JPWO2019244390A1 - ヘアドライヤの吹き出し構造、ヘアドライヤ、およびヘアドライヤの使用方法 - Google Patents

ヘアドライヤの吹き出し構造、ヘアドライヤ、およびヘアドライヤの使用方法 Download PDF

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Abstract

ヘアドライヤ(1)の吹き出し構造は、第1の吹き出し口(11a)と、第1の吹き出し口(11a)から離間して配置されている第2の吹き出し口(11b)とを備える。この吹き出し構造は、第1の吹き出し口(11a)および第2の吹き出し口(11b)の配置面からヘアドライヤの想定使用距離(L)だけ離れた位置(すなわち、施術箇所の位置)において、第1の吹き出し口(11a)の正面位置と第2の吹き出し口(11b)の正面位置との間で、第1の吹き出し口(11a)から吹き出された風と、第2の吹き出し口(11)から吹き出された風とによって乱流が生じるように構成されている。

Description

本開示は、ヘアドライヤの吹き出し構造、およびこの吹き出し構造を有するヘアドライヤに関する。また、本開示は、2つの吹き出し口を有するヘアドライヤの使用方法に関する。
ヘアドライヤを用いて濡れた髪を乾燥させる場合には、より短時間で乾燥を完了させることが望まれる。例えば、特許文献1には、モータ、ファンおよびヒータ等を内蔵する本体部とスイッチ等を内蔵するハンドル部を有し、本体部およびハンドル部間の角度が調節可能なヘアードライヤーにおいて、複数の本体部で構成され、各本体部が互いに独立して角度を調整できるように構成されたヘアードライヤーが開示されている。このような構成によって、一度に広範囲の乾燥を行い、乾燥完了までの時間を短縮化することを目的としている。
特開昭59−129006号公報
濡れた髪をより効率的に乾燥させるためのヘアドライヤの構造、およびヘアドライヤを用いた髪の乾燥方法に関しては、さらなる検討の余地がある。
そこで、本発明では、より効率的に髪を乾燥させることのできるヘアドライヤの吹き出し構造およびヘアドライヤの使用方法を提供する。
本発明の一局面にかかるヘアドライヤの吹き出し構造は、第1の吹き出し口と、前記第1の吹き出し口から離間して配置されている第2の吹き出し口とを備えている。この吹き出し構造は、前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口の配置面から前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、前記第1の吹き出し口の正面位置と前記第2の吹き出し口の正面位置との間で、前記第1の吹き出し口から吹き出された風と、前記第2の吹き出し口から吹き出された風とによって乱流が生じるように構成されている。
また、本発明のもう一つの局面にかかるヘアドライヤは、上記の本発明の一局面にかかる吹き出し構造を有している。
また、本発明のもう一つの局面にかかるヘアドライヤの使用方法は、第1の吹き出し口と、前記第1の吹き出し口から離間して配置されている第2の吹き出し口とを備えているヘアドライヤの使用方法である。この方法では、前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口の配置面から前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、前記第1の吹き出し口の正面位置と前記第2の吹き出し口の正面位置との間で、前記第1の吹き出し口から吹き出された風と、前記第2の吹き出し口から吹き出された風とによって乱流を生じさせる。
本発明の一局面にかかるヘアドライヤの吹き出し構造をヘアドライヤの吹き出し口に適用することで、より効率的に髪を乾燥させることのできるヘアドライヤが得られる。本発明のもう一つの局面にかかるヘアドライヤの使用方法によれば、より効率的に髪を乾燥させることができる。
本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤの外観構成を示す斜視図である。 図1に示すヘアドライヤの外観構成を示す正面図である。 図1に示すヘアドライヤの内部構成を示すブロック図である。 図1に示すヘアドライヤの吹き出し口の構成を示す上面模式図である。 図1に示すヘアドライヤから吹き出される風の速度分布を示す模式図である。 図1に示すヘアドライヤから吹き出される風から乱流が発生する様子を示す模式図である。 第2の実施形態にかかるヘアドライヤの吹き出し口の構成を示す上面模式図である。 第3の実施形態にかかるヘアドライヤの外観構成を示す正面図である。 実施例で使用したヘアドライヤと、施術対象であるマネキンの頭部との位置関係を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
