JPWO2022030349A5 - - Google Patents

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請求項1記載の発明は、車両のエンジンの駆動力で回転する入力部材と共に回転し、複数の駆動側クラッチ板が取り付けられたクラッチハウジングに収容されるクラッチ部材であって、前記駆動側クラッチ板と交互に形成された複数の被動側クラッチ板が取り付けられるとともに、車両の車輪を回転させ得る出力部材と連結されたクラッチ部材と、前記駆動側クラッチ板と前記被動側クラッチ板とを圧接させて前記エンジンの駆動力を前記車輪に伝達可能な状態とする作動位置と、前記駆動側クラッチ板と前記被動側クラッチ板との圧接力を解放させて前記エンジンの駆動力が前記車輪に伝達されるのを遮断し得る非作動位置との間で移動可能なプレッシャ部材と、前記駆動側クラッチ板および前記被動側クラッチ板を圧接または離間させる方向に付勢するクラッチスプリングとを具備した動力伝達装置であって、前記プレッシャ部材は、前記クラッチスプリングを収容する収容凹部と、前記出力部材の軸線方向に延びかつ前記収容凹部を区画しかつ少なくとも一部が前記出力部材の径方向に関して前記クラッチスプリングと前記出力部材との間に位置する側壁と、前記側壁と連続し、かつ、前記径方向に延び、かつ、前記収容凹部を区画する底壁と、前記側壁と前記底壁との境界部分のうち前記径方向に関して少なくとも一部が前記出力部材に対向する部分に形成され、かつ、前記収容凹部にオイルを流入させるオイル流入口と、前記収容凹部に流入したオイルを前記プレッシャ部材に取り付けられた前記被動側クラッチ板に向けて供給するオイル供給口と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の動力伝達装置において、前記オイル流入口は、前記径方向に関して前記側壁と前記底壁との前記境界部分のうち前記出力部材に最も近い部分に形成され、かつ、前記出力部材に向けて開口していることを特徴とする
請求項3記載の発明は、車両のエンジンの駆動力で回転する入力部材と共に回転し、複数の駆動側クラッチ板が取り付けられたクラッチハウジングに収容されるクラッチ部材であって、前記駆動側クラッチ板と交互に形成された複数の被動側クラッチ板が取り付けられるとともに、車両の車輪を回転させ得る出力部材と連結されたクラッチ部材と、前記駆動側クラッチ板と前記被動側クラッチ板とを圧接させて前記エンジンの駆動力を前記車輪に伝達可能な状態とする作動位置と、前記駆動側クラッチ板と前記被動側クラッチ板との圧接力を解放させて前記エンジンの駆動力が前記車輪に伝達されるのを遮断し得る非作動位置との間で移動可能なプレッシャ部材と、前記駆動側クラッチ板および前記被動側クラッチ板を圧接または離間させる方向に付勢するクラッチスプリングとを具備した動力伝達装置であって、前記プレッシャ部材は、前記クラッチスプリングを収容する収容凹部と、前記収容凹部よりも径方向外側に位置し、かつ、前記被動側クラッチ板および前記駆動側クラッチ板を圧接可能なフランジ部と、前記収容凹部の開口端側かつ少なくとも一部が前記収容凹部よりも径方向外側に位置し、かつ、前記プレッシャ部材に取り付けられた前記被動側クラッチ板に向けてオイルを供給するオイル供給口と、を有することを特徴とする
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の動力伝達装置において、前記オイル供給口の一部は、前記フランジ部に形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4に記載の動力伝達装置において、前記プレッシャ部材は、前記収容凹部において前記プレッシャ部材の中心側に向かって開口したオイル流入口を備え、前記オイル流入口は、前記クラッチスプリングの一端を受けるための前記収容凹部の底部側に形成された第1の孔部であり、前記オイル供給口は、前記プレッシャ部材の外径側に向かって開口する第2の孔部であり、前記プレッシャ部材には、前記収容凹部の開口縁部から前記第2の孔部までオイルが流通可能な溝部が形成され、前記第1の孔部から前記収容凹部内に流入したオイルを、前記溝部を介して前記第2の孔部から流出させて、前記プレッシャ部材に取り付けられた前記被動側クラッチ板に向かって流動させることを特徴とする
請求項6記載の発明は、請求項1または3に記載の動力伝達装置において、前記クラッチ部材は、前記出力部材と連結される第1クラッチ部材と、前記被動側クラッチ板が取り付けられる第2クラッチ部材と、を有し、前記第1クラッチ部材および前記第2クラッチ部材のそれぞれには、前記第2クラッチ部材に取り付けられた前記被動側クラッチ板に向かってオイルを流動させるオイル供給孔が複数形成されていることを特徴とする
