JP2019118729A - ヘアドライヤの取付具およびヘアケア装置 - Google Patents

ヘアドライヤの取付具およびヘアケア装置 Download PDF

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Abstract

【課題】使用時の快適性をより向上させることのできるヘアドライヤの取付具およびヘアケア装置を提供する。【解決手段】ヘアケア装置1は、アタッチメント(取付具)2と、ヘアドライヤ3とを備えている。アタッチメント2は、基台部(本体部)31と、突起部33とを有している。基台部(本体部)31は、ヘアドライヤ3の吹き出し口12に取り付けられる差し込み部(取付け部)34を有する。突起部33は、基台部31から突出している。また、突起部33は、施術箇所に接触する少なくとも一つの先端部を有する。突起部33は、第1の部材(棒状体41)と、第1の部材よりも熱伝導率の高い第2の部材(先端接触部42)とを有している。第2の部材(先端接触部42)は、施術箇所側に位置している。【選択図】図3

Description

本発明は、ヘアドライヤに取り付けて使用される取付具、およびヘアケア装置に関する。
ヘアドライヤは、一端の吸気口から吸入した空気を加温して他端の排気口から排出することにより、温風を放出する。使用者は、ヘアドライヤからの温風を毛髪に当てることにより、毛髪を乾燥させる。近年のヘアドライヤには、温風を吐出して髪の乾燥やセットを行うだけでなく、イオンを含んだ風を送風することにより毛髪および頭皮のケア機能を備えているものがある。このようなケア機能を有するヘアドライヤは、ヘアケア装置とも呼ばれる。
また、頭皮のマッサージを行うために、ヘアドライヤの吹き出し口に、突起を有する取付具を取り付けることも提案されている。
例えば、特許文献1には、ヘアドライヤのハウジング1に対して着脱可能なカバー体3が開示されている。カバー体3は、使用者の頭部の一部を覆うようにして使用される。
また、カバー体3は、風路内に、使用者の頭部を刺激するための頭部刺激体33を備えている。頭部刺激体33は、指を模した複数の棒状体331を有している。ヘアドライヤを使用した場合、棒状体331は使用者の頭部に接触する。
特開2017−169614号公報
このように、ヘアドライヤの使用時に、突起が頭部に接触して頭部を刺激するような構成を有する取付具では、使用時の快適性のさらなる向上が求められている。
そこで、本発明では、ヘアドライヤの使用時の快適性をより向上させることのできるヘアドライヤの取付具およびヘアケア装置を提供する。
本発明の一局面にかかる取付具は、ヘアドライヤに取り付けられる。この取付具は、取付け部を有する本体部と、前記本体部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する突起部とを備えている。前記突起部は、第1の部材と、前記第1の部材よりも熱伝導率の高い第2の部材とを有している。また、前記第2の部材は、前記施術箇所側に位置している。
また、本発明のもう一つの局面にかかるヘアケア装置は、ヘアドライヤと、本発明の一局面にかかる取付具とを備えている。
本発明の一局面にかかる取付具をヘアドライヤに取り付けることで、ヘアドライヤから吹き出す風の温冷をより感じやすくすることができ、使用時に快適性をより向上させることができる。また、本発明の一局面にかかるヘアケア装置によれば、使用時の快適性を向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかるヘアケア装置の外観構成を示す側面図である。 図1に示すヘアケア装置の構成を示す斜視図である。 図1に示すヘアケア装置を構成するアタッチメントとヘアドライヤの外観構成を示す分解斜視図である。 図3に示すアタッチメントを突起部の先端側から見た平面図である。 図3に示すアタッチメントを頭部(施術箇所)に当接させた状態を示す模式図である。 図3に示すアタッチメントの施術箇所との対向面を示す平面図である。 図3に示すアタッチメントの内部構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるヘアドライヤの内部構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかるヘアケア装置を構成するアタッチメントを突起部の先端側から見た平面図である。 本発明の第3の実施形態にかかるヘアケア装置を構成するアタッチメントを突起部の先端側から見た平面図である。 本発明の第4の実施形態にかかるヘアケア装置を構成するアタッチメントの内部構成を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態にかかるヘアケア装置を構成するアタッチメントの内部構成を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
本実施形態では、本発明の取付具の一例であるアタッチメントが取り付けられたヘアドライヤ(毛髪乾燥機)を例に挙げて説明する。なお、アタッチメントが取り付けられたヘアドライヤは、毛髪を乾燥させるという用途だけではなく、毛髪および頭皮のマッサージなどの用途にも用いられる。つまり、アタッチメントが取り付けられたヘアドライヤは、毛髪または頭皮をケアするという機能も有する。したがって、アタッチメントが取り付けられたヘアドライヤは、ヘアケア装置または頭皮ケア装置とも呼ばれる。
