JPWO2021177438A5 - - Google Patents

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JPWO2021177438A5
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Description

本発明に使用される抗CD70抗体は、特に制限はないが、例えば、以下の特性を有するものが望ましい。
(1)CD70に特異的に結合する抗CD70抗体。
(2)ヒトCD70の細胞外ドメインに結合する上記(1)に記載の抗体。
(3)前記抗体がモノクローナル抗体である上記(1)又は(2)に記載の抗体。
(4)抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性及び/又は補体依存性細胞傷害(CDC)活性を有する上記(1)~(3)のいずれかに記載の抗体。
(5)マウスモノクローナル抗体、キメラモノクローナル抗体、ヒトモノクローナル抗体又はヒト化モノクローナル抗体である、上記(1)~(4)のいずれかに記載の抗体。
(6)重鎖定常領域がヒトIgG1の重鎖定常領域であり、ADCC及びADCP活性の低減をもたらす変異を含む、上記(1)~(3)に記載の抗体。
(7)重鎖定常領域がヒトIgG1の重鎖定常領域であり、EUインデックスにより示される234位及び235位のロイシンがアラニンに置換されている、上記(5)に記載の抗体。
(8)配列番号2に記載のアミノ酸配列からなる重鎖及び配列番号1に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖を含んでなるヒト化モノクローナル抗体である上記(7)に記載の抗体。
(9)配列番号4に記載のアミノ酸配列からなる重鎖及び配列番号3に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖を含んでなるヒト化モノクローナル抗体である上記(7)に記載の抗体。
(10)配列番号35に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号36に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号37に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号38に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号39に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号40に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなるヒト化モノクローナル抗体である上記(7)に記載の抗体。
(11)配列番号41に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号42に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号43に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号44に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号45に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号46に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなるヒト化モノクローナル抗体である上記(7)に記載の抗体。
(12)重鎖カルボキシル末端において1又は2つのアミノ酸が欠失している上記(1)~(11)のいずれかに記載の抗体。
(13)上記(1)~(12)のいずれかに記載の抗体をコードするポリヌクレオチドを含有する発現ベクターによって形質転換された宿主細胞を培養する工程及び当該工程で得られた培養物から目的の抗体を採取する工程を含む当該抗体の製造方法によって得られる抗体。
本発明の医薬組成物は本発明の抗体薬物コンジュゲートのみを含む医薬組成物であってもよいし、本発明の抗体薬物コンジュゲート及び他の癌治療剤を含む医薬組成物であってもよい。本発明の抗体薬物コンジュゲートは、他の癌治療剤と共に、又は組み合わせて、投与することもでき、これによって抗腫瘍効果を増強させることができる。このような目的で使用される他の癌治療剤は、抗体薬物コンジュゲートと同時に、別々に、あるいは連続して個体に投与されてもよいし、それぞれの投与間隔を変えて投与してもよい。このような癌治療剤として、代謝拮抗剤、アルキル化剤、微小管阻害剤等の化学療法剤(abraxane、carboplatin、cisplatin、gemcitabine、irinotecan(CPT-11)、paclitaxel、docetaxel、pemetrexed、vinblastine又は国際公開第WO2003/038043号パンフレットに記載の薬剤等)、ホルモン調整薬(LH-RHアナログであるリュープロレリン等、ゴセレリン、エストラムスチン、エストロジェン拮抗薬であるタモキシフェン、ラロキシフェン等)、アロマターゼ阻害剤(アナストロゾール、レトロゾール、エキセメスタン等)、キナーゼ阻害剤、PARP阻害剤、骨破壊抑制剤、骨形成促進剤、転移抑制剤、分子標的薬(抗EGFR抗体、抗VEGF抗体、抗VEGFR抗体等)、免疫チェックポイント阻害薬(抗PD―1抗体であるニボルマブ、ペンブロリズマブ等、抗PD-L1抗体であるアテゾリズマブ、アベルマブ、デゥルバルマブ等、抗PD-L2抗体、抗CTLA4抗体であるイピリムマブ等、抗A2aR抗体、A2a受容体アンタゴニスト、抗LAG3抗体、抗TIM3抗体等)、抗制御性T細胞薬(抗CTLA4抗体、抗CD25抗体、抗GITR抗体、抗GARP抗体、抗TIGIT抗体、抗CCR8抗体等)、免疫活性化剤(抗4-1BB抗体、抗OX40抗体、抗CD40抗体、抗CD3抗体、抗CD28抗体、IL-2アナログ、サイトカイン、TLRアゴニスト等)、免疫調節剤(抗CD47抗体、抗SIRPα抗体、抑制性ミエロイド調整剤等)、ADCC(Antibody Dependent Cellular Cytotoxicity)活性、ADCP(Antibody Dependent Cellular Phagocytosis)活性または補体活性をもつ抗体医薬、BiTE(Bi-specific T-cell engagers)、Antibody-Drug-Conjugate(ADC)(例えば、Deruxtecan、DM1、Pyrrolobenzodiazepine、MMAF等を含む薬剤コンジュゲート(抗HER2―ADC、抗TROP2―ADC、抗HER3―ADC等))、光力学療法を組み合わせたADC等、さらに抗腫瘍ワクチン、抗腫瘍細胞治療(CAR-T、TCR-T、樹状細胞、NK細胞等)、抗腫瘍細菌治療、抗腫瘍ウイルス治療等を挙げることができるが、抗腫瘍活性を有する薬剤であれば限定されることはない。さらに、本発明の抗体薬物コンジュゲートは、本発明の他の抗体薬物コンジュゲートと共に投与することもでき、これによって抗腫瘍効果を増強させることができる。また、本発明の抗体薬物コンジュゲートは薬物だけでなく、抗腫瘍効果をもたらす治療、例えば放射線、重子線、外科的手術、骨髄移植等との併用によって抗腫瘍効果を増強させることができるが、抗腫瘍効果を有する治療であれば限定されることはない。
(工程2)
改変抗EGF抗体1-[SG-(Nの調製
上記工程1で得られた抗体の20mMリン酸緩衝液(16.70mg/mL,7.5mL,pH6.0)と[N-PEG(3)]-SG(10)Ox(29mg)を用いて、実施例9工程2と同様の操作を行い、標題抗体のリン酸緩衝生理食塩水溶液(10.49mg/mL,10mL,pH6.0)を得た。
(工程2)
改変抗EGF抗体2-[SG-(Nの調製
上記工程1で得られた抗体の20mMリン酸緩衝液(16.88mg/mL,6mL,pH6.0)と[N-PEG(3)]-SG(10)Ox(23mg)を用いて、実施例9工程2と同様の操作を行い、標題抗体のリン酸緩衝生理食塩水溶液(8.34mg/mL,6.75mL,pH6.0)を得た。

