JPWO2019173291A5 - - Google Patents
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以下、本発明の実施形態を示す。
[1]a.それぞれ、配列番号89、90、91、149、150及び151;
b.それぞれ、配列番号41、42、43、101、102及び103;
c.それぞれ、配列番号44、45、46、104、105及び106;
d.それぞれ、配列番号47、48、49、107、108及び109;
e.それぞれ、配列番号50、51、52、110、111及び112;
f.それぞれ、配列番号53、54、55、113、114及び115;
g.それぞれ、配列番号56、57、58、116、117及び118;
h.それぞれ、配列番号59、60、61、119、120及び121;
i.それぞれ、配列番号62、63、64、122、123及び124;
j.それぞれ、配列番号65、66、67、125、126及び127;
k.それぞれ、配列番号68、69、70、128、129及び130;
l.それぞれ、配列番号71、72、73、131、132及び133;
m.それぞれ、配列番号74、75、76、134、135及び136;
n.それぞれ、配列番号77、78、79、137、138及び139;
o.それぞれ、配列番号80、81、82、140、141及び142;
p.それぞれ、配列番号83、84、85、143、144及び145;
q.それぞれ、配列番号86、87、88、146、147及び148;
r.それぞれ、配列番号92、93、94、152、153及び154;
s.それぞれ、配列番号95、96、97、155、156及び157;又は
t.それぞれ、配列番号98、99、100、158、159及び160;
のポリペプチド配列を有する重鎖相補性決定領域1(HCDR1)、HCDR2、HCDR3、軽鎖相補性決定領域1(LCDR1)、LCDR2、及びLCDR3を含み、CD73、好ましくはヒトCD73に特異的に結合する、単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[2]a.それぞれ、配列番号209、210、211、269、270及び271;
b.それぞれ、配列番号161、162、163、221、222及び223;
c.それぞれ、配列番号164、165、166、224、225及び226;
d.それぞれ、配列番号167、168、169、227、228及び229;
e.それぞれ、配列番号170、171、172、230、231及び232;
f.それぞれ、配列番号173、174、175、233、234及び235;
g.それぞれ、配列番号176、177、178、236、237及び238;
h.それぞれ、配列番号179、180、181、239、240及び241;
i.それぞれ、配列番号182、183、184、242、243及び244;
j.それぞれ、配列番号185、186、187、245、246及び247;
k.それぞれ、配列番号188、189、190、248、249及び250;
l.それぞれ、配列番号191、192、193、251、252及び253;
m.それぞれ、配列番号194、195、196、254、255及び256;
n.それぞれ、配列番号197、198、199、257、258及び259;
o.それぞれ、配列番号200、201、202、260、261及び262;
p.それぞれ、配列番号203、204、205、263、264及び265;
q.それぞれ、配列番号206、207、208、266、267及び268;
r.それぞれ、配列番号212、213、214、272、273及び274;
s.それぞれ、配列番号215、216、217、275、276及び277;又は
t.それぞれ、配列番号218、219、220、278、279及び280;
のポリペプチド配列を有する重鎖相補性決定領域1(HCDR1)、HCDR2、HCDR3、軽鎖相補性決定領域1(LCDR1)、LCDR2、及びLCDR3を含み、CD73、好ましくはヒトCD73に特異的に結合する、単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[3]配列番号33、1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、35、37若しくは39と少なくとも95%同一であるポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、又は配列番号34、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、36、38若しくは40と少なくとも95%同一であるポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域を含む、[1]又は[2]に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[4]a.配列番号33のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号34のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
b.配列番号1のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号2のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
c.配列番号3のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号4のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
d.配列番号5のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号6のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
e.配列番号7のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号8のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
f.配列番号9のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号10のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
g.配列番号11のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号12のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
h.配列番号13のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号14のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
i.配列番号15のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号16のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
j.配列番号17のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号18のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
k.配列番号19のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号20のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
l.配列番号21のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号22のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
m.配列番号23のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号24のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
n.配列番号25のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号26のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
o.配列番号27のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号28のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
p.配列番号29のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号30のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
q.配列番号31のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号32のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
r.配列番号35のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号36のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
s.配列番号37のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号38のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;又は
t.配列番号39のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号40のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域
