JPWO2019167295A1 - 電荷結合素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

半導体基板(60)に設けられ、転送チャネル領域(10)に隣接し、第1の方向に延在する第2導電型の第2不純物領域を有する画素分離領域(20、20a、20b)と、半導体基板(60)に設けられ、画素分離領域(20、20a、20b)が接する側とは第2の方向で反対側の転送チャネル領域(10)に隣接し、第1の方向に延在し、第2不純物領域よりも不純物濃度が低い第2導電型の第3不純物領域を有するオーバーフローゲート領域(30、30a、30b、30c)を備える。第2不純物領域及び第3不純物領域の少なくとも一つの領域の不純物濃度分布は、転送チャネル領域(10)に接する側よりも、転送チャネル領域(10)に接する側とは第2の方向で反対側の方が高い。

Description

本発明は、電荷結合素子及びその製造方法に関する。
従来の電荷結合素子(Charge Coupled Device(CCD))は、光入射に応じて信号電荷を発生するn型の不純物領域を有する転送チャネル領域と、転送チャネル領域上に絶縁膜を介して設けられ、信号電荷を転送する複数の転送電極と、転送チャネル領域間を電気的に分離し、p型の不純物領域からなる画素分離領域と、画素分離領域と転送チャネル領域とが隣接する側とは反対側の転送チャネル領域と隣接し、p型の不純物領域からなるオーバーフローゲート領域と、オーバーフローゲート領域に隣接するn型の不純物領域からなるオーバーフロードレイン領域を有している。
上記のように構成される従来の電荷結合素子は、光の入射により転送チャネル領域に信号電荷が生成され、複数の転送電極に電圧を印加することにより、転送チャネル領域内の信号電荷が所定の方向に設けられる出力部へ転送される。
オーバーフローゲート領域及びオーバーフロードレイン領域は、過剰な光が電荷結合素子に入射された場合に発生する過剰電荷を排出するために設けられる。オーバーフローゲート領域は、画素分離領域よりもp型の不純物濃度が低く、オーバーフローゲート領域上に設けられる転送電極とともにオーバーフローゲートとして機能する。転送電極に電圧を印加することにより、転送チャネル領域の過剰電荷は、不純物濃度が低いオーバーフローゲート領域を介して、オーバーフロードレイン領域に排出される。転送電極に印加される電圧を制御することにより、オーバーフロードレイン領域に排出される過剰電荷の排出量が制御される(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−258155号公報
従来の電荷結合素子は、光の入射により転送チャネル領域に信号電荷が発生するだけではなく、画素分離領域及びオーバーフローゲート領域にも、光の入射により電荷が発生し、画素分離領域及びオーバーフローゲート領域に発生した電荷の一部は、転送チャネル領域に入り、転送チャネル領域の信号電荷の一部となる。
しかしながら、従来の電荷結合素子は、画素分離領域及びオーバーフローゲート領域のp型不純物領域が、各不純物領域内で均一な不純物濃度分布を有するため、画素分離領域及びオーバーフローゲート領域内のポテンシャルレベルはフラットになる。
そのため、画素分離領域及びオーバーフローゲート領域に発生した電荷の半分程度は、オーバーフロードレイン領域に入ってしまい、転送チャネル領域の信号電荷の一部とすることができない。つまり、従来の電荷結合素子では、画素分離領域及びオーバーフローゲート領域に発生した電荷の半分程度しか転送チャネル領域の信号電荷にならないため、高い光検出感度を得られないという問題点がある。
そこで、本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、高い光検出感度を有する電荷結合素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明の電荷結合素子は、半導体基板と、半導体基板に設けられ、第1の方向に延在し、光入射に応じて信号電荷を発生する第1導電型の第1不純物領域を有する転送チャネル領域と、半導体基板に設けられ、転送チャネル領域に隣接し、第1の方向に延在する第2導電型の第2不純物領域を有する画素分離領域と、半導体基板に設けられ、画素分離領域が接する側とは第1の方向に直交する第2の方向で反対側の転送チャネル領域に隣接し、第1の方向に延在する、第2不純物領域よりも不純物濃度が低い第2導電型の第3不純物領域を有するオーバーフローゲート領域と、半導体基板に設けられ、第3不純物領域に隣接し、第1の方向に延在する第1導電型の第4不純物領域を有するオーバーフロードレイン領域と、転送チャネル領域上に絶縁膜を介して設けられ、第2の方向に延在し、第1の方向へ信号電荷を転送する複数の転送電極とを備え、第2不純物領域及び第3不純物領域の少なくとも一つの領域の不純物濃度分布は、転送チャネル領域に接する側よりも、転送チャネル領域に接する側とは第2の方向で反対側の方が高い。
また、本発明の電荷結合素子の製造方法は、半導体基板に、第1の方向に延在し、光入射に応じて信号電荷を発生する第1導電型の第1不純物領域を有する転送チャネル領域を形成する工程と、半導体基板に、転送チャネル領域に隣接し、第1の方向に延在する第2導電型の第2不純物領域を有する画素分離領域を形成する工程と、半導体基板に、画素分離領域が接する側とは第1の方向に直交する第2の方向で反対側の転送チャネル領域に隣接し、第1の方向に延在する、第2不純物領域よりも不純物濃度が低い第2導電型の第3不純物領域を有するオーバーフローゲート領域を形成する工程と、半導体基板に設けられ、第3不純物領域に隣接し、第1の方向に延在する第1導電型の第4不純物領域を有するオーバーフロードレイン領域を形成する工程と、転送チャネル領域上に絶縁膜を介して、第2の方向に延在する複数の転送電極を形成する工程とを備え、画素分離領域を形成する工程及びオーバーフローゲート領域を形成する工程の少なくとも一つは、転送チャネル領域に接する側の不純物濃度よりも、転送チャネル領域に接する側とは第2の方向で反対側の不純物濃度の方が高くなるよう不純物領域を形成する。