請求項1、3の発明によれば、プレッシャ部材に取り付けられた被動側クラッチ板に対して十分なオイルの供給を図ることができる。また、請求項1の発明によれば、収容凹部を利用してプレッシャ部材に取り付けられた被動側クラッチ板にオイルを供給することができる。さらに、請求項3の発明によれば、収容凹部を介してオイルを遠心力で流動させ、プレッシャ部材に取り付けられた被動側クラッチ板にオイルを円滑に供給することができる。
請求項の発明によれば、第1の孔部から収容凹部内に流入したオイルを当該収容凹部の開口側に流通させ、溝部を介して第2の孔部からオイルを流出させることができ、プレッシャ部材に取り付けられた被動側クラッチ板にオイルを確実に供給することができる。
請求項6の発明によれば、クラッチ部材が第1クラッチ部材及び第2クラッチ部材に分割された構造であってもクラッチ部材及びプレッシャ部材に取り付けられた被動側クラッチ板に対してオイルを確実に供給することができる。
本発明の実施形態に係る動力伝達装置を示す外観図 同動力伝達装置の内部構造を示す縦断面図 図2の一部拡大図 図2の一部拡大図 同動力伝達装置におけるクラッチハウジングを示す斜視図 同動力伝達装置における第1クラッチ部材を示す3面図 同第1クラッチ部材を示す斜視図 同動力伝達装置における第2クラッチ部材を示す3面図 同第2クラッチ部材を示す斜視図 同動力伝達装置におけるプレッシャ部材を示す3面図 図10中のXI-XI線断面図 同プレッシャ部材の表面側から見た斜視図 同プレッシャ部材の裏面側から見た斜視図 同動力伝達装置における遠心クラッチ手段を示す縦断面図 同遠心クラッチ手段を示す一部破断した斜視図 同動力伝達装置における(a)圧接アシスト用カムの作用、(b)バックトルクリミッタ用カムの作用を説明するための模式図 同動力伝達装置が適用される車両を示す模式図 同動力伝達装置におけるウェイト部材が内径側位置にある状態を示す断面図 同動力伝達装置におけるウェイト部材が内径側位置と外径側位置との間の中間位置にある状態を示す断面図 同動力伝達装置におけるウェイト部材が外径側位置にある状態を示す断面図 同動力伝達装置におけるウェイト部材が外径側位置にあり、プレッシャ部材が作動位置にある状態を示す断面図 本発明の他の実施形態に係る動力伝達装置を示す縦断面図 本発明のさらに他の実施形態に係る動力伝達装置を示す縦断面図 本発明の他の実施形態(長孔状のオイル流入を有する)に係る動力伝達装置を示す縦断面図 同動力伝達装置におけるプレッシャ部材を表面側から見た斜視図 同動力伝達装置におけるプレッシャ部材を裏面側から見た斜視図
ここで、本実施形態に係るプレッシャ部材5は、当該プレッシャ部材5に取り付けられた被動側クラッチ板7bに向かってオイルを流動させ得るオイル流通路が形成されている。かかるオイル流通路は、図10~13に示すように、オイル流入5eと、溝部5fと、オイル流出5gとを有して構成されており、クラッチスプリングSを収容する収容凹部5dを介してプレッシャ部材5のフランジ部5cに向かってオイルを流通させ得るようになっている。
オイル流入5eは、図11、13に示すように、収容凹部5dの底部側(クラッチスプリングSの一端を受ける部位側)に形成された第1孔部から成るとともに、収容凹部5dにおいてプレッシャ部材5の中心側に向かって開口して形成されている。オイル流出5gは、図11、12に示すように、プレッシャ部材5のフランジ部5c側に形成された第2の孔部から成るとともに、プレッシャ部材5の外径側に向かって開口して形成されている。
また、溝部5fは、プレッシャ部材5の表面側に形成された溝形状から成り、収容凹部5dの開口縁部からオイル流出5g(第2の孔部)まで連通して形成されており、収容凹部5dの開口縁部からオイル流出5g(第2の孔部)までオイルを流通可能とされている。そして、図3に示すように、挿通孔3aから供給されたオイル(同図中のR1参照)は、遠心力によって収容凹部5dより内径側の面5hに沿って流れてオイル流入5e(第1の孔部)に至り、そのオイル流入5eを介して収容凹部5d内に流入する(同図中のR2参照)。
このように収容凹部5d内に流入したオイルは、収容凹部5dの内周面5daに沿って開口側に向かって流動し、溝部5fを流通してオイル流出5gから流出される(同図中のR3参照)。この流出部5gから流出したオイルは、プレッシャ部材5に取り付けられた被動側クラッチ板7bに至り、その被動側クラッチ板7b及び当該被動側クラッチ板7bと積層する駆動側クラッチ板6b(隣接して積層する駆動側クラッチ板6aも含む)に対してオイル供給されることとなる。すなわち、第1クラッチ部材4aのオイル供給孔4ad及び第2クラッチ部材4bのオイル供給孔4bcを介して被動側クラッチ板7a(その被動側クラッチ板7aと積層する駆動側クラッチ板6aを含む範囲)にオイルが供給されるとともに、プレッシャ部材5のオイル流通路を構成するオイル流入5e、溝部5f及びオイル流出5gを介して被動側クラッチ7b(その被動側クラッチ板7bと積層する駆動側クラッチ板6bを含む範囲)にオイルが供給されるのである。
