JPWO2019229786A1 - ユニット交換装置 - Google Patents

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Abstract

部品を供給する複数の部品供給ユニットが着脱可能に装着される複数の部品実装機との間で部品供給ユニットを自動交換するユニット交換装置は、部品供給ユニットを把持する把持部と、部品供給ユニットを部品実装機に着脱する位置と、ユニット交換装置内の待機位置との間で把持部を所定方向に沿って移動させる移動部と、把持部による部品供給ユニットの把持および把持の解除と、移動部による把持部の移動とを制御可能で、把持部における部品供給ユニットの把持状態に応じて待機位置を変更して移動部を制御する制御部と、を備える。

Description

本明細書は、ユニット交換装置を開示する。
従来、部品を供給するカセット式のフィーダ(部品供給ユニット)が着脱可能に装着される部品実装機との間で、フィーダを自動交換するロボットなどのユニット交換装置を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このユニット交換装置は、フィーダをクランプするクランプ機構と、クランプ機構を移動させる移動機構などを備えており、クランプ機構によりクランプされたフィーダを移動機構により移動させることでフィーダの自動交換を行うものとしている。
特開2017−130593号公報
上述したユニット交換装置では、一時期に交換すべきフィーダの数が多くなると、クランプ機構の移動回数も増えてその移動時間も多くなるから、自動交換に時間を要するものとなる。このようなユニット交換装置や部品実装機を備えるシステムにおいては、実装処理の生産性を向上させるために、部品供給ユニットの交換を効率よく行うことが要求されることから、なお改善の余地がある。
本開示は、部品供給ユニットを着脱する際のクランプ機構の移動時間を抑えて交換効率を向上させることを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示のユニット交換装置は、部品を供給する複数の部品供給ユニットが着脱可能に装着される複数の部品実装機との間で前記部品供給ユニットを自動交換するユニット交換装置であって、前記部品供給ユニットを把持する把持部と、前記部品供給ユニットを前記部品実装機に着脱する位置と、前記ユニット交換装置内の待機位置との間で前記把持部を所定方向に沿って移動させる移動部と、前記把持部による前記部品供給ユニットの把持および把持の解除と、前記移動部による前記把持部の移動とを制御可能で、前記把持部における前記部品供給ユニットの把持状態に応じて前記待機位置を変更して前記移動部を制御する制御部と、を備えることを要旨とする。
本開示のユニット交換装置では、把持部による部品供給ユニットの把持および把持の解除と、移動部による把持部の移動とを制御可能な制御部が、把持部における部品供給ユニットの把持状態に応じて待機位置を変更して移動部を制御する。これにより、把持部の待機位置を自動交換に適した位置に変更することができるから、移動部により移動する把持部の移動量を抑えることが可能となる。したがって、部品供給ユニットを着脱する際の把持部の移動時間を抑えて交換効率を向上させることができる。
部品実装システム10の構成の概略を示す構成図。 部品実装機20の構成の概略を示す構成図。 フィーダ30の構成の概略を示す構成図。 ローダ50の構成の概略を示す構成図。 ローダ50によるフィーダ30の自動交換の様子を示す説明図。 部品実装システム10の制御に関する構成図。 フィーダ管理情報の一例を示す説明図。 フィーダ自動交換処理の一例を示すフローチャート。 フィーダ着脱処理の一例を示すフローチャート。 フィーダ30を保持しているクランプ部54の待機位置を示す説明図。 フィーダ30を保持しているクランプ部54の待機位置を示す説明図。 フィーダ30を保持していないクランプ部54の待機位置を示す説明図。 フィーダ30を保持していないクランプ部54の待機位置を示す説明図。 変形例のフィーダ自動交換処理を示すフローチャート。 待機位置調整処理の一例を示すフローチャート。 比較例のフィーダ移載機構53の作動の様子を示す説明図。 変形例のフィーダ移載機構53の作動の様子を示す説明図。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態の部品実装システム10の構成の概略を示す構成図であり、図2は部品実装機20の構成の概略を示す構成図であり、図3はフィーダ30の構成の概略を示す構成図である。また、図4はローダ50の構成の概略を示す構成図であり、図5はローダ50によるフィーダ30の自動交換の様子を示す説明図であり、図6は部品実装システム10の制御に関する構成図である。なお、図1の左右方向がX方向であり、前後方向がY方向であり、上下方向がZ方向である。