本実施形態では、本発明の一例の吹き出し構造を有するヘアドライヤ1を例に挙げて説明する。
(ヘアドライヤ1の全体構成)
先ず、本実施の形態にかかるヘアドライヤ1の全体構成について、図1および図2を用いて説明する。図1は、ヘアドライヤ1の斜視図である。図2には、ヘアドライヤ1を正面(吹き出し口側)から見たときの外観を示す平面図である。
図1に示すように、ヘアドライヤ1は、主として、本体部10と、把持部20とで構成されている。本体部10は、内部に送風機構を有しており、吸い込み口12から吸い込んだ空気を吹き出し口11(11aおよび11b)から吹き出す。
把持部20は、本体部10の下方に位置している。把持部20は、ヘアドライヤ1の使用時にユーザの持ち手となる部分である。把持部20には、操作部76(図3参照)が設けられている。ヘアドライヤ1の使用時に、ユーザが操作部76を操作することで、ヘアドライヤ1が動作を開始したり停止したりする。また、操作部76が操作されることで、吹き出し口11から吹き出す風の種類(温風/冷風)および風量などが調節される。なお、一部の操作部を本体部に設けてもよい。
図示はしていないが、把持部20の下方には、電源コードが取り付けられている。なお、本発明の別の態様では、ヘアドライヤ1はコードレスタイプであってもよい。この場合には、例えば、把持部20の内部に一次電池または二次電池が備えられている。
本明細書では、ヘアドライヤ1の各構成要素の形状および位置関係などを説明するにあたって、便宜上、ヘアドライヤ1を図1および図2などに示すようなX(X1−X2)方向(幅方向)、Y(Y1−Y2)方向(上下方向)、Z(Z1−Z2)方向(前後方向)という三方向の座標軸で規定する。
本体部10は、略直方体の外形形状を有している。本体部10のZ1側は、前面10a(吹き出し口11の配置面)を構成している。前面10aには、風の吹き出し口11が配置されている。風の吹き出し口11は、第1の吹き出し口11aと第2の吹き出し口11bという2つの吹き出し口で構成されている。本体部10のZ2側は、背面10bを構成している。背面10bには、空気の吸い込み口12が配置されている。
図2に示すように、各吹き出し口11aおよび11bは、本体部10の前面10aの左右何れかの端部に配置されている。具体的には、第1の吹き出し口11aは、前面10aを正面から見て左側(X1側)の端部に沿って配置されている。また、第2の吹き出し口11bは、前面10aを正面から見て右側(X2側)の端部に沿って配置されている。
各吹き出し口11aおよび11bは、上下方向(Y方向)に細長い形状(縦長形状)の開口部を有している。また、第1の吹き出し口11aの開口部と、第2の吹き出し口11bの開口部とは、互いに略平行に配置されている。各吹き出し口11aおよび11bの開口部がこのような形状となっていることで、ヘアドライヤ1を用いて髪を乾燥させるときに、施術箇所の髪の伸長方向に沿った方向に各開口部の長手方向を合わせることができる。
本体部10の前面10aにおいて、第1の吹き出し口11aと第2の吹き出し口11bとの間には、吹き出し口などは設けられておらず、平坦な形状となっている。
ヘアドライヤ1は、上記のような形状の吹き出し口11を有していることで、本体部10の前面10aの幅方向(X方向)の両側の端部から前方(Z1方向)へ向けて風を吹き出し、施術箇所の位置において、前面10aの中央部分の前方位置において乱流を発生させることができる。
ここで、「乱流が発生している」とは、前面10aから前方向へ向かう空気の流れ(Z1方向への空気の流れ)以外の空気の流れを有する気流が発生していることを意味する。例えば、施術箇所において髪が巻き上げられるような状態を、乱流が発生している状態ということができる。また、上記の「施術箇所の位置」とは、前面10aからヘアドライヤ1の想定使用距離Lだけ離れた位置と言い換えることもできる。
続いて、ヘアドライヤ1の内部構成を説明する。図3には、ヘアドライヤ1の内部構成を示す。ヘアドライヤ1の内部には、制御部71、ファン72、ヒータ73、イオン供給部(帯電微粒子発生装置ともいう)74、送風路(図示せず)、および操作部76などが備えられている。
