JP6654799B2 - 美容処理装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、美容処理装置に関する。
従来から弾性を有する1枚の薄い板と、この薄い板を振動させる超音波振動子を備える美容装置が知られている。この美容装置では、振動中の薄い板をユーザの肌面に当接させることで、肌面に付着している角質、皮脂または化粧の残りなどを除去することができる(ピーリングトリートメント)。
特開2008−264470号公報
このような美容装置において、角質、皮脂または化粧の残りなどを効率よく(処理時間を短くしたり、少ない当接回数で除去したりすること)行いたいという要望がある。
本発明は、係る従来の課題を解決するためになされたものであり、角質、皮脂または化粧の残りなどを効率よく除去することが可能な美容処理装置を提供することを目的とする。
本実施形態の美容処理装置は、基部と、ユーザの肌面と接触する先端部をそれぞれ備え導電性を有する第1及び第2の肌接触部材と、前記第1及びまたは第2の肌接触部材を振動させる超音波振動子と、前記第1及び第2の肌接触部材間に電圧を印加する電圧印加部と、前記超音波振動子及びまたは電圧印加部の動作のONまたはOFFを制御する制御部とを具備し、前記第1及び第2の肌接触部材が、互いに並行に設けられ、少なくとも前記第1の肌接触部材は板状とされ、前記第2の肌接触部材は、前記第1の肌接触部材の先端部に隣接してローラ部が位置するようにユーザの肌面を転動するローラ部材が設けられている。
第1の実施形態に係る美容処理装置1の斜視図。 図1の美容処理装置1のA―A断面を示す断面図。 第1の実施形態に係る制御回路基板60の機能を示すブロック図。 美容処理装置1の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る美容処理装置100の断面図。 第2の実施形態に係る制御回路基板160の機能を示すブロック図。 第1の変形例に係る美容処理装置100aの断面図。 美容処理装置100と美容処理装置100aの差異を説明する概念図。 第2の変形例に係る美容処理装置100bの断面図。 第3の実施形態に係る美容処理装置200を示す斜視図。 第4の実施形態に係る美容処理装置300を示す断面図。 第3の変形例に係る美容処理装置300aの断面図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る美容処理装置1の斜視図である。図2は、図1の美容処理装置1のA―A断面を示す断面図である。図2ではスイッチ群50の図示を省略している。
図1及び図2に示すように美容処理装置1は、本体10、肌接触プレート20及び30、超音波振動子40、スイッチ群50及び制御回路基板60を備える。
美容処理装置1は、肌接触プレート20及び30をユーザ(施術者または被施術者)の肌面に当接させることで、肌面に付着している角質、皮脂または化粧の残りなどを除去する肌用のトリートメント装置である。
(本体10について)
本体10は、表面部10a、この表面部10aの裏側の裏面部10b及び表面部10aと裏面部10bを接続する側面部10cを備える。
本体10は、ユーザが片手で持つことができる程度の大きさに形成される。本体10は、断面が略楕円形状となるように、プラスチック材料を成形して作られる。
本体10は、中空の筒体である。本体10は、肌接触プレート20及び30、超音波振動子40、スイッチ群50及び制御回路基板60を収容する。本体10は、それぞれ図示を省略した電池(充電式バッテリーまたは乾電池)や商用電源から電力を得るための電源コード接続部などを備える。
本体10は、例えば風呂場で使用できるようにゴム部材や防水型の接着剤などを用いて隙間が塞がれる。
(肌接触プレート20及び30の構成について)
肌接触プレート20及び30は互いに対応する形状及び機能を有する。したがって、ここでは肌接触プレート20について詳細に説明し、肌接触プレート30の詳細な説明は省略する。
肌接触プレート20は、プレート部21及びシール部22を備える。
肌接触プレート20は、シール部22及び支持部材(図示せず)によって本体10内に保持される
プレート部21は、基部21a及び先端部21bを有する。
プレート部21は、超音波振動子40によって振動が与えられて振動する。プレート部21は、ユーザの肌に電流を流すための電極としても機能する。
プレート部21は、薄い板状(薄い直方体状)に形成されたステンレスやアルミなどの金属である。
プレート部21は、導電性及び所定の弾性を有する。プレート部21が0.4[mm]〜0.8[mm]程度の厚みを有する場合、プレート部21の剛性と振動の強さとをバランスさせることができる。プレート部21の厚みが薄すぎると振動しやすいが剛性が不足する。プレート部21の厚みが厚すぎると、高い剛性が得られるが、角質、皮脂または化粧の残りなどを除去するのに充分な撓み(振幅)や振動の強さが得られない。
基部21aは、本体10内に配設される。基部21aは、制御回路基板60に図示を省略した導線により電気的に接続される。
先端部21bは、本体10から露出する。
先端部21bは、ユーザの肌に接触する。先端部21bの先端側の縁部には、ユーザの肌に最も接触しやすい肌当接面(第1の面)21cが形成される。肌当接面21cは、肌接触プレート20の短手方向の側面である。
肌当接面21cは、一部が、基部21aに向かって弓なりに凹んでいる。肌当接面21cを弓なりに凹ませることによって肌当接面21cとユーザの肌との接触面積を増やすことができる。
シール部22は、接合部22a及びシール部材22bを有している。シール部22は、例えばインサート成形によってプレート部21と一体的に形成される。
シール部22は、基部21aと先端部21bの境界部における基部21a側に位置する。シール部22は、本体10内に水分が侵入するのを防止する。
接合部22aは、例えばプラスチックで形成される。接合部22aは、シール部材22bがプレート部21から取れてしまうことを防止する。例えば、シール部材22bをプレート部21に直接的に接合する場合、シール部材22bの構成材料(例えばゴム)によっては接合強度が充分に得られずシール部材22bがプレート部21から取れてしまうことがある。接合部22aによってこのようなことを防止することができる。
接合部22aは、プレート部21とシール部材22bの間に介在する。接合部22aは、プレート部21の一部の表面を覆う。
シール部材22bは、弾性を有する。上記したようにシール部材22bは、例えばゴムである。シール部材22bは、接合部22aの一部の表面を覆う。
シール部材22bは、本体10の内壁面10d(図2参照)と接触する。シール部材22bは、接合部22aと本体10の間でわずかに潰れる。このとき、シール部材22bの復元力によって、肌接触プレート20と本体10の間にできる隙間cを埋めることができる。
