JPWO2020146541A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020146541A5
JPWO2020146541A5 JP2021539640A JP2021539640A JPWO2020146541A5 JP WO2020146541 A5 JPWO2020146541 A5 JP WO2020146541A5 JP 2021539640 A JP2021539640 A JP 2021539640A JP 2021539640 A JP2021539640 A JP 2021539640A JP WO2020146541 A5 JPWO2020146541 A5 JP WO2020146541A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
alkylene
hydrogen
heteroalkylene
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021539640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022517767A (ja
Publication date
Priority claimed from PCT/US2019/012786 external-priority patent/WO2019136487A2/en
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2020/012798 external-priority patent/WO2020146541A2/en
Publication of JP2022517767A publication Critical patent/JP2022517767A/ja
Publication of JPWO2020146541A5 publication Critical patent/JPWO2020146541A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

(実施例8)
抗マクロファージスカベンジャー受容体1(MSR1)抗体を有する抗体-薬物コンジュゲート(H1H21234N-N297Q)又は非結合性アイソタイプ対照抗体(アイソタイプ対照)を、表11に記載したリンカー-ペイロードにコンジュゲートさせ、実施例5に記載した手順に従い評価した。H1H21234N-N297Qは、4DARのADCを生じさせる。表11に示されるように、HEK293/GRLuc/MSR1細胞において、抗MSR1(H1H21234N-N297Q)ADCのEC50値は、636pM~3.96nMの範囲であり、シグナル対ノイズ(S/N)値は、120.1~280.3の範囲であった。HEK293/GRLuc/MSR1細胞株においては、アイソタイプ対照のEC50値は全て、>35nMであり、S/N値は、1.9~153.5の範囲であった。HEK293/GRLuc細胞では、ADCのEC50値は全て、>100nMであり、S/N値は、1.0~16.8の範囲であった。試験された細胞株のいずれにおいても、非コンジュゲート型の抗MSR1抗体は、活性を有しなかった。遊離ペイロードであるブデソニドは、双方の細胞株で活性を有し、EC50値は、HEK293/GRLuc細胞株及びHEK293/GRLuc/MSR1細胞株でそれぞれ、710pM及び1.19nMであり、S/Nは、23.3及び135.4であった。
(表11. ADCによるGRレポーター活性)
Figure 2020146541000001

本件出願は、以下の態様の発明を提供する。
(態様1)
以下の構造を有する化合物又はその医薬として許容し得る塩
(化1)
Figure 2020146541000002
(式中
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、アシルであるか、又はヒドロキシル、アミノ、もしくはチオールを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
(態様2)
以下の構造を有する、態様1記載の化合物又はその医薬として許容し得る塩
(化2)
Figure 2020146541000003
(式中
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、アシルであるか、又はヒドロキシル、アミノ、もしくはチオールを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
nは、0、1、2、3、4、又は5である)。
(態様3)
以下の構造を有する、態様2記載の化合物又はその医薬として許容し得る塩
(化3)
Figure 2020146541000004
(式中
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
R 3 は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 1a に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
D*は、アシルであるか、又はヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
nは、0、1、2、3、4、又は5である)。
(態様4)
以下の構造を有する、態様2記載の化合物
(化4)
Figure 2020146541000005

(態様5)
R 1a 及びR 1b が、それぞれ、水素である、態様1~4のいずれか1項記載の化合物。
(態様6)
nが、2である、態様1~5のいずれか1項記載の化合物。
(態様7)
nが、2であり、かつR 2 が、水素又はメチルである、態様1~6のいずれか1項記載の化合物。
(態様8)
nが、2であり、R 2 が、水素又はメチルであり、R 3 が、水素であり、かつD*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様1~7のいずれか1項記載の化合物。
(態様9)
以下:
(化5)
Figure 2020146541000006
からなる群から選択される、態様8記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様10)
nが、1である、態様5記載の化合物。
(態様11)
R 2 が、水素、メチル、又は-CH 2 Phである、態様10記載の化合物。
(態様12)
R 3 が、水素である、態様11記載の化合物。
(態様13)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様12記載の化合物。
(態様14)
以下:
(化6)
Figure 2020146541000007
からなる群から選択される、態様13記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様15)
R 2 が、水素又はメチルである、態様10記載の化合物。
(態様16)
R 3 が、アルキルである、態様15記載の化合物。
(態様17)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様16記載の化合物。
(態様18)
以下
(化7)
Figure 2020146541000008
からなる群から選択される、態様17記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様19)
R 1a が、アルキル又はアリールアルキルであり、かつR 1b が、水素である、態様2記載の化合物。
(態様20)
nが、1である、態様19記載の化合物。
(態様21)
R 2 が、水素である、態様20記載の化合物。
(態様22)
R 3 が、水素である、態様21記載の化合物。
(態様23)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様22記載の化合物。
(態様24)
以下
(化8)
Figure 2020146541000009
からなる群から選択される、態様23記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様25)
R 1a が、アルキレンであり、ここで該アルキレンがさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 1b が、水素であり;かつ
R 3 が、R 1a にさらに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成するアルキレンである、
態様2記載の化合物。
(態様26)
nが、1である、態様25記載の化合物。
(態様27)
R 2 が、水素である、態様26記載の化合物。
(態様28)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様27記載の化合物。
(態様29)
以下
(化9)
Figure 2020146541000010
からなる群から選択される、態様28記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様30)
以下のもの
(化10)
Figure 2020146541000011
である、態様10記載の化合物。
(態様31)
以下
(化11)
Figure 2020146541000012
からなる群から選択される、態様5記載の化合物。
(態様32)
R 2 が、アルキレンであって、ここで、該アルキレンがさらに、R 3 に結合して6員のヘテロシクリルを形成し;かつ
R 3 が、アルキレンであって、ここで、該アルキレンがさらに、R 2 に結合して該6員のヘテロシクリルを形成する、態様10記載の化合物。
(態様33)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様32記載の化合物。
(態様34)
以下のもの
(化12)
Figure 2020146541000013
である、態様33記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様35)
以下の構造を有する化合物、又はその医薬として許容し得る塩
(化13)
Figure 2020146541000014
(式中
Lは、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位を含むリンカーであり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテレオアルキレンはさらに、R 3 に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、アシルであるか、又はヒドロキシル、アミノ、もしくはチオールを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
(態様36)
D*が、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基である場合に、該生理活性化合物又はその残基が、抗炎症性生理活性化合物又はその残基である、態様35記載の化合物。
(態様37)
前記抗炎症性生理活性化合物が、ステロイド又はその残基である、態様36記載の化合物。
(態様38)
前記抗炎症性生理活性化合物が、LXRアゴニスト又はその残基である、態様36記載の化合物。
(態様39)
以下の構造を有する、態様35記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩
(化14)
Figure 2020146541000015
(式中
Lは、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位を含むリンカーであり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテレオアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、アシルであるか、又はヒドロキシル、アミノ、もしくはチオールを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
(態様40)
以下の構造を有する、態様39記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩
(化15)
Figure 2020146541000016
(式中
Lは、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位を含むリンカーであり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
