用され
る温度範囲およびその温度範囲内での要求される
最大周波数変動にしたがつて選択される。もし、
βの値が0またはほぼ0であるときは、平均使用
温度の回りで周波数変動は非常に小さく、それを
越えるとむしろ大きい。他方、相対的に小さい周
波数変動は広い周波数範囲で望まれるが、βの値
は0でない方が有利である。このようなことを考
慮し、低い温度から高い温度までをカバーするも
のとして0.5から0.8の値が選ばれた。
したがつて第2図から最適条件の臨界値として ψ=36゜;θ=10゜ このときw/l=0.73 ψ=31゜;θ=30゜ このときw/l=0.70 が得られる。これらは与えられた平均使用温度に
対してαもβも0であるとして計算されたもので
ある。以上を纏めると、 25゜<ψ<36゜ 10゜<θ<30゜ 0.5<w/l<0.8 となる。
また、結晶の対称性により、ψ=−26゜とθ=
−20゜について得られたプレートは上述したよう
な最適なものとなる。
厚さは自由パラメータでありこれはすべての輪
郭モードについて同じである。これは面外のずれ
を有するモードとの面倒なカツプリングを避ける
ように選ばれなければならない。これらの角度に
組合せに近くなると周波数/温度関係が3次曲線
となり、その変曲点は寸法比を適正に選ぶことに
より変えることが出来る。変曲点における1次温
度変数はその角度により決まり、打消すことが出
来る。2次温度係数は寸法比により決まり、前述
した最適値w/l〜2/3については打消すこと
が出来る。3次の係数は約55×10-12/℃3にすぎ
ず、すなわちATカツトのものよりかなり小さ
い。幅に関係した周波数定数は2823KHz・mmであ
る。
1次温度係数が0である点の幾何的位置を表わ
す第2図の曲線はこの係数は角度で大きく変わ
ることを非常によく示しているが角度θの小さい
変化に対してほとんど感応しないことも示してい
る。このZTカツトの水晶の特性の詳細な分析に
より変形が実際には幅方向の純粋な伸長であるこ
とが明らかになり、このことにより交互に逆相で
振動するn個の共振子の軸Y′に沿つた並置構成
をとつてもそれらの熱特性を変えるものではない
ことがわかる。このように構成された共振子は実
際にY′に沿つた伸長のn番目の高調波で振動す
る。
この最も単純なZTカツト共振子の構成は方形
の水晶プレートを用いる際に第1図に示すよう
に、好適には中心配置された1本または2本のワ
イヤにより懸加されるようにして構成される。し
かしながら、懸架ワイヤまたはねじを使用しない
他の構成もある。
例えば、本発明によるZTカツトの水晶圧電共
振子は次の寸法をもつ方形の水晶プレートで作る
ことが出来る。
幅w:2.7mm 長さl:4.0mm 厚さt:0.2mm およびθは次の通りである。
=26゜ θ=20゜ この場合、この共振子の共振周波数は220ヘル
ツすなわち約1049KHzである。
第3図のZTカツトの水晶体フレーム11によ
り包囲され、このフレーム2個の脚12,13で
固定された、長さl、幅wの内側能動部分10を
有する。フレーム11と脚12,13はこの結晶
体の受動部分を形成する。この能動部分は矢印1
5で示すようにその幅方向で振動する。
第4図はZTカツトのプレートの他の実施例を
示すものであり、これは長さl、幅wの方形の能
動部分20を有し、その長手方向の各辺から3角
形延長部21,22により長くされている。この
プレートは矢印23の方向に振動し、そしてその
結果それぞれの3角形21,22の点により2個
の固定支持体24,25に容易に固定される。
第5図はZTカツトの方形プレートを示してお
り、その能動部分30は寸法については3個のプ
レート31,32,33に等価でありこれら3個
のプレートのそれぞれの長さはl、幅はw、w/
l=0.5〜0.8である。プレート31と33の間に
配置されて逆相で振動する中央プレート32は例
えば図示しない支持体上に組立体を固定するため
の2個の延長部34,35を有する。
第6図は音叉形のZTカツトプレートを示す。
これは長さl、幅w、w/l=0.5〜0.8であつ
て、この場合受動部分を形成して支持体上に固定
されるべき脚43に平行関係をもつて固定される
2個のプレート41と42から形成される能動部
分からなる。
第7図はZTカツトプレートの他の実施例であ
り、これは受動部分51に接続する能動部分50
からなる。この能動部分50は比w/lが0.5〜
0.8となるように寸法lとwを有する方形プレー
トで形成される。この能動部分50は矢印52に
従つて振動する。
第8図はZTカツトプレートの金属化の一形態
を示す。低電力消費型IC発振器は周波数に逆比
例する負性抵抗を有する。直線動作条件下での動
作が受け入れられるならば水晶共振子は次の条件
を満足する必要がある。
QC1/ω|所望モード>QC1/ω|非所望モード ZT共振子は各種振動モードを有するが、ZTモ
ードを除く輪郭モードは必要な温度特性を有して
いないために、所望モードではない。特にZT共
振子は低周波では面すべりモードとなる。しか
し、前述したような、面の中心に懸架ワイヤが固
定されたZT共振子については、面すべりモード
はそのQフアクタおよび圧電カツプリングがZT
モードのそれらと同じ次元の大きさであるため、
望ましくないモード巾では唯一考慮に値するもの
である。プレートが完全に金属化されると、容量