シール部材22bは、先端部21bの振動の支点として機能する。シール部材22bの弾性によって、本体10に伝わる超音波振動子40の振動を低減することができる。この結果、本体10に振動が伝わることによる先端部21bの振動の弱化を防止することができる。
以上が、肌接触プレート20の説明である。
肌接触プレート30は、プレート部21及びシール部22にそれぞれ対応するプレート部31及びシール部32を備える。
プレート部31は、基部21a及び先端部21bにそれぞれ対応する基部31a及び先端部31bを有する。先端部31bの先端側の縁部には、肌当接面21cに対応する肌当接面31c(第2の面)が形成される。
シール部32は、接合部22a及びシール部材22bにそれぞれ対応する接合部32a及びシール部材32bを有する。
(肌接触プレート20及び30の配置の説明)
以上のような構成を有する肌接触プレート20及び30は、本体10の表面部10aから裏面部10bに向かう方向に順に配置される。肌接触プレート20及び30は互いに所定の距離(例えば、1[mm]〜1[cm]程度)を空けて配置される。肌接触プレート20及び30は、互いに並行して配置される。肌接触プレート20及び30は、肌当接面21c及び31cの位置がほぼ揃っている(図1の仮想的な線L1参照)。
(超音波振動子40について)
超音波振動子40は、平坦面40aとこの平坦面40aの反対側の平坦面40bを有している。超音波振動子40は、直方体状または円柱状に形成される。超音波振動子40は、圧電部材である。
超音波振動子40は、例えば絶縁性を有する接着剤によって、肌接触プレート20及び30の基部21a及び31aにそれぞれ取り付けられる。詳細には、平坦面40aが、肌接触プレート20の基部21aに取り付けられ、平坦面40bが、肌接触プレート30の基部31aに取り付けられる。
超音波振動子40は、制御回路基板60から電圧が印加された場合に機械的に変位する(逆圧電効果)。超音波振動子40の厚み方向の機械的な変位と同期して、超音波振動子40に取り付けられた肌接触プレート20及び30が厚み方向に引かれたり押されたりする。この結果、超音波振動子40の振動に追従して肌接触プレート20及び30がそれぞれの厚み方向に振動する。
(スイッチ群50について)
スイッチ群50は、本体10の表面部10aに設けられている。スイッチ群50は、ユーザが美容処理装置1を操作するためのインターフェース部である。スイッチ群50は、例えば、表面部10a配設された押し込み式のスイッチであったり、表面部10aに設けられた液晶ディスプレイに表示され、制御回路基板60よってスイッチとして制御される画像であったりする。
(制御回路基板60について)
次に図3を用いて制御回路基板60について説明する。図3は、制御回路基板60の機能を示すブロック図である。
図3に示すように、制御回路基板60は、第1発振部61、第2発振部62、計時部63、電源部64、メモリ部65及び入力受付部66、これらを制御する制御部67を有する。第1発振部61、第2発振部62、計時部63、電源部64、メモリ部65、入力受付部66及び制御部67は、制御回路基板60に設けられた種々の電子回路によって実現される。
第1発振部61は、肌接触プレート20及び30間に電圧を印加するための1、000[Hz]以下の正弦波状の電圧信号を生成する。第1発振部61は、生成した電圧信号を電源部64に出力する。第1発振部61は、スパイク状(インパルス状)の電圧信号、または、パルス状(矩形波状)の電圧信号を生成することもできる。
第2発振部62は、例えば、超音波振動子40を振動させるための20[kHz]〜120[kHz]の電圧信号を生成する。第2発振部62は、生成した電圧信号を電源部64に出力する。第2発振部62は、スパイク状(インパルス状)の電圧信号、または、パルス状(矩形波状)の電圧信号を生成することもできる。
計時部63は所定の時間T1〜T4をそれぞれ計時する。時間T1〜T4のそれぞれの時間的な長さは特に限定されないが、それぞれ0〜900秒の範囲であることが望ましい。時間T1〜T4は、予め設定された秒数でもよいし、ユーザが任意に設定した秒数でもよい。
時間T1は、電源部64が、電圧を肌接触プレート20及び30間に印加し続ける時間である。T2は、電源部64が、肌接触プレート20及び30間への電圧の印加を行わない時間である。
時間T3は、電源部64が、超音波振動子40に電圧を印加し続ける時間である。T4は、電源部64が、超音波振動子40への電圧の印加を行わない時間である。
計時部63は、時間T1〜T4を計時したことを示す計時信号を制御部67に出力する。例えば、計時部63は、0秒〜時間T1までを計時すると、時間T1を計時したことを示す計時信号を制御部67に出力して、計時時間を0秒にリセットする。そして、計時部63は、制御部67によって再度時間T1を計時するように制御されるまで、時間T1の計時を中断する。時間T2〜T4についても同様である。
電源部64(電圧印加部)は、入力受付部66、第2発振部62、第1発振部61、計時部63、電源部64、メモリ部65及び制御部67などに対して商用電源や電池から得られる電力を供給する。
電源部64は、計時部63が、時間T1を計時している間は、第1発振部61が出力した電圧信号に対応する周波数及び所定のパワー(振幅)の電圧を肌接触プレート20及び30間に印加し続ける。
電源部64は、第1発振部61が出力したスパイク状またはパルス状の電圧信号に対応する電圧を肌接触プレート20及び30間へ印加する場合もある。この場合、電源部64は、計時部63が時間T1を計時している間は、肌接触プレート20及び30間にスパイク状またはパルス状の電圧を間欠的に印加し続ける。
電源部64は、計時部63が時間T2を計時している間は、肌接触プレート20及び30間への電圧の印加を停止する。
電源部64は、計時部63が時間T3を計時している間は、第2発振部62が出力した電圧信号に対応する周波数及び所定のパワーの電圧を超音波振動子40に印加し続ける。
電源部64は、第2発振部62が出力したスパイク状またはパルス状の電圧信号に対応する電圧を超音波振動子40へ印加する場合もある。この場合、電源部64は、計時部63が時間T3を計時している間は、超音波振動子40にスパイク状またはパルス状の電圧を間欠的に印加し続ける。
電源部64は、計時部63が時間T4を計時している間は、超音波振動子40への電圧の印加を停止する。
メモリ部65には、肌接触プレート20及び30間、超音波振動子40に印加される電圧のパワーをそれぞれ示す値(例えば、電圧のピーク値)、電圧信号のパルス幅、時間T1〜T4を示す値などを予め保持させておくことができる。メモリ部65はユーザが任意に設定した時間T1〜T4を保持することもできる。
入力受付部66は、ユーザによるスイッチ群50の操作を検知する。入力受付部66は、検知した操作に対応する信号(検知信号)を制御部67に出力する。検知信号は、例えば、メインスイッチのONまたはOFFを示す信号、時間T1〜T4を任意の時間に設定する信号、または、肌接触プレート20及び30間に印加される電圧の周波数やパワーを可変させる信号である。
