JPWO2020012000A5 - - Google Patents

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  1. 収容対象物にコネクタ要素を固定する方法であって、前記収容対象物は、第1の建築層と、前記第1の建築層の遠位側にあるインターライニング層とを含む軽量建築要素であり、前記第1の建築層は、前記インターライニング層よりも薄く、より高密度であり、前記収容対象物は、前記コネクタ要素を収容するための取付穴を備えており、前記取付穴は、前記第1の建築層を貫通するとともに前記インターライニング層内に延在するかまたは前記インターライニング層内を貫通して延在しており、前記コネクタ要素は遠位端および近位端を有し、前記方法は、
    - 前記コネクタ要素の前記遠位端を、挿入軸に沿って挿入方向へと前記取付穴内に挿入するステップと、
    - 熱可塑性材料を含むスリーブを前記取付穴に挿入するステップとを含み、前記スリーブは前記コネクタ要素を囲むこととなり、前記方法はさらに、
    - 前記スリーブの遠位向き液化面を前記コネクタ要素の近位向き支持面に接触させるステップと、
    - エネルギを伝達して、前記スリーブの前記熱可塑性材料のうち少なくとも流動部分を液化させ、前記液化面を前記支持面に押当てて、前記流動部分のうち少なくともごく一部を径方向外向きに流動させるステップと、
    - 前記流動部分を再凝固させるステップとを含み、これにより、再凝固された前記流動部分が前記コネクタ要素を前記収容対象物に固定する、方法。
  2. 前記エネルギは機械エネルギ伝達によって伝達される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記エネルギは機械的振動によって伝達される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記エネルギは機械的回転によって伝達される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記液化面が前記スリーブの遠位端に位置する、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記エネルギは、前記スリーブの前記熱可塑性材料のうち軸方向に分離した複数の部分を連続的に液化させるために伝達される、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記収容対象物はさらに、第2の建築層を含み、前記インターライニング層が前記第1の建築層と前記第2の建築層との間に配置されており、前記第2の建築層は前記インターライニング層より高い密度を有する、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記コネクタ要素の前記遠位端は軸方向端部位置へ動かされ、前記熱可塑性材料の少なくとも一部を液化する前に前記取付穴の軸方向支持面に当接し、前記軸方向支持面は前記第2の建築層の内面である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記エネルギを伝達するステップ中に、前記コネクタ要素の遠位端または前記コネクタ要素の他の遠位向き当接面が、前記取付穴において軸方向支持面に対して保持される、請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記エネルギを伝達するステップおよび押圧するステップ中、前記コネクタ要素が実質的に静止している間、前記スリーブを近位側へ移動させる、請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 液化された前記熱可塑性材料のうち少なくとも一部が、前記コネクタ要素の本体から径方向に延在する構造を軸方向に囲むことを可能にし、その後、液化された前記熱可塑性材料を硬化させて、前記コネクタ要素と前記スリーブとの間に軸方向支持をもたらすことを可能にするステップをさらに含む、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 液化された前記熱可塑性材料の少なくとも一部が前記コネクタ要素の本体における窪みに貫入することを可能にし、その後、液化された前記熱可塑性材料を硬化させて、前記コネクタ要素と前記スリーブとの間に軸方向支持をもたらすことを可能にするステップをさらに含む、請求項1~11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記コネクタ要素は、前記収容対象物に接続されるべき対象物の噛合せ用の第2のコネクタインターフェイスと係合させるための第1のコネクタインターフェイスを含む、請求項1~12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記スリーブの前記部分を液化させている間、前記スリーブの近位端を前記挿入方向に移動させるステップをさらに含む、請求項1~13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記流動部分のうち少なくともごく一部を径方向外側へ流動させるステップは、前記流動部分のごく一部を、前記第1の建築層の直ぐ遠位側にあるとともに前記第1の建築層に隣接する空間内に導くステップを含む、請求項1~14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記近位向き支持面は径方向に対してアンダーカットを規定する、請求項1~15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記コネクタ要素は階段形状を有し、前記コネクタ要素は第1の近位向き支持面および第2の近位向き支持面を含む、請求項1~16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記コネクタ要素は、前記近位向き支持面の遠位側に距離保持構造を有しており、前記近位向き支持面は、前記エネルギを伝達するステップ中に、前記収容対象物によって規定される軸方向支持部から距離を空けて位置決めされる、請求項1~17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記スリーブは少なくとも1つの遠位側突起特徴を有し、前記コネクタ要素は、前記スリーブが前記コネクタ要素を囲んでいるとき、前記遠位側突起特徴が前記コネクタ要素の遠位端を越えて遠位側に延びることが可能となるように形作られており、前記方法は、前記液化面を前記支持面に押当てるステップの前に、前記スリーブ要素の前記熱可塑性材料の一部が液化して前記収容対象物の構造内に押込まれるまで、前記スリーブの前記遠位側突起特徴を前記収容対象物の支持構造に押当てるステップを含む、請求項1~18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記近位向き支持面は鍔部の近位面である、請求項1~19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記鍔部は前記コネクタ要素の複数の径方向突起によって構成される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記鍔部の径方向延在部は、前記スリーブの遠位端の径方向延在部よりも小さい、請求項20または21に記載の方法。
  23. 収容対象物に固定されるように構成されたコネクタ要素を含むコネクタ要素固定キットであって、前記収容対象物は、第1の建築層と、前記第1の建築層の遠位側にあるインターライニング層とを含む軽量建築要素であり、前記第1の建築層は、前記インターライニング層よりも薄く、より高い密度を有し、前記コネクタ要素は、挿入軸に沿って挿入方向へと前記収容対象物の取付穴に挿入するための遠位端付き本体を有し、前記コネクタ要素は、前記近位端の遠位側に近位向き支持面を有し、前記固定キットはさらに、個体状態の熱可塑性材料を含むスリーブを含み、前記スリーブは遠位端および近位端を有しており、前記コネクタ要素を収容して囲むように構成されている、コネクタ要素固定キット。
  24. 前記スリーブは、軸方向に分離された複数の肩部を含み、前記軸方向に分離された複数の肩部は、前記コネクタ要素のうち軸方向に分離された複数の支持面と係合して、軸方向に分離した複数の溶融領域において前記スリーブを液化させるように構成される、請求項23に記載のコネクタ要素固定キット。
  25. 前記コネクタ要素は、前記本体から前記挿入軸に対して径方向に延在する鍔部を有し、前記スリーブは遠位端に、前記鍔部の断面よりも小さい内側断面を有し、前記コネクタ要素は、前記鍔部が前記スリーブの前記遠位端と軸方向に係合する接着開始位置にまで前記スリーブ内に挿入可能である、請求項23または24に記載のコネクタ要素固定キット。
  26. 前記鍔部は、近位側および径方向内側に面する近位面を有し、近位側に開口するとともに前記本体のまわりに延在する溝が規定されている、請求項25に記載のコネクタ要素固定キット。
  27. 前記スリーブは、前記遠位端を除き、少なくともすべての軸方向位置において径方向に緩く嵌合した状態で前記コネクタ要素を囲むように構成される、請求項23から26のいずれか1項に記載のコネクタ要素固定キット。
  28. 請求項1から22のいずれか1項に記載の工程を実行するために構成された機械。
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