JPH0783447A - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置Info
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- JPH0783447A JPH0783447A JP22864893A JP22864893A JPH0783447A JP H0783447 A JPH0783447 A JP H0783447A JP 22864893 A JP22864893 A JP 22864893A JP 22864893 A JP22864893 A JP 22864893A JP H0783447 A JPH0783447 A JP H0783447A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ヒータ加熱調理手段と高周波加熱
調理手段とを備えた加熱調理装置における電気部品の冷
却装置に係り、高周波加熱調理時のみ可動風向板で電気
部品を覆って熱を遮断し、電気部品の過熱を防止すると
共に冷却用ファンでマグネトロンを強制的に冷却し、ヒ
ータ加熱調理時に可動風向板を開いて電気部品を冷却
し、電気部品の安全性や信頼性の向上を図るものであ
る。 【構成】 本発明は、ヒータ加熱調理手段と高周波加熱
調理手段とを備えた加熱調理装置において、キャビネッ
ト1の機械室4にマグネトロン11を冷却する冷却用フ
ァン20を設け、上記マグネトロン11の近傍の機械室
4に電気部品25を設け、この電気部品25の近くに可
動風向板22を高周波加熱調理時のみ電気部品25を覆
うように設けたものである。
調理手段とを備えた加熱調理装置における電気部品の冷
却装置に係り、高周波加熱調理時のみ可動風向板で電気
部品を覆って熱を遮断し、電気部品の過熱を防止すると
共に冷却用ファンでマグネトロンを強制的に冷却し、ヒ
ータ加熱調理時に可動風向板を開いて電気部品を冷却
し、電気部品の安全性や信頼性の向上を図るものであ
る。 【構成】 本発明は、ヒータ加熱調理手段と高周波加熱
調理手段とを備えた加熱調理装置において、キャビネッ
ト1の機械室4にマグネトロン11を冷却する冷却用フ
ァン20を設け、上記マグネトロン11の近傍の機械室
4に電気部品25を設け、この電気部品25の近くに可
動風向板22を高周波加熱調理時のみ電気部品25を覆
うように設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ヒータ付き電
子レンジのような高周波加熱調理手段とヒータ加熱調理
手段とを備えた加熱調理装置に係り、特に、この加熱調
理装置における電気部品の冷却装置に関する。
子レンジのような高周波加熱調理手段とヒータ加熱調理
手段とを備えた加熱調理装置に係り、特に、この加熱調
理装置における電気部品の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高周波加熱調理手段を備
えた加熱調理装置は、図4及び図5に示されるように構
成されている(特開昭59−888号公報)。
えた加熱調理装置は、図4及び図5に示されるように構
成されている(特開昭59−888号公報)。
【0003】即ち、図4及び図5において、箱型に形成
されたキャビネット1内には、オーブン2と機械室4が
仕切り板を兼ねたをオーブン枠体3で仕切って設けられ
ており、このオーブン枠体3の正面開口部には、開閉扉
5が開閉自在に設けられている。又、この開閉扉5の近
傍の上記キャビネット1の正面には、操作パネル6が敷
設されており、この操作パネル6には、操作スイッチ7
やタイマー等が付設されている。
されたキャビネット1内には、オーブン2と機械室4が
仕切り板を兼ねたをオーブン枠体3で仕切って設けられ
ており、このオーブン枠体3の正面開口部には、開閉扉
5が開閉自在に設けられている。又、この開閉扉5の近
傍の上記キャビネット1の正面には、操作パネル6が敷
設されており、この操作パネル6には、操作スイッチ7
やタイマー等が付設されている。
【0004】一方、上記機械室4の位置する上記キャビ
ネット1の背板1aには、空気吸込み口8が穿設されて