制御部67は、例えば、計時部63から時間T1を計時したことを示す計時信号を受信すると、計時部63を制御して時間T2を計時させる。制御部67は、例えば、計時部63から時間T2を計時したことを示す計時信号を受信すると、計時部63を制御して再度時間T1を計時させる。時間T3及びT4についても同様である。
(美容処理装置1の動作について)
次に図4を用いて、美容処理装置1の動作について説明する。図4は、美容処理装置1の動作を示すフローチャートである。
(1)電源ON(ステップS101)
入力受付部66が、ユーザによるスイッチ群50の操作を検知したことに対応して、検知信号を制御部67に出力する。ここでは、一例として、ユーザがメイン電源のON操作を行ったものとする。
(2)各部の制御(ステップS102〜S105)
制御部67は、メモリ部65が予め保持する時間T1〜T4、第1発振部61及び第2発振部62が生成する電圧信号の周波数、肌接触プレート20及び30間及びまたは超音波振動子40に印加する電圧のパワーを示す値をそれぞれ読み出す(ステップS102)。
制御部67は、読み出した値に対応させて、電圧信号を生成するように第1発振部61及びまたは第2発振部62をそれぞれ制御する。
第1発振部61及び第2発振部62は生成した電圧信号を電源部64にそれぞれ出力する。
制御部67は、計時部63を制御して時間T1〜T4をそれぞれ所定のタイミングで計時させる(ステップS103)。
制御部67は、第1発振部61が出力した電圧信号に対応し、かつメモリ部65から読み出した電圧のパワーを示す値に対応する電圧を肌接触プレート20及び30間に印加するように電源部64を制御する(ステップS104)。
制御部67は、計時部63がそれぞれ計時した時間T1及びT2に基づいて、電源部64を制御して、肌接触プレート20及び30間への電圧の印加をONまたはOFFする。
同様に、制御部67は、第2発振部61が出力した電圧信号に対応し、かつメモリ部65から読み出した電圧のパワーを示す値に対応する電圧を超音波振動子40に印加するように電源部64を制御する。この結果、電圧を印加された超音波振動子40が振動し、かつ超音波振動子40に追従して肌接触プレート20及び30が振動する(S105)。
制御部67は、計時部63がそれぞれ計時した時間T3及びT4に基づいて、電源部64を制御して、超音波振動子40の振動をONまたはOFFする。
(3)電源のOFF制御(ステップS106)
ユーザによるスイッチ群50の操作(例えば、電源のOFF操作)を検知したことに対応して、入力受付部66が、検知信号を制御部67に出力する。この結果、制御部67は、電源部64から各部への電源供給を遮断するように電源部64を制御する。この結果、美容処理装置1の電源がOFFとなる(ステップS106のYes)。
制御部67は、この電源OFFの動作(ステップS106のYes)を美容処理装置1の電源がON(ステップS101)されてから所定の時間が経過した後に自動的に行うこともできる。
(使用方法及び効果)
ユーザは、美容処理装置1を持ち、肌接触プレート20及び30の肌当接面21c及び31cを美容処理対象の肌面に当接させる。このとき、肌当接面21c及び31cの凹部に肌が入り込むように美容処理装置1を肌面に当接させることが望ましい。
ユーザが美容処理装置1を肌面上で移動させると、超音波域の周波数で振動する肌接触プレート20及び30によって肌面が擦られて、肌面に付着している角質、皮脂または化粧の残りなどを除去することができる。
このとき、美容処理装置1によれば、まず肌接触プレート20によって、角質、皮脂または化粧の残りなどを除去することができる(第1の除去)。さらに美容処理装置1によれば、肌接触プレート20では除去できなかった角質、皮脂または化粧の残りなどを肌接触プレート30によって除去することができる(第2の除去)。したがって、美容処理装置1の肌面上の移動の回数が少なくても角質、皮脂または化粧の残りなどを短い時間で充分に除去することができる。
さらに、美容処理装置1によれば、電圧を印加された肌接触プレート20及び30を電極として、EMS(Electrical Muscle Stimulation:電気的筋肉刺激)のための電流を肌に流すことができる。
EMSは、電流を神経組織や筋組織に流すことにより、筋肉を強制的に収縮運動させることである。強制的に筋肉を収縮運動させることで、筋肉のこりがほぐれたり、肌が熱を帯びたりする。このことによって毛穴が開きやすくなる。この結果、毛穴に詰まっている角質、皮脂または化粧の残りが除去されやすくなる。
また、美容処理装置1では、肌接触プレート20及び30を直接的に接触させ難い部位(例えば、鼻周辺の凹凸の多い場所)であっても、この部位周辺に肌接触プレート20及び30が当接すれば、この部位にEMSのための電流を流すことができる。
この結果、肌接触プレート20及び30による肌面の角質、皮脂または化粧の残りの直接的な除去が難しい部位であってもEMSによって毛穴を開かせることができる。したがって、肌接触プレート20及び30を直接的に接触させ難い部位であっても、毛穴に詰まっている角質、皮脂または化粧の残りが除去されやすくなる。
さらに、美容処理装置1によれば、EMSによって筋繊維を刺激することができるので、筋繊維を鍛えて新陳代謝を上げることができる。この結果、角質、皮脂を排出しやすくなったり、ユーザの肌に張りが出たりする効果を期待することができる。
以上を要するに、美容処理装置1によれば、上記した第1及び第2の除去と、EMSによって、皮脂または化粧の残りなどを充分に除去しつつ、角質、皮脂または化粧の除去効果を高めることができる。ここで除去効果とは、処理にかかる時間の短縮と、角質、皮脂または化粧の除去量の向上を指す。
[第2の実施形態]
次に、図5及び図6を用いて第2の実施形態の美容処理装置100について説明する。図5は、第2の実施形態に係る美容処理装置100の断面図である。図5では、図2と同様にスイッチ群50の図示を省略している。図6は、第2の実施形態に係る制御回路基板160の機能を示すブロック図である。
図5及び図6において、図1〜図4に示した第1の実施形態の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
図5及び図6に示すように美容処理装置100は、本体10、肌接触プレート20、30及び120、スイッチ群50、超音波振動子140、141及び142、及び、制御回路基板160を備える。
美容処理装置100は、第1の実施形態の美容処理装置1が、さらに肌接触プレート120を備えた実施形態である。美容処理装置100では、ユーザがスイッチ群50を操作して、肌接触プレート20、30及び120の中から、電圧が印加される一対の電極を選択することができる。
(肌接触プレート120の構成について)
肌接触プレート120は、肌接触プレート20及び30と対応する形状及び機能を有する。肌接触プレート120は、プレート部21及びシール部22にそれぞれ対応するプレート部121及びシール部122を備える。肌接触プレート120は、シール部122及び支持部材(図示せず)によって本体10内に保持される。
