JP7362623B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/02Stoves or ranges heated by electric energy using microwaves

Description

本発明は、加熱調理器に関し、少なくとも電子レンジ調理、オーブン調理を行う加熱調理器に関する。
加熱調理として電子レンジ調理、オーブン調理を行う加熱調理器が提案されている。例えば、特許文献1には、電子レンジ調理、オーブン調理を行う電子レンジが開示されている。特許文献1に開示された電子レンジでは、冷却ファンにより導入された外気を調理室に導くエアガイドを設け、電子レンジ調理のときには、外気を調理室に導入するように外気導入口を開放し、オーブン調理のときには、外気が調理室に導入されないように上記導入口を閉塞している。
日本国公開特許公報「特開2001-41468号公報」
しかしながら、特許文献1に開示された電子レンジでは、ダンパー機構がエアダクトの外気導入口に設けられており、エアダクトの外にカム駆動部や駆動モータが設けられている。このため、調理室(加熱庫)外の空間が大きくなり、その結果、加熱調理器が大型化するという問題が生じる。
本発明の一態様は、調理室(加熱庫)外の空間をできるだけ小さくし、加熱調理器の大型化を抑制し得る加熱調理器を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、筐体内に設けられた加熱庫を備えた加熱調理器であって、上記加熱調理器内の冷却対象物または上記加熱庫内に送風するダクト部材で構成されたダクトと、上記ダクトに送風する送風機と、を備え、上記ダクトは、上記加熱調理器の背面より見て側方の角部に位置し、記加熱調理器の背面に沿って上下方向に配置され、左右方向よりも前後方向の寸法が小さい第一流路と、当該第一流路から分岐し、上記加熱調理器の側面に沿って前後方向に配置され、上下方向よりも左右方向の寸法が小さい第二流路とを含み、上記第一流路における上記第二流路への分岐点に、上記第二流路に送風するための開口部が形成され、上記開口部は、上記加熱調理器の上記背面の形状に沿った上記第一流路の側壁面に形成され、上記ダクト内に、上記開口部を開閉する開閉蓋と、当該開閉蓋を動作させる駆動機構の一部と、が設けられており、上記駆動機構は、上記開閉蓋を駆動するためのカムおよび駆動モータからなり、上記カムにおける上記開閉蓋に接続される面が、上記ダクトの壁面の一部を構成し、上記駆動モータは上記ダクト外に位置することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、加熱調理器の大型化を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る加熱調理器の正面図である。 図1に示す加熱調理器の機能ブロック図である。 図1に示す加熱調理器の背面パネルを取り外した状態を示す図である。 図1に示す加熱調理器の正面から見て右側面パネルを取り外した状態を示す図である。 図1に示す加熱調理器に備えられた冷却送風機構の正面図である。 図5に示す冷却送風機構の斜視図である。 図5に示す冷却送風機構の第一流路を構成するダクトの斜視図である。 (a)は、屈曲した流路の場合の流体の流れを説明するための図であり、(b)は、屈曲していない流路の場合の流体の流れを説明するための図である。 図5に示す冷却送風機構におけるダクト同士の接続関係を説明するための図である。 図9に示す冷却送風機構のダクトの接続部分を示す概略斜視図である。 図10のAA線矢視断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(加熱調理器の概略説明)
図1は、本実施形態の加熱調理器1の正面図であり、(a)はドア(開閉扉)3を閉めた状態を、(b)はドア3を開けた状態を示す。加熱調理器1は、後述するレンジ加熱部12(図2)およびオーブン加熱部13(図2)および水蒸気発生部11(図2)を備え、加熱調理として電子レンジ調理と、オーブン調理と、水蒸気、特に100℃を超える温度に加熱された過熱水蒸気を用いたウォータオーブン調理とを行う加熱調理器である。
図1に示すように、加熱調理器1は、直方体形状のケーシング2と、ドア3とを備え、ケーシング2で囲まれる空間が、被加熱物を収容するための加熱庫2aとなっている。なお、マグネトロンはケーシング2内部(例えば、加熱庫2aを挟んでドア3と反対側)に備えられている。
