JPWO2019187343A1 - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

一実施形態に係るスイッチ装置は、弾性力により初期状態に復帰可能な第1スイッチ(9A)及び第2スイッチ(9B)と、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを収納する支持部材(4)と、前記支持部材により所定の傾動方向に傾動可能に支持され、前記第1スイッチ及び第2スイッチをそれぞれ押圧可能な駆動部材(6)と、前記駆動部材上に設けられ、前記傾動方向に移動可能な保持部材(7)と、前記保持部材に保持された操作ノブ(8)と、を備え、前記駆動部材(6)は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチにまたがって配置され、中央部に軸部が設けられた押圧部(61)と、前記押圧部の中央部から上方に延び、上端に凹面状の第1カム面が設けられたカム部(62)と、を有し、前記保持部材(7)は、前記駆動部材の前記カム部が挿入される凹部(74)と、前記凹部の中央部から下方に突出し、前記第1カム面と接触する凸部(75)と、を有する。

Description

本発明は、スイッチ装置に関する。
近年、車載シートの姿勢を電動で調整する車両用パワーシートが知られており、当該車両用パワーシートの可動部位を所望の方向に駆動させるためのスイッチ装置も種々提案されている。例えば、操作ノブ(操作つまみ)と、傾動動作によりスイッチを押圧する駆動体と、操作ノブの操作に応じて駆動体を傾動動作させる保持部材と、を備えたスイッチ装置が提案されている。このスイッチ装置は、保持部材の下部に設けられたカム面に、駆動体に設けられ、コイルバネにより上方に付勢されたアクチュエータを当接させることにより、操作ノブを自動的に初期位置に復帰可能としつつ、初期位置におけるガタを抑制している。
特開2016−029645号公報
しかしながら、上記従来のスイッチ装置は、動作ストロークが大きいコイルバネやアクチュエータを備えたため、部品点数が多く、小型化も困難であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、小型化可能なスイッチ装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係るスイッチ装置は、弾性力により初期状態に復帰可能な第1スイッチ及び第2スイッチと、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを収納する支持部材と、前記支持部材により所定の傾動方向に傾動可能に支持され、前記第1スイッチ及び第2スイッチをそれぞれ押圧可能な駆動部材と、前記駆動部材上に設けられ、前記傾動方向に移動可能な保持部材と、前記保持部材に保持された操作ノブと、を備え、前記駆動部材は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチにまたがって配置され、中央部に軸部が設けられた押圧部と、前記押圧部の中央部から上方に延び、上端に凹面状の第1カム面が設けられたカム部と、を有し、前記保持部材は、前記駆動部材の前記カム部が挿入される凹部と、前記凹部の中央部から下方に突出し、前記第1カム面と接触する凸部と、を有する。
本発明の各実施形態によれば、小型化可能なスイッチ装置を提供することができる。
スイッチ装置の一例を示す外観斜視図。 スイッチ装置の内部構成の一例を示す斜視図。 図1の平面図。 図2の分解斜視図。 図3のA−A線断面図。 図3のB−B線断面図。 支持部材の斜視図。 摺動部材の斜視図。 駆動部材の斜視図。 保持部材の斜視図。 図3の操作ノブを前方に移動させた際のA−A線断面図。 非操作時におけるカム部の周辺の拡大断面図。 操作時におけるカム部の周辺の拡大断面図。
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重畳した説明を省略する。
一実施形態に係るスイッチ装置100について、図1〜図13を参照して説明する。本実施形態に係るスイッチ装置100は、ユーザが操作ノブから手を離すと操作ノブが初期位置に戻るモーメンタリスイッチである。スイッチ装置100は、例えば、車両用パワーシートの可動部位を所望の方向に駆動させるためのスイッチ装置として利用できる。