制御部71は、操作部76で操作された内容に応じて、ファン72、ヒータ73、およびイオン供給部74などの動作を制御する。
ファン72は、内部にモータを有している。ヘアドライヤ1の稼働時、モータの駆動力によってファン72が回転する。これにより、本体部10内の送風路で、吸い込み口12から吹き出し口11へと向かう空気の流れが形成される。
ヒータ73は、吸い込み口12から送風路内へ取り込まれた空気を加熱する。ヘアドライヤ1の稼働時、ヒータ73が稼働することで、送風路の内部に取り込まれた空気が加熱され、吹き出し口11から温風を送出させることができる。制御部71は、ヒータ73のON/OFFを制御する。例えば、ユーザが操作部76において冷風吹き出しの運転モードを選択したときには、制御部71は、ヒータ73の運転を停止させる。これにより、吹き出し口11からは、冷風が送出される。また、制御部71は、吹き出し口11から温風と冷風とが交互に吹き出されるようにヒータ73を制御してもよい。
イオン供給部74は、吹き出し口11の近傍に配置されている。
イオン供給部74は、正(+)イオン(例えば、H(HO)(mは任意の自然数))および負(−)イオン(例えば、O (HO)(nは任意の自然数))の少なくとも何れかを発生する。ヘアドライヤ1にイオン供給部74が備えられていることで、吹き出し口11から吹き出す風にイオンを含有させることができる。吹き出し口11から吹き出す風にイオンが含まれていることで、施術される頭皮のうるおいを保つなど、頭皮環境を整えることができる。また、施術される毛髪のうるおいをキープしたり、キューティクルを引き締めたりして毛髪のダメージを抑え、トリートメント効果を得ることができる。なお、本発明の別の態様にかかるヘアドライヤでは、イオン供給部が設けられていない構成とすることもできる。
操作部76は、ユーザによって操作される。操作部76における操作情報は、制御部71へ送信される。
以上の構成により、ヘアドライヤ1を稼働させると、吹き出し口11から風が吹き出される。吹き出し口11から吹き出された風は、ユーザの施術箇所およびその近傍へ導かれる。これにより、毛髪を乾燥させることができる。
ここで、施術箇所とは、ユーザの頭部(具体的には、毛髪など)の一部分であって、ヘアドライヤ1を用いて重点的に乾燥される場所のことを意味する。例えば、ヘアドライヤ1の使用時に、本体部10の前面10aと対面している箇所が施術箇所に相当する。なお、ヘアドライヤ1の使用時、ユーザは、毛髪に対してヘアドライヤ1を移動させながら乾燥を行う。したがって、施術箇所は順次移動する。
(吹き出し口から吹き出される風について)
続いて、ヘアドライヤ1の吹き出し口11から吹き出される風の流れについて図面を参照しながら説明する。また、ヘアドライヤ1を使用して髪を乾燥させる方法についても説明する。
図4は、ヘアドライヤ1を上方側から見たとき(すなわち、Y1側からY2側を見たとき)の平面図である。図4では、本体部10の前面10aに設けられている第1の吹き出し口11aおよび第2の吹き出し口11bの配置位置を図示している。図5には、ヘアドライヤ1を用いて毛髪を乾燥させるときの施術箇所における風速分布を模式的に示す。図6には、ヘアドライヤ1を用いて毛髪を乾燥させるときの施術箇所における風の流れを模式的に示す。
図4に示すように、ヘアドライヤ1に設けられている2つの吹き出し口11aおよび11bの各吹き出し面は、本体部10の前面10aに沿って略面一となるように配置されている。そのため、各吹き出し口11aおよび11bからは、前面10aに対して略垂直な方向(Z1方向)に風が吹き出される。上述したように、第1の吹き出し口11aおよび第2の吹き出し口11bは、上下方向(Y方向)に縦長の形状を有している。そのため、第1の吹き出し口11aおよび第2の吹き出し口11bからは、幅方向(X方向)に比較的収束した状態の風が前方へ向かってそれぞれ吹き出される。
第1の吹き出し口11aおよび第2の吹き出し口11bから吹き出された風は、本体部10の前面10aから想定使用距離Lだけ離れた位置において、図5に示すような速度分布を有する。ここで、想定使用距離Lとは、毛髪の乾燥という用途にヘアドライヤ1を使用する場合に想定される吹き出し口11の配置面(すなわち、前面10a)から施術箇所(ユーザの頭部(具体的には、毛髪または頭皮))までの距離を意味する。より具体的には、想定使用距離Lは、5cm以上30cm以下の範囲内とすることができ、好ましくは、10cm以上20cm以下の範囲内とすることができる。