おり、この空気吸込み口8の近傍の上記機械室4には、
中仕切板9が設けられている。又、この中仕切板9に
は、冷却用ファン10が設けられており、この冷却用フ
ァン10のモータ10aは上記背板1aに取付られてい
る。さらに、上記冷却用ファン10の前方の機械室4に
は、マグネトロン11が上記オーブン2内の被調理物を
高周波加熱調理するように付設されており、このマグネ
トロン11の下位の受板1bには、発熱性の高圧トラン
ス12が設けられている。さらに又、上記中仕切板9の
前面には、エアガイド板13が高圧トランス12へ空気
を案内するように敷設されており、上記マグネトロン1
1の前面には、マグネトロンダクト14が空気を上記オ
ーブン2内へ通気口15を通して供給するように設けら
れている。又、このマグネトロンダクト14の下部に
は、空気ガイド板16が空気の向きを受板1b側へ変え
るように敷設されており、この受板1bには、排気孔1
7が機外へ連通するように穿設されている。
ネット1の背板1aには、空気吸込み口8が穿設されて
おり、この空気吸込み口8の近傍の上記機械室4には、
中仕切板9が設けられている。又、この中仕切板9に
は、冷却用ファン10が設けられており、この冷却用フ
ァン10のモータ10aは上記背板1aに取付られてい
る。さらに、上記冷却用ファン10の前方の機械室4に
は、マグネトロン11が上記オーブン2内の被調理物を
高周波加熱調理するように付設されており、このマグネ
トロン11の下位の受板1bには、発熱性の高圧トラン
ス12が設けられている。さらに又、上記中仕切板9の
前面には、エアガイド板13が高圧トランス12へ空気
を案内するように敷設されており、上記マグネトロン1
1の前面には、マグネトロンダクト14が空気を上記オ
ーブン2内へ通気口15を通して供給するように設けら
れている。又、このマグネトロンダクト14の下部に
は、空気ガイド板16が空気の向きを受板1b側へ変え
るように敷設されており、この受板1bには、排気孔1
7が機外へ連通するように穿設されている。
【0005】従って、上述した加熱調理装置は、高周波
加熱調理時、マグネトロン11に通電すると、このマグ
ネトロン11の電波が上記オーブン2内の被調理物を加
熱調理すると同時に、上記冷却用ファン10が駆動し
て、上記吸込み口8からり流入した空気を上記エアガイ
ド板13を通して上記マグネトロン11や高圧トランス
12を強制的に冷却し、しかる後、上記排気孔17から
機外へ排気されると共に、一部の空気をマグネトロンダ
クト14及び上記通気口15を通してオーブン2へ供給
し、しかる後、図示されない排気口を通して機外へ排気
される。
加熱調理時、マグネトロン11に通電すると、このマグ
ネトロン11の電波が上記オーブン2内の被調理物を加
熱調理すると同時に、上記冷却用ファン10が駆動し
て、上記吸込み口8からり流入した空気を上記エアガイ
ド板13を通して上記マグネトロン11や高圧トランス
12を強制的に冷却し、しかる後、上記排気孔17から
機外へ排気されると共に、一部の空気をマグネトロンダ
クト14及び上記通気口15を通してオーブン2へ供給
し、しかる後、図示されない排気口を通して機外へ排気
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た加熱調理装置は、高周波加熱調理時、上記吸込み口8
から流入した空気を上記エアガイド板13を通して上記
マグネトロン11や高圧トランス12を冷却するため、
上記機械室4内に、例えば、光検出器のような電気部品
を付設すると、固定したエアガイド板13が邪魔になっ
て十分に冷却されないから、例えば、約200°C程度
以上の高温度に耐える耐熱性の光検出器による電気部品
を付設することを余儀無くされ、高価な電気部品にな
る。
た加熱調理装置は、高周波加熱調理時、上記吸込み口8
から流入した空気を上記エアガイド板13を通して上記
マグネトロン11や高圧トランス12を冷却するため、
上記機械室4内に、例えば、光検出器のような電気部品
を付設すると、固定したエアガイド板13が邪魔になっ
て十分に冷却されないから、例えば、約200°C程度
以上の高温度に耐える耐熱性の光検出器による電気部品