部品実装システム10は、図1に示すように、印刷機12と、印刷検査機14と、複数の部品実装機20と、実装検査機(図示略)と、ローダ50と、フィーダ保管庫60と、管理装置80(図6参照)とを備える。印刷機12は、基板S上にはんだを印刷する。印刷検査機14は、印刷機12で印刷されたはんだの状態を検査する。部品実装機20は、基板Sの搬送方向(X方向)に沿って複数並べて設置され、フィーダ30から供給された部品を基板Sに実装する。実装検査機は、部品実装機20で実装された部品の実装状態を検査する。ローダ50は、複数の部品実装機20に対して必要なフィーダ30を補給したり部品実装機20から使用済みのフィーダ30を回収したりする。フィーダ保管庫60は、部品実装機20で使用予定のフィーダ30や使用済みのフィーダ30を保管する。管理装置80は、システム全体を管理する。印刷機12と印刷検査機14と複数の部品実装機20と実装検査機は、この順番で基板Sの搬送方向に並べて設置されて生産ラインを構成する。フィーダ保管庫60は、部品実装システム10の生産ライン内に組み込まれており、複数の部品実装機20のうち基板Sの搬送方向の最も上流側の部品実装機20と印刷検査機14との間に設置されている。本実施形態では、作業者がフィーダ保管庫60にフィーダ30を補給したり、フィーダ保管庫60からフィーダ30を回収したりする。なお、部品実装システム10が、これらの装置以外に部品が実装された基板Sのリフロー処理を行うリフロー装置などを備えてもよい。
部品実装機20は、図2に示すように、基板SをX方向に搬送する基板搬送装置21と、フィーダ30が供給した部品を吸着する吸着ノズルを有するヘッド22と、ヘッド22をXY方向に移動させるヘッド移動機構23と、装置全体を制御する実装制御装置28(図6参照)とを備える。実装制御装置28は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、基板搬送装置21やヘッド22、ヘッド移動機構23などに駆動信号を出力する。
フィーダ30は、図3に示すように、部品を所定ピッチで収容するテープを送り出すテープフィーダとして構成されている。フィーダ30は、テープが巻回されたテープリール32と、テープリール32からテープを送り出すテープ送り機構33と、2本の位置決めピン34を有するコネクタ35と、下端に設けられたレール部材37と、フィーダ制御装置39(図6参照)と、を備える。フィーダ制御装置39は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成され、テープ送り機構33に駆動信号を出力する。また、フィーダ制御装置39は、コネクタ35を介してフィーダ30の取付先の制御部(実装制御装置28や管理装置80など)と通信可能となる。
部品実装機20は、図2に示すように、前方にフィーダ30を取り付け可能な上下2つのエリアを有する。上のエリアはフィーダ30が部品を供給可能な供給エリア20Aであり、下のエリアはフィーダ30をストック可能なストックエリア20Bである。供給エリア20Aとストックエリア20Bには、側面視がL字状に形成され、それぞれ複数のフィーダ30が取り付けられるフィーダ台40が設けられている。フィーダ台40は、フィーダ30のレール部材37が挿入可能な間隔でX方向に複数配列されたスロット42と、2本の位置決めピン34が挿入可能な2つの位置決め穴44と、2つの位置決め穴44の間に設けられコネクタ35が接続されるコネクタ45とを備える。なお、部品実装機20がフィーダストックエリア20Bを備えるものに限られず、これを備えないものでもよい。
ローダ50は、図1に示すように、複数の部品実装機20の前面およびフィーダ保管庫60の前面に基板の搬送方向(X方向)に対して平行に設けられたX軸レール18に沿って移動可能となっている。なお、図2では、X軸レール18の図示を省略した。ローダ50は、図4〜図6に示すように、ローダ移動機構51と、フィーダ移載機構53と、X軸位置センサ57aと、Y軸位置センサ57bと、左右の監視センサ58a,58bと、ローダ制御装置59とを備える。
ローダ移動機構51は、X軸レール18に沿ってローダ50を移動させるものであり、駆動用ベルトを駆動するサーボモータなどのX軸モータ52aと、X軸レール18に沿ったローダ50の移動をガイドするガイドローラ52bとを備える。フィーダ移載機構53は、フィーダ30を部品実装機20やフィーダ保管庫60に移載するものである。このフィーダ移載機構53は、フィーダ30をクランプするクランプ部54と、2つ(2対)のクランプ部54が配設されY軸モータ55aの駆動により2つのクランプ部54を一体的にY軸ガイドレール55bに沿って前後方向(Y方向)に移動させるY軸スライダ55とを備える。フィーダ移載機構53は、2つのY軸スライダ55のそれぞれにクランプ部54が2つずつ配設されることにより、計4つ(4対)のクランプ部54を2つずつ独立してY方向に移動させるものとなっている。また、Y軸位置センサ57bは2つ設けられており、それぞれが各Y軸スライダ55の2つのクランプ部54のY方向の位置を検出可能となっている。