プレート部121は、基部21a及び先端部21bにそれぞれ対応する基部121a及び先端部121bを有する。プレート部121は、超音波振動子142によって振動が与えられて振動する。
先端部121bの先端側の縁部には、肌当接面21cに対応する肌当接面121cが形成される。肌当接面121cは、肌接触プレート120の短手方向の側面である。
シール部122は、接合部22a及びシール部材22bにそれぞれ対応する接合部122a及びシール部材122bを有する。
(肌接触プレート20、30及び120の配置の説明)
以上のような構成を有する肌接触プレート20、30及び120は、本体10の表面部10aから裏面部10bに向かう方向にそれぞれ順に配置される。肌接触プレート20、30及び120は互いに所定の距離(例えば1[mm]〜1[cm]程度)を空けて配置される。
肌接触プレート20、30及び120は、それぞれ並行する。肌接触プレート20、30及び120は、肌当接面21c、31c及び121cの位置がほぼ揃っている(図5の仮想的な線L2参照)。
(超音波振動子140〜142について)
超音波振動子140は、例えば接着剤によって肌接触プレート20の基部21aに取り付けられる。同様に超音波振動子142及び143は、例えば接着剤によって肌接触プレート30の基部31a及び肌接触プレート120の基部121aにそれぞれ取り付けられる。
超音波振動子140〜142は、制御回路基板160から電圧を印加されてそれぞれ独立して振動する。
次に図6を用いて制御回路基板160について説明する。図6は、制御回路基板160の機能を示すブロック図である。
図6に示すように、制御回路基板160は、第1発振部61、計時部63、メモリ部65、入力受付部66、選択部161、第2発振部162、電源部164及びこれらを制御する制御部167を有する。
選択部161は、肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極を電源部164に接続する。選択部161は、例えばトランジスタを用いたスイッチング回路によって実現できる。
第2発振部162は、第2発振部62と対応する機能を有する。第2発振部162は、肌接触プレート20、30及び120をそれぞれ振動させるための40[kHz]〜120[kHz]の電圧信号をそれぞれ生成する。
第2発振部162は、肌接触プレート20、30及び120毎に、それぞれ異なった周波数の電圧信号を生成できる。
第2発振部162は、生成した電圧信号を電源部164に出力する。
電源部164は、電源部64と対応する機能を有する。電源部164は、第1発振部61が出力した電圧信号に対応する電圧を選択部161が選択した一対の電極間に印加する。
電源部164は、第2発振部162が出力した肌接触プレート20、30及び120をそれぞれ振動させるための電圧信号に対応する周波数及び所定のパワーの電圧を超音波振動子140、141及び142にそれぞれ印加する。この結果、肌接触プレート20、30及び120が、それぞれ同じ周波数またはそれぞれ異なった周波数で振動する。
入力受付部66は、ユーザによる肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極の選択操作をスイッチ群50を介して検知する。入力受付部66は、肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極の選択操作を示す検知信号(選択検知信号)を制御部167に送信する。
選択検知信号は、例えば、肌接触プレート20及び30を一対とするための選択を示す信号であったり、肌接触プレート20及び120を一対とするための選択を示す信号であったり、肌接触プレート30及び120を一対とするための選択を示す信号であったりする。
スイッチ群50が、例えば、ロータリースイッチを有することで、肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極をユーザは容易に選択することができる。
スイッチ群50が、押しボタン式のスイッチを有することで、ユーザが押しボタン式のスイッチを押すたびに、選択部161が、電源部164に接続する肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極の組み合わせを切り替えるようにしてもよい。
制御部167は、入力受付部66が送信した選択検知信号を受信する。制御部167は、選択検知信号を受信すると、選択部161を制御して、肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極を電源部164に接続させる。この結果として、肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極に電圧を印加することができる。
(効果)
第2の実施形態の美容処理装置100では、肌接触プレート20によって肌の角質、皮脂または化粧残りを除去し(第1の除去)、続いて、肌接触プレート30によって肌接触プレート20が除去しきれなかった角質、皮脂または化粧残りを除去し(第2の除去)、さらに肌接触プレート120によって肌接触プレート30が除去しきれなかった角質、皮脂または化粧残りを除去することができる(第3の除去)。
ユーザが、美容処理装置100を用いて、例えば、腕や足など凹凸が少ない部位の角質または皮脂を除去したいと思う場合がある。この場合は、配置距離が最も離れた肌接触プレート20及び120間に電圧を印加することが望ましい。肌接触プレート20及び30間に電圧を印加した場合に比べて、肌の広範囲にEMSの効果を与えることができるからである。
ユーザが、美容処理装置100を用いて、例えば、顔のように凹凸が多い部位の角質、皮脂または化粧残りを除去したいと思う場合がある。この場合は、隣接する肌接触プレート20及び30、または、隣接する肌接触プレート30及び120間に電圧を印加することが望ましい。このような部位では、配置距離が最も離れた肌接触プレート20及び120を同時に肌面に接触させることが困難な場合があるからである。
凹凸が多い部位では、隣接する肌接触プレート20及び30が肌面に同時に接触しているとき肌接触プレート120が浮いた状態となることがある。同様に、凹凸が多い部位では、隣接する肌接触プレート30及び120が肌面に同時に接触しているとき、肌接触プレート20が浮いた状態となる場合もある。
同様に、凹凸が多い部位では、肌接触プレート20及び120の間に位置する肌接触プレート30は、肌面に確実に接触しているが、肌接触プレート20及びまたは120は、肌面とわずかに接触するだけの場合もある。
肌接触プレート20及び120間に電圧を印加した場合に、肌接触プレート20及び120のどちらか一方が、肌面と全く接触しない場合は、肌に電流が流れないので、EMSによる角質、皮脂または化粧残りの除去のための効果を得ることができない。