(ヘアケア装置およびヘアドライヤの構成)
先ず、本実施の形態にかかるヘアケア装置1の概略構成について、図1から図3を用いて説明する。図1は、ヘアケア装置1の側面図である。図2には、ヘアケア装置1を下方から見たときの構成を示す。
図1に示すように、ヘアケア装置1は、主として、アタッチメント(取付具)2と、ヘアドライヤ3とで構成されている。アタッチメント2は、ヘアドライヤ3の風の吹き出し口12(図3参照)に取り付けて使用される。図3には、アタッチメント(取付具)2をヘアドライヤ3から取り外した状態を示す。
本明細書では、ヘアケア装置1の各構成要素の形状および位置関係などを説明するにあたって、便宜上、ヘアケア装置1(並びに、アタッチメント2およびヘアドライヤ3)を図1から図3に示すようなX方向(幅方向)、Y方向(上下方向)、Z方向(前後方向)という三方向の座標軸で規定する。
アタッチメント2は、主として、基台部(本体部)31と、基台部31から突出する突起部33と、突起部33の周囲の一部を覆うように設けられたカバー部32とで構成されている。突起部33は、複数(本実施形態では、5本)の棒状体41を有しており、人の手で頭皮マッサージを行うときの手指の形状を模したような形状となっている(図2など参照)。
各棒状体41の先端には、ヘアケア装置1の使用時(施術時)にユーザの頭皮または毛髪(施術箇所)と接触する先端接触部(先端部)42が設けられている。先端接触部(先端部)42は、マッチ棒の先端のように、他の部分と比較して、やや膨らんだ球形状となっている。これにより、施術時の頭皮に対する接触部の接触面積を拡張することができる。そして、突起部33が頭皮へ接触したときの頭皮の感触をより良好なものにすることができる。アタッチメント2のより具体的な構成については、後述する。
図1に示すように、ヘアドライヤ3は、側面視において略L字形状を有する。ヘアドライヤ3の外形は、主として、プラスチックなどで形成された筐体で構成されている。筐体は、本体部10と持ち手部20とで構成されている。
ヘアドライヤ3には、Z1−Z2方向に延びる本体部10の各端部に、空気の吸い込み口11と、風の吹き出し口12とが設けられている(図3参照)。吹き出し口12の周囲には、アタッチメント2との接続部13が設けられている。
持ち手部20には、操作部21が設けられている。ヘアドライヤ3の使用時に、ユーザが操作部21を操作することで、ヘアドライヤ3が動作を開始したり停止したりする。また、操作部21が操作されることで、吹き出し口12から吹き出す風の種類(温風/冷風)および風量などが調節される。
持ち手部20の下端部(Y2方向の端部)には、電源コード22が設けられている。
図8には、ヘアドライヤ3の内部構成を示す。ヘアドライヤ3には、制御部71、ヒータ72、ファン73、イオン供給部(帯電粒子発生装置ともいう)75、接続スイッチ74、操作部21などが備えられている。
制御部71は、操作部21で操作された内容に応じて、ヒータ72、ファン73、およびイオン供給部75などの動作を制御する。
ファン73は、内部にモータを有している。ヘアドライヤ3の稼働時、モータの駆動力によってファン73が回転する。これにより、ヘアドライヤ3の内部で、吸い込み口11から吹き出し口12へと向かう空気の流れが形成される。
ヒータ72は、吸い込み口11から本体部10内へ取り込まれた空気を加熱する。ヘアドライヤ3の稼働時、ヒータ72が稼働することで、ヘアドライヤ3の内部に取り込まれた空気が加熱され、吹き出し口12から温風を送出させることができる。制御部71内には、ヒータ72による温風の加熱温度を制御するための温度制御部76が設けられている。例えば、ユーザが操作部21において冷風吹き出しの運転モードを選択したときには、温度制御部76は、ヒータ72の運転を停止させる。これにより、吹き出し口12からは、冷風が送出される。また、後述するように、温度制御部76は、アタッチメント2が取り付けられているか否かに応じて、吹き出し口12から送出される温風の温度を変更することもできる。
イオン供給部75は、吹き出し口12の近傍に配置されている。
イオン供給部75は、正(+)イオン(例えば、H(HO)(mは任意の自然数))および負(−)イオン(例えば、O (HO)(nは任意の自然数))の少なくとも何れかを発生する。ヘアドライヤ3にイオン供給部75が備えられていることで、ヘアドライヤ3から吹き出す風にイオンを含有させることができる。ヘアドライヤ3から吹き出す風にイオンが含まれていることで、施術される頭皮のうるおいを保つなど、頭皮環境を整えることができる。また、施術される毛髪のうるおいをキープしたり、キューティクルを引き締めたりして毛髪のダメージを抑え、トリートメント効果を得ることができる。なお、本発明の別の態様にかかるヘアドライヤでは、イオン供給部が設けられていない構成とすることもできる。
接続スイッチ74は、接続部13の近傍に設けられている。接続スイッチ74は、アタッチメント2などの取付具が吹き出し口12に取り付けられると、ON状態となり、アタッチメント2などの取付具が吹き出し口12から取り外されると、OFF状態となる。接続スイッチ74におけるON/OFFの情報は、制御部71へ送信される。