このような想定使用距離Lの範囲内において、各吹き出し口11aおよび11bから吹き出された風は、第1の吹き出し口11aの正面位置および第2の吹き出し口11bの正面位置における風の速度よりも、各正面位置の中央位置における風の速度が低くなっている。図5には、ヘアドライヤ1の前面10aの正面位置における高風速領域と低風速領域とを模式的に図示している。また、図5では、ヘアドライヤ1の想定使用距離L(すなわち、ユーザの頭部の近傍)における風速分布を破線の曲線形状で示している。破線が左側に位置するほど、高速であることを意味している。
また、第1の吹き出し口11aと第2の吹き出し口11bとは、2cm以上15cm以下の範囲内の間隔を有して離間していることが好ましく、4cm以上10cm以下の範囲内の間隔を有して離間していることが好ましい。この構成により、第1の吹き出し口11aの正面位置と、第2の吹き出し口11bの正面位置との間の位置において、乱流をより発生させやすくすることができる。
ヘアドライヤ1が上記のような風の吹き出し構造を有していることで、各吹き出し口11aおよび11bが配置されている前面10aからヘアドライヤ1の想定使用距離Lだけ離れた位置(すなわち、ユーザの頭部の近傍)において、吹き出し口11aおよび11bの各正面位置の間の位置で、各吹き出し口から吹き出された風によって乱流を発生させることができる。図6には、第1の吹き出し口11aの正面位置と第2の吹き出し口11bの正面位置との間で、各吹き出し口11aおよび11bから吹き出された風によって、各吹き出し口11aおよび11bから吹き出された風の間で乱流が発生する様子を示す。すなわち、ヘアドライヤの吹き出し口から想定使用距離Lだけ離れた位置において、第1の吹き出し口11aの正面位置と第2の吹き出し口11bの正面位置との間で乱流が発生している様子を示している。
ヘアドライヤ1を用いた毛髪乾燥時の施術箇所において、このような乱流が発生することによって、施術箇所の毛髪は巻き上げられ、頭皮から離れるように拡散される。これにより、濡れて束になりがちな毛髪を個々に離散させつつ、毛髪に風を当てることができる。そのため、より短時間で効率的に濡れた毛髪を乾燥させることが可能となる。
なお、ヘアドライヤ1を用いて毛髪の乾燥を行う場合には、乾燥対象となる施術箇所の毛髪の伸長方向にヘアドライヤ1の上下方向(Y方向)が沿うように、本体部10の前面10aを施術箇所に対面させることが好ましい。このようにしてヘアドライヤ1を使用することで、縦長形状の各吹き出し口11aおよび11bの長手方向を、毛髪の伸長方向に沿わせることができる。これにより、濡れて束になりがちな毛髪のそれぞれをより分散させやすくなり、濡れた毛髪をより効率的に乾燥させることができる。
(実施例)
以下では、ヘアドライヤ1を用いて、施術箇所(毛髪)の各位置間の風速差を測定した結果を示す。また、風速差の大きさと乱流の発生状況を観察した結果も併せて示す。
図9には、本実施例で使用したヘアドライヤ1と、施術対象であるマネキンの頭部との位置関係を模式的に示す。ヘアドライヤ1の消費電力は、1200ワット(W)とした。また、各吹き出し口11aおよび11b間の距離は、Y=6cmとした。また、想定使用距離Lは、X=5〜30cmとした。また、施術対象としては、マネキンの乾燥状態の毛髪を使用した。
本実施例では、吹き出し口の正面位置(高風速領域)(図9のAおよびCの位置)での風速と、各吹き出し口の中間位置(低風速領域)(図9のBの位置)での風速との差を種々に変更し、乱流の発生状況を観察した。結果を、表1に示す。表1に示すように、各速度差の場合の乱流の発生状況を、〇(良好に発生)、△(ある程度発生)、×(発生が弱い)の三段階で評価した。乱流の発生が弱い(表1の×に相当)と毛髪の乾燥時間があまり短縮されない。
Figure 2019244390
表1に示す結果から、高風速領域(位置Aまたは位置C)と低風速領域(位置B)との風速差が、4.4m/s以上あれば、低風速領域(位置B)に該当する髪の毛が浮き上がり、乾燥速度が向上することが確認できた。