肌接触プレート30は、肌面に確実に接触しているが、肌接触プレート20及びまたは120が、肌面とわずかに接触する場合は、肌面に電流を流すことができるが、肌接触プレート20及びまたは120と肌との接触面積が少ないために、肌面に電流が流れる際にユーザが痛みを感じることがある。
美容処理装置100では、肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極の組み合わせを選択部161によって選択できるので、隣接する肌接触プレート20及び30間、または、肌接触プレート30及び120間に電圧を印加することによって、顔のように凹凸が多い部位にも電流を確実に流すことや、肌面に電流が流れる際にユーザが痛みを感じることを低減することができる。
以上を要するに、美容処理装置100では、選択部161を有することによって、肌の角質、皮脂または化粧残りを除去したい部位に応じて、肌接触プレート20、30及び120の内の一対の電極をユーザが適宜選択することができる。
さらに美容処理装置100では、肌接触プレート20、30及び120が、それぞれ異なる周波数で振動することによって、肌面に異なる周波数の振動を与えることができる。この結果、肌面において異なる周波数の振動が合成されて、肌面が複雑に振動する。この場合、単一の周波数で肌面を振動させた場合よりも肌面に付着している角質、皮脂または化粧の残りなどが除去されやすくなる。
美容処理装置100では、肌接触プレート20、30及び120を、それぞれ同じ周波数で振動させることもできる。この場合、肌接触プレート20及び30(または肌接触プレート30及び120)は、互いに反対方向に振動することが望ましい(図5の矢印A1〜A3またはB1〜B3参照)。
図5に示す矢印B1及びB2(または、A2及びA3)のように、肌接触プレート20及び30(または肌接触プレート30及び120)が互いに反対方向に振動することによって、肌接触プレート20及び30(または肌接触プレート30及び120)によって使用者の肌(皮膚)を挟み込むことができる。この結果、毛穴に詰まった角質、皮脂または化粧の残りなどを毛穴から押し出すことができる。すなわち、角質、皮脂または化粧の残りなどの除去効果を高めることができる。
[第1の変形例]
次に、図7及び図8を用いて本発明の第1の変形例である美容処理装置100aについて説明する。図7は、第1の変形例に係る美容処理装置100aの断面図である。図7では、図5と同様にスイッチ群50の図示を省略している。図8は、美容処理装置100と美容処理装置100aの差異を説明する概念図である。
図7及び図8において、図1〜図6に示した第1及び第2の実施形態の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
美容処理装置100aは、図5及び図6に示した美容処理装置100の変形例である。図7に示すように、美容処理装置100aは、先端部21b、31b及び121bの長手方向の長さがそれぞれ異なった肌接触プレート20、30及び120を備える。
先端部21bが一番長く、先端部121bが一番短く形成されている。このことにより、美容処理装置100aでは、肌接触プレート20、30及び120の長手方向における肌当接面21c、31c及び121cの位置がそれぞれ異なっている。
肌当接面21c、31c及び121cは、それぞれ仮想線L3上に位置する。
先端部21b、31b及び121bの長手方向に対する仮想線L3の角度θは、0°<θ<90°の範囲内であれば特に限定されない。仮想線L3の角度θは、45°≦θ<90°の範囲内であることが望ましい。
角度θが90°の場合は、図5に示す第2の実施形態の美容処理装置100での肌当接面21c、31c及び121cの位置となる。先端部21bを一番短く、先端部121bを一番長く形成した場合は、仮想線L3の角度θは、90°<θ<180°となる。なお、先端部31bを一番長く形成したり、先端部21b、31b及び121bの長さをそれぞれランダムに異ならせてもよい。
図8は、美容処理装置100及び美容処理装置100aをそれぞれユーザの頬の同一箇所に当接させた場面を示している。図8では、美容処理装置100は波線で示されている。
図8に示すように、美容処理装置100aでは、肌接触プレート20、30及び120のそれぞれの先端部21b、31b及び121bの長手方向の長さが異なっていることにより、美容処理装置100に比べて、美容処理装置100aを肌面(図8中の符号S参照)に対して、ユーザの足元方向に寝かせた状態で使用することができる。
この結果、美容処理装置100aを肌面上で移動させた場合に、肌当接面21c、31c及び121cが、角質、皮脂または化粧の残りなど鋭角に刈り取るように肌面を擦るので、角質、皮脂または化粧の残りなどの除去効果を高めることができる。
[第2の変形例]
次に、図9を用いて本発明の第2の変形例である美容処理装置100bについて説明する。図9は、第2の変形例に係る美容処理装置100bの断面図である。図9では、図5と同様にスイッチ群50の図示を省略している。
図9において、図1〜図8に示した第1及び第2の実施形態及び第1の変形例の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
美容処理装置100bは、図7及び図8に示した美容処理装置100aの変形例である。
図9に示すように、美容処理装置100bは、肌接触面21d、31d及び121dがそれぞれ形成された肌接触プレート20、30及び120を備える。
肌接触面21dは、肌当接面21cを含む肌接触プレート20の先端側を肌接触プレート20の長手方向に対して所定の角度(例えば、10°〜45°)を持つように折り曲げることで形成される。同様に、肌接触面31d及び121dは、肌当接面31c及び121cをそれぞれ含む肌接触プレート30及び120の先端側を肌接触プレート30及び120の長手方向に対して所定の角度を持つようにそれぞれ折り曲げることで形成される。
肌接触面21d、31d及び121dは、角質、皮脂または化粧の残りなどを除去する際にユーザの肌と接触する。肌接触面21d、31d及び121dは、それぞれ仮想線L4に沿って、一直線上に並ぶ。このことによって、肌接触面21d、31dまたは121dをそれぞれ肌に接触させやすくなる。
美容処理装置100bが、肌接触面21d、31d及び121dを有することによって、肌接触プレート20と肌との接触面積を広くすることができる。この結果、肌に電流が流れる際にユーザが痛みを感じることを防止することができる。
[第3の実施形態]
次に、図10を用いて第3の実施形態の美容処理装置200について説明する。図10は、第3の実施形態に係る美容処理装置200を示す斜視図である。図10において、図1〜図9に示した第1及び第2の実施形態、及び、第1及び第2の変形例の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