Claims (66)

  1. 次式(II):
    Figure 2021177438000001
    (式中、mは1から10の範囲であり、
    Abは、抗体又は該抗体の機能性断片を示し、該抗体の糖鎖はリモデリングされていてもよく、
    (ここで、抗体は、抗CD70抗体、抗TROP2抗体、及び抗EGFR抗体からなる群から選択されるいずれかの抗体を示す)
    Lは、AbとDを連結するリンカーを示し、
    Abはそのアミノ酸残基から直接Lに結合するか、Abの糖鎖又はリモデリングされた糖鎖からLに結合していてもよく、
    Dは、次式(I):
    Figure 2021177438000002
    (ここで、
    Lは、Lに含まれる任意の-NH又はヒドロキシ基と結合し、
    は、以下の3式:
    Figure 2021177438000003
    (ここで、波線は置換位置を示す)
    のいずれかの基を示し、
    Q及びQは、それぞれ独立して、ヒドロキシ基又はチオール基を示し、
    21及びR22は、それぞれ独立して、ヒドロキシ基又はフッ素原子を示し、
    Wは、-NH-又は硫黄原子を示す)
    で表される化合物を示す)
    で表される抗体薬物コンジュゲート。
  2. Dが、以下の2式:
    Figure 2021177438000004
    (ここで、L、Q、Q’及びWは、前に定義したとおりである)
    のいずれかで示される、請求項1に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  3. Dが、以下の4式:
    Figure 2021177438000005
    (ここで、アステリスクはLと結合していることを示し、Q、Q’及びWは、前に定義したとおりである)
    のいずれかで示される、請求項1又は2に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  4. Dが、以下の3式:
    Figure 2021177438000006
    (ここで、アステリスクはLと結合していることを示し、Wは、前に定義したとおりである)
    のいずれかで示される、請求項1~3のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  5. Dが、以下の3式:
    Figure 2021177438000007
    (ここで、アステリスクはLと結合していることを示す)
    のいずれかで示される、請求項1~4のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  6. Dが、以下の4式:
    Figure 2021177438000008
    (ここで、アステリスクはLと結合していることを示す)
    のいずれかで示される、請求項1~4のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  7. Dが、次式:
    Figure 2021177438000009
    (ここで、アステリスクはLと結合していることを示す)
    で示される、請求項1~4又は請求項6のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  8. Dが、以下の2式:
    Figure 2021177438000010
    (ここで、アステリスクはLと結合していることを示し、Wは、前に定義したとおりである)
    のいずれかで示される、請求項1~3のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  9. Dが、次の4式:
    Figure 2021177438000011
    (ここで、アステリスクはLと結合していることを示す)
    のいずれかで示される、請求項1~3又は請求項8のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  10. リンカーLが、-Lb-La-Lp-Lc-*で示され、
    式中、アステリスクは、薬物Dと結合していることを示し、
    Lpは、標的細胞において切断可能なアミノ酸配列からなるリンカーを示すか又は存在せず、
    Laは、以下の群から選択されるいずれか一つを示し、
    -C(=O)-(CHCH)n-C(=O)-、
    -C(=O)-(CHCH)n-CH-C(=O)-、
    -C(=O)-(CHCH)n-C(=O)-NH-(CHCH)n-C(=O)-、
    -C(=O)-(CHCH)n-C(=O)-NH-(CHCH)n-CH-C(=O)-、
    -C(=O)-(CHCH)n-C(=O)-NH-(CHCHO)n-CH-C(=O)-、
    -(CH)n-O-C(=O)-、及び、
    -(CH)n-C(=O)-
    (ここで、nは1~3の整数を示し、nは1~5の整数を示し、nは0~2の整数を示し、nは2~7の整数を示す)、
    Lbは、LaとAbの糖鎖又はリモデリングされた糖鎖を結合するスペーサー又はLaとAbのシステイン残基を結合するスペーサーを示し、並びに、
    Lcは、-NH-CH-、―NH-フェニル基-CH-O(C=O)-又は―NH-ヘテロアリール基-CH-O(C=O)-を示すか又は存在しない、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  11. Lcが-NH-CH-である、請求項10に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  12. Lpが、-GGFG-、-GGPI-、-GGVA-、-GGFM-、-GGVCit-、-GGFCit-、-GGICit-、-GGPL-、-GGAQ-又は-GGPP-のいずれか一つである、請求項10又は11に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  13. Lpが、-GGFG-又は-GGPI-である、請求項12に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  14. Laが、以下:
