JPWO2019230179A1 - 熱伝導性発泡体シート用組成物、熱伝導性発泡体シート、及び熱伝導性発泡体シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、熱伝導性発泡体シート用組成物であって、(A)下記平均組成式(I)で表されるオルガノポリシロキサン主材:100質量部、RaSiO(4−a)/2 (I)(式中、Rは同一又は異なる、置換若しくは非置換の炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であり、少なくとも1つはアルケニル基を含む。aは1.90〜2.05の正数である。)(B)少なくとも2個のケイ素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:0.1〜50質量部、(C)付加反応触媒:触媒量、(D)熱伝導性充填材:250〜2000質量部、及び(E)熱膨張型マイクロカプセル:0.5〜50質量部を含有する熱伝導性発泡体シート用組成物である。これにより、従来と同等の放熱性を維持しつつ比重を低下させた硬化物を与える熱伝導性発泡体シート用組成物が提供される。
Description
本発明は、熱伝導性発泡体シート用組成物、熱伝導性発泡体シート、及び熱伝導性発泡体シートの製造方法に関する。
近年、テレビ、コンピューター、通信装置、産業機器などの電子機器は、小型化、高性能化されており、発熱密度が増加する傾向にある。これらの電子機器を適切に機能させるためには、その電子機器から熱を取り除くことが必要となる。
この熱を除去する手段として様々な方法が提案されている。特に発熱量の多い電子部品では、電子部品とヒートシンク等の部材との間に熱伝導性材料を介在させて熱を逃がす方法が提案されている(特許文献1、2)。
これらの放熱方法においては、電子部品と熱伝導性材料の界面に発生する隙間を抑え、電子部品の形状に追従し密着することで効率的に放熱を促すことが出来る。このような熱伝導性材料として、流動性を持つ熱伝導性グリースや、電子部品への実装が容易なシート状の熱伝導性エラストマーが挙げられる。なお、このようなシートを熱源と冷却部間に使用する場合、接触抵抗を小さくするため、あるいは部品間公差を吸収するために、シート自身に所定圧力(例えば70psi以上)がかけられ圧縮されて用いられることが一般的である。
これらの放熱材料は、一般的にベースとなるポリマーに、多量の熱伝導性充填材を添加することで、高い熱伝導性を付与する材料設計がなされている。しかしながら多量の熱伝導性充填材を添加するがゆえに、その比重が増加する傾向がある。
低燃費化がすすむ自動車や、小型化がすすむ電子機器においては、搭載される部品の重量低減も重要な課題となっている。熱伝導性充填材の配向技術により、充填材量を抑えつつ高熱伝導を付与する方法や、熱伝導性充填材自体の比重を低減する方法(特許文献3)が提案されているが、いずれも充填材が限定されたり、専用設備が必要となるため、本質的な解決には至っていない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、従来と同等の放熱性を維持しつつ比重を低下させた硬化物を与える熱伝導性発泡体シート用組成物を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明では、
熱伝導性発泡体シート用組成物であって、
(A)下記平均組成式(I)で表されるオルガノポリシロキサン主材:100質量部、
RaSiO(4−a)/2 (I)
(式中、Rは同一又は異なる、置換若しくは非置換の炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であり、少なくとも1つはアルケニル基を含む。aは1.90〜2.05の正数である。)
(B)少なくとも2個のケイ素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:0.1〜50質量部
(C)付加反応触媒:触媒量
(D)熱伝導性充填材:250〜2000質量部、及び
(E)熱膨張型マイクロカプセル:0.5〜50質量部、
を含有するものであることを特徴とする熱伝導性発泡体シート用組成物を提供する。
熱伝導性発泡体シート用組成物であって、
(A)下記平均組成式(I)で表されるオルガノポリシロキサン主材:100質量部、
RaSiO(4−a)/2 (I)
(式中、Rは同一又は異なる、置換若しくは非置換の炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であり、少なくとも1つはアルケニル基を含む。aは1.90〜2.05の正数である。)
(B)少なくとも2個のケイ素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:0.1〜50質量部
(C)付加反応触媒:触媒量
(D)熱伝導性充填材:250〜2000質量部、及び
(E)熱膨張型マイクロカプセル:0.5〜50質量部、