なお、フィーダ移載機構53は、例えばY軸モータ55aの回転動力をベルト機構やラックアンドピニオン機構などの変換機構により前後方向に変換してY軸スライダ55をスライドさせるように構成されており、ボールねじ機構などの変換機構を用いて構成してもよい。なお、図5Aは各クランプ部54のそれぞれで計4つのフィーダ30をクランプしている状態を示す。また、図5Bは左側の2つのクランプ部54が部品実装機20側(後方)に移動して部品実装機20の2つのスロット42のそれぞれにフィーダ30が取り付けられた状態を示す。また、フィーダ移載機構53は、クランプ部54およびY軸スライダ55がスライド可能に取り付けられたスライドベース56を、Z軸ガイドレール56bに沿って上下方向(Z方向)に移動させるZ軸モータ56aを備える。
X軸位置センサ57aは、ローダ50のX方向の移動位置を検出するものである。監視センサ58a,58bは、障害物(作業者を含む)の有無を監視するものであり、例えば赤外線センサにより構成される。監視センサ58aは、ローダ50の左側(基板Sの搬送方向と逆側)に取り付けられており、主にローダ50よりも左側の監視領域における障害物を検知する。監視センサ58bは、ローダ50の右側(基板Sの搬送方向と同側)に取り付けられており、主にローダ50よりも右側の監視領域における障害物を検知する。ローダ制御装置59は、周知のCPUやROM、RAMなどで構成されている。ローダ制御装置59は、X軸位置センサ57aやY軸位置センサ57b、監視センサ58a,58bからの検知信号を入力し、ローダ移動機構51(X軸モータ52a)やフィーダ移載機構53(クランプ部54、Y軸モータ55a、Z軸モータ56a)に駆動信号を出力する。
ローダ制御装置59は、フィーダ30の自動交換を行う場合、まず、X軸モータ52aを制御して自動交換を行う部品実装機20のスロット42に、ローダ50のY軸スライダ55が対向することとなる位置までローダ50を移動させる。また、ローダ制御装置59は、部品実装機20の供給エリア20Aとの間で自動交換を行う場合には、Z軸モータ56aを制御して供給エリア20Aに対向する上部移載エリア50Aにスライドベース56(Y軸スライダ55)を移動させる。一方、ローダ制御装置59は、部品実装機20のストックエリア20Bとの間で自動交換を行う場合には、Z軸モータ56aを制御してストックエリア20Bに対向する下部移載エリア50Bにスライドベース56を移動させる。ローダ制御装置59は、ローダ50内のフィーダ30を部品実装機20に取り付ける場合には、クランプ部54でフィーダ30をクランプさせた状態で(図5A参照)、Y軸モータ55aを制御してY軸スライダ55を部品実装機20側(後方)へ移動させる。これにより、フィーダ30のレール部材37がフィーダ台40のスロット42に挿入される(図5B参照)。続いて、ローダ制御装置59は、クランプ部54によるフィーダ30のクランプを解除させることで、フィーダ30を部品実装機20のフィーダ台40に取り付ける。また、ローダ制御装置59は、フィーダ30を部品実装機20から取り外してローダ50内に回収する場合には、Y軸モータ55aを制御してY軸スライダ55を部品実装機20側(後方)へ移動させる。続いて、ローダ制御装置59は、フィーダ台40に取り付けられているフィーダ30をクランプ部54にクランプさせてから、Y軸モータ55aを制御してY軸スライダ55を前方へ移動させる。これにより、フィーダ30がフィーダ台40から取り外されて、ローダ50内に回収される。
フィーダ保管庫60は、複数のフィーダ30を収容するために、部品実装機20に設けられるフィーダ台40と同じ構成のフィーダ台40が設けられている。また、フィーダ保管庫60のフィーダ台40は、部品実装機20の供給エリア20Aのフィーダ台40と同じ高さ(Z方向位置)に設けられている。このため、ローダ50は、部品実装機20のフィーダ台40に対してフィーダ30を着脱するのと同じ動作で、フィーダ保管庫60のフィーダ台40に対してフィーダ30を着脱することができる。
また、フィーダ保管庫60の後方には、基板SをX方向に搬送する基板搬送装置62が設けられている。この基板搬送装置62は、印刷検査機14の図示しない基板搬送装置および隣接する部品実装機20の基板搬送装置21と、前後方向および上下方向の位置が同じ位置となっている。このため、基板搬送装置62は、印刷検査機14の基板搬送装置から受け取った基板Sを搬送して隣接する部品実装機20の基板搬送装置21に受け渡すことが可能となっている。
