JPWO2020066813A1 - 基地局、車両、所定端末及び交通通信システム - Google Patents

基地局、車両、所定端末及び交通通信システム Download PDF

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Abstract

基地局は、第1車両が通る第1道路と、所定端末を有する通行者又は第2車両が通る第2道路とが交差する交差点に設けられる交通安全装置を制御する。前記基地局は、前記第1車両から第1メッセージを受信し、前記所定端末から第2メッセージを受信する受信部と、前記交通安全装置を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記第1メッセージに基づいて前記第1車両の近接が検出された場合に、前記第1車両が交差点を通過するように前記交通安全装置を制御する所定制御を実行し、前記所定制御において、前記第2メッセージに基づいて前記交差点に前記通行者又は前記第2車両が存在する可能性があると判断された場合に、前記第1車両が交差点を通過しないように前記交通安全装置を制御する。

Description

本発明は、基地局、車両、所定端末及び交通通信システムに関する。
従来、高度交通システム(例えば、ITS;Intelligent Transport System)において、道路に設けられる路側機(基地局)と車両との間で通信を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
一般社団法人電波産業会、"700MHz帯高度道路交通システム ARIB−STDT109 1.3版",[online]、平成29年7月27日、[平成30年6月22日検索]、インターネットhttp://www.arib.or.jp/tyosakenkyu/kikaku_tushin/tsushin_kikaku_number.html
ところで、上述した高度交通システムにおいて、第1道路及び第2道路が交差する交差点が存在する場合に、第1道路を第1車両が通っており、第2道路を第2車両が通っているケースが想定される。
このようなケースにおいて、交差点に設けられる交通安全装置(信号機又はゲートなど)を制御する必要がある。例えば、第1車両が交差点を通過できるように交通安全装置を制御することが考えられるが、交差点上に異物が存在している場合に、このような制御を行うことは好ましくない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、第1車両が交差点を適切に通過することを可能とする基地局、第1車両、所定端末及び交通通信システムを提供することを目的とする。
第1の特徴に係る基地局は、第1車両が通る第1道路と、所定端末を有する通行者又は第2車両が通る第2道路とが交差する交差点に設けられる交通安全装置を制御する。前記基地局は、前記第1車両から第1メッセージを受信し、前記所定端末から第2メッセージを受信する受信部と、前記交通安全装置を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記第1メッセージに基づいて前記第1車両の近接が検出された場合に、前記第1車両が交差点を通過するように前記交通安全装置を制御する所定制御を実行し、前記所定制御において、前記第2メッセージに基づいて前記交差点に前記通行者又は前記第2車両が存在する可能性があると判断された場合に、前記第1車両が交差点を通過しないように前記交通安全装置を制御する。
第2の特徴に係る車両は、第1の特徴に係る基地局と通信を行う。
第3の特徴に係る所定端末は、第1の特徴に係る基地局と通信を行う。
第4の特徴に係る交通通信システムは、第1車両が通る第1道路と、所定端末を有する通行者又は第2車両が通る第2道路とが交差する交差点に設けられる交通安全装置と、前記交通安全装置を制御する基地局と、を備える。前記基地局は、前記第1車両から第1メッセージを受信し、前記所定端末から第2メッセージを受信する受信部と、前記交通安全装置を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記第1メッセージに基づいて前記第1車両の近接が検出された場合に、前記第1車両が交差点を通過するように前記交通安全装置を制御する所定制御を実行し、前記所定制御において、前記第2メッセージに基づいて前記交差点に前記通行者又は前記第2車両が存在する可能性があると判断された場合に、前記第1車両が交差点を通過しないように前記交通安全装置を制御する。