を含有するものであることを特徴とする熱伝導性発泡体シート用組成物を提供する。
このようなものであれば、従来と同等の放熱性を維持しつつ比重を低下させた硬化物を与えるものとなる。
また、前記熱伝導性充填材が、1〜200μmの粒径を有し、1〜100W/mKの熱伝導率を有するものであることが好ましい。
このようなものを含む熱伝導性発泡体シート用組成物であれば、十分な強度及び熱伝導率を有する硬化物を与えるものとなる。
また、前記熱伝導性充填材が、シリカ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、及び窒化ケイ素から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物には、このような熱伝導性充填材を好適に用いることができる。
前記熱膨張型マイクロカプセルが、0〜50℃環境下で1〜100μmの平均粒径を有するものであることが好ましい。
このようなものであれば、充填性が良好であり、成形後(硬化後)に十分な強度を有し、また、比重が十分に低下した硬化物を与えるものとなる。
また、本発明は、前記組成物の硬化物であることを特徴とする熱伝導性発泡体シートを提供する。
本発明の熱伝導性発泡体シートは、従来と同等の放熱性を維持しつつ比重を低下させたものであるため、高い放熱性と軽量化を実現でき、車載機器実装時の燃費抑制や、スマートフォンに代表される電子機器の軽量化に貢献できる。
また、前記熱伝導性発泡体シートは、比重が0.5〜1.8のものであることが好ましい。
このような比重を有する熱伝導性発泡体シートであれば、これを用いた電子機器等の軽量化により貢献できるものとなる。
また、前記熱伝導性発泡体シートは、厚みが0.5〜6.0mmのものであることが好ましい。
このような熱伝導性発泡体シートであれば、放熱材料としてより好適に用いることができる。
また、本発明は、前記熱伝導性発泡体シートの製造方法であって、前記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分を含む組成物を加熱して発泡、硬化させることを特徴とする熱伝導性発泡体シートの製造方法を提供する。
本発明の熱伝導性発泡体シートはこのような方法で、好適に製造することができる。
以上のように、本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物は、硬化物に十分な熱伝導率を付与できる量の熱伝導性充填材を含有しながらも、比重を小さく抑えた熱伝導性発泡体シートを与えることができるため、高放熱性と軽量化のトレードオフを解消することができる。また、車載機器実装時の燃費抑制や、スマートフォンに代表される電子機器の軽量化に貢献できる。
上述のように、従来と同等の放熱性を維持しつつ比重を低下させた硬化物を与える熱伝導性発泡体シート用組成物の開発が求められていた。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討を重ねた結果、熱伝導性充填材を含むシリコーン樹脂中に熱膨張型マイクロカプセルを添加した組成物であれば、この組成物の硬化物である熱伝導性発泡体シートは良好な放熱性を有しながらも、軽量化されたものとなることを見出し、発明をなすに至った。
即ち、本発明は、
熱伝導性発泡体シート用組成物であって、
(A)下記平均組成式(I)で表されるオルガノポリシロキサン主材:100質量部、
RaSiO(4−a)/2 (I)
(式中、Rは同一又は異なる、置換若しくは非置換の炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であり、少なくとも1つはアルケニル基を含む。aは1.90〜2.05の正数である。)
(B)少なくとも2個のケイ素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:0.1〜50質量部
(C)付加反応触媒:触媒量
(D)熱伝導性充填材:250〜2000質量部、及び
(E)熱膨張型マイクロカプセル:0.5〜50質量部、
を含有する熱伝導性発泡体シート用組成物である。
熱伝導性発泡体シート用組成物であって、
(A)下記平均組成式(I)で表されるオルガノポリシロキサン主材:100質量部、
RaSiO(4−a)/2 (I)
(式中、Rは同一又は異なる、置換若しくは非置換の炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であり、少なくとも1つはアルケニル基を含む。aは1.90〜2.05の正数である。)
(B)少なくとも2個のケイ素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:0.1〜50質量部
(C)付加反応触媒:触媒量
(D)熱伝導性充填材:250〜2000質量部、及び
(E)熱膨張型マイクロカプセル:0.5〜50質量部、
を含有する熱伝導性発泡体シート用組成物である。