を含む、[1]~[3]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[5]可溶性及び/又は細胞表面のCD73の酵素活性を阻害する、[1]~[4]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[6]CD73の二量体化を妨げる、[1]~[4]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[7]CD73の内部移行を誘導する、[1]~[4]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[8]キメラである、[1]~[7]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[9]ヒトの又はヒト化されたものである、[1]~[8]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[10](1)配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(2)配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(3)配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(4)配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(5)配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(6)配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(7)配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(8)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(9)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(10)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(11)配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(12)配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(13)配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(14)配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(15)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(16)配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(17)配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(18)配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(19)配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(20)配列番号287のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(21)配列番号288のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(22)配列番号289のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(23)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(24)配列番号295のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(25)配列番号296のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(26)配列番号297のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;又は
(27)配列番号298のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域
を含む、[1]~[9]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[11]T細胞を活性化することが可能である、[1]~[10]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[12][1]~[11]のいずれか一に記載のモノクローナル抗体又はその抗原結合断片をコードする単離された核酸。
[13][12]に記載の単離された核酸を含むベクター。
[14][13]に記載のベクターを含む宿主細胞。
[15][1]~[11]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
[16]それを必要とする対象において、CD73のヌクレオチダーゼ活性を阻害する方法であって、[15]に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む方法。
[17]それを必要とする対象において、CD73の二量体化を妨げる方法であって、[15]に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む方法。
[18]それを必要とする対象において、CD73の内部移行を誘導する方法であって、[15]に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む方法。
[19]それを必要とする対象において、がんを処置する方法であって、[15]に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む、方法。
[20][1]~[11]のいずれか一に記載のモノクローナル抗体又はその抗原結合断片を生産する方法であって、前記モノクローナル抗体又は抗原結合断片を産生する条件下で、前記モノクローナル抗体又は抗原結合断片をコードする核酸を含む細胞を培養するステップ、及び細胞又は培養物から抗体又は抗原結合断片を回収するステップを含む、方法。
[21][1]~[11]のいずれか一に記載のモノクローナル抗体又は抗原結合断片を含む医薬組成物を生産する方法であって、前記モノクローナル抗体又は抗原結合断片を、薬学的に許容される担体と配合して、医薬組成物を得るステップを含む、方法。
[22]対象におけるCD73のレベルを決定する方法であって、
a.対象から試料を得るステップ;
b.試料を[1]~[11]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片と接触させるステップ;及び
c.対象におけるCD73のレベルを決定するステップ
を含む方法。
[23]試料が、組織試料である、[22]に記載の方法。
[24]組織試料が、がん組織試料である、[23]に記載の方法。
[25]試料が、血液試料である、[22]に記載の方法。
[26]対象におけるCD73のエクト-5'-ヌクレオチダーゼ活性を決定する方法であって、
a.対象から試料を得るステップ;
b.試料を[1]~[11]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片と接触させるステップ;及び
c.対象におけるCD73のエクト-5'-ヌクレオチダーゼ活性を決定するステップ
を含む方法。
[27]試料が、組織試料である、[26]に記載の方法。
[28]組織試料が、がん組織試料である、[27]に記載の方法。
[29]試料が、血液試料である、[26]に記載の方法。
上記の実施形態に対し、その広義の発明概念から逸脱することなく、変更がなされ得ることは当業者であれば認識するであろう。したがって、この発明は、開示された特定の実施形態に限定されず、本明細書によって定義した本発明の趣旨及び範囲内の改変を包含することを意図するものとして理解される。
[1]a.それぞれ、配列番号89、90、91、149、150及び151;
b.それぞれ、配列番号41、42、43、101、102及び103;
c.それぞれ、配列番号44、45、46、104、105及び106;
d.それぞれ、配列番号47、48、49、107、108及び109;
e.それぞれ、配列番号50、51、52、110、111及び112;
f.それぞれ、配列番号53、54、55、113、114及び115;
g.それぞれ、配列番号56、57、58、116、117及び118;
h.それぞれ、配列番号59、60、61、119、120及び121;
i.それぞれ、配列番号62、63、64、122、123及び124;
j.それぞれ、配列番号65、66、67、125、126及び127;
k.それぞれ、配列番号68、69、70、128、129及び130;
l.それぞれ、配列番号71、72、73、131、132及び133;
m.それぞれ、配列番号74、75、76、134、135及び136;
n.それぞれ、配列番号77、78、79、137、138及び139;
o.それぞれ、配列番号80、81、82、140、141及び142;
p.それぞれ、配列番号83、84、85、143、144及び145;
q.それぞれ、配列番号86、87、88、146、147及び148;
r.それぞれ、配列番号92、93、94、152、153及び154;
s.それぞれ、配列番号95、96、97、155、156及び157;又は
t.それぞれ、配列番号98、99、100、158、159及び160;
のポリペプチド配列を有する重鎖相補性決定領域1(HCDR1)、HCDR2、HCDR3、軽鎖相補性決定領域1(LCDR1)、LCDR2、及びLCDR3を含み、CD73、好ましくはヒトCD73に特異的に結合する、単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[2]a.それぞれ、配列番号209、210、211、269、270及び271;
b.それぞれ、配列番号161、162、163、221、222及び223;
c.それぞれ、配列番号164、165、166、224、225及び226;
d.それぞれ、配列番号167、168、169、227、228及び229;
e.それぞれ、配列番号170、171、172、230、231及び232;
f.それぞれ、配列番号173、174、175、233、234及び235;
g.それぞれ、配列番号176、177、178、236、237及び238;
h.それぞれ、配列番号179、180、181、239、240及び241;
i.それぞれ、配列番号182、183、184、242、243及び244;
j.それぞれ、配列番号185、186、187、245、246及び247;
k.それぞれ、配列番号188、189、190、248、249及び250;
l.それぞれ、配列番号191、192、193、251、252及び253;
m.それぞれ、配列番号194、195、196、254、255及び256;