図10に示すように美容処理装置200は、本体10、肌接触プレート20、超音波振動子40、スイッチ群50、制御回路基板60及び肌接触ローラ部210を備える。
美容処理装置200は、図1に示した肌接触プレート30の代わりに肌接触ローラ部210を備える。
美容処理装置200では、肌接触プレート20及び肌接触ローラ部210間に電圧が印加される。美容処理装置200では、超音波振動子40は、肌接触プレート20を振動させ、肌接触ローラ部210を振動させない。
肌接触ローラ部210は、本体部221及びシール部222を備える。
本体部221は、基部221a、一対の腕部221b及びローラ部221cを有する。
本体部221は、ステンレスやアルミなどの金属により構成される。したがって、本体部221は、導電性を有する。
基部221aは、本体10内に配設される。基部221aは、制御回路基板60に図示を省略した導線により電気的に接続される。
一対の腕部221bは、本体10から露出する。一対の腕部221bは、互いに並行して配置された棒状の部材である。一対の腕部221bは、ローラ部221cを回転可能に軸支する。
ローラ部221cは、円柱形状を有する。ローラ部221cは、ユーザの肌面上を転動する。このとき、ローラ部221cの表面221dは、ユーザの肌と接触する。ローラ部221cは、多角形状を有していてもよい。
シール部222は、シール部22と対応する構成及び機能を有する。すなわち、シール部222は、接合部22aと対応する接合部222a及びシール部材22bと対応するシール部材222bを有している。シール部222は、本体10内に水分が侵入するのを防止する。
(効果)
第3の実施形態の美容処理装置200によれば、肌接触プレート20によって、角質、皮脂または化粧の残りなどを除去することができる。美容処理装置200によれば、電圧を印加された肌接触プレート20及び肌接触ローラ部210を電極として、EMSのための電流を肌に流すことができる。
さらに、ローラ部221cが、肌面上を転動しながら肌面に刺激を与えることによって、血行をよくしたり、ユーザに心地よさを与えることができる。
[第4の実施形態]
次に、図11を用いて第4の実施形態の美容処理装置300について説明する。図11は、第4の実施形態に係る美容処理装置300を示す断面図である。図11において、図1〜図10に示した第1〜第3の実施形態、及び、第1及び第2の変形例1及び2の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
図11に示すように美容処理装置300は、本体10、肌接触プレート20及び30、超音波振動子40、スイッチ群50(図示せず)、ペルチェ素子310、ヒートシンク320及び制御回路基板360を備える。
美容処理装置300は、第1の実施形態に係る美容処理装置1が、ペルチェ素子310及びヒートシンク320をさらに備える実施形態である。
ペルチェ素子310は、第1の面310a(冷温面)及び第2の面310bを有する。ペルチェ素子310は、薄い板状(薄い直方体状)に形成されている。第1の面310aは、肌接触プレート30の基部31aに取り付けられる。第2の面310bは、ヒートシンク320と接触する。この実施形態では、制御回路基板60によって電流を流されて、第1の面310aは冷たくなり、第2の面310bは温かくなる。
ヒートシンク320は、平坦面320a及び320bを有する。ヒートシンク320は、略直方体状に形成されている。ヒートシンク320は、熱伝導性の良い金属(例えば、アルミや銅)で形成されている。ヒートシンク320は、肌接触プレート20、30及びペルチェ素子310に比べて充分な肉厚を有しており、肌接触プレート30及びペルチェ素子310に比べて熱容量が大きい。
平坦面320aは、例えば接着剤によってペルチェ素子310の第2の面310bに取り付けられる。この結果、ペルチェ素子310の第2の面310bの熱がヒートシンク320に移動する。このことによって、第2の面310bの熱が第1の面310a側に回り込むことに起因する肌接触プレート30の温度上昇を防止することができる。
制御回路基板360は、制御回路基板60と対応する構成及び機能を有する。制御回路基板360は、例えば、制御部167と対応する機能を有する制御部367を有する。制御部367は、ペルチェ素子310に電流を流す。この結果、ペルチェ素子310の第1の面310aは冷たくなり、第2の面310bは温かくなる。制御回路基板360は、ユーザによるスイッチ群50の操作に対応して、ペルチェ素子310への電流のONまたはOFFを制御する。
(効果)
第4の実施形態の美容処理装置300では、超音波振動子40によって振動した肌接触プレート20によって肌の角質、皮脂または化粧残りを除去し(第1の除去)、続いて、肌接触プレート30によって肌接触プレート20が除去しきれなかった角質、皮脂または化粧残りを除去することができる(第2の除去)。したがって、美容処理装置1の肌面上の移動の回数が少なくても角質、皮脂または化粧の残りなどを短い時間で除去することができる。
さらに、美容処理装置300によれば、電圧を印加された肌接触プレート20及び30を電極として、EMSのための電流を肌に流すことができる。
美容処理装置300では、ペルチェ素子310によって冷却された肌接触プレート30が肌面に当接することによって、EMSによって開いた毛穴を閉じることができる。結果として、肌を引き締めることができる。
[第3の変形例]
次に、図12を用いて本発明の第3の変形例である美容処理装置300aについて説明する。図12は、第3の変形例に係る美容処理装置300aの断面図である。図12では、図11と同様にスイッチ群50の図示を省略している。
図12において、図1〜図11に示した第1〜第4の実施形態及び第1及び第2の変形例の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
美容処理装置300aは、図11に示した第4の実施形態の美容処理装置300の変形例である。図12に示すように美容処理装置300aは、本体10、肌接触プレート20及び340、超音波振動子40、スイッチ群50(図示せず)、ペルチェ素子310、ヒートシンク320及び制御回路基板360aを備える。
(肌接触プレート340の構成について)
肌接触プレート340は、プレート部341及びシール部342を備える。肌接触プレート340は、シール部342及び支持部材(図示せず)によって本体10内に保持される。シール部342は、シール部32に対応する。シール部342は、接合部32a及びシール部材32bにそれぞれ対応する接合部342a及びシール部材342bを有する。
プレート部341は、基部341a及び先端部341bを有する。プレート部341は、肌接触プレート20のプレート部21と同様の材料で形成される。プレート部341は、導電性を有する。プレート部341は、例えば、2[mm]〜5[mm]の厚みを有する。プレート部341は、ペルチェ素子310によって熱が加えられたり、冷却されたりする。ペルチェ素子310は、基部341aに取り付けられる。
