JPWO2020095298A5

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Publication number: JPWO2020095298A5
Application number: JP2021523419A
Authority: JP
Publication date: 2022-11-15

Claims

身体の少なくとも１つの身体セグメントにおける体組成を測定するシステム（１００）であって、
それぞれが前記身体に接触するための複数の電極（１１８）を含む複数の接触回路（１１４Ａ－Ｂ）であって、各接触回路はそれぞれの固有のアドレスに関連付けられており、前記複数の接触回路は、前記身体の異なる位置に独立して間隔を空けて配置可能である、複数の接触回路と、
少なくとも１つのコンダクタ（１１２）であって、各コンダクタに対して、少なくとも２つの前記接触回路の電極は、それぞれの前記コンダクタに沿って順次間隔を空けて、それぞれの前記コンダクタに電気的に直列に接続される、少なくとも１つのコンダクタと、
第１の身体セグメントを定義する、選択された接触回路の第１の組の固有のアドレスを示す信号を、前記コンダクタと直列に接続された、前記選択された接触回路の第１の組と少なくとも１つの選択されていない接触回路の第２の組とを含む、コンダクタで送信し、前記第１の身体セグメントのインピーダンスを示す少なくとも１つのインピーダンス測定値を取得し、前記第１の身体セグメントの体組成の推定のために、前記少なくとも１つのインピーダンス測定値を提供する、コントローラ（１０８）と、
を備える、システム。
前記コントローラによって出力されるアドレス指定命令は、対応する電極の電流キャリアまたは電圧センサとしての動作を定義し、および／または、前記回路の動作タイプを割り当てる、請求項１に記載のシステム。
体組成の前記推定は、筋肉量の推定を備える、請求項１に記載のシステム。
前記複数の接触回路のそれぞれの接触回路は、前記それぞれの接触回路の長軸に沿って配置された３つの電極を含み、前記コントローラは、前記第１の組の各接触回路の中間電極を電流の伝送のために動作させ、前記第１の組の各接触回路の内側対向電極を電圧測定のために動作させる、請求項１に記載のシステム。
前記複数の接触回路と前記コンダクタは、アドレスが割り当てを組み込む単一のフレキシブルストリップに統合される、請求項１に記載のシステム。
単一の主コンダクタが、前記コントローラと前記複数の接触回路の各１つとの間を接続する、請求項１に記載のシステム。
前記複数の電極のそれぞれは、それぞれ固有のアドレスに関連付けられており、前記コントローラは、各電極回路をアドレス指定することによって、異なる接触回路の一組の電極を選択する、請求項１に記載のシステム。
少なくともいくつかの電極が、身体の一部に装着されるように設計されたスリーブに取り付けられており、前記スリーブは、膨張するように設計された内腔を有する二重壁を有し、前記スリーブは、コンダクタを介して前記コントローラに接続されており、使用される際、前記電極と前記身体の一部との間で実質的に等しい接触圧力を誘導するように前記スリーブが膨張し、前記身体の一部に装着されたスリーブに埋め込まれた複数の検出ストリップおよび／またはセンサからデータを収集することによって、３Ｄマップが形成される、請求項１に記載のシステム。
多電極ストリップが接着剤によって身体の一部に装着され、前記身体の一部の筋肉量を示す３Ｄインピーダンスマッピングおよび／またはモデリングのための出力が得られる、請求項１に記載のシステム。
前記コントローラが、共通のコンダクタによって接続された前記複数の接触回路のうち、接触回路の第２の組を繰り返し選択し、前記接触回路の第２の組の電極を用いてインピーダンスを測定することにより、少なくとも１つのインピーダンス測定値を収集し、前記少なくとも１つのインピーダンス測定値は、前記接触回路の第２の組の間に位置する第２の身体セグメントのインピーダンスを示し、前記少なくとも１つのインピーダンス測定値を、前記第２の身体セグメントの筋肉量および／または無脂肪量を含む体組成の推定のために提供し、
（ｉ）前記接触回路の第１の組の少なくとも１つの接触回路が前記接触回路の第２の組の間に配置され、前記接触回路の第１の組および前記接触回路の第２の組が前記共通のコンダクタに接続される、並びに、
（ｉｉ）前記接触回路の第１の組の前記少なくとも１つの接触回路が前記接触回路の第２の組の間に配置され、前記接触回路の第２の組の間に配置されたそれぞれの身体セグメントに対して実行される前記少なくとも１つのインピーダンス測定の間、対応する電極が選択されず動作しない、並びに、