以下、本発明について詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<熱伝導性発泡体シート用組成物>
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物は、下記の(A)、(B)、(C)、(D)、(E)成分及び必要に応じてその他の成分を含有したものである。本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分等を公知の方法、例えば、プラネタリーミキサーで60分間混練することで調製することができる。以下、各成分について詳細に説明する。
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物は、下記の(A)、(B)、(C)、(D)、(E)成分及び必要に応じてその他の成分を含有したものである。本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分等を公知の方法、例えば、プラネタリーミキサーで60分間混練することで調製することができる。以下、各成分について詳細に説明する。
[(A)成分]
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物の原料となる架橋前の(A)成分は、下記平均組成式(I)で表されるオルガノポリシロキサン主材:100質量部である。
RaSiO(4−a)/2 (I)
(式中、Rは同一又は異なる、置換若しくは非置換の炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であり、少なくとも1つはアルケニル基を含む。aは1.90〜2.05の正数である。)
(A)成分の平均重合度は10〜10,000であることが好ましく、50〜2,000であることがより好ましい。平均重合度が小さすぎるとシートが硬くなり圧縮性が著しく低下する場合があり、大きすぎるとシートの強度が低下し、復元性が悪くなる場合がある。この平均重合度は、通常、THF(テトラヒドロフラン)を展開溶媒として、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)分析におけるポリスチレン換算値として求めることができる。
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物の原料となる架橋前の(A)成分は、下記平均組成式(I)で表されるオルガノポリシロキサン主材:100質量部である。
RaSiO(4−a)/2 (I)
(式中、Rは同一又は異なる、置換若しくは非置換の炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であり、少なくとも1つはアルケニル基を含む。aは1.90〜2.05の正数である。)
(A)成分の平均重合度は10〜10,000であることが好ましく、50〜2,000であることがより好ましい。平均重合度が小さすぎるとシートが硬くなり圧縮性が著しく低下する場合があり、大きすぎるとシートの強度が低下し、復元性が悪くなる場合がある。この平均重合度は、通常、THF(テトラヒドロフラン)を展開溶媒として、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)分析におけるポリスチレン換算値として求めることができる。
上記Rとしては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基等のアラルキル基;3,3,3−トリフルオロプロピル基、3−クロロプロピル基等のハロゲン化アルキル基;ビニル基、アリル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基等が挙げられるが、少なくとも1つはアルケニル基である。
上記オルガノポリシロキサン主材は、一般的には、主鎖がジメチルシロキサン単位からなるもの、または、前記主鎖のメチル基の一部がビニル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基等で置き換えられたものが好ましい。また、その分子鎖末端が、トリオルガノシリル基または水酸基で封鎖されたものが好ましく、前記トリオルガノシリル基としては、トリメチルシリル基、ジメチルビニルシリル基、トリビニルシリル基等が例示される。
[(B)成分]
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物における(B)成分は、(A)成分のオルガノポリシロキサン主材とヒドロシリル化付加反応により組成物を硬化させる架橋剤として作用するものであり、下記平均組成式(II)
R2bHcSiO(4−b−c)/2 (II)
(式中、R2は炭素数1〜10の置換又は非置換の一価炭化水素基である。またbは0.7〜2.1、cは0.001〜1.0で、かつb+cは0.8〜3.0を満足する正数である。)
で示すことができ、一分子中に少なくとも2個、好ましくは3個以上(通常、3〜200個程度)、より好ましくは3〜100個の珪素原子結合水素原子(SiH基)を有することが必要である。