が増加して上述した条件は満足されない。あるモ
ードの動的容量はその圧電カツプリングに関係す
るので、2つのモード(ZTモードおよび面すべ
りモード)の圧電カツプリングを調節することが
ZTモードの割合を増加させるために必要である。
このためには、面すべりモードに対するZTモー
ドの動的(ダイナミツク)容量比を増加させれば
よく、従つて、比 C1|ZTモード/C1|面すべりモード を増加させるように部分的金属化する必要があ
る。この金属化はプレート60の主面を部分的に
覆う長い条片61と62とにより形成される。こ
れら条片の縁部すなわち端部の1つはプレートの
端部と重なるようにしてもよい。金属化条片61
と62は、その一方の61が正に帯電され、他方
の62が負に帯電されたときに生ずる電界が軸
Z′に沿つた成分と対向する軸Y′に沿つた成分を与
えるように、各条片のX′方向に延びた中心線が
プレートのX′方向に延びた中心線から離れて存
在するように配置されている。
第8図の共振子は水晶プレートの2つの主面の
巾心に直角に半田付される導電体である短い懸架
ワイヤ63,64により実装される。これらワイ
ヤはまた図示しない励起回路と水晶プレート60
のそれぞれの条片61,62との間の電気接続を
与える。
前述の利点に加えて、このZTカツトプレート
は製造が容易であり、その実装後にその熱特性の
調整を必要としない。周波数の調整は熱特性を変
更することなく全面または好適にはプレートの長
さ方向に平行な縁に接近した条片に均一に材料を
付着するだけで達成出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は直交座標X,Y,Zにおける本発明の
共振子の配向を示す図、第2図は共振子の1次温
度係数が0となる値θとの幾何的位置を表わす
グラフ、第3図、第4図、第5図、第6図、第7
図は夫々異なつた圧電プレートの形を示す図、第
8図は電極の位置を示す方形プレート状の共振子
を示す図、第9図は比w/lにより定まる変曲点
を有する温度と周波数との関係の一例を示すグラ
フである。 10,20,30,50……能動部分、11…
…フレーム、12,13……脚部、21,22,
34,35……延長部、24,25……固定支持
体、31,32,33,41,42,60……プ
レート、51……受動部分、61,62……条
片、63,64……ワイヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸X′に沿つた長さl、軸Y′に沿つた幅wお
    よびZ′軸に沿つた厚さtを有する方形の薄いプレ
    ートの形を有し、輪郭モードで振動する少なくと
    も1個の水晶結晶体からなり、このプレートの主
    面に直角の軸Z′がこの結晶体の電気的X軸および
    光学的Z軸で形成される面内にあつて軸Zに対し
    て25゜<<36°である角度をなしており、軸
    Y′がこの結晶体の機械的軸Yに対して10゜<θ<
    30゜である角度θをなすことを特徴とする圧電共
    振子。 2 前記プレートの幅wと長さのlの比w/l
    が、0.5と0.8の間であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の圧電共振子。 3 前記角度が約26゜であり前記角度θが約20゜
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の圧電共振子。 4 前記比w/lが約2/3であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の圧電共振子。 5 前記プレートの前記主面の夫々が部分的に金
    属化されており、この金属化部分の形がこのプレ
    ートの長手方向に平行な1つの条片となつてお
    り、これら各条片のX′方向に延びた中心線がプ
    レートのX′方向に延びた中心線から離れて存在
    するように配置されており、且つこの構成は、こ
    れら金属化部分の1つが正に帯電され他方が負に
    帯電された場合に生ずる電界がその軸Z′に沿つた
    成分と対向する軸Y′に沿つた成分を与えるよう
    になつている特許請求の範囲第1項記載の圧電共
    振子。 6 軸X′に沿つた長さl、軸Y′に沿つた幅wお
    よびZ′軸に沿つた厚さtを有する方形の薄いプレ
    ートの形を有し輪郭モードで振動する2個の方形
    プレートで形成されるアームを有する音叉の形を
    有する水晶結晶体からなり、このプレートの主面
    に直角の軸Z′がこの結晶体の電気的X軸および光
    学的Z軸で形成される面内にあつて軸Zに対して
    25゜<<36゜である角度をなしててり、軸Y′が
    この結晶体の機械的軸Yに対して10゜<θ<30゜で
    ある角度θをなし、前記プレートの幅wと長さl
    の比w/lが、0.5から0.8であることを特徴とす
    る圧電共振子。 7 軸X′に沿つた長さl、軸Y′に沿つた幅wお
    よびZ′軸に沿つた厚さtを有する方形の薄いプレ
    ートの形を有し輪郭モードで振動する少なくとも
    1個の水晶結晶体からなり、このプレートの主面
    に直角の軸Z′がこの結晶体の電気的X軸および光
    学的Z軸で形成される面内にあつて軸Zに対して