以上のように構成された本発明の電荷結合素子及びその製造方法は、高い光検出感度を有する電荷結合素子及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1である電荷結合素子の全体構成を示す平面図。 本発明の実施の形態1である電荷結合素子の構成を示す平面図。 本発明の実施の形態1である電荷結合素子の構成を示す断面図。 本発明の実施の形態1である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図。 本発明の実施の形態1である電荷結合素子の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態1である電荷結合素子の製造方法を示す断面図。 本発明の実施の形態2である電荷結合素子の構成を示す平面図。 本発明の実施の形態2である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図。 本発明の実施の形態3である電荷結合素子の構成を示す平面図。 本発明の実施の形態3である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図。 本発明の実施の形態4である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図。 本発明の実施の形態5である電荷結合素子の構成を示す平面図。 本発明の実施の形態5である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図。
はじめに、この発明の電荷結合素子の構成について、図面を参照しながら説明する。なお、図は模式的なものであり、機能又は構造を概念的に説明するものである。また、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。特記する場合を除いて、電荷結合素子の基本構成は全ての実施の形態において共通である。また、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1である電荷結合素子の全体構成を示す平面図である。図1に示すように、本実施の形態である電荷結合素子1は、画素エリアを構成する画素アレイ100、駆動回路200、電荷蓄積部300及び出力回路400を備える。
図1に示すように、本実施の形態である電荷結合素子1の画素アレイ100は、図1の太線で囲った領域を一つの画素領域として、例えば、垂直4画素×水平3画素の画素アレイである。ただし、画素アレイ100のサイズは、必ずしも、垂直4画素×水平3画素に限定されない。
画素アレイ100は、図1を見て上方から下方への第1の方向である垂直方向に延在し、光入射に応じて信号電荷を発生するとともに発生した信号電荷を転送する転送チャネルを構成するための転送チャネル領域10と、垂直方向に延在し、転送チャネル領域10に隣接し、転送チャネル領域10間を電気的に分離する画素分離領域20と、画素分離領域20と接する側とは第1の方向に直交する第2の方向である水平方向で反対側の転送チャネル領域10に隣接し、垂直方向に延在するオーバーフローゲート領域30と、オーバーフローゲート領域30に隣接し、垂直方向に延在するオーバーフロードレイン領域40と、転送チャネル領域10及びオーバーフローゲート領域30上に絶縁膜を介して設けられ、水平方向に延在し、垂直方向へ信号電荷を転送する複数の転送電極50を備える。
転送チャネル領域10、画素分離領域20、オーバーフローゲート領域30及びオーバーフロードレイン領域40は、画素アレイ100を構成するために、図1に示すように、それぞれ垂直方向に延在し、ストライプ状に複数繰り返し設けられる。転送電極50は、水平方向に複数隣接配置される転送チャネル領域10上にも設けられるように水平方向に延在して、垂直方向に複数個設けられる。
図1の太線で囲った領域では、隣接する4本の転送電極50が配置され、転送チャネル領域10、画素分離領域20、オーバーフローゲート領域30及びオーバーフロードレイン領域40が設けられ、一つの画素領域となる。
駆動回路200は、転送チャネル領域10に発生した信号電荷を垂直方向に転送チャネルを介して転送するために、転送電極50を駆動する駆動回路であり、各転送電極50に電圧を印加するため、駆動回路200と転送電極50は電気的に接続されている。駆動回路200は、図示しない制御回路による制御に基づき、各転送電極50に電圧を印加し、転送チャネル領域10の信号電荷を垂直方向に転送チャネルを介して電荷蓄積部300まで転送する。
電荷蓄積部300は、転送電極50により転送された信号電荷を蓄積する領域であり、水平方向に複数設けられた転送チャネル領域10それぞれの信号電荷を蓄積することができる。
出力回路400は、例えば、出力アンプなどからなり、電荷蓄積部300に蓄積された信号電荷を電圧に変換し、被写体の撮像画として、出力することができる。出力回路400は、各転送チャネル領域10に対応する電荷蓄積部300に複数設けられ、電気的に接続される。そのため、各転送チャネル領域10に対応する電荷蓄積部300に蓄積された信号電荷を一括して出力することができる。
次に、本発明の実施の形態1である電荷結合素子の詳細な構成を説明する。
図2は、本発明の実施の形態1である電荷結合素子の構成を示す平面図であり、図1の画素アレイ100の一部分を拡大した平面図である。図3は、本発明の実施の形態1である電荷結合素子の構成を示す断面図であり、図3の(a)は図2の切断線A−Aから見た断面図であり、図3の(b)は図2の切断線B−Bから見た断面図である。