    -C(=O)-CHCH-C(=O)-、
    -C(=O)-CHCH-C(=O)-NH-(CHCHO)-CH-C(=O)-、
    -C(=O)-CHCH-C(=O)-NH-(CHCHO)-CH-C(=O)-、及び
    -(CH-C(=O)-
    からなる群から選択されるいずれか一つを示す、請求項10~13のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  15. Lbが、次式:
    Figure 2021177438000012
    又は
    Figure 2021177438000013
    (上記で示されるLbの構造式において、アステリスクはLaと結合していることを示し、波線はAbの糖鎖又はリモデリングされた糖鎖と結合していることを示す)のいずれかで示される、請求項10~14のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  16. Lbが、-(スクシンイミド-3-イル-N)-であり、
    ここで、-(スクシンイミド-3-イル-N)-は、以下の構造式:
    Figure 2021177438000014
    を示し、
    ここで、アステリスクはLaと結合していることを示し、波線は抗体のシステイン残基の側鎖とチオエーテルを形成して結合していることを示す、請求項10~14のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  17. リンカーLが、-Lb-La-Lp-Lc-*で示され、
    式中、アステリスクは、薬物Dと結合していることを示し、
    Lpが、-GGFG-、又は-GGPI-であり、
    Laが、-C(=O)-CHCH-C(=O)-を示し、
    Lbが、次式:
    Figure 2021177438000015
    (上記で示されるLbの構造式において、アステリスクはLaと結合していることを示し、波線はAbの糖鎖又はリモデリングされた糖鎖と結合していることを示す)を示し、
    Lcが、-NH-CH-を示す、請求項10~15のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  18. 抗体薬物コンジュゲートにおける抗体1分子あたりの平均薬物結合数が、1から10の範囲である、請求項1~17のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  19. 抗体薬物コンジュゲートにおける抗体1分子あたりの平均薬物結合数が、1から5の範囲である、請求項18に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  20. 抗体薬物コンジュゲートにおける抗体1分子あたりの平均薬物結合数が、3から5の範囲である、請求項19に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  21. 抗体が、抗体のAsn297に結合する糖鎖(N297糖鎖)からLに結合している、請求項1~20のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  22. N297糖鎖が、リモデリングされた糖鎖である、請求項21に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  23. N297糖鎖が、次式で示される構造を有するN297-(Fuc)MSG1又はN297-(Fuc)SGである、請求項21又は22に記載の抗体薬物コンジュゲート:
    Figure 2021177438000016
    式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、及び
    は2~5の整数である;
    Figure 2021177438000017
    式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、及び
    は2~5の整数である。
  24. 次式:
    Figure 2021177438000018
    (式中、mは1又は2の整数を示し、
    Lは、AbのN297糖鎖とDを連結するリンカーであって、前に定義したとおりであり、
    Abは、抗CD70抗体、抗TROP2抗体、もしくは抗EGFR抗体又はそれらの抗体の機能性断片を示し、
    AbのN297糖鎖は、次式で示される構造を有するN297-(Fuc)MSG1又はN297-(Fuc)SGであることを示し、
    Figure 2021177438000019
    式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、及び
    は2~5の整数を示し;
    Figure 2021177438000020
    式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、及び
    は2~5の整数を示し、
    Dは、以下の4式のいずれかで示され、
    Figure 2021177438000021
    ここで、式中、アステリスクはLと結合していることを示す)で示される、請求項21~23のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  25. 次式:
    Figure 2021177438000022
    Figure 2021177438000023