操作部21は、ユーザによって操作される。操作部21における操作情報は、制御部71へ送信される。
以上の構成により、ヘアドライヤ3の吹き出し口12から風を吹き出すことができる。ヘアドライヤ3の吹き出し口12を毛髪の近くに置くことで、吹き出し口12からの風を毛髪へ当てることができる。これにより、毛髪を乾燥させることができる。
本実施形態では、上記の構成を有するヘアドライヤ3の吹き出し口12にアタッチメント2が取り付けられる。ヘアドライヤ3にアタッチメント2を取り付けた状態でヘアドライヤ3を稼働させると、吹き出し口12から吹き出される風は、アタッチメント2を通過してユーザの施術箇所およびその近傍へ導かれる。
つまり、本実施形態にかかるヘアケア装置1によれば、ヘアドライヤ3から供給される風を、アタッチメント2内部の送風路を通過させて、主としてユーザの施術箇所へ送出することができる。上述したように、アタッチメント2には、先端接触部(先端部)42を有する突起部33が設けられている。そのため、ヘアケア装置1を使用するユーザは、ヘアドライヤ3から供給されるイオンを含む風を、毛髪または頭皮に当てながら、突起部33の先端接触部(先端部)42を頭皮または毛髪に接触させて施術箇所のマッサージを行うことができる。
(アタッチメントの構成)
続いて、アタッチメント2のより具体的な構成について説明する。図4、図6、および図7は、アタッチメント2を異なる方向からそれぞれ見た図である。図4は、Z1側からアタッチメント2を見た図である。図6は、Y2側からアタッチメント2を見た図である。図7は、Z−Y平面におけるアタッチメント2の断面構造を示す図である。また、図5は、アタッチメント2を施術箇所(頭部)へ当てた状態を示す模式図である。
アタッチメント2は、基台部(本体部)31、カバー部32、突起部33、差し込み部(取付け部)34、送風口35などを有している。基台部31は、略円筒形状を有している。基台部31のZ2方向側には、差し込み部34が設けられている。また、基台部31のZ1方向側には、カバー部32および突起部33が設けられている。
カバー部32は、突起部33の周囲の一部(具体的には、突起部33のY1方向側の外周部)を覆うように設けられている。ヘアケア装置1の使用時、カバー部32は、ユーザの頭部の一部(施術箇所)を覆うことのできる形状に構成されている。
突起部33は、送風口35から風の吹き出し方向へ向けて(Z1方向側へ)、基台部31から突出するように設けられている。突起部33は、複数の棒状体(第1の部材)41と、各棒状体41の先端部に位置する先端接触部(第2の部材)42とを有している。本実施形態では、複数の棒状体41は5本設けられており、人間の手指を模した形状となっている。
後述するように、棒状体41と先端接触部42とは、互いに熱伝導率の異なる材料で形成されている。ここでは、棒状体41を形成している材料を第1の材料と呼び、先端接触部42を形成している材料を第2の材料と呼ぶ。
また、各棒状体41には、カバー部32との対向面とは反対側の面(Y2方向側の面)に、溝部43が形成されている(図6参照)。溝部43は、棒状体41の一部を抉るようにして形成されている。さらに、各棒状体41の溝部43の先端部(先端接触部42との境界部近傍)には、棒状体41の一部をさらに抉って形成された切り欠き部44が形成されている。溝部43および切り欠き部44は、送風口35を通る風を、先端接触部42へ向けて優先的に送る送風路の役割を果たす。
溝部43および切り欠き部44が、ヘアドライヤ3からの風を先端接触部42へ導く送風路の役割を果たすことで、ヘアドライヤ3から温風が吹き出される場合には、先端接触部42をより効率的に温めることができる。一方、ヘアドライヤ3から冷風が吹き出される場合には、先端接触部42をより効率的に冷やすことができる。
差し込み部34は、ヘアドライヤ3の吹き出し口12の内周に嵌め込まれる。これにより、アタッチメント2をヘアドライヤ3の吹き出し口12に固定接続することができる。アタッチメント2がヘアドライヤ3の適切な位置に取り付けられると、ヘアドライヤ3の接続スイッチ74がON状態になる。
送風口35は、差し込み部(取付け部)34、基台部31、およびカバー部32の各内周面で形成されている。アタッチメント2がヘアドライヤ3の吹き出し口12に取り付けられると、ヘアドライヤ3から吹き出された風は、送風口35を通って外部へ吹き出される。
アタッチメント2がヘアドライヤ3に取り付けられた状態では、Y1側からY2側へ向かって、アタッチメント2は、カバー部32、突起部33、および送風口35の順に各部材が配置されている(図7参照)。
(突起部の構成について)
続いて、アタッチメント2の突起部33のより具体的な構成について説明する。上述したように、突起部33には、複数の棒状体41が設けられている。各棒状体41の先端には、先端接触部(先端部)42が設けられている。本実施形態では、先端接触部(先端部)42は、マッチ棒の先端のように、他の部分と比較して、やや膨らんだ球体状になっている。
各棒状体41は、第1の部材とも呼ばれる。第1の部材は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(PA)などの樹脂材料などの第1の材料で主に形成されている。なお、第1の部材は、第1の材料と、その他の材料とを混合して形成されていてもよい。