まず、本実施の形態である電荷結合素子1の画素アレイ100は、図2及び図3に示すように、垂直方向に延在し、光入射に応じて信号電荷を発生する転送チャネル領域10と、垂直方向に延在し、転送チャネル領域10に隣接し、転送チャネル領域10間を電気的に分離する画素分離領域20と、画素分離領域20と接する側とは水平方向で反対側の転送チャネル領域10に隣接し、垂直方向に延在するオーバーフローゲート領域30と、オーバーフローゲート領域30に隣接し、垂直方向に延在するオーバーフロードレイン領域40と、転送チャネル領域10及びオーバーフローゲート領域30上に絶縁膜70,72を介して設けられ、水平方向に延在し、垂直方向へ信号電荷を転送する複数の転送電極50を備える。
転送チャネル領域10は、図2及び図3に示すように、例えば、p型の不純物濃度を有するp型シリコン基板からなる半導体基板60に、いわゆる埋め込みチャネルを形成するためのn型の不純物濃度の第1不純物領域を備え、光の入射により信号電荷を発生させる。転送チャネル領域10は、図2及び図3の(b)に示すように、半導体基板60内に垂直方向で連続して設けられ、垂直方向に延在する。
画素分離領域20は、図2及び図3の(a)に示すように、水平方向に隣接する転送チャネル領域10間を電気的に分離するため、半導体基板60に設けられる。画素分離領域20は、例えば、1018cm−3のp型の高濃度不純物濃度を有する第2不純物領域からなり、転送チャネル領域10に隣接する位置に、垂直方向に延在するように設けられる。
オーバーフローゲート領域30は、図2及び図3の(a)に示すように、半導体基板60に、画素分離領域20と接する側とは水平方向で反対側の転送チャネル領域10に隣接する位置に設けられる。オーバーフローゲート領域30は、画素分離領域20よりも不純物濃度が低いp型の不純物濃度を有する第3不純物領域からなる。オーバーフローゲート領域30は不純物濃度の異なる複数の領域からなるが、このオーバーフローゲート領域30のさらなる詳細な構成は後述する。
オーバーフロードレイン領域40は、図2及び図3の(a)に示すように、オーバーフローゲート領域30に隣接し、半導体基板60内を垂直方向に延在するように設けられ、n型の不純物濃度を有する第4不純物領域を備える。オーバーフロードレイン領域40は、オーバーフローゲート領域30とともに、過剰な光入射により転送チャネル領域10に発生した過剰な信号電荷を排出する機能を有する。
具体的には、オーバーフローゲート領域30は、画素分離領域20よりも低い不純物濃度を有するp型の不純物領域であるため、画素分離領域20よりもポテンシャルレベルは低い。そのため、過剰な光入射に伴う転送チャネル領域10で蓄積できない過剰な信号電荷は、オーバーフローゲート領域30のポテンシャル障壁を乗り越えることができ、オーバーフロードレイン領域40を正の電位に設定することにより、過剰な信号電荷はオーバーフローゲート領域30からオーバーフロードレイン領域40へ排出される。
転送電極50は、図2及び図3に示すように、例えば、ポリシリコンからなる下部転送電極52及び上部転送電極54を有する。下部転送電極52は転送チャネル領域10及びオーバーフローゲート領域30上に絶縁膜70を介して設けられ、水平方向に延在する。上部転送電極54は、下部転送電極52間に、転送チャネル領域10及びオーバーフローゲート領域30上に絶縁膜72を介して設けられ、水平方向に延在する。下部転送電極52及び上部転送電極54は、垂直方向に交互に複数設けられ、それぞれを駆動回路200により制御することにより、転送チャネル領域10の信号電荷を垂直方向に転送し、電荷蓄積部300まで転送する。さらに、転送電極50は、オーバーフローゲート領域30に電圧を与えることにより、オーバーフローゲート領域30のポテンシャル障壁の高さを変更することができ、転送チャネル領域10の過剰電荷の電荷排出部300へ排出量を制御することができる。
転送電極50上には、図3に示したように、さらに電荷結合素子1を覆って表面を平坦化するための絶縁膜74が設けられる。
次に、本実施の形態である電荷結合素子のオーバーフローゲート領域30の構成について、図2及び図3(a)を用いて、詳細に説明する。本実施の形態である電荷結合素子は、オーバーフローゲート領域30となる第3不純物領域の不純物濃度分布が、転送チャネル領域10に接する側よりも、転送チャネル領域10に接する側とは水平方向で反対側の方が高い構成を有する。
つまり、図2及び図3(a)に示すように、オーバーフローゲート領域30は、画素分離領域20よりも不純物濃度が低い、例えば、1017cm−3のp型の不純物濃度を有する不純物領域32と、不純物領域32よりも不純物濃度が高い、例えば、1017〜1018cm−3のp型の不純物濃度を有する第5不純物領域34とで構成される。不純物領域32は、画素分離領域20と接する側とは水平方向で反対側の転送チャネル領域10に隣接し、垂直方向に延在する。第5不純物領域34は、不純物領域32とオーバーフロードレイン領域40との間に、不純物領域32とオーバーフロードレイン領域40に隣接するように設けられ、垂直方向に延在する。
以上より、本実施の形態である電荷結合素子1が構成される。
次に、本実施の形態における効果について、図4を用いて説明を行う。図4は、本発明の実施の形態1である電荷結合素子1の構成を示す図2の切断線A−Aから見た断面図及びそのポテンシャルレベルを示す図である。
上述で説明したように、本実施の形態である電荷結合素子1は、半導体基板60内に、転送チャネル領域10となるn型の第1不純物領域と、画素分離領域20となるp型の高濃度不純物濃度を有する第2不純物領域と、オーバーフローゲート領域30となる、画素分離領域20よりも不純物濃度が低いp型の第3不純物領域と、オーバーフロードレイン領域40となるn型の第4不純物領域とを備え、オーバーフローゲート領域30の第3不純物領域は、p型の不純物領域32と、不純物領域32よりも不純物濃度が高いp型の第5不純物領域34からなる。
