JP2019146677A - 頭皮ケア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時の快適性をより向上させることのできる頭皮ケア装置を提供する。【解決手段】頭皮ケア装置1は、把持部(本体部)3と、頭皮刺激部2とを備えている。把持部(本体部)3は、ファン(送風機)などを有する。頭皮刺激部2は、付け根部31(31aおよび31b)と、複数の棒状部材41aおよび41bとを備えている。付け根部31は、把持部3と接続される。複数の棒状部材41aおよび41bは、付け根部31から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有している。複数の棒状部材41aおよび41bのうちの少なくとも一つの棒状部材(例えば、第1棒状部材41a)の先端部には、棒状部材の本体部分よりも熱伝導率の高い伝熱部42が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、頭皮ケア装置に関する。
近年のヘアドライヤには、温風を吐出して髪の乾燥やセットを行うだけでなく、イオンを含んだ風を送風することにより毛髪および頭皮のケア機能を備えているものがある。このようなケア機能を有するヘアドライヤは、頭皮ケア装置とも呼ばれる。また、ドライヤの機能を有することなく、イオンを含んだ風を送りながら、弾性を有する突起を頭皮または毛髪に当接させてマッサージを行う頭皮ケア装置も提案されている。
例えば、特許文献1には、ヘアドライヤのハウジング1に対して着脱可能なカバー体3が開示されている。カバー体3は、使用者の頭部の一部を覆うようにして使用される。
また、カバー体3は、風路内に、使用者の頭部を刺激するための頭部刺激体33を備えている。頭部刺激体33は、指を模した複数の棒状体331を有している。ヘアドライヤを使用した場合、棒状体331は使用者の頭部に接触する。
特開2017−169614号公報
このように、使用時に突起が頭部に接触して頭部を刺激するような構成を有する頭皮ケア装置では、使用時の快適性のさらなる向上が求められている。
そこで、本発明では、使用時の快適性をより向上させることのできる頭皮ケア装置を提供する。
本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置は、送風機を有する本体部と、前記本体部と接続される少なくとも一つの付け根部と、前記付け根部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する複数の棒状部材とを備えている。そして、前記複数の棒状部材のうちの少なくとも一つの棒状部材の前記先端部には、前記棒状部材よりも熱伝導率の高い伝熱部が設けられている。
また、本発明のもう一つの局面にかかる頭皮ケア装置は、送風機および帯電微粒子発生部を有する本体部と、前記本体部と接続される少なくとも一つの付け根部と、前記付け根部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する複数の棒状部材とを備えている。そして、前記複数の棒状部材の前記先端部には、前記棒状部材よりも熱伝導率の高い伝熱部が設けられている。
本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置によれば、複数の棒状部材のうちの少なくとも一つの棒状部材の先端部に伝熱部が設けられていることで、送風機からの風の温冷をより感じやすくすることができ、使用時の快適性をより向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかる頭皮ケア装置の外観構成を示す斜視図である。 図1に示す頭皮ケア装置の外観構成を示す側面図である。 図1に示す頭皮ケア装置の構成を示す断面図である。 図1に示す頭皮ケア装置の第1棒状部材の内部構成を示す部分断面図である。 図1に示す頭皮ケア装置の第1棒状部材の施術箇所との対向面を示す平面図である。 図1に示す頭皮ケア装置の内部構成を示すブロック図である。 第2の実施形態にかかる頭皮ケア装置の外観構成を示す斜視図である。 第3の実施形態にかかる頭皮ケア装置の構成を示す断面図である。 第4の実施形態にかかる頭皮ケア装置の外観構成を示す斜視図である。 第5の実施形態にかかる頭皮ケア装置の内部構成を示すブロック図である。 第1の変形例にかかる頭皮ケア装置の第1棒状部材の内部構成を示す部分断面図である。 第2の変形例にかかる頭皮ケア装置の第1棒状部材の内部構成を示す部分断面図である。 第3の変形例にかかる頭皮ケア装置の第1棒状部材の構成を示す部分断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
本実施形態では、頭皮を刺激するための突起(棒状部材)を有する頭皮ケア装置を例に挙げて説明する。本実施形態にかかる頭皮ケア装置は、頭皮をマッサージしたりイオンを供給したりすることによって頭皮環境を整えるなどの用途に用いられる。
(頭皮ケア装置の全体構成)
先ず、本実施の形態にかかる頭皮ケア装置1の全体構成について、図1および図2を用いて説明する。図1は、頭皮ケア装置1を下方から見た状態を示す斜視図である。図2には、頭皮ケア装置1を横から見たときの状態を示す側面図である。
図1に示すように、頭皮ケア装置1は、主として、頭皮刺激部2と、把持部(本体部)3とで構成されている。頭皮刺激部2は、把持部3の先端部に取り付けて使用される。頭皮刺激部2は、把持部3から取り外し可能に構成されていてもよいし、把持部3に取り外し不可能な状態で連結されていてもよい。
本明細書では、頭皮ケア装置1の各構成要素の形状および位置関係などを説明するにあたって、便宜上、頭皮ケア装置1を図1および図2などに示すようなX方向(幅方向)、Y方向(上下方向)、Z方向(前後方向)という三方向の座標軸で規定する。
本実施形態にかかる頭皮ケア装置1は、コードレスタイプであり、内部に一次電池または二次電池を備えている。しかし、本発明の別の態様では、頭皮ケア装置1は、電源コードを有していてもよい。
