JPWO2021002027A5 - - Google Patents

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【0003】
[0006]
特許文献1:特開2007-247032号公報
特許文献2:特開2010-043347号公報
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0007]
ところで、工具に対する耐摩耗性の要求は尽きることがなく、工具用の耐摩耗性被膜にはより高い硬さおよび膜厚が望まれる。このため、工具用の耐摩耗性被膜を50GPa以上の被膜硬さとし、そのような被膜硬さで高速度工具鋼のような鉄系金属やWCのような超硬合金の上に粗面化処理なしで1μmを超える厚さで成膜しようとすると、特許文献2で提案されている被膜は、剥離するために厚膜化ができず、早期に摩耗または剥離が発生するという問題があった。
[0008]
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、厚膜に成膜可能な高硬度を有する、複合硬質炭素被膜、複合硬質炭素被膜被覆工具、および複合硬質炭素被膜の製造方法を提供することにある。
[0009]
本発明者等は、以上の事情を背景として種々検討を重ねた結果、積層する第1の数ナノサイズのダイヤモンド結晶と非晶質のアモルファスカーボンとの混合相被膜および第2の数ナノサイズのダイヤモンド結晶と非晶質のアモルファスカーボンとの混合相被膜の密度に着目し、鉄系素材或いは超硬合金素材の上に、前記同軸プラズマジェットガンのアーク放電の電位やヒータの温度を調節しつつ成膜して、基材側の第1硬質炭素層の密度を、その上にある第2硬質炭素層の密度よりも小さくすると、被膜全体の硬さおよび厚みを大きくしても、相対的に密度の低い第1硬質炭素層が緩衝層として機能するので、全体として被膜の剥離が抑制され、高い耐摩耗性が得られることを見いだした。本発明は、斯かる知見に基づいて為されたものである。
課題を解決するための手段
[0010]
すなわち、第1発明の要旨とするところは、複合硬質炭素被膜の製造方法であって、(1)真空チャンバ内において、真空中で、筒型アノード電極と
【0004】
前記筒型アノード電極内に同軸に配置されたグラファイトであるカソード電極との間に放電させる同軸アークプラズマガンを用いて、前記筒型アノード電極の先端に開く開口から放出された高エネルギのプラズマ化された粒子を工具母材の一部または全部に当てることで、前記工具母材上に第1硬質炭素層を形成する第1硬質炭素層形成工程と、(2)前記真空チャンバ内において、真空中で、前記第1硬質炭素層形成工程に対して前記工具母材の温度を低くした温度設定状態で、前記同軸アークプラズマガン、又は、前記同軸アークプラズマガンとは異なる同軸アークプラズマガンを用いて、高エネルギのプラズマ化された粒子を前記工具母材の一部または全部に当てることで、前記第1硬質炭素層の上に第2硬質炭素層を形成する第2硬質炭素層形成工程と、を含むことにある。
[0011]
また、前記目的を達成するために、第2発明の要旨とするところは、第1発明の複合硬質炭素被膜の製造方法により鉄系素材或いは超硬合金素材である前記工具母材の表面に被着された複合硬質炭素被膜であって、前記工具母材上に被着された前記第1硬質炭素層と、前記第1硬質炭素層の上に被着され、前記第1硬質炭素層よりも高い密度を有する前記第2硬質炭素層とを、含み、前記第1硬質炭素層は、0.2μmから3.0μmの厚みと2.1g/cmから2.4g/cmの密度とを有し、前記第2硬質炭素層は、1.0μmから9.0μmの厚みと2.5g/cmから3.0g/cmの密度とを有することにある。
[0012]
また、前記目的を達成するために、第3発明の要旨とするところは、前記工具母材の一部または全部が第2発明の複合硬質炭素被膜によって被覆されている複合硬質炭素被膜被覆工具であることにある。
発明の効果
[0013]