管理装置80は、図6に示すように、周知のCPU80aやROM80b、HDD80c、RAM80dなどで構成され、LCDなどのディスプレイ82と、キーボードやマウスなどの入力デバイス84とを備える。管理装置80は、基板Sの生産プログラムやフィーダ管理情報などを記憶している。基板Sの生産プログラムは、どの基板Sにどの部品を実装するか、また、そのように実装した基板Sを何枚作製するかなどを定めたプログラムをいう。フィーダ管理情報は、各部品実装機20やフィーダ保管庫60が保有するフィーダ30に関する情報である。図7は、フィーダ管理情報の一例を示す説明図である。フィーダ管理情報には、図示するように、各フィーダ30が装着されるフィーダ台40のスロット番号(位置情報)や各スロット42に装着されているフィーダ30のフィーダID(識別情報)、各フィーダ30が保有する部品種、部品残量、フィーダ30のX方向の幅WとY方向の長さLとを示すサイズなどが含まれる。なお、フィーダ30のなかには、幅Wが広いために、レール部材37が挿入される1のスロット42だけでなく、隣接する複数のスロット42を占有するものがある。一例として、図7ではスロット番号004の幅W2のフィーダ30がスロット番号004,005を占有している場合を示し、スロット番号004,005に共通のフィーダIDが登録され、それ以外の情報はスロット番号004に登録されている。勿論、スロット番号005にもスロット番号004の各情報と同じ情報が登録されていてもよい。
また、管理装置80は、実装制御装置28と有線により通信可能に接続されると共にローダ制御装置59と無線により通信可能に接続される他、印刷機12や印刷検査機14、実装検査機の各制御装置と通信可能に接続される。管理装置80は、実装制御装置28から部品実装機20の実装状況に関する情報や着脱されたフィーダ30に関する情報を受信したり、ローダ制御装置59からローダ50の駆動状況に関する情報を受信したりする。管理装置80は、部品実装機20のフィーダ台40に取り付けられたフィーダ30やフィーダ台40から取り外されたフィーダ30に関する情報を実装制御装置28から受信すると、その部品実装機20のフィーダ管理情報を更新する。また、管理装置80は、フィーダ保管庫60の基板搬送装置62に駆動信号を出力して基板搬送装置62に基板Sを搬送させる。また、管理装置80は、フィーダ保管庫60のフィーダ台40に取り付けられたフィーダ30のフィーダ制御装置39とコネクタ35,45を介して通信可能に接続され、フィーダ30の情報を取得可能となっている。管理装置80は、フィーダ保管庫60のフィーダ台40に取り付けられたフィーダ30やフィーダ台40から取り外されたフィーダ30に関する情報を取得すると、フィーダ保管庫60のフィーダ管理情報を更新する。
こうして構成された部品実装システム10の動作について、特にローダ50がフィーダ30を自動交換する際の動作について説明する。図8はフィーダ自動交換処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、ローダ50のローダ制御装置59により実行される。フィーダ自動交換処理では、ローダ制御装置59は、管理装置80から出力されたフィーダ30の自動交換指示を受信するのを待つ(S100)。自動交換指示には、フィーダ30の着脱の指示とその着脱位置とが含まれている。なお、管理装置80は、基板Sの生産プログラムに基づいて、次の実装処理に必要な部品を収容したフィーダ30をフィーダ保管庫60から取り外す指示や、取り外したフィーダ30を各部品実装機20の供給エリア20Aに取り付ける指示を送信する。また、管理装置80は、次の実装処理に不要な部品を収容したフィーダ30や部品残量が値0となったフィーダ30を供給エリア20Aから取り外す指示や、取り外したフィーダ30をストックエリア20Bやフィーダ保管庫60に取り付ける指示を送信する。なお、複数のスロット42を占有する幅広のフィーダ30を対象とした自動交換指示には、フィーダ30を着脱する着脱位置としてのスロット番号に加えて、フィーダ30が占有することとなる隣接のスロット番号が含まれる。
ローダ制御装置59は、S100で自動交換指示を受信すると、受信した自動交換指示から、着脱対象となるフィーダ情報と、フィーダ30を着脱する位置情報とを取得する(S105)。S105の位置情報は、フィーダ30の着脱が、フィーダ保管庫60や部品実装機20の供給エリア20A、ストックエリア20Bのいずれのフィーダ台40で行われるかの情報と、各フィーダ台40におけるフィーダ30の着脱先のスロット番号の情報とを含む。次に、ローダ制御装置59は、S105の位置情報に基づいてローダ50の目標位置を設定する(S110)。なお、目標位置は、ローダ50が着脱位置でのフィーダ30の着脱が可能となる位置である。
続いて、ローダ制御装置59は、目標位置とローダ50の現在位置とに基づく進行方向において、監視センサ58aまたは監視センサ58bにより障害物(作業者)が検知されるか否かを判定する(S115)。ローダ制御装置59は、進行方向に障害物が検知されていないと判定すると、X軸モータ52aを制御し目標位置に向かってローダ50を移動させ(S120)、X軸位置センサ57aによる検出位置に基づいてローダ50が目標位置に到達したか否かを判定する(S125)。一方、ローダ制御装置59は、障害物が検知されたと判定すると、ローダ50を停止させて(S130)、S115に戻る。このように、ローダ制御装置59は、ローダ50の進行方向において障害物(作業者)が検知されると、ローダ50を停止させ、障害物が検知されなくなるとローダ50の移動を再開させる。そして、ローダ制御装置59は、S125でローダ50が目標位置に到達したと判定すると、ローダ50を停止させて(S135)、フィーダ着脱処理を実行して(S140)、S100に戻る。