また、第1の材料は、例えば、1W/(m・K)以下の範囲内の熱伝導率を有していることが好ましい。
また、先端接触部42は、第2の部材とも呼ばれる。第2の部材は、第1の部材よりも熱伝導率が高い。すなわち、第2の部材は、第1の部材と比較して、熱が伝わりやすい。そのため、ヘアドライヤ3から温かい風が吹き出された場合には、第2の部材は第1の部材よりも温度が高くなる傾向にある。一方、ヘアドライヤ3から冷たい風が吹き出された場合には、第2の部材は第1の部材よりも温度が低くなる傾向にある。第2の部材は、施術箇所に接触するため、アタッチメント2が取り付けられたヘアケア装置1を使用するユーザは、温冷(温かさまたは冷たさ)をより感じやすい。
第2の部材は、第1の材料と比較して熱伝導率の高い第2の材料で主に形成されている。なお、第2の部材は、第2の材料と、その他の材料とを混合して形成されていてもよい。第2の材料としては、例えば、鉄、ニッケル、チタン、ステンレス、銅などの金属材料(合金材料を含む)、ダイヤモンドなどの鉱石材料、セラミックスなどの陶磁器材料などが挙げられる。
また、第2の材料は、例えば、10W/(m・K)以上の範囲内の熱伝導率を有していることが好ましい。
また、先端接触部42は、鉄などの金属で形成されたボール(球状体)の表面に、ニッケルのメッキが施されたものであってもよい。あるいは、先端接触部42は、鉄などの金属で形成されたボール(球状体)の表面に、チタン蒸着が施されたものであってもよい。
図4に示すように、先端接触部42は、棒状体41の先端部に埋め込まれるように取り付けられている。棒状体41は、先端接触部42と比較して柔らかい材料で形成されている。また、棒状体41は、ある程度の弾性を有していることが好ましい。これにより、突起部33が施術箇所に当たったときの感触を和らげ、使用時の快適性を向上させることができる。例えば、棒状体41は、PP、PSなどの弾性を有する樹脂材料で形成することができる。
また、先端接触部42は、可動部材であってもよい。すなわち、先端接触部42は、棒状体41に対して可動性を有していてもよい。例えば、可塑性の樹脂材料で形成された棒状体41の先端部(先端接触部42の保持部41a)に、金属などのある程度の剛性を有する材料で形成された球状の先端接触部42を嵌め込むことで、先端接触部42は回転可能となる。ここで、棒状体41の先端に形成された保持部41aは、球状の先端接触部42の直径よりも大きな径の空間を有している。また、保持部41aは、球状の先端接触部42の直径よりも小さな径の開口部を有している。この開口部から球状の先端接触部42を保持部41a内の空間に押し込むことで、先端接触部42が保持部41aに回転可能な状態で保持される。このようにして、可動性を有する先端接触部42を形成することができる。
続いて、複数の棒状体41の先端に設けられた各先端接触部42の配置について、図4および図5を参照しながら説明する。図5は、人の頭部Aを施術箇所として、ヘアケア装置1のアタッチメント2を施術箇所に当てた状態を示す模式である。
なお、ここで、施術箇所とは、ユーザの頭部(具体的には、頭皮または毛髪など)の一部分であって、ヘアケア装置1を用いて重点的にケアされる場所のことを意味する。例えば、ヘアケア装置1の使用時に、アタッチメント2の突起部33の各先端接触部42が接触または当接する箇所が施術箇所に相当する。なお、ヘアケア装置1の使用時、ユーザは、頭皮または毛髪に対してヘアケア装置1を移動させながらケア(施術)を行う。したがって、施術箇所は順次移動する。
図5に示すように、人の頭部Aなどの施術箇所は、湾曲面を有している。そして、アタッチメント2に設けられた複数の棒状体41の各先端部に位置する先端接触部42(第2の部材)は、施術箇所の湾曲面に沿うように配置されている。
また、図5では、球状の各先端接触部42の中心から施術箇所の表面(頭部表面の湾曲面)へ向けた垂線を、破線の矢印で示す。図5に示すように、本実施形態のアタッチメント2では、5本の棒状体41の先端に位置する各先端接触部42が、湾曲面を有する頭部Aの表面(施術箇所)へ向かうように、それぞれ配置されている。すなわち、棒状体41の先端部に部分的に嵌め込まれている先端接触部42の露出面が、仮想の湾曲面に沿って配置されているとも言える。
さらに言い換えると、本実施形態のアタッチメント2では、複数(5個)の先端接触部42のうち、中央の先端接触部42aの球体は、真下(図5中、矢印Y2方向)を向いて取り付けられている。また、中央の先端接触部42aから離れた先端接触部42ほど、中央側(内側)を向くような配置で、棒状体41の先端部に取り付けられている。
この構成によれば、頭部Aなどの湾曲した形状を有する施術箇所に対して、各先端接触部42をよりフィットさせた状態で当てることができる。また、複数の先端接触部42のそれぞれから、施術箇所に対して、比較的均等に力を加えることができる。したがって、ヘアケア装置1を使用したときの施術箇所に対し、効率よくマッサージを行うことができる。
(ヘアドライヤの温度制御について)
続いて、ヘアドライヤ3において行われるヒータ72の温度制御方法の一例を説明する。上述したように、ヘアケア装置1を構成するヘアドライヤ3には、吹き出し口12から吹き出される風の温度を制御するために、温度制御部76が備えられている。