    から選ばれ、
    上記で示されるそれぞれの構造式において、mは1又は2の整数であることを示し、
    Abは、抗CD70抗体、抗TROP2抗体、もしくは抗EGFR抗体又はそれらの抗体の機能性断片を示し、
    AbのN297糖鎖は、次式で示される構造を有するN297-(Fuc)MSG1又はN297-(Fuc)SGのいずれか一つであることを示し、
    Figure 2021177438000024
    式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、及び
    は2~5の整数を示し;
    Figure 2021177438000025
    式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、及び
    は2~5の整数を示す、請求項24に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  26. 次式:
    Figure 2021177438000026
    Figure 2021177438000027

    から選ばれ、
    上記で示されるそれぞれの構造式において、mは1又は2の整数であることを示し、
    Abは、抗CD70抗体、抗TROP2抗体、もしくは抗EGFR抗体又はそれらの抗体の機能性断片を示し、
    AbのN297糖鎖は、次式で示される構造を有するN297-(Fuc)MSG1又はN297-(Fuc)SGのいずれか一つであることを示し、
    Figure 2021177438000028
    式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、及び
    は2~5の整数を示し;
    Figure 2021177438000029
    式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、及び
    は2~5の整数を示す、請求項25に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  27. 抗体又は該抗体の機能性断片が、抗CD70抗体又は該抗体の機能性断片である、請求項1~26のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  28. 抗体又は該抗体の機能性断片が、抗TROP2抗体又は該抗体の機能性断片である、請求項1~26のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  29. 抗体又は該抗体の機能性断片が、抗EGFR抗体又は該抗体の機能性断片である、請求項1~26のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  30. 抗体が、配列番号1に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号2に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体、又は、配列番号3に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号4に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体である、請求項27に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  31. 抗体が、配列番号5に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号6に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体、又は、配列番号7に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号8に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体である、請求項28に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  32. 抗体が、配列番号9に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号10に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体、又は、配列番号11に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号12に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体である、請求項29に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  33. 抗体が、配列番号1においてアミノ酸番号1乃至112に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号2においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体、又は、配列番号3においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号4においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項27に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  34. 抗体が、配列番号5においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号6においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体、又は、配列番号7においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号8においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項28に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  35. 抗体が、配列番号9においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号10においてアミノ酸番号1乃至119に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体、又は、配列番号11においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号12においてアミノ酸番号1乃至116に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項29に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  36. 抗体が、配列番号35に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号36に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号37に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号38に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号39に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号40に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体、又は、配列番号41に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号42に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号43に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号44に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号45に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号46に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項27に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  37. 抗体が、配列番号47に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号48に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号49に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号50に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号51に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号52に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体、又は、配列番号53に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号54に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号55に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号56に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号57に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号58に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項28に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  38. 抗体が、配列番号59に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号60に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号61に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号62に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号63に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号64に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体、又は、配列番号65に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号66に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号67に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号68に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号69に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号70に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項29に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  39. 次式:
    Figure 2021177438000030

