JP2011141606A - 路上通信システム及び交通信号制御機 - Google Patents

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Abstract

【課題】柔軟で高度にPTPSを運用可能な交通信号制御システムを提供する。
【解決手段】バス等に搭載された車載装置31等は、バスの乗客数と定刻からの遅延時間の情報を含むアップリンク情報を路上通信装置21等宛に送信する。当該アップリンク情報を受信した交通信号制御機1aは、乗客数と遅延時間とから得られる総遅延時間に応じてPTPSを実行するか否かやその実行内容を決定する。バスの接近情報のみを用いる従来の方法に比べて、バスの運行状況に応じた柔軟な運用を行うことが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、交差点等においてバス等の公共車両を優先的に走行させる交通信号制御システムに関する。
従来より、バス等の公共車両が走行する路線上の交差点では、公共車両が接近していることを検知した時点で、例えば、公共車両の走行方向の信号表示が青信号であれば、その青信号の表示時間を延長するように、赤信号であれば、その赤信号の表示時間を短縮するように制御する(当該赤信号の短縮により交差側道路の青信号が短縮される)、という公共車両優先の信号制御システムであるPTPS(Public Transportation Priority System)が運用されている(例えば特許文献1参照)。
このPTPSでは、公共車両の接近を交差点上流に設置された光ビーコンによって検知することが多い。交差点上流に設置された光ビーコンとの路車間通信において、バスは自己の車両IDを格納したアップリンク情報を光ビーコンに対して送信する。当該車両IDには、アップリンク情報を送信した車両が公共車両であることを示す情報が含まれており、当該車両IDを格納したアップリンクを受信することで交通信号制御システムは公共車両の接近を検知することができる。
特開2008−305135号公報
PTPSは、交通需要に応じて適切に割り当てた各信号灯色の時間を公共車両のみの都合で変更する方法であるため、優先的に交差点を通過させた公共車両の接近方向と交差する方向の道路に対して十分な青信号時間を割り当てることができずに渋滞を引き起こすケースがある、といった一定の不利益が存在する。
ただ、公共車両の運行状態によっては、この不利益に配慮して、必ずしも優先的に走行させなくても良いケースもあると考えられる。
また、互いに交差する2本の道路の各方向から同時に公共車両が接近してきた場合には、赤信号の短縮ではなく青信号の延長を優先する、というのが従来までの一般的な運用となっているため、公共車両の接近が検知された時点で青信号が表示されている方向の公共車両の走行が優先される(現時点で表示している青信号を延長する)。
このような複数の公共車両が異なる方向から接近する場合にも、各公共車両の運行状態によっては赤信号の短縮を優先すべきケースもあると考えられる。
つまり、PTPSの利便性をより一層高めるためには、運用方法を固定的なものとせずに柔軟にした方が望ましい。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、優先制御の対象となる公共車両の運行状態等に応じて柔軟に運用することが可能な交通信号制御システムを提供することを目的とする。
第一の発明にかかる交通信号制御システムは、所定の運行経路を定刻通りに走行することが求められる公共車両に搭載される車載装置と、前記車載装置から送信されるアップリンク情報に基づいて道路に設置された信号灯器を制御する交通信号制御手段とを備えており、前記車載装置は、前記アップリンク情報に、前記公共車両の搭乗者数に関する搭乗者状況情報と、前記公共車両が定刻に対してどの程度の運行遅延が生じているかを示す遅延時間に関する遅延状況情報とを格納させるものであり、前記交通信号制御手段は、前記搭乗者状況情報と遅延状況情報とに基づいて、当該公共車両を優先的に通過させるか否かを決定し、その決定結果に応じて前記信号灯器を制御する(請求項1)。