さらに、本実施形態においては、図11に示すように、面5hが抜き勾配αを有して形成されるとともに、収容凹部5dの内周面5daが抜き勾配βを有して形成されている。これにより、面5hに沿って流動するオイルは、抜き勾配αによりオイル流入5eに向かって円滑に流動するとともに、内周面5daに沿って流動するオイルは、抜き勾配βにより溝部5fに向かって円滑に流動することとなる。
さらに、オイル流通路は、収容凹部5dにおいてプレッシャ部材5の中心側に向かって開口したオイル流入5eと、プレッシャ部材5の外径側に向かって開口したオイル流出5gとを有し、オイル流入5eから収容凹部5d内に流入したオイルをオイル流出5gから流出させてプレッシャ部材5に取り付けられた被動側クラッチ板7bに向かって流動させ得るので、収容凹部5dを介してオイルを遠心力で流動させ、プレッシャ部材5に取り付けられた被動側クラッチ板7bにオイルを円滑に供給することができる。
またさらに、オイル流入5eは、クラッチスプリングSの一端を受けるための収容凹部5dの底部側に形成された第1の孔部から成るとともに、オイル流出5gは、プレッシャ部材5のフランジ部5c側に形成された第2の孔部から成り、収容凹部5dの開口縁部から第2の孔部までオイルを流通可能な溝部5fが形成されたので、第1の孔部(オイル流入)から収容凹部5d内に流入したオイルを当該収容凹部5dの開口側に流通させ、溝部5fを介して第2の孔部(オイル流出)からオイルを流出させることができ、プレッシャ部材5に取り付けられた被動側クラッチ板7bにオイルを確実に供給することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、オイル流通路が他の位置に形成されたものであってもよく、例えば、図22に示すように、オイル流通路を構成するオイル流入5eが収容凹部5dの開口側に形成されるとともに、オイル流出5gが溝部5fを介さず形成されたものであってもよい。また、図23に示すように、クラッチ部材が分割構成されたものでなく、遠心クラッチ手段9を具備せず、収容凹部5dの内部にボス部4acが突出形成されて構成されたものに適用され、その収容凹部5dにオイル流入5e及びオイル流出5gが形成されたものであってもよい。
加えて、収容凹部5dの底部側に形成されたオイル流入5eに代えて、図24~26に示すように、収容凹部5dの内側(プレッシャ部材5の中心側)に向かって開口したオイル流入5jとしてもよい。かかるオイル流入5jは、図26に示すように、プレッシャ部材5の軸方向に亘って開口した長孔から成り、当該オイル流入5j、溝部5f及びオイル流出5g(先の実施形態と同様のもの)によりオイル流通路が形成されている。これにより、挿通孔3aから供給されたオイルは、図24に示すように、遠心力によって軸方向に大きく開口したオイル流入5jから収容凹部5d内に至り(同図中の矢印Ra参照)、溝部5fを流通してオイル流出5gから流出される(同図中の矢印Rb参照)こととなる。
1 入力ギア(入力部材)
2 クラッチハウジング
2a 切欠き
3 出力シャフト(出力部材)
3a 挿通孔
4a 第1クラッチ部材
4aa 勾配面(圧接アシスト用カム)
4ab 勾配面(バックトルクリミッタ用カム)
4ac ボス部
4ad オイル供給孔
4b 第2クラッチ部材
4ba スプライン嵌合部
4bb フランジ部
4bc オイル供給孔
5 プレッシャ部材
5a 勾配面(圧接アシスト用カム)
5b 勾配面(バックトルクリミッタ用カム)
5c フランジ部
5d 収容凹部
5da 内周面
5e オイル流入(オイル流通路)
5f 溝部(オイル流通路)
5g オイル流出(オイル流通路)
5h 面
5i 嵌合部
5j オイル流入(オイル流通路)
6a、6b 駆動側クラッチ板
7a、7b 被動側クラッチ板
8 固定部材
9 遠心クラッチ手段
10 ウェイト部材
11 保持部材
11a 収容部
11aa 内周壁面
11b 溝形状
11c 押圧面
12 圧接部材
12a 勾配溝
12b 溝形状
12c 押圧面
13 支持部材
14 第1球状部材
15 第2球状部材
16 付勢部材
17 補助クラッチ板
18 操作部材
18a 操作部
19 連動部材
B ボルト
S クラッチスプリング