ドア3は、加熱庫2aの開口部2bを開閉するための開閉扉であり、加熱庫2aと対向する位置に配置される窓(窓部)3aと、窓3aを囲むフレーム(枠部)3bとを備える。窓3aには加熱庫2aを覗けるように、耐熱ガラスあるいは耐熱性の透明樹脂が嵌め込まれている。フレーム3bは、非金属材料、例えば、樹脂から形成されている。
ドア3は、加熱庫2aを開閉可能に設けられており、下端の辺を略中心に回動し、上側にはドア3を開閉するためのユーザ補助としてハンドル4が取り付けられている。本実施形態では、ドア3の開閉は、ドア3の下端側の辺を略中心に回動して行われる構成であるが、これに限定されず、例えば、ドア3の左端または右端の辺を中心に回動してドア3が開閉する構成であってもよい。ドア3の詳細については、後述する。
また、ドア3の加熱庫2aと対向する面に、加熱庫2aの入り口の開口部2bを覆うサイズのシールド材料(図示せず)が形成されている。
加熱調理器1は、さらに、当該加熱調理器1に関する各種情報等を表示し、当該加熱調理器1へのユーザの操作を受け付けるための表示操作部(指示入力部)5がドア3の前面に設けられている。表示操作部5には、ダイヤル6やボタン7および操作情報等の各種情報を表示する表示パネル8が設けられている。なお、表示操作部5は、ダイヤル6やボタン7等の物理的な部材を使用しない、例えば、タッチパネルとして構成されていてもよい。表示操作部5は、後述する制御部10に接続されており、制御部10との間で情報の入出力を行う。制御部10を含んだ加熱調理器1について、以下に説明する。
(加熱調理器1の機能ブロック)
図2は、加熱調理器1の機能ブロック図である。加熱調理器1は、図2に示すように、制御部10を備えている。制御部10は、表示操作部5、水蒸気発生部11、レンジ加熱部12、オーブン加熱部13、冷却部14、アンテナ回転駆動部15、ポンプ駆動部16、温度センサ17が接続されている。そして、制御部10は、主に加熱調理に関わる制御を行う加熱制御部10aと、表示操作部5の表示パネル8の表示制御を行う表示制御部10bとを含んでいる。従って、加熱制御部10aは、表示操作部5のダイヤル6やボタン7、水蒸気発生部11、レンジ加熱部12、オーブン加熱部13、冷却部14、アンテナ回転駆動部15、ポンプ駆動部16、温度センサ17に接続されている。一方、表示制御部10bは表示操作部5の表示パネル8に接続されている。
水蒸気発生部11は、加熱調理器1による過熱水蒸気を用いた調理を実行する際に駆動し、図示しない給水タンクから水を供給され、その水を加熱して水蒸気を発生する。発生した水蒸気は、加熱調理器1の加熱庫2a内に供給される。水蒸気発生部11が発生する水蒸気は、過熱水蒸気(100℃よりも温度が高い水蒸気)やそれよりも温度が低い水蒸気である。水蒸気の温度は、適宜調整可能である。また、加熱庫2aの内部に供給された水蒸気は、加熱庫2a内部に配置された食品(被加熱物)を加熱する。
レンジ加熱部12は、加熱調理器1によるレンジ調理を実行する際のマグネトロン(マイクロ波発生装置)であり、オーブン加熱部13は、加熱調理器1によるオーブン調理を実行する際のヒータである。冷却部14は、加熱調理器1による全ての加熱調理を行う際に、当該加熱調理器1内の電子部品を冷却するための冷却ファン(図示せず)を駆動させる駆動用モータである。
アンテナ回転駆動部15は、レンジ調理の際に、マイクロ波を放射するアンテナ18を回転させる。
ポンプ駆動部16は、水蒸気発生部11を作動させる際に、当該水蒸気発生部11にタンク20内の水を供給するためのポンプ19を駆動させる。
温度センサ17は、例えばサーミスタからなり、加熱庫2aの内部の温度を検出する。制御部10は、表示操作部5での設定や温度センサ17の検出温度等に基づいて、水蒸気発生部11等の調理に係る装置の動作を制御する。
上記構成の加熱調理器1では、加熱調理中に高温になる電子部品を冷却したり、調理モードによって加熱庫2aに冷却風を導入したりする必要がある。以下に、冷却送風機構について説明する。
(冷却送風機構)
図3は、加熱調理器1の背面側のパネルを外した状態を示す。図4は、図3に示す状態で、正面から見て右側面のパネルを取り外した状態を示す。図5は、冷却送風機構30の正面図を示す。図6は、冷却送風機構30の斜視図を示す。
冷却送風機構30は、図3および図4に示すように、第一ダクト31、第二ダクト32、送風ファン33によって構成されている。第一ダクト31と第二ダクト32は、送風ファン33からの風を冷却風として導く冷却用ダクトとして機能する。