    で表され、式中、Abは以下の群から選択されるいずれか一つを示し、
    配列番号1に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号2に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号3に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号4に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号5に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号6に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号7に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号8に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号9に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号10に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号11に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号12に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    AbのN297糖鎖は、次式:
    Figure 2021177438000031
    (式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、
    は3であり、及び
    が2である)で表される、抗体薬物コンジュゲート。
  40. 次式:
    Figure 2021177438000032

    で表され、式中、Abは以下の群から選択されるいずれか一つを示し、
    配列番号1においてアミノ酸番号1乃至112に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号2においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号3においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号4においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号5においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号6においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号7においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号8においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号9においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号10においてアミノ酸番号1乃至119に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号11においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号12においてアミノ酸番号1乃至116に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    AbのN297糖鎖は、次式:
    Figure 2021177438000033
    (式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、
    は3であり、及び
    が2である)で表される、抗体薬物コンジュゲート。
  41. 抗体が、配列番号1においてアミノ酸番号1乃至112に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号2においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項40に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  42. 抗体が、配列番号3においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号4においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項40に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  43. 抗体が、配列番号5においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号6においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項40に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  44. 抗体が、配列番号7においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号8においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項40に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  45. 抗体が、配列番号9においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号10においてアミノ酸番号1乃至119に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項40に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  46. 抗体が、配列番号11においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号12においてアミノ酸番号1乃至116に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項40に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  47. 次式:
    Figure 2021177438000034

    で表され、式中、Abは以下の群から選択されるいずれか一つを示し、
    配列番号35に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号36に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号37に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号38に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号39に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号40に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号41に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号42に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号43に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号44に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号45に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号46に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号47に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号48に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号49に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号50に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号51に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号52に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号53に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号54に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号55に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号56に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号57に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号58に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号59に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号60に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号61に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号62に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号63に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号64に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号65に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号66に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号67に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号68に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号69に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号70に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    AbのN297糖鎖は、次式:
    Figure 2021177438000035
    (式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、
    は3であり、及び
    が2である)で表される、抗体薬物コンジュゲート。
  48. 次式:
    Figure 2021177438000036

    で表され、式中、Abは以下の群から選択されるいずれか一つを示し、
    配列番号1に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号2に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号3に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号4に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号5に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号6に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号7に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号8に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号9に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号10に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    配列番号11に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖及び配列番号12に記載のアミノ酸配列からなる重鎖を含む抗体;
    AbのN297糖鎖は、次式:
    Figure 2021177438000037
    (式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、
    は3であり、及び
    が1である)で表される、抗体薬物コンジュゲート。
  49. 次式:
    Figure 2021177438000038

    で表され、式中、Abは以下の群から選択されるいずれか一つを示し、
    配列番号1においてアミノ酸番号1乃至112に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号2においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号3においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号4においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号5においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号6においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号7においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号8においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号9においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号10においてアミノ酸番号1乃至119に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号11においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号12においてアミノ酸番号1乃至116に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体;
    AbのN297糖鎖は、次式:
    Figure 2021177438000039
    (式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、
    は3であり、及び
    が1である)で表される、抗体薬物コンジュゲート。
  50. 抗体が、配列番号1においてアミノ酸番号1乃至112に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号2においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項49に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  51. 抗体が、配列番号3においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号4においてアミノ酸番号1乃至118に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項49に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  52. 抗体が、配列番号5においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号6においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項49に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  53. 抗体が、配列番号7においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号8においてアミノ酸番号1乃至121に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項49に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  54. 抗体が、配列番号9においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号10においてアミノ酸番号1乃至119に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項49に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  55. 抗体が、配列番号11においてアミノ酸番号1乃至108に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を含む軽鎖、及び配列番号12においてアミノ酸番号1乃至116に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域を含む重鎖を含んでなる抗体である、請求項49に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  56. 次式:
    Figure 2021177438000040