基部341aは、本体10内に配設される。基部341aは、制御回路基板360aに図示を省略した導線により電気的に接続される。
先端部341bは、本体10から露出する。先端部21bの先端側には、肌当接面341cが配設される。肌当接面341cを含む先端部21bの先端側は、肌接触プレート340の長手方向に対して所定の角度(例えば、10°〜45°)を持つように折り曲げられる。
肌当接面341cは、ユーザの肌面に当接する。肌当接面341cによって、ユーザの肌面を温めるまたは冷却することができる。肌当接面341cは、ユーザの肌面を速やかに温めるまたは冷却するために、少なくとも肌当接面21cよりも広い接触面積を有する。
(肌接触プレート20及び340の配置の説明)
肌接触プレート20及び340は、本体10の表面部10aから裏面部10bに向かう方向にそれぞれ順に配置される。肌接触プレート20及び340は互いに所定の距離を空けて配置される。例えば、基部21a及び341a間の距離は、1[mm]〜1[cm]程度である。
肌接触プレート20及び340は、互いに並行する。肌接触プレート20及び340は、肌当接面21c及び341cの位置がほぼ揃っている(図12の仮想的な線L5参照)。詳細には、肌当接面21cは、341cの延長線上に位置する。
(制御回路基板360aについて)
制御回路基板360aは、図11に示した制御回路基板360と同様の機能及び構成を有する。制御回路基板360aは、例えば、制御回路基板360の制御部367と対応する制御部367aを有する。
制御部367aは、肌接触プレート20及び340間に電圧を印加する。
制御部367aは、ユーザによるスイッチ群50の操作に対応して、ペルチェ素子310に流す電流の向きを変更する。制御部367aが、ペルチェ素子310に第1の方向の電流を流すと、第1の面310aは温かくなり、第2の面310bは冷たくなる。結果として、第1の面310aと接触する肌接触プレート340が温かくなる。
制御部367aが、ペルチェ素子310に第1の方向とは逆の第2の方向の電流を流すと、第1の面310aは冷たくなり、第2の面310bは温かくなる。結果として、第1の面310aと接触する肌接触プレート340が冷たくなる。
(使用方法)
(1)補助処理及び第1の処理
ユーザは、美容処理装置300aを持ち、肌接触プレート20及び340の肌当接面21c及び341cを美容処理対象の肌面に当接させる。肌接触プレート20は超音波振動子40によって振動している。肌接触プレート20及び肌接触プレート340間には電圧が印加される。
ユーザは、肌接触プレート340が温かくなるようにスイッチ群50を操作する。この操作に対応して、制御部367aがペルチェ素子310に第1の方向の電流を流す。結果として、肌接触プレート340が温かくなる。
ユーザは、肌接触プレート340が移動方向に対して先頭になるように、そして肌接触プレート20が移動方向に対してプレート部341の後方になるように美容処理装置300aを肌面上で移動させる(図12の矢印A1参照)。
この結果、ユーザの肌面がまず肌接触プレート340によって暖められて毛穴が開く(補助処理)。このとき、EMSのための電流が肌に流れることによって、毛穴が開きやすくなる。
毛穴が開いた肌面を肌接触プレート20が擦ることによって、肌面に付着していたり、毛穴に詰まったりしている角質、皮脂または化粧の残りなどを除去することができる(第1の処理)。
(2)第2の処理及びクールダウン処理
ユーザは、肌接触プレート340が冷たくなるようにスイッチ群50を操作する。この操作に対応して、制御回路基板360aは、ペルチェ素子310に第2の方向の電流を流す。結果として、肌接触プレート340が冷たくなる。
ユーザは、肌接触プレート20が移動方向に対して先頭になるように、そして肌接触プレート340が移動方向に対して肌接触プレート20の後方になるように美容処理装置300aを肌面上で移動させる(図12の矢印A2参照)。
この結果、第1の処理で除去しきれなかった角質、皮脂または化粧の残りなどを肌接触プレート20によって除去することができる(第2の処理)。そして、肌接触プレート20によって肌の角質、皮脂または化粧残りが除去された後の肌面は、肌接触プレート340によって冷却される。結果として、毛穴が閉じる(クールダウン処理)。クールダウン処理によって、毛穴を閉じさせ、肌を引き締めることができる。
(効果)
このように、第3の変形例である美容処理装置300aでは、第1、第2の除去、EMS、補助処理及びクールダウン処理によって、肌の角質、皮脂または化粧残りを除去することができる。
肌接触プレート340が、肌面を温めたり、冷却したりすることによって、心地よさをユーザに感じさせることができる。
[その他の実施形態]
以上、第1〜第5の実施形態、及び、第1〜第3の変形例を具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態及び変形例に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素をさらに変形して具現化できる。また、上記実施形態及び変形例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その他の実施形態の具体例を以下(1)〜(10)に示す。
(1)図11または図12に示したヒートシンク320が、ペルチェ素子310、及び、肌接触プレート30または340を超える横長形状を備えてもよい。そして、美容処理装置300または300aが、ヒートシンク320のペルチェ素子310、及び、肌接触プレート30または340を超えた部分に取り付けられる送風ユニットを備えてもよい。
送風ユニットは、ペルチェ素子310によって暖められた肌接触プレート30または340の温度上昇を抑制して、肌接触プレート30または340の温度を一定に保つ。
美容処理装置300または300aは、肌接触プレート30または340の温度を検出するセンサ素子(例えばサーミスタ)などを備えることが望ましい。センサ素子を用いて検出した温度に対応させて、制御部367または367aが、ペルチェ素子310に流す電流の強さを可変させたり、送風ユニットが有するファンの回転数を可変させたりすることで、接触プレート30または340の温度を一定に保つことができる。
ここで、制御部367または367aによる温度の制御を容易にするためには、肌接触プレート30または340は、温度が短時間のうちに急激に変化しないことが望ましい。接触プレート30または340のプレート部31または341の肉厚を厚くすることで、熱容量を増加させて、肌接触プレート30または340の温度変化を緩やかにすることができる。
(2)接触プレート340は、板状ではなく、円筒形状や直方体形状を有してもよい。
(3)ヒートシンク320の平坦面320bが、肌接触プレート20の基部21aと接触してもよい。この場合、ペルチェ素子310が、ヒートシンク320を介して肌接触プレート20を温めたり、冷却したりすることができる。