アタッチメント2を取り付けることなくヘアドライヤ3を単体で使用するとき、ユーザは、ヘアドライヤ3の吹き出し口12を頭部から、例えば、約10cm〜約20cm程度離した状態で使用する傾向にある。また、アタッチメント2とは形状の異なる非接触式のアタッチメントをヘアドライヤ3に取り付けた場合には、アタッチメント2の使用時よりも、非接触式のアタッチメントを頭皮から離した状態でヘアドライヤ3は使用される傾向にある。これに対して、アタッチメント2が取り付けられた状態でヘアドライヤ3を使用するときには、ユーザは、アタッチメント2の先端部分を頭部に接触させて使用する。そのため、ヘアケア装置1を使用するときには、ヘアドライヤ3単体で使用されるときよりも、ヘアドライヤ3の吹き出し口12は、頭部により近い距離に位置する。
そのため、ヘアドライヤ3が温風吹き出しモードに設定されているときには、アタッチメント2が取り付けられているか否かによって、温風の温度を変更することが好ましい。つまり、ヘアドライヤ3の温度制御部76は、アタッチメント2が取り付けられている状態では、アタッチメント2が取り付けられていない状態と比較して、温風の温度の上限値を低下させることが好ましい。
これにより、吹き出し口12が頭部により近い距離に位置するアタッチメント2取付時に、ユーザが温風を熱過ぎると感じることを抑制することができる。したがって、ヘアケア装置1の使用時の快適性をより向上させることができる。
なお、温度制御部76は、接続スイッチ74から送信される検知情報に基づいて、吹き出し口12にアタッチメント2が取り付けられているかを判断することができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかるアタッチメント2は、ヘアドライヤ3に取り付けて用いられる。アタッチメント2は、基台部31と、基台部31から突出する突起部33とを有している。基台部(本体部)31は、ヘアドライヤ3の吹き出し口12に取り付けられる差し込み部(取付け部)34を有する。突起部33は、基台部31から突出している。また、突起部33は、施術箇所に接触する少なくとも一つの先端部を有する。突起部33は、第1の部材(棒状体41)と、第1の部材よりも熱伝導率の高い第2の部材(先端接触部42)とを有している。第2の部材(先端接触部42)は、施術箇所側に位置している。
以上のように、本実施形態にかかるアタッチメント2では、先端接触部42を構成する第2の部材は、棒状体41を構成する第1の部材よりも熱伝導率が高くなっている。すなわち、第2の部材は、第1の部材と比較して、熱が伝わりやすい。そのため、ヘアドライヤ3から温かい風が吹き出された場合には、第2の部材は第1の部材よりも温度が高くなる傾向にある。一方、ヘアドライヤ3から冷たい風が吹き出された場合には、第2の部材は第1の部材よりも温度が低くなる傾向にある。第2の部材は、施術箇所に接触するため、アタッチメント2が取り付けられたヘアケア装置1を使用するユーザは、温冷をより感じやすい。
したがって、本実施形態にかかるアタッチメント2によれば、ヘアドライヤ3から吹き出す風の温冷をより感じやすくすることができ、使用時に快適性をより向上させることができる。例えば、ヘアドライヤから吹き出される風の温度に応じて、アタッチメント2の先端接触部42が温かくなったり、冷たくなったりすれば、頭皮をより刺激することができ、ユーザの使用時の快適性を向上させることができる。
<第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、アタッチメント102の突起部33の先端部分の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図9には、第2の実施形態にかかるヘアケア装置1を構成するアタッチメント102の構成を示す。図9は、Z1側からアタッチメント102を見た図である。
第2の実施形態にかかるヘアケア装置1は、主として、アタッチメント(取付具)102と、ヘアドライヤ3とで構成されている。ヘアドライヤ3の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そのため、ヘアドライヤ3の詳細な説明は省略する。
アタッチメント102は、主として、基台部(本体部)31と、基台部31から突出する突起部33と、突起部33の周囲の一部を覆うように設けられたカバー部32とで構成されている。基台部31およびカバー部32は、第1の実施形態と同様の構成を有している。また、アタッチメント102は、第1の実施形態と同様に、内部に送風口35を有している。
突起部33は、第1の実施形態と同様に、複数(本実施形態では、5本)の棒状体141を有しており、人の手で頭皮マッサージを行うときの手指の形状を模したような形状となっている(図2など参照)。各棒状体141の先端には、ヘアケア装置1の使用時(施術時)にユーザの頭皮または毛髪(施術箇所)と接触する先端接触部(先端部)142が設けられている。
第1の実施形態と同様に、棒状体141は、第1の部材とも呼ばれ、先端接触部142は、第2の部材とも呼ばれる。棒状体141および先端接触部142は、それぞれ第1の実施形態と同様の材料で形成することができる。また、第1の実施形態と同様に、先端接触部142は、球形状を有している。