第一ダクト31は、図3に示すように、加熱調理器1の背面に設けられ、当該加熱調理器1内の高温になる電子部品等の冷却対象物に、送風ファン33からの冷却風を下部から上部に向かって導く流路(第一流路)を形成する。第一ダクト31から排出された冷却風は、加熱調理器1の上部から背面全域に送られ、一部は左右両側面にも送られる。このようにして、加熱調理器1内の高温になる電子部品等を冷却している。
第一ダクト31は、図5に示すように、送風ファン33からの冷却風の導入部分近傍に、第二ダクト32に接続するための接続部31aが形成されている。なお、第一ダクト31は、加熱調理器1の背面の形状に沿った側壁31bが形成されている。このため、第一ダクト31を加熱調理器1の背面に取り付けた場合に、当該第一ダクト31の内部に冷却風が流れる流路が形成される。
第二ダクト32は、図4に示すように、加熱調理器1の背面から見て左側の側面に設けられ、第一ダクト31から分岐して流れる冷却風を、当該加熱調理器1の加熱庫2a内に導く流路(第二流路)を形成する。第二ダクト32から排出された冷却風は、加熱庫2a内に導入される。
第二ダクト32は、図6に示すように、第一ダクト31の接続部31aを介して、第一ダクト31に接続されている。
送風ファン33は、シロッコファンかなり、外気を導入して冷却風として第一ダクト31に送る。なお、送風ファン33は、シロッコファンに限定されるものではなく、他のファン(例えばクロスフローファン)を用いてもよい。
冷却送風機構30によって送風される冷却風は、加熱調理器1の高温になる電子部品等の冷却対処物は常に冷却風を当ててもよいため、送風ファン33からの冷却風は第一ダクト31からは常に排出できるようになっている。一方、加熱調理器1の加熱庫2aには、運転モードによっては冷却風の導入を停止する必要がある。運転モードとして、例えばオーブン調理のように、加熱庫2a内をヒータ等によって加熱する場合には、冷却風の導入により加熱庫2a内の温度が下がり調理が適切に行えない。このため、第二ダクト32の冷却風の導入部分、すなわち第一ダクト31からの分岐点において、冷却風の流れを切替える必要がある。冷却風の流れを切替える機構について以下に説明する。
(切替機構)
図7は、冷却送風機構30の第一流路を構成するダクトの斜視図を示す。
第一ダクト31は、冷却風導入口31dから送風ファン33からの冷却風を導入し、冷却風排出口31eから導入した冷却風を排出する。つまり、第一ダクト31において、冷却風導入口31dが上流で、冷却風排出口31eが下流となる。以下の説明において、上流側とは冷却風導入口31d側を示し、下流側とは冷却風排出口31e側を示す。
第一ダクト31は、第二ダクト32と接続する接続部31a近傍の側壁31bに、第二ダクト32に通じる開口部31cが形成されている。この開口部31cは、第一ダクト31内に設けられた開閉蓋35によって開閉される。開閉蓋35は、駆動部(駆動モータ34a、平面カム34b)によって開閉駆動するようになっている。つまり、開閉蓋35は、平面カム34bの回転に連動して開口部31cの開閉を行う、所謂カムピン-スリット方式により開閉を行う。開閉蓋35は、開口部31cの下流側に支点を有して、当該開口部31cの上流側に所定の角度まで開放するようになっている。これにより、開閉蓋35が開放状態にあるとき、開口部31cの上流側から送られる冷却風の一部が当該開閉蓋35によって当該開口部31cに送られる。なお、第一ダクト31は、加熱調理器1の運転中は運転モードに拘わらず常に冷却風を流す必要がある。一方、第二ダクト32は、加熱調理器1の運転モードのうちオーブン調理等のように直接加熱源からの熱により加熱調理する運転モード時には、冷却風の流れを完全に遮断する必要がある。このため、開閉蓋35の大きさは、開口部31cを完全に閉じる大きさであれば十分であり、当該第一ダクト31の流路面積(流体の流れる方向に直交する方向の第一ダクト31の断面積)と同程度の大きさにする必要はない。
平面カム34bの上面が第一ダクト31の壁面の一部を構成している。これにより、第一ダクト31において、平面カム34bを設けたことによる空間を小さくすることができる。なお、平面カム34bは、開閉蓋35側の面が、第一ダクト31における当該平面カム34bの配設側の壁面に面一となるように配設されているのが好ましい。これにより、第一ダクト31における流路抵抗を低減することができる。
しかも、開口部31cは、別部材ではなく、第一ダクト31を構成している側壁31bに形成されているため、繋ぎ目の少ないダクト構造を実現できるため、第一ダクト31と第二ダクト32との間における密閉性を向上させることができる。