図1は、スイッチ装置100の一例を示す外観斜視図である。図2は、スイッチ装置100の内部構成の一例を示す斜視図である。図2は、図1から筐体1を除去した図に相当する。図3は、図1の平面図である。図4は、図2の分解斜視図である。図5は、図3のA−A線断面図である。図6は、図3のB−B線断面図である。以下、図に示す方向(前後左右上下)を、スイッチ装置100の方向として説明するが、スイッチ装置100の方向はこれに限られない。
スイッチ装置100は、筐体1と、基板2と、弾性樹脂層3と、支持部材4と、摺動部材5A,5Bと、駆動部材6と、保持部材7と、操作ノブ8と、を備える。
筐体1は、基板2、弾性樹脂層3、支持部材4、摺動部材5A,5B、駆動部材6、及び保持部材7を収納する。筐体1は、一体に形成されてもよいし、図1の例のように、複数の部材の組み合わせにより形成されてもよい。筐体1は、図5に示すように、上面に貫通孔11を有し、当該貫通孔11を介して、保持部材7が筐体1の外側に露出する。貫通孔11は、操作ノブ8を前後方向に移動させた際に、保持部材7が筐体1に衝突しないように形成される。
基板2は、プリント基板であり、筐体1に固定される。基板2は、リジッド基板であってもよいし、フレキシブル基板であってもよい。図示省略されているが、基板2の上面には、プリント配線が形成される。図4に示すように、基板2は、上面に固定接点21A,21Bを設けられる。
固定接点21Aは、スイッチ9A(第1スイッチ)を構成する接点であり、固定接点21Bより前方に配置される。固定接点21Aは、互いに電気的に接続されていない複数の接点を含む。
固定接点21Bは、スイッチ9B(第2スイッチ)を構成する接点であり、固定接点21Aより後方に配置される。固定接点21Bは、互いに電気的に接続されていない複数の接点を含む。
弾性樹脂層3は、ゴムなどの弾性樹脂に形成された絶縁層であり、基板2上に設けられる。弾性樹脂層3は、図5に示すように、ドーム部31A,31Bと、可動接点32A,32Bと、を有する。
ドーム部31Aは、弾性樹脂により形成されたドーム形状の部分であり、固定接点21Aの上方を覆うように設けられる。可動接点32Aは、ドーム部31Aの頂部下面に設けられた接点であり、ドーム部31Aが下方へ押圧された際に固定接点21Aと接触する位置に設けられる。固定接点21A、ドーム部31A、及び可動接点32Aにより、スイッチ9Aが構成される。
ドーム部31Aが下方へ押圧されると、可動接点32が、固定接点21Aに接触し、固定接点21Aに含まれる各接点を電気的に接続し、スイッチ9AがONになる。ドーム部31Aの押圧が終了すると、ドーム部31Aが、弾性力により元の形状(初期状態)に復帰し、可動接点32Aが固定接点21Aから離間し、スイッチ9AがOFFになる。
ドーム部31Bは、弾性樹脂により形成されたドーム形状の部分であり、固定接点21Bの上方を覆うように設けられる。可動接点32Bは、ドーム部31Bの頂部下面に設けられた接点であり、ドーム部31Bが下方へ押圧された際に固定接点21Bと接触する位置に設けられる。固定接点21B、ドーム部31B、及び可動接点32Bにより、スイッチ9Bが構成される。すなわち、スイッチ9Bは、スイッチ9Aより後方に配置されたスイッチに相当する。
ドーム部31Bが下方へ押圧されると、可動接点32Bが、固定接点21Bに接触し、固定接点21Bに含まれる各接点を電気的に接続し、スイッチ9BがONになる。ドーム部31Bの押圧が終了すると、ドーム部31Bが、弾性力により元の形状(初期状態)に復帰し、可動接点32Bが固定接点21Bから離間し、スイッチ9BがOFFになる。
支持部材4は、摺動部材5A,5B、駆動部材6、スイッチ9A、及びスイッチ9Bを収納する略直方体形状の部材であり、弾性樹脂層3上に設けられる。支持部材4は、下端を弾性樹脂層3に固定される。支持部材4は、弾性樹脂層3に設けられた貫通孔を介して、下端を基板2に固定されてもよい。ここで、図7は、支持部材4の斜視図である。図7に示すように、支持部材4は、収納部41と、一対のスリット42Aと、一対のスリット42Bと、軸受部43A,43Bと、を有する。