一態様によれば、第1車両が交差点を適切に通過することを可能とする基地局、第1車両、所定端末及び交通通信システムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る交通通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る車両10の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る所定端末200の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る路側機40の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る路車間通信の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る交通通信方法の一例を示す図である。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれている場合があることは勿論である。
[実施形態]
(交通通信システム)
以下において、実施形態に係る交通通信システムの一例について説明する。実施形態では、図1に示すように、道路110及び道路120が交差するケースについて例示する。ここでは、道路110が車両10の通り道であり、道路120が車両20A又は通行者20Bの通り道であるケースを想定する。さらに、道路110に路側機40が設けられるケースを例示する。路側機40は、道路110の路側に設けられてもよく、道路110上に設けられてもよい。路側機40は、基地局の一例である。
実施形態では、道路110及び道路120の交差点において、道路110上にゲート130(ゲート131及びゲート132)が設けられてもよく、道路120上に信号機140(信号機141及び信号機142)が設けられてもよい。
車両10は、第1車両の一例である。車両10は、自動二輪車、自動三輪車、又は自動四輪車などの自動車であってもよい。車両10は、電車であってもよい。車両10は、路側機40と通信(路車間通信)を行う。ここでは、車両10がバスであるケースを例示する。図1では、車両10として、車両10A、車両10B及び車両10Cが例示されている。車両10Aは、1以上の被牽引車両を牽引する牽引車両の一例である。車両10B及び車両10Cは、牽引車両によって牽引される1以上の被牽引車両の一例である。牽引方法は、車両10がケーブルなどによって連結される物理的な牽引方法であってもよく、車両10がレーダや通信などによって牽引される電子的な牽引方法であってもよい。このような牽引において、牽引を適切に維持するために車両10間の通信(車車間通信)が行われてもよい。以下においては、2以上の車両(例えば、牽引車両及び1以上の被牽引車両)によって構成される車列を連結車列と称することもある。車両10の詳細については後述する(図2を参照)。
車両20Aは、第2車両の一例である。車両20Aは、自動二輪車、自動三輪車、又は自動四輪車などの自動車であってもよい。ここでは、車両20Aが自動四輪車であるケースを例示する。車両20Aは、路側機40と通信(路車間通信)を行ってもよい。車両20Aは、他の車両と通信(車車間通信)を行う。ここで、車両20Aは、路側機40と通信を行う所定端末200Aを有する。所定端末200Aは、車両20Aそのものであってもよく、車両20Aに搭載される車載装置(ECU;Electronic Control Unit、カーナビゲーションシステム)であってもよい。所定端末200Aは、車両20Aの運転者が有するスマートフォンなどの端末であってもよい。
通行者20Bは、歩行者、又は自転車の運転者であってもよい。通行者20Bは、所定端末200Bを有する。所定端末200Bは、通行者が有するスマートフォンなどの端末であってもよい。以下においては、所定端末200A及び所定端末200Bを所定端末200と称することもある。
路側機40は、車両10と通信(路車間通信)を行う。路側機40は、所定端末200と通信を行ってもよい。路側機40は、ゲート130と通信を行う機能を有していてもよい。路側機40は、信号機140と通信を行う機能を有していてもよい。上述した車車間通信は、路車間通信が行われていないタイミングで行われてもよい。路側機40の詳細については後述する(図3を参照)。
道路110は、第1車両(車両10)が通る第1道路の一例である。道路110は、自動車道、又は線路であってもよい。道路110は、車両20A及び通行者20Bの進入が制限された車両10の専用道であってもよい。
道路120は、第2車両(車両20A)及び通行者20Bが通る第1道路の一例である。道路120は、自動車道であってもよい。道路120は、車両10の進入が許容された道路であってもよい。
