JPWO2020144878A1 - 液体クロマトグラフに使用されるフィルタおよび液体クロマトグラフ - Google Patents

液体クロマトグラフに使用されるフィルタおよび液体クロマトグラフ Download PDF

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Abstract

液体クロマトグラフで使用されるフィルタは、液体クロマトグラフの流路中に設けられるフィルタである。このフィルタは、バインダを用いない繊維材料の焼結体で構成される。繊維材料の焼結体はシート状に形成される。

Description

本発明は、液体クロマトグラフに使用されるフィルタおよび液体クロマトグラフに関する。
液体クロマトグラフにおいて、流路を流れる溶離液から異物を取り除くためにサクションフィルタやラインフィルタ等のフィルタが使用される。これらフィルタは、溶離液中に混入したミクロンオーダーのサイズの異物を取り除く。これらフィルタは、溶離液槽から溶離液を吸引する箇所、送液ポンプ、ミキサ、オートサンプラまたはカラム等に設けられる。
フィルタとしては、金属、セラミックス等の焼結体が用いられる。金属、セラミック等の焼結体の製造工程においては、材料同士の密着性を良くするために、あるいは、孔径または形状等のフィルタ特性を調整する目的で、バインダと呼ばれる焼結助剤が用いられる。下記特許文献1には、金属粉末と有機バインダとの混合物を焼結することによって得られる金属焼結体のフィルタが開示されている。バインダとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の有機材料が用いられる。あるいは、バインダとして、無機材料が用いられる。また、下記特許文献2には、カラム用フィルタが開示されている。このカラム用フィルタを構成する材料として、金属球、ガラス球、セラミック球または合成樹脂球が用いられている。
特開2011−179077号公報 特開2018−4489号公報
バインダは、焼結体のフィルタの製造過程において除去される。しかし、バインダを完全に除去することは難しく、焼結体のフィルタには、除去されなかったバインダが残存する。このため、液体クロマトグラフに焼結体のフィルタが用いられた場合、フィルタに残存するバインダが少しずつ溶出する。そして、フィルタから溶出したバインダが、後段の検出器まで到達する場合がある。
液体クロマトグラフの検出器として、例えば石英製フローセルを有する吸光度検出器が用いられる。検出器に石英製フローセルが使用されている場合、流入したバインダが石英製フローセルを汚染する。石英製フローセルの汚染は、クロマトグラムにおけるベースラインドリフトの原因となる。あるいは、石英製フローセルの汚染は、クロマトグラムにおけるノイズを悪化させる原因となる。バインダは洗浄により除去することも可能であるが、製造ばらつき等により、洗浄時間等を規定することは難しい。また、バインダが洗浄により除去されるまでは、分析処理を実行することができない。あるいは、溶出したバインダがカラムで保持された場合、ゴーストと称される意図しないピークがクロマトグラフに現れる。
本発明の主たる目的は、液体クロマトグラフにバインダが流入することを防止することである。
本発明の一局面に従う液体クロマトグラフで使用されるフィルタは、液体クロマトグラフの流路中に設けられるフィルタであって、フィルタは、バインダを用いない繊維材料の焼結体で構成され、焼結体はシート状に形成される。
この液体クロマトグラフで使用されるフィルタは、バインダを用いずに繊維材料を焼結させることにより形成される。フィルタからバインダが溶出しないため、検出器にバインダが流入することを防止できる。これにより、クロマトグラムにおいてベースラインドリフトまたはゴーストが発生することを防止できる。
本発明によれば、液体クロマトグラフにバインダが流入することを防止することができる。
図1は、本実施の形態に係る液体クロマトグラフの全体図である。 図2は、本実施の形態に係るサクションポートおよびサクションフィルタの側面図である。 図3は、本実施の形態に係るサクションポートおよびサクションフィルタの側面断面図である。 図4は、本実施の形態のサクションフィルタを用いることによって得られたクロマトグラムおよび比較例のサクションフィルタを用いることによって得られたクロマトグラムを示す図である。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る液体クロマトグラフの構成について説明する。