そのため、本実施の形態である電荷結合素子1の半導体基板60内のポテンシャルレベルは、図4に示すような形状となり、画素分離領域20は、高濃度のp型の不純物濃度を有するため、高いポテンシャル障壁を有し、隣接する転送チャネル領域10との間を電気的に分離する。転送チャネル領域10は、n型の不純物濃度を有するため、画素分離領域20とオーバーフローゲート領域30との間に低いポテンシャルレベルを有し、光入射により発生した信号電荷の蓄積を行う。オーバーフローゲート領域30は、画素分離領域20よりも低いp型の不純物濃度を有するため、画素分離領域20よりもポテンシャル障壁は低く、過剰な光入射に伴う転送チャネル領域10の過剰電荷を、n型の不純物濃度を有する低いポテンシャルレベルのオーバーフロードレイン領域40に排出することができる。
さらに、本実施の形態である電荷結合素子1のオーバーフローゲート領域30は、第3不純物領域の不純物濃度分布が、転送チャネル領域10に接する側よりも、転送チャネル領域10に接する側とは水平方向で反対側の方が高くなるように、不純物領域32よりも不純物濃度が高いp型の第5不純物領域34がオーバーフロードレイン領域40に隣接するように設けられるため、第5不純物領域34のポテンシャルレベルは、オーバーフロードレイン領域40に隣接する位置で、不純物領域32が設けられる領域よりも高くなる。
通常、電荷結合素子1に光が入射されると、転送チャネル領域10内に信号電荷が発生するが、それだけではなく、オーバーフローゲート領域30の中にも電荷が発生する。従来の電荷結合素子は、オーバーフローゲート領域のp型不純物領域が、p型不純物領域内で均一な不純物濃度分布を有するため、オーバーフローゲート領域内のポテンシャルレベルはフラットになる。そのため、オーバーフローゲート領域に発生した電荷の半分程度は、オーバーフロードレイン領域に入ってしまい、転送チャネル領域の信号電荷の一部とすることができない。つまり、従来の電荷結合素子では、オーバーフローゲート領域に発生した電荷の半分程度しか転送チャネル領域の信号電荷にならないため、高い光検出感度が得られなかった。
しかしながら、本実施の形態である電荷結合素子1のオーバーフローゲート領域30は、不純物領域32よりも不純物濃度が高いp型の第5不純物領域34を有するため、オーバーフローゲート領域30に発生した電荷の大部分は、第5不純物領域34により遮られ、オーバーフロードレイン領域40に流れ込まず、熱拡散によって転送チャネル領域10に移動し、信号電荷の一部とすることができる。そのため、本実施の形態である電荷結合素子1は、転送チャネル領域10の信号電荷を増やすことができるため、高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
次に、本実施の形態である電荷結合素子の製造方法について説明する。図5は、本発明の実施の形態1である電荷結合素子の製造方法を示す図2の切断線A−Aから見た断面図である。
図5の(a)に示すように、例えば、p型シリコン基板からなる半導体基板60に、イオン注入法を用いて、転送チャネル領域10となるn型の第1不純物領域、画素分離領域20となるp型の高濃度不純物濃度を有する第2不純物領域、オーバーフロードレイン領域40となるn型の高濃度不純物濃度を有する第4不純物領域をそれぞれ形成する。
次に、図5の(b)に示すように、オーバーフローゲート領域30を形成する領域に開口部を有するフォトレジストパターン80を形成する。その後、イオン注入法を用いて、フォトレジストパターン80をマスクとして、p型の不純物イオンを半導体基板60に注入し、オーバーフローゲート領域30のp型の不純物領域32を形成する。
その後、図5の(c)に示すように、フォトレジストパターン80を残したまま、フォトレジストパターン80上にフォトレジストパターン82を形成し、オーバーフローゲート領域30の第5不純物領域34を形成する領域に開口部を形成する。その後、イオン注入法を用いて、フォトレジストパターン82をマスクとして、高濃度のp型の不純物イオンを半導体基板60に注入し、オーバーフローゲート領域30に、不純物領域32よりも不純物濃度が高いp型の第5不純物領域34を形成する。
次に、図5の(d)に示すように、フォトレジストパターン80,82を取り除いた後、転送チャネル領域10、画素分離領域20、オーバーフローゲート領域30及びオーバーフロードレイン領域40が形成された半導体基板60上に絶縁膜70を形成する。その後、絶縁膜70上に、例えば、ポリシリコンを形成し、転送チャネル領域10上に絶縁膜70を介して水平方向に延在するように、ポリシリコン及び絶縁膜70をパターニングすることで、下部転送電極52を形成する。
次に、図5の(e)に示すように、転送チャネル領域10、画素分離領域20、オーバーフローゲート領域30、オーバーフロードレイン領域40が形成された半導体基板60及び下部転送電極52上に絶縁膜72を形成する。その後、図3の(b)に示すように、下部転送電極52と同様、絶縁膜72上に、例えば、ポリシリコンを形成し、転送チャネル領域10上に絶縁膜72を介して水平方向に延在するように、ポリシリコンをパターニングすることで、上部転送電極54を形成する。その後、転送電極50上に、電荷結合素子1を覆うように絶縁膜74を形成する。
以上より、本実施の形態である電荷結合素子1を製造することができる。
ここで、オーバーフローゲート領域30を形成する方法に関し、図6に示すような製造方法でもオーバーフローゲート領域30を形成することが可能である。図6は、本発明の実施の形態1である電荷結合素子の製造方法を示す図2の切断線A−Aから見た断面図であり、特に、第5不純物領域34を形成する方法に関する変形例を説明する断面図である。
図6の(a)に示すように、オーバーフローゲート領域30を形成する領域に開口部を有するフォトレジストパターン84を形成する。このとき、フォトレジストパターン84の開口部が転送チャネル領域10の境界よりも転送チャネル領域10上に位置するように形成される。
その後、図5で示したようなイオン注入は行わず、図6の(b)に示すように、先に、薄いフォトレジストパターン86をフォトレジストパターン84上に形成し、第5不純物領域34を形成する領域に開口部を形成する。