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物における(B)成分は、(A)成分のオルガノポリシロキサン主材とヒドロシリル化付加反応により組成物を硬化させる架橋剤として作用するものであり、下記平均組成式(II)
R2bHcSiO(4−b−c)/2 (II)
(式中、R2は炭素数1〜10の置換又は非置換の一価炭化水素基である。またbは0.7〜2.1、cは0.001〜1.0で、かつb+cは0.8〜3.0を満足する正数である。)
で示すことができ、一分子中に少なくとも2個、好ましくは3個以上(通常、3〜200個程度)、より好ましくは3〜100個の珪素原子結合水素原子(SiH基)を有することが必要である。
ここで、R2としては、式(I)中のRと同様の基を挙げることができるが、好ましくは脂肪族不飽和結合を有さないものがよい。
上記オルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、(CH3)2HSiO1/2単位とSiO4/2単位とから成る共重合体、(CH3)2HSiO1/2単位とSiO4/2単位と(C6H5)SiO3/2単位とから成る共重合体などが挙げられる。
このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの分子構造は、直鎖状、環状、分岐状、三次元網状構造のいずれであってもよいが、一分子中の珪素原子の数(又は重合度)は3〜1,000、特に3〜300程度のものを使用することができる。
このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの配合量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン100重量部に対して0.1〜50重量部、特に0.3〜30重量部とすることが好ましい。
また、このオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、(A)成分中の珪素原子に結合したアルケニル基に対する(B)成分中の珪素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)のモル比が0.5〜5モル/モル、好ましくは0.8〜4モル/モル、より好ましくは1〜3モル/モルとなる量で配合することもできる。
[(C)成分]
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物における(C)成分は、付加反応触媒である。付加反応触媒は、(A)成分中のアルケニル基と(B)成分中のSiH基とのヒドロシリル化付加反応を促進するための触媒であり、この付加反応触媒としては、白金黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸と1価アルコールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯体、白金ビスアセトアセテート等の白金系触媒、パラジウム系触媒、ロジウム系触媒などの白金族金属触媒が挙げられる。なお、この付加反応触媒の配合量は触媒量とすることができるが、通常、白金族金属として(A)及び(B)成分の合計重量に対して0.5〜1,000ppm、特に1〜500ppm程度配合することが好ましい。
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物における(C)成分は、付加反応触媒である。付加反応触媒は、(A)成分中のアルケニル基と(B)成分中のSiH基とのヒドロシリル化付加反応を促進するための触媒であり、この付加反応触媒としては、白金黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸と1価アルコールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯体、白金ビスアセトアセテート等の白金系触媒、パラジウム系触媒、ロジウム系触媒などの白金族金属触媒が挙げられる。なお、この付加反応触媒の配合量は触媒量とすることができるが、通常、白金族金属として(A)及び(B)成分の合計重量に対して0.5〜1,000ppm、特に1〜500ppm程度配合することが好ましい。
[(D)成分]
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物における(D)成分は、熱伝導性充填材である。
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物における(D)成分は、熱伝導性充填材である。