n.それぞれ、配列番号197、198、199、257、258及び259;
o.それぞれ、配列番号200、201、202、260、261及び262;
p.それぞれ、配列番号203、204、205、263、264及び265;
q.それぞれ、配列番号206、207、208、266、267及び268;
r.それぞれ、配列番号212、213、214、272、273及び274;
s.それぞれ、配列番号215、216、217、275、276及び277;又は
t.それぞれ、配列番号218、219、220、278、279及び280;
のポリペプチド配列を有する重鎖相補性決定領域1(HCDR1)、HCDR2、HCDR3、軽鎖相補性決定領域1(LCDR1)、LCDR2、及びLCDR3を含み、CD73、好ましくはヒトCD73に特異的に結合する、単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[3]配列番号33、1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、35、37若しくは39と少なくとも95%同一であるポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、又は配列番号34、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、36、38若しくは40と少なくとも95%同一であるポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域を含む、[1]又は[2]に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[4]a.配列番号33のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号34のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
b.配列番号1のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号2のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
c.配列番号3のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号4のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
d.配列番号5のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号6のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
e.配列番号7のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号8のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
f.配列番号9のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号10のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
g.配列番号11のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号12のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
h.配列番号13のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号14のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
i.配列番号15のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号16のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
j.配列番号17のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号18のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
k.配列番号19のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号20のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
l.配列番号21のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号22のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
m.配列番号23のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号24のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
n.配列番号25のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号26のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
o.配列番号27のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号28のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
p.配列番号29のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号30のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
q.配列番号31のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号32のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
r.配列番号35のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号36のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
s.配列番号37のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号38のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;又は
t.配列番号39のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号40のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域
を含む、[1]~[3]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[5]可溶性及び/又は細胞表面のCD73の酵素活性を阻害する、[1]~[4]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[6]CD73の二量体化を妨げる、[1]~[4]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[7]CD73の内部移行を誘導する、[1]~[4]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[8]キメラである、[1]~[7]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[9]ヒトの又はヒト化されたものである、[1]~[8]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[10](1)配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(2)配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(3)配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(4)配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(5)配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(6)配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(7)配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(8)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(9)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(10)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(11)配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(12)配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(13)配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(14)配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(15)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(16)配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(17)配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(18)配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(19)配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(20)配列番号287のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(21)配列番号288のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(22)配列番号289のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(23)配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(24)配列番号295のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(25)配列番号296のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