ゲート130は、道路に設けられる交通安全装置の一例であり、連結車列が通る進行道路(ここでは、道路110)に設けられる。ゲート130は、道路110への車両20A及び通行者20Bの進入を制限するためのゲートである。ゲート130は、車両10が交差点を通過しないときに閉じ、車両10が交差点を通過するときに開くように構成される。例えば、ゲート130は、車両10の運行スケジュールに応じて開閉してもよい。ゲート130は、交差点への車両10の接近に応じて開き、交差点からの車両10の離脱に応じて閉じてもよい。車両10の接近及び離脱は、車両10からメッセージを受信できるか否かに基づいて路側機40によって検出された上で、路側機40からゲート130に通知されてもよい。
信号機140は、道路に設けられる交通安全装置の一例であり、連結車列が通る進行道路と交差する交差道路(ここでは、道路120)に設けられる。信号機140は、車両20A及び通行者20Bの交差点の通過を許可するか否かを示す信号(例えば、青信号、黄信号、赤信号)を表示するように構成される。信号機140は、車両20A及び通行者20Bに注意喚起を促す点滅信号を表示するように構成されてもよい。例えば、信号機140は、予め定められたスケジュールに応じて信号を切り替えてもよい。ゲート130は、交差点への車両10の接近及び交差点からの車両10の離脱に応じて信号を切り替えてもよい。車両10の接近及び離脱は、車両10からメッセージを受信できるか否かに基づいて路側機40によって検出された上で、路側機40から信号機140に通知されてもよい。
(第1車両)
以下において、実施形態に係る第1車両の一例について説明する。ここでは、第1車両として車両10を例示する。図2に示すように、車両10は、通信部11及び制御部12を有する。
通信部11は、無線通信モジュールによって構成される。通信部11は、キャリアセンスを行って電波の周波数(例えば、700MHz帯)の空き状態を判定する機能を有していてもよい。通信部11は、電波の周波数が空いているタイミングでパケットを送信する。1以上のパケットによって1つのメッセージが構成されてもよい。
通信部11は、路車間通信を行ってもよく、車車間通信を行ってもよい。パケットは、送信元の識別に用いる識別情報、路側機40に対する同期方法を示す同期情報、パケットの送信時刻、及び/又は路車間通信の期間を示す期間情報(路車間通信の転送回数、及び/又は路車間通信の期間長)などを含む。車車間通信は、路車間通信に伴って生じる通信(パケット転送)、及び/又は牽引を適切に維持するための通信(車間距離を維持するための通信など)を含んでもよい。
以下において、上述したメッセージを踏まえて、車両10が送信する第1メッセージの詳細について説明する。
通信部11は、車両10の位置及び車両10の速度の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含む第1メッセージを所定周期で送信してもよい。車両10の位置は、車両10に設けられるGPS(Global Positioning System)によって測定される緯度及び経度であってもよい。車両10の速度は、車両10に設けられる速度計によって測定される速度(例えば、km/h)であってもよい。
通信部11は、2以上の車両によって構成される連結車列において車両10が先頭に位置する車両(第1車両と称することもある)である場合に、車両10が先頭車両であることを特定するための第1情報要素を含む第1メッセージを送信してもよい。通信部11は、連結車列において車両10が後尾に位置する車両(第2車両と称することもある)である場合に、車両10が後尾車両であることを特定するための第2情報要素を含む第1メッセージを送信してもよい。
第1に、第1情報要素は、自身の車両10が先頭車両であることを識別する情報要素を含んでもよい。第2情報要素は、自身の車両10が後尾車両であることを識別する情報要素を含んでもよい。これらの情報要素は、先頭車両、後尾車両及びこれら以外の車両を表す2ビットフラグを含んでもよい。
第2に、第1情報要素は、先頭車両の位置を示す情報要素を含んでもよい。第2情報要素は、後尾車両の位置を示す情報要素を含んでもよい。位置を示す情報要素は、自身の車両10が何両目の車両であるかを示す情報要素を含んでもよい。このようなケースにおいて、第1情報要素及び第2情報要素は、連結車列を構成する車両の数を示す情報要素を含むことが好ましい。例えば、第1情報要素及び第2情報要素は、○○/××で表されてもよい。××は、自身の車両10が何両目の車両であるかを示す情報要素であり、○○は、連結車列を構成する車両の数を示す情報要素である。或いは、位置を示す情報要素は、自身の車両10の緯度及び経度を示す情報要素を含んでもよい。このようなケースであっても、路側機40は、車両10の緯度及び経度を示す情報要素に基づいて、連結車列を構成する車両10を特定することができ、車両10が先頭車両であるのか後尾車両であるのかを判定することができる。