収納部41は、上下方向に貫通した貫通孔であり、支持部材4の中央部に、前後方向に長くなるように形成される。収納部41には、摺動部材5A,5B、駆動部材6、スイッチ9A、及びスイッチ9Bが収納される。
スリット42Aは、摺動部材5Aが上下方向に摺動するようにガイドするスリットであり、支持部材4の下端から上方に延びる。スリット42Aは、支持部材4の左側面及び右側面の対向する位置にそれぞれ設けられる。
スリット42Bは、摺動部材5Bが上下方向に摺動するようにガイドするスリットであり、支持部材4の下端から上方に延びる。スリット42Bは、支持部材4の左側面及び右側面の対向する位置にそれぞれ設けられる。図7に示すように、一対のスリット42Bは、一対のスリット42Aより後方に設けられる。
軸受部43Aは、駆動部材6の軸部64Aを回転可能に支持する凹部であり、支持部材4の左側面中央部に設けられる。軸受部43Aは、軸部64Aが基準位置から下方に移動可能なように、軸部64Aを支持する。基準位置は、操作ノブ8が初期位置に位置する際の軸部64Aの位置であり、図6に示すように、軸受部43Aの上端部に相当する。軸受部43Aは、軸部64Aが基準位置(軸受部43Aの上端部)から下方に移動可能なように、下方が広くなるように形成される。
軸受部43Bは、駆動部材6の軸部64Bを回転可能に支持する凹部であり、支持部材4の右側面中央部に、軸受部43Aと対向して設けられる。軸受部43Bは、軸部64Bが基準位置から下方に移動可能なように、軸部64Bを支持する。基準位置は、操作ノブ8が初期位置に位置する際の軸部64Bの位置であり、図6に示すように、軸受部43Bの上端部に相当する。軸受部43Bは、軸部64Bが基準位置(軸部43Bの上端部)から下方に移動可能なように、下方が広くなるように形成される。
摺動部材5Aは、駆動部材6とスイッチ9Aとの間の力の伝達を仲介する部材であり、図5に示すように、駆動部材6とスイッチ9Aとの間に配置される。より詳細には、摺動部材5Aは、ドーム部31A上に配置され、摺動部材5A上には、駆動部材6の押圧部61の前側部分63Aが配置される。ここで、図8は、摺動部材5A,5Bの斜視図である。図8に示すように、摺動部材5Aは、一対のガイド部51Aと、被押圧部52Aと、を有する。
ガイド51部Aは、支持部材4のスリット42Aに挿入される部分であり、支持部材4の左側面及び右側面の対向する位置に、外側に突出するように設けられる。一対のガイド部51Aが一対のスリット42Aに挿入されることにより、摺動部材5Aの前後左右方向の移動が規制され、摺動部材5Aが、上下方向に摺動可能に支持される。図8の例では、ガイド部51Aは、スリット42Aの幅より薄い板状であるが、スリット42Aに挿入可能な任意の形状で有り得る。
被押圧部52Aは、駆動部材6の押圧部61により押圧される部分であり、摺動部材5Aの中央部から上方に突出するように設けられる。被押圧部52Aは、駆動部材6が傾動しても、押圧部61と均一に接触可能なように、球面状や円筒面状に形成されるのが好ましい。
摺動部材5Bは、駆動部材6とスイッチ9Bとの間の力の伝達を仲介する部材であり、図5に示すように、駆動部材6とスイッチ9Bとの間に配置される。より詳細には、摺動部材5Bは、ドーム部31B上に配置され、摺動部材5B上には、駆動部材6の押圧部61の後側部分63Bが配置される。図8に示すように、摺動部材5Bは、一対のガイド部51Bと、被押圧部52Bと、を有する。
ガイド51部Bは、支持部材4のスリット42Bに挿入される部分であり、支持部材4の左側面及び右側面の対向する位置に、外側に突出するように設けられる。一対のガイド部51Bが一対のスリット42Bに挿入されることにより、摺動部材5Bの前後左右方向の移動が規制され、摺動部材5Bが、上下方向に摺動可能に支持される。図8の例では、ガイド部51Bは、スリット42Bの幅より薄い板状であるが、スリット42Bに挿入可能な任意の形状で有り得る。
被押圧部52Bは、駆動部材6の押圧部61により押圧される部分であり、摺動部材5Bの中央部から上方に突出するように設けられる。被押圧部52Bは、駆動部材6が傾動しても、押圧部61と均一に接触可能なように、球面状や円筒面状に形成されるのが好ましい。