R 3 は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 1a に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
D*は、アシルであるか、又はヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
(態様41)
以下の構造を有する、態様39記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩
(化16)
Figure 2020146541000017
(式中
Lは、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位を含むリンカーであり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
R 3 は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 1a に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
D*は、アシルであるか、又はヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
(態様42)
前記リンカーが、
(化17)
Figure 2020146541000018
をさらに含む、態様35~41のいずれか1項記載の化合物。
(態様43)
以下のもの
(化18)
Figure 2020146541000019
である、態様39記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩
(式中
SP 1 及びSP 2 は、存在する場合には、スペーサー基であり、ここで、SP 1 は、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位をさらに含み;
各AAは、アミノ酸であり;かつ
pは、1~10の整数である)。
(態様44)
SP 1 が、アルキンを含む反応性基を含む、態様43記載の化合物。
(態様45)
前記アルキンが、1,3-環化付加反応に関与することができる、態様44記載の化合物。
(態様46)
前記アルキンが、アジドとの1,3-環化付加反応に関与して位置異性体の1,2,3-トリアゾリル部位を形成することができ、ここで、該アジドが、アジド官能化結合剤を含む、態様35記載の化合物。
(態様47)
SP 2 が、
(化19)
Figure 2020146541000020
を含む、態様43記載の化合物。
(態様48)
SP 2 が、
(化20)
Figure 2020146541000021
を含み、かつ
R 2 が、水素又はアルキルである、態様43記載の化合物。
(態様49)
前記アルキンが、アジドとの1,3-環化付加反応に関与して位置異性体の1,2,3-トリアゾリル部位を形成することができ、該アジドが、アジド官能化結合剤を含み、かつSP 2 が、
(化21)
Figure 2020146541000022
を含む、態様46記載の化合物。
(態様50)
前記アルキンが、アジドとの1,3-環化付加反応に関与して位置異性体の1,2,3-トリアゾリル部位を形成することができ、該アジドが、アジド官能化結合剤を含み、SP 2 が、
(化22)
Figure 2020146541000023
を含み、かつR 2 が、水素又はアルキルである、態様46記載の化合物。
(態様51)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 2 が、水素又はメチルであり;
R 3 が、水素であり;かつ
nが、2である、
態様43記載の化合物。
(態様52)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様51記載の化合物。
(態様53)
以下
(化23)
Figure 2020146541000024
からなる群から選択される、態様52記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様54)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 2 が、水素、メチル、又は-CH 2 Phであり;
R 3 が、水素又はアルキルであり;かつ
nが、1である、
態様43記載の化合物。
(態様55)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様54記載の化合物。
(態様56)
以下
(化24)
Figure 2020146541000025
Figure 2020146541000026
Figure 2020146541000027
Figure 2020146541000028
Figure 2020146541000029
Figure 2020146541000030
からなる群から選択される、態様55記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様57)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 2 が、水素であり;
R 3 が、アルキルであり;かつ
nが、1である、
態様43記載の化合物。
(態様58)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様57記載の化合物。
(態様59)
以下
(化25)
Figure 2020146541000031
の構造を有する、態様58記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様60)
R 1a が、アルキル又はアリールアルキルであり;
R 1b が、水素であり;
R 2 が、水素であり;
R 3 が、水素であり;かつ
nが、1である、
態様43記載の化合物。
(態様61)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様60記載の化合物。
(態様62)
以下
(化26)
Figure 2020146541000032
からなる群から選択される、態様61記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様63)
R 1a が、さらにR 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成するアルキレンであり;
R 1b が、水素であり;
R 2 が、水素であり;
R 3 が、R 1a にさらに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成するアルキレンであり;かつ
nが、1である、
態様43記載の化合物。
(態様64)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様63記載の化合物。
(態様65)
以下
(化27)
Figure 2020146541000033
からなる群から選択される、態様64記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様66)
以下
(化28)
Figure 2020146541000034
の構造を有する、態様64記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様67)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 2 が、水素であり;
R 3 が、水素であり;かつ
nが、1である、
態様39記載の化合物。
(態様68)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様67記載の化合物。
(態様69)
以下
(化29)
Figure 2020146541000035
の構造を有する、態様68記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様70)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 2 が、水素又は-CH 2 Phであり;
R 3 が、水素であり;かつ
nが、4である、
態様39記載の化合物。
(態様71)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様70記載の化合物。
(態様72)
以下
(化30)
Figure 2020146541000036
からなる群から選択される、態様71記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様73)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 3 が、水素であり;かつ
nが、0である、
態様41記載の化合物。
(態様74)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様73記載の化合物。
(態様75)
以下
(化31)
Figure 2020146541000037
からなる群から選択される、態様74記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様76)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 2 が、水素であり;
R 3 が、アルキルであり;
R 4 が、アルキルであり;かつ
nが、1である、
態様57記載の化合物。
(態様77)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様76記載の化合物。
(態様78)
以下の構造
(化32)
Figure 2020146541000038
を有する、態様77記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様79)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 2 が、水素又は-CH 2 OHであり;
R 3 が、水素であり;かつ
nが、6である、
態様39記載の化合物。
(態様80)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様79記載の化合物。
(態様81)
以下の構造
(化33)
Figure 2020146541000039
を有する、態様80記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様82)
R 1a 及びR 1b が、水素であり;
R 2 が、アルキレンであって、ここで、該アルキレンがさらに、R 3 に結合して6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 が、アルキレンであって、ここで、該アルキレンがさらに、R 2 に結合して該6員のヘテロシクリルを形成し;かつ
nが、1である、
態様43記載の化合物。
(態様83)
D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、態様82記載の化合物。
(態様84)
以下のもの
(化34)
Figure 2020146541000040
である、態様83記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
(態様85)
以下のもの
(化35)
Figure 2020146541000041
である、態様53記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様86)
以下のもの
(化36)
Figure 2020146541000042
である、態様53記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様87)
以下のもの
(化37)
Figure 2020146541000043
である、態様65記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様88)
以下のもの
(化38)
Figure 2020146541000044
である、態様56記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様89)
以下のもの
(化39)
Figure 2020146541000045
である、態様56記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様90)
以下の構造を有する化合物
(化40)
Figure 2020146541000046