第1発明の複合硬質炭素被膜の製造方法によれば、(1)真空チャンバ内において、真空中で、筒型アノード電極と前記筒型アノード電極内に同軸に配置されたグラファイトであるカソード電極との間に放電させる同軸アークプラズマガンを用いて、前記筒型アノード電極の先端に開く開口から放出された高エネルギのプラズマ化された粒子を工具母材の一部または全部に当てることで、前記工具母材上に第1硬質炭素層を形成する第1硬質炭素層形成工程と、(2)前記真空チャンバ内において、真空中で、前記第1硬質炭素層形成工程に対して前記工具母材の温度を低くした温度設定状態で、前記同軸アークプラズマガン、又は、前記同軸アークプラズマガンとは異なる同軸アークプラズマガンを用いて、高エネルギのプラズマ化された粒子を前記工具母材の一部または全部に当てることで、前記第1硬質炭素層の上に第2硬質炭素層を形成する第2硬質炭素層形成工程と、を含む。これにより、工具母材の表面に粗面化処理を必要とすることなく、被膜の剥離が抑制され、高い耐摩耗性が得られる。また、第2発明の複合硬質炭素被膜によれば、鉄系素材或いは超硬合金素材である前記工具母材の表面に被着された複合硬質炭素被膜であって、前記工具母材上に被着された前記第1硬質炭素層と、前記第1硬質炭素層の上に被着され、前記
【0005】
第1硬質炭素層よりも高い密度を有する前記第2硬質炭素層とを、含み、前記第1硬質炭素層は、0.2μmから3.0μmの厚みと2.1g/cmから2.4g/cmの密度とを有し、前記第2硬質炭素層は、1.0μmから9.0μmの厚みと2.5g/cmから3.0g/cmの密度とを有する。このことから、工具母材側の第1硬質炭素層の密度が、その上にある第2硬質炭素層の密度よりも相対的に小さいので、被膜全体の硬さおよび厚みを大きくしても、相対的に密度の低い第1硬質炭素層が緩衝層として機能するので、全体として被膜の剥離が抑制され、高い耐摩耗性が得られる。
[0014]
ここで、好適には、前記第1硬質炭素層と前記第2硬質炭素層との合計厚みは、2から12μmである。このような被膜全体の厚みにより、硬さおよび厚みを大きくしても、相対的に密度の低い第1硬質炭素層が緩衝層として機能するので、全体として被膜の剥離が抑制され、高い耐摩耗性が得られる。
[0015]
また、好適には、前記複合硬質炭素被膜は、前記第1硬質炭素層と前記第2硬質炭素層とが、交互に積層されている。これにより、積層された複数対のうちの上側の前記第1硬質炭素層と前記第2硬質炭素層との対が消耗しても、被膜の剥離がない。
[0016]
また、好適には、前記第1硬質炭素層および第2硬質炭素層は、1nm以上20nm以下の超ナノ微結晶ダイヤモンドとアモルファスカーボンとの混合相である。これにより、アモルファスカーボンから成る炭素被膜と比較して、高い硬度が得られるので、被膜の耐久性が高められる。
[0017]
また、好適には、前記複合硬質炭素被膜は、実質的に水素を含まず、ナノインデンテーション法を用いた測定で50GPa以上の被膜硬さを有する。これにより、高い耐摩耗性や耐久性を有する工具が得られる。
[0018]
また、第3発明の複合硬質炭素被膜被覆工具によれば、前記工具母材の一部または全部が第2発明の複合硬質炭素被膜によって被覆されているので、被膜の剥離が抑制され、高い耐摩耗性を有する複合硬質炭素被膜被覆工具が得られる。
【0006】
[0019]
図面の簡単な説明
[0020]
[図1]本発明の一実施例の複合硬質炭素被膜被覆工具が切削部の表面に被着されたドリルを示す正面図である。
[図2]図1のドリルを説明するためにその先端側から示す拡大底面図である。
[図3]図1のドリルの工具母材上に被着された複合硬質炭素被膜の積層構造を拡大して説明する拡大断面図である。
[図4]図1の複合硬質炭素被膜を工具母材上に成膜する同軸型真空アーク蒸着装置の構成を説明する概略図である。
[図5]図5の同軸型真空アーク蒸着装置に用いられる同軸アークプラズマガンの構成を説明する概略図である。
[図6]図4の同軸型真空アーク蒸着装置を用いて工具母材の表面に図3の複合硬質炭素被膜をコーティングする成膜工程を説明する図である。
【0011】
cmから2.4g/cm(2.1g/cm≦d1≦2.4g/cm)となるように、設定されている。
[0031]
