JPWO2019198297A1 - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

食品の容器等に付与された情報コードの読取り装置による読み取り操作が容易であり、読取り装置の検出信号通過面の汚れが生じ難く、かつ読取り装置が温度の影響を受け難くする。加熱調理器の読取り装置は、加熱庫(13)の外部、かつ加熱庫(13)の前面開口部(13b)の上方位置を設置位置とし、下方に読取り領域を有する。

Description

本発明は、加熱庫内部に配置された食品を加熱する加熱調理器に関する。
従来、例えばコンビニエンスストアでは、販売した弁当等の食品を電子レンジ等の加熱調理器にて加熱し、客に手渡すサービスが行われている。
食品を加熱する場合の好適な加熱温度や加熱時間は、食品の種類によって異なる。そこで、特許文献1および2に示す加熱調理器では、食品の容器に記された、食品の種類を示すバーコードを読取り装置にて読み取り、食品の種類に応じた加熱情報(加熱温度や加熱時間)に従って食品を加熱するようにしている。
具体的には、特許文献1に記載の構成では、電子レンジにバーコードスキャナが接続され、ユーザがバーコードスキャナを手動操作して食品の容器に記されたバーコードを読み取るようになっている。
また、特許文献2に記載の構成では、加熱調理器の前面の一方の側部に設けられた第1のバーコード読取り装置に、食品の容器に記されたバーコードをかざしてバーコードを読み取るようになっている。あるいは加熱調理器の加熱庫内部に、容器に収容された食品を配置し、加熱庫の天壁に設けられた第2のバーコード読取り装置にて食品の容器に記されたバーコードを読み取るようになっている。
日本国公開特許公報「特開2006−64362号公報」 日本国実用新案公報「実用新案登録第3076649号公報」
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、ユーザがバーコードスキャナを手動操作して食品の容器に記されたバーコードを読み取る必要があり、バーコードの読み取り操作が面倒である。
また、特許文献2に記載の構成では、第1のバーコード読取り装置にてバーコードを読み取る場合、食品の容器に記されたバーコードを垂直な面に設けられた第1のバーコード読取り装置にかざす必要があり、同様にバーコードの読み取り操作が面倒である。特に、弁当の場合、弁当を傾ける必要があり、不便である。また、第2のバーコード読取り装置にてバーコードを読み取る場合、特にユーザの操作が不要であるが、第2のバーコード読取り装置は、加熱庫内の天壁に設けられているため、食品から発生する蒸気や食品からの飛散物等によって検出信号通過面が汚れ易い。また、加熱庫が高温になるために、温度による劣化が生じ易いという問題点を有している。
したがって、本発明の一態様は、食品の容器等に付与された情報コードの読取り装置による読み取り操作が容易であり、読取り装置の検出信号通過面の汚れが生じ難く、かつ読取り装置が温度の影響を受け難い加熱調理器の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、加熱庫と、前記加熱庫を開閉する前扉と、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置とを備え、前記加熱庫の内部に配置された食品を加熱する加熱調理器において、前記読取り装置は、前記加熱庫の外部、かつ前記加熱庫の前面開口部の上方位置を設置位置とし、前記設置位置よりも下方に読取り領域を有するように設けられている。
本発明の一態様によれば、読取り装置による食品の容器等に付与された情報コードの読み取り操作が容易であり、読取り装置の検出信号通過面の汚れが生じ難く、かつ読取り装置が温度の影響を受け難い加熱調理器の提供を目的とする。
本発明の実施形態の加熱調理器の前扉を閉じた状態を正面の斜め上方から見た場合の斜視図である。 図1に示した加熱調理器の前扉を開放した状態の正面図である。 図1に示した加熱調理器の前扉を開放した状態を右斜め下方から見た場合の斜視図である。 図1に示した加熱調理器が備える読取り装置の設置状態を示すコントロールフレームの縦断面図である。 図4に示した読取り装置の読取り領域を示す説明図である。 図6の(a)は、図4に示した読取り装置が読み取る二次元コードからなる情報コードの例を示す説明図、図6の(b)は、図4に示した読取り装置が読み取る一次元バーコードからなる情報コードの例を示す説明図である。 図7の(a)は、図4に示した読取り装置による情報コードの読み取りのための操作パネルでの案内表示例を示す説明図、図7の(b)は、図4に示した読取り装置による情報コードの読み取りのための操作パネルでの他の案内表示例を示す説明図である。 