本発明によれば、従来のPTPSのように、どのような運行状態の公共車両であっても優先的に通過させるように交通信号制御を行うのではなく、その公共車両の搭乗者や運行遅延等の状況に関する情報に基づいて制御するため、例えば、遅延なく走行しているような公共車両が接近してきた場合には、優先的に通過させるような制御を行わない、といった運用の高度化を実現することが可能となる。
運用の柔軟性を高めることで、公共車両の定刻運行を支援しつつ、交通流全体に対する影響を必要限度にとどめることが可能となる。
なお、ここにいう、公共車両を優先的に通過させる交通信号制御とは、従来までのPTPS等と同様に、当該公共車両に対する青信号を基準時間よりも延長して信号待ちすることなく通過させたり、当該公共車両に対する赤信号を基準時間よりも短縮して信号待ち時間を小さくしたりする制御方法を意味する。
この場合、前記搭乗者状況情報を搭乗者の人数、前記遅延状況情報を遅延時間とし、前記人数と遅延時間とから搭乗者の総遅延時間を算出し、当該総遅延時間が所定の閾値を超えた場合に、前記公共車両を優先的に通過させる、といった制御を行うことができる(請求項2)。
公共車両の遅延によって利用者が受ける影響を搭乗者の総遅延時間として算出し、当該総遅延時間を指標として用いることで、公共車両の遅延による影響の大きさを定量的に把握することが可能となり、当該公共車両を優先的に通過させるべきか否かの判断の妥当性が高まる。
また、第二の発明にかかる交通信号制御システムは、第一の道路と第二の道路とを含む少なくとも2本の道路が交差する交差点に設置された信号灯器を制御する交通信号制御手段と、前記交差点を含む所定の運行経路を定刻通りに走行することが求められる第一の公共車両に搭載される第一の車載装置と、第二の公共車両に搭載される第二の車載装置と、を備えており、前記第一の公共車両は前記第一の道路上を前記交差点に向かって走行するものであり、前記第二の公共車両は前記第二の道路上を前記交差点に向かって走行するものであり、前記第一及び第二の車載装置は、自己の搭載されている公共車両の搭乗者数に関する搭乗者状況情報と、自己の搭載されている公共車両が定刻に対してどの程度の運行遅延が生じているかを示す遅延時間に関する遅延状況情報とを格納したアップリンク情報を送信する機能を備えており、前記交通信号制御手段は、前記第一の車載装置及び第二の車載装置から送信された前記アップリンク情報に含まれる搭乗者状況情報と遅延状況情報とに基づいて、いずれの公共車両を優先的に通過させるかを決定し、その決定結果に応じて前記信号灯器を制御する(請求項3)。
この第二の交通信号制御システムによれば、互いに交差する道路上をほぼ同時に接近してきた公共車両について、いずれの公共車両を優先して通過させるべきか、を各公共車両の運行状態に応じて適切に判断できるようになるため、従来のように、常に青信号の延長動作を実行する場合に比べて、より一層適切な公共車両の運行支援を行うことが可能になる。
なお、これらの交通信号制御システムにおける交通信号制御手段を、交差点近傍に設置した交通信号制御機に備えさせると大変有用である(請求項4)。
交通信号制御手段は、例えば路上に設置した交通信号制御機以外の装置や中央装置に持たせることもできるが、車載装置から迅速に情報を得ることができ、かつ、信号制御に関する判断の結果を即座に実行可能な交通信号制御機自身に持たせるのが好適である。
以上のように、本発明の交通信号制御システムや交通信号制御機によれば、公共車両の運行状態に応じて適切に交通信号制御を行うことが可能となる。
本発明に係る交通信号制御システムの概要を示す模式図である。 交通信号制御機1aの構成の一例を示すブロック図である。 路上通信装置21の通信制御装置21bの構成の一例を示すブロック図である。 信号制御指令情報のフォーマットを示す図である。 信号制御プランの一例を示す図である。 車両に搭載されている車載装置31の構成の一例を示すブロック図である。 PTPSの実行の有無についての条件マトリクス表の一例を示す図である。
(第1の実施形態)
〔システムの全体構成〕
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る交通信号制御システムの概要を示す模式図である。