ここで、図9はフィーダ着脱処理の一例を示すフローチャートである。このフィーダ着脱処理では、ローダ制御装置59は、まず、今回の自動交換指示にフィーダ30の取り外しが含まれるか否かを判定し(S200)、取り外しが含まれないと判定すると、S225に進む。ローダ制御装置59は、フィーダ30の取り外しが含まれると判定すると、S105で取得したフィーダ情報から取り外し対象のフィーダ30の長さLに応じた待機位置を設定する(S205)。S205では、ローダ制御装置59は、取り外し対象のフィーダ30の長さLに応じて、クランプ部54が保持するフィーダ30をローダ50内に収めつつ前後方向(Y方向)において最も部品実装機側20となる待機位置が設定される。次に、ローダ制御装置59は、取り外し対象のフィーダ30が取り付けられているスロット42の前方(向かい合う位置)にクランプ部54を移動させてから(S210)、クランプ部54をY方向に移動させて取り外し対象のフィーダ30をクランプする(S215)。続いて、ローダ制御装置59は、クランプしたフィーダ30を引き出して待機位置までクランプ部54を移動させて(S220)、S225に進む。
図10,図11はフィーダ30を保持しているクランプ部54の待機位置を示す説明図であり、図10は本実施形態を示し、図11は比較例を示す。本実施形態では、S205でフィーダ30の長さLに応じた待機位置を設定し、S220ではその待機位置までフィーダ30を引き出して保持するものとしている。このため、図10に示すように、フィーダ30の長さLが比較的長い長さL1のフィーダ30を保持する場合には、前方側の待機位置P1で待機し、比較的短い長さL2のフィーダ30を保持する場合には、保持位置P1よりも部品実装機20側(後方)の待機位置P2で待機することになる。一方、比較例では、図11に示すように、長さL1に応じた一定の待機位置P1で待機させる。このため、長さL2のフィーダ30を着脱する際のフィーダ30の移動量(図中矢印参照)は、比較例よりも本実施形態の方が小さくなる。したがって、本実施形態では、比較例よりもクランプ部54の移動量を抑えることができるから、フィーダ30の取り外しに要する時間を短くすることができる。また、本実施形態では、取り外したフィーダ30を他のフィーダ台40に取り付ける際に、その取り付けに要する時間も短くすることができる。
次に、ローダ制御装置59は、今回の自動交換指示にスロット42へのフィーダ30の取り付けが含まれるか否かを判定し(S225)、取り付けが含まれないと判定すると、フィーダ着脱処理を終了する。ローダ制御装置59は、フィーダ30の取り付けが含まれると判定すると、今回の取り付け対象のスロット42の前方(向かい合う位置)にクランプ部54を移動させる(S230)。続いて、ローダ制御装置59は、クランプ部54をY方向に移動させてスロット42内にフィーダ30を挿入し(S235)、クランプ部54によるクランプを解放してスロット42にフィーダ30を取り付ける(S240)。そして、ローダ制御装置59は、クランプ部54を部品実装機20側(後方)の待機位置まで後退させて(S245)、フィーダ着脱処理を終了する。
図12,図13はフィーダ30を保持していないクランプ部54の待機位置を示す説明図であり、図12は本実施形態を示し、図13は比較例を示す。本実施形態では、図12に示すように、フィーダ30を保持していないクランプ部54がローダ50内に収まる範囲のうち、最も部品実装機20側(後方)となる待機位置P3で待機させるものとしている。一方、比較例では、図13に示すように、フィーダ30を保持している場合と同じ待機位置P1で待機させており、部品実装機20側から最も遠い前方側の位置を待機位置とすることになる。このため、実施形態では、スロット42にフィーダ30を取り付けてからクランプ部54がローダ50内に戻るのに必要な移動量(図中矢印参照)を比較例よりも小さくすることができるから、フィーダ30を取り付けてからローダ50内に戻る際のクランプ部54の移動量を抑えて移動時間を短くすることができる。また、実施形態では、フィーダ30を保持していないクランプ部54が、次にフィーダ30をクランプする際にも、移動量を抑えて移動時間を短くすることができる。これらのことから、本実施形態では、フィーダ30の着脱に要する時間を抑えて、フィーダ30の自動交換を効率よく行うことができる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のフィーダ30が部品供給ユニットに相当し、部品実装機20が部品実装機に相当し、ローダ50がユニット交換装置に相当し、フィーダ移載機構53のクランプ部54が把持部に相当し、フィーダ移載機構53のY軸スライダ55とY軸モータ55aとが移動部に相当し、図8のフィーダ自動交換処理のS140(図9のフィーダ着脱処理)を実行するローダ制御装置59が制御部に相当する。