図1に示した加熱調理器が備える制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態の加熱調理器の前扉を開放した状態を右斜め下方から見た場合の斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態の加熱調理器の、前扉の閉状態での読取り装置およびその付近の構成を示す縦断面図である。 図10に示した加熱調理器の、前扉の開状態での読取り装置およびその付近の構成を示す縦断面図である。 図12に示した加熱調理器の右斜め下方から見た場合の斜視図である。 図12に示した加熱調理器が備える制御装置の構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態の加熱調理器1の前扉12を閉じた状態を正面の斜め上方から見た場合の斜視図である。図2は、図1に示した加熱調理器1の前扉12を開放した状態の正面図である。図3は、図1に示した加熱調理器1の前扉12を開放した状態を右斜め下方から見た場合の斜視図である。
(加熱調理器1の概要)
図1から図3に示すように、加熱調理器は、例えば電子レンジであり、前面の上部に操作パネル11を有し、操作パネル11の下に前扉12を有している。前扉12は、前扉12の奥に設けられている加熱庫13を開閉する扉であり、閉状態にて加熱庫13の前面開口部13bを覆う。前扉12は、本実施形態において、向って左側の端部を中心として回転する横開き形式であり、右端付近に取手14を有している。
操作パネル11は、コントロールフレーム(基板収容部)15の前面に設けられており、加熱調理器1の前後方向において、操作パネル11の前面位置は前扉12の前面位置とほぼ一致している。
コントロールフレーム15の内部には、操作パネル11の表示部の制御や、入力キー等に対するユーザ操作の受け付け等を行う制御基板(図示せず)が設けられている。
(読取り装置16)
図4は、読取り装置16の設置状態を示すコントロールフレーム15の縦断面図である。図5は、読取り装置16の読取り領域19を示す説明図である。
図4に示すように、コントロールフレーム15は、加熱調理器1の前方へ突出状に設けられている。読取り装置16は、読取り装置基板(回路基板)17の下面に取り付けられ、コントロールフレーム15の内部の下部に設けられている。読取り装置基板17は、読取り装置16の駆動回路を備えている。すなわち、読取り装置16は、加熱庫13の外部、かつ加熱庫13の前面開口部13bの上方位置を設置位置とし、設置位置よりも下方に読取り領域19を有するように設けられている。
読取り装置16は、例えばバーコードリーダであり、加熱調理器1にて加熱する食品あるいは食品の容器に付与された情報コード(例えばバーコード)を読み取るようになっている。
読取り装置16は、図5に示すように、読取り装置16の下方領域を読取り領域19としており、コントロールフレーム15は、読取り装置16と対向する下壁部の部分に、透明の読取り窓18を有している。
読取り装置16の読取り領域19は、ユーザが目視にて読取り領域19を理解できるように、例えば赤色の光にて示すようになっている。この赤色の光は、読取り領域照明部21(図8参照)が照射する。なお、読取り領域19を示す光は赤色に限定されず、ユーザが目視可能な他の光であってもよい。
また、読取り装置16は、図2および図3に示すように、加熱庫13の前面開口部13bの幅方向(左右方向)の中央部に設けられている。
(情報コード)
図6の(a)は、二次元コードからなる情報コードの例を示す説明図、図6の(b)は、一次元バーコードからなる情報コードの例を示す説明図である。図7の(a)は、読取り装置16による情報コードの読み取りのための操作パネル11での案内表示例を示す説明図、図7の(b)は、読取り装置16による情報コードの読み取りのための操作パネル11での他の案内表示例を示す説明図である。
情報コードは、食品の種類を示す情報であり、食品あるいは食品の容器に、例えば印刷あるいはシールによって付与されている。情報コードは、食品の種類、例えば食品が弁当であること(あるいはさらには弁当の種類)や、おにぎりであること(あるいはさらにはおにぎりの種類)を示す情報である。
情報コードは、例えば図6の(a)に示すように、二次元コードであってもよいし、図6の(b)に示すように、一次元バーコードであってもよい。なお、情報コードは、食品の種類を示すことができるものであればよく、特にバーコード等に限定されない。
操作パネル11には、読取り装置16による情報コードの円滑な読み取りのために、ユーザに対する案内表示が行われている。例えば図7の(a)の例では、「ドアを開けて赤色の光に情報コードをかざしてください」という案内表示20が行われている。また、図7の(b)の例では、「ドアを開けて情報コードに赤色の光を当ててください」という案内表示20が行われている。なお、これら案内表示20は、一例であり、特にこれらに限定されない。