(26)配列番号297のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;又は
(27)配列番号298のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域
を含む、[1]~[9]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[11]T細胞を活性化することが可能である、[1]~[10]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
[12][1]~[11]のいずれか一に記載のモノクローナル抗体又はその抗原結合断片をコードする単離された核酸。
[13][12]に記載の単離された核酸を含むベクター。
[14][13]に記載のベクターを含む宿主細胞。
[15][1]~[11]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
[16]それを必要とする対象において、CD73のヌクレオチダーゼ活性を阻害する方法であって、[15]に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む方法。
[17]それを必要とする対象において、CD73の二量体化を妨げる方法であって、[15]に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む方法。
[18]それを必要とする対象において、CD73の内部移行を誘導する方法であって、[15]に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む方法。
[19]それを必要とする対象において、がんを処置する方法であって、[15]に記載の医薬組成物を対象に投与するステップを含む、方法。
[20][1]~[11]のいずれか一に記載のモノクローナル抗体又はその抗原結合断片を生産する方法であって、前記モノクローナル抗体又は抗原結合断片を産生する条件下で、前記モノクローナル抗体又は抗原結合断片をコードする核酸を含む細胞を培養するステップ、及び細胞又は培養物から抗体又は抗原結合断片を回収するステップを含む、方法。
[21][1]~[11]のいずれか一に記載のモノクローナル抗体又は抗原結合断片を含む医薬組成物を生産する方法であって、前記モノクローナル抗体又は抗原結合断片を、薬学的に許容される担体と配合して、医薬組成物を得るステップを含む、方法。
[22]対象におけるCD73のレベルを決定する方法であって、
a.対象から試料を得るステップ;
b.試料を[1]~[11]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片と接触させるステップ;及び
c.対象におけるCD73のレベルを決定するステップ
を含む方法。
[23]試料が、組織試料である、[22]に記載の方法。
[24]組織試料が、がん組織試料である、[23]に記載の方法。
[25]試料が、血液試料である、[22]に記載の方法。
[26]対象におけるCD73のエクト-5'-ヌクレオチダーゼ活性を決定する方法であって、
a.対象から試料を得るステップ;
b.試料を[1]~[11]のいずれか一に記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片と接触させるステップ;及び
c.対象におけるCD73のエクト-5'-ヌクレオチダーゼ活性を決定するステップ
を含む方法。
[27]試料が、組織試料である、[26]に記載の方法。
[28]組織試料が、がん組織試料である、[27]に記載の方法。
[29]試料が、血液試料である、[26]に記載の方法。
上記の実施形態に対し、その広義の発明概念から逸脱することなく、変更がなされ得ることは当業者であれば認識するであろう。したがって、この発明は、開示された特定の実施形態に限定されず、本明細書によって定義した本発明の趣旨及び範囲内の改変を包含することを意図するものとして理解される。
Claims (14)
- a.それぞれ配列番号89、90、91、149、150及び151、若しくはそれぞれ配列番号209、210、211、269、270及び271;
b.それぞれ配列番号41、42、43、101、102及び103、若しくはそれぞれ配列番号161、162、163、221、222及び223;
c.それぞれ配列番号44、45、46、104、105及び106、若しくはそれぞれ配列番号164、165、166、224、225及び226;
d.それぞれ配列番号47、48、49、107、108及び109、若しくはそれぞれ配列番号167、168、169、227、228及び229;
e.それぞれ配列番号50、51、52、110、111及び112、若しくはそれぞれ配列番号170、171、172、230、231及び232;
f.それぞれ配列番号53、54、55、113、114及び115、若しくはそれぞれ配列番号173、174、175、233、234及び235;
g.それぞれ配列番号56、57、58、116、117及び118、若しくはそれぞれ配列番号176、177、178、236、237及び238;
h.それぞれ配列番号59、60、61、119、120及び121、若しくはそれぞれ配列番号179、180、181、239、240及び241;
i.それぞれ配列番号62、63、64、122、123及び124、若しくはそれぞれ配列番号182、183、184、242、243及び244;
j.それぞれ配列番号65、66、67、125、126及び127、若しくはそれぞれ配列番号185、186、187、245、246及び247;
k.それぞれ配列番号68、69、70、128、129及び130、若しくはそれぞれ配列番号188、189、190、248、249及び250;
l.それぞれ配列番号71、72、73、131、132及び133、若しくはそれぞれ配列番号191、192、193、251、252及び253;
m.それぞれ配列番号74、75、76、134、135及び136、若しくはそれぞれ配列番号194、195、196、254、255及び256;
n.それぞれ配列番号77、78、79、137、138及び139、若しくはそれぞれ配列番号197、198、199、257、258及び259;
o.それぞれ配列番号80、81、82、140、141及び142、若しくはそれぞれ配列番号200、201、202、260、261及び262;
p.それぞれ配列番号83、84、85、143、144及び145、若しくはそれぞれ配列番号203、204、205、263、264及び265;
q.それぞれ配列番号86、87、88、146、147及び148、若しくはそれぞれ配列番号206、207、208、266、267及び268;
r.それぞれ配列番号92、93、94、152、153及び154、若しくはそれぞれ配列番号212、213、214、272、273及び274;
s.それぞれ配列番号95、96、97、155、156及び157、若しくはそれぞれ配列番号215、216、217、275、276及び277;又は
t.それぞれ配列番号98、99、100、158、159及び160、若しくはそれぞれ配列番号218、219、220、278、279及び280;
のポリペプチド配列を有する重鎖相補性決定領域1(HCDR1)、HCDR2、HCDR3、軽鎖相補性決定領域1(LCDR1)、LCDR2、及びLCDR3を含み、CD73、好ましくはヒトCD73に特異的に結合する、単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。 - 配列番号286、33、1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、35、37、39、282、283、284、285、287、288、289、295、296、297若しくは298と少なくとも95%同一であるポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、又は配列番号293、34、2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、36、38、40、290、291、292、294若しくは299と少なくとも95%同一であるポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域を含む、請求項1記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
- a.配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
b.配列番号33のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号34のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
c.配列番号1のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号2のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
d.配列番号3のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号4のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
e.配列番号5のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号6のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
f.配列番号7のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号8のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
g.配列番号9のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号10のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