(1)液体クロマトグラフの全体構成
図1は、本実施の形態に係る液体クロマトグラフ10の全体構成図である。液体クロマトグラフ10は、溶離液槽1A、溶離液槽1B、ポンプ2A、ポンプ2B、ミキサ3、オートサンプラ4、分離カラム5および検出器6を備える。
溶離液槽1Aには、溶離液11Aが収容されている。溶離液槽1Bには、溶離液11Bが収容されている。本実施の形態の液体クロマトグラフ10は、2種類の溶離液11A,11Bを、その混合割合を調整しながら分離カラム5へ供給するグラジエント溶離を実行可能である。
溶離液槽1Aには、流路管71Aの一端が接続される。流路管71Aの他端はポンプ2Aに接続される。溶離液槽1Aに接続される流路管71Aの一端には、サクションフィルタF1Aが設けられる。ポンプ2Aを駆動することにより、溶離液槽1A内の溶離液11Aは、サクションフィルタF1Aおよび流路管71Aを介してポンプ2Aの下流の流路管72Aに送られる。溶離液槽1Bには、流路管71Bの一端が接続される。流路管71Bの他端はポンプ2Bに接続される。溶離液槽1Bに接続される流路管71Bの一端には、サクションフィルタF1Bが設けられる。ポンプ2Bを駆動することにより、溶離液槽1B内の溶離液11Bは、サクションフィルタF1Bおよび流路管71Bを介してポンプ2Bの下流の流路管72Bに送られる。
ポンプ2Aには、流路管71Aが接続される箇所にラインフィルタF2A1が設けられる。また、ポンプ2Aには、流路管72Aが接続される箇所にラインフィルタF2A2が設けられる。ポンプ2Aが駆動することにより、溶離液槽1Aから吸引された溶離液11Aは、ラインフィルタF2A1を介してポンプ2A内に流入する。ポンプ2Aから吐出された溶離液11Aは、ラインフィルタF2A2を介して流路管72Aへと送り出される。
ポンプ2Bには、流路管71Bが接続される箇所にラインフィルタF2B1が設けられる。また、ポンプ2Bには、流路管72Bが接続される箇所にラインフィルタF2B2が設けられる。ポンプ2Bが駆動することにより、溶離液槽1Bから吸引された溶離液11Bは、ラインフィルタF2B1を介してポンプ2B内に流入する。ポンプ2Bから吐出された溶離液11Bは、ラインフィルタF2B2を介して流路管72Bへと送り出される。
上述したように、本実施の形態の液体クロマトグラフ10はグラジエント溶離を実行することが可能である。グラジエント溶離を行う場合には、ポンプ2Aおよびポンプ2Bの送液パターン(例えばポンプ圧力または送液流量)を調整することにより、溶離液11Aおよび溶離液11Bの送液量を調整する。これにより、ミキサ3に流入する溶離液11Aおよび溶離液11Bの混合割合を時間とともに変化させながら分離カラム5に混合溶離液を供給することができる。
例えば、溶離液11Aおよび溶離液11Bは、水、アセトニトリル、メタノール等を含む溶離液である。ただし、溶離液11Aと溶離液11Bとは、水、アセトニトリル、およびメタノールの混合割合が異なる。したがって、ポンプ2Aおよびポンプ2Bの送液パターン(例えばポンプ圧力または送液流量)を調整することにより、溶離液11Aおよび溶離液11Bの混合割合を変化させることで、混合された溶離液に含まれる各成分の割合を時間とともに変化させることができる。
ミキサ3には、流路管72A,72Bが接続される。ミキサ3には、流路管72A,72Bが接続される箇所に、ラインフィルタF3A,F3Bが設けられる。ポンプ2A,2Bの駆動により、流路管72A,72Bを介して送られる溶離液11A,11Bは、ラインフィルタF3A,F3Bを介してミキサ3に流入する。ミキサ3に流入した溶離液11A,11Bは、ミキサ3内の混合部を通過する。混合部を通過した溶離液11A,11Bは、ミキサ3の外部へ流出する。
ミキサ3には、流路管73が接続される箇所にラインフィルタF30が設けられる。ミキサ3から流出する溶離液11Aおよび溶離液11Bの混合液(以下、混合溶離液と呼ぶ。)は、ラインフィルタF30を介して、流路管73に流出する。流路管73を流れる混合溶離液は、オートサンプラ4に供給される。
オートサンプラ4において、インジェクタ41により試料が分析流路中の混合溶離液に滴下される。オートサンプラ4のインジェクタ41の内部にはラインフィルタF4が設けられる。インジェクタ41から送り出される試料は、ラインフィルタF4を介して混合溶離液に滴下される。オートサンプラ4において試料が滴下された混合溶離液は、流路管74を介して分離カラム5に送られる。