(制御装置)
図8は、加熱調理器1が備える制御装置の構成を示すブロック図である。制御装置は、加熱調理器1の動作を制御する制御部22を備えている。制御部22は、例えばマイクロコンピュータからなり、CPU、ROMおよびRAMを有する。
図8に示すように、制御部22には、操作パネル11、加熱動作部23、読取り装置16、読取り領域照明部21、読取り結果報知部24および前扉開閉検知部25が接続されている。前扉開閉検知部25は、例えば前扉12が閉じられたときにオンするスイッチからなり、前扉12の開状態および閉状態を検知する。
加熱動作部23は、加熱庫13に配置された食品を加熱する動作部であり、例えばマイクロ波出力装置やヒータである。読取り結果報知部24は、ブザーや音声発生部であり、制御部22に制御されて、読取り装置16による情報コードの読み取りの成功または失敗をユーザに報知する。
制御部22は、例えばインターネット回線を使用してサーバ31と通信可能である。サーバ31には、各種食品の種類に応じた加熱情報が登録されている。制御部22は、読取り装置16が情報コードを読み取ることによって取得した食品の種類に応じた加熱情報をサーバ31から取得し、取得した加熱情報に従って食品が加熱されるように、加熱動作部23を制御する。なお、食品の種類に応じた加熱情報は、加熱調理器1自体が有していてもよい。この場合、加熱調理器1はサーバ31との通信が不要である。また、食品の種類に応じた加熱情報は、情報コードが有していてもよい。
また、制御部22は、読取り結果報知部24の動作を制御し、読取り装置16による情報コードの読み取りの成功または失敗をユーザに報知させる。
(加熱調理器1の動作)
上記の構成において、加熱調理器1の動作について以下に説明する。ここでは、容器の上面に情報コードが付与された弁当を加熱調理器1にて加熱する場合について説明する。
ユーザにて前扉12が開けられ、この状態を前扉開閉検知部25が検知すると、制御部22は、読取り装置16および読取り領域照明部21を動作させる。
次に、ユーザは、操作パネル11の案内表示20に従って、読取り装置16の読取り領域19に情報コードが入るように(情報コードに赤色の光が当たるように)、弁当を移動させる。
この動作により、読取り装置16は弁当に付与された情報コードを読み取る。読取り装置16による情報コードの読み取りが成功すると、制御部22は、その読取り結果を読取り結果報知部24にてユーザに報知させる。この場合の読取り結果報知部24の動作は、例えば「ピー」という連続音を発する動作、「情報コードの読み取りが成功しました」という音声を発する動作、あるいはそれら両方である。
ユーザは、読取り結果報知部24にて情報コードの読み取りの成功が知らされると、弁当を加熱庫13の内部へ配置した後、前扉12を閉じ、操作パネル11のスタートボタンを押す。
制御部22は、情報コードの読み取りが成功すると、サーバ31と通信し、情報コードが示す食品の種類の応じた加熱情報をサーバ31から取得する。その後、制御部22は、ユーザが前扉12を閉じ、操作パネル11のスタートボタンを押と、取得した加熱情報に従って加熱庫13内の弁当を加熱する。
一方、読取り装置16による情報コードの読み取りが失敗すると、制御部22は、その読取り結果を読取り結果報知部24にてユーザに報知させる。この場合の読取り結果報知部24の動作は、例えば「ピッ、ピッ、ピッ」という断続音を発する動作、「情報コードの読み取りが失敗しました」という音声を発する動作、あるいはそれら両方である。
ユーザは、読取り結果報知部24にて情報コードの読み取りの失敗が知らされると、読取り装置16の読取り領域19に情報コードが入るように(情報コードに赤色の光が当たるように)、再度、弁当を移動させる。これにより、情報コードの読み取りが成功した場合の動作は、前述のとおりである。
(加熱調理器1の利点)
加熱調理器1では、読取り装置16は、加熱庫13の外部、かつ加熱庫13の前面開口部13bの上方位置を設置位置とし、設置位置よりも下方に読取り領域19を有するように設けられている。
したがって、ユーザが加熱される食品を加熱庫13に載置する一連の動作の途中にて、読取り装置16により情報コードを読み取ることができる。これにより、ユーザは、情報コードを読取り装置16にて読み取らせるための独立した操作が不要となり、情報コードの読み取り作業が容易となる。
また、読取り装置16は、加熱庫13の前面開口部13bの上方位置に設置されているので、検出信号通過面(読取り窓18の下面)の汚れが生じ難く、かつ加熱庫13内の温度の影響を受け難くなっている。
