JP7094825B2 - 通信機器 - Google Patents

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本発明は、たとえばインターホン機器等の通信機器に関するものである。
従来、通信機器の一例であるインターホン機器には、たとえば呼出操作や応答操作、設定操作等する際にユーザーが操作可能なボタンが設けられている。そして、そのようなボタンを初期位置側へ付勢する構造としては、本体ケースに内蔵したコイルバネを利用する構造が一般的である(たとえば特許文献1)。
特開2013-131914号公報
しかしながら、コイルバネを利用する構造を採用すると、ボタン周りの構造の小型化、ひいては通信機器全体の小型化に限度があるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、一層の小型化を図ることができる通信機器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、本体ケースの面に、左右方向へ長い操作部を有するボタンが押し込み操作可能に設けられており、操作部の右部を押し込み操作すると第1のスイッチが操作され、左部を押し込み操作すると第2のスイッチが操作される通信機器であって、ボタンの後面で左右方向での中央となる位置に、上下方向を軸としてボタンを傾動可能に支持するための軸支部が設けられている一方、左右方向へ長い板状の鍔片の中央部に、前方へ膨出するように操作部が設けられているとともに、鍔片の上縁及び下縁で左右方向での中央となる位置に、夫々上下外方へ突出する挟持片が設けられていて、各挟持片の前面と本体ケースの内面との間に、合成樹脂製の弾性部材が夫々配され、当該弾性部材が、ボタンと、本体ケースの内面とにより表裏から挟持されており、ボタンを押し込み操作すると弾性部材が弾性変形する一方、押し込み操作を解除すると、弾性部材の弾性力によってボタンが押し込み操作前の状態へ復帰することを特徴とする。
本発明によれば、弾性部材によってボタンを押し込み操作前の状態へ復帰させるようになっているため、コイルバネを採用していた従来の構造と比べると、ボタン周りの構造を簡素化することができ、ひいては通信機器の小型化、低コスト化等を図ることができる。
また、左右方向へ長い操作部を有し、操作部の右部を押し込み操作すると第1のスイッチが操作され、左部を押し込み操作すると第2のスイッチが操作されるようなボタンについて、極めてボタン周りの構造を簡素化することができるし、小さな弾性部材で、ボタンを確実に押し込み操作前の状態へ復帰させることができ、通信機器の一層の小型化を図ることができる。
本発明によれば、合成樹脂製の弾性部材が、ボタンと、本体ケースの内面とにより表裏から挟持されており、ボタンを押し込み操作すると弾性部材が弾性変形する一方、押し込み操作を解除すると、弾性部材の弾性力によってボタンが押し込み操作前の状態へ復帰するようになっている。したがって、コイルバネを採用していた従来の構造と比べると、ボタン周りの構造を簡素化することができ、ひいては通信機器の小型化、低コスト化等を図ることができる。
インターホン親機を前側から示した斜視説明図である。 応答ボタン及び音量調節ボタンが配された状態にある前ケースを後側から示した斜視説明図である。 応答ボタン及び音量調節ボタンを前側から示した斜視説明図である。 音量調節ボタンが配された状態にある前ケースを後側から示した斜視説明図である。 押し込み操作前の音量調節ボタンの状態を示した断面説明図である。 操作部の左部を押し込み操作された状態を示した断面説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるインターホン親機について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、インターホン親機1を前側から示した斜視説明図である。図2は、応答ボタン4及び音量調節ボタン5が配された状態にある前ケース11を後側から示した斜視説明図である。図3は、応答ボタン4及び音量調節ボタン5を前側から示した斜視説明図である。図4は、音量調節ボタン5が配された状態にある前ケース11を後側から示した斜視説明図である。図5は、押し込み操作前の音量調節ボタン5の状態を示した断面説明図である。図6は、操作部22の左部を押し込み操作された状態を示した断面説明図である。