W ベアリング

Claims (6)

  1. 車両のエンジンの駆動力で回転する入力部材と共に回転し、複数の駆動側クラッチ板が取り付けられたクラッチハウジングに収容されるクラッチ部材であって、前記駆動側クラッチ板と交互に形成された複数の被動側クラッチ板が取り付けられるとともに、車両の車輪を回転させ得る出力部材と連結されたクラッチ部材と、
    前記駆動側クラッチ板と前記被動側クラッチ板とを圧接させて前記エンジンの駆動力を前記車輪に伝達可能な状態とする作動位置と、前記駆動側クラッチ板と前記被動側クラッチ板との圧接力を解放させて前記エンジンの駆動力が前記車輪に伝達されるのを遮断し得る非作動位置との間で移動可能なプレッシャ部材と、
    前記駆動側クラッチ板および前記被動側クラッチ板を圧接または離間させる方向に付勢するクラッチスプリングと、
    を具備した動力伝達装置であって、
    前記プレッシャ部材は、
    前記クラッチスプリングを収容する収容凹部と、
    前記出力部材の軸線方向に延びかつ前記収容凹部を区画しかつ少なくとも一部が前記出力部材の径方向に関して前記クラッチスプリングと前記出力部材との間に位置する側壁と、
    前記側壁と連続し、かつ、前記径方向に延び、かつ、前記収容凹部を区画する底壁と、
    前記側壁と前記底壁との境界部分のうち前記径方向に関して少なくとも一部が前記出力部材に対向する部分に形成され、かつ、前記収容凹部にオイルを流入させるオイル流入口と、
    前記収容凹部に流入したオイルを前記プレッシャ部材に取り付けられた前記被動側クラッチ板に向けて供給するオイル供給口と、を有する、動力伝達装置。
  2. 前記オイル流入口は、前記径方向に関して前記側壁と前記底壁との前記境界部分のうち前記出力部材に最も近い部分に形成され、かつ、前記出力部材に向けて開口している、請求項1記載の動力伝達装置。
  3. 車両のエンジンの駆動力で回転する入力部材と共に回転し、複数の駆動側クラッチ板が取り付けられたクラッチハウジングに収容されるクラッチ部材であって、前記駆動側クラッチ板と交互に形成された複数の被動側クラッチ板が取り付けられるとともに、車両の車輪を回転させ得る出力部材と連結されたクラッチ部材と、
    前記駆動側クラッチ板と前記被動側クラッチ板とを圧接させて前記エンジンの駆動力を前記車輪に伝達可能な状態とする作動位置と、前記駆動側クラッチ板と前記被動側クラッチ板との圧接力を解放させて前記エンジンの駆動力が前記車輪に伝達されるのを遮断し得る非作動位置との間で移動可能なプレッシャ部材と、
    前記駆動側クラッチ板および前記被動側クラッチ板を圧接または離間させる方向に付勢するクラッチスプリングと、
    を具備した動力伝達装置であって、
    前記プレッシャ部材は、
    前記クラッチスプリングを収容する収容凹部と、
    前記収容凹部よりも径方向外側に位置し、かつ、前記被動側クラッチ板および前記駆動側クラッチ板を圧接可能なフランジ部と、
    前記収容凹部の開口端側かつ少なくとも一部が前記収容凹部よりも径方向外側に位置し、かつ、前記プレッシャ部材に取り付けられた前記被動側クラッチ板に向けてオイルを供給するオイル供給口と、を有する、動力伝達装置。
  4. 前記オイル供給口の一部は、前記フランジ部に形成されている、請求項3に記載の動力伝達装置。
  5. 前記プレッシャ部材は、前記収容凹部において前記プレッシャ部材の中心側に向かって開口したオイル流入口を備え、
    前記オイル流入口は、前記クラッチスプリングの一端を受けるための前記収容凹部の底部側に形成された第1の孔部であり、
    前記オイル供給口は、前記プレッシャ部材の外径側に向かって開口する第2の孔部であり、
    前記プレッシャ部材には、前記収容凹部の開口縁部から前記第2の孔部までオイルが流通可能な溝部が形成され、
    前記第1の孔部から前記収容凹部内に流入したオイルを、前記溝部を介して前記第2の孔部から流出させて、前記プレッシャ部材に取り付けられた前記被動側クラッチ板に向かって流動させる、請求項3または4に記載の動力伝達装置。
  6. 前記クラッチ部材は、
    前記出力部材と連結される第1クラッチ部材と、
    前記被動側クラッチ板が取り付けられる第2クラッチ部材と、を有し、
    前記第1クラッチ部材および前記第2クラッチ部材のそれぞれには、前記第2クラッチ部材に取り付けられた前記被動側クラッチ板に向かってオイルを流動させるオイル供給孔が複数形成されている、請求項1または3に記載の動力伝達装置。
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