以上のように、第一ダクト31内に、開口部31cを開閉する開閉蓋35と、開閉蓋35を動作せる駆動機構(駆動モータ34a、平面カム34b等)の少なくとも一部の構成である平面カム34bが設けられていることで、加熱調理器1における、第一ダクト31に設けられた平面カム34b分だけ加熱庫2a外の空間を小さくすることが可能となる。これにより、加熱調理器1の大型化を抑制することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、前記実施形態1で説明した加熱調理器1における、第一ダクト31の冷却風の流れについて説明する。
(冷却風の流れ)
第一ダクト31における、送風ファン33からの冷却風の流れを説明する。
図8の(a)に示すように、第一ダクト31は、開閉蓋35が開口部31cの開口に対して角度θ1、当該開口部31cの上流側に向かって開放したときに、当該開閉蓋35の回転中心と反対側先端の延長線上の側壁31bの位置を始点として、当該開口部31cの形成位置とは反対側に屈曲されている。すなわち、第一ダクト31は、開口部31cよりも上流側で、開閉蓋35が上流側に開いたときの当該開閉蓋35と開口部31cの開口面との間の角度θ1と同じ角度で当該開口部31cの形成位置と反対側に屈曲している。つまり、第一ダクト31が、開口部31cの上流側で当該開口部31cの形成位置とは反対側に屈曲したときの角度θ2と、上記角度θ1とが同じである。これにより、開閉蓋35が開放されると、第一ダクト31の冷却風導入口31dから開口部31cに向かう流路がほぼ真っ直ぐになり、冷却風が受ける抵抗をできるだけすくなくして、開口部31cに送り込むことが可能となる。これにより、第二ダクト32に対して冷却風を効率よく送り込むことができる。
しかも、開閉蓋35は、流路が真っ直ぐな場合に比べて小さい開閉角度で済むので、当該開閉蓋35を駆動するための平面カム34bが小さくて済む。この結果、開閉蓋35を駆動するための駆動機構が小さくて済むため、駆動機構を配置するための、第一ダクト31の外側の加熱調理器1内の空間を小さくできるため、加熱調理器1の大型化を抑制することが可能となる。
なお、第一ダクト31は、開口部31cの上流側で当該開口部31cの形成位置とは反対側に屈曲したときの角度θ2が、上記角度θ1と同じであることが好ましいが、同じである必要はない。つまり、少しでも第一ダクト31が開口部31cの上流側で、且つ当該開口部31cの形成位置と反対側に屈曲していれば、冷却風が受ける抵抗を少なくして当該開口部31cに送り込むことができる。すなわち、第一ダクト31は、開口部31cよりも上流側で、当該開口部31cの形成位置と反対側に屈曲していればよい。
さらに、第一ダクト31が、開口部31cの上流側で当該開口部31cの形成位置とは反対側に屈曲したときの角度θ2と、上記角度θ1とが同じであることが好ましいが、略同等であればよい。すなわち、第一ダクト31の屈曲角度θ2と、開閉蓋35が上流側に開いたときの当該開閉蓋35と開口部31cの開口面との間の角度θ1が略同等であればよい。
また、図8の(b)に示すように、第一ダクト131は、冷却風導入口131dから冷却風排出口131eまで屈曲することなく真っ直ぐな流路を形成していてもよい。この場合、開口部131cを開閉する開閉蓋135が開放したときの角度θ1は、開口部131cにできるだけ冷却風を多く送り込むには、90°に近づけるようにする必要がある。しかしながら、上記角度θ1は、開口部131cに送り込む冷却風の必要な量に合わせて適宜調整すればよい。
冷却送風機構30において、第一ダクト31と第二ダクト32との接続を適切に行わないと、第二ダクト32を通して加熱庫2a内に冷却風を適切に送り込むことができない。そこで、下記の実施形態3では、第一ダクト31と第二ダクト32との接続について説明する。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図9は、冷却送風機構30の斜視図である。図10は、第一ダクト31と第二ダクト32との接続部近傍を示す斜視図である。図11は、図10のAA線矢視断面図である。
図9に示すように、第二ダクト32は、第一ダクト31の接続部31aを介して、第一ダクト31に接続されている。ここでは、図10に示すように、第二ダクト32は、ネジ36・36によって接続部31aに接続されている。
第二ダクト32は、接続部31aに接続する際に、当該接続部31aに接触する面に、ネジ36を貫通する貫通孔32aと、後述する接続部31aに形成されたリブ31gが挿入される凹部32bとが形成されている。