を付設することを余儀無くされ、高価な電気部品にな
る。
【0007】一方、上述した加熱調理装置は、ヒータ加
熱調理時、冷却用ファンを高速回転すると、オーブン2
内の被調理物を冷却する結果となるから、冷却用ファン
を高速回転することはできない等の問題がある。
熱調理時、冷却用ファンを高速回転すると、オーブン2
内の被調理物を冷却する結果となるから、冷却用ファン
を高速回転することはできない等の問題がある。
【0008】又一方、上述した加熱調理装置は、ヒータ
加熱調理時、上記電気部品を冷却するために、エアガイ
ド板13を外す構成にすると、高周波加熱調理時にマグ
ネトロン11を有効に冷却できなくなる。
加熱調理時、上記電気部品を冷却するために、エアガイ
ド板13を外す構成にすると、高周波加熱調理時にマグ
ネトロン11を有効に冷却できなくなる。
【0009】本発明は、上述した問題を解決するため
に、マグネトロンの近傍の機械室に電気部品を設け、こ
の電気部品の近くに可動風向板を覆うように設けて、高
周波加熱調理時のみ熱を遮断して、電気部品の過熱を防
止すると共に冷却用ファンでマグネトロンを強制的に冷
却し、ヒータ加熱調理時に電気部品を可動風向板を開い
て冷却し、電気部品の安全性や信頼性の向上を図り、耐
熱性によらない通常の電気部品でも十分に使用できる加
熱調理装置を提供することを目的とする。
に、マグネトロンの近傍の機械室に電気部品を設け、こ
の電気部品の近くに可動風向板を覆うように設けて、高
周波加熱調理時のみ熱を遮断して、電気部品の過熱を防
止すると共に冷却用ファンでマグネトロンを強制的に冷
却し、ヒータ加熱調理時に電気部品を可動風向板を開い
て冷却し、電気部品の安全性や信頼性の向上を図り、耐
熱性によらない通常の電気部品でも十分に使用できる加
熱調理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒータ加熱調
理手段と高周波加熱調理手段とを備えた加熱調理装置に
おいて、キャビネットの機械室にマグネトロンを冷却す
る冷却用ファンを設け、上記マグネトロンの近傍の機械
室に電気部品を設け、この電気部品の近くに可動風向板
を高周波加熱調理時のみ電気部品を覆うように設けたも
のである。
理手段と高周波加熱調理手段とを備えた加熱調理装置に
おいて、キャビネットの機械室にマグネトロンを冷却す
る冷却用ファンを設け、上記マグネトロンの近傍の機械
室に電気部品を設け、この電気部品の近くに可動風向板
を高周波加熱調理時のみ電気部品を覆うように設けたも
のである。
【0011】
【作用】本発明は、高周波加熱調理時に冷却用ファンを
高速回転して、この冷却用ファンの風圧で可動風向板を
作動して電気部品を覆ってマグネトロンによる熱を遮断
し、ヒータ加熱調理時、上記冷却用ファンを低速回転し
て、上記可動風向板を付勢習性で開いて電気部品を冷却
し、電気部品の過熱を防止すると共に冷却用ファンでマ
グネトロンを強制的に冷却し、安価な電気部品を簡単に
冷却して安全性や信頼性の向上を図るものである。
高速回転して、この冷却用ファンの風圧で可動風向板を
作動して電気部品を覆ってマグネトロンによる熱を遮断
し、ヒータ加熱調理時、上記冷却用ファンを低速回転し
て、上記可動風向板を付勢習性で開いて電気部品を冷却
し、電気部品の過熱を防止すると共に冷却用ファンでマ
グネトロンを強制的に冷却し、安価な電気部品を簡単に
冷却して安全性や信頼性の向上を図るものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明をヒータ付電子レンジに適用し
た図示のー実施例について説明する。なお、本発明は、
上述した実施例と同一構成部材には、同じ符号を付して
説明する。
た図示のー実施例について説明する。なお、本発明は、
上述した実施例と同一構成部材には、同じ符号を付して
説明する。
【0013】図1乃至図3において、符号1は、箱型に
形成されたキャビネットであって、このキャビネット1
内には、オーブン2と機械室4が仕切り板を兼ねたオー
ブン枠体3で仕切って設けられており、このオーブン枠
体3の正面開口部には、開閉扉5が開閉自在に設けられ
ている。又、この開閉扉5の近傍の上記キャビネット1