熱伝導性充填材の配合量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン主材100質量部に対して、250〜2000質量部であり、好ましくは250〜1000質量部、より好ましくは250〜600質量部である。熱伝導性充填材の配合量が250質量部未満であると、組成物の硬化物に十分な熱伝導率を与えられず、2000質量部を超えると、組成物自体の調製が困難となる。
また、熱伝導性充填材の平均粒径は、1〜200μmが好ましく、より好ましくは1〜100μm、更に好ましくは1〜50μmである。熱伝導性充填材の平均粒径が上記の範囲であれば、オルガノポリシロキサン主材への充填性が低下する恐れがなく、また、組成物の硬化物が十分な強度(シート強度)を有するものとなる。
また、熱伝導性充填材の熱伝導率は1〜100W/mKが好ましい。1W/mK以上であれば、組成物の硬化物に対して十分な熱伝導率を与えることができる。また、熱伝導性発泡体シートの電気絶縁性を考慮した場合、体積抵抗の高い充填材の熱伝導率は100W/mK以下であることが好ましい。
このような熱伝導性充填材としては、シリカ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化ケイ素が好ましい。これらの熱伝導性充填材は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
[(E)成分]
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物における(E)成分は、熱膨張型マイクロカプセルである。熱膨張型マイクロカプセルとは、外殻樹脂の内部に低沸点溶剤等の揮発性物質が内包されたものであり、加熱により外殻樹脂が軟化し、内包された揮発性物質が揮発・膨張するため、その圧力で外殻が膨張して粒子径が大きくなるものである。このような熱膨張型マイクロカプセルを組成物が含有することで、組成物を加熱して硬化させる際に、組成物が発泡し、得られた硬化物の比重を低下させることができる。
本発明の熱伝導性発泡体シート用組成物における(E)成分は、熱膨張型マイクロカプセルである。熱膨張型マイクロカプセルとは、外殻樹脂の内部に低沸点溶剤等の揮発性物質が内包されたものであり、加熱により外殻樹脂が軟化し、内包された揮発性物質が揮発・膨張するため、その圧力で外殻が膨張して粒子径が大きくなるものである。このような熱膨張型マイクロカプセルを組成物が含有することで、組成物を加熱して硬化させる際に、組成物が発泡し、得られた硬化物の比重を低下させることができる。
熱膨張型マイクロカプセルの外殻は、熱可塑性樹脂から形成されたものが好ましい。熱可塑性樹脂は、エチレン、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、ブタジエン、クロロプレン等のビニル重合体及びこれらの共重合体;ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド;ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルから選ばれる1種又は2種以上を用いることができるが、内包された揮発性物質が透過しにくい点からアクリロニトリルの共重合体が好ましい。熱膨張型マイクロカプセルの内部に内包される揮発性物質としては、プロパン、プロピレン、ブテン、ノルマルブタン、イソブタン、イソペンタン、ネオペンタン、ノルマンペンタン、ヘキサン、ヘプタン等の炭素数3〜7の炭化水素;石油エーテル;塩化メチル、メチレンクロリド等のメタンのハロゲン化物;CCl3F、CCl2F2等のクロロフロオロカーボン;テトラメチルシラン、トリメチルエチルシラン等のテトラアルキルシラン等から選択される1種又は2種以上の低沸点液体が使用される。
熱膨張型マイクロカプセルの配合量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン主材100質量部に対して、0.5〜50質量部であり、好ましくは1〜30質量部、より好ましくは2〜20質量部である。熱膨張型マイクロカプセルの配合量が0.5質量部未満であると硬化物の比重が十分に低下せず、50質量部を超えるとシート強度が低下し成形後のシート形状を維持することが困難となる。
また、熱膨張型マイクロカプセルの0〜50℃環境下での平均粒径は1〜200μmが好ましく、より好ましくは1〜100μm、更に好ましくは1〜50μmである。平均粒径が200μm以下であれば、充填性が悪化せず、また成型後に十分なシート強度を有する硬化物を与えることができる。また、平均粒径が1μm以上であれば、硬化物の比重を十分に低下させることができる。
熱膨張型マイクロカプセルの表面は各種コーティングがされていてもよい。また空隙体積を増加させる目的で、既膨張型マイクロカプセルや中空ガラスビーズ、中空金属粉等を併用してもよい。
[その他の成分]
本発明に係る熱伝導性発泡体シート用組成物には、必要に応じて、着色剤、耐熱向上剤、難燃性向上剤、受酸剤、熱伝導向上剤等の添加剤や、離型剤、アルコキシシラン、ジフェニルシランジオール、カーボンファンクショナルシラン、両末端シラノール封鎖低分子シロキサン等の分散剤等を添加してもよい。