交通信号制御システムは、交通信号機1(交通信号制御機1aと複数の車両用信号灯器1b、1c等で構成)、光ビーコン等の路上通信装置21(通信アンテナ部21aと通信制御装置21bで構成)及び路上通信装置22(通信アンテナ部22aと通信制御装置22bで構成)、バスB1とバスB2に搭載された車載装置31と32、中央装置4、ルータ5等を含む。中央装置4は、交通信号機1の制御に関する指示を行う機能や、車両に対して提供する交通情報の生成・送信等を行う機能を備えた装置であり、交通管制センター内に設置されている。なお、中央装置4は、交通管制センター内に設置されず、道路上に設置されていても良い。
中央装置4は、複数の交差点のそれぞれに設置された交通信号機と電話回線などの通信回線やルータ5等の通信装置を介して接続されている。交通信号機1は、道路R1と道路R2の交差点Aに流入する複数の道路のそれぞれに設置された路上通信装置21および22と電話回線などの通信回線を介して接続されている。
交通信号機1は、複数の信号灯器を制御する機能を備えており、道路R1を交差点Aに向かって走行する車両に対する通行権は車両用信号灯器1bによって、道路R2を交差点Aに向かって走行する車両に対する通行権は車両用信号灯器1cによって、それぞれ表示する。
交通信号制御機1aは、中央装置4から交通情報や信号灯器の制御に関する指示である信号制御指令を受信する機能を備えており、指示に応じて信号灯器1b等の各信号灯器の点灯、消灯及び点滅を制御する。
なお、交差点Aに横断歩道がある場合には、交通信号制御機1aに別途歩行者用の信号灯器が接続されることもある。
図2は交通信号制御機1aの構成を示すブロック図である。制御部101は、1又は複数のマイクロコンピュータから構成されている。制御部101には、内部バス等を介して灯器駆動部102、通信部103、記憶部104が接続されており、制御部101は、これらのハードウエア各部の動作を制御する。また、制御部101は、後述する公共車両優先制御を実行する機能を備えている。
灯器駆動部102は、半導体リレー(図示せず)を備え、制御部101から入力された信号灯器出力指令に基づいて、複数の信号灯器1b、1c等の青色灯、黄色灯、赤色灯それぞれに対応して各色の信号灯に供給される交流電圧(AC100V)又は直流電圧をオン/オフする。
通信部103は、中央装置4との間の通信を行うための中央通信部1031を備えており、中央装置4から交通情報や信号制御指令等を受信することができる。また、通信部103は端末通信部1032を備えており、受信した前記交通情報を路上通信装置21等へ送信したり、路上通信装置21等から送られてくる車載装置に関する情報等を受信したりすることができる。
記憶部104は、受信した交通情報、信号制御指令や車載装置に関する情報、各階梯と各現示との関係を表す定数などの各種定数の情報などを記憶している。
路上通信装置21および22は、それぞれ互いに交差する道路R1及びR2に設けられており、交差点Aへの流入側車線を走行する車両と通信可能なように設置されている。この路上通信装置としては、例えば、光ビーコン、電波ビーコン、DSRC(Dedicated Short Range Communication : 専用狭域通信)、WAVE(Wireless Access in Vehicle Environment)やWiMAX(Worldwide interoperability for microwave access)等の通信方式に対応する無線通信装置等であり、車載装置との間で各種情報を無線通信する機能を備えている。
図3は路上通信装置21の通信制御装置21bの構成を示すブロック図である。なお、通信制御装置22bも通信制御装置21bと同じ構成と機能を備えている。
制御部201は、1又は複数のマイクロコンピュータから構成されている。制御部201は、内部バス等を介して接続された信号通信部203等のハードウエア各部の動作を制御する。
記憶部202には、当該路上通信装置21から交差点Aまでの距離や勾配等に関する道路形状情報や交差点Aを含む地域の情報等が予め記憶されている。なお、これらの情報は、予め記憶されている構成に限定されず、中央装置4等から取得して記憶する構成であっても良い。
信号通信部203は、中央装置4から交通信号機1を経由して交通情報を受信し、路車間通信部204がこれらの情報を通信アンテナ部21aを介して車載装置に送信する機能を備えている。