また、加熱庫13の前面開口部13bの上方位置には、操作パネル11の制御基板を収容するコントロールフレーム15が突出状に設けられている。読取り装置16は、コントロールフレーム15の下面から下方を臨むように設けられている。このように、読取り装置16は、操作パネル11の制御基板を収容するコントロールフレーム15を利用して設置されている。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図9は、本発明の実施形態の加熱調理器2の前扉12を開放した状態を右斜め下方から見た場合の斜視図である。
(読取り装置16)
本実施形態の加熱調理器2では、読取り装置16は、図9に示すように、加熱庫13の前面開口部13bの幅方向(左右方向)の中央部よりも、横開きの前扉12の回転中心とは反対側寄りの位置に設けられている。加熱調理器2のその他の構成、ならびに加熱調理器2の動作は、前述した加熱調理器1と同様である。
(加熱調理器2の利点)
本実施形態の加熱調理器2では、読取り装置16は、加熱庫13の前面開口部13bの幅方向の中央部よりも、横開きの前扉12の回転中心とは反対側寄りの位置に設けられている。したがって、前扉12を例えば半分程度開けて、おにぎり等の小型の食品を前扉12の回転中心とは反対側寄りの位置から加熱庫13の内部に入れるような場合であっても、読取り装置16による情報コードの読み取りの失敗が生じ難くなる。加熱調理器2のその他の利点は、前述した加熱調理器1と同様である。
なお、読取り装置16は、1個に限定されず、2個設けてもよい。この場合、第1の読取り装置16は上記の位置に設け、第2の読取り装置16は、加熱庫13の前面開口部13bにおける前扉12の回転中心側の端部に対応する位置と第1の読取り装置16との間の位置に設けてもよい。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図10は、本実施形態の加熱調理器3の、前扉12の閉状態での読取り装置16およびその付近の構成を示す縦断面図である。図11は、図10に示した加熱調理器3の、前扉12の開状態での読取り装置16およびその付近の構成を示す縦断面図である。図12は、図11に示した加熱調理器3の右斜め下方から見た場合の斜視図である。
(送風機41)
図10および図11に示すように、加熱調理器3は、加熱庫13の天壁13aの上の領域に、コントロールフレーム15の内部に向かって風を送る送風機41を備えている。送風機41は、ファン42およびファン42を回転させるモータ43を備えている。なお、送風機41は加熱調理器3に設けられている別の送風機(冷却ファン)を代用してもよい。
送風機41からコントロールフレーム15の内部に送られた風は、例えばコントロールフレーム15の左右方向の端部、コントロールフレーム15の上部、あるいはその他の位置から加熱調理器3の外部へ抜けるようになっている。送風機41の送風領域には、少なくとも読取り装置16および読取り装置基板17が存在する。
また、加熱調理器3の前面壁における、送風機41の前方位置かつ読取り窓18の下方位置には、送風機41からの風を通す通気孔44が形成されている。通気孔44は、前扉12の閉状態では前扉12によって閉じられ、前扉12の開状態では開放されるようになっている。
(制御装置)
図13は、加熱調理器3が備える制御装置の構成を示すブロック図である。制御部22はさらに送風機41の動作を制御するようになっている。制御装置のその他の構成は前述したとおりである。
(加熱調理器3の動作および利点)
制御部22は、送風機41を例えば加熱調理器3での加熱動作中、加熱動作終了後から所定時間、前扉12が開状態となったときに動作させることができるようになっている。
前扉12の閉状態にて送風機41が動作する場合、図10に示すように、通気孔44が前扉12によって閉じられているので、送風機41から送られた空気は、主にコントロールフレーム15の内部に吹き付けられる。これにより、コントロールフレーム15内部の制御基板等が冷却される。
また、前扉12が閉じられている状態において、蒸気が通気孔44から加熱調理器3の外部へ漏れ出る事態や、逆に加熱調理器3の外部から水分やゴミが加熱調理器3の内部へ入り込む事態が生じ難い。
また、前扉12の開状態にて送風機41が動作する場合、図11に示すように、通気孔44は開放されているので、送風機41から送られた空気は、コントロールフレーム15の内部に吹き付けられ、また、通気孔44から読取り窓18の下を流れる。
したがって、前扉12を開いたときに、食品の加熱によって生じ、加熱庫13から出てくる蒸気は、通気孔44からの風を受けて読取り窓18の下から除かれ、読取り窓18に当たることがない。これにより、食品から生じる蒸気によって読取り窓18が曇る、読取り窓18に水滴が付着する、および読取り窓18が汚れるといった事態を抑制することができる。