駆動部材6は、操作ノブ8の操作に応じて前後方向(傾動方向)に傾動し、スイッチ9A及びスイッチ9Bをそれぞれ押圧可能な部材である。駆動部材6は、摺動部材5A,5B上に配置され、支持部材4により前後方向に傾動可能に支持される。ここで、図9は、駆動部材6の斜視図である。図9に示すように、駆動部材6は、押圧部61と、カム部62と、を有する。
押圧部61は、駆動部材6の下部であり、前後方向に長く形成され、スイッチ9A及びスイッチ9Bにまたがって配置される。押圧部61は、駆動部材6の傾動により、スイッチ9A及びスイッチ9Bをそれぞれ押圧する。押圧部61は、前側部分63Aと、後側部分63Bと、軸部64A,64Bと、肉抜き部65と、を有する。
前側部分63Aは、押圧部61の前側の平板状部分であり、摺動部材5Aの被押圧部52A上に配置される。後側部分63Bは、押圧部61の後側の平板状部分であり、摺動部材5Bの被押圧部52B上に配置される。軸部64A,64Bは、それぞれ押圧部61の中央部の右側面及び左側面に対向して設けられた、押圧部61の回転軸である。肉抜き部65は、ヒケを抑制するために設けられた凹部である。肉抜き部65は、図9に示すように、軸部64A,64Bの側面中央部や、図5に示すように、押圧部61の下面中央部などに適宜設けられる。
軸部64A,64Bの基準位置は、押圧部61を摺動部材5A,5B上に配置した際の軸部64A,64Bの位置に相当する。軸受部43A,43Bは、その上端部と軸部64A,64Bの基準位置と、が一致するように形成される。
カム部62は、保持部材7の前後方向の移動に応じて、駆動部材6を前後方向に傾動させる部分であり、押圧部61の中央部から上方に延びる。カム部62は、第1カム面66と、第2カム面67と、を有する。
第1カム面66は、カム部62の上端に設けられた凹面状のカム面である。第1カム面66は、保持部材7の凸部75と接触する。第2カム面67は、カム部62の上部前面及び後面に設けられた凸面状のカム面である。第2カム面67は、保持部材7の凹部74と接触する。第1カム面66及び第2カム面67について、詳しくは後述する。
保持部材7は、操作ノブ8を保持する部材である。保持部材7は、駆動部材6上に設けられ、筐体1の開口部から筐体1の上面より上方に突出するように配置される。保持部材7は、上端に操作ノブ8を保持し、操作ノブ8と共に前後方向に移動する。保持部材7が前後方向に移動することにより、駆動部材6が前後方向に傾動する。ここで、図10は、保持部材7の斜視図である。図10に示すように、保持部材7は、保持部71と、連結部72と、底部73と、を有する。
保持部71は、操作ノブ8を保持する部分であり、保持部材71の上端に設けられ、筐体1の上方に配置される。保持部71は、操作ノブ8に嵌合することにより、操作ノブ8を保持してもよいし、接着剤やネジにより、操作ノブ8を固定されてもよい。また、保持部材7と操作ノブ8とが一体に形成されてもよい。
連結部72は、保持部71と底部73とを連結する部分であり、図5に示すように、筐体1の貫通孔11に挿通される。連結部72は、後述する凹部74を設けるために、下方が広くなるように形成される。
底部73は、保持部材71の上下方向の移動を規制する平板状部分であり、保持部材71の下端に設けられる。底部73は、支持部材4と筐体1との間に配置される。より詳細には、底部73は、下面が支持部材4の上面に接触し、上面が筐体1の下面に接触するように配置される。このように、支持部材4と筐体1との間に底部73を配置することにより、保持部材71の上下方向の移動が規制される。ユーザが操作ノブ8を前後方向に移動させると、底部73は、支持部材4と筐体1との間を前後方向に摺動する。底部73の下面中央部には、凹部74及び凸部75が設けられる。
凹部74は、駆動部材6のカム部62が挿入される部分であり、底部73の下面から連結部72の下部まで延びる。凹部74は、第2カム面67と接触する。凹部74は、駆動部材6が傾動した際に、カム部62と衝突しないように、下方が広くなるように形成される。
凸部75は、凹部74の中央部から下方に突出した凸部であり、第1カム面66と接触する。保持部材7は、操作ノブ8が初期位置に位置する際、ドーム部31A,31Bの弾性力により、凸部75が第1カム面66から上方に押圧されるように配置されるのが好ましい。これにより、操作ノブ8が初期位置に位置する際の、保持部材8のガタを抑制することができる。凹部74及び凸部75について、詳しくは後述する。