また、路車間通信部204が車載装置から受信したアップリンク情報等の車載装置に関する情報は、信号通信部203によって交通信号制御機1a等に対して送信される。
中央装置4は、所定の周期で交通情報や信号制御指令を複数の交通信号機に送信する。図4は信号制御指令のフォーマットを示す図である。図4において、スプリット1は現示1のスプリットを、スプリット6は現示6のスプリットを示している。なお、本フォーマットの詳細については、社団法人新交通管理システム協会(以下、UTMS協会)から発行されている規格書に記載されている。
なお、路上通信装置21や22は交通信号制御機1aを経由して中央装置4と通信する構成でなくても良く、ルータ5や通信回線等により交通信号制御機1aを経由せずに中央装置4と通信することもできる。
バスB1には車載装置31が搭載されており、路上通信装置21との間で各種情報を無線通信する。車載装置31を搭載したバスB1は、路上通信装置21の通信領域Q1(図1の道路R1上の斜線部分)を通過する際に、路上通信装置21との間で無線通信を行い、自己の車両IDに関する情報を含むアップリンク情報を送信すると共に交通情報を受信する。
バスB2についても同様に車載装置32を搭載しており、路上通信装置22の通信領域Q2(図1の道路R2上の斜線部分)を通過する際に、路上通信装置22との間で無線通信を行い、自己の車両IDに関する情報を含むアップリンク情報を送信すると共に交通情報を受信することができるようになっている。
〔従来のPTPSによる信号制御方法〕
以下に、バスB1やB2からアップリンク情報を受信した場合における、従来までのPTPSによる交通信号制御方法について説明する。
交通信号制御機1aの制御部101は、信号の1サイクル(信号表示が一巡する期間)を複数の階梯に分割し、1サイクルの開始時点で、その時点までに受信した信号制御指令のうち最後に受信した信号制御指令に基づいて、各階梯において表示する信号灯色とその継続時間を決定する。
前記階梯は、例えば、図1の交差点Aであれば、道路R1に対して通行権を表示する車両用信号灯器1bが青信号である状態を「1G」として第1階梯と定義し、車両用信号灯器1bが黄信号である状態を「1Y」として第2階梯と定義し、その後、車両用信号灯器1bと1cの双方が赤信号となる状態を「1AR」として第3階梯と定義する。
同様に、道路R2に対して通行権を表示する車両用信号灯器1cが青信号である状態を「2G」として第4階梯と定義し、車両用信号灯器1cが黄信号である状態を「2Y」として第5階梯と定義し、その後、車両用信号灯器1bと1cの双方が赤信号となる状態を「2AR」として第6階梯と定義する。この6つの階梯で交差点Aの1サイクルを構成する。
なお、車両用信号灯器に加えて歩行者用信号灯器が設置されている場合には、車両用信号灯器が青信号である階梯「1G」や「2G」を、歩行者用信号灯器の表示(青点滅等)に応じて複数の階梯に分割する(例えば、「1G」を「1PG」、「1PF」および「1PR」の3つに分割する等)ことができる。
交通信号制御機1aの制御部101は、中央装置4から受信した信号制御指令に従って、この6つの階梯にそれぞれ何秒ずつ割り当てるか、を決定する。
図5は、各階梯に何秒割り当てるか、を決定した直後の信号制御プランの様子を示すものであり、道路R1には50秒の青時間を、道路R2には30秒の青時間を割り当てている。
PTPSのような信号制御方法は、一般的に「地点感応制御」と呼ばれており、この地点感応制御では、車両感知器から取得する車両感知信号や路上通信装置21等から取得する車載装置に関する情報等を活用して、1サイクルの開始時点において決定された前記信号制御プランの1又は複数の階梯の秒数を適切な秒数に変更する。
なお、この地点感応制御には、PTPSの他にも、右折車線に設置した車両感知器からの車両感知信号に応じて右折青矢印信号の表示時間を適切に変更する右折感応制御や、歩行者を感知するセンサーからの情報に応じて歩行者用信号灯器の青信号の表示時間を適切に変更する歩行者感応制御等がある。
PTPSでは、バスB1等の送信するアップリンク情報に基づいて、バスが交差点Aに接近していることを検知し、これに応じて車両用信号灯器の表示時間を適宜変更する。この表示時間の変更には、青信号の延長動作と赤信号の短縮動作(交差側の青信号の短縮動作)とがある。