    で表され、式中、Abは以下の群から選択されるいずれか一つを示し、
    配列番号35に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号36に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号37に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号38に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号39に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号40に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号41に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号42に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号43に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号44に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号45に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号46に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号47に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号48に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号49に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号50に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号51に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号52に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号53に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号54に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号55に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号56に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号57に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号58に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号59に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号60に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号61に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号62に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号63に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号64に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    配列番号65に記載のアミノ酸配列からなるCDRL1、配列番号66に記載のアミノ酸配列からなるCDRL2、及び配列番号67に記載のアミノ酸配列からなるCDRL3を含む軽鎖、並びに、配列番号68に記載のアミノ酸配列からなるCDRH1、配列番号69に記載のアミノ酸配列からなるCDRH2、及び配列番号70に記載のアミノ酸配列からなるCDRH3を含む重鎖を含んでなる抗体;
    AbのN297糖鎖は、次式:
    Figure 2021177438000041
    (式中、波線は抗体のAsn297に結合していることを示し、
    L(PEG)は、-(CH-CH-O)n-CH-CH-NH-を示し、該L(PEG)の右端のアミノ基がN297糖鎖のβ-Manの分岐鎖の1-3鎖側及び1-6鎖側の両方の非還元末端のシアル酸の2位のカルボキシル基とアミド結合していることを示し、
    アステリスクは、前記リンカーLにおけるLbの1,2,3-トリアゾール環上の1位又は3位の窒素原子と結合していることを示し、
    は3であり、及び
    が1である)で表される、抗体薬物コンジュゲート。
  57. 重鎖カルボキシル末端において1又は2つのアミノ酸が欠失している、請求項1~56のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  58. 請求項1~57のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲートに含まれる抗体をコードするポリヌクレオチドを含有する発現ベクターによって形質転換された宿主細胞を培養する工程及び当該工程で得られた培養物から目的の抗体を採取する工程を含む、当該抗体薬物コンジュゲートの製造方法。
  59. 請求項1~57のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲートに含まれる抗体が、該抗体をコードするポリヌクレオチドを含有する発現ベクターによって形質転換された宿主細胞を培養する工程及び当該工程で得られた培養物から目的の抗体を採取する工程を含む当該抗体の製造方法によって得られる、該抗体薬物コンジュゲート。
  60. 請求項1~57のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲートに含まれる抗体の機能性断片が、遺伝子工学により改変された遺伝子を用いて、適当な宿主細胞において産生された、該抗体薬物コンジュゲート。
  61. 請求項1~57、59及び60のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲートを含有する、STINGアゴニスト。
  62. 請求項1~57、59及び60のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲートを含有する、医薬組成物。
  63. 請求項1~57、59及び60のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲートを含有する、抗腫瘍剤。
  64. 腫瘍が、肺がん、腎がん、尿路上皮がん、大腸がん、前立腺がん、多形神経膠芽腫、卵巣がん、膵がん、乳がん、メラノーマ、肝がん、膀胱がん、胃がん、食道がん、子宮体がん、精巣がん、子宮頸がん、胎盤絨毛がん、脳腫瘍、頭頚部がん、甲状腺がん、中皮腫、消化管間質腫瘍(GIST)、胆のうがん、胆管がん、副腎がん、有棘細胞がん、咽頭がん、舌がん、聴器がん、胸腺がん、小腸がん、白血病、悪性リンパ腫、形質細胞腫、骨髄腫又は肉腫である、請求項63に記載の抗腫瘍剤。
  65. ヒト腎がん細胞株Caki―1細胞を皮下移植したBALB/c―nuマウスにおいて抗体標的依存的な抗腫瘍効果を奏する、請求項27、30、33又は36のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲート。
  66. 請求項48乃至57のいずれか1項に記載の抗体薬物コンジュゲートであって、下記(i)又は(ii)記載の動物において、抗体薬物コンジュゲートに含まれる抗体より強い抗腫瘍効果を奏する、抗体薬物コンジュゲート:
    (i)該抗体薬物コンジュゲートに含まれる抗体が結合する抗原上のエピトープ部位がヒト型に置換されたヒトマウスキメラ抗原の遺伝子を導入したマウス大腸がん細胞株CT26.WT(CRL2638)が皮下移植されたBALB/cマウス;
    (ii)ヒト腎がん細胞株A―498(HTB―44)細胞が皮下移植されたBALB/c―nuマウス。
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