次いで、第2硬質炭素層形成工程P2においては、第1硬質炭素層形成工程P1でのワーク保持具32が、所定の成膜温度に対して成膜温度が低くされた他は、第1硬質炭素層形成工程P1と同様に、第1同軸アークプラズマガン44を駆動すると同時に、第2同軸アークプラズマガン46を駆動することで第2硬質炭素層28が成膜される。この第2硬質炭素層28を工具母材22に成膜する第2硬質炭素層形成工程P2は、第2硬質炭素層28の厚みt2が、1.0μmから9.0μm(1.0μm≦t2≦9.0μm)となり、密度d2が、2.5g/cmから3.0g/cmの(2.5g/cm≦d2≦3.0g/cm)となるように設定された成膜条件下で実行される。
[0032]
図7は、実施例品1から実施例品10、および、比較例品1から比較例品7の合計17種類の試料についての硬さおよび耐摩耗性の評価結果を示す図表である。この17種類の試料は、直径が10mm、厚みが5mmの超硬合金又は高速度工具鋼(HSS)製のペレット状試験片を用いて、図3に示すものと同様の2層の膜構成、又は、後述の図10に示すものと同様の4層以上の膜構成で、層の膜厚が相互に異なるように製作されている。図7には、この17種類の試料における基材、複合硬質炭素被膜の層の膜種、層の膜厚(μm)、層の密度(g/cm)、総膜厚(μm)、膜構造、層間構造、水素含有量(at%)、ダイヤ結晶サイズ(nm)、被膜硬さ(GPa)、および、評価結果である摩耗試験における摩耗体積(μm)が、それぞれ示されている。
[0033]
以下に、上記試験片の作製方法、厚みおよび硬さの測定方法、評価方法を説明する。
[0034]
(膜厚の測定)
試験片の断面を走査型電子顕微鏡を用いて、その二次電子像(SEM)を
【0017】
の厚みにより、硬さおよび厚みを大きくしても、相対的に密度の低い第1硬質炭素層26が緩衝層として機能するので、全体として被膜の剥離が抑制され、高い耐摩耗性が得られる。
[0046]
本実施例の複合硬質炭素被膜24によれば、第1硬質炭素層26および第2硬質炭素層28は、膜中に1nm以上20nm以下の超ナノ微結晶ダイヤモンドとアモルファスカーボンとの混合相である。これにより、単なるアモルファスカーボンから成る炭素被膜と比較して、高い硬度が得られるので、被膜の耐久性が高められる。
[0047]
本実施例の複合硬質炭素被膜24によれば、複合硬質炭素被膜24は、実質的に水素を含まず、ナノインデンテーション法を用いた測定で50GPa以上の被膜硬さを有する。これにより、高い耐摩耗性や耐久性を有するドリル(複合硬質炭素被膜被覆工具)10が得られる。
[0048]
本実施例の複合硬質炭素被膜24によれば、工具母材22の一部または全部が複合硬質炭素被膜24によって被覆されているドリル(複合硬質炭素被膜被覆工具)10である。これにより、被膜の剥離が抑制され、高い耐摩耗性を有するドリル(複合硬質炭素被膜被覆工具)10が得られる。
[0049]
本実施例の複合硬質炭素被膜24の製造方法によれば、(1)真空チャンバ40内において、真空中で、筒型アノード電極AEと筒型アノード電極AE内に同軸に配置されたグラファイトであるカソード電極KEとの間に放電させる同軸アークプラズマガン44、46を用いて、筒型アノード電極AEの先端に開く開口から放出された高エネルギのプラズマ化された粒子を工具母材22の一部または全部に当てることで、工具母材22上に第1硬質炭素層26を形成する第1硬質炭素層形成工程P1と、(2)真空チャンバ40内において、真空中で、第1硬質炭素層形成工程P1に対して工具母材22の温度を低くした温度設定状態で、筒型アノード電極AEと筒型アノード電極AE内に同軸に配置されたグラファイトであるカソード電極KEとの間に放電させる同軸アークプラズマガン44
【0018】
、46を用いて、筒型アノード電極AEの先端に開く開口から放出された高エネルギのプラズマ化された粒子を工具母材22の一部または全部に当てることで、第1硬質炭素層26の上に第2硬質炭素層28を形成する第2硬質炭素層形成工程P2と、を含む。これにより、工具母材22の表面に粗面化処理を必要とすることなく、被膜の剥離が抑制され、高い耐摩耗性が得られる。
実施例2
[0050]
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
[0051]