の正面には、操作パネル6が敷設されており、この操作
パネル6には、操作スイッチ7やタイマー等が付設され
ている。
形成されたキャビネットであって、このキャビネット1
内には、オーブン2と機械室4が仕切り板を兼ねたオー
ブン枠体3で仕切って設けられており、このオーブン枠
体3の正面開口部には、開閉扉5が開閉自在に設けられ
ている。又、この開閉扉5の近傍の上記キャビネット1
の正面には、操作パネル6が敷設されており、この操作
パネル6には、操作スイッチ7やタイマー等が付設され
ている。
【0014】一方、上記機械室4の位置する上記キャビ
ネット1の背板1aには、空気吸込み口8が穿設されて
おり、この空気吸込み口8の近傍の背板1aには、冷却
用ファン20が設けられている。又、この冷却用ファン
20の前方の機械室4には、マグネトロン11が上記オ
ーブン2内の被調理物を高周波加熱調理するように付設
されており、上記マグネトロン11の前面には、マグネ
トロンダクト14が空気を上記オーブン2内へ通気口1
5を通して供給するように設けられている。さらに、上
記オーブン2の上部には、加熱ヒータ21が敷設されて
おり、この加熱ヒータ21は、ヒータ加熱調理時、オー
ブン2内の被調理物を加熱調理している。さらに又、上
記マグネトロン11の基部11aには、上記冷却用ファ
ン20の風向を変える可動風向板22が支軸23で回動
可能に枢着されており、しかも、この可動風向板22は
ばねによる付勢部材24で開くように付勢されている。
又、上記マグネトロン11の近傍の上記オーブン枠体3
の側壁3aには、例えば、発光器と受光器とで構成され
る光検出器による電気部品25が付設されており、上記
可動風向板22は、冷却用ファン20の高速回転時、ば
ねによる付勢部材24の弾力に抗して電気部品25を上
記冷却用ファン20の高速回転による風圧で覆うように
しており、光検出器による電気部品25はオーブン2内
の被調理物の各容器を仕分検出するものである。さら
に、上記オーブン枠体3の側壁3aには、被調理物を検
知するように透孔26が穿設されており、光検出器によ
る電気部品25は透孔26を通してオーブン2内の被調
理物の各容器を高周波加熱調理とヒータ加熱調理を仕分
検出している。さらに又、上記電気部品25の近傍の側
壁3aには、ストッパ27が設けられており、このスト
ッパ27は上記可動風向板22の端部を支承している。
ネット1の背板1aには、空気吸込み口8が穿設されて
おり、この空気吸込み口8の近傍の背板1aには、冷却
用ファン20が設けられている。又、この冷却用ファン
20の前方の機械室4には、マグネトロン11が上記オ
ーブン2内の被調理物を高周波加熱調理するように付設
されており、上記マグネトロン11の前面には、マグネ
トロンダクト14が空気を上記オーブン2内へ通気口1
5を通して供給するように設けられている。さらに、上
記オーブン2の上部には、加熱ヒータ21が敷設されて
おり、この加熱ヒータ21は、ヒータ加熱調理時、オー
ブン2内の被調理物を加熱調理している。さらに又、上
記マグネトロン11の基部11aには、上記冷却用ファ
ン20の風向を変える可動風向板22が支軸23で回動
可能に枢着されており、しかも、この可動風向板22は
ばねによる付勢部材24で開くように付勢されている。
又、上記マグネトロン11の近傍の上記オーブン枠体3
の側壁3aには、例えば、発光器と受光器とで構成され
る光検出器による電気部品25が付設されており、上記
可動風向板22は、冷却用ファン20の高速回転時、ば
ねによる付勢部材24の弾力に抗して電気部品25を上
記冷却用ファン20の高速回転による風圧で覆うように
しており、光検出器による電気部品25はオーブン2内
の被調理物の各容器を仕分検出するものである。さら
に、上記オーブン枠体3の側壁3aには、被調理物を検
知するように透孔26が穿設されており、光検出器によ
る電気部品25は透孔26を通してオーブン2内の被調
理物の各容器を高周波加熱調理とヒータ加熱調理を仕分
検出している。さらに又、上記電気部品25の近傍の側
壁3aには、ストッパ27が設けられており、このスト
ッパ27は上記可動風向板22の端部を支承している。
【0015】以下、本発明の作用について説明する。