以上説明した部品実装システム10は、クランプ部54におけるフィーダ30のクランプ状態に応じてローダ50内のクランプ部54の待機位置を変更するから、クランプ部54の待機位置をフィーダ30の着脱に適した位置とすることができる。このため、クランプ部54のY方向の移動量を抑えることができるから、フィーダ30の着脱に要する時間を抑えて、フィーダ30の自動交換を効率よく行うことができる。
また、ローダ制御装置59は、クランプ部54がフィーダ30をクランプしていない状態では、ローダ50内で部品実装機20により近い位置をクランプ部54の待機位置とする。このため、フィーダ30をスロット42に取り付けた後にローダ50内に戻る際のクランプ部54の移動量やスロット42から取り外すためにフィーダ30をクランプしにいく際のクランプ部54の移動量を抑えて移動時間を短くすることができる。
また、ローダ制御装置59は、クランプ部54がフィーダ30をクランプしている状態では、そのフィーダ30の長さLに基づいてフィーダ30をローダ50内に収めつつ部品実装機20により近い位置を待機位置とする。このため、フィーダ30の着脱を行う際のクランプ部54の移動量を抑えて移動時間を短くすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、クランプ部54におけるフィーダ30のクランプ状態に応じてクランプ部54の待機位置を定めたが、これに限られず、クランプ部54における予定のクランプ状態に応じて待機位置を定めてもよい。例えば、一方のY軸スライダ55により移動するクランプ部54でのクランプ予定に応じて、他方のY軸スライダ55により移動するクランプ部54の待機位置を変更するものとしてもよい。図14は変形例のフィーダ自動交換処理を示すフローチャートである。なお、変形例では、図8のフローチャートと同じ処理には同じステップ番号を付して詳細な説明は省略する。変形例では、ローダ制御装置59は、ローダ50の移動中に調整処理済みフラグが値0であるか否かを判定し(S122)、調整処理済みフラグが値0でなく値1であると判定すると、S125に進む。一方、ローダ制御装置59は、調整処理済みフラグが値0であると判定すると、図15に示す待機位置調整処理を実行して(S124)、S125に進む。
S124(図15)の待機位置調整処理では、ローダ制御装置59は、いずれかのクランプ部54における次の着脱対象が幅広のフィーダ30であるか否かを判定し(S300)、幅広のフィーダ30でないと判定すると、S315に進む。上述したように、幅広のフィーダ30は、1のスロット42だけでなく複数のスロット42を占有するように取り付けられるものである。このため、いずれかのクランプ部54で幅広のフィーダ30がクランプされる場合、そのクランプ部54を移動させる一方のY軸スライダ55に隣接する他方のY軸スライダ55によって移動するクランプ部54にフィーダ30が干渉することがある。ローダ制御装置59は、いずれかのクランプ部54における次の着脱対象が幅広のフィーダ30であると判定すると、他方のY軸スライダ55のクランプ部54(以下、他方のクランプ部54)が部品実装機20側から最も遠い前方位置で待機しているか否かを判定する(S305)。ローダ制御装置59は、他方のクランプ部54が前方位置で待機していないと判定すると、他方のクランプ部54を前方位置へ退避させて(S310)、S315に進む。また、ローダ制御装置59は、他方のクランプ部54が前方位置で待機していると判定すると、S310をスキップしてS315に進む。そして、ローダ制御装置59は、調整処理済みフラグを値1として(S315)、待機位置調整処理を終了する。なお、図14のフィーダ自動交換処理では、ローダ制御装置59は、S140でフィーダ自動交換処理を実行すると、調整処理済みフラグを値0にリセットして(S145)、S100に戻る。
ここで、図16は比較例のフィーダ移載機構53の作動の様子を示す説明図であり、図17は変形例のフィーダ移載機構53の作動の様子を示す説明図である。ここでは、図16A,図17Aに示すように、通常の幅W1のフィーダ30よりも幅広の幅W2のフィーダ30をフィーダ台40から取り外す際の様子を説明する。図16Aのように、クランプ部54がいずれも部品実装機20側(後方)の待機位置にある場合、左側のクランプ部54で幅W2のフィーダ30を取り外すと、他方のクランプ部54(ここでは右側のクランプ部54)と干渉することになる(図16Bの点線参照)。このため、ローダ50が目標位置に到達すると、他方のクランプ部54を部品実装機20側から最も遠い前方位置まで移動させてから、幅W2のフィーダ30を取り外す必要がある。したがって、比較例では、ローダ50が目標位置に到達してから、他方のクランプ部54が前方位置まで移動するのを待ってフィーダ30の取り外しを開始することになる。これに対して変形例では、ローダ50の移動中に待機位置調整処理が実行されるから、ローダ50の移動中に他方のクランプ部54が前方位置へ移動を開始する(図17A)。このため、ローダ50が目標位置まで移動すると、既に他方のクランプ部54の移動は完了しているため(図17B)、他方のクランプ部54の移動を待つことなく、直ちにフィーダ30の取り外しを開始することが可能となる。したがって、変形例では、ローダ50が目標位置に到達してから待ち時間が生じることなく、フィーダ30の自動交換処理を迅速に行うことが可能となる。