インターホン親機1は、前ケース11と後ケース12とを組み付けてなる本体ケース2を有しており、該本体ケース2には、インターホン子機(図示せず)との間での通話動作等といったインターホン親機1の主たる動作を制御する制御基板等が内蔵されている。また、本体ケース2の前面左部には、インターホン子機との通話のための通話部3が掛止可能となっている。さらに、本体ケース2の前面右部には、インターホン子機からの呼び出しに応答するための応答ボタン4や通話の音量を調節するための音量調節ボタン5等が設けられている。なお、13は、音量調節ボタン5を露出させるためのボタン窓であり、14は、応答ボタン4を露出させるための第2のボタン窓である。
ここで、本発明の要部となる音量調節ボタン5の構造、及び音量調節ボタン5の取り付けに係る構造について説明する。
まず、音量調節ボタン5の構造について説明する。音量調節ボタン5は、左右方向へ長い矩形板状の鍔片21と、鍔片21の中央部に設けられ、前方へ膨出する操作部22とを備えてなる。また、鍔片21の後面で操作部22よりも右側(前方から見て)となる位置には、後方へ突出する第1の操作突起23が設けられている。一方、鍔片21の後面で操作部22よりも左側(前方から見て)となる位置には、後方へ突出する第2の操作突起24が設けられている。さらに、鍔片21の後面における操作部22の上下両側で、且つ、左右方向で中央となる位置には、自身を上下方向を軸として前後へ傾動可能とするための軸支部25が夫々設けられている。加えて、鍔片21の上縁及び下縁における左右方向で中央となる位置には、後述する弾性部材41を前ケース11の内面との間で挟持するための挟持片26が上下方向で外方へ夫々突設されている。
次に、上記音量調節ボタン5を本体ケース2内で支持する支持体31について説明する。支持体31は、応答ボタン4と、応答ボタン4から下方へ一体的に突設された支持部32とを有する。支持部32は、後方に開口する箱状の基台32aと、基台32aの前面に開設された挿通孔32bと、挿通孔32bを上下方向に跨ぐように架設された傾動軸32c(図2に示す)とを有する。なお、挿通孔32bは、鍔片21よりも左右方向へは長く、上下方向へは短い矩形孔とされている。
そして、支持体31及び音量調節ボタン5の取り付けについて説明すると、まず前ケース11の内面で、ボタン窓13の上下に板状に成形された合成樹脂製(たとえばシリコンゴム等のゴム製)の弾性部材41、41を配置する。次に、操作部22をボタン窓13から前ケース11の前方へ突出させつつ、挟持片26、26を弾性部材41、41の後面に当接させるようにして音量調節ボタン5を配置する(図4)。その後、応答ボタン4を第2のボタン窓14から前ケース11の前方へ突出させつつ、傾動軸32cを軸支部25、25に軸支させるようにして支持体31を配置し(図2)、後ケース12を前ケース11に組み付ける等して支持体31を挟持固定すれば、支持体31及び音量調節ボタン5の取り付けは完了となる(図5)。なお、このような取付状態において、弾性部材41、41は、音量調節ボタン5と前ケース11の内面とにより前後から挟持されている。
上述のようにして取り付けられた音量調節ボタン5は、左右方向での中央部で上下方向を軸として前後へ傾動可能に支持されており、当該音量調節ボタン5の右部を押し込み操作すると、音量調節ボタン5は傾動軸32cを軸として傾動し、第1の操作突起23が、その後方に配置されている基板42上の第1のスイッチ43を操作する(結果として、本実施形態では音量が大きくなる)。この押し込み操作に伴い、弾性部材41、41は弾性変形しており、音量調節ボタン5への押し込み操作が解除されると、弾性部材41、41の弾性力によって、音量調節ボタン5は押し込み操作前の状態へ復帰する。一方、音量調節ボタン5の左部を押し込み操作すると、音量調節ボタン5は傾動軸32cを軸として上記とは逆方向へ傾動し、図6に示すように第2の操作突起24が第2のスイッチ44を操作する(結果として、本実施形態では音量が小さくなる)。また、当該押し込み操作においても、弾性部材41、41は弾性変形しており、音量調節ボタン5への押し込み操作の解除をもって、弾性部材41、41の弾性力により、音量調節ボタン5は押し込み操作前の状態へ復帰する。