【0016】1.ヒータ加熱調理の場合 ヒータ加熱調理時、加熱ヒータ21に通電することによ
り、この加熱ヒータ21が上記オーブン2内の被調理物
を加熱調理すると同時に、上記冷却用ファン20が駆動
して低速回転すると、低速回転による弱い風圧なので、
上記可動風向板22は付勢部材24の弾力で開れ、電気
部品25を冷却する(図2参照)。さらに、上記吸込み
口8から流入した少量の空気はマグネトロンダクト14
及び上記通気口15を通してオーブン2へ供給され、し
かる後、排気口28を通して機外へ排気される。
り、この加熱ヒータ21が上記オーブン2内の被調理物
を加熱調理すると同時に、上記冷却用ファン20が駆動
して低速回転すると、低速回転による弱い風圧なので、
上記可動風向板22は付勢部材24の弾力で開れ、電気
部品25を冷却する(図2参照)。さらに、上記吸込み
口8から流入した少量の空気はマグネトロンダクト14
及び上記通気口15を通してオーブン2へ供給され、し
かる後、排気口28を通して機外へ排気される。
【0017】2.高周波加熱調理の場合 高周波加熱調理時、上記マグネトロン11に通電するこ
とにより、このマグネトロン11の電波が上記オーブン
2内の被調理物を加熱調理すると同時に、上記冷却用フ
ァン10が駆動して高速回転し、上記吸込み口8からり
大量に流入した空気が上記可動風向板22を支軸23の
周りに付勢部材24の弾力に抗して回動し、上記可動風
向板22は電気部品25を覆って上記マグネトロン11
からの熱を遮断する(図3参照)と同時に、上記冷却用
ファン10が上記マグネトロン11を強制的に冷却し、
しかも、上記吸込み口8からり流入した一部の空気はマ
グネトロンダクト14及び上記通気口15を通してオー
ブン2へ供給され、しかる後、排気口28を通して機外
へ排気される。
とにより、このマグネトロン11の電波が上記オーブン
2内の被調理物を加熱調理すると同時に、上記冷却用フ
ァン10が駆動して高速回転し、上記吸込み口8からり
大量に流入した空気が上記可動風向板22を支軸23の
周りに付勢部材24の弾力に抗して回動し、上記可動風
向板22は電気部品25を覆って上記マグネトロン11
からの熱を遮断する(図3参照)と同時に、上記冷却用
ファン10が上記マグネトロン11を強制的に冷却し、
しかも、上記吸込み口8からり流入した一部の空気はマ
グネトロンダクト14及び上記通気口15を通してオー
ブン2へ供給され、しかる後、排気口28を通して機外
へ排気される。
【0018】このようにして本発明は、耐熱性によらな
い通常の電気部品でも十分に使用できると共に電気部品
25を冷却して熱的な安全性の向上を図っている。
い通常の電気部品でも十分に使用できると共に電気部品
25を冷却して熱的な安全性の向上を図っている。
【0019】なお、本発明は、可動風向板22を付勢部
材24で支軸23の周りに回動し、高周波加熱調理時の
み、冷却用ファン20の風力で電気部品25を覆うよう
に設けたものについて説明したけれども、本発明の要旨
を変更しない範囲内で、可動風向板自体を高温で熱変形
する形状記憶合金材にしてもよい。
材24で支軸23の周りに回動し、高周波加熱調理時の
み、冷却用ファン20の風力で電気部品25を覆うよう
に設けたものについて説明したけれども、本発明の要旨
を変更しない範囲内で、可動風向板自体を高温で熱変形
する形状記憶合金材にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、キャビネッ
トの機械室にマグネトロンを冷却する冷却用ファンを設
け、上記マグネトロンの近傍の機械室に電気部品を設
け、この電気部品の近くに可動風向板を高周波加熱調理
時のみ電気部品を覆うように設けているので、可動風向
板で高周波加熱調理時のみ電気部品を覆って熱を遮断で
きるばかりでなく、高周波加熱調理時の電気部品の過熱
を防止すると共に冷却用ファンでマグネトロンを強制的
に冷却し、ヒータ加熱調理時に可動風向板を開いて電気
部品を冷却できるし、電気部品を簡単に冷却して安全性
や信頼性の向上を図り、耐熱性によらない電気部品でも
十分に使用できるから、安価に提供できる等の優れた効
果を有する。
トの機械室にマグネトロンを冷却する冷却用ファンを設