（ｉｉｉ）前記接触回路の第２の組の１つが前記接触回路の第１の組から選択される、並びに、
（ｉｖ）前記接触回路の第１の組および第２の組の各接触回路は、長軸に沿って配置された３つの電極を含み、前記コントローラは、前記接触回路の第１の組および第２の組の各接触回路の中間電極を使用して電流を注入し受信し、前記コントローラは、前記接触回路の第１の組および第２の組の内側対向電極を使用して電圧を測定する、
ことの少なくとも１つを備える、請求項１に記載のシステム。
それぞれが固有のアドレスに関連付けられた複数の生体センサをさらに備え、前記複数の生体センサは、複数の電極に接続される少なくとも１つのコンダクタに接続され、前記コントローラは、前記少なくとも１つのコンダクタ上で特定の固有のアドレスを送信することによって、前記複数の生体センサおよび前記複数の電極を動作させ、
前記複数の生体センサは、圧力センサ、温度センサ、パルスセンサ、音センサ、および皮膚コンダクタンスセンサからなる群から選択される、請求項１に記載のシステム。
前記身体の内腔に挿入するための体内管をさらに備え、前記体内管は、それぞれが前記身体の内面に接触するための複数の電極を含む少なくとも１つの接触回路であって、それぞれが固有のアドレスに関連付けられた、少なくとも１つの接触回路に結合され、少なくとも１つのコンダクタが、前記体内管の前記少なくとも１つの接触回路と前記身体の外側に配置された少なくとも１つの接触回路とに接続され、前記接触回路の第１の組は、前記体内管の前記少なくとも１つの接触回路と前記身体の外側に配置された１つの接触回路とを含み、前記電極の少なくともいくつかは、アドレス指定スキームを介さずに前記コントローラに個別に直接接続される、請求項１に記載のシステム。
前記コントローラは、前記接触回路の第１の組および第２の組を反復的に切り替えて、前記第１の身体セグメントに対する時間間隔に亘って第１の複数のインピーダンス測定値を監視し、前記第２の身体セグメントに対する時間間隔に亘って第２の複数のインピーダンス測定値を監視する、請求項１０に記載のシステム。
リアルタイムの第１および第２の複数のインピーダンス測定値に基づいて、第１および第２の身体セグメントの体組成を、グラフィカルユーザインタフェース（ＧＵＩ）内で表示し、動的に更新するためのコードを実行するプロセッサをさらに備える、請求項１３に記載のシステム。
前記プロセッサは、前記第１および第２の身体セグメントの位置を示す身体マップに対応する第１および第２の身体セグメントの無脂肪量（ＦＦＭ）、筋肉量および／または水分補給状態を含む体組成を表示するためのコードを実行する、請求項１４に記載のシステム。
前記第１および第２の複数のインピーダンス測定値を分析して、前記第１および第２の身体セグメントの少なくとも１つの体組成がいつ臨床的に重要な目標に達するかを予測し、予測を示す警告を生成することをさらに備え、臨床的に重要な目標は、脱水、体液過多、およびＦＦＭからなる群から選択される、請求項１３に記載のシステム。
前記接触回路の第１の組および第２の組の各１つに対して、前記コントローラは、複数の異なる周波数でインピーダンスを測定し、前記複数の異なる周波数およびセンサによって収集されたデータに基づいて、線形勾配測定を使用して前記第１および第２の身体セグメントの３Ｄマップを生成および表示するためのコードを実行するプロセッサをさらに備える、請求項１３に記載のシステム。
前記体組成が、脂肪含有量、浮腫、水分含有量、電解質含有量、および病理学的状態からなる群から選択される、請求項１に記載のシステム。
メモリに格納され、身体部分のセンサから得られる筋肉量の減少と食物摂取量を組み合わせた、人工知能（ＡＩ）モデルを介した複合相関分析を形成するために実行可能なコードをさらに備え、分析結果は、筋肉量および／または所望の水分補給状態を維持または回復するために、患者に対する給餌ポンプ／栄養回路を最適に管理するために使用される、請求項１に記載のシステム。
体組成の推定は、複数の身体セグメントの身体セグメントごとの筋肉の変化量を含み、前記コントローラは、筋肉量の変化と患者に投与するための脂質、炭水化物、タンパク質、および／または脂肪の量とを相関させた相関データセットに基づいて、それぞれの身体セグメントごとの脂質、炭水化物、タンパク質、および／または脂肪の量を計算し、複数の身体セグメントのそれぞれに対する脂質、炭水化物、タンパク質、および／または脂肪の量の総和に従って、前記患者に給餌する給餌ポンプによって実施するための命令を生成する、請求項１に記載のシステム。