頭皮刺激部2は、2つの部材31・31で構成されている。これらの部材は、人の手のひらを模した形状に構成されているため、掌型突起31・31と呼ばれる。2つの掌型突起31・31は、把持部3の先端部分に幅方向(X方向)に並んで取り付けられている。
頭皮ケア装置1の先端側(Z1側)から見て右側(X1側)の掌型突起31は、右側付け根部31aと、複数(本実施形態では、3本)の棒状部材(棒状部材41aを2本、および41bを1本)とを有している。頭皮ケア装置1の先端側(Z1側)から見て左側(X2側)の掌型突起31は、左側付け根部31bと、複数(本実施形態では、3本)の棒状部材(棒状部材41aを2本、および41bを1本)とを有している。
このように、掌型突起31は、付け根部31aまたは31bと、付け根部から突出する複数の棒状部材41aおよび41bとを有しており、人の手で頭皮マッサージを行うときの手指の形状を模したような形状となっている。
各付け根部31aおよび31bは、把持部3の先端に位置する接続部34に取り付けられている。各付け根部31aおよび31bは、接続部34からユーザが取り外し可能に構成されていてもよいし、ユーザが取り外しできないように連結されていてもよい。各付け根部31aおよび31bは、上方(Y1側)に向かって凸形となる湾曲した板状の形状を有している。付け根部31aおよび31bがこのような湾曲した形状を有していることで、各棒状部材41aおよび41bの先端部へ向けて風を効率よく導くことできる。
付け根部31aおよび31bは、弾性を有している。具体的には、付け根部31aおよび31bは、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(PA)などの弾性を有する樹脂材料で形成されている。
また、付け根部31aおよび31bは、接続部34を基点として上下方向(Y方向)および左右方向(X方向)にある程度の可動性を有していてもよい。例えば、接続部34は、シリコン樹脂などの弾性を有する素材を有しており、付け根部31aおよび31bは、この弾性を有する素材中に嵌め込まれていてもよい。これにより、頭皮刺激部2の先端部が頭皮へ接触したときの衝撃を和らげ、ユーザが感じる頭皮の感触をより良好なものにすることができる。
各棒状部材41aおよび41bの先端には、頭皮ケア装置1の使用時(施術時)にユーザの頭皮または毛髪(施術箇所)と接触する先端部が設けられている。先端部は、マッチ棒の先端のように、他の部分と比較して、やや膨らんだ球形状となっている。これにより、施術時の頭皮に対する接触部の接触面積を拡張することができる。そして、頭皮刺激部2が頭皮へ接触したときの頭皮の感触をより良好なものにすることができる。
ここで、施術箇所とは、ユーザの頭部(具体的には、頭皮または毛髪など)の一部分であって、頭皮ケア装置1を用いて重点的にケアされる場所のことを意味する。例えば、頭皮ケア装置1の使用時に、各棒状部材41aおよび41bの先端部が接触または当接する箇所が施術箇所に相当する。なお、頭皮ケア装置1の使用時、ユーザは、頭皮または毛髪に対して頭皮ケア装置1を移動させながらケア(施術)を行う。したがって、施術箇所は順次移動する。
なお、本実施形態にかかる頭皮ケア装置1の頭皮刺激部2は、2種類の棒状部材(すなわち、第1棒状部材41aおよび第2棒状部材41b)を有している。各棒状部材41aおよび41bの具体的な構成については、後述する。
把持部3は、図1に示すように、Z方向に延びる略直方体形状の部材である。把持部3の外形は、主として、プラスチックなどで形成された筐体で構成されている。
把持部3には、その長手方向(Z方向)のZ2側の端部に、空気の吸い込み口(図示せず)が設けられ、Z1側の端部に、風の吹き出し口35が設けられている。吹き出し口35の近傍には、頭皮刺激部2との接続部34が設けられている。
把持部3の一側面には、操作部21が設けられている(図2参照)。頭皮ケア装置1の使用時に、ユーザが操作部21を操作することで、頭皮ケア装置1が動作を開始したり停止したりする。また、操作部21が操作されることで、吹き出し口35から吹き出す風の種類(温風/冷風)および風量などが調節される。
図3には、把持部3の内部構成を示す。図3は、頭皮ケア装置1をYZ平面で切断したときの把持部3の内部を示す断面図である。把持部3内には、制御部71(図6参照)、ファン72、ヒータ73(図6参照)、イオン供給部(帯電微粒子発生装置ともいう)75、送風路76などが備えられている。
制御部71は、操作部21で操作された内容に応じて、ファン72、ヒータ(加熱部)72、およびイオン供給部75などの動作を制御する。
ファン72は、内部にモータを有している。頭皮ケア装置1の稼働時、モータの駆動力によってファン72が回転する。これにより、把持部3内の送風路76で、吸い込み口から吹き出し口35へと向かう空気の流れが形成される。
ヒータ73は、吸い込み口から把持部3内へ取り込まれた空気を加熱する。頭皮ケア装置1の稼働時、ヒータ73が稼働することで、把持部3の内部に取り込まれた空気が加熱され、吹き出し口35から温風を送出させることができる。制御部71は、ヒータ73のON/OFFを制御する。例えば、ユーザが操作部21において冷風吹き出しの運転モードを選択したときには、制御部71は、ヒータ73の運転を停止させる。これにより、吹き出し口35からは、冷風が送出される。また、制御部71は、吹き出し口35から温風と冷風とが交互に吹き出されるようにヒータ73を制御してもよい。
イオン供給部75は、吹き出し口35の近傍に配置されている。
イオン供給部75は、正(+)イオン(例えば、H(HO)(mは任意の自然数))および負(−)イオン(例えば、O (HO)(nは任意の自然数))の少なくとも何れかを発生する。把持部3にイオン供給部75が備えられていることで、把持部3から吹き出す風にイオンを含有させることができる。把持部3から吹き出す風にイオンが含まれていることで、施術される頭皮のうるおいを保つなど、頭皮環境を整えることができる。また、施術される毛髪のうるおいをキープしたり、キューティクルを引き締めたりして毛髪のダメージを抑え、トリートメント効果を得ることができる。なお、本発明の別の態様にかかる頭皮ケア装置では、イオン供給部が設けられていない構成とすることもできる。