け、上記マグネトロンの近傍の機械室に電気部品を設
け、この電気部品の近くに可動風向板を高周波加熱調理
時のみ電気部品を覆うように設けているので、可動風向
板で高周波加熱調理時のみ電気部品を覆って熱を遮断で
きるばかりでなく、高周波加熱調理時の電気部品の過熱
を防止すると共に冷却用ファンでマグネトロンを強制的
に冷却し、ヒータ加熱調理時に可動風向板を開いて電気
部品を冷却できるし、電気部品を簡単に冷却して安全性
や信頼性の向上を図り、耐熱性によらない電気部品でも
十分に使用できるから、安価に提供できる等の優れた効
果を有する。
【図1】本発明の加熱調理装置の頂板を取外した平面
図。
図。
【図2】本発明の要部の拡大平面図。
【図3】本発明の作用を説明するための図。
【図4】従来の加熱調理装置の一部を断面した平面図。
【図5】従来の加熱調理装置の一部を断面した側面図。
1 キャビネット 4 機械室 11 マグネトロン 20 冷却用ファン 22 可動風向板 23 支軸 24 付勢部材 25 電気部品
Claims (6)
- 【請求項1】ヒータ加熱調理手段と高周波加熱調理手段
とを備えた加熱調理装置において、キャビネットの機械
室に設けられたマグネトロンを冷却する冷却用ファン
と、上記マグネトロンの近傍の機械室に設けられた電気
部品と、この電気部品の近くに高周波加熱調理時のみ電
気部品を覆うように設けられた可動風向板とを具備した
ことを特徴とする加熱調理装置。 - 【請求項2】可動風向板は、マグネトロンの近傍の機械
室に回動可能に枢着して冷却用ファンの風圧で電気部品
を覆うことを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。 - 【請求項3】冷却用ファンは、高周波加熱調理時に高速
回転し、ヒータ加熱調理時に低速回転し、上記冷却用フ
ァンの風力で可動風向板を作動して電気部品を選択的に
覆うことを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。 - 【請求項4】可動風向板は、冷却用ファンの低速回転若
しくは停止時、付勢部材の弾力で電気部品を覆わないこ
とを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。 - 【請求項5】電気部品は、オーブン内の被調理物を仕分
検出する光検出器にしたことを特徴とする請求項1記載
の加熱調理装置。 - 【請求項6】光検出器の近傍のオーブン枠体に被調理物
を検知するように透孔を穿設したことを特徴とする請求
項5記載の加熱調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22864893A JPH0783447A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 加熱調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22864893A JPH0783447A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 加熱調理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0783447A true JPH0783447A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16879632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22864893A Pending JPH0783447A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0783447A (ja) |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP22864893A patent/JPH0783447A/ja active Pending
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