高風速領域と低風速領域との風速差が、4.4m/sおよび4.5m/sであれば、図9に示す位置Aと位置Cの毛髪が高風速により頭部側に凹み、位置Bの毛髪は低風速により頭部側に位置Aと位置Cよりも凹まない。このようにして、位置Aと位置Cとの間の位置Bにおいて乱流を発生させ、位置Bの毛髪を浮き上がらせることができた。すなわち、想定使用距離Lを5cm以上30cm以下の範囲内とした場合には、高風速領域と低風速領域との風速差を4.0m/s以上とすることで、位置Bにおいて乱流を発生させることができる。高風速領域と低風速領域との風速差をより大きく(例えば、約8.0m/s以上)することで、乱流の発生効果は高まり、毛髪の乾燥時間をさらに短縮できる。
なお、想定使用距離Lを10cm以上20cm以下の範囲内とすることで、高風速領域と低風速領域との風速差が小さくなった場合であっても、乱流を発生させることができる。
(第1の実施形態のまとめ)
本実施形態にかかるヘアドライヤ1は、風の吹き出し構造を有している。この吹き出し構造は、第1の吹き出し口11aと、第1の吹き出し口11aから離間して配置されている第2の吹き出し口11bとを備えている。この吹き出し構造は、第1の吹き出し口11aおよび第2の吹き出し口11bの配置面(すなわち、前面10a)からヘアドライヤの想定使用距離Lだけ離れた位置(例えば、施術箇所の位置)において、第1の吹き出し口11aの正面位置と第2の吹き出し口11bの正面位置との間で乱流が生じるように構成されている。
この構成によれば、ヘアドライヤ1を使用した毛髪乾燥時に、施術箇所の位置で乱流が発生することによって、施術箇所の毛髪は巻き上げられ、頭皮から離れるように拡散される。これにより、濡れて束になりがちな毛髪を個々に離散させつつ、毛髪に風を当てることができる。そのため、より短時間で効率的に濡れた毛髪を乾燥させることが可能となる。
ヘアドライヤ1は、このような吹き出し構造を有していることで、ユーザが自身の毛髪を乾燥させる場合に、より高い利便性を有する。
なお、上述した実施形態では、ヘアドライヤ1の本体部10が2つの吹き出し口(すなわち、第1の吹き出し口11aおよび第2の吹き出し口11b)を有している構成を例に挙げて説明した。しかし、本発明の他の例では、2つの吹き出し口(例えば、第1の吹き出し口11aおよび第2の吹き出し口11b)を有しているアタッチメント(吹き出し構造)をヘアドライヤの本体部の前面に取り付けて使用されるという態様であってもよい。
また、上述した実施形態では、各吹き出し口11aおよび11bが縦長形状を有している例について説明した。しかし、別の構成例では、各吹き出し口は縦長形状ではなく、円形状などのように、X方向の長さとY方向の長さが略同じような形状の吹き出し口とすることもできる。この場合には、第1の吹き出し口と第2の吹き出し口との離間距離を、使用想定距離を考慮して、その吹出し口形状に適した距離を実験により見出せばよい。これにより、各吹き出し口の正面位置の間で乱流を生じさせることができる。
<第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、吹き出し口の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図7には、第2の実施形態にかかるヘアドライヤ101を示す。図7は、ヘアドライヤ101を上方側から見たとき(すなわち、Y1側からY2側を見たとき)の図である。
第2の実施形態にかかるヘアドライヤ101は、主として、本体部110と、把持部20とで構成されている。本体部110は、内部に送風機構を有しており、吸い込み口12から吸い込んだ空気を各吹き出し口111aおよび111bから吹き出す。
本体部110の内部構成については、第1の実施形態で説明した本体部10の内部構成とほぼ同様の構成が適用できる。また、把持部20の構成については、第1の実施形態で説明した把持部20の構成と同様の構成が適用できる。そのため、詳しい説明は省略する。
本体部110は、略直方体の外形形状を有している。本体部110のZ1側は、前面110a(吹き出し口111aおよび111bの配置面)を構成している。前面110aには、風の吹き出し口が配置されている。風の吹き出し口は、第1の吹き出し口111aと第2の吹き出し口111bという2つの吹き出し口で構成されている。本体部110のZ2側は、背面を構成している。背面には、空気の吸い込み口12が配置されている。
各吹き出し口111aおよび111bは、上下方向(Y方向)に細長い形状(縦長形状)の開口部を有している。第1の実施形態と同様に、第1の吹き出し口111aは、前面110aを正面から見て左側(X1側)の端部に沿って配置されている。また、第2の吹き出し口111bは、前面110aを正面から見て右側(X2側)の端部に沿って配置されている。