通信部11は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されているか否かを示す情報要素を含む第1メッセージを送信してもよい。例えば、情報要素は牽引の有無を示す1ビットフラグであってもよい。
通信部11は、車両10が牽引車両である場合に、1以上の被牽引車両を牽引しているか否かを示す情報要素を含む第1メッセージを送信してもよい。例えば、情報要素は、車両10が牽引車両であるか否かを示す1ビットフラグであってもよい。このような情報要素は、上述した第1情報要素として用いられてもよい。或いは、通信部11は、車両10が被牽引車両である場合に、牽引車両によって牽引されているか否かを示す情報要素を含む第1メッセージを送信してもよい。例えば、情報要素は、車両10が被牽引車両であるか否かを示す1ビットフラグであってもよい。或いは、情報要素は、車両10が牽引車両であるか被牽引車両であるかを示す1ビットフラグであってもよい。
通信部11は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されている場合において、牽引車両及び被牽引車両を含む車列の長さを表す情報要素を含む第1メッセージを送信してもよい。車列の長さは、車列を構成する車両10の数、車列の物理的な長さ、及び/又は車列の長さに応じて予め定められたインデックスで表されてもよい。
通信部11は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されている場合において、牽引方法を示す情報要素を含む第1メッセージを送信してもよい。上述したように、牽引方法としては、車両10が物理的に連結される牽引方法、及び/又は車両10が電子的に連結される牽引方法であってもよい。
制御部12は、メモリ及びCPU(Central Processing Unit)などを有する制御回路によって構成される。制御部12は、少なくとも通信部11を制御する。例えば、制御部12は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されている場合において、上述した情報要素を含む第1メッセージを送信するように通信部11を制御する。
実施形態において、第1メッセージは、ブロードキャストで送信されてもよい。このようなケースにおいて、第1メッセージは、相手を特定する情報要素を含んでいてもよく、相手を特定する情報要素を含んでいなくてもよい。
(所定端末)
以下において、実施形態に係る所定端末の一例について説明する。ここでは、所定端末として車両20Aが有する所定端末200Aを例示する。但し、通行者20Bが有する所定端末200Bも所定端末200Aと同様の構成を有するものとする。ここでは、所定端末200と表記して説明を続ける。図3に示すように、所定端末200は、通信部210及び制御部220を有する。
通信部210は、無線通信モジュールによって構成される。通信部210は、キャリアセンスを行って電波の周波数(例えば、700MHz帯)の空き状態を判定する機能を有していてもよい。通信部210は、電波の周波数が空いているタイミングでパケットを送信する。1以上のパケットによって1つのメッセージが構成されてもよい。
通信部210は、路車間通信を行ってもよく、車車間通信を行ってもよい。パケットは、送信元の識別に用いる識別情報、路側機40に対する同期方法を示す同期情報、パケットの送信時刻、及び/又は路車間通信の期間を示す期間情報(路車間通信の転送回数、及び/又は路車間通信の期間長)などを含む。車車間通信は、路車間通信に伴って生じる通信(パケット転送)、及び/又は牽引を適切に維持するための通信(車間距離を維持するための通信など)を含んでもよい。
以下において、上述したメッセージを踏まえて、所定端末200が送信する第2メッセージの詳細について説明する。
通信部210は、所定端末200の位置及び所定端末200の速度の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含む第2メッセージを所定周期で送信してもよい。所定端末200の位置は、所定端末200(又は、車両20A)に設けられるGPS(Global Positioning System)によって測定される緯度及び経度であってもよい。所定端末200の速度は、所定端末200(又は、車両20A)に設けられる速度計によって測定される速度(例えば、km/h)であってもよい。
制御部220は、メモリ及びCPUなどを有する制御回路によって構成される。制御部220は、少なくとも通信部210を制御する。
実施形態において、第2メッセージは、ブロードキャストで送信されてもよい。このようなケースにおいて、第2メッセージは、相手を特定する情報要素を含んでいてもよく、相手を特定する情報要素を含んでいなくてもよい。