また、前扉12を開いたときに読取り装置16が動作する場合、読取り装置16および読取り装置基板17は、送風機41からの風によって冷却される。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加熱調理器は、加熱庫13と、前記加熱庫13を開閉する前扉12と、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置16とを備え、前記加熱庫13の内部に配置された食品を加熱する加熱調理器において、前記読取り装置16は、前記加熱庫13の外部、かつ前記加熱庫13の前面開口部13bの上方位置を設置位置とし、前記設置位置よりも下方に読取り領域19を有するように設けられている。
本発明の態様2に係る加熱調理器は、上記態様1において、前記加熱庫13の前面開口部13bの上方位置には、前記読取り装置16と電気的に接続された回路基板(読取り装置基板17)を収容する基板収容部(コントロールフレーム15)が突出状に設けられ、前記基板収容部の前面には加熱調理器を操作するための操作パネル11が設けられ、前記読取り装置16は、前記基板収容部の下面から下方を臨むように設けられている構成としてもよい。
本発明の態様3に係る加熱調理器は、上記態様1または2において、前記前扉12は、左右方向のいずれか一方に回転中心を有する横開きであり、前記読取り装置16の前記設置位置は、前記加熱庫13の前記前面開口部13bの左右方向の中心よりも前記回転中心とは反対側寄りの位置である構成としてもよい。
本発明の態様4に係る加熱調理器は、上記態様1から3のいずれかにおいて、送風機41を備え、加熱調理器の前面壁は、前記読取り装置16の設置位置の下方位置に、前記送風機41からの風を通す通気孔44を有しており、前記送風機41の送風領域には、前記読取り装置16が存在する構成としてもよい。
本発明の態様5に係る加熱調理器は、上記態様4において、前記送風機41は、前記加熱庫13の天壁13aの上の領域に設けられており、前記通気孔44は前記送風機41の前方に設けられている構成としてもよい。
本発明の態様6に係る加熱調理器は、上記態様4または5において、前記通気孔44は、前記前扉12の閉状態の場合に、前記前扉12の上部によって塞がれる構成としてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1〜3 加熱調理器
11 操作パネル
12 前扉
13 加熱庫
13a 天壁
13b 前面開口部
15 コントロールフレーム(基板収容部)
16 読取り装置
17 読取り装置基板(回路基板)
18 読取り窓
19 読取り領域
20 案内表示
21 読取り領域照明部
22 制御部
41 送風機
44 通気孔

Claims (6)

  1. 加熱庫と、前記加熱庫を開閉する前扉と、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置とを備え、前記加熱庫の内部に配置された食品を加熱する加熱調理器において、
    前記読取り装置は、前記加熱庫の外部、かつ前記加熱庫の前面開口部の上方位置を設置位置とし、前記設置位置よりも下方に読取り領域を有するように設けられていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記加熱庫の前面開口部の上方位置には、前記読取り装置と電気的に接続された回路基板を収容する基板収容部が突出状に設けられ、
    前記基板収容部の前面には加熱調理器を操作するための操作パネルが設けられ、
    前記読取り装置は、前記基板収容部の下面から下方を臨むように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記前扉は、左右方向のいずれか一方に回転中心を有する横開きであり、
    前記読取り装置の前記設置位置は、前記加熱庫の前記前面開口部の左右方向の中心よりも前記回転中心とは反対側寄りの位置であることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 送風機を備え、
    加熱調理器の前面壁は、前記読取り装置の設置位置の下方位置に、前記送風機からの風を通す通気孔を有しており、
    前記送風機の送風領域には、前記読取り装置が存在することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項の記載の加熱調理器。
  5. 前記送風機は、前記加熱庫の天壁の上の領域に設けられており、前記通気孔は前記送風機の前方に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記通気孔は、前記前扉の閉状態の場合に、前記前扉の上部によって塞がれることを特徴とする請求項4または5に記載の加熱調理器。
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