(4)美容処理装置300または300aは、ヒートシンク320を備えなくともよい。
(5)美容処理装置300aが、美容処理装置300aの姿勢や移動方向を検知するセンサ(例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、ローラ形接触センサまたは赤外線式の非接触センサ)を備えてもよい。
この場合、制御部367aは、センサの出力に基づいて、美容処理装置300aが肌面上でどの方向に移動したかを知覚することができる。制御部367aは、美容処理装置300aの移動方向に対応させて、ペルチェ素子310に流す電流の向きを変えることができる。
(6)美容処理装置300または300aにおいて、超音波振動子40が、肌接触プレート30または341を振動させてもよい。
(7)美容処理装置300または300aにおいて、ペルチェ素子310を、肌接触プレート20の基部21aに取り付けてもよい。この場合、ペルチェ素子310によって、肌接触プレート20に熱を加えたり、冷却したりすることができる。
(8)美容処理装置1〜300aが、肌接触プレート20〜340または肌接触ローラ部210を暖めるための加熱部材(例えば、セラミックヒータまたはフィルムヒータ)を備えてもよい。加熱部材は、例えば、肌接触プレート20、30、120または340のそれぞれの基部21a、31a、121aまたは341a、または、肌接触ローラ部210の基部221aに取付けられる。
(9)本体10が、スライド機構を備えてもよい。例えば、図5に示す美容処理装置100において、スライド機構は、本体10内面に、肌接触プレート20、30または120の長手方向に沿って設けられる。スライド機構は、肌接触プレート20、30または120と対応する位置に設けられる。
スライド機構は、棒状のスライドレールまたは直線状の溝によって実現される。肌接触プレート20、30または120は、スライドレールまたは直線状の溝にそれぞれ取り付けられる。このことによって、肌接触プレート20、30または120が、本体10に対して相対的に移動する。この結果、肌の曲面に合うように、先端部21b、先端部31bまたは121bの本体10からの位置をそれぞれ可変することができる。
この場合、本体10に対して相対的に移動した肌接触プレート20、30または120を所定の位置に保持する係止機構を本体10が備えることが望ましい。
係止機構の構成は、特に限定されない。係止機構は、例えば、ばねの復元力により肌接触プレート20、30または120の移動を阻害するものであったり、肌接触プレート20、30または120をねじで固定するものであったりする。
(10)本体10が、ユーザが本体10を持ったときに、ユーザの手と接触する手元電極を備えてもよい。この場合、電源部64または164は、肌接触プレート20、30及び120の内の一つと、手元電極との間に電圧を印加することができる。この結果、ユーザが手元電極をさわりながら、電圧が印加された肌接触プレート20、30及び120の内の一つを肌に当接することで、手元電極、ユーザの皮膚、及び、肌接触プレート20、30及び120の内の一つ、によって閉回路が形成され、ユーザの肌にEMSのための電流が流れる。
この電流によってイオン導入法による肌のトリートメントを行うことができる。
イオン導入法とは、肌に電極を当接させて微弱な電流を流すことにより、本来であれば皮膚内に浸透しにくい美容のための種々の成分(例えば、ビタミンAやビタミンCなど)を皮膚内へ浸透させる手法である。
1,100,100a,100b,200,300,300a…美容処理装置、10…本体、20,30,120,340…肌接触プレート、21,31,121,341…プレート部、22,32,122,222,342…シール部、40,140,141,142…超音波振動子、50…スイッチ群、60,160,360,360a…制御回路基板、61…第1発振部、62,162…第2発振部、63…計時部、64,164…電源部、65…メモリ部、66…入力受付部、67,167,367,367a…制御部、161…選択部、210…肌接触ローラ部、221…本体部、310…ペルチェ素子、320…ヒートシンク。

Claims (6)

  1. 基部と、ユーザの肌面と接触する先端部をそれぞれ備え導電性を有する第1及び第2の肌接触部材と、
    前記第1及びまたは第2の肌接触部材を振動させる超音波振動子と、
    前記第1及び第2の肌接触部材間に電圧を印加する電圧印加部と、
    前記超音波振動子及びまたは電圧印加部の動作のONまたはOFFを制御する制御部と
    を具備し、
    前記第1及び第2の肌接触部材が、互いに並行に設けられ、少なくとも前記第1の肌接触部材は板状とされ、
    前記第2の肌接触部材は、前記第1の肌接触部材の先端部に隣接してローラ部が位置するようにユーザの肌面を転動するローラ部材が設けられている
    ことを特徴とする美容処理装置。
  2. 基部と、ユーザの肌面と接触する先端部をそれぞれ備え導電性を有する第1及び第2の肌接触部材と、
    前記第1及びまたは第2の肌接触部材を振動させる超音波振動子と、
    前記第1及び第2の肌接触部材間に電圧を印加する電圧印加部と、
    前記超音波振動子及びまたは電圧印加部の動作のONまたはOFFを制御する制御部と
    を具備し、
    前記第1及び第2の肌接触部材が、互いに並行に設けられ、
    前記第1の肌接触部材は、平板形状を備えかつ前記先端部に位置する第1の面を有し、
    前記第2の肌接触部材は、平板形状を備えかつ前記先端部に位置しかつ前記第1の面と対応する形状を備える第2の面を有し、
    前記第1の面は、前記基部から先端部に向かう方向に沿って前記第2の面よりも突き出ている
    ことを特徴とする美容処理装置。
  3. 前記第1及びまたは第2の肌接触部材に接触する冷温面を有するペルチェ素子をさらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の美容処理装置。
  4. 前記第1及びまたは第2の肌接触部材を加熱する加熱部材をさらに具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の美容処理装置。
  5. 基部と、ユーザの肌面と接触する先端部を備え導電性を有する第3の肌接触部材をさらに具備し、
    前記電圧印加部は、前記第1、第2または第3の肌接触部材のうちの一対の肌接触部材に前記電圧を印加すること
    を特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載の美容処理装置。
  6. 前記第1、第2及び第3の肌接触部材から前記電圧が印加される一対の肌接触部材を選択する操作を受け付ける操作受付部をさらに具備することを特徴とする請求項に記載の美容処理装置。
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