分離カラム5には、試料が注入された混合溶離液が供給される。分離カラム5には、流路管74が接続される箇所に、ラインフィルタF51が設けられる。流路管74を介して分離カラム5に流入する混合溶離液はラインフィルタF51を通過する。分離カラム5において、混合溶離液が分離カラム5内の固定相を通過する間に、試料の分離が行われる。分離カラム5から流出した試料が溶解した混合溶離液は、流路管75に流出する。分離カラム5には、流路管75が接続される箇所にラインフィルタF52が設けられる。試料が溶解した混合溶離液は、ラインフィルタF52を介して流路管75に流出する。流路管75に流出した試料が溶解した混合溶離液は、検出器6に送られる。
検出器6には、分離カラム5において試料が分離された混合溶離液が供給される。検出器6には、流路管75が接続される箇所に、ラインフィルタF6が設けられる。流路管75を介して検出器6に流入する混合溶離液はラインフィルタF6を通過する。本実施の形態においては、検出器6として吸光度検出器が用いられる。検出器6は、石英製フローセルを備えており、試料を含む混合溶離液が、接液部に石英を有するフローセルを通過するときに、所定の波長の光が石英製フローセルに照射される。そして、石英製フローセルの前後の光の強度変化を測定することにより、試料の検出が行われる。
(2)シート状フィルタの構成
次に、液体クロマトグラフ10において使用されるシート状フィルタの構成について説明する。ここでは、溶離液槽1Aに接続される流路管71Aの一端に接続されたサクションフィルタF1Aを例に説明する。図2は、サクションポート8およびサクションフィルタF1Aを示す側面図である。図2は、サクションポート8およびサクションフィルタF1Aを示す側面断面図である。サクションポート8は、流路管71Aの一端に接続される。サクションポート8の端部には、サクションフィルタF1Aが取り付けられる。
サクションポート8は、図2および図3に示すように、2つの円筒部材81,82から構成される。円筒部材81の軸心には、流路管挿入孔811が形成されている。流路管挿入孔811は、略円筒形状の孔である。流路管挿入孔811には、流路管71Aが挿入される。
円筒部材82の軸心には、流路821が形成されている。流路821は、溶離液11Aが流れる流路であり、略円筒形状である。流路821の一端は、流路管挿入孔811に接続される。流路821の他端は、開放穴822に接続される。開放穴822は、略円筒形状の空間である。開放穴822の径は、流路821の径より大きくなっている。
開放穴822の開放部には、サクションフィルタF1Aが取り付けられる。サクションフィルタF1Aは、薄いシート状のフィルタである。本実施の形態においては、サクションフィルタF1Aは、バインダを使用せずに金属繊維を焼結させることによって形成されたシート状のフィルタである。具体的には、本実施の形態のサクションフィルタF1Aは、ステンレス鋼であるSUS316Lの金属繊維の焼結体で構成される。SUS316Lの金属繊維が絡み合った状態で薄いシートを形成し、このSUS316Lの金属繊維が焼結されることにより、シート状のフィルタが作成される。
SUS316Lの金属繊維は、例えば、繊維径約100nm〜20μm、繊維長約1μm〜15mmのような、非常に細長い繊維である。本実施の形態においては、SUS316Lの金属繊維として、繊維径約8μm、繊維長約3mm程度のものが使用される。SUS316Lの金属繊維は、非常に細長い繊維であるので、絡み合ったときに繊維相互間の接点数が多数となる。多数のSUS316Lの金属繊維が互いに絡み合った状態で焼結されることにより、バインダを用いることなく焼結体が形成される。これにより、本実施の形態にサクションフィルタF1Aは、バインダを使用することなく構成される。金属繊維としては、SUS316L以外にも、例えば、酸化ケイ素、純チタンまたは酸化チタン等、様々な金属材料または金属酸化物が利用可能である。
本実施の形態のサクションフィルタF1Aは、薄いシート状のフィルタである。したがって、図2および図3にも示したように、サクションフィルタF1Aの取り付け場所のスペースを非常に小さくすることができる。サクションフィルタF1Aは、例えば、厚さが0.05mm〜2mmであり、外径が1mm〜25mm程度の円形シートで構成される。もちろん、サクションフィルタF1Aは、円形に限らず様々な形状で形成されてもよい。
図2において、図の下方から吸引された溶離液11Aは、サクションフィルタF1Aを通って、開放穴822および流路821を介して流路管71Aに流れる。これにより、溶離液槽1Aから吸引された溶離液11Aは、サクションフィルタF1Aにおいて異物が除去される。