(式中、
Lは、リンカーであり;
BAは、結合剤であり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基であり;
nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
kは、1~30の整数である)。
(態様91)
D*が、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む抗炎症性生理活性化合物の残基である、態様90記載の化合物。
(態様92)
前記抗炎症性生理活性化合物が、ステロイド又はその残基である、態様91記載の化合物。
(態様93)
前記抗炎症性生理活性化合物が、LXRアゴニスト又はその残基である、態様91記載の化合物。
(態様94)
以下の構造を有する化合物
(化41)
Figure 2020146541000047
(式中、
Lは、リンカーであり;
BAは、結合剤であり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む抗炎症性生理活性化合物の残基であり;
nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
kは、1~30の整数である)。
(態様95)
D*が、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含むステロイドの残基である、態様94記載の化合物。
(態様96)
以下の構造を有する化合物
(化42)
Figure 2020146541000048
(式中、
Lは、
(化43)
Figure 2020146541000049
を含むリンカーであり;
BAは、結合剤であり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基であり;
nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
kは、1~30の整数である)。
(態様97)
Lが、
(化44)
Figure 2020146541000050
を含むリンカーであり、かつR 2 が、水素である、態様96記載の化合物。
(態様98)
以下の構造を有する化合物
(化45)
Figure 2020146541000051
(式中、
Lは、リンカーであり;
BAは、結合剤であり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基であり;
nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;
ここで、LのBAへのコンジュゲーションは、クリックケミストリー残基、アミド残基、及びLに化学的に結合した単一のBAの2つのシステイン残基を含む残基からなる群から選択され;かつ
kは、1~30の整数である)。
(態様99)
以下の構造を有する、態様90記載の化合物
(化46)
Figure 2020146541000052
(式中、
Lは、リンカーであり;
BAは、結合剤であり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R 2 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 3 は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R 1a 又はR 2 に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 4 は、水素又はアルキルであり;
R 5 は、酸素、NR 6 、又は硫黄であり;
R 6 は、水素又はアルキルであり;
D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基であり;
nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
kは、1~30の整数である)。
(態様100)
以下の構造を有する、態様99記載の化合物
(化47)
Figure 2020146541000053
(式中、
Lは、リンカーであり;
BAは、結合剤であり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
R 3 は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 1a に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
D*は、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;
nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
kは、1~30の整数である)。
(態様101)
以下の構造を有する、態様99記載の化合物
(化48)
Figure 2020146541000054
(式中、
Lは、リンカーであり;
BAは、結合剤であり;
R 1a 及びR 1b は独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R 1a が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 3 に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
R 2 は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
R 3 は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R 3 が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R 1a に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
D*は、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;
nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
kは、1~30の整数である)。
(態様102)
前記リンカーが、
(化49)
Figure 2020146541000055
を含む、態様90~101のいずれか1項記載の化合物。
(態様103)
以下のものである、態様99記載の化合物
(化50)
Figure 2020146541000056
(式中、
SP 1 及びSP 2 は、存在する場合には、スペーサー基であり、ここで、SP 1 は、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位をさらに含み;
各AAは、アミノ酸であり;かつ
pは、1~10の整数である)。
(態様104)
SP 1 が、アルキンを含む反応性基を含む、態様103記載の化合物。
(態様105)
前記アルキンが、1,3-環化付加反応に関与することができる、態様104記載の化合物。
(態様106)
前記アルキンが、前記結合剤との1,3-環化付加反応に関与することができ、該結合剤が、アジド官能化結合剤である、態様105記載の化合物。
(態様107)
SP 2 が、
(化51)
Figure 2020146541000057
を含む、態様103記載の化合物。
(態様108)
SP 2 が、
(化52)
Figure 2020146541000058
を含み、かつR 2 が、水素又はアルキルである、態様103記載の化合物。
(態様109)
前記アルキンが、前記結合剤との1,3-環化付加反応に関与することができ、該結合剤が、アジド官能化結合剤であり、かつSP 2 が、
(化53)
Figure 2020146541000059
を含む、態様106記載の化合物。
(態様110)
前記アルキンが、前記結合剤との1,3-環化付加反応に関与することができ、該結合剤が、アジド官能化結合剤であり、SP 2 が、
(化54)
Figure 2020146541000060
を含み、かつR 2 が、水素又はアルキルである、態様106記載の化合物。
(態様111)
前記結合剤が、式H 2 N-LL-Xによる一級アミン化合物で修飾された抗体である、態様103記載の化合物
(式中、LLは、
二価のポリエチレングリコール(PEG)基;
-(CH 2 ) n -;
-(CH 2 CH 2 O) n -(CH 2 ) p -;
-(CH 2 ) n -N(H)C(O)-(CH 2 ) m -;
-(CH 2 CH 2 O) n -N(H)C(O)-(CH 2 CH 2 O) m -(CH 2 ) p -;
-(CH 2 ) n -C(O)N(H)-(CH 2 ) m -;
-(CH 2 CH 2 O) n -C(O)N(H)-(CH 2 CH 2 O) m -(CH 2 ) p -;
-(CH 2 ) n -N(H)C(O)-(CH 2 CH 2 O) m -(CH 2 ) p -;
-(CH 2 CH 2 O) n -N(H)C(O)-(CH 2 ) m -;
-(CH 2 ) n -C(O)N(H)-(CH 2 CH 2 O) m -(CH 2 ) p -;及び
-(CH 2 CH 2 O) n -C(O)N(H)-(CH 2 ) m -、
(式中、
nは、1~12から選択される整数であり;
mは、0~12から選択される整数であり;
pは、0~2から選択される整数である)
からなる群から選択される二価のリンカーであり;かつ
Xは、-SH、-N 3 、-C≡CH、-C(O)H、テトラゾール、
(化55)
Figure 2020146541000061
からなる群から選択される)。
(態様112)
前記結合剤が、以下の構造
(化56)
Figure 2020146541000062
を有する一級アミンで修飾された抗体である、態様111記載の化合物。
(態様113)
以下
(化57)
Figure 2020146541000063
Figure 2020146541000064
Figure 2020146541000065
Figure 2020146541000066
Figure 2020146541000067
Figure 2020146541000068
Figure 2020146541000069
Figure 2020146541000070
Figure 2020146541000071
Figure 2020146541000072
Figure 2020146541000073
Figure 2020146541000074
Figure 2020146541000075
Figure 2020146541000076
Figure 2020146541000077
Figure 2020146541000078
Figure 2020146541000079
Figure 2020146541000080
Figure 2020146541000081
Figure 2020146541000082
Figure 2020146541000083
Figure 2020146541000084
Figure 2020146541000085
Figure 2020146541000086
Figure 2020146541000087
Figure 2020146541000088
Figure 2020146541000089
Figure 2020146541000090
(式中、kは、1、2、3、又は4である)
からなる群から選択される、態様112記載の化合物。
(態様114)
以下
(化58)
Figure 2020146541000091
Figure 2020146541000092
Figure 2020146541000093
(式中、zは、1、2、3、又は4である)
からなる群から選択される、態様90記載の化合物。
(態様115)
抗体又はその抗原結合断片を含む抗体-薬物コンジュゲートであって、該抗体又はその抗原結合断片が、態様2又は39記載の化合物にコンジュゲートされている、前記抗体-薬物コンジュゲート。
(態様116)
前記コンジュゲートされた化合物が、以下
(化59)
Figure 2020146541000094
Figure 2020146541000095
Figure 2020146541000096
Figure 2020146541000097
からなる群から選択される、態様115記載の抗体-薬物コンジュゲート。
(態様117)
BAが、抗体又はその抗原結合断片である、態様99記載の化合物。
(態様118)
BAが、コンジュゲーションのために使用される少なくとも1つのグルタミン残基を含むトランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片である、態様117記載の化合物。