第1の実施形態にかかるアタッチメント2では、5本の棒状体41の先端に位置する各先端接触部42が、湾曲面を有する頭部Aの表面(施術箇所)へ向かうように、それぞれ配置されている(図5参照)。これに対して、第2の実施形態にかかるアタッチメント102は、5本の棒状体141の先端に位置する各先端接触部142は、棒状体141からの露出面が全て同じ方向を向いて配置されている。具体的には、図9において破線の矢印で示すように、棒状体141の先端部に部分的に埋め込まれている先端接触部142の露出面が、下方(図9中、Y2方向)を向くように配置されている。
上記の構成によれば、棒状体141の成形、および、棒状体141への先端接触部142の取付を、より容易に行うことができる。
<第3の実施形態>
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、アタッチメント202の突起部33の先端部分の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図10には、第3の実施形態にかかるヘアケア装置1を構成するアタッチメント202の構成を示す。図10は、Z1側からアタッチメント202を見た図である。
第3の実施形態にかかるヘアケア装置1は、主として、アタッチメント(取付具)202と、ヘアドライヤ3とで構成されている。ヘアドライヤ3の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そのため、ヘアドライヤ3の詳細な説明は省略する。
アタッチメント202は、主として、基台部(本体部)31と、基台部31から突出する突起部33と、突起部33の周囲の一部を覆うように設けられたカバー部32とで構成されている。基台部31およびカバー部32は、第1の実施形態と同様の構成を有している。また、アタッチメント202は、第1の実施形態と同様に、内部に送風口35を有している。
突起部33は、第1の実施形態と同様に、複数(本実施形態では、5本)の棒状体141を有しており、人の手で頭皮マッサージを行うときの手指の形状を模したような形状となっている(図2など参照)。本実施形態では、各棒状体141は、第2の実施形態と同様の形状を有している。しかし、本発明の別の態様では、各棒状体141は、第1の実施形態と同様の形状を有していてもよい。各棒状体141の先端には、ヘアケア装置1の使用時(施術時)にユーザの頭皮または毛髪(施術箇所)と接触する先端接触部(先端部)242が設けられている。
第1の実施形態と同様に、棒状体141は、第1の部材とも呼ばれ、先端接触部242は、第2の部材とも呼ばれる。棒状体141は、第1の実施形態と同様の材料で形成することができる。また、第1の実施形態と同様に、先端接触部142は、球形状を有している。
第1の実施形態にかかるアタッチメント2では、5本の棒状体41の先端に位置する各先端接触部42は、球形状を有している。これに対して、第3の実施形態にかかるアタッチメント202の先端接触部242は、多角形体の形状を有している。例えば、先端接触部242は、その断面が六角形状、または八角形状を有している。
先端接触部242が多角形体の形状を有していることで、ヘアケア装置1を用いた施術時に、頭皮への接触面積を大きくさせることができる。また、先端接触部242が多角形体の形状を有していることで、頭皮などの施術箇所への接着力(摩擦力)が高められる。これにより、より効率よくマッサージを行うことができる。
多角形体の先端接触部242は、第1の材料と比較して熱伝導率の高い第2の材料を使用して形成されている。例えば、先端接触部242は、多角形体に成形した樹脂材料の表面に、金属などの第2の材料をコーティングすることによって形成することができる。この樹脂材料は、第1の材料と同じ材料であってもよいし、異なる材料であってもよい。
またあるいは、先端接触部242は、第2の材料を多角形状に成形することによって形成してもよい。
各棒状体141に対する先端接触部242の配置の仕方は、第1の実施形態と同じであってもよいし、第2の実施形態と同じであってもよい。
<第4の実施形態>
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、アタッチメント302の突起部333の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図11には、第4の実施形態にかかるヘアケア装置1を構成するアタッチメント302の構成を示す。図11は、Z−Y平面におけるアタッチメント302の断面構造を示す図である。
第4の実施形態にかかるヘアケア装置1は、主として、アタッチメント(取付具)302と、ヘアドライヤ3とで構成されている。ヘアドライヤ3の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そのため、ヘアドライヤ3の詳細な説明は省略する。
アタッチメント302は、基台部(本体部)31、カバー部32、突起部333、差し込み部(取付け部)34、送風口35などを有している。基台部(本体部)31、カバー部32、差し込み部(取付け部)34、および送風口35は、第1の実施形態と同様の構成を有している。
