JPWO2021255127A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 以下：
   （ｉ）配列番号１１に記載にポリペプチドと；
   （ｉｉ）配列番号２０に記載にポリペプチドと、
   を含むヘテロ二量体融合物であって、
   配列番号１１はリラキシンＡ鎖ポリペプチドに連結された第１のヘテロ二量体化ドメインを含み、
   配列番号２０はリラキシンＢ鎖ポリペプチドに連結された第２のヘテロ二量体化ドメインを含み、
   前記第１のヘテロ二量体化ドメインは、第２のヘテロ二量体化ドメインとヘテロ二量体化し、前記ヘテロ二量体融合物は、リラキシン活性を有する、ヘテロ二量体融合物。
2. 前記リラキシンＡ鎖ポリペプチドと前記リラキシンＢ鎖ポリペプチドが、少なくとも１つの鎖間ジスルフィド結合によって共有結合で結合されている、請求項１に記載のヘテロ二量体融合物。
3. 前記リラキシンＡ鎖と前記リラキシンＢ鎖が、アミノ酸リンカーによって互いに共有結合で連結されていない、請求項１又は２に記載のヘテロ二量体融合物。
4. 前記ヘテロ二量体融合物が、１つ以上のＦａｂをさらに含む、請求項１～３のいずれか１項に記載のヘテロ二量体融合物。
5. 前記ヘテロ二量体融合物が、前記第１のヘテロ二量体化ドメインのＮ末端に連結された１つのＦａｂと、前記第２のヘテロ二量体化ドメインのＮ末端に連結された第２のＦａｂとを含む、請求項４に記載のヘテロ二量体融合物。
6. 前記ヘテロ二量体融合物が、前記第１のヘテロ二量体化ドメインのＮ末端につながれた第２のリラキシンＡ鎖ポリペプチド又はその変異体と、前記第２のヘテロ二量体化ドメインのＮ末端につながれた第２のリラキシンＢ鎖ポリペプチド又はその変異体をさらに含む、請求項１～５のいずれか１項に記載のヘテロ二量体融合物。
7. 前記第２のリラキシンＡ鎖が、コネクターポリペプチドを介して前記第１のヘテロ二量体化ドメインにつながれ、前記第２のリラキシンＢ鎖が、コネクターポリペプチドを介して前記第２のヘテロ二量体化ドメインにつながれている、請求項６に記載のヘテロ二量体融合物。
8. 請求項１～７のいずれか一項に記載のヘテロ二量体融合物をコードする核酸分子。
9. 請求項８に記載の核酸分子を含むベクター。
10. 請求項９に記載のベクター又は請求項８に記載の核酸分子を含む宿主細胞。
11. 請求項１～７のいずれか一項に記載のヘテロ二量体融合物を産生するための方法であって、請求項１０に記載の宿主細胞を培養するステップ及び前記融合タンパク質を収集するステップを含む方法。
12. 請求項１～７のいずれか一項に記載のヘテロ二量体融合物及び薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
13. 療法における使用のための、請求項１２に記載の医薬組成物。
14. 心不全の治療における使用のための、請求項１２に記載の医薬組成物。
15. 皮下注射によって投与される、請求項１３または１４に記載の使用のための医薬組成物。
16. 自己投与によって投与される、請求項１３～１５のいずれか一項に記載の使用のための医薬組成物。
17. 請求項１２の医薬組成物を含むキット。