次に、フォトレジストパターン84、86をマスクとして、高濃度のp型の不純物イオンを半導体基板60に注入する。このとき、第5不純物領域34を形成する領域の開口部には、高濃度のp型の不純物イオンが直接注入されるため、高濃度の不純物濃度を有する第5不純物領域34が形成される。フォトレジストパターン86が薄く形成されている領域では、フォトレジストパターン86を透過して、第5不純物領域34に注入される高濃度のp型の不純物イオンよりも少ない量の不純物イオンが注入され、不純物領域32が形成される。
図6に示すような製造方法を用いることにより、不純物領域32及び第5不純物領域34からなるオーバーフローゲート領域30を一括して形成することができるので、製造プロセスを短縮化することができる。
以上より、上述のように構成された本実施の形態である電荷結合素子及びその製造方法は、高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
ここで、第5不純物領域34の水平方向の幅は、不純物領域32の水平方向の幅よりも小さい方が好ましい。上述の通り、光入射によりオーバーフローゲート領域30に電荷が発生するが、第5不純物領域34の水平方向の幅が大きいと、第5不純物領域34に発生する電荷量も大きくなる。したがって、第5不純物領域34に発生した電荷の半分程度はオーバーフロードレイン領域40に入ってしまうことを考慮すると、できる限り、第5不純物領域34の水平方向の幅は小さくする方が、より高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
ここで、本実施の形態である電荷結合素子を構成する半導体基板60として、p型シリコン基板のような半導体基板を例に説明したが、必ずしもこれに限定されるわけではない。半導体基板60として、例えば、n型のシリコン基板のようなn型半導体基板を用いて、n型半導体基板内にp型のウェル領域又はn型半導体基板上にp型のエピタキシャル層を形成し、p型のウェル領域又はp型のエピタキシャル層に転送チャネル領域10を設けても構わない。また、転送チャネル領域10及びオーバーフロードレイン領域40をn型不純物領域、画素分離領域20及びオーバーフローゲート領域30をp型不純物領域として説明したが、必ずしもこれに限定される訳ではなく、転送チャネル領域10及びオーバーフロードレイン領域40をp型不純物領域、画素分離領域20及びオーバーフローゲート領域30をn型不純物領域としても構わない。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2である電荷結合素子は、実施の形態1とは異なり、オーバーフローゲート領域ではなく、画素分離領域となる第2不純物領域の不純物濃度分布が、転送チャネル領域に接する側よりも、転送チャネル領域に接する側とは水平方向で反対側の方が高い。その他の部分については、実施の形態1の電荷結合素子と同様に構成される。
図7は、本発明の実施の形態2である電荷結合素子の構成を示す平面図である。図8は、本発明の実施の形態2である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図である。図8の(a)は図7の切断線C−Cから見た断面図であり、図8の(b)はそのポテンシャルレベルを示す図である。
図7及び図8の(a)に示すように、画素分離領域20aは、例えば、1018cm−3のp型の高濃度不純物濃度を有する不純物領域22と、不純物領域22よりも不純物濃度が高い、例えば、1018〜1019cm−3のp型の高濃度不純物濃度を有する第6不純物領域24とで構成される。不純物領域22は、オーバーフローゲート領域30aと接する側とは水平方向で反対側の転送チャネル領域10に隣接し、垂直方向に延在する。第6不純物領域24は、不純物領域22とオーバーフロードレイン領域40との間に、不純物領域22とオーバーフロードレイン領域40に隣接するように設けられ、垂直方向に延在する。その他の構成については、実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
次に、本実施の形態における効果について、図8の(b)を用いて説明を行う。実施の形態1と同様の内容については、説明は省略する。
本実施の形態である電荷結合素子の画素分離領域20aは、第2不純物領域の不純物濃度分布が、転送チャネル領域10に接する側よりも、転送チャネル領域10に接する側とは水平方向で反対側の方が高くなるように、不純物領域22よりも不純物濃度が高いp型の第6不純物領域24がオーバーフロードレイン領域40に隣接するように設けられるため、第6不純物領域24のポテンシャルレベルは、オーバーフロードレイン領域40に隣接する位置で、不純物領域22が設けられる領域よりも高くなる。
通常、電荷結合素子に光が入射されると、転送チャネル領域10内に信号電荷が発生するが、それだけではなく、画素分離領域20aの中にも電荷が発生する。従来の電荷結合素子は、画素分離領域のp型不純物領域が、p型不純物領域内で均一な不純物濃度分布を有するため、画素分離領域内のポテンシャルレベルはフラットになる。そのため、画素分離領域に発生した電荷の半分程度は、オーバーフロードレイン領域に入ってしまい、転送チャネル領域の信号電荷の一部とすることができない。つまり、従来の電荷結合素子では、画素分離領域に発生した電荷の半分程度しか転送チャネル領域の信号電荷にならないため、高い光検出感度が得られなかった。
しかしながら、本実施の形態である電荷結合素子の画素分離領域20aは、不純物領域22よりも不純物濃度が高いp型の第6不純物領域24を備えるため、画素分離領域20aに発生した電荷の大部分は、第6不純物領域24により遮られ、オーバーフロードレイン領域40に流れ込まず、熱拡散によって転送チャネル領域10に移動し、信号電荷の一部とすることができる。そのため、本実施の形態である電荷結合素子は、転送チャネル領域10の信号電荷を増やすことができるため、高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