以上説明したように、本実施の形態のサクションフィルタF1Aは、液体クロマトグラフ10の流路中に設けられるフィルタであって、バインダを用いない繊維材料の焼結体で構成される。また、その焼結体はシート状に形成される。サクションフィルタF1Aからバインダが溶出しないため、検出器6にバインダが流入することを防止できる。したがって、検出器6が備える、接液部に石英を有するフローセルが、バインダによって汚染されることが防止される。検出器6の検出結果から得られるクロマトグラムにおいて、ベースラインドリフトまたはゴーストが発生することを防止できる。
上記実施の形態においては、サクションフィルタF1Aは、金属繊維の焼結体で構成された。サクションフィルタF1Aは、金属繊維に限らず、樹脂繊維、ガラス繊維または炭素系材料を用いて構成されてもよい。
樹脂繊維を用いる場合も、サクションフィルタF1Aは、バインダを使用せずに樹脂繊維を焼結させたシート状のフィルタで構成される。樹脂繊維としては、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン:Poly Tetra Fluoro Ethylene)、PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン:Poly Chloro Tri Furuoro Ethylene)またはPFA(ペルフルオロアルコキシアルカン:Perfluoroalkoxy Alkane)等のフッ素樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン:Poly Ether Ether Ketone)等の芳香族ポリエーテルケトン、またはイミド結合を有する高分子であるポリイミド(Polyimide)等が使用される。樹脂繊維も、非常に細長い繊維であるので、絡み合ったときに繊維相互間の接点数が多数となる。樹脂繊維は、例えば、繊維径約100nm〜20μm、繊維長約1μm〜15mmのような、非常に細長い繊維である。これにより、多数の樹脂繊維が互いに絡み合った状態で焼結されることにより、バインダを用いることなく焼結体が形成される。
ガラス繊維を用いる場合も、サクションフィルタF1Aは、バインダを使用せずにガラス繊維を焼結させたシート状のフィルタで構成される。ガラス繊維に用いられる材料としては、例えば、石英ガラス等が使用される。ガラス繊維も、非常に細長い繊維であるので、絡み合ったときに繊維相互間の接点数が多数となる。ガラス繊維は、例えば、繊維径約100nm〜20μm、繊維長約1μm〜15mmのような、非常に細長い繊維である。これにより、多数のガラス繊維が互いに絡み合った状態で焼結されることにより、バインダを用いることなく焼結体が形成される。
炭素系繊維を用いる場合も、サクションフィルタF1Aは、バインダを使用せずに炭素系繊維を焼結させたシート状のフィルタで構成される。炭素系繊維も、非常に細長い繊維であるので、絡み合ったときに繊維相互間の接点数が多数となる。炭素系繊維は、例えば、繊維径約100nm〜20μm、繊維長約1μm〜15mmのような、非常に細長い繊維である。これにより、多数の炭素系繊維が互いに絡み合った状態で焼結されることにより、バインダを用いることなく焼結体が形成される。
上述した実施の形態においては、サクションフィルタF1Aを例に説明した。サクションフィルタF1Bについても、同様に、バインダを使用せずに繊維材料を焼結させたシート状のフィルタを用いることができる。また、ラインフィルタF2A1,F2A2,F2B1,F2B2,F3A,F3B,F30,F4,F51,F52およびF6についても、同様に、バインダを使用せずに繊維材料を焼結させたシート状のフィルタを用いることができる。つまり、サクションフィルタF1B、ラインフィルタF2A1,F2A2,F2B1,F2B2,F3A,F3B,F30,F4,F51,F52およびF6についても、金属繊維、樹脂繊維、ガラス繊維または炭素系繊維を用い、バインダを用いることなく焼結されたシート状のフィルタを用いることができる。これにより、液体クロマトグラフ10において、検出器6にバインダが流入することを防止することができる。
本実施の形態のバインダを用いることなく繊維材料を焼結されたフィルタは、薄いシート状に形成される。本実施の形態のフィルタがサクションフィルタF1A,F1Bとして用いられる場合、例えば厚みは0.05mm〜2mmであり、外径が1mm〜25mm程度の円形シートで構成される。もちろん、サクションフィルタF1Bの形状は円形に限らず様々な形状で構成されてもよい。