本発明に係る熱伝導性発泡体シート用組成物には、必要に応じて、着色剤、耐熱向上剤、難燃性向上剤、受酸剤、熱伝導向上剤等の添加剤や、離型剤、アルコキシシラン、ジフェニルシランジオール、カーボンファンクショナルシラン、両末端シラノール封鎖低分子シロキサン等の分散剤等を添加してもよい。
<熱伝導性発泡体シート>
また本発明では、上記熱伝導性発泡体シート用組成物の硬化物である熱伝導性発泡体シートを提供する。熱伝導性発泡体シート用組成物を硬化させて熱伝導性発泡体シートを得るには、後述する本発明の熱伝導性発泡体シートの製造方法を用いればよい。
また本発明では、上記熱伝導性発泡体シート用組成物の硬化物である熱伝導性発泡体シートを提供する。熱伝導性発泡体シート用組成物を硬化させて熱伝導性発泡体シートを得るには、後述する本発明の熱伝導性発泡体シートの製造方法を用いればよい。
本発明の熱伝導性発泡体シートは比重が0.5〜1.8のものであることが好ましい。
このような比重を有する熱伝導性発泡体シートであれば、これを用いた電子機器等の軽量化により貢献できるものとなる。
また、熱伝導性発泡体シートの厚みは、0.5〜6.0mmが好ましく、より好ましくは1.0〜4.0mmである。厚みが0.5mm以上であれば、発泡により表面の凹凸が顕著とならないため接触抵抗が増加する恐れがなく、厚みが6.0mm以下であればシート自体の熱抵抗が大きくなる恐れがないため、放熱材料としてより好適に利用できる。
このように、本発明の熱伝導性発泡体シートは、従来と同等の放熱性を維持しつつ比重を低下させたものであるため、高い放熱性と軽量化を実現でき、車載機器実装時の燃費抑制や、スマートフォンに代表される電子機器の軽量化に貢献できる。
<熱伝導性発泡体シートの製造方法>
また、本発明は、上記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分を含む組成物を加熱して発泡、硬化させる熱伝導性発泡体シートの製造方法を提供する。(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分については上述の通りである。
また、本発明は、上記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分を含む組成物を加熱して発泡、硬化させる熱伝導性発泡体シートの製造方法を提供する。(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分については上述の通りである。
本発明の熱伝導性発泡体シートの製造方法は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分を含む組成物を加熱して発泡、硬化させる。加熱温度、及び加熱時間は、(E)成分である熱膨張型マイクロカプセルが膨張して発泡する温度であれば特に限定されず、例えば110℃で10分間の加熱とすることができる。
熱伝導性発泡体シート用組成物のシート状への成形は、金型プレス成形、カレンダー成形、押出機成形などを用いて連続、不連続を問わず行うことができる。
本発明の熱伝導性発泡体シートは、このような方法により容易に製造することができる。
以下、実施例及び比較例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例1〜5、比較例1〜3]
表1に示した下記成分を表に示す所定量で用い、プラネタリーミキサーで60分間混練して熱伝導性発泡体シート用組成物を調製した。その後、調製した各組成物を110℃で10分間プレス成形し、厚さ2mmの熱伝導性発泡体シートをそれぞれ作製した。なお、実施例3のみ成形後のシートをさらに150℃オーブン中で10分間加熱し発泡を促した。
表1に示した下記成分を表に示す所定量で用い、プラネタリーミキサーで60分間混練して熱伝導性発泡体シート用組成物を調製した。その後、調製した各組成物を110℃で10分間プレス成形し、厚さ2mmの熱伝導性発泡体シートをそれぞれ作製した。なお、実施例3のみ成形後のシートをさらに150℃オーブン中で10分間加熱し発泡を促した。
(C)成分
(C)成分として、5質量%塩化白金酸2−エチルヘキサノール溶液。
(C)成分として、5質量%塩化白金酸2−エチルヘキサノール溶液。
(D)成分
(D)成分として、水酸化アルミニウム又は酸化アルミニウム(アルミナ)。
(D)成分として、水酸化アルミニウム又は酸化アルミニウム(アルミナ)。
(E)成分
(E)成分として、松本油脂製薬社製のマツモトマイクロスフェアー F−36D又はFN−105D。
(E)成分として、松本油脂製薬社製のマツモトマイクロスフェアー F−36D又はFN−105D。
実施例1〜5、比較例1〜2で得られた熱伝導性発泡体シートについて、下記の評価を行い、結果を表1に示した。なお、比較例3においては熱膨張型マイクロカプセルの添加量が多すぎたため、硬化物の強度が低下しシート状成型体を得ることはできず、下記の評価は行わなかった。
[熱抵抗測定]