このように、変形例では、クランプ部54において予定されるフィーダ30のクランプ状態に応じて待機位置を変更するから、クランプ部54の待機位置を予め変更しておくことができる。また、変形例では、いずれかのクランプ部54における次の着脱対象が幅広のフィーダ30である場合に他方のクランプ部54の待機位置を変更するから、幅広のフィーダ30による干渉が生じるのを適切に防止することができる。さらに、変形例では、ローダ50の移動中に、他方のクランプ部54の位置調整を行うから、他方のクランプ部54の待機位置を変更するための待ち時間が生じるのを抑えることができる。したがって、フィーダ30の自動交換を速やかに行って交換効率をさらに向上させることができる。
上述した実施形態では、ローダ制御装置59が管理装置80との通信を介して着脱対象のフィーダ情報を受信するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、ローダ制御装置59が各部品実装機20の実装制御装置28との通信を介して着脱対象のフィーダ情報を受信するものとしてもよい。そのようにする場合、各部品実装機20のフィーダ管理情報は、管理装置80が管理するものに限られず、各部品実装機20の実装制御装置28がそれぞれ管理するものとしてもよい。
上述した実施形態では、ローダ制御装置59がクランプ部54の待機位置を設定するものとしたが、これに限られず、管理装置80や各部品実装機20の実装制御装置28が待機位置を設定しフィーダ情報に含めてローダ制御装置59に送信するものなどとしてもよい。あるいは、フィーダ30のサイズに応じた適切な待機位置が予めフィーダ情報に含まれているものなどとしてもよい。
上述した実施形態では、2つのY軸スライダ55を備えるものとしたが、これに限られず、3以上のY軸スライダ55を備えるものとしてもよい。また、Y軸スライダ55がそれぞれ1つのクランプ部54を移動させるものとしてもよい。
上述した実施形態では、Y軸スライダ55がベルト機構などの変換機構によりY軸モータ55aの回転動力を変換してスライドするものとしたが、これに限られず、例えばエアシリンダなどによってY軸スライダ55がスライドするものとしてもよい。そのようにする場合、エアシリンダを複数のシリンダを直列に連結した多段シリンダなどとして、クランプ部54を複数位置で待機できるように構成するものなどとすればよい。また、エアを供給しない状態で、部品実装機20側から最も遠い前方側の位置である待機位置P1でクランプ部54が待機し、エアを供給することで上述した待機位置P2や待機位置P3でクランプ部54が待機するように構成する。また、ローダ制御装置50は、例えばクランプ部54が所定時間以上にわたってフィーダ30をクランプしないことが予定される場合には、エアコンプレッサなどのエア供給装置の駆動を停止させるため待機位置P1でクランプ部54を待機させるものなどとすればよい。
本開示のユニット交換装置において、前記制御部は、前記把持部が前記部品供給ユニットを把持していない状態で、前記ユニット交換装置内で前記部品実装機により近い位置となるように前記待機位置を変更するものとしてもよい。こうすれば、部品供給ユニットを把持していない把持部が、部品実装機から部品供給ユニットを取り外す際の移動量を少なくして移動時間を抑えることができる。
本開示のユニット交換装置において、前記所定方向における前記部品供給ユニットの長さを取得する長さ取得部を備え、前記制御部は、前記把持部が前記部品供給ユニットを把持している状態で、把持対象の前記部品供給ユニットの長さに基づいて当該部品供給ユニットを前記ユニット交換装置内に収めつつ前記部品実装機により近い位置となるように前記待機位置を変更するものとしてもよい。こうすれば、部品供給ユニットを把持している把持部が、部品実装機に部品供給ユニットを取り付ける際の移動量を少なくして移動時間を抑えることができる。
本開示のユニット交換装置において、前記制御部は、前記把持部において予定される前記部品供給ユニットの把持状態に応じて前記待機位置を変更するものとしてもよい。こうすれば、把持部の待機位置を、予定される把持状態に応じた位置に予め変更しておくことが可能となるから、部品供給ユニットの自動交換をより効率よく行うことができる。