以上のような構成を有するインターホン親機1によれば、板状に成形された合成樹脂製の弾性部材41、41を、音量調節ボタン5の挟持片26、26と前ケース11の内面とにより前後から挟持させることで、当該弾性部材41、41によって音量調節ボタン5を押し込み操作前の状態へ復帰させるようになっている。したがって、コイルバネを採用していた従来の構造と比べると、音量調節ボタン5周りの構造を簡素化することができ、ひいてはインターホン親機1の小型化、低コスト化等を図ることができる。
また、左右方向へ長い板状の鍔片21の中央部に、前方へ膨出するように操作部22を設けるとともに、鍔片21の上縁及び下縁で左右方向での中央となる位置に、夫々上下外方へ突出する挟持片26、26を設けており、各挟持片26の前面と前ケース11の内面との間に夫々弾性部材41を配している。したがって、左右方向へ長い操作部22を有し、操作部22の右部を押し込み操作すると第1のスイッチ43が操作され、左部を押し込み操作すると第2のスイッチ44が操作されるような音量調節ボタン5について、極めて音量調節ボタン5周りの構造を簡素化することができるし、小さな弾性部材41で、音量調節ボタン5を確実に押し込み操作前の状態へ復帰させることができ、インターホン親機1の一層の小型化を図ることができる。
なお、本発明に係る通信機器は、通信機器の全体的な構成は勿論、ボタンに係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では通信機器の一例であるインターホン親機について説明しているが、インターホン子機や集合住宅インターホンシステムにおける玄関子機、ナースコールシステムで使用する各種通信機器等、本発明は、他の通信機器についても好適に採用することができる。
また、実施形態のような所定方向に長い操作部を有するボタンではなく、操作部が円形のボタンとする等、ボタンや操作部の形状は適宜設計変更可能である。
さらに、弾性部材により押し込み操作前の状態へ復帰させるボタンを、1つの通信機器に複数個設けたとしても何ら問題はない。
加えて、上記実施形態では、応答ボタンと支持部とを一体成形しているが、言うまでもなく両者を別体として構成することは可能である。
1・・インターホン親機(通信機器)、2・・本体ケース、5・・音量調節ボタン(ボタン)、11・・前ケース、21・・鍔片、22・・操作部、23・・第1の操作突起、24・・第2の操作突起、25・・軸支部、26・・挟持片、31・・支持体、32・・支持部、32a・・基台、32b・・挿通孔、32c・・傾動軸、41・・弾性部材、42・・基板、43・・第1のスイッチ、44・・第2のスイッチ。

Claims (1)

  1. 本体ケースの面に、左右方向へ長い操作部を有するボタンが押し込み操作可能に設けられており、
    前記操作部の右部を押し込み操作すると第1のスイッチが操作され、左部を押し込み操作すると第2のスイッチが操作される通信機器であって、
    前記ボタンの後面で左右方向での中央となる位置に、上下方向を軸として前記ボタンを傾動可能に支持するための軸支部が設けられている一方、
    左右方向へ長い板状の鍔片の中央部に、前方へ膨出するように前記操作部が設けられているとともに、前記鍔片の上縁及び下縁で左右方向での中央となる位置に、夫々上下外方へ突出する挟持片が設けられていて、
    各前記挟持片の前面と前記本体ケースの内面との間に、合成樹脂製の弾性部材が夫々配され、当該弾性部材が、前記ボタンと、前記本体ケースの内面とにより表裏から挟持されており、
    前記ボタンを押し込み操作すると前記弾性部材が弾性変形する一方、押し込み操作を解除すると、前記弾性部材の弾性力によって前記ボタンが押し込み操作前の状態へ復帰することを特徴とする通信機器。
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