本実施の形態のバインダを用いることなく繊維材料を焼結されたフィルタが、ラインフィルタF2A1,F2A2,F2B1,F2B2,F4およびF6として用いられる場合、例えば厚みは0.05mm〜20mmであり、外径が1mm〜25mm程度の円形シートで構成される。もちろん、ラインフィルタの形状は円形に限らず様々な形状で構成されてもよい。
本実施の形態のバインダを用いることなく繊維材料を焼結されたフィルタが、ミキサ用のラインフィルタF3A,F3BおよびF30として用いられる場合、例えば厚みは0.1mm〜10mmであり、外径が1mm〜10mm程度の円形シートで構成される。もちろん、ミキサ用ラインフィルタの形状は円形に限らず様々な形状で構成されてもよい。
本実施の形態のバインダを用いることなく繊維材料を焼結されたフィルタが、カラム用のラインフィルタF51およびF52として用いられる場合、例えば厚みは0.05mm〜20mmであり、外径が1mm〜25mm程度の円形シートで構成される。もちろん、カラム用ラインフィルタの形状は円形に限らず様々な形状で構成されてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、サクションフィルタおよびラインフィルタという名称を用いているが、これはフィルタの用途に応じた名称であり、本実施の形態で使用するフィルタの構造、特徴としては同様である。
本実施の形態において、シート状とは紙のような形状を言う。本実施の形態のシート状のフィルタは、例えば、紙の製造と同様の技術(抄紙技術)を用いて製造することができる。液体中に分散する金属繊維、樹脂繊維、ガラス繊維または炭素系繊維を、すのこの上に薄く延ばして敷くことにより、繊維材料のシートが形成される。このようにして形成された繊維材料のシートの焼結体が、本実施の形態のサクションフィルタまたはラインフィルタとして用いられる。あるいは、このようにして形成された繊維材料のシートの焼結体を積層させたものが、本実施の形態のサクションフィルタまたはラインフィルタとして用いられてもよい。
なお、本実施の形態のバインダを用いることなく繊維材料を焼結されたフィルタは、シートの厚みによって、板状の剛性を有していてもよいし、あるいは、柔軟性を有してもよい。
上記の実施の形態においては、バインダを用いることなく繊維材料を焼結されたフィルタが、シート状に形成される場合を例に説明した。本実施の形態のバインダを用いることなく繊維材料を焼結されたフィルタは、メッシュ状に形成されてもよい。例えば、糸状に形成された繊維材料が、縦糸および横糸として格子上に編みこまれることにより、メッシュ状のシートを作成し、このメッシュ状のシートを焼結することにより、フィルタが形成されてもよい。
上記の実施の形態においては、繊維材料として、例えば、繊維径100nm〜20μmであり、繊維長1μm〜15mmのような細長い繊維材料を利用した。本実施の形態のバインダを用いることなく繊維材料を焼結されたフィルタに用いる材料とし、他にもびびり繊維を用いても良い。びびり繊維とは、びびり振動切削法によって、金属丸棒から直接切削により作成される金属短繊維である。びびり繊維は、例えば薄い三角形状の小さい繊維である。他にも本実施の形態の繊維材料として、様々な形状のびびり繊維を用いることができる。
(3)実験結果
図4は、本実施の形態のサクションフィルタF1A,F1Bを用いることによって得られたクロマトグラムおよび比較例のサクションフィルタを用いることによって得られたクロマトグラムを示す図である。図4(A)は、比較例1、図4(B)は、比較例2、図4(C)は、実施例に基づく実験結果を示す。
図4(A)は、比較例1に係るクロマトグラムを示す。比較例1において、流路管71Aと溶離液槽1Aの接続部分、および、流路管71Bと溶離液槽1Bの接続部分にはフィルタが設けられない。つまり、溶離液槽1Aから溶離液11Aを吸引する箇所、および、溶離液槽1Bから溶離液11Bを吸引する箇所には、フィルタが設けられない。
図4(B)は、比較例2に係るクロマトグラムを示す。比較例2において、流路管71Aと溶離液槽1Aの接続部分、および、流路管71Bと溶離液槽1Bの接続部分にはバインダを使用した焼結体により構成されるシート状のサクションフィルタが設けられる。つまり、溶離液槽1Aから溶離液11Aを吸引する箇所、および、溶離液槽1Bから溶離液11Bを吸引する箇所には、バインダを使用したフィルタが設けられる。