この延長動作や短縮動作は、中央装置4からの信号制御指令によって、変更可能な階梯と時間範囲を指定される。
例えば、第1階梯でPTPSを行うことが許可され、その範囲は−10秒から+10秒である(最大で10秒の延長又は短縮ができる)、といった指示が信号制御指令に格納されている。この地点感応制御の指示を考慮して、作成された前記信号制御プランの階梯「1G」の割当時間は50秒を基準として、40〜60秒の範囲で適切に変更される。この40秒〜60秒の時間範囲を感応幅という。
この場合、路上通信装置21および22から、バスの車両IDを含むアップリンク情報を受信しなければ、階梯「1G」は基準時間である50秒で終了され、次の階梯「1Y」に進む(すなわち、車両用信号灯器1bが黄色信号に変化する)。
もし、路上通信装置21からバスB1の車両IDを含むアップリンク情報を受信したら、当該バスB1が交差点Aの手前の停止線に到達するまでの所要時間を決定し(通常は時間帯に応じて設定されている)、バスB1が停止線に到達するまでに十分な時間分だけ、車両用信号灯器1bの青信号を延長する。
例えば、バスB1が交差点Aの手前の停止線に到着するのが、階梯「1G」が開始してから55秒経過後である、と算出されれば、その時点で、階梯「1G」の割当て時間を5秒延長して55秒に変更する。
この延長動作により、バスB1は交差点Aでの信号待ちを強いられることなく、通過することが可能になる。
一方、路上通信装置22からバスB2の車両IDを含むアップリンク情報を受信したら、当該バスB2が交差点Aの手前の停止線に到達するまでの所要時間を決定し、バスB2が停止線到達後に信号待ちしなければいけない、と判断されれば、その信号待ち時間ができるだけ短くなるように、車両用信号灯器1bの青信号を短縮する(すなわち、車両用信号灯器1cの赤信号を短縮する)。
例えば、バスB2が交差点Aの手前の停止線に到着するのが、階梯「1G」が開始してから20秒経過後である、と算出された場合、当該バスB2は道路R2に青信号が表示されるまで(第4階梯の「2G」が開始されるまで)45秒信号待ちしなければいけない。「1G」の残り時間が30秒であり、その後の「1Y」と「1AR」の時間も合計すると、信号待ち時間の合計が45秒になるためである。
この場合、信号待ち時間を短縮するために、階梯「1G」の割当て時間を10秒短縮して40秒に変更する。この短縮動作により、バスB2の交差点Aでの信号待ち時間を10秒短くすることが可能になる。
なお、路上通信装置21および22の双方からバスB1およびB2の車両IDを含むアップリンク情報を受信した場合には、バスB1に対する階梯「1G」の青信号延長動作が優先的に実行される。
バスB1に対する延長動作を優先的に実行した場合、バスB2の信号待ち時間は最大でも10秒増大するだけで済むが、もし、バスB2に対する短縮動作を優先的に実行した場合には、バスB1が交差点Aを通過できずに概ね1サイクルに相当する時間分だけ信号待ちをしなければいけなくなるためである。
このように、延長動作によってバスB2がロスする時間よりも、短縮動作によってバスB1がロスする時間の方が大きいため、延長動作が優先的に実行される仕組みになっている。
〔本発明のPTPSによる交通信号制御方法〕
以上のような従来のPTPSでは、例えば、バスB1の乗客がほとんどいない上に、運行予定時刻に対する遅延がない状態であっても、バスB1の走行を優先するように動作することになる。
バスB1の走行を支援するために階梯「1G」を5秒延長すると、交差側の道路R2における車両の信号待ち時間が5秒長くなるため、道路R2における交通流に悪影響を与えることになる。この信号待ち時間の増大は、たかだか1回程度であれば影響は小さいが、道路R1をバスが頻繁に走行する場合には、度重なる延長動作によって道路R2の交通流に対して大きな影響を与え、道路R2において渋滞が発生する可能性がある。
そこで、本発明では、以下のようにPTPSに新たな機能を追加し、柔軟性の高い運用を可能とする。
まず、バスB1およびB2に搭載される車載装置31および32に、バス停を通過する際に当該バス停を通過すべき予定時刻との間にどの程度の遅延が生じているかを検知する機能を持たせる。
図6は、本発明にかかる車載装置31の構成を示すブロック図である。なお、車載装置32も同様の構成である。
〔車載装置31および32の構成〕