(態様119)
BAが、コンジュゲーションのために使用される少なくとも2つのグルタミン残基を含むトランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片である、態様117記載の化合物。
(態様120)
BAが、コンジュゲーションのために使用される少なくとも4つのグルタミン残基を含むトランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片である、態様117記載の化合物。
(態様121)
BAが、トランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片であり、コンジュゲーションが、2つのQ295残基でのものであり;かつkが、2である、態様120記載の化合物。
(態様122)
BAが、トランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片であり、コンジュゲーションが、2つのQ295残基及び2つのN297Q残基でのものであり;かつkが、4である、態様120記載の化合物。
(態様123)
態様1~122のいずれか1項記載の化合物、及び医薬として許容し得る賦形剤、担体、又は希釈剤を含む医薬組成物。
(態様124)
対象においてグルココルチコイド受容体シグナル伝達に関連する疾患、障害、又は病態を治療するための方法であって、該対象に有効量の態様1~123のいずれか1項記載の化合物又は医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(態様125)
前記疾患、障害、又は病態が、炎症性の疾患、障害、又は病態である、態様124記載の方法。
(態様126)
前記化合物の非コンジュゲート型のステロイドペイロードの投与に関連する副作用が、低減される、態様124又は125記載の方法。
(態様127)
対象において脂質異常症、代謝性疾患、炎症、又は神経変性疾患を治療するための方法であって、該対象に有効量の態様1~126のいずれか1項記載の化合物又は医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(態様128)
対象において脂質異常症を治療するための方法であって、該対象に有効量の態様1~127のいずれか1項記載の化合物又は医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(態様129)
対象において代謝性疾患を治療するための方法であって、該対象に有効量の態様1~128のいずれか1項記載の化合物又は医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(態様130)
対象において炎症を治療するための方法であって、該対象に有効量の態様1~129のいずれか1項記載の化合物又は医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(態様131)
対象において神経変性疾患を治療するための方法であって、該対象に有効量の態様1~130のいずれか1項記載の化合物又は医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(態様132)
結合剤を、態様39記載の化合物と接触させることを含む、抗体-薬物コンジュゲートを調製する方法。
(態様133)
以下の構造
(化60)
Figure 2020146541000098
を有する、態様2記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様134)
以下の構造
(化61)
Figure 2020146541000099
を有する、態様2記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様135)
以下の構造
(化62)
Figure 2020146541000100
を有する、態様2記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様136)
以下の構造
(化63)
Figure 2020146541000101
を有する、態様2記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様137)
以下の構造
(化64)
Figure 2020146541000102
を有する、態様39記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様138)
以下の構造
(化65)
Figure 2020146541000103
を有する、態様39記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様139)
以下の構造
(化66)
Figure 2020146541000104
を有する、態様39記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様140)
以下の構造
(化67)
Figure 2020146541000105
を有する、態様39記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
(態様141)
以下の構造
(化68)
Figure 2020146541000106
を有する、態様99記載の化合物。
(態様142)
以下の構造
(化69)
Figure 2020146541000107
を有する、態様99記載の化合物。
(態様143)
以下の構造
(化70)
Figure 2020146541000108
を有する、態様99記載の化合物。
(態様144)
以下の構造
(化71)
Figure 2020146541000109
を有する、態様99記載の化合物。

Claims (148)

  1. 以下の構造を有する化合物
    Figure 2020146541000001
    (式中、
    Lは、リンカーであり;
    BAは、結合剤であり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基であり;
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
    kは、1~30の整数である)。
  2. D*が、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む抗炎症性生理活性化合物の残基である、請求項1記載の化合物。
  3. 前記抗炎症性生理活性化合物が、ステロイド又はその残基である、請求項2記載の化合物。
  4. 前記抗炎症性生理活性化合物が、LXRアゴニスト又はその残基である、請求項2記載の化合物。
  5. 以下の構造を有する化合物
    Figure 2020146541000002
    (式中、
    Lは、リンカーであり;
    BAは、結合剤であり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む抗炎症性生理活性化合物の残基であり;
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
    kは、1~30の整数である)。
  6. D*が、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含むステロイドの残基である、請求項5記載の化合物。
  7. 以下の構造を有する化合物
    Figure 2020146541000003
    (式中、
    Lは、
    Figure 2020146541000004
    を含むリンカーであり;
    BAは、結合剤であり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基であり;
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
    kは、1~30の整数である)。
  8. Lが、
    Figure 2020146541000005
    を含むリンカーであり、かつR2が、水素である、請求項7記載の化合物。
  9. 以下の構造を有する化合物
    Figure 2020146541000006
    (式中、
    Lは、リンカーであり;
    BAは、結合剤であり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基であり;
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;
    ここで、LのBAへのコンジュゲーションは、クリックケミストリー残基、アミド残基、及びLに化学的に結合した単一のBAの2つのシステイン残基を含む残基からなる群から選択され;かつ
    kは、1~30の整数である)。
  10. 以下の構造を有する、請求項1記載の化合物
    Figure 2020146541000007
    (式中、
    Lは、リンカーであり;
    BAは、結合剤であり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基であり;
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
    kは、1~30の整数である)。
  11. 以下の構造を有する、請求項10記載の化合物
    Figure 2020146541000008
    (式中、
    Lは、リンカーであり;
    BAは、結合剤であり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
    R3は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R1aに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    D*は、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
    kは、1~30の整数である)。
  12. 以下の構造を有する、請求項10記載の化合物
    Figure 2020146541000009
    (式中、
    Lは、リンカーであり;
    BAは、結合剤であり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
    R3は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R1aに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    D*は、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6であり;かつ
    kは、1~30の整数である)。
  13. 前記リンカーが、
    Figure 2020146541000010
    を含む、請求項1~12のいずれか1項記載の化合物。
  14. 以下のものである、請求項10記載の化合物
    Figure 2020146541000011
    (式中、
    SP1及びSP2は、存在する場合には、スペーサー基であり、ここで、SP1は、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位をさらに含み;
    各AAは、アミノ酸であり;かつ
    pは、1~10の整数である)。
  15. SP1が、アルキンを含む反応性基を含む、請求項14記載の化合物。
  16. 前記アルキンが、1,3-環化付加反応に関与することができる、請求項15記載の化合物。
  17. 前記アルキンが、前記結合剤との1,3-環化付加反応に関与することができ、該結合剤が、アジド官能化結合剤である、請求項16記載の化合物。
  18. SP2が、
    Figure 2020146541000012
    を含む、請求項14記載の化合物。
  19. SP2が、
    Figure 2020146541000013
    を含み、かつR2が、水素又はアルキルである、請求項14記載の化合物。
  20. 前記アルキンが、前記結合剤との1,3-環化付加反応に関与することができ、該結合剤が、アジド官能化結合剤であり、かつSP2が、
    Figure 2020146541000014
    を含む、請求項17記載の化合物。
  21. 前記アルキンが、前記結合剤との1,3-環化付加反応に関与することができ、該結合剤が、アジド官能化結合剤であり、SP2が、
    Figure 2020146541000015
    を含み、かつR2が、水素又はアルキルである、請求項17記載の化合物。