図4(C)は、実施例1に係るクロマトグラムを示す。実施例1において、流路管71Aと溶離液槽1Aの接続部分、および、流路管71Bと溶離液槽1Bの接続部分にはバインダを使用しない焼結体により構成されるシート状のサクションフィルタF1A,F1Bが設けられる。つまり、上記の実施の形態と同様の構成である。
図4(A)〜(C)における実験の条件は次のとおりである。ポンプ2A,2B、オートサンプラ4および分離カラム5として、いずれも島津製作所製のポンプLC−30ADを2台、オートサンプラSIL−30ACおよびカラムShimpack VP−ODSを用いた。Shimpack VP−ODSは、カラム長は150mm、カラム径は4.6mmであり、充填材の粒子径は5μmである。分離カラム5を収容するカラムオーブンとして、島津製作所製CTO−20ACを用い、カラム温度を40°に保った。検出器6として、島津製作所製フォトダイオードアレイ検出器SPD−M30Aを用いた。SPD−M30Aの測定波長は215nmに設定した。また、溶離液槽1A,1Bとポンプ2A,2Bの間には、それぞれ脱気ユニット(島津製作所製DGU−20A5)を設けた。
溶離液11Aとして、水、アセトニトリル、メタノールおよびTFA(トリフルオロ酢酸)の混合液を用いた。混合比は、水:アセトニトリル:メタノール:TFA=720:196:84:1である。溶離液11Bとして、水、アセトニトリル、メタノールおよびTFA(トリフルオロ酢酸)の混合液を用いた。混合比は、水:アセトニトリル:メタノール:TFA=500:350:150:1である。溶離液11Aおよび溶離液11Bをグラジエント溶離液により混合割合を調整した。混合割合は、溶離液11Bの割合を、0%から開始し、35分後に10%、60分後に41%となるように上昇させた。さらに、溶離液11Bの割合が70分後に100%となるように上昇させた。そして、70分後から溶離液11Bの割合を減少させて95分後に0%となるようにした。この間、溶離液11Aおよび溶離液11Bの流量はそれぞれ1.0mL/minに調整した。
図4(C)のバインダを使用しないサクションフィルタF1A,F1Bを用いた実施例のクロマトグラムは、図4(A)のフィルタが設けられない比較例1のクロマトグラムと大きな差は見られない。これに対して、図4(B)のバインダを使用したサクションフィルタを用いた比較例2のクロマトグラムは、図4(A)のフィルタが設けられない比較例1のクロマトグラムには見られないピークが生じていることが分かる。図4(B)の比較例2においては、サクションフィルタからバインダが溶出したために、クロマトグラムにゴーストピークが生じている。これに対して、図4(C)の実施例においては、クロマトグラムにゴーストピークが生じていないことが分かる。
(4)請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。上記の実施の形態では、サクションフィルタF1AおよびF1B、ラインフィルタF2A1,F2A2,F2B1,F2B2,F3A,F3B,F30,F4,F51,F52およびF6がフィルタの例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する種々の要素を用いることもできる。
(5)他の実施の形態
上述したように、本実施の形態のフィルタに用いられる繊維材料としてガラス繊維を用いることができる。ガラス繊維を用いた場合、本実施の形態のフィルタは、バイオイナート分析装置に用いる場合に有効である。高分子の薬品、蛋白質等の試料は金属に吸着する性質があるため、フィルタの材料としては金属繊維よりもガラス繊維の方が都合がよい。また、樹脂材料は撥水性があるため、高分子の薬品、蛋白質等の試料が通過するフィルタの材料としては、樹脂繊維よりもガラス繊維の方が都合がよい。
上記の実施の形態の液体クロマトグラフ10は、2つの溶離液槽およびミキサを備え、グラジエント溶離を実行する場合を例に説明したが、これは一例である。本実施の形態のフィルタは、もちろん、溶離液槽を1つ備える液体クロマトグラフに適用可能である。
上記の実施の形態においては、サクションフィルタF1Aが、サクションポート8に取り付けられている場合を例に説明したが、一例である。本実施の形態のシート状のフィルタは、様々な部材に取り付けることが可能である。
なお、本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
(6)態様
上述した複数の例示的な実施の形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(第1項)一態様に係る液体クロマトグラフで使用されるフィルタは、