これにより、正面から前面110aを見たときに、第1の吹き出し口111aと、第2の吹き出し口111bとは、互いに略平行な位置関係となっている。各吹き出し口111aおよび111bがこのような形状となっていることで、ヘアドライヤ101を用いて髪を乾燥させるときに、施術箇所の髪の方向に沿った方向に各吹き出し口111aおよび111bの長手方向を合わせることができる。
第1の実施形態にかかるヘアドライヤ1では、第1の吹き出し口11aおよび第2の吹き出し口11bの各吹き出し面は、本体部10の前面10aに沿って略面一となるように配置されている。これに対して、本実施形態にかかるヘアドライヤ101では、第1の吹き出し口111aおよび第2の吹き出し口111bの各吹き出し面は、ともにやや内側に向かって風を吹き出すように構成されている。すなわち、本体部110を正面から見て左側の端部に配置されている第1の吹き出し口111aは、真正面よりもやや右に傾いた風の吹き出し方向を有している。また、本体部110を正面から見て右側の端部に配置されている第2の吹き出し口111bは、真正面よりもやや左に傾いた風の吹き出し方向を有している。
これにより、図7に示すように、各吹き出し口111aおよび111bからそれぞれ吹き出された風は、前面110aの正面側の幅方向(X方向)の中央部へ向けられる。この構成により、各吹き出し口111aおよび111bから吹き出される風が外側に拡散させることを抑制することができる。そのため、風量の損失を低減させることができる。
なお、各吹き出し口111aおよび111bの前面110aに対する傾斜角度は、想定使用距離Lだけ離れた位置において、吹き出し口111aおよび111bの各正面位置の間の位置で、各吹き出し口から吹き出された風によって乱流を発生させることができる程度とするのがよい。また、各吹き出し口から吹き出された風によって乱流を発生させることができるように、第1の吹き出し口111aと第2の吹き出し口111bと間の距離は、第1の実施形態で説明した距離(例えば、2cm以上15cm以下の距離)よりも大きくしてもよい。
<第3の実施形態>
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、吹き出し口の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態とほぼ同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図8には、第3の実施形態にかかるヘアドライヤ201を示す。図8は、ヘアドライヤ201を正面(吹き出し口側)から見たときの構成を示す平面図である。
第3の実施形態にかかるヘアドライヤ201は、主として、本体部210と、把持部20とで構成されている。本体部210は、内部に送風機構を有しており、吸い込み口12から吸い込んだ空気を各吹き出し口211aおよび211bから吹き出す。
本体部210の内部構成については、第1の実施形態で説明した本体部10の内部構成とほぼ同様の構成が適用できる。また、把持部20の構成については、第1の実施形態で説明した把持部20の構成と同様の構成が適用できる。そのため、詳しい説明は省略する。
本体部210は、略直方体の外形形状を有している。本体部210のZ1側は、前面210a(吹き出し口211aおよび211bの配置面)を構成している。前面210aには、風の吹き出し口が配置されている。風の吹き出し口は、第1の吹き出し口211aと第2の吹き出し口211bという2つの吹き出し口で構成されている。本体部210のZ2側は、背面を構成している。背面には、空気の吸い込み口12が配置されている。
また、本実施形態では、図8に示すように、第1の吹き出し口211aの吹き出し面が複数の開口部213を有している。同様に、第2の吹き出し口211bの吹き出し面が複数の開口部213を有している。図8では、第1の吹き出し口211aおよび第2の吹き出し口211bが、6個の開口部を各々有している例を示しているが、開口部の個数は5個に限定されない。また、図8では、開口部213の形状は略円形であるが、開口部の形状は円形に限定されない。
このように、本体部210に設けられている各吹き出し口211aおよび211bの吹き出し面は、複数に分割されていてもよい。
(まとめ)