    25゜<<36゜である角度をなしており、軸Y′が
    この結晶体の機械的軸Yに対して10゜<θ<30゜を
    なし、前記水晶結晶体が寸法について0.5〜0.8の
    比w/lを有する少くとも1個の方形プレートか
    らなるプレートに等価な方形プレートである能動
    部分とこの能動部分に隣接して少くとも1つの仲
    長を与える受動部分とからなつていることを特徴
    とする圧電共振子。 8 前記能動部分が0.5〜0.8の比w/lを有する
    方形プレートからなり、前記受動部分が上記能動
    部分をその長手方向に伸長した2個の3角形から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載
    の圧電共振子。 9 前記能動部分が0.5〜0.8の比w/lを有する
    方形プレートからなり、前記受動部分がこの能動
    部分により完全に包囲された方形フレームからな
    り、これら両部分が上記能動部分の小辺のそれぞ
    れに固着した延長部により互いに接続されること
    を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の圧電共
    振子。
JP11509479A 1978-09-08 1979-09-07 Piezooelectric resonator Granted JPS5538799A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH944278A CH623690A5 (ja) 1978-09-08 1978-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5538799A JPS5538799A (en) 1980-03-18
JPH0232807B2 true JPH0232807B2 (ja) 1990-07-24

Family

ID=4352043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11509479A Granted JPS5538799A (en) 1978-09-08 1979-09-07 Piezooelectric resonator

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4313071A (ja)
JP (1) JPS5538799A (ja)
CA (1) CA1141445A (ja)
CH (1) CH623690A5 (ja)
DE (1) DE2936225A1 (ja)
FR (1) FR2435855A1 (ja)
GB (1) GB2032685B (ja)
HK (1) HK23088A (ja)
NL (1) NL190593C (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2521782A1 (fr) * 1982-02-16 1983-08-19 Centre Electron Horloger Resonateur piezoelectrique encastrable
CH650897GA3 (ja) * 1982-07-14 1985-08-30
US4486682A (en) * 1983-03-17 1984-12-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Stress compensated quartz resonator having ultra-linear frequency-temperature response
US4499395A (en) * 1983-05-26 1985-02-12 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Cut angles for quartz crystal resonators
US4542355A (en) * 1984-11-07 1985-09-17 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Normal coordinate monolithic crystal filter
JPS61288132A (ja) * 1985-06-17 1986-12-18 Yokogawa Electric Corp 水晶温度計
US4900971A (en) * 1988-03-10 1990-02-13 Seiko Electronic Components Ltd. Face shear mode quartz crystal resonator
FR2634067B1 (fr) * 1988-07-07 1992-04-03 Electro Microtechn Centre Resonateur piezoelectrique
CH683050A5 (fr) * 1991-06-04 1993-12-31 Suisse Electronique Microtech Résonateur à quartz vibrant selon un mode fondamental de torsion.