液体クロマトグラフの流路中に設けられるフィルタであって、
前記フィルタは、バインダを用いない繊維材料の焼結体で構成され、前記焼結体はシート状に形成される。
この液体クロマトグラフで使用されるフィルタは、バインダを用いることなく構成される。液体クロマトグラフにおいて、検出器にバインダが流入することを防止することができる。
(第2項)第1項に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタであって、前記繊維材料は金属材料を含んでもよい。
バインダを使用することなく金属材料を焼結されることによりフィルタが構成される。液体クロマトグラフにおいて、検出器にバインダが流入することを防止することができる。
(第3項)第1項に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタであって、前記繊維材料は樹脂材料を含んでもよい。
バインダを使用することなく樹脂材料を焼結されることによりフィルタが構成される。液体クロマトグラフにおいて、検出器にバインダが流入することを防止することができる。
(第4項)第1項に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタであって、前記繊維材料はガラス材料を含んでもよい。
バインダを使用することなくガラス材料を焼結されることによりフィルタが構成される。液体クロマトグラフにおいて、検出器にバインダが流入することを防止することができる。ガラス材料を用いるので、医薬または蛋白質等の分析に用いられる場合にも都合がよい。
(第5項)第1項に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタであって、前記繊維材料は炭素系材料を含んでもよい。
(第6項)第1項〜第5項のいずれか一項に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタであって、前記フィルタの厚さは、0.05mm〜20mmであってもよい。
この液体クロマトグラフで使用されるフィルタは、薄いシート形状であるので、狭いスペースに対してもフィルタの取り付けが可能である。
(第7項)第1項〜第5項のいずれか一項に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタであって、前記フィルタは、液体クロマトグラフの溶離液槽から溶離液を吸引する箇所、ポンプ、ミキサ、オートサンプラ、分離カラムまたは検出器に使用されてもよい。
(第8項)一態様に係る液体クロマトグラフは、第1項〜第5項のいずれか一項に記載のフィルタを備える。

Claims (8)

  1. 液体クロマトグラフの流路中に設けられるフィルタであって、
    前記フィルタは、バインダを用いない繊維材料の焼結体で構成され、前記焼結体はシート状に形成される、液体クロマトグラフで使用されるフィルタ。
  2. 前記繊維材料は金属材料を含む、請求項1に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタ。
  3. 前記繊維材料は樹脂材料を含む、請求項1に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタ。
  4. 前記繊維材料はガラス材料を含む、請求項1に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタ。
  5. 前記繊維材料は炭素系材料を含む、請求項1に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタ。
  6. 前記フィルタの厚さは、0.05mm〜20mmである、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタ。
  7. 前記フィルタは、液体クロマトグラフの溶離液槽から溶離液を吸引する箇所、ポンプ、ミキサ、オートサンプラ、分離カラムまたは検出器に使用される、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の液体クロマトグラフで使用されるフィルタ。
  8. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のフィルタを備える液体クロマトグラフ。
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