操作部21は、ユーザによって操作される。操作部21における操作情報は、制御部71へ送信される。
以上の構成により、頭皮ケア装置1を稼働させると、吹き出し口35から吹き出される風は、頭皮刺激部2を通過してユーザの施術箇所およびその近傍へ導かれる。
つまり、本実施形態にかかる頭皮ケア装置1によれば、把持部3から供給される風を、掌型突起31の付け根部31aおよび31bの湾曲面、および各棒状部材41aおよび41bを通過させて、主としてユーザの施術箇所へ送出することができる。各棒状部材41aおよび41bには、略球状に膨らんだ先端部が設けられている。そのため、頭皮ケア装置1を使用するユーザは、把持部3から供給されるイオンを含む風を、毛髪または頭皮に当てながら、各棒状部材41aおよび41bの先端部を頭皮または毛髪に接触させて施術箇所のマッサージを行うことができる。
また、本実施形態では、頭皮刺激部2が、付け根部31aと付け根部31bという2つの構成部材に分かれているので、押さえつけると各構成部材の間隔が開き、押さえつける力を抜くとこの間隔が狭まるような弾性を持たせることができる。これにより、揉むような感じのマッサージを行うことができる。
(頭皮刺激部の構成)
続いて、頭皮刺激部2のより具体的な構成について説明する。図4および図5には、頭皮刺激部2の第1棒状部材41aのより詳細な構成を示す。
上述したように、頭皮刺激部2は、2つの掌型突起31・31で構成されている。各掌型突起31は、付け根部31aまたは31bと、付け根部から突出する第1棒状部材41aと、付け根部から突出する第2棒状部材41bとを有している。各棒状部材41aおよび41bの先端部は、マッチ棒の先端のように、他の部分と比較して、やや膨らんだ球体状になっている。なお、2つの掌型突起31・31は、付け根部31aと31bとがU字型に連結されていてもよい。
具体的には、頭皮刺激部2の先端部側(Z1側)から見て右側(X1側)の掌型突起31は、右側付け根部31aと、右側付け根部31aから突出する3本の棒状部材とを有している。本実施形態では、3本の棒状部材のうち、2本が第1棒状部材41aであり、1本が第2棒状部材41bである。3本の棒状部材は、略X方向に並んで配置されている。そして、2本の第1棒状部材41aは、1本の第2棒状部材41bの外側(図1では、X1側)に配置されている。
また、頭皮刺激部2の先端部側(Z1側)から見て左側(X2側)の掌型突起31は、左側付け根部31bと、左側付け根部31bから突出する3本の棒状部材とを有している。右側の掌型突起31と同様に、本実施形態では、3本の棒状部材のうち、2本が第1棒状部材41aであり、1本が第2棒状部材41bである。3本の棒状部材は、略X方向に並んで配置されている。そして、2本の第1棒状部材41aは、1本の第2棒状部材41bの外側(図1では、X2側)に配置されている。
なお、ここで説明する第1棒状部材41aおよび第2棒状部材41bの数および配置の方法は一例であり、本発明の別の態様では、他の数および配置方法も可能である。
第1棒状部材41aは、先端部に伝熱部42を有している。伝熱部42は、第1棒状部材41aの本体部分よりも熱伝導率が高くなっている。すなわち、第1棒状部材41aは、互いに熱伝導率の異なる2種類の材料で形成されている。
第1棒状部材41aの本体部分は、第1の部材とも呼ばれる。第1の部材は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(PA)などの樹脂材料などの第1の材料で主に形成されている。第1の部材は、付け根部31aおよび31bと同じ材料で、一体的に形成されていてもよい。
また、第1の材料は、例えば、1W/(m・K)以下の範囲内の熱伝導率を有していることが好ましい。
また、伝熱部42は、第2の部材とも呼ばれる。第2の部材は、第1の部材よりも熱伝導率が高い。すなわち、第2の部材は、第1の部材と比較して、熱が伝わりやすい。そのため、把持部3の吹き出し口35から温かい風が吹き出された場合には、第2の部材は第1の部材よりも温度が高くなる傾向にある。一方、把持部3の吹き出し口35から冷たい風が吹き出された場合には、第2の部材は第1の部材よりも温度が低くなる傾向にある。第2の部材は、施術箇所に接触するため、頭皮ケア装置1を使用するユーザは、温冷(温かさまたは冷たさ)をより感じやすい。なお、伝熱部42は、高熱伝導率部と呼ぶこともできる。
第2の部材は、第1の材料と比較して熱伝導率の高い第2の材料で主に形成されている。なお、第2の部材は、第2の材料と、その他の材料とを混合して形成されていてもよい。第2の材料としては、例えば、鉄、ニッケル、チタン、ステンレス、銅などの金属材料(合金材料を含む)などが挙げられる。しかし、第2の材料として、ダイヤモンドなどの鉱石材料、セラミックスなどの陶磁器材料などの金属材料以外の材料を用いることも可能である。
また、第2の材料は、例えば、10W/(m・K)以上の範囲内の熱伝導率を有していることが好ましい。
また、伝熱部42は、鉄などの金属で形成されたボール(球状体)の表面に、ニッケルのメッキが施されたものであってもよい。あるいは、伝熱部42は、鉄などの金属で形成されたボール(球状体)の表面に、チタン蒸着が施されたものであってもよい。
図4に示すように、伝熱部42は、第1棒状部材41aの先端部に埋め込まれるように取り付けられている。第1棒状部材41aの本体部分(第1の部材)は、伝熱部42と比較して柔らかい材料で形成されている。また、第1の部材は、ある程度の弾性を有していることが好ましい。これにより、頭皮刺激部2が施術箇所に当たったときの感触を和らげ、使用時の快適性を向上させることができる。