操作ノブ8は、ユーザにより前後方向に操作される部材である。操作ノブ8は、保持部材7により、筐体1の上面より上方に保持される。操作ノブ8は、非操作時には初期位置に位置する。
次に、スイッチ装置100の動作について説明する。以下、操作ノブ8を前方に移動させた際の動作を例に説明するが、操作ノブ8を後方に移動させた場合についても同様である。図11は、図3の操作ノブ8を前方に移動させた際のA−A線断面図である。
ユーザが操作ノブ8を前方に移動させると、操作ノブ8と共に、保持部材7が前方に移動し、凹部74が第2カム面67を前方へ押圧し、凸部75が第1カム面66を下方へ押圧する。駆動部材6は、第2カム面67を前方へ押圧され、第1カム面66を下方へ押圧されると、軸部64A,64Bを中心として前方に回転しながら下方へ移動する。すなわち、駆動部材6は、前方に傾動する。
駆動部材6が前方に傾動すると、駆動部材6の前側部分63Aが摺動部材5Aを下方へ押圧し、摺動部材5Aが下方へ移動し、ドーム部31Aを下方へ押圧する。ドーム部31Aは、下方へ押圧されると、形状が弾性変形し、頂部が下方へ移動する。
ユーザが操作ノブ8を所定の距離だけ前方に移動させると、図11に示すように、ドーム部31Aの頂部下面に設けられた可動接点32Aが固定接点21Aと接触し、スイッチ9AがONになる。
その後、ユーザが操作ノブ8から手を離すと、ドーム部31Aが弾性力により元の形状に復帰し、可動接点32Aが固定接点21Aから離間し、スイッチ9AがOFFになる。また、ドーム部31Aにより摺動部材5Aが上方へ押圧され、上方へ移動し、駆動部材6の前方部分63Aを上方へ押圧する。
駆動部材6は、前方部分63を上方へ押圧されると、軸部64A,64Bを中心として後方に回転しながら上方へ移動する。すなわち、駆動部材6は、後方へ傾動する。駆動部材6が後方へ傾動すると、第2カム面67が凹部74を後方へ押圧し、第1カム面66が凸部75を上方へ押圧する。保持部材7は、凹部74を後方へ押圧されると、操作ノブ8と共に、後方へ移動する。操作ノブ8が初期位置まで移動すると、移動が終了する。このように、非操作時には、ドーム部31Aの弾性力により、操作ノブ8が自動的に初期位置まで復帰する。
ここで、第1カム面66、第2カム面67、凹部74、及び凸部75について詳細に説明する。図12は、非操作時におけるカム部62の周辺の拡大断面図である。図13は、操作時におけるカム部62の周辺の拡大断面図である。
本実施形態において、図12及び図13に示すように、第1カム面66及び凸部75は、非操作時及び操作時のいずれの場合も接触するように形成されるのが好ましい。また、第2カム面67及び凹部74は、非操作時及び操作時のいずれの場合も接触するように形成されるのが好ましい。すなわち、カム部62は、非操作時及び操作時のいずれの場合も、凹部74及び凸部75と同時に接触するように形成されるのが好ましい。また、第1カム面66、第2カム面67、凹部74、及び凸部75は、第1カム面66と凸部75との接点P1と、第2カム面67と凹部74との接点P2と、の間の距離が、操作ノブ8が初期位置から離れるほど(駆動部材6が傾動するほど)小さくなるように形成されるのが好ましい。
具体的には、図12に示すように、第1カム面66及び第2カム面67を、第1カム面66の曲率中心C1が、第2カム面67の曲率中心C2より上方に位置する球面状に形成し、凹部74における第2カム面67と接触する部分を、軸が上下方向と平行な円筒状とするのが好ましい。
このような構成により、操作ノブ8が初期位置から離れるほど、接点P2を支点として接点P1に加わるモーメントが大きくなる。この結果、非操作時には、操作ノブ8の位置が、接点P1に加わるモーメントが最小となる初期位置で安定する。したがって、操作ノブ8を精度よく初期位置に復帰させることができる。
以上説明した通り、本実施形態によれば、スイッチ装置100は、動作ストロークが小さいドーム部31A,31Bの弾性力により、操作ノブ8を初期位置へ復帰させる。したがって、スイッチ装置100は、動作ストロークが大きいコイルバネやアクチュエータにより操作ノブを復帰させる従来のスイッチ装置に比べて、部品点数を減らし、かつ、小型化することができる。