車載制御部301は、1又は複数のマイクロコンピュータから構成されている。車載制御部301は、内部バス等を介して接続された車載通信制御部303等のハードウエア各部の動作を制御する。
記憶部302にはバスB1の車両IDや各バス停を通過する予定時刻のリストが予め記憶されており、車載制御部301は、この車両IDを含むアップリンク情報を作成する。そして、車載通信制御部303は作成された当該アップリンク情報を路上通信装置21に送信する。
また、GPS受信部305によって、バスの現在位置と現在時刻を把握することができるようになっており、バス停の通過予定時刻と予め記憶している前記予定時刻リストとを比較することによって、車載制御部301は、バスの運行予定に対してどれくらいの遅延時間が生じているかを計算することができる。
この遅延時間は算出されるたびに随時記憶部302に記憶され、前記アップリンク情報に格納され、路上通信装置21に対して送信される。
また、バスB1には乗客数をカウントする乗客数検知センサー3Aが別途搭載されており、バスB1に乗車している乗客数を検知することができる。
乗客数を検知する乗客数検知センサー3Aとしては、例えば、バスの乗車口と降車口のそれぞれに通過人数を感知する感知部を備えておき、乗降人数の差し引きによって乗車人数を検知するという乗降者数検知タイプのものや、社内を撮影可能な1又は複数のカメラ部を備えておき、当該カメラの画像を処理することで社内の人数をカウントする画像処理タイプのものや、バスの乗客スペースの重量を検知する重量検知部を備えておき、重量検知部で検知される重量から乗客スペース自体の重量を差し引いた上で、平均的な人間の体重(例えば65キログラム)で除算して人数を推定する重量推定タイプのもの等を採用することができる。
センサー情報受信部304では、随時乗客数検知センサー3Aから乗客数の情報を取得し、取得した情報を記憶部302に記憶する。この乗客数に関する情報は車載制御部301によって読み出され、車両ID等と共に前記アップリンク情報に格納され、路上通信装置21に対して送信される。
〔交通信号制御機1aの動作〕
既述のような車載装置31等から送信されるアップリンク情報を受信することにより、交通信号制御機1aは、単にバスが交差点Aに接近してきた、ということだけではなく、そのバスの乗客数や定刻からの遅延時間を取得することができるようになる。
そこで、本発明の交通信号制御システムでは、このアップリンク情報で得たバスの運行状態に関する情報を活用して、PTPSを以下のように高度化する。
端末通信部1032が、路上通信装置21又は22経由でバスのアップリンク情報を受信したら、そのアップリンク情報を記憶部104に保存すると共に、制御部101がそのアップリンク情報からバスの乗客数と遅延時間を取得し、乗客数と遅延時間を乗算して当該バスの総遅延時間を算出する。
例えば、乗客数が10人で遅延時間が3分の場合、総遅延時間は30分となる。
高度化されたPTPSでは、この総遅延時間に基づいてPTPSにおける信号制御方法を決定する。
道路R1上を走行するバスB1から受信したアップリンク情報に基づいて算出されるバスB1の総遅延時間が予め記憶している所定の閾値(例えば20分)よりも大きい場合には、PTPSによって当該バスB1の通行を支援すべく、車両用信号灯器1bの青信号(第1階梯「1G」)の延長もしくは赤信号(第4階梯「2G」)の短縮を実行する。
例えば、図5のように信号制御プランが決定され、第1階梯「1G」において最大10秒の延長が許容されるPTPSの実行が許可されている場合を考える。
青信号表示中(第1階梯「1G」の実行中)にバスB1からアップリンク情報を受信し、バスB1が第1階梯「1G」の実行開始から55秒の時点で交差点Aを通過すると予想される場合、その総遅延時間が所定の閾値(例えば20分)よりも大きい(例えば30分)のであれば、PTPSを実行して、第1階梯「1G」の表示時間を基準時間の50秒よりも5秒延長する。
一方、装置縁時間が所定の閾値(例えば20分)よりも小さい(例えば5分)のであれば、PTPSを実行せずに、第1階梯1Gの表示時間を基準時間の50秒のままとする。
このように、バスから取得するアップリンク情報に基づいて算出されるバスの総遅延時間に基づいてPTPSを実行するか否かを決定することで、無条件でPTPSを実行する場合に比べて、PTPSによる交通流への影響を必要限度にとどめることが可能となる。