本発明の一局面は、ヘアドライヤの吹き出し構造に関する。この吹き出し構造は、第1の吹き出し口と、前記第1の吹き出し口から離間して配置されている第2の吹き出し口とを備えている。この吹き出し構造は、前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口の配置面から前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、前記第1の吹き出し口の正面位置と前記第2の吹き出し口の正面位置との間で、前記第1の吹き出し口から吹き出された風と、前記第2の吹き出し口から吹き出された風とによって乱流が生じるように構成されている。
上記の本発明の一局面にかかる吹き出し構造において、前記第1の吹き出し口と、前記第2の吹き出し口とは、ヘアドライヤの幅方向(例えば、X方向)に並んで配置されており、前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口は、前記幅方向に対して交差する方向(例えば、Y方向)に長手方向を有する縦長形状となっていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる吹き出し構造は、前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、前記第1の吹き出し口の正面位置および前記第2の吹き出し口の正面位置における風の速度よりも、各正面位置の中央位置における風の速度が低くなるように構成されていてもよい。ここで、各正面位置の中央位置には、第1の吹き出し口の正面位置と第2の吹き出し口の正面位置とのちょうど中間の位置、および当該中間の位置からややずれた位置などが含まれる。
なお、前記第1の吹き出し口の正面位置および前記第2の吹き出し口の正面位置における風の速度と、各正面位置の中央位置における風の速度との差は、4.0m/s以上であることが好ましい。
上記の本発明の一局面にかかる吹き出し構造において、前記第1の吹き出し口と前記第2の吹き出し口とは、正面から見て互いに略平行に配置されていてもよい。また、互いに平行に配置された第1の吹き出し口および第2の吹き出し口の各吹き出し面は、面一になるように配置されていてもよいし、互いに内向きとなる位置に配置されていてもよい。
本発明のもう一つの局面は、ヘアドライヤに関する。このヘアドライヤは、上記の何れかの構成の吹き出し構造を有している。このようなヘアドライヤとしては、例えば、ヘアドライヤ1、101、および201などが挙げられる。
本発明のさらなる局面は、ヘアドライヤの使用方法に関する。この使用方法において、ヘアドライヤは、第1の吹き出し口と、前記第1の吹き出し口から離間して配置されている第2の吹き出し口とを備えている。このヘアドライヤの使用方法は、前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口の配置面から前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、前記第1の吹き出し口の正面位置と前記第2の吹き出し口の正面位置との間で、前記第1の吹き出し口から吹き出された風と、前記第2の吹き出し口から吹き出された風とによって乱流を生じさせる。
上記の本発明の一局面にかかるヘアドライヤの使用方法は、前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、前記第1の吹き出し口の正面位置および前記第2の吹き出し口の正面位置における風の速度よりも、各正面位置の中央位置における風の速度を低くさせることによって、前記乱流を生じさせてもよい。
なお、上記のヘアドライヤの使用方法において、前記第1の吹き出し口の正面位置および前記第2の吹き出し口の正面位置における風の速度と、各正面位置の中央位置における風の速度との差を、4.0m/s以上とすることが好ましい。
上記の本発明の一局面にかかるヘアドライヤの使用方法において、前記第1の吹き出し口と、前記第2の吹き出し口とは、ヘアドライヤの幅方向(例えば、X方向)に並んで配置されていてもよい。そして、前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口は、前記幅方向に対して交差する方向(例えば、Y方向)に長手方向を有する縦長形状となっており、前記縦長形状を、前記ヘアドライヤの使用対象である毛髪の伸長方向に沿って配置させることが好ましい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :ヘアドライヤ