h.配列番号11のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号12のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
i.配列番号13のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号14のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
j.配列番号15のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号16のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
k.配列番号17のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号18のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
l.配列番号19のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号20のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
m.配列番号21のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号22のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
n.配列番号23のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号24のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
o.配列番号25のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号26のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
p.配列番号27のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号28のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
q.配列番号29のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号30のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
r.配列番号31のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号32のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
s.配列番号35のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号36のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
t.配列番号37のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号38のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
u.配列番号39のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号40のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
v.配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
w.配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
x.配列番号282のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
y.配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
z.配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
aa.配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
bb.配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
cc.配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
dd.配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
ee.配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
ff.配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
gg.配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
hh.配列番号283のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
ii.配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
jj.配列番号285のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号293のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
kk.配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号290のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
ll.配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号291のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
mm.配列番号286のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号292のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
nn.配列番号287のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
oo.配列番号288のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
pp.配列番号289のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号294のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
qq.配列番号284のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
rr.配列番号295のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
ss.配列番号296のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
tt.配列番号297のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;又は
uu.配列番号298のポリペプチド配列を有する重鎖可変領域、及び配列番号299のポリペプチド配列を有する軽鎖可変領域;
を含む、請求項1又は2記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。 - 可溶性及び/又は細胞表面のCD73の酵素活性を阻害するか、CD73の二量体化を妨げるか、CD73の内部移行を誘導するか、且つ/又はT細胞を活性化することができる、請求項1~3のいずれか1項記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
- キメラ、又はヒトの若しくはヒト化されたものである、請求項1~4のいずれか1項記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片。
- 請求項1~5のいずれか1項記載のモノクローナル抗体又はその抗原結合断片を含む二重特異性抗体。
- 請求項1~6のいずれか1項記載のモノクローナル抗体若しくはその抗原結合断片又は二重特異性抗体をコードする単離された核酸。
- 請求項7記載の単離された核酸を含むベクター。
- 請求項8記載のベクターを含む宿主細胞。
- 請求項1~6のいずれか1項記載の単離されたモノクローナル抗体若しくはその抗原結合断片又は二重特異性抗体と薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
- それを必要とする対象において、CD73のヌクレオチダーゼ活性を阻害するか、CD73の二量体化を妨げるか、CD73の内部移行を誘導するか、又は癌を処置するための、請求項10記載の医薬組成物。
- 請求項1~6のいずれか1項記載のモノクローナル抗体若しくはその抗原結合断片又は二重特異性抗体を生産する方法であって、前記モノクローナル抗体若しくはその抗原結合断片又は二重特異性抗体を産生する条件下で、前記モノクローナル抗体若しくはその抗原結合断片又は二重特異性抗体をコードする核酸を含む細胞を培養するステップ、及び前記細胞又は培養物から前記モノクローナル抗体若しくはその抗原結合断片又は二重特異性抗体を回収するステップを含む、前記方法。
- 請求項1~6のいずれか1項記載のモノクローナル抗体若しくはその抗原結合断片又は二重特異性抗体を含む医薬組成物を生産する方法であって、前記モノクローナル抗体若しくはその抗原結合断片又は二重特異性抗体を、薬学的に許容される担体と配合して、医薬組成物を得るステップを含む、前記方法。
- 対象において、CD73のレベルを決定するか、又はCD73のエクト-5'-ヌクレオチダーゼ活性を決定する方法であって、
a.前記対象からの試料を請求項1~5のいずれか1項記載の単離されたモノクローナル抗体又はその抗原結合断片と接触させるステップ;及び
b.前記対象において、CD73のレベルを決定するか、又はCD73のエクト-5'-ヌクレオチダーゼ活性を決定するステップ
を含み、
場合により、前記試料が組織試料又は血液試料であり、前記組織試料が場合により癌組織試料である、前記方法。
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