なお、上記では、所定の閾値との比較をしているが、総遅延時間がゼロの場合以外はPTPSを実行する、という風にしてもよい。
また、総じて乗客数が少ない時間帯(例えば通勤や通学での利用客が多い路線バスにおける昼間の時間帯等)にのみ、総遅延時間に基づくPTPSの実行有無の判断を行うようにしても良い。
また、例えば総遅延時間が所定の閾値よりも小さい場合であっても、遅延時間自体が大きい場合(例えば遅延時間が10分を超える場合)には、PTPSを実行する、といった方法でも良い。つまり、総遅延時間に加えて、遅延時間にも閾値を設け、遅延時間が当該閾値を超えるか否かをPTPSの実行の有無の判断に用いる、という方法である。
このような総遅延時間を用いる方法を、互いに交差する道路から同時にバスが接近してきた場合に用いるとさらに効果的である。
既述のように、第1階梯「1G」において、道路R1上を交差点Aに接近するバスB1の走行を優先するための延長動作と、道路R2上を交差点Aに接近するバスB2の走行を優先するための短縮動作とが行われる場合、バスB1とB2が同時に接近した場合には、従来までのPTPSであれば無条件で延長動作を行っていたが、本発明では総遅延時間を用いて、延長動作と短縮動作のうちいずれを行うべきかを決定することができる。
例えば、第1階梯「1G」を実行中にバスB1とB2が同時に接近したとする。
バスB1は第1階梯「1G」の実行開始から55秒後に交差点Aに到着すると予想され、バスB2は第1階梯「1G」の実行開始から30秒後に交差点Aに到着すると予想されたとすると、従来であればバスB1の走行を優先して延長動作を適用し、第1階梯「1G」の表示時間を55秒に変更していた。
本発明では、バスB1およびB2の総遅延時間を考慮して決定する。
例えば、バスB1の総遅延時間は所定の閾値を超えていないが、バスB2の総遅延時間は所定の閾値を超えている、という場合には、バスB2の走行を優先して短縮動作を実行する。つまり、バスB2の信号待ち時間を短縮すべく、第1階梯「1G」の表示時間を10秒短縮して40秒に変更する。
このように、バスが遅延することによって利用客が受ける影響に鑑みて、その影響が大きい場合にPTPSを実行する、という動作をすることで、バスの利便性を向上すると共にPTPSによるバス以外の交通流への影響を必要限度にとどめることができるようになる。
なお、バスB1とB2の双方が総遅延時間が閾値を超えている場合や双方とも超えない場合には、従来と同様に延長動作を実行することが望ましい。
また、総遅延時間の閾値は、路線の重要度等に応じて道路毎に異なる値に設定しても良いし、交差点毎に異なる値としても良い。また、同じ交差点の同じ道路であっても、時間帯や日種等に応じて複数の閾値を切り替えて用いても良い。
以上の実施形態において、例えば、交通信号制御機1aと路上通信装置21や22との間の通信は無線通信でも有線通信でもよく、情報のやりとりを中継する情報中継装置が1つ又は複数これらの装置の間に設けられている構成でも良い。
また、上述の実施の形態においては、交通信号制御機1aと路上通信装置21等は別々の筐体に収められている構成であったが、これに限定されるものではなく、交通信号制御機1aと路上通信装置21等が1つの筐体に収められている構成であっても良い。この場合、交通信号制御機1aと路上通信装置21等の間の情報のやり取りは、有線、無線、内部バス等のいずれを用いたものでも良い。
なお、この実施形態例では、交通信号制御機1aの制御部101においてPTPSの動作方法を決定しているが、中央装置4で決定するようにしてもよい。
すなわち、路上通信装置21や22経由で中央装置4がバスB1等のアップリンク情報を受信し、当該アップリンク情報から算出される総遅延時間等を用いて、PTPSを実行すべきか否かや、延長や短縮のいずれの動作を行うべきか等を決定し、その決定結果に応じて交通信号制御機1aにPTPSについての指示を与える、という方法を用いても良い。
また、中央装置4以外の他の路上装置(例えば前記情報中継装置等)においてこれらの処理を実行するようにしても良い。