さらに、画素分離領域20aは、隣接する転送チャネル領域10との間を電気的に分離するため、オーバーフローゲート領域30aよりも水平方向で幅が広く設けられる。そのため、光の入射による画素分離領域20aに発生する電荷量は、オーバーフローゲート領域30aよりも大きくなる。したがって、画素分離領域20aに、不純物領域22より不純物濃度が高いp型の第6不純物領域24を設けることにより、画素分離領域20aから転送チャネル領域10へ移動する電荷量は、実施の形態1のオーバーフローゲート領域30に第5不純物領域34を設ける場合よりも大きくなる。つまり、実施の形態1に比べて、転送チャネル領域10の信号電荷をさらに増やすことができ、さらに高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
本実施の形態である電荷結合素子の製造方法については、画素分離領域20aにp型の高濃度不純物濃度を有する不純物領域22と、不純物領域22よりも不純物濃度が高いp型の高濃度不純物濃度を有する第6不純物領域24を形成する点が、実施の形態1と異なる。しかしながら、画素分離領域20aにp型の高濃度不純物濃度を有する不純物領域22と、不純物領域22よりも不純物濃度が高いp型の高濃度不純物濃度を有する第6不純物領域24を形成する方法については、実施の形態1の製造方法の図5の(b)、(c)又は図6を用いて説明した第5不純物領域34を形成する方法と同様の方法で形成可能であり、それ以外の製造方法についても、実施の形態1と同様であるため、説明は省略する。
以上より、上述のように構成された本実施の形態である電荷結合素子及びその製造方法は、実施の形態1よりもさらに高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
ここで、第6不純物領域24の水平方向の幅は、不純物領域22の水平方向の幅よりも小さい方が好ましい。上述の通り、光入射により画素分離領域20aに電荷が発生するが、第6不純物領域24の水平方向の幅が大きいと、第6不純物領域24に発生する電荷量も大きくなる。したがって、第6不純物領域24に発生した電荷の半分程度はオーバーフロードレイン領域40に入ってしまうことを考慮すると、できる限り、第6不純物領域24の水平方向の幅は小さくする方が、より高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3である電荷結合素子は、実施の形態1及び実施の形態2とは異なり、オーバーフローゲート領域となる第3不純物領域及び画素分離領域となる第2不純物領域の両方の不純物濃度分布が、転送チャネル領域に接する側よりも、転送チャネル領域に接する側とは水平方向で反対側の方が高い。その他の部分については、実施の形態1の電荷結合素子と同様に構成される。
図9は、本発明の実施の形態3である電荷結合素子の構成を示す平面図である。図10は、本発明の実施の形態3である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図である。図10の(a)は図9の切断線D−Dから見た断面図であり、図10の(b)はそのポテンシャルレベルを示す図である。
図9及び図10の(a)に示すように、オーバーフローゲート領域30は、画素分離領域20aよりも不純物濃度が低い、例えば、1017cm−3のp型の不純物濃度を有する不純物領域32と、不純物領域32よりも不純物濃度が高い、例えば、1017〜1018cm−3のp型の不純物濃度を有する第5不純物領域34とで構成され、画素分離領域20aは、例えば、1018cm−3のp型の高濃度不純物濃度を有する不純物領域22と、不純物領域22よりも不純物濃度が高い、例えば、1018〜1019cm−3のp型の高濃度不純物濃度を有する第6不純物領域24とで構成される。その他の構成については、他の実施の形態と同様であり、説明は省略する。
次に、本実施の形態における効果について、図10の(b)を用いて説明を行う。他の実施の形態と同様の内容については、説明は省略する。
本実施の形態である電荷結合素子は、画素分離領域20aに不純物領域22よりも不純物濃度が高いp型の第6不純物領域24を、オーバーフローゲート領域30に不純物領域32よりも不純物濃度が高いp型の第5不純物領域34を、オーバーフロードレイン領域40に隣接する位置に設けるため、画素分離領域20a及びオーバーフローゲート領域30のポテンシャルレベルは、オーバーフロードレイン領域40に隣接する側で高くなる。
したがって、画素分離領域20a及びオーバーフローゲート領域30両方に発生した電荷の大部分は、第6不純物領域24及び第5不純物領域34に遮られ、オーバーフロードレイン領域40に流れ込まず、熱拡散によって転送チャネル領域10に移動し、信号電荷の一部とすることができる。そのため、本実施の形態である電荷結合素子は、実施の形態1及び実施の形態2に比べて、転送チャネル領域10の信号電荷をさらに増やすことができるため、さらに高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
本実施の形態である電荷結合素子の製造方法については、他の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
以上より、上述のように構成された本実施の形態である電荷結合素子及びその製造方法は、実施の形態1及び実施の形態2よりさらに高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4であるの電荷結合素子は、実施の形態3と同様、オーバーフローゲート領域となる第3不純物領域及び画素分離領域となる第2不純物領域の両方の不純物濃度分布が、転送チャネル領域に接する側よりも、転送チャネル領域に接する側とは水平方向で反対側の方が高い点は同じであるが、オーバーフローゲート領域となる第3不純物領域及び画素分離領域となる第2不純物領域の不純物濃度分布、つまり、ポテンシャルレベルの分布が異なる。その他の部分については、実施の形態1の電荷結合素子と同様に構成される。