また、伝熱部42は、可動部材であってもよい。すなわち、伝熱部42は、第1棒状部材41aの本体部分(第1の部材)に対して可動性を有していてもよい。例えば、可塑性の樹脂材料で形成された第1の部材の先端部(保持部41c:図4参照)に、金属などのある程度の剛性を有する材料で形成された球状の伝熱部42を嵌め込むことで、伝熱部42は回転可能となる。このようにして、可動性を有する伝熱部42を形成することができる。
また、図5に示すように、第1棒状部材41aの本体部分には、施術箇所との対向面(Y2方向側の面)に、溝部45が形成されている。溝部45は、第1棒状部材41aの一部を抉るようにして形成されている。さらに、各第1棒状部材41aの溝部45の先端部(伝熱部42との境界部近傍)には、第1棒状部材41aの一部をさらに抉って形成された切り欠き部46が形成されている(図4および図5参照)。溝部45および切り欠き部46は、吹き出し口35から吹き出された風を、伝熱部42へ向けて優先的に送る送風路の役割を果たす。
溝部45および切り欠き部46が、把持部3からの風を伝熱部42へ導く送風路の役割を果たすことで、把持部3から温風が吹き出される場合には、伝熱部42をより効率的に温めることができる。一方、把持部3から冷風が吹き出される場合には、伝熱部42をより効率的に冷やすことができる。
次に、第2棒状部材41bの構成について説明する。第1棒状部材41aとは異なり、第2棒状部材41bには、伝熱部42は設けられていない。すなわち、第2棒状部材41bは、その略全体が伝熱部42よりも熱伝導率の低い第1の部材で形成されている。第1の部材は、第1棒状部材41aと同様に第1の材料で形成されている。
第2棒状部材41bの先端部は、他の部分と比較して、やや膨らんだ球体状になっており、頭皮刺激部2の使用時に施術箇所に当接する。
なお、第2棒状部材41bの先端部の内部には、センサ43が埋め込まれている。センサ43の種類としては、例えば、水分センサ、油分センサ、カメラ(画像センサ)、および感圧センサなどが挙げられる。これらの各種センサのうち、1種類または複数種類のセンサを適宜選択して、センサ43を構成することができる。
センサ43が感圧センサである場合には、頭皮ケア装置1の使用時における頭皮刺激部2の往復回数を測定することができる。これにより、頭皮ケア装置1によるマッサージの回数を計測することができる。なお、感圧センサは、第2棒状部材41bの先端部ではなく、付け根部31aおよび31bの根元(すなわち、接続部34との接続箇所の近傍)に取り付けてもよい。
また、センサ43が水分センサまたは油分センサである場合には、ユーザの施術箇所(すなわち、頭皮、毛髪など)に含まれる水分または油分の量を測定することができる。これにより、ユーザの頭皮環境を予測することができる。
また、センサ43がカメラである場合には、頭皮ケア装置1の使用時に施術箇所(すなわち、ユーザの頭皮または毛髪)を撮影することができる。これにより、ユーザの頭皮または毛髪の状態を観察することができる。
また、センサ43は、ジャイロセンサまたは角速度センサであってもよい。この場合、頭皮ケア装置1の使用時における棒状部材41bの先端部の向きを測定することができる。これにより、ユーザが頭皮ケア装置1を適切に使っているか否かを判定することができる。
以上のように、本実施形態にかかる頭皮ケア装置1には、第1棒状部材41aと第2棒状部材41bという2種類の突起が設けられている。そして、第1棒状部材41aが伝熱部42を有することで、使用時のユーザの快適性を向上させることができるとともに、第2棒状部材41bがセンサ43を有することで、施術箇所の状態やユーザの使用状態に関する情報を取得することができる。
(頭皮ケア装置1の制御について)
続いて、センサ43によって取得された検知情報およびタイマ81などを用いて、頭皮ケア装置1の運転を制御する方法について、以下に説明する。図6は、頭皮ケア装置1の内部構成を示すブロック図である。図6には、制御部71を中心とした頭皮ケア装置1の運転制御に関連する構成部材を主に図示している。
図6に示すように、頭皮ケア装置1は、制御部71、ファン72、ヒータ73、イオン供給部75、センサ43、および操作部21などを備えている。制御部71内には、タイマ81、メモリ82などが設けられている。
タイマ81は、時計の機能を有しており、必要に応じて、制御部71内で行われる処理の時間、頭皮ケア装置1内の各構成部材の動作時間などを計測する。タイマ81が設けられていることで、頭皮ケア装置1の稼働時間を計測することができる。例えば、制御部71からの指令にしたがって、タイマ81は、1回ごとの使用時間(稼働時間)を計測することができる。また、タイマ81が備えられていることで、ユーザが使用前に所定時間を設定しておき、頭皮ケア装置1の使用開始からその所定時間が経過したときに、アラーム音など鳴らすように構成することもできる。これにより、ユーザの所望とする使用時間が経過したときに、ユーザに対してそれを報知することができる。
あるいは、予め推奨使用時間を設定しておいてもよい。これにより、使用不足や使用過多を防止する目安とすることができる。タイマとしては、カウントダウンタイマ、カウントアップタイマなどがある。また、把持部3(本体部)に液晶ディスプレイなどの表示部が設けられている場合には、タイマ81の計測時間を表示部に表示することが好ましい。
メモリ82は、ROM(read only memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む。メモリ82は、頭皮ケア装置1の動作プログラムや設定データを記憶するとともに制御部71による演算結果を一時記憶する。メモリ82には、センサ43によって取得された検知情報も格納することができる。例えば、センサ43が水分センサまたは油分センサである場合には、センサ43が検知したユーザの頭皮の水分量および油分量を、使用した日時と対応付けて記憶させることができる。