(路側機)
以下において、実施形態に係る路側機の一例について説明する。図4に示すように、路側機40は、通信部41及び制御部42を有する。
路側機40の無線通信方式は、ARIB T109に準拠してもよく、3GPP(3rd GenerationPartnership Project)で定義されるV2X(Vehicle to Everything)に準拠してもよく、無線LANなどの方式に準拠してもよい。路側機40は、これらの通信規格の全てに対応可能なオールインタイプであってもよい。
通信部41は、無線通信モジュールによって構成される。通信部41は、キャリアセンスを行って電波の周波数(例えば、700MHz帯)の空き状態を判定する機能を有していなくてもよい。通信部41は、制御部42によって決定されたタイミングでパケットを送信する。1以上のパケットによって1つのメッセージが構成されてもよい。
通信部41は、路車間通信を行ってもよい。パケットは、送信元の識別に用いる識別情報、路側機40に対する同期方法を示す同期情報、パケットの送信時刻、及び/又は路車間通信の期間を示す期間情報(路車間通信の転送回数、及び/又は路車間通信の期間長)などを含む。
通信部41は、車両10から第1メッセージを受信する。上述したように、第1メッセージは、車両10の位置及び車両10の速度の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含んでもよい。第1メッセージは、車両10が連結車列を構成するか否かを示す情報要素を含んでもよい。このような情報要素は、牽引車両によって1以上の被牽引車両が牽引されているか否かを示す情報要素であってもよい。
通信部41は、所定端末200から第2メッセージを受信する。上述したように、第2メッセージは、所定端末200の位置及び所定端末200の速度の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含んでもよい。
制御部42は、メモリ及びCPUなどを有する制御回路によって構成される。制御部42は、少なくとも通信部41を制御する。制御部42は、道路に設けられる交通安全装置を制御するメッセージを交通安全装置に送信することによって交通安全装置を制御する。
ここで、制御部42は、第1メッセージに基づいて車両10の近接が検出された場合に、車両10が交差点を通過するように交通安全装置を制御する所定制御を実行する。
例えば、車両10から第1メッセージを受信できるということは、少なくとも車両10の通信範囲内に路側機40が存在することを意味するため、制御部42は、第1メッセージの受信に応じて車両10の近接を検出してもよい。
制御部42は、第1メッセージに基づいて、車両10の速度を特定してもよい。第1メッセージが車両10の位置を示す情報要素を含む場合には、制御部42は、2回以上の第1メッセージの受信によって車両10の速度を特定することができる。車両10の速度は、第1メッセージの受信周期(所定周期)と車両10の位置の移動量とに基づいて特定可能である。第1メッセージが車両10の速度を示す情報要素を含む場合には、制御部42は、1回の第1メッセージの受信によって車両10の速度を特定することができる。
制御部42は、少なくとも車両10の速度に基づいて、車両10が交差点に進入するタイミング(以下、進入タイミング)を推定してもよい。制御部42は、車両10の進入タイミングに基づいて、ゲート130を開くように指示するメッセージをゲート130に送信してもよく、車両20A及び通行者20Bの停止信号を信号機140に表示するように要求するメッセージを信号機140に送信してもよい。
制御部42は、少なくとも車両10の速度に基づいて、車両10が交差点から離脱するタイミング(以下、離脱タイミング)を推定してもよい。制御部42は、車両10の離脱タイミングに基づいて、ゲート130を閉じるように指示するメッセージをゲート130に送信してもよく、車両20A及び通行者20Bの進行信号を信号機140に表示するように要求するメッセージを信号機140に送信してもよい。
このような前提下において、制御部42は、所定制御において、第2メッセージに基づいて交差点に車両20A又は通行者20Bが存在する可能性があると判断された場合に、車両10が交差点を通過しないように交通安全装置を制御する。具体的には、制御部42は、ゲート130を開かないように指示するメッセージをゲート130に送信する。
上述したように、所定制御によれば、車両10が交差点を通過するタイミングにおいて、車両20A及び通行者20Bの停止信号が信号機140に表示される。従って、車両20A又は通行者20Bが交差点に存在する可能性があるケースとしては、車両20A及び通行者20Bが交差点でトラブルを生じているケースなどが考えられる。