図11は、本発明の実施の形態4である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図である。図11の(a)は図9の切断線D−Dから見た断面図であり、図11の(b)はそのポテンシャルレベルを示す図である。
図11の(a)に示すように、オーバーフローゲート領域30bとなる第3不純物領域及び画素分離領域20bとなる第2不純物領域の両方の不純物濃度分布が、転送チャネル領域10側から隣接するオーバーフロードレイン領域40に向かって次第に大きくなるよう傾斜を持っている。その他の構成については、他の実施の形態と同様であり、説明は省略する。
つまり、図11の(b)に示すように、オーバーフローゲート領域30bとなる第3不純物領域及び画素分離領域20bとなる第2不純物領域のポテンシャルレベルは、転送チャネル領域10側から隣接するオーバーフロードレイン領域40に向かって次第に大きくなるよう傾斜を持っている。
したがって、画素分離領域20b及びオーバーフローゲート領域30b両方に発生した電荷の大部分は、オーバーフロードレイン領域40に流れ込まず、ポテンシャルレベルが低い転送チャネル領域10の方へ移動し、フリンジ電解ドリフトによって、熱拡散よりも高速で、転送チャネル領域10に移動し、信号電荷の一部とすることができる。そのため、本実施の形態である電荷結合素子は、実施の形態3に比べて、高速に転送チャネル領域10内に信号電荷を収集することができるため、実施の形態3と同様、さらに高い光検出感度を有するとともに、実施の形態3に比べて、高速な光検出が可能な電荷結合素子を提供することができる。
以上より、上述のように構成された本実施の形態である電荷結合素子及びその製造方法は、実施の形態1及び実施の形態2よりもさらに高い光検出感度を有するとともに、高速な光検出が可能な電荷結合素子を提供することができる。
ここで、本実施の形態である電荷結合素子の構成は、実施の形態1及び実施の形態2にも適用することができる。その場合、本実施の形態と同様、高い光検出感度を有するとともに、高速な光検出が可能となることは言うまでもない。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5である電荷結合素子は、実施の形態3と同様、画素分離領域に不純物領域よりも不純物濃度が高いp型の第6不純物領域を、オーバーフローゲート領域に不純物領域よりも不純物濃度が高いp型の第5不純物領域を、オーバーフロードレイン領域に隣接する位置に備える点は同じであるが、オーバーフローゲート領域の第5不純物領域が一部領域において形成されていない点が異なる。その他の部分については、実施の形態3の電荷結合素子と同様に構成される。
図12は、本発明の実施の形態5である電荷結合素子の構成を示す平面図である。図13は、本発明の実施の形態5である電荷結合素子の構成を示す断面図及びポテンシャルレベルを示す図である。図13の(a)は図12の切断線E−Eから見た断面図であり、図13の(b)はそのポテンシャルレベルを示す図である。
図12に示すように、本実施の形態である電荷結合素子は、実施の形態3と同様、オーバーフローゲート領域30cが、画素分離領域20aよりも不純物濃度が低い、例えば、1017cm−3のp型の不純物濃度を有する不純物領域32と、不純物領域32よりも不純物濃度が高い、例えば、1017〜1018cm−3のp型の不純物濃度を有する第5不純物領域34とで構成され、画素分離領域20aが、例えば、1018cm−3のp型の高濃度不純物濃度を有する不純物領域22と、不純物領域22よりも不純物濃度が高い、例えば、1018〜1019cm−3のp型の高濃度不純物濃度を有する第6不純物領域24とで構成される。さらに、図12及び図13の(a)に示すように、本実施の形態である電荷結合素子は、オーバーフローゲート領域30cの第5不純物領域34が一部領域に形成されておらず、オーバーフローゲート領域30cの一部領域には不純物領域32が形成される。その他の構成については、他の実施の形態と同様であり、説明は省略する。
つまり、図13に示すように、オーバーフローゲート領域30cの第5不純物領域34を一部形成しない領域では、転送チャネル領域10とオーバーフロードレイン領域40との間に不純物領域32が形成されているため、転送チャネル領域10とオーバーフロードレイン領域40との間の不純物濃度は等しく、均一であるため、ポテンシャルレベルは不純物領域32のレベルでフラットとなる。
言い換えると、図12に示すように、オーバーフローゲート領域30cの第5不純物領域34は、不純物領域32よりも不純物濃度が高い第7不純物領域34aと第8不純物領域34bを備え、第7不純物領域34aと第8不純物領域34bは、それぞれ、不純物領域32とオーバーフロードレイン領域40との間に、不純物領域32とオーバーフロードレイン領域40に隣接するように設けられ、垂直方向に同一線上に延在する。また、第7不純物領域34aと第8不純物領域34bは、垂直方向で一定距離離れるように設けられ、第7不純物領域34aと第8不純物領域34b間の一定距離離れた領域には、不純物領域32が設けられる。
したがって、図13の(b)に示すように、第5不純物領域34を一部形成しない領域のポテンシャルレベルは、第7不純物領域34aと第8不純物領域34bを設けた領域よりも低いフラットなポテンシャルレベルとなる。第7不純物領域34aと第8不純物領域34bを設けた領域のポテンシャルレベルは、他の実施の形態の第5不純物領域34のポテンシャルレベルと同様である。
通常、転送チャネル領域10からオーバーフロードレイン領域40への電荷を排出する際の飽和電荷量は、オーバーフローゲート領域30cのポテンシャルレベルで決まる。そのため、他の実施の形態のように、不純物領域32よりも不純物濃度が高いp型の第5不純物領域34を垂直方向に連続的に設けると、電荷を排出する際の飽和電荷量は、第5不純物領域34のポテンシャルレベルで決まってしまう。