また、車載装置がアップリンク情報に含める乗客数や遅延時間は、具体的な数値でない場合があっても良く、例えば、複数のレベルで表すといった方法でも良い。例えば、乗客数については、「ほとんどいない」「少ない」「標準」「多い」「非常に多い」といった5段階等で表現することができ、また、遅延時間についても、「定刻より早い」「定刻通り」「定刻より少し遅れている」「定刻より遅れている」「定刻よりかなり遅れている」「定刻より大幅に遅れている」といった複数の段階で表現することができる。
そして、例えばPTPSを動作させる条件として、乗客数と遅延時間の各レベルをそれぞれ横軸と縦軸に設定した図7のようなマトリクス表を用意しておき、どの条件であればPTPSを実行しどの条件なら実行しないのかを設定する、という方法を用いることもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 交通信号機、
1a、交通信号制御機
1b、1c 信号灯器
101 制御部
102 灯器駆動部
103 通信部
1031 中央通信部、 1032 端末通信部
104 記憶部
21、22 路上通信装置
21a、22a 通信アンテナ部
21b、22b 通信制御装置
201 制御部
202 記憶部
203 信号通信部
204 路車間通信部
31、32 車載装置
301 車載制御部
302 記憶部
303 車載通信制御部
304 センサー情報受信部
305 GPS受信部
3A 乗客数検知センサー
4 中央装置、 5 ルータ
A 交差点
B1、B2 バス
Q1、Q2 通信領域
R1、R2 道路

Claims (4)

  1. 所定の運行経路を定刻通りに走行することが求められる公共車両に搭載される車載装置と、
    前記車載装置から送信されるアップリンク情報に基づいて、道路に設置された信号灯器を制御する交通信号制御手段とを備える交通信号制御システムであって、
    前記車載装置は、前記アップリンク情報に、前記公共車両の搭乗者数に関する搭乗者状況情報と、前記公共車両が定刻に対してどの程度の運行遅延が生じているかを示す遅延時間に関する遅延状況情報とを格納させるものであり、
    前記交通信号制御手段は、前記搭乗者状況情報と遅延状況情報とに基づいて、当該公共車両を優先的に通過させるか否かを決定し、その決定結果に応じて前記信号灯器を制御すること
    を特徴とする交通信号制御システム。
  2. 前記搭乗者状況情報は搭乗者の人数であり、前記遅延状況情報は遅延時間であり、
    前記交通信号制御手段は、前記人数と遅延時間とから搭乗者の総遅延時間を算出し、当該総遅延時間が所定の閾値を超えた場合に、前記公共車両を優先的に通過させるように前記信号灯器を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の交通信号制御システム。
  3. 第一の道路と第二の道路とを含む少なくとも2本の道路が交差する交差点に設置された信号灯器を制御する交通信号制御手段と、
    前記交差点を含む所定の運行経路を定刻通りに走行することが求められる第一の公共車両に搭載される第一の車載装置と、第二の公共車両に搭載される第二の車載装置と、を備える交通信号制御システムであって、
    前記第一の公共車両は前記第一の道路上を前記交差点に向かって走行するものであり、
    前記第二の公共車両は前記第二の道路上を前記交差点に向かって走行するものであり、
    前記第一及び第二の車載装置は、前記自己の搭載されている公共車両の搭乗者数に関する搭乗者状況情報と、前記自己の搭載されている公共車両が定刻に対してどの程度の運行遅延が生じているかを示す遅延時間に関する遅延状況情報とを格納したアップリンク情報を送信する機能を備えており、
    前記交通信号制御手段は、前記第一の車載装置及び第二の車載装置から送信された前記アップリンク情報に含まれる前記搭乗者状況情報と遅延状況情報とに基づいて、いずれの公共車両を優先的に通過させるかを決定し、その決定結果に応じて前記信号灯器を制御すること
    を特徴とする交通信号制御システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の交通信号制御手段を備え、前記交差点近傍に設置される交通信号制御機。
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