制御部42は、第2メッセージに基づいて、所定端末200(すなわち、車両20A及び通行者20B)の速度を特定してもよい。第2メッセージが所定端末200の位置を示す情報要素を含む場合には、制御部42は、2回以上の第2メッセージの受信によって所定端末200の速度を特定することができる。所定端末200の速度は、第2メッセージの受信周期(所定周期)と所定端末200の位置の移動量とに基づいて特定可能である。第2メッセージが所定端末200の速度を示す情報要素を含む場合には、制御部42は、1回の第2メッセージの受信によって所定端末200の速度を特定することができる。
このようなケースにおいて、制御部42は、車両20A及び通行者20Bの速度に基づいて、車両20A及び通行者20Bが交差点で停止しているか否かを判定してもよい。制御部42は、車両10が交差点を通過するタイミングにおいて、車両20A及び通行者20Bが交差点で停止する可能性があるか否かを判定してもよい。
(交通通信方法)
以下において、実施形態に係る交通通信方法の一例について説明する。
図6に示すように、ステップS11において、車両10は、第1メッセージを所定周期で送信する。第1メッセージは、車両10の位置及び車両10の速度の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含んでもよい。
ステップS12において、所定端末200は、第2メッセージを所定周期で送信する。第2メッセージは、所定端末200の位置及び所定端末200の速度の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含んでもよい。
ステップS13において、路側機40は、第1メッセージの受信に応じて車両10の近接を検出する。路側機40は、第2メッセージに基づいて、交差点に車両20A又は通行者20Bが存在する可能性があるか否かを判定する。
ステップS14において、路側機40は、車両10の近接が検出されているため、車両10が交差点を通過するように交通安全装置を制御する所定制御を実行する。このような所定制御において、路側機40は、交差点に車両20A又は通行者20Bが存在する可能性があると判定された場合に、車両10が交差点を通過しないように交通安全装置を制御する。
(作用及び効果)
実施形態では、路側機40は、車両10の近接に応じて車両10が交差点を通過するように交通安全装置を制御する所定制御を実行する前提下において、交差点に車両20A又は通行者20Bが存在する可能性があると判定された場合に、車両10が交差点を通過するように交通安全装置を制御する。従って、車両20A又は通行者20Bが交差点でトラブルを生じているようなケースであっても、車両20A又は通行者20Bの安全を確保することができる。
[その他の実施形態]
本開示は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、車両10が連結車列を構成するケースについて説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。車両10は、連結車列を構成していなくてもよい。
実施形態では、路側機40が交通安全装置に隣接する位置に設けられるケースについて説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。路側機40は、交通安全装置から離れた位置に設けられてもよい。このようなケースにおいて、路側機40は、交通安全装置の地理的な位置を把握していることが好ましい。
実施形態では、交通安全装置がゲート130又は信号機140であるケースについて説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。交通安全装置は、車両の通行の可否を指示する信号(言い換えると、車両の進行又は停止の指示信号)を車両に送信する装置であってもよい。信号の送信相手は、車両10であってもよく、所定端末200であってもよい。
実施形態では、路側機40が交通安全装置と別体であるケースについて説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。路側機40は交通安全装置と一体であってもよい。このようなケースにおいて、路側機40は、車両の通行の可否を指示する信号を車両に送信してもよい。信号の送信相手は、車両10であってもよく、所定端末200であってもよい。
実施形態では特に触れていないが、路側機40は、他の路側機と通信を行ってもよい(路路間通信)。
実施形態では、車両10、所定端末200及び路側機40を中心に説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。車両10、所定端末200及び路側機40の少なくともいずれか1つに設けられる通信装置が提供されてもよい。通信装置は、通信部11の機能、通信部210の機能又は通信部41の機能を有する。