突起部333は、第1の実施形態と同様に、複数(本実施形態では、5本)の棒状体341を有しており、人の手で頭皮マッサージを行うときの手指の形状を模したような形状となっている(図2など参照)。各棒状体341の先端には、ヘアケア装置1の使用時(施術時)にユーザの頭皮または毛髪(施術箇所)と接触する先端接触部(先端部)342が設けられている。
第1の実施形態と同様に、棒状体341は、第1の部材とも呼ばれ、先端接触部342は、第2の部材とも呼ばれる。棒状体341および先端接触部342は、それぞれ第1の実施形態と同様の材料で形成することができる。また、第1の実施形態と同様に、先端接触部342は、球形状を有している。
第1の実施形態にかかるアタッチメント2では、各棒状体41における施術箇所との対向面には、溝部43が形成されている(図6参照)。これに対して、第4の実施形態にかかるアタッチメント302では、各棒状体341の内部に空洞343が形成されている。図11に示すように、この空洞343は、棒状体341の付け根部分(Z2側)から先端部(Z1)にまで延びている。空洞343の先端部は、先端接触部342の表面の一部にまで到達している。
この空洞343は、送風口35を通る風を、先端接触部342へ向けて優先的に送る送風路の役割を果たす。空洞343が、ヘアドライヤ3からの風を先端接触部342へ導く送風路の役割を果たすことで、ヘアドライヤ3から温風が吹き出される場合には、先端接触部342をより効率的に温めることができる。一方、ヘアドライヤ3から冷風が吹き出される場合には、先端接触部342をより効率的に冷やすことができる。
<第5の実施形態>
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態では、アタッチメント402の突起部433の構成が第4の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第4の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第4の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図12には、第5の実施形態にかかるヘアケア装置1を構成するアタッチメント402の構成を示す。図12は、Z−Y平面におけるアタッチメント402の断面構造を示す図である。
アタッチメント402は、基台部(本体部)31、カバー部32、突起部433、差し込み部(取付け部)34、送風口35などを有している。基台部(本体部)31、カバー部32、差し込み部(取付け部)34、および送風口35は、第1の実施形態と同様の構成を有している。
第4の実施形態にかかるアタッチメント302では、各棒状体341の内部に空洞343が形成され、この空洞343が、先端接触部342へ風を送る送風路の役割を果たしている(図11参照)。これに対して、第5の実施形態にかかるアタッチメント402では、各棒状体441における施術箇所との対向面に、溝部443が形成されている。溝部443は、第1の実施形態の溝部43と類似した構成であるが、先端部側の構成が溝部43とは異なっている。棒状体441の先端部側では、溝部443は、開口部444と連通している。開口部444は、棒状体441の内部を貫通して先端接触部442の表面の一部にまで延びている。
この溝部443および開口部444は、送風口35を通る風を、先端接触部442へ向けて優先的に送る送風路の役割を果たす。溝部443および開口部444が、ヘアドライヤ3からの風を先端接触部442へ導く送風路の役割を果たすことで、ヘアドライヤ3から温風が吹き出される場合には、先端接触部442をより効率的に温めることができる。一方、ヘアドライヤ3から冷風が吹き出される場合には、先端接触部442をより効率的に冷やすことができる。
(まとめ)
本発明の一局面は、ヘアドライヤに取り付けられる取付具(例えば、アタッチメント2・102・202・302・402)に関する。この取付具は、本体部(例えば、基台部31)と、突起部(例えば、突起部33・333・433)とを有している。本体部は、ヘアドライヤの吹き出し口に取り付けられる取り付け部(例えば、差し込み部34)を有する。突起部は、本体部から突出している。また、突起部は、施術箇所に接触する少なくとも一つの先端部を有する。突起部は、第1の部材(例えば、棒状体41・141・341・441)と、第1の部材よりも熱伝導率の高い第2の部材(例えば、先端接触部42・142・242・342・442)とを有している。第2の部材は、施術箇所側に位置している。
上記の本発明の一局面にかかる取付具において、前記第2の部材は、前記先端部の少なくとも一部を形成し、前記第2の部材は、球体、多角形体、および柱状体のうちの何れかであってもよい。
第2の部材を球体とすることで、加工を容易に行うことができる。また、第2の部材を多角形体とすることで、施術箇所への接触面積を大きくすることができる。また、第2の部材を柱状体とし、回転可能な構成とすることで、突起部にローラ状の先端部を形成することができる。柱状体としては、例えば、円柱体、角柱体などが挙げられる。