  22. 前記結合剤が、式H2N-LL-Xによる一級アミン化合物で修飾された抗体である、請求項14記載の化合物
    (式中、LLは、
    二価のポリエチレングリコール(PEG)基;
    -(CH2)n-;
    -(CH2CH2O)n-(CH2)p-;
    -(CH2)n-N(H)C(O)-(CH2)m-;
    -(CH2CH2O)n-N(H)C(O)-(CH2CH2O)m-(CH2)p-;
    -(CH2)n-C(O)N(H)-(CH2)m-;
    -(CH2CH2O)n-C(O)N(H)-(CH2CH2O)m-(CH2)p-;
    -(CH2)n-N(H)C(O)-(CH2CH2O)m-(CH2)p-;
    -(CH2CH2O)n-N(H)C(O)-(CH2)m-;
    -(CH2)n-C(O)N(H)-(CH2CH2O)m-(CH2)p-;及び
    -(CH2CH2O)n-C(O)N(H)-(CH2)m-、
    (式中、
    nは、1~12から選択される整数であり;
    mは、0~12から選択される整数であり;
    pは、0~2から選択される整数である)
    からなる群から選択される二価のリンカーであり;かつ
    Xは、-SH、-N3、-C≡CH、-C(O)H、テトラゾール、
    Figure 2020146541000016
    からなる群から選択される)。
  23. 前記結合剤が、以下の構造
    Figure 2020146541000017
    を有する一級アミンで修飾された抗体である、請求項22記載の化合物。
  24. 以下
    Figure 2020146541000018
    Figure 2020146541000019
    Figure 2020146541000020
    Figure 2020146541000021
    Figure 2020146541000022
    Figure 2020146541000023
    Figure 2020146541000024
    Figure 2020146541000025
    Figure 2020146541000026
    Figure 2020146541000027
    Figure 2020146541000028
    Figure 2020146541000029
    Figure 2020146541000030
    Figure 2020146541000031
    Figure 2020146541000032
    Figure 2020146541000033
    Figure 2020146541000034
    Figure 2020146541000035
    Figure 2020146541000036
    Figure 2020146541000037
    Figure 2020146541000038
    Figure 2020146541000039
    Figure 2020146541000040
    Figure 2020146541000041
    Figure 2020146541000042
    Figure 2020146541000043
    (式中、kは、1、2、3、又は4である)
    からなる群から選択される、請求項23記載の化合物。
  25. 以下
    Figure 2020146541000044
    Figure 2020146541000045
    Figure 2020146541000046
    Figure 2020146541000047
    (式中、zは、1、2、3、又は4である)
    からなる群から選択される、請求項1記載の化合物。
  26. 前記BA-Lが、以下
    Figure 2020146541000048
    Figure 2020146541000049
    Figure 2020146541000050
    Figure 2020146541000051
    からなる群から選択される部位に結合している、請求項1記載の抗体-薬物コンジュゲート。
  27. BAが、抗体又はその抗原結合断片である、請求項10記載の化合物。
  28. BAが、コンジュゲーションのために使用される少なくとも1つのグルタミン残基を含むトランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片である、請求項27記載の化合物。
  29. BAが、コンジュゲーションのために使用される少なくとも2つのグルタミン残基を含むトランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片である、請求項27記載の化合物。
  30. BAが、コンジュゲーションのために使用される少なくとも4つのグルタミン残基を含むトランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片である、請求項27記載の化合物。
  31. BAが、トランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片であり、コンジュゲーションが、2つのQ295残基でのものであり;かつkが、2である、請求項30記載の化合物。
  32. BAが、トランスグルタミナーゼ修飾抗体又はその抗原結合断片であり、コンジュゲーションが、2つのQ295残基及び2つのN297Q残基でのものであり;かつkが、4である、請求項30記載の化合物。
  33. 以下の構造を有する化合物又はその医薬として許容し得る塩
    Figure 2020146541000052
    (式中
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、アシルであるか、又はヒドロキシル、アミノ、もしくはチオールを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
  34. 以下の構造を有する、請求項33記載の化合物又はその医薬として許容し得る塩
    Figure 2020146541000053
    (式中
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、アシルであるか、又はヒドロキシル、アミノ、もしくはチオールを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
    nは、0、1、2、3、4、又は5である)。
  35. 以下の構造を有する、請求項34記載の化合物又はその医薬として許容し得る塩
    Figure 2020146541000054
    (式中
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
    R3は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R1aに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    D*は、アシルであるか、又はヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
    nは、0、1、2、3、4、又は5である)。
  36. 以下の構造を有する、請求項34記載の化合物
    Figure 2020146541000055
  37. R1a及びR1bが、それぞれ、水素である、請求項33~36のいずれか1項記載の化合物。
  38. nが、2である、請求項33~37のいずれか1項記載の化合物。
  39. nが、2であり、かつR2が、水素又はメチルである、請求項33~38のいずれか1項記載の化合物。
  40. nが、2であり、R2が、水素又はメチルであり、R3が、水素であり、かつD*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項33~39のいずれか1項記載の化合物。
  41. 以下:
    Figure 2020146541000056
    からなる群から選択される、請求項40記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  42. nが、1である、請求項37記載の化合物。
  43. R2が、水素、メチル、又は-CH2Phである、請求項42記載の化合物。
  44. R3が、水素である、請求項43記載の化合物。
  45. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項44記載の化合物。
  46. 以下:
    Figure 2020146541000057
    からなる群から選択される、請求項45記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  47. R2が、水素又はメチルである、請求項42記載の化合物。
  48. R3が、アルキルである、請求項47記載の化合物。
  49. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項48記載の化合物。
  50. 以下
    Figure 2020146541000058
    からなる群から選択される、請求項49記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  51. R1aが、アルキル又はアリールアルキルであり、かつR1bが、水素である、請求項34記載の化合物。
  52. nが、1である、請求項51記載の化合物。
  53. R2が、水素である、請求項52記載の化合物。
  54. R3が、水素である、請求項53記載の化合物。
  55. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項54記載の化合物。
  56. 以下
    Figure 2020146541000059
    からなる群から選択される、請求項55記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  57. R1aが、アルキレンであり、ここで該アルキレンがさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R1bが、水素であり;かつ
    R3が、R1aにさらに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成するアルキレンである、
    請求項34記載の化合物。
  58. nが、1である、請求項57記載の化合物。
  59. R2が、水素である、請求項58記載の化合物。
  60. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項59記載の化合物。
  61. 以下
    Figure 2020146541000060
    からなる群から選択される、請求項60記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  62. 以下のもの
    Figure 2020146541000061
    である、請求項42記載の化合物。
  63. 以下
    Figure 2020146541000062
    からなる群から選択される、請求項37記載の化合物。
  64. R2が、アルキレンであって、ここで、該アルキレンがさらに、R3に結合して6員のヘテロシクリルを形成し;かつ
    R3が、アルキレンであって、ここで、該アルキレンがさらに、R2に結合して該6員のヘテロシクリルを形成する、請求項42記載の化合物。
  65. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項64記載の化合物。
  66. 以下のもの
    Figure 2020146541000063
    である、請求項65記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  67. 以下の構造を有する化合物、又はその医薬として許容し得る塩
    Figure 2020146541000064
    (式中
    Lは、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位を含むリンカーであり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテレオアルキレンはさらに、R3に結合して3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該3、4、5、6、7、又は8員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、アシルであるか、又はヒドロキシル、アミノ、もしくはチオールを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