なお、以上では、駆動部材6の傾動方向が前後方向である場合を例に説明したが、傾動方向はこれに限られない。また、駆動部材6は、3方向以上に傾動可能であってもよい。また、スイッチ9Aは、弾性力により初期状態に復帰可能なスイッチであればよく、ドーム部31A及び可動接点32Bの代わりにメタルドーム(金属板ばね)を備えたスイッチや、ケース内に可動接点32Aが配置されたタクタイルスイッチであってもよい。これは、スイッチ9Bについても同様である。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
また、本国際出願は、2018年3月26日に出願した日本国特許出願第2018−058944号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
1:筐体
2:基板
3:弾性樹脂層
4:支持部材
5A,5B:摺動部材
6:駆動部材
7:保持部材
8:操作ノブ
9A:第1スイッチ
9B:第2スイッチ
11:貫通孔
21A,21B:固定接点
31A,31B:ドーム部
32A,32B:可動接点
41:収納部
42A,42B:スリット
43A,43B:軸受部
51A,51B:ガイド部
52A,52B:被押圧部
61:押圧部
62:カム部
63A:前側部分
63B:後側部分
64A,64B:軸部
65:肉抜き部
66:第1カム面
67:第2カム面
71:保持部
72:連結部
73:底部
74:凹部
75:凸部
100:スイッチ装置
P1,P2:接点

Claims (8)

  1. 弾性力により初期状態に復帰可能な第1スイッチ及び第2スイッチと、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを収納する支持部材と、
    前記支持部材により所定の傾動方向に傾動可能に支持され、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをそれぞれ押圧可能な駆動部材と、
    前記駆動部材上に設けられ、前記傾動方向に移動可能な保持部材と、
    前記保持部材に保持された操作ノブと、
    を備え、
    前記駆動部材は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチにまたがって配置され、中央部に軸部が設けられた押圧部と、前記押圧部の中央部から上方に延び、上端に凹面状の第1カム面が設けられたカム部と、を有し、
    前記保持部材は、前記駆動部材の前記カム部が挿入される凹部と、前記凹部の中央部から下方に突出し、前記第1カム面と接触する凸部と、を有する
    スイッチ装置。
  2. 前記支持部材は、前記軸部を基準位置から下方に移動可能に支持する軸受部を有する
    請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記カム部は、前記凸部及び前記凹部が同時に接触する
    請求項1又は請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記カム部と前記凸部との接点から、前記カム部と前記凹部との接点までの距離は、前記駆動部材が傾動するほど小さくなる
    請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記カム部は、前記凹部と接触する凸面状の第2カム面を有する
    請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  6. 前第1カム面及び前記第2カム面は、球面状である
    請求項5に記載のスイッチ装置。
  7. 前記第1カム面の曲率中心は、前記第2カム面の曲率中心より上方に位置する
    請求項5又は請求項6に記載のスイッチ装置。
  8. 前凹部は、下方が広くなるように形成される
    請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスイッチ装置。
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