JP2743701B2 (ja) * 1992-03-30 1998-04-22 株式会社村田製作所 発振回路
US6172443B1 (en) * 1998-11-24 2001-01-09 Cts Corporation Quartz crystal resonator with improved temperature performance and method therefor
US6590315B2 (en) * 2000-05-26 2003-07-08 William D. Beaver Surface mount quartz crystal resonators and methods for making same
US6744182B2 (en) 2001-05-25 2004-06-01 Mark Branham Piezoelectric quartz plate and method of cutting same
US6791243B2 (en) * 2002-03-06 2004-09-14 Piedek Technical Laboratory Quartz crystal unit and its manufacturing method
US6897743B2 (en) * 2002-03-06 2005-05-24 Piedek Technical Laboratory Electronic apparatus with two quartz crystal oscillators utilizing different vibration modes
JP2003318699A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Piedekku Gijutsu Kenkyusho:Kk 水晶ユニットとその製造方法
US6707234B1 (en) * 2002-09-19 2004-03-16 Piedek Technical Laboratory Quartz crystal unit, its manufacturing method and quartz crystal oscillator
JP4600692B2 (ja) 2007-12-28 2010-12-15 エプソントヨコム株式会社 水晶振動片、水晶デバイス、および水晶振動片の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275252A (en) * 1975-12-19 1977-06-24 Seiko Instr & Electronics Ltd Crystal oscillator circuit

Also Published As

Publication number Publication date
FR2435855A1 (fr) 1980-04-04
FR2435855B1 (ja) 1982-12-17
GB2032685B (en) 1982-12-08
NL190593B (nl) 1993-12-01
DE2936225A1 (de) 1980-03-20
NL7906675A (nl) 1980-03-11
GB2032685A (en) 1980-05-08
CH623690A5 (ja) 1981-06-15
HK23088A (en) 1988-03-31
NL190593C (nl) 1994-05-02
CA1141445A (en) 1983-02-15
US4313071A (en) 1982-01-26
DE2936225C2 (ja) 1988-01-28
JPS5538799A (en) 1980-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4484382A (en) Method of adjusting resonant frequency of a coupling resonator
JPH0232807B2 (ja)
US4447753A (en) Miniature GT-cut quartz resonator
US4377765A (en) Mode coupled tuning fork type quartz crystal vibrator and method of tuning
US4071797A (en) Quartz piezo-electric element vibrating in a coupled mode
US5311096A (en) KT cut width-extensional mode quartz crystal resonator
US4771202A (en) Tuning fork resonator
US3128397A (en) Fork-shaped quartz oscillator for audible frequency
US4540909A (en) Tuning fork type quartz crystal resonator with variable width base
US4349763A (en) Tuning fork type quartz resonator
US4873465A (en) 2T-cut piezoelectric resonator using coupled contour modes
US20070024158A1 (en) Integrated resonators and time base incorporating said resonators
US6016025A (en) Selected overtone resonator with channels
JPS6357967B2 (ja)
JPS59202720A (ja) 音叉型水晶振動子
JPS6367364B2 (ja)
JPH0156564B2 (ja)
JPS5838015A (ja) 圧電振動子
US4525646A (en) Flexural mode vibrator formed of lithium tantalate
JPS5824503Y2 (ja) 幅すべり結晶振動子
JP3176642B2 (ja) Ktカット水晶振動子
JP3363457B2 (ja) 捩り水晶振動子
JPS6064516A (ja) 結合水晶振動子
JPH0810811B2 (ja) オーバートーン発振用圧電共振子の構造
JPS6217405B2 (ja)