TIM−Testers 1300(ANALYSYS TECH社製)を用い、ASTM D 5470に準拠する方法にて、実施例1〜5及び比較例1〜2の組成物から作製した熱伝導性発泡体シートの熱抵抗を、100psi及び170psiの圧力をかけて測定した。
TIM−Testers 1300(ANALYSYS TECH社製)を用い、ASTM D 5470に準拠する方法にて、実施例1〜5及び比較例1〜2の組成物から作製した熱伝導性発泡体シートの熱抵抗を、100psi及び170psiの圧力をかけて測定した。
表1から明らかなように、実施例1〜5で作製した熱伝導性発泡体シートは、熱膨張型マイクロカプセルを含有しない比較例1,2と比較して、同等な熱抵抗性を示しつつも比重が大幅に低減した熱伝導性発泡体シートであった。また、熱膨張型マイクロカプセルを過剰に添加した比較例3では、シートに成形することができなかった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
Claims (8)
- 熱伝導性発泡体シート用組成物であって、
(A)下記平均組成式(I)で表されるオルガノポリシロキサン主材:100質量部、
RaSiO(4−a)/2 (I)
(式中、Rは同一又は異なる、置換若しくは非置換の炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であり、1つ以上はアルケニル基を含む。aは1.90〜2.05の正数である。)
(B)2個以上のケイ素原子と結合する水素原子を含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン:0.1〜50質量部
(C)付加反応触媒:触媒量
(D)熱伝導性充填材:250〜2000質量部、及び
(E)熱膨張型マイクロカプセル:0.5〜50質量部、
を含有するものであることを特徴とする熱伝導性発泡体シート用組成物。 - 前記熱伝導性充填材が、1〜200μmの粒径を有し、1〜100W/mKの熱伝導率を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の熱伝導性発泡体シート用組成物。
- 前記熱伝導性充填材が、シリカ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、及び窒化ケイ素から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱伝導性発泡体シート用組成物。
- 前記熱膨張型マイクロカプセルが、0〜50℃環境下で1〜100μmの平均粒径を有するものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の熱伝導性発泡体シート用組成物。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の組成物の硬化物であることを特徴とする熱伝導性発泡体シート。
- 比重が0.5〜1.8のものであることを特徴とする請求項5に記載の熱伝導性発泡体シート。
- 厚みが0.5〜6.0mmのものであることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の熱伝導性発泡体シート。
- 請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の熱伝導性発泡体シートの製造方法であって、前記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分を含む組成物を加熱して発泡、硬化させることを特徴とする熱伝導性発泡体シートの製造方法。
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JP2005097440A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Three M Innovative Properties Co | 発泡シート形成性組成物、熱伝導性発泡シート及びその製造方法 |
JP2017079264A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | 積水化学工業株式会社 | 電子機器用熱伝導性シート |
JP2018053020A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 信越化学工業株式会社 | 高連泡シリコーンゴムスポンジの製造方法及び高連泡シリコーンゴムスポンジ用液状シリコーンゴム組成物並びにシリコーンゴムスポンジ |
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- 2019-03-29 JP JP2020521752A patent/JPWO2019230179A1/ja active Pending
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