上記の本発明の一局面にかかる取付具において、前記突起部は、前記先端部を有する複数の棒状体(例えば、棒状体41・141・341・441)を有し、かつ、前記複数の棒状体の各先端部(例えば、先端接触部42・242・342・442)は、前記第2の部材で形成されており、前記第2の部材で形成された各先端部は、湾曲面を有する前記施術箇所へ向かうようにそれぞれ配置されていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる取付具において、前記突起部には、前記先端部を形成する前記第2の部材へ向けて風を送る送風路(例えば、溝部43および切り欠き部44、空洞343、並びに溝部443および開口部444)が設けられていてもよい。また、別の構成として、上述の第1の実施形態および第5の実施形態において、棒状体が溝部を有しておらず、先端接触部を保持する保持部に孔や切欠きを設けることによって、送風路を形成することもできる。
上記の本発明の一局面にかかる取付具において、前記第2の部材は、可動部材であってもい。
上記の本発明の別の局面は、ヘアドライヤに取り付けられる取付具(例えば、アタッチメント2・102・202・302・402)に関する。この取付具は、本体部(例えば、基台部31)と、突起部(例えば、突起部33・333・433)とを有している。本体部は、ヘアドライヤの吹き出し口に取り付けられる取り付け部(例えば、差し込み部34)を有する。突起部は、本体部から突出している。また、突起部は、施術箇所に接触する少なくとも一つの先端部を有する。そして、前記突起部の少なくとも一部は、金属材料で形成されている。
上記の本発明の別の局面にかかる取付具において、例えば、前記先端部が金属材料で形成されていることが好ましい。この構成の取付具をヘアドライヤに取り付けることで、ヘアドライヤから吹き出す風の温冷をより感じやすくすることができる。
本発明のもう一つの局面は、ヘアドライヤと、上記の何れかの取付具とを備えているヘアケア装置に関する。
上記の本発明もう一つの局面にかかるヘアケア装置において、前記ヘアドライヤ(例えば、ヘアドライヤ3)には、風の温度を制御する温度制御部(例えば、温度制御部76)が設けられていてもよい。そして、前記温度制御部は、前記取付具が取り付けられた状態では、前記取付具が取り付けられていない状態のときと比較して、風の温度の上限値を低下させることが好ましい。この構成によれば、使用時の快適性をより向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :ヘアケア装置
2 :アタッチメント(取付具)
3 :ヘアドライヤ
11 :吸い込み口
12 :吹き出し口
31 :基台部(本体部)
32 :カバー部
33 :突起部
35 :送風口
41 :棒状体(第1の部材)
42 :先端接触部(第2の部材)
43 :溝部(送風路)
44 :切り欠き部(送風路)
76 :温度制御部
102:アタッチメント(取付具)
141:棒状体(第1の部材)
142:先端接触部(第2の部材)
202:アタッチメント(取付具)
242:先端接触部(第2の部材)
302:アタッチメント(取付具)
333:突起部
341:棒状体(第1の部材)
342:先端接触部(第2の部材)
343:空洞(送風路)
402:アタッチメント(取付具)
433:突起部
441:棒状体(第1の部材)
442:先端接触部(第2の部材)
443:溝部(送風路)
444:開口部(送風路)

Claims (8)

  1. ヘアドライヤの取付具であって、
    取付け部を有する本体部と、
    前記本体部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する突起部と
    を備え、
    前記突起部は、第1の部材と、前記第1の部材よりも熱伝導率の高い第2の部材とを有しており、
    前記第2の部材は、前記施術箇所側に位置している、取付具。
  2. 前記第2の部材は、前記先端部の少なくとも一部を形成し、
    前記第2の部材は、球体、多角形体、および柱状体のうちの何れかである、
    請求項1に記載の取付具。
  3. 前記突起部は、前記先端部を有する複数の棒状体を有し、かつ、
    前記複数の棒状体の各先端部は、前記第2の部材で形成されており、
    前記第2の部材で形成された各先端部は、湾曲面を有する前記施術箇所へ向かうようにそれぞれ配置されている、
    請求項2に記載の取付具。
  4. 前記突起部には、前記先端部を形成する前記第2の部材へ向けて風を送る送風路が設けられている、
    請求項1から3の何れか1項に記載の取付具。
  5. 前記第2の部材は、可動部材である、請求項1から4の何れか1項に記載の取付具。
  6. ヘアドライヤの取付具であって、
    取付け部を有する本体部と、
    前記本体部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する突起部と
    を備え、
    前記突起部の少なくとも一部は、金属材料で形成されている、取付具。
  7. ヘアドライヤと、
    請求項1から6の何れか1項に記載の取付具と
    を備えているヘアケア装置。
  8. 前記ヘアドライヤには、風の温度を制御する温度制御部が設けられており、
    前記温度制御部は、前記取付具が取り付けられた状態では、前記取付具が取り付けられていない状態のときと比較して、風の温度の上限値を低下させる、
    請求項7に記載のヘアケア装置。
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