本開示のユニット交換装置において、複数の前記把持部と、前記所定方向に直交する直交方向に並んで配置され、それぞれが前記把持部を移動させる複数の前記移動部と、を備え、前記制御部は、複数の前記移動部のうち一の移動部により移動する前記把持部で把持予定の前記部品供給ユニットにおける前記直交方向の幅に基づいて、前記一の移動部以外の他の移動部により移動する前記把持部と当該部品供給ユニットとの干渉が予定される場合、前記他の移動部により移動する前記把持部の前記待機位置を前記干渉を回避するように変更するものとしてもよい。こうすれば、把持部の待機位置を、部品供給ユニットの幅による干渉が生じない位置へ予め変更しておくことができるから、部品供給ユニットの自動交換をより効率よく行うことができる。
本開示のユニット交換装置において、前記制御部は、複数の前記部品実装機の並び方向に沿って前記部品供給ユニットの着脱が可能な位置まで前記ユニット交換装置が移動中に、前記待機位置を変更するように前記移動部を制御するものとしてもよい。こうすれば、把持部の待機位置の変更をユニット交換装置の移動中に行うことができるから、把持部の待機位置を変更するための待ち時間が生じるのを抑えることができる。したがって、部品供給ユニットの自動交換をさらに効率よく行うことができる。
本発明は、部品実装システムの製造産業などに利用可能である。
10 部品実装システム、12 印刷機、14 印刷検査機、18 X軸レール、20 部品実装機、20A 供給エリア、20B ストックエリア、21 基板搬送装置、22 ヘッド、23 ヘッド移動機構、28 実装制御装置、30 フィーダ、32 テープリール、33 テープ送り機構、34 位置決めピン、35 コネクタ、37 レール部材、39 フィーダ制御装置、40 フィーダ台、42 スロット、44 位置決め穴、45 コネクタ、50 ローダ、50A 上部移載エリア、50B 下部移載エリア、51 ローダ移動機構、52a X軸モータ、52b ガイドローラ、53 フィーダ移載機構、54 クランプ部、55 Y軸スライダ、55a Y軸モータ、55b Y軸ガイドレール、56 スライドベース、56a Z軸モータ、56b Z軸ガイドレール、57a X軸位置センサ、57b Y軸位置センサ、58a,58b 監視センサ、59 ローダ制御装置、60 フィーダ保管庫、62 基板搬送装置、80 管理装置、80a CPU、80b ROM、80c HDD、80d RAM、82 ディスプレイ、84 入力デバイス、S 基板。

Claims (6)

  1. 部品を供給する複数の部品供給ユニットが着脱可能に装着される複数の部品実装機との間で前記部品供給ユニットを自動交換するユニット交換装置であって、
    前記部品供給ユニットを把持する把持部と、
    前記部品供給ユニットを前記部品実装機に着脱する位置と、前記ユニット交換装置内の待機位置との間で前記把持部を所定方向に沿って移動させる移動部と、
    前記把持部による前記部品供給ユニットの把持および把持の解除と、前記移動部による前記把持部の移動とを制御可能で、前記把持部における前記部品供給ユニットの把持状態に応じて前記待機位置を変更して前記移動部を制御する制御部と、
    を備えるユニット交換装置。
  2. 請求項1に記載のユニット交換装置であって、
    前記制御部は、前記把持部が前記部品供給ユニットを把持していない状態で、前記ユニット交換装置内で前記部品実装機により近い位置となるように前記待機位置を変更する
    ユニット交換装置。
  3. 請求項1または2に記載のユニット交換装置であって、
    前記制御部は、前記把持部が前記部品供給ユニットを把持している状態で、把持対象の前記部品供給ユニットにおける前記所定方向の長さに基づいて、当該部品供給ユニットを前記ユニット交換装置内に収めつつ前記部品実装機により近い位置となるように前記待機位置を変更する
    ユニット交換装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のユニット交換装置であって、
    前記制御部は、前記把持部において予定される前記部品供給ユニットの把持状態に応じて前記待機位置を変更する
    ユニット交換装置。
  5. 請求項4に記載のユニット交換装置であって、
    複数の前記把持部と、
    前記所定方向に直交する直交方向に並んで配置され、それぞれが前記把持部を移動させる複数の前記移動部と、
    を備え、
    前記制御部は、複数の前記移動部のうち一の移動部により移動する前記把持部で把持予定の前記部品供給ユニットにおける前記直交方向の幅に基づいて、前記一の移動部以外の他の移動部により移動する前記把持部と当該部品供給ユニットとの干渉が予定される場合、前記他の移動部により移動する前記把持部の前記待機位置を前記干渉を回避するように変更する
    ユニット交換装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のユニット交換装置であって、
    前記制御部は、複数の前記部品実装機の並び方向に沿って前記部品供給ユニットの着脱が可能な位置まで前記ユニット交換装置が移動中に、前記待機位置を変更するように前記移動部を制御する
    ユニット交換装置。
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