なお、図6には図示されていないが、頭皮ケア装置1は、センサ43によって取得された検知情報を外部へ送信するための送受信部をさらに備えていてもよい。頭皮ケア装置1が送受信部を備えていることで、メモリ82に格納されている検知情報を外部の通信端末に送信することができる。これにより、より大容量の検知情報を格納することができる。したがって、例えば、頭皮ケア装置1の使用状態に関するデータを長期間にわたって外部の端末に記憶させることができる。そして、このデータに基づいて、各ユーザの頭皮の状態を把握し、各ユーザに応じた頭皮ケア装置1の使用方法などを提案することも可能となる。
頭皮ケア装置1がタイマ81およびメモリ82を有していることで、24時間(1日)あるいは1週間(7日)などのような所定期間内の累積使用時間を計測することもできる。この場合、タイマ81が計測した1回ごとの使用時間をメモリ82に格納する。そして、制御部71は、メモリ82に格納された各使用時間をもとに累積使用時間を算出することができる。
また、上記の構成によれば、タイマ81が温風および冷風の吹き出し時間をそれぞれ計測することができる。そのため、温風と冷風とを交互に吹き出す制御を行う場合には、温風および冷風の各吹き出し継続時間を予め設定しておき、制御部71が、タイマ81での計測結果にしたがってヒータ73のON/OFFを制御することで、温風および冷風の継続時間を適宜変更することができる。
また、センサ43が感圧センサである場合には、頭皮ケア装置1の使用時の頭皮刺激部2の先端部の圧力を測定することが可能である。また、センサ43がジャイロセンサである場合には、頭皮ケア装置1の使用時の頭皮刺激部2の先端部の頭皮に対する角度を測定することができる。センサ43が取得した測定値は、制御部71へ送信される。また、メモリ82は、頭皮ケア装置1の使用時における推奨の圧力および角度を格納することもできる。そして、制御部71は、メモリ82に格納された各測定値の推奨値と、センサ43から送信された測定値とを比較することで、測定値が許容範囲であるか否かを判定し、頭皮ケア装置1が適切に使用されているか否かを判定することができる。
また、センサ43が感圧センサである場合には、頭皮刺激部2が頭皮上を往復した回数(すなわち、マッサージ回数)を測定することもできる。そこで、メモリ82内に、予め上限のマッサージ回数を格納しておき、頭皮ケア装置1の1回の使用において頭皮刺激部2の往復回数が上限のマッサージ回数に到達すると、ユーザにその旨を通知してもよい。なお、このような通知を行うために、頭皮ケア装置1は、スピーカなどの音声発生部を備えていてもよい。
また、センサ43が水分センサおよび油分センサを有している場合には、ユーザの頭部(頭皮および毛髪)の水分量および油分量を随時測定することができる。ユーザの頭部の水分量および油分量は、日々の体調および気候などの諸条件によって変化し得る。そこで、毎回の使用時にユーザの頭部の水分量および油分量を測定し、その測定結果に応じて、イオン供給部75から供給されるイオンの量やファン72の風量を変化させることで、ユーザの日々の頭皮環境に応じた頭皮ケアを行うことができる。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる頭皮ケア装置1は、頭皮刺激部2と、把持部3とで構成されている。把持部3には、ファン72、ヒータ73、イオン供給部75などが設けられている。また、頭皮刺激部2は、付け根部31aおよび31bと、複数の棒状部材41aおよび41bとを有している。付け根部31aおよび31bは、把持部3と接続される。各棒状部材41aおよび41bは、付け根部31aまたは31bから突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有している。複数の棒状部材41aおよび41bのうち、第1棒状部材41aの先端部には、伝熱部42が設けられている。伝熱部42は、棒状部材41aの本体部分よりも熱伝導率が高くなっている。
以上のように、本実施形態にかかる頭皮ケア装置1では、伝熱部42を構成する第2の部材は、棒状部材41aの本体部分を構成する第1の部材よりも熱伝導率が高くなっている。すなわち、第2の部材は、第1の部材と比較して、熱が伝わりやすい。そのため、把持部3から温かい風が吹き出された場合には、第2の部材は第1の部材よりも温度が高くなる傾向にある。一方、把持部3から冷たい風が吹き出された場合には、第2の部材は第1の部材よりも温度が低くなる傾向にある。伝熱部42(第2の部材)は、施術箇所に接触するため、頭皮ケア装置1を使用するユーザは、温冷をより感じやすい。
したがって、本実施形態にかかる頭皮ケア装置1によれば、把持部3から吹き出す風の温冷をより感じやすくすることができ、使用時に快適性をより向上させることができる。例えば、把持部3から吹き出される風の温度に応じて、頭皮刺激部2の伝熱部42が温かくなったり、冷たくなったりすれば、頭皮をより刺激することができ、ユーザの使用時の快適性を向上させることができる。
(変形例)
続いて、頭皮ケア装置1の変形例について、図11から図13を参照しながら説明する。ここで説明する変形例では、第1棒状部材41aの構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
図11には、第1の変形例にかかる第1棒状部材741aの構成を示す。第1棒状部材741aの先端には、伝熱部742が設けられている。第1の実施形態と同様に、第1棒状部材741aの本体部分は、第1の部材とも呼ばれ、伝熱部742は、第2の部材とも呼ばれる。第1の部材および第2の部材は、それぞれ第1の実施形態と同様の材料で形成することができる。また、第1の実施形態と同様に、伝熱部742は、球形状を有している。
第1の変形例では、第1棒状部材741aの内部に空洞745が形成されている。図11に示すように、この空洞745は、第1棒状部材741aの付け根部分(Z2側)から先端部(Z1)にまで延びている。空洞745の先端部は、伝熱部742の表面の一部にまで到達している。