  68. D*が、ヒドロキシル、アミノ、又はチオールを含む生理活性化合物の残基である場合に、該生理活性化合物又はその残基が、抗炎症性生理活性化合物又はその残基である、請求項67記載の化合物。
  69. 前記抗炎症性生理活性化合物が、ステロイド又はその残基である、請求項68記載の化合物。
  70. 前記抗炎症性生理活性化合物が、LXRアゴニスト又はその残基である、請求項68記載の化合物。
  71. 以下の構造を有する、請求項67記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩
    Figure 2020146541000065
    (式中
    Lは、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位を含むリンカーであり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテレオアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素、アルキレン、ヘテロアルキレン、又はアミノ酸側鎖であり、ここで、R2が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3は、水素、アルキル、アルキレン、又はヘテロアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレン又はヘテロアルキレンである場合、該アルキレン又はヘテロアルキレンはさらに、R1a又はR2に結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R4は、水素又はアルキルであり;
    R5は、酸素、NR6、又は硫黄であり;
    R6は、水素又はアルキルであり;
    D*は、アシルであるか、又はヒドロキシル、アミノ、もしくはチオールを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
  72. 以下の構造を有する、請求項71記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩
    Figure 2020146541000066
    (式中
    Lは、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位を含むリンカーであり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
    R3は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R1aに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    D*は、アシルであるか、又はヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
  73. 以下の構造を有する、請求項71記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩
    Figure 2020146541000067
    (式中
    Lは、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位を含むリンカーであり;
    R1a及びR1bは独立に、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、又はアルキレンであり、ここで、R1aが、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    R2は、水素又はアミノ酸側鎖であり;
    R3は、水素、アルキル、又はアルキレンであり、ここで、R3が、アルキレンである場合、該アルキレンはさらに、R1aに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成し;
    D*は、アシルであるか、又はヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基であり;かつ
    nは、0、1、2、3、4、5、又は6である)。
  74. 前記リンカーが、
    Figure 2020146541000068
    をさらに含む、請求項67~73のいずれか1項記載の化合物。
  75. 以下のもの
    Figure 2020146541000069
    である、請求項71記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩
    (式中
    SP1及びSP2は、存在する場合には、スペーサー基であり、ここで、SP1は、抗体又はその抗原結合断片と反応性である部位をさらに含み;
    各AAは、アミノ酸であり;かつ
    pは、1~10の整数である)。
  76. SP1が、アルキンを含む反応性基を含む、請求項75記載の化合物。
  77. 前記アルキンが、1,3-環化付加反応に関与することができる、請求項76記載の化合物。
  78. 前記アルキンが、アジドとの1,3-環化付加反応に関与して位置異性体の1,2,3-トリアゾリル部位を形成することができ、ここで、該アジドが、アジド官能化結合剤を含む、請求項67記載の化合物。
  79. SP2が、
    Figure 2020146541000070
    を含む、請求項75記載の化合物。
  80. SP2が、
    Figure 2020146541000071
    を含み、かつ
    R2が、水素又はアルキルである、請求項75記載の化合物。
  81. 前記アルキンが、アジドとの1,3-環化付加反応に関与して位置異性体の1,2,3-トリアゾリル部位を形成することができ、該アジドが、アジド官能化結合剤を含み、かつSP2が、
    Figure 2020146541000072
    を含む、請求項78記載の化合物。
  82. 前記アルキンが、アジドとの1,3-環化付加反応に関与して位置異性体の1,2,3-トリアゾリル部位を形成することができ、該アジドが、アジド官能化結合剤を含み、SP2が、
    Figure 2020146541000073
    を含み、かつR2が、水素又はアルキルである、請求項78記載の化合物。
  83. R1a及びR1bが、水素であり;
    R2が、水素又はメチルであり;
    R3が、水素であり;かつ
    nが、2である、
    請求項75記載の化合物。
  84. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項83記載の化合物。
  85. 以下
    Figure 2020146541000074
    からなる群から選択される、請求項84記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  86. R1a及びR1bが、水素であり;
    R2が、水素、メチル、又は-CH2Phであり;
    R3が、水素又はアルキルであり;かつ
    nが、1である、
    請求項75記載の化合物。
  87. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項86記載の化合物。
  88. 以下
    Figure 2020146541000075
    Figure 2020146541000076
    Figure 2020146541000077
    Figure 2020146541000078
    Figure 2020146541000079
    Figure 2020146541000080
    からなる群から選択される、請求項87記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  89. R1a及びR1bが、水素であり;
    R2が、水素であり;
    R3が、アルキルであり;かつ
    nが、1である、
    請求項75記載の化合物。
  90. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項89記載の化合物。
  91. 以下
    Figure 2020146541000081
    の構造を有する、請求項90記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  92. R1aが、アルキル又はアリールアルキルであり;
    R1bが、水素であり;
    R2が、水素であり;
    R3が、水素であり;かつ
    nが、1である、
    請求項75記載の化合物。
  93. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項92記載の化合物。
  94. 以下
    Figure 2020146541000082
    からなる群から選択される、請求項93記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  95. R1aが、さらにR3に結合して4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成するアルキレンであり;
    R1bが、水素であり;
    R2が、水素であり;
    R3が、R1aにさらに結合して該4、5、又は6員のヘテロシクリルを形成するアルキレンであり;かつ
    nが、1である、
    請求項75記載の化合物。
  96. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項95記載の化合物。
  97. 以下
    Figure 2020146541000083
    からなる群から選択される、請求項96記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  98. 以下
    Figure 2020146541000084
    の構造を有する、請求項96記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  99. R1a及びR1bが、水素であり;
    R2が、水素であり;
    R3が、水素であり;かつ
    nが、1である、
    請求項71記載の化合物。
  100. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項99記載の化合物。
  101. 以下
    Figure 2020146541000085
    の構造を有する、請求項100記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  102. R1a及びR1bが、水素であり;
    R2が、水素又は-CH2Phであり;
    R3が、水素であり;かつ
    nが、4である、
    請求項71記載の化合物。
  103. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項102記載の化合物。
  104. 以下
    Figure 2020146541000086
    からなる群から選択される、請求項103記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  105. R1a及びR1bが、水素であり;
    R3が、水素であり;かつ
    nが、0である、
    請求項73記載の化合物。
  106. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項105記載の化合物。
  107. 以下
    Figure 2020146541000087
    からなる群から選択される、請求項106記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  108. R1a及びR1bが、水素であり;
    R2が、水素であり;
    R3が、アルキルであり;
    R4が、アルキルであり;かつ
    nが、1である、
    請求項89記載の化合物。
  109. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項108記載の化合物。