図9は、本発明の他の実施例の複合硬質炭素被膜被覆工具であるドリル110の複合硬質炭素被膜124を拡大して説明する断面図である。本実施例のドリル110の表面に形成された複合硬質炭素被膜124を構成する第1硬質炭素層26と第2硬質炭素層28との境界は、第1硬質炭素層形成工程P1と第2硬質炭素層形成工程P2との間において工具母材22の温度が連続的に変化させられることで、密度が連続的に変化させられた傾斜構造とされている。これにより、第1硬質炭素層26と第2硬質炭素層28との間の層間剥離が好適に抑制される。
実施例3
[0052]
図10は、本発明の他の実施例の複合硬質炭素被膜被覆工具であるドリル210の複合硬質炭素被膜224を拡大して説明する断面図である。本実施例のドリル210の表面に形成された複合硬質炭素被膜224は、第1硬質炭素層26と第2硬質炭素層28とが交互に積層されて、工具母材22側には第1硬質炭素層26が成膜され、表層側には第2硬質炭素層28が成膜された4層以上の構造になっている。これにより、積層された表層の第2硬質炭素層28と第1硬質炭素層26との対が消耗しても、被膜の剥離が抑制され、ドリル210の耐久性が高められる。
[0053]
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の

Claims (13)

  1. (削除)
  2. (削除)
  3. (削除)
  4. (削除)
  5. (削除)
  6. (削除)
  7. 複合硬質炭素被膜の製造方法であって、
    真空チャンバ内において、真空中で、筒型アノード電極と前記筒型アノード電極内に同軸に配置されたグラファイトであるカソード電極との間に放電させる同軸アークプラズマガンを用いて、前記筒型アノード電極の先端に開く開口から放出された高エネルギのプラズマ化された粒子を工具母材の一部または全部に当てることで、前記工具母材上に第1硬質炭素層を形成する第1硬質炭素層形成工程と、
    前記真空チャンバ内において、真空中で、前記第1硬質炭素層形成工程に対して前記工具母材の温度を低くした温度設定状態で、前記同軸アークプラズマガン、又は、前記同軸アークプラズマガンとは異なる同軸アークプラズマガンを用いて、高エネルギのプラズマ化された粒子を前記工具母材の一部または全部に当てることで、前記第1硬質炭素層の上に第2硬質炭素層を形成する第2硬質炭素層形成工程と、
    を含む、ことを特徴とする複合硬質炭素被膜の製造方法。
  8. 請求項7の複合硬質炭素被膜の製造方法により鉄系素材或いは超硬合金素材である前記工具母材の表面に被着された複合硬質炭素被膜であって、
    前記工具母材上に被着された前記第1硬質炭素層と、
    前記第1硬質炭素層の上に被着され、前記第1硬質炭素層よりも高い密度を有する前記第2硬質炭素層とを、含み、
    前記第1硬質炭素層は、0.2μmから3.0μmの厚みと2.1g/cmから2.4g/cmの密度とを有し、
    前記第2硬質炭素層は、1.0μmから9.0μmの厚みと2.5g/cmから3.0g/cmの密度とを有する
    ことを特徴とする複合硬質炭素被膜。
  9. 前記第1硬質炭素層と前記第2硬質炭素層との合計厚みは、2から12μmである
    ことを特徴とする請求項8の複合硬質炭素被膜。
  10. 前記複合硬質炭素被膜は、前記第1硬質炭素層と前記第2硬質炭素層とが、交互に積層されている
    ことを特徴とする請求項8または9の複合硬質炭素被膜。
  11. 前記第1硬質炭素層および第2硬質炭素層は、1nm以上20nm以下の超ナノ微結晶ダイヤモンドとアモルファスカーボンとの混合相である
    ことを特徴とする請求項8から10のいずれか1の複合硬質炭素被膜。
  12. 前記複合硬質炭素被膜は、実質的に水素を含まず、ナノインデンテーション法を用いた測定で50GPa以上の被膜硬さを有する
    ことを特徴とする請求項8から11のいずれか1の複合硬質炭素被膜。
  13. 前記工具母材の一部または全部が、請求項8から12のいずれか1の前記複合硬質炭素被膜によって被覆されている
    ことを特徴とする複合硬質炭素被膜被覆工具。
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