この空洞745は、吹き出し口35からの風を、伝熱部742へ向けて優先的に送る送風路の役割を果たす。空洞745を通って伝熱部742へ達した風は、第1棒状部材741aと伝熱部742との隙間から吹出される。空洞745が、把持部3からの風を伝熱部742へ導く送風路の役割を果たすことで、把持部3から温風が吹き出される場合には、伝熱部742をより効率的に温めることができる。一方、把持部3から冷風が吹き出される場合には、伝熱部742をより効率的に冷やすことができる。
図12には、第2の変形例にかかる第1棒状部材841aの構成を示す。第1棒状部材841aの先端には、伝熱部842が設けられている。第1の実施形態と同様に、第1棒状部材841aの本体部分は、第1の部材とも呼ばれ、伝熱部842は、第2の部材とも呼ばれる。第1の部材および第2の部材は、それぞれ第1の実施形態と同様の材料で形成することができる。また、第1の実施形態と同様に、伝熱部842は、球形状を有している。
第2の変形例では、第1棒状部材841aにおける施術箇所との対向面に、溝部845が形成されている。溝部845は、第1の実施形態の溝部45と類似した構成であるが、先端部側の構成が溝部45とは異なっている。第1棒状部材841aの先端部側では、溝部845は、開口部846と連通している。開口部846は、第1棒状部材841aの内部を貫通して伝熱部842の表面の一部にまで延びている。
この溝部845および開口部846は、吹き出し口35からの風を、伝熱部842へ向けて優先的に送る送風路の役割を果たす。開口846を通って伝熱部742へ達した風は、第1棒状部材841aと伝熱部842との隙間から吹出される。溝部845および開口部846が、把持部3からの風を伝熱部842へ導く送風路の役割を果たすことで、把持部3から温風が吹き出される場合には、伝熱部842をより効率的に温めることができる。一方、把持部3から冷風が吹き出される場合には、伝熱部842をより効率的に冷やすことができる。
図13には、第3の変形例にかかる第1棒状部材941aの構成を示す。第1棒状部材941aの先端には、伝熱部942が設けられている。第1の実施形態と同様に、第1棒状部材941aの本体部分は、第1の部材とも呼ばれ、伝熱部942は、第2の部材とも呼ばれる。第1の部材および第2の部材は、それぞれ第1の実施形態と同様の材料で形成することができる。
第3の変形例では、伝熱部942は、多角形体(多面体)の形状を有している。例えば、伝熱部942は、その断面が六角形状、または八角形状を有している。
伝熱部942が多角形体の形状を有していることで、頭皮ケア装置1を用いた施術時に、頭皮への接触面積を大きくさせることができる。また、伝熱部942が多角形体の形状を有していることで、頭皮などの施術箇所への接着力(摩擦力)が高められる。これにより、より効率よくマッサージを行うことができる。
<第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、頭皮刺激部102の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図7には、第2の実施形態にかかる頭皮ケア装置101を示す。第2の実施形態にかかる頭皮ケア装置101は、主として、頭皮刺激部102と、把持部(本体部)3とで構成されている。把持部3の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そのため、把持部3の詳細な説明は省略する。
頭皮刺激部102は、第1の実施形態と同様に、2つの掌型突起31・31で構成されている。頭皮ケア装置101の先端側(Z1側)から見て右側(X1側)の掌型突起31は、右側付け根部31aと、複数(本実施形態では、3本)の棒状部材(棒状部材141aを1本、および141bを2本)とを有している。頭皮ケア装置101の先端側(Z1側)から見て左側(X2側)の掌型突起31は、左側付け根部31bと、複数(本実施形態では、3本)の棒状部材(棒状部材141aを1本、および141bを2本)とを有している。
付け根部31aおよび31bは、第1の実施形態と同様の構成を有している。また、第1棒状部材141aは、第1の実施形態における第1棒状部材41aと同様の構成を有している。すなわち、第1棒状部材141aの先端部には、伝熱部142が設けられている。また、第2棒状部材141bは、第1の実施形態における第2棒状部材41bと同様の構成を有している。
図7と図1とを比較すればわかるように、本実施形態では、第1棒状部材141aと第2棒状部材141bの数および配置の仕方が第1の実施形態とは異なっている。本実施形態では、各掌型突起31は、1本の第1棒状部材141aと、2本の第2棒状部材141bとで構成されている。また、各棒状部材の配列において、第1棒状部材141aが中央側に位置し、第2棒状部材141bが外側に位置する。
また、第2棒状部材141bの先端には、第1センサ143および第2センサ144が設けられていてもよい。第1センサ143および第2センサ144は、第1の実施形態のセンサ43と同様の構成が適用できる。本実施形態では、右側の掌型突起31の付け根部31aから突出する3本の棒状部材のうちの中央に位置する第2棒状部材141bの先端部に、第1センサ143が設けられている。また、左側の掌型突起31の付け根部31bから突出する3本の棒状部材のうちの中央に位置する第2棒状部材141bの先端部に、第2センサ144が設けられている。
第1センサ143および第2センサ144は、互いに異なる種類のセンサを有している。各種センサの組み合わせは特に限定されないが、例えば、第1センサ143を感圧センサとし、第2センサ144を水分センサおよび油分センサの少なくとも何れかとすることができる。
第1の実施形態および第2の実施形態に示す例は一例であり、第1棒状部材と第2棒状部材の数、配置、および組み合わせは、適宜変更することができる。例えば、第1の実施形態の変形例1から3のうちの何れかの構成を第2の実施形態に適用してもよい。