  110. 以下の構造
    Figure 2020146541000088
    を有する、請求項109記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  111. R1a及びR1bが、水素であり;
    R2が、水素又は-CH2OHであり;
    R3が、水素であり;かつ
    nが、6である、
    請求項71記載の化合物。
  112. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項111記載の化合物。
  113. 以下の構造
    Figure 2020146541000089
    を有する、請求項112記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  114. R1a及びR1bが、水素であり;
    R2が、アルキレンであって、ここで、該アルキレンがさらに、R3に結合して6員のヘテロシクリルを形成し;
    R3が、アルキレンであって、ここで、該アルキレンがさらに、R2に結合して該6員のヘテロシクリルを形成し;かつ
    nが、1である、
    請求項75記載の化合物。
  115. D*が、ヒドロキシルを含む生理活性化合物の残基である、請求項114記載の化合物。
  116. 以下のもの
    Figure 2020146541000090
    である、請求項115記載の化合物;又はその医薬として許容し得る塩。
  117. 以下のもの
    Figure 2020146541000091
    である、請求項85記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  118. 以下のもの
    Figure 2020146541000092
    である、請求項85記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  119. 以下のもの
    Figure 2020146541000093
    である、請求項97記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  120. 以下のもの
    Figure 2020146541000094
    である、請求項88記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  121. 以下のもの
    Figure 2020146541000095
    である、請求項88記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  122. 抗体又はその抗原結合断片を含む抗体-薬物コンジュゲートであって、該抗体又はその抗原結合断片が、請求項34又は71記載の化合物にコンジュゲートされている、前記抗体-薬物コンジュゲート。
  123. 請求項1~122のいずれか1項記載の化合物を含む医薬組成物。
  124. グルココルチコイド受容体シグナル伝達に関連する疾患、障害、又は病態の治療のための、請求項123記載の医薬組成物。
  125. 前記疾患、障害、又は病態が、炎症性の疾患、障害、又は病態である、請求項124記載の医薬組成物。
  126. 前記化合物の非コンジュゲート型のステロイドペイロードの投与に関連する副作用が、低減される、請求項124又は125記載の医薬組成物。
  127. 脂質異常症、代謝性疾患、炎症、又は神経変性疾患の治療のための、請求項123記載の医薬組成物。
  128. 脂質異常症の治療のための、請求項123記載の医薬組成物。
  129. 代謝性疾患の治療のための、請求項123記載の医薬組成物。
  130. 炎症の治療のための、請求項123記載の医薬組成物。
  131. 神経変性疾患の治療のための、請求項123記載の医薬組成物。
  132. 結合剤を、請求項71記載の化合物と接触させることを含む、抗体-薬物コンジュゲートを調製する方法。
  133. 以下の構造
    Figure 2020146541000096
    を有する、請求項34記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  134. 以下の構造
    Figure 2020146541000097
    を有する、請求34記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  135. 以下の構造
    Figure 2020146541000098
    を有する、請求項34記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  136. 以下の構造
    Figure 2020146541000099
    を有する、請求項34記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  137. 以下の構造
    Figure 2020146541000100
    を有する、請求項71記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  138. 以下の構造
    Figure 2020146541000101
    を有する、請求項71記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  139. 以下の構造
    Figure 2020146541000102
    を有する、請求項71記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  140. 以下の構造
    Figure 2020146541000103
    を有する、請求項71記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩。
  141. 以下の構造
    Figure 2020146541000104
    を有する、請求項10記載の化合物。
  142. 以下の構造
    Figure 2020146541000105
    を有する、請求項10記載の化合物。
  143. 以下の構造
    Figure 2020146541000106
    を有する、請求項10記載の化合物。
  144. 以下の構造
    Figure 2020146541000107
    を有する、請求項10記載の化合物。
  145. 以下のもの
    Figure 2020146541000108
    Figure 2020146541000109
    Figure 2020146541000110
    からなる群から選択される、請求項33記載の化合物。
  146. 以下のもの
    Figure 2020146541000111
    Figure 2020146541000112
    Figure 2020146541000113
    Figure 2020146541000114
    Figure 2020146541000115
    Figure 2020146541000116
    Figure 2020146541000117
    Figure 2020146541000118
    からなる群から選択される、請求項67記載の化合物。
  147. 以下のもの
    Figure 2020146541000119
    Figure 2020146541000120
    Figure 2020146541000121
    Figure 2020146541000122
    Figure 2020146541000123
    Figure 2020146541000124
    Figure 2020146541000125
    Figure 2020146541000126
    Figure 2020146541000127
    Figure 2020146541000128
    Figure 2020146541000129
    Figure 2020146541000130
    Figure 2020146541000131
    Figure 2020146541000132
    Figure 2020146541000133
    Figure 2020146541000134
    Figure 2020146541000135
    Figure 2020146541000136
    Figure 2020146541000137
    Figure 2020146541000138
    Figure 2020146541000139
    Figure 2020146541000140
    Figure 2020146541000141
    Figure 2020146541000142
    からなる群から選択される、化合物。
  148. 以下のもの
    Figure 2020146541000143
    Figure 2020146541000144
    Figure 2020146541000145
    Figure 2020146541000146
    Figure 2020146541000147
    Figure 2020146541000148
    Figure 2020146541000149
    (式中、BAは抗体又はその抗原結合断片であり;かつ
    kは、1~4の整数である)
    からなる群から選択される、請求項1記載の化合物。
JP2021539640A 2019-01-08 2020-01-08 無痕跡型リンカー及びそのタンパク質-コンジュゲート Pending JP2022517767A (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2019/012786 WO2019136487A2 (en) 2018-01-08 2019-01-08 Steroids and antibody-conjugates thereof
US16/243,020 US20190209702A1 (en) 2018-01-08 2019-01-08 Steroids and antibody-conjugates thereof
US16/243,020 2019-01-08
USPCT/US2019/012786 2019-01-08
US201962872229P 2019-07-09 2019-07-09
US62/872,229 2019-07-09
US201962937721P 2019-11-19 2019-11-19
US62/937,721 2019-11-19
PCT/US2020/012798 WO2020146541A2 (en) 2019-01-08 2020-01-08 Traceless linkers and protein-conjugates thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022517767A JP2022517767A (ja) 2022-03-10
JPWO2020146541A5 true JPWO2020146541A5 (ja) 2023-01-23

Family

ID=71521936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021539640A Pending JP2022517767A (ja) 2019-01-08 2020-01-08 無痕跡型リンカー及びそのタンパク質-コンジュゲート

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP3908323A2 (ja)
JP (1) JP2022517767A (ja)
KR (1) KR20210114008A (ja)
CN (1) CN113905767A (ja)
AU (1) AU2020205662A1 (ja)
BR (1) BR112021013464A2 (ja)
CA (1) CA3125998A1 (ja)
CL (1) CL2021001790A1 (ja)
CO (1) CO2021010315A2 (ja)
IL (1) IL284673A (ja)
MA (2) MA59295A1 (ja)
MX (1) MX2021008114A (ja)
SG (1) SG11202107212QA (ja)
WO (1) WO2020146541A2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL266353B2 (en) 2016-11-08 2024-03-01 Regeneron Pharma Steroids and their protein conjugates