10 :本体部
10a :前面
11 :吹き出し口
11a :第1の吹き出し口
11b :第2の吹き出し口
12 :吸い込み口
101 :ヘアドライヤ
110 :本体部
110a:前面
111a:第1の吹き出し口
111b:第2の吹き出し口
201 :ヘアドライヤ
210 :本体部
210a:前面
211a:第1の吹き出し口
211b:第2の吹き出し口
213 :開口部

Claims (10)

  1. ヘアドライヤの吹き出し構造であって、
    第1の吹き出し口と、
    前記第1の吹き出し口から離間して配置されている第2の吹き出し口と
    を備え、
    前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口の配置面から前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、
    前記第1の吹き出し口の正面位置と前記第2の吹き出し口の正面位置との間で、前記第1の吹き出し口から吹き出された風と、前記第2の吹き出し口から吹き出された風とによって乱流が生じるように構成されている、
    吹き出し構造。
  2. 前記第1の吹き出し口と、前記第2の吹き出し口とは、前記ヘアドライヤの幅方向に並んで配置されており、
    前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口は、前記幅方向に対して交差する方向に長手方向を有する縦長形状となっている、
    請求項1に記載の吹き出し構造。
  3. 前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、
    前記第1の吹き出し口の正面位置および前記第2の吹き出し口の正面位置における風の速度よりも、各正面位置の中央位置における風の速度が低くなるように構成されている、
    請求項1または2に記載の吹き出し構造。
  4. 前記第1の吹き出し口の正面位置および前記第2の吹き出し口の正面位置における風の速度と、各正面位置の中央位置における風の速度との差は、4.0m/s以上である、請求項3に記載の吹き出し構造。
  5. 前記第1の吹き出し口と前記第2の吹き出し口とは、正面から見て互いに略平行に配置されている、請求項1から4の何れか1項に記載の吹き出し構造。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の吹き出し構造を有しているヘアドライヤ。
  7. 第1の吹き出し口と、前記第1の吹き出し口から離間して配置されている第2の吹き出し口とを備えているヘアドライヤの使用方法であって、
    前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口の配置面から前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、
    前記第1の吹き出し口の正面位置と前記第2の吹き出し口の正面位置との間で、前記第1の吹き出し口から吹き出された風と、前記第2の吹き出し口から吹き出された風とによって乱流を生じさせる、使用方法。
  8. 前記ヘアドライヤの想定使用距離だけ離れた位置において、
    前記第1の吹き出し口の正面位置および前記第2の吹き出し口の正面位置における風の速度よりも、各正面位置の中央位置における風の速度を低くさせることによって、前記乱流を生じさせる、
    請求項7に記載の使用方法。
  9. 前記第1の吹き出し口の正面位置および前記第2の吹き出し口の正面位置における風の速度と、各正面位置の中央位置における風の速度との差を、4.0m/s以上とする、請求項7に記載の使用方法。
  10. 前記第1の吹き出し口と、前記第2の吹き出し口とは、前記ヘアドライヤの幅方向に並んで配置されており、
    前記第1の吹き出し口および前記第2の吹き出し口は、前記幅方向に対して交差する方向に長手方向を有する縦長形状となっており、
    前記縦長形状を、前記ヘアドライヤの使用対象である毛髪の伸長方向に沿うように配置させる、
    請求項7から9の何れか1項に記載の使用方法。
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