<第3の実施形態>
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、頭皮刺激部202の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図8には、第2の実施形態にかかる頭皮ケア装置201の断面構成を示す。第3の実施形態にかかる頭皮ケア装置201は、主として、頭皮刺激部202と、把持部(本体部)3とで構成されている。把持部3の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そのため、把持部3の詳細な説明は省略する。
頭皮刺激部202は、第1の実施形態と同様に、2つの掌型突起31・31で構成されている。各掌型突起31は、右側付け根部31aと、複数(本実施形態では、3本)の棒状部材141aを有している。
本実施形態にかかる頭皮刺激部202は、1種類の棒状部材(第1棒状部材241a)のみを有している。第1棒状部材241aは、第1の実施形態の第1棒状部材41aと同様の構成が適用できる。すなわち、第1棒状部材241aは、先端部に伝熱部242を有している。伝熱部242は、第1棒状部材241aの本体部分よりも熱伝導率が高くなっている。
このように、本発明の一態様では、頭皮刺激部202を構成する棒状部材の先端部の全てに伝熱部が設けられていてもよい。全ての棒状部材の先端部に伝熱部が設けられていることで、頭皮ケア装置201を使用するユーザが、温冷(温かさまたは冷たさ)をより感じやすい構成となり得る。なお、第1の実施形態の変形例1から3の何れかの構成を第3の実施形態に適用してもよい。
さらに、参考の実施形態として、頭皮刺激部202を構成する棒状部材が全て第2棒状部材(すなわち、伝熱部を有していない棒状部材)で構成されているものも挙げられる。
<第4の実施形態>
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、頭皮刺激部302の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる構成を中心に説明する。
図9には、第4の実施形態にかかる頭皮ケア装置301を示す。第4の実施形態にかかる頭皮ケア装置301は、主として、頭皮刺激部302と、把持部(本体部)3とで構成されている。把持部3の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そのため、把持部3の詳細な説明は省略する。
頭皮刺激部302は、第1の実施形態と同様に、2つの掌型突起31・31で構成されている。各掌型突起31・31の全体構成は、第1の実施形態と略同じである。すなわち、各掌型突起31は、付け根部31aまたは31bと、複数(本実施形態では、3本)の棒状部材(すなわち、第1棒状部材41aおよび第2棒状部材341b)とを有している。
図9と図1とを比較すればわかるように、本実施形態では、第2棒状部材341bの先端部にセンサが設けられていない点が、第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。また、第1の実施形態の変形例1から3の何れかの構成を第4の実施形態に適用してもよい。
<第5の実施形態>
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。図10は、第5の実施形態にかかる頭皮ケア装置501の内部構成を示すブロック図である。図10には、制御部71を中心とした頭皮ケア装置501の運転制御に関連する構成部材を主に図示している。なお、頭皮ケア装置501の外観構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
図10に示すように、頭皮ケア装置501は、制御部71、ファン72、イオン供給部75、センサ43、および操作部21などを備えている。制御部71内には、タイマ81、メモリ82などが設けられている。
第5の実施形態にかかる頭皮ケア装置501には、ヒータが備えられていない。したがって、把持部3の吹き出し口35からは冷風のみが吹き出される。このような構成の場合にも、頭皮刺激部2の第1棒状部材41aの先端部に伝熱部42が設けられていることで、把持部3から吹き出される冷風によって伝熱部42をより効率的に冷やすことができる。これにより、ユーザの使用時の快適性を向上させることができる。なお、第1の実施形態の変形例1から3の何れかの構成を第5の実施形態に適用してもよい。
(まとめ)
本発明の一局面は、頭皮ケア装置(例えば、頭皮ケア装置1・101・201・301・401・501)に関する。この頭皮ケア装置は、送風機(例えば、ファン72)を有する本体部(例えば、把持部3)と、前記本体部と接続される少なくとも一つの付け根部(例えば、右側付け根部31aおよび左側付け根部31b)と、前記付け根部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する複数の棒状部材(例えば、第1棒状部材41aおよび第2棒状部材41b、第1棒状部材141aおよび第2棒状部材141bなど)とを備えている。そして、前記複数の棒状部材のうちの少なくとも一つの棒状部材(例えば、第1棒状部材41a、第1棒状部材141aなど)の前記先端部には、前記棒状部材の本体部分よりも熱伝導率の高い伝熱部(例えば、伝熱部42など)が設けられている。
上記の本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置は、2つの前記付け根部(例えば、右側付け根部31aおよび左側付け根部31b)を備えていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置において、前記付け根部は弾性を有していてもよい。この構成によれば、各棒状部材の先端部が頭皮へ接触したときの衝撃を和らげ、ユーザが感じる頭皮の感触をより良好なものにすることができる。