US11491237B2 (en) 2017-05-18 2022-11-08 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Cyclodextrin protein drug conjugates
CA3098453A1 (en) 2018-05-09 2019-11-14 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Anti-msr1 antibodies and methods of use thereof
US11806405B1 (en) 2021-07-19 2023-11-07 Zeno Management, Inc. Immunoconjugates and methods
WO2023079362A1 (en) * 2021-11-03 2023-05-11 Ripple Therapeutics Corporation Processable compositions and use for the same
US20230287138A1 (en) 2022-01-12 2023-09-14 Regneron Pharmaceuticals, Inc. Protein-drug conjugates comprising camptothecin analogs and methods of use thereof
TW202340252A (zh) * 2022-01-29 2023-10-16 大陸商上海盛迪醫藥有限公司 糖皮質激素的藥物偶聯物

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5208020A (en) 1989-10-25 1993-05-04 Immunogen Inc. Cytotoxic agents comprising maytansinoids and their therapeutic use
US5714586A (en) 1995-06-07 1998-02-03 American Cyanamid Company Methods for the preparation of monomeric calicheamicin derivative/carrier conjugates
US20070258987A1 (en) 2000-11-28 2007-11-08 Seattle Genetics, Inc. Recombinant Anti-Cd30 Antibodies and Uses Thereof
US20050276812A1 (en) 2004-06-01 2005-12-15 Genentech, Inc. Antibody-drug conjugates and methods
AR048098A1 (es) 2004-03-15 2006-03-29 Wyeth Corp Conjugados de caliqueamicina
EP1817341A2 (en) 2004-11-29 2007-08-15 Seattle Genetics, Inc. Engineered antibodies and immunoconjugates
US7750116B1 (en) 2006-02-18 2010-07-06 Seattle Genetics, Inc. Antibody drug conjugate metabolites
WO2008122039A2 (en) 2007-04-02 2008-10-09 The Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services Selenocysteine mediated hybrid antibody molecules
WO2008153744A2 (en) 2007-05-23 2008-12-18 Ventana Medical Systems, Inc. Polymeric carriers for immunohistochemistry and in situ hybridization
EP2276506A4 (en) 2008-04-30 2014-05-07 Immunogen Inc EFFICIENT CONJUGATES AND HYDROPHILIC BINDER
KR101000067B1 (ko) 2008-12-30 2010-12-10 엘지전자 주식회사 고효율 태양전지용 레이저 소성장치 및 고효율 태양전지 제조방법
PE20130342A1 (es) 2010-04-15 2013-04-20 Spirogen Sarl Pirrolobenzodiacepinas y conjugados de las mismas
US20130244905A1 (en) 2010-07-06 2013-09-19 Ed Grabczyk Reporter for RNA Polymerase II Termination
EP3170821B1 (en) 2011-05-27 2021-09-15 Ambrx, Inc. Compositions containing, methods involving, and uses of non-natural amino acid linked dolastatin derivatives
US8815226B2 (en) 2011-06-10 2014-08-26 Mersana Therapeutics, Inc. Protein-polymer-drug conjugates
MX341523B (es) 2011-10-14 2016-08-24 Medimmune Ltd Pirrolobenzodiazepinas.
JP6393617B2 (ja) 2011-10-14 2018-09-19 シアトル ジェネティクス,インコーポレーテッド ピロロベンゾジアゼピンおよび標的コンジュゲート
EA029046B1 (ru) 2011-10-14 2018-02-28 Медимьюн Лимитед Пирролобензодиазепины и промежуточные соединения для их получения, способы их синтеза
EP2753178B1 (en) 2011-10-14 2017-12-06 Seattle Genetics, Inc. Pyrrolobenzodiazepines and targeted conjugates
WO2013068874A1 (en) 2011-11-11 2013-05-16 Pfizer Inc. Antibody-drug conjugates
CN110201186A (zh) 2012-10-23 2019-09-06 西纳福克斯股份有限公司 经修饰的抗体、抗体-缀合物及其制备方法
AU2014283185B2 (en) * 2013-06-21 2019-05-02 Innate Pharma Enzymatic conjugation of polypeptides
TWI641620B (zh) 2013-08-21 2018-11-21 再生元醫藥公司 抗-prlr抗體及其用途
KR102127623B1 (ko) * 2014-04-10 2020-06-29 다이이찌 산쿄 가부시키가이샤 항her3 항체-약물 콘주게이트
CR20180594A (es) * 2016-06-02 2019-07-29 Abbvie Inc Agonista del receptor de glucocorticoides e inmunoconjugados del mismo
MX2019003325A (es) 2016-09-23 2019-08-05 Regeneron Pharma Anticuerpos anti-steap2, conjugados anticuerpo-farmaco, y moleculas de fijacion al antigeno biespecificas que se fijan a steap2 y cd3, y usos de estos.
EP3625209A1 (en) * 2017-05-18 2020-03-25 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Bis-octahydrophenanthrene carboxamides and protein conjugates thereof
US11491237B2 (en) * 2017-05-18 2022-11-08 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Cyclodextrin protein drug conjugates
CN109106951A (zh) * 2017-08-18 2019-01-01 四川百利药业有限责任公司 一种喜树碱-抗体偶联物
WO2019034177A1 (zh) * 2017-08-18 2019-02-21 四川百利药业有限责任公司 具有两种不同药物的抗体药物偶联物
MX2020006994A (es) * 2018-01-08 2020-11-06 Regeneron Pharma Esteroides y conjugados de anticuerpos de los mismos.
EP3764830B1 (en) 2018-05-08 2021-07-21 Nike Innovate C.V. Bonding to polyolefin plates and articles of footwear formed therefrom
CA3098453A1 (en) 2018-05-09 2019-11-14 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Anti-msr1 antibodies and methods of use thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6777706B2 (ja) 多機能性の双性イオン重合体コンジュゲート
JP6784790B2 (ja) 標的化薬物結合体と使用するためのメチレンカルバメートリンカー
JP2021527040A (ja) カンプトテシンコンジュゲート
ES2905690T3 (es) Polímeros que contienen zwitteriones de alto peso molecular
AU666440B2 (en) Tetrazole derivatives of bile acids, processes for their preparation and the use of these compounds as medicaments
JP2021521111A (ja) カンプトテシンペプチドコンジュゲート
US11690847B2 (en) Combinations of 15-PGDH inhibitors with corticosteroids and/or TNF inhibitors and uses thereof
JP7191938B2 (ja) Igf-1rモノクローナル抗体及びその使用
JP2023090748A (ja) 二官能性キレートの薬物動態増強及びその使用
US11299509B2 (en) Trigger-activatable sugar conjugates for cancer-selective labeling and targeting
WO2016050210A1 (zh) 一种多官能化聚乙二醇衍生物及其制备方法
SI1988910T1 (en) Polymeric conjugates containing acryloyloxyethylphosphorylcholine and their preparations
SI9111899A (sl) Derivati žolčnih kislin, postopke za njihovo pripravo in uporaba teh spojin kot zdravila
JPH02111731A (ja) 薬物−単クローン性抗体結合体
CN114262344A (zh) 带电荷链接体及其在共轭反应上的应用
JPWO2020146541A5 (ja)
WO2016050209A1 (zh) 一种异官能化聚乙二醇衍生物、制备方法及其生物相关物质
JP2011505371A5 (ja)
CN115484944A (zh) 使用ccr9抑制剂和抗il-23阻断抗体治疗炎症性肠病的组合物和方法
TW202327620A (zh) 一種抗炎症的化合物及其用途
CN111569086A (zh) 与目标-药物偶联物并用的亚甲基氨基甲酸酯连接物