ここで、本実施形態の車両は、各国の交通に係る法律上の車両(例えば、日本の道路交通法の「車両等」であれば自動車、原動機付自転車、軽車両、トロリーバス及び路面電車)を含むがこれに限定されない。車両は、自走するものであればよく、例えば、産業機械のうち自走するもの(いわゆる、産業車両)、農業機械のうち自走するもの(いわゆる、農業車両)、建設機械のうち自走するもの(いわゆる、建設車両)等、も含む。さらに、上述の実施形態の説明に矛盾しなければ、車両の自走手段は車輪である必要はなく、いわゆるエアロモービルと呼ばれる空飛ぶ自動車も車両に含みうる。
本実施形態の道路は、上述の説明に加え、交通に係る法律(例えば、日本でいう道路交通法)上の道路を含むがこれに限定されない。本実施形態の道路は、車両が通行するための道であればよい。
本願は、日本国特許出願第2018−180221号(2018年9月26日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。

Claims (8)

  1. 第1車両が通る第1道路と、所定端末を有する通行者又は第2車両が通る第2道路とが交差する交差点に設けられる交通安全装置を制御する基地局であって、
    前記第1車両から第1メッセージを受信し、前記所定端末から第2メッセージを受信する受信部と、
    前記交通安全装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1メッセージに基づいて前記第1車両の近接が検出された場合に、前記第1車両が前記交差点を通過するように前記交通安全装置を制御する所定制御を実行し、
    前記所定制御において、前記第2メッセージに基づいて前記交差点に前記通行者又は前記第2車両が存在する可能性があると判断された場合に、前記第1車両が前記交差点を通過しないように前記交通安全装置を制御する、基地局。
  2. 前記交通安全装置として、前記第1道路にゲートが設けられており、
    前記制御部は、前記所定制御において前記ゲートを制御する、請求項1に記載の基地局。
  3. 前記第1メッセージは、前記第1車両の位置及び前記第1車両の速度の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含み、
    前記制御部は、前記情報要素によって特定される前記第1車両の速度に基づいて前記所定制御を実行する、請求項1乃至請求項2のいずれか1項に記載の基地局。
  4. 前記第2メッセージは、前記所定端末の位置及び前記所定端末の速度の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含み、
    前記制御部は、前記情報要素によって特定される前記所定端末の速度に基づいて前記所定制御を実行する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の基地局。
  5. 前記交通安全装置として、前記第2道路に信号機が設けられており、
    前記制御部は、前記所定制御において、前記信号機に停止信号を表示させる、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基地局。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の基地局と通信を行う車両。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の基地局と通信を行う所定端末。
  8. 第1車両が通る第1道路と、所定端末を有する通行者又は第2車両が通る第2道路とが交差する交差点に設けられる交通安全装置と、
    前記交通安全装置を制御する基地局と、を備え、
    前記基地局は、
    前記第1車両から第1メッセージを受信し、前記所定端末から第2メッセージを受信する受信部と、
    前記交通安全装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1メッセージに基づいて前記第1車両の近接が検出された場合に、前記第1車両が前記交差点を通過するように前記交通安全装置を制御する所定制御を実行し、
    前記所定制御において、前記第2メッセージに基づいて前記交差点に前記通行者又は前記第2車両が存在する可能性があると判断された場合に、前記第1車両が前記交差点を通過しないように前記交通安全装置を制御する、交通通信システム。
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