上記の本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置は、帯電微粒子発生部(例えば、イオン供給部75)をさらに備えていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置において、前記複数の棒状部材は、並んで配置されており、前記複数の棒状部材のうち、前記伝熱部を有している前記棒状部材(例えば、第1棒状部材41a)は、前記伝熱部を有していない前記棒状部材(例えば、第2棒状部材41b)の外側に配置されていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置は、前記送風機によって生成される風を温める加熱部(例えば、ヒータ73)をさらに備えていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置は、前記頭皮ケア装置の稼働時間を計測するタイマ(例えば、タイマ81)をさらに備えていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置において、前記伝熱部を有していない前記棒状部材(例えば、第2棒状部材41b、第2棒状部材141bなど)の少なくとも一つの先端部には、水分センサ、油分センサ、カメラ、および感圧センサのうちの少なくとも何れか(例えば、センサ43、センサ143、センサ144など)が設けられていてもよい。
上記の本発明もう一つの局面にかかる頭皮ケア装置(例えば、頭皮ケア装置201)は、送風機(例えば、ファン72)および帯電微粒子発生部(例えば、イオン供給部75)を有する本体部(例えば、把持部3)と、前記本体部と接続される少なくとも一つの付け根部(例えば、右側付け根部31aおよび左側付け根部31b)と、前記付け根部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する複数の棒状部材(例えば、第1棒状部材241a)とを備えている。そして、前記複数の棒状部材の前記先端部には、前記棒状部材の本体部分よりも熱伝導率の高い伝熱部(例えば、伝熱部242)が設けられている。
ここでいう帯電微粒子には、例えば、帯電微粒子水も含むものとする。このとき、イオン発生装置は静電霧化装置からなり、静電霧化装置によってラジカル成分を含む帯電微粒子水が生成される。すなわち、静電霧化装置に設けた放電電極をペルチェ素子により冷却することで放電電極の表面に結露水が生じる。次に、放電電極にマイナスの高電圧を印加すると、結露水から帯電微粒子水が生成される。また、放電電極からは帯電微粒子水とともに空気中に放出されるマイナスイオンも発生する。
なお、本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置は、棒状部材が頭皮のみならず毛髪にも接触する。そのため、頭皮だけでなく毛髪のケアなどの用途にも用いられる。したがって、本発明の一局面では、頭皮ケア装置は、ヘアケア装置とも呼ばれる。また、本発明の一局面にかかる頭皮ケア装置は、毛髪を乾燥させるドライヤとしての機能を有していてもよい。この場合、本発明にかかる頭皮ケア装置は、ヘアドライヤの形態で実現される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :頭皮ケア装置
2 :頭皮刺激部
3 :把持部(本体部)
21 :操作部
31 :掌型突起(31a:右側付け根部、31b:左側付け根部)
34 :接続部
35 :吹き出し口
41a:第1棒状部材
41b:第2棒状部材
42 :伝熱部
43 :センサ
71 :制御部
72 :ファン(送風機)
73 :ヒータ(加熱部)
75 :イオン供給部(帯電微粒子発生装置)
81 :タイマ
101:頭皮ケア装置
201:頭皮ケア装置
301:頭皮ケア装置
501:頭皮ケア装置

Claims (9)

  1. 送風機を有する本体部と、
    前記本体部と接続される少なくとも一つの付け根部と、
    前記付け根部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する複数の棒状部材と
    を備え、
    前記複数の棒状部材のうちの少なくとも一つの棒状部材の先端部には、前記棒状部材よりも熱伝導率の高い伝熱部が設けられている、
    頭皮ケア装置。
  2. 前記付け根部を2つ備えている、請求項1に記載の頭皮ケア装置。
  3. 前記付け根部は弾性を有している、請求項1または2に記載の頭皮ケア装置。
  4. 帯電粒子発生部をさらに備えている、請求項1から3の何れか1項に記載の頭皮ケア装置。
  5. 前記複数の棒状部材は、並んで配置されており、
    前記複数の棒状部材のうち、前記伝熱部を有している前記棒状部材は、前記伝熱部を有していない前記棒状部材の外側に配置されている、
    請求項1から4の何れか1項に記載の頭皮ケア装置。
  6. 前記送風機によって生成される風を温める加熱部をさらに備えている、請求項1から5の何れか1項に記載の頭皮ケア装置。
  7. 頭皮ケア装置の稼働時間を計測するタイマをさらに備えている、請求項請求項1から6の何れか1項に記載の頭皮ケア装置。
  8. 前記伝熱部を有していない前記棒状部材の少なくとも一つの先端部には、水分センサ、油分センサ、カメラ、および感圧センサのうちの少なくとも何れかが設けられている、請求項1から7の何れか1項に記載の頭皮ケア装置。
  9. 送風機および帯電粒子発生部を有する本体部と、
    前記本体部と接続される少なくとも一つの付け根部と、
    前記付け根部から突出し、かつ、施術箇所に接触する先端部を有する複数の棒状部材と
    を備え、
    前記複数の棒状部材の前記先端部には、前記棒状部材よりも熱伝導率の高い伝熱部が設けられている、
    頭皮ケア装置。
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