JPWO2020152226A5 - - Google Patents

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JPWO2020152226A5
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多形体2は驚くべきことに、後に考察されるように、他の結晶形態(例えば、多形体1)より吸湿性が低く、より安定性で、より容易に生体利用可能であることが見出された。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
式:
Figure 2020152226000003


を有する化合物の多形体であって、
ここで前記多形体は、19.0±0.2 °2θにおけるピークを含むX線粉末回折パターン(CuKα)を有する、多形体。
(項目2)
前記多形体は、約105℃~約110℃の範囲の融点を有する、項目1に記載の多形体。
(項目3)
式:
Figure 2020152226000004


を有する化合物の多形体であって、
ここで前記多形体は、約105℃~約110℃の範囲の融点を有する、多形体。
(項目4)
前記多形体は、約19.0±0.2 °2θにおけるピークを含むX線粉末回折パターン(CuKα)を有する、項目3に記載の多形体。
(項目5)
前記X線粉末回折パターン(CuKα)は、11.25±0.2、17.38±0.2、17.57±0.2、20.74±0.2、20.91±0.2、22.42±0.2および23.30±0.2 °2θにおけるピークから選択される1つまたはこれより多くのピークをさらに含む、項目1~4のいずれか1項に記載の多形体。
(項目6)
前記X線粉末回折パターン(CuKα)は、実質的に図1に示されるとおりである、項目1~5のいずれか1項に記載の多形体。
(項目7)
前記多形体は、約106℃~約109℃、好ましくは約107℃~約108℃の範囲の融点を有する、項目1~6のいずれか1項に記載の多形体。
(項目8)
前記多形体は、100J/g~140J/g、好ましくは110J/g~130J/gおよびより好ましくは115~125J/gの範囲内の融解エンタルピーを有する、項目1~6のいずれか1項に記載の多形体。
(項目9)
医薬としての使用のための、項目1~8のいずれか1項に記載の多形体。
(項目10)
疼痛の処置または予防における使用のための、項目1~8のいずれか1項に記載の多形体。
(項目11)
炎症および/または自己免疫の処置または予防における使用のための、項目1~8のいずれか1項に記載の多形体。
(項目12)
疼痛、炎症および/または自己免疫の処置または予防における使用のための薬学的組成物であって、前記組成物は、薬学的に有効な量の、項目1~8のいずれか1項に記載の化合物のうちの1またはこれより多くを、必要に応じて、1またはこれより多くの薬学的に受容可能な賦形剤と一緒に含む、薬学的組成物。
(項目13)
前記組成物は、単位投与形態として製剤化され、好ましくは0.1~約500mgの前記1またはこれより多くの化合物を含む、項目12に記載の薬学的組成物。
(項目14)
経口投与される、項目12または13に記載の薬学的組成物。
(項目15)
疼痛、炎症および/または自己免疫の処置または防止を必要とするヒトまたは非ヒト動物患者において疼痛、炎症および/または自己免疫を処置または防止するための方法であって、ここで前記方法は、前記患者に、治療上有効な量の、項目1~8のいずれかに記載の少なくとも1つの化合物または項目12もしくは13に記載の薬学的組成物を投与する工程を包含する、方法。
(項目16)
前記1またはこれより多くの化合物の0.1mg~15gの1日用量が投与される、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記1またはこれより多くの化合物は、経口投与される、項目15または16に記載の方法。

Claims (17)

  1. 式:
    Figure 2020152226000001


    を有する化合物の多形体であって、
    ここで前記多形体は、19.0±0.2 °2θにおけるピークを含むX線粉末回折パターン(CuKα)を有する、多形体。
  2. 前記多形体は、約105℃~約110℃の範囲の融点を有する、請求項1に記載の多形体。
  3. 式:
    Figure 2020152226000002


    を有する化合物の多形体であって、
    ここで前記多形体は、約105℃~約110℃の範囲の融点を有する、多形体。
  4. 前記多形体は、約19.0±0.2 °2θにおけるピークを含むX線粉末回折パターン(CuKα)を有する、請求項3に記載の多形体。
  5. 前記X線粉末回折パターン(CuKα)は、11.25±0.2、17.38±0.2、17.57±0.2、20.74±0.2、20.91±0.2、22.42±0.2および23.30±0.2 °2θにおけるピークから選択される1つまたはこれより多くのピークをさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の多形体。
  6. 前記X線粉末回折パターン(CuKα)は、実質的に図1に示されるとおりである、請求項1~5のいずれか1項に記載の多形体。
  7. 前記多形体は、約106℃~約109℃、好ましくは約107℃~約108℃の範囲の融点を有する、請求項1~6のいずれか1項に記載の多形体。
  8. 前記多形体は、100J/g~140J/g、好ましくは110J/g~130J/gおよびより好ましくは115~125J/gの範囲内の融解エンタルピーを有する、請求項1~6のいずれか1項に記載の多形体。
  9. 医薬としての使用のための組成物であって、請求項1~8のいずれか1項に記載の多形体を含む組成物
  10. 疼痛の処置または予防における使用のための組成物であって、請求項1~8のいずれか1項に記載の多形体を含む組成物
  11. 炎症および/または自己免疫の処置または予防における使用のための組成物であって、請求項1~8のいずれか1項に記載の多形体を含む組成物
  12. 疼痛、炎症および/または自己免疫の処置または予防における使用のための薬学的組成物であって、前記組成物は、薬学的に有効な量の、請求項1~8のいずれか1項に記載の化合物のうちの1またはこれより多くを、必要に応じて、1またはこれより多くの薬学的に受容可能な賦形剤と一緒に含む、薬学的組成物。
  13. 前記組成物は、単位投与形態として製剤化され、好ましくは0.1~約500mgの前記1またはこれより多くの化合物を含む、請求項12に記載の薬学的組成物。
  14. 経口投与される、請求項12または13に記載の薬学的組成物。
  15. 疼痛、炎症および/または自己免疫の処置または防止を必要とするヒトまたは非ヒト動物患者において疼痛、炎症および/または自己免疫を処置または防止するための、請求項1~8のいずれかに記載の少なくとも1つの化合物を含む組成物または請求項12もしくは13に記載の薬学的組成物。
  16. 前記1またはこれより多くの化合物の0.1mg~15gの1日用量で投与されることを特徴とする、請求項15に記載の組成物または薬学的組成物。
  17. 口投与されることを特徴とする、請求項15または16に記載の組成物または薬学的組成物
JP2021543276A 2019-01-23 2020-01-22 疼痛、炎症および/または自己免疫の処置または予防における使用のための化合物 Pending JP2022518288A (ja)

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