第一ダクト31の接続部31aは、第二ダクト32に接続する際に、当該第二ダクト32に接触する面に、ネジ36のネジ孔31fと、第二ダクト32の凹部32bに挿入するリブ31gとが形成されている。リブ31gは、先端がテーパ形状である。
リブ31gは、第二ダクト32をネジ36によって接続部31aに仮止めした状態で、第二ダクト32の凹部32bに完全に嵌まらず、当該凹部32bの貫通孔32aと反対側の壁面にテーパ状の先端部が接触した状態となっている位置に形成されている。
従って、第二ダクト32を接続部31aに接続する際、図11に示すように、第二ダクト32の貫通孔32aと、接続部31aに形成されたネジ孔31fとの位置を合わせ、ネジ36を締め付けると、第二ダクト32は矢印X方向に移動し、これに伴って、リブ31gは、凹部32bの側壁面に対して矢印Y方向の付勢力に抗しながら、先端部のテーパ形状により凹部32bに徐々に挿入される。
この状態の第二ダクト32は、ネジ36による締め付けと、凹部32bに挿入されたリブ31gの付勢力とにより、接続部31aに対して強固に接続される。これにより、第二ダクト32と第一ダクト31の接続部31aとが接触する面を密着することができる。
以上のように、実施形態1~3では、本発明を、加熱調理として電子レンジ調理と、オーブン調理と、水蒸気、特に100℃を超える温度に加熱された過熱水蒸気を用いたウォータオーブン調理とを行う加熱調理器に適用した例について説明したが、これに限定されるものではなく、加熱庫に冷却風の導入を行う必要のある加熱調理器であればよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 加熱調理器
2 ケーシング
2a 加熱庫
2b 開口部
3 ドア
3b フレーム
4 ハンドル
5 表示操作部
6 ダイヤル
7 ボタン
8 表示パネル
10 制御部
10a 加熱制御部
10b 表示制御部
11 水蒸気発生部
12 レンジ加熱部
13 オーブン加熱部
14 冷却部
15 アンテナ回転駆動部
16 ポンプ駆動部
17 温度センサ
18 アンテナ
19 ポンプ
20 タンク
30 冷却送風機構
31 第一ダクト
31a 接続部
31b 側壁
31c 開口部
31d 冷却風導入口
31e 冷却風排出口
31f ネジ孔
31g リブ
32 第二ダクト
32a 貫通孔
32b 凹部
33 送風ファン
34a 駆動モータ
34b 平面カム
35 開閉蓋
36 ネジ

Claims (5)

  1. 筐体内に設けられた加熱庫を備えた加熱調理器であって、
    上記加熱調理器内の冷却対象物または上記加熱庫内に送風するダクト部材で構成された
    ダクトと、
    上記ダクトに送風する送風機と、を備え、
    上記ダクトは、上記加熱調理器の背面より見て側方の角部に位置し、
    記加熱調理器の背面に沿って上下方向に配置され、左右方向よりも前後方向の寸法が小さい第一流路と、当該第一流路から分岐し、上記加熱調理器の側面に沿って前後方向に配置され、上下方向よりも左右方向の寸法が小さい第二流路とを含み、
    上記第一流路における上記第二流路への分岐点に、上記第二流路に送風するための開口部が形成され、
    上記開口部は、上記加熱調理器の上記背面の形状に沿った上記第一流路の側壁面に形成され、
    上記ダクト内に、上記開口部を開閉する開閉蓋と、当該開閉蓋を動作させる駆動機構の一部と、が設けられており、
    上記駆動機構は、上記開閉蓋を駆動するためのカムおよび駆動モータからなり、上記カムにおける上記開閉蓋に接続される面が、上記ダクトの壁面の一部を構成し、上記駆動モータは上記ダクト外に位置することを特徴とする加熱調理器。
  2. 上記カムは、上記開閉蓋に接続される面が上記ダクトの内壁面と面一となるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 上記開口部は、上記ダクトの側壁面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 上記第一流路は、上記開口部よりも上流側で、当該開口部の形成位置と反対側に屈曲していることを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 上記第一流路の屈曲角度と、上記開閉蓋が開いたときの当該開閉蓋と上記開口部の開口面との間の角度とが略同等であることを特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
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