他の実施の形態で説明したように、第5不純物領域34は、不純物領域32に比べて、できる限り、水平方向の幅が狭いことが望ましいが、幅が狭い第5不純物領域34を形成しようとした場合、第5不純物領域34の不純物濃度の制御が困難になる可能性がある。つまり、電荷を排出する際の飽和電荷量は、不純物濃度の制御が難しい第5不純物領域34の不純物濃度に対応するポテンシャルレベルで決まってしまうため、電荷を排出する際の飽和電荷量の制御が困難となる。
そこで、本実施の形態である電荷結合素子は、オーバーフローゲート領域30cの第5不純物領域34を一部領域に形成しない、つまり、第7不純物領域34aと第8不純物領域34bを設け、垂直方向に一定距離離れるように配置し、一定距離離れた領域に不純物領域32をそのまま設けている。
このような構成にすることにより、過剰な光入射に伴う転送チャネル領域10に発生した過剰電荷は、第7不純物領域34aと第8不純物領域34b間の不純物領域32からオーバーフロードレイン領域40へ排出されるため、転送チャネル領域10からオーバーフロードレイン領域40への電荷を排出する際の飽和電荷量は第5不純物領域34を設けていない領域の不純物領域32の不純物濃度に対応するポテンシャルレベルで決まることになる。不純物領域32は、第5不純物領域34に比べて、水平方向の幅は広く、不純物濃度の制御が容易であるため、画素アレイ100面内又は電荷結合素子ごとのオーバーフローゲート領域30c内の不純物濃度のばらつきを抑制することができる。したがって、本実施の形態である電荷結合素子は、飽和電荷量の均一性が高い電荷結合素子を提供することができる。
また、不純物濃度が高い第5不純物領域34及び第6不純物領域24を設けることにより、画素分離領域20a及びオーバーフローゲート領域30c両方に発生した電荷の大部分は、第5不純物領域34及び第6不純物領域24により遮られ、オーバーフロードレイン領域40に流れ込まず、熱拡散によって転送チャネル領域10に移動し、信号電荷の一部とすることができるため、本実施の形態である電荷結合素子は、実施の形態1及び実施の形態2に比べて、転送チャネル領域10の信号電荷をさらに増やすことができるため、さらに高い光検出感度を有する電荷結合素子を提供することができる。
以上より、本実施の形態である電荷結合素子及びその製造方法は、高い光検出感度を有するとともに、画素アレイ100面内又は電荷結合素子ごとのオーバーフローゲート領域30c内の不純物濃度のばらつきを抑制することができるため、飽和電荷量の均一性が高い電荷結合素子を提供することができる。
ここで、オーバーフローゲート領域30cの第5不純物領域34を一部形成しない領域は、画素アレイ100の一つの画素領域ごとに設けても構わないし、複数画素ごとに設けても構わないが、水平方向に一列ずつ画素領域から信号電荷を読み出すことを考慮すると、一つの画素領域ごとに第5不純物領域34を一部形成しない領域を設けることが望ましい。
また、本実施の形態である電荷結合素子の構成は、実施の形態1、実施の形態3、又は、実施の形態4にも適用することができる。その場合、本実施の形態と同様、高い光検出感度を有するとともに、画素アレイ100面内又は電荷結合素子ごとのオーバーフローゲート領域30c内の不純物濃度のばらつきを抑制することができ、飽和電荷量の均一性が高い電荷結合素子を提供することができることは言うまでもない。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。
10 転送チャネル領域、20、20a、20b 画素分離領域、22 不純物領域、24 第6不純物領域、30、30a、30b、30c オーバーフローゲート領域、32 不純物領域、34 第5不純物領域、40 オーバーフロードレイン領域、50 転送電極、52 下部転送電極、54 上部転送電極

Claims (7)

  1. 半導体基板(60)と、
    前記半導体基板(60)に設けられ、第1の方向に延在し、光入射に応じて信号電荷を発生する第1導電型の第1不純物領域を有する転送チャネル領域(10)と、
    前記半導体基板(60)に設けられ、前記転送チャネル領域(10)に隣接し、前記第1の方向に延在する第2導電型の第2不純物領域を有する画素分離領域(20、20a、20b)と、
    前記半導体基板(60)に設けられ、前記画素分離領域(20、20a、20b)が接する側とは前記第1の方向に直交する第2の方向で反対側の前記転送チャネル領域(10)に隣接し、前記第1の方向に延在する、前記第2不純物領域よりも不純物濃度が低い第2導電型の第3不純物領域を有するオーバーフローゲート領域(30、30a、30b、30c)と、
    前記半導体基板(60)に設けられ、前記第3不純物領域に隣接し、前記第1の方向に延在する第1導電型の第4不純物領域を有するオーバーフロードレイン領域(40)と、
    前記転送チャネル領域(10)上に絶縁膜(70,72)を介して設けられ、前記第2の方向に延在し、前記第1の方向へ前記信号電荷を転送する複数の転送電極(50)とを備え、
    前記第2不純物領域及び前記第3不純物領域の少なくとも一つの領域の不純物濃度分布は、前記転送チャネル領域(10)に接する側よりも、前記転送チャネル領域(10)に接する側とは前記第2の方向で反対側の方が高いことを特徴とする電荷結合素子。
  2. 前記第3不純物領域は、前記第1の方向に延在し、前記転送チャネル領域(10)に接する側とは前記第2の方向で反対側に、前記転送チャネル領域(10)に接する側の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する第2導電型の第5不純物領域(34)を備えることを特徴とする請求項1に記載の電荷結合素子。
  3. 前記第2不純物領域は、前記第1の方向に延在し、前記転送チャネル領域(10)に接する側とは前記第2の方向で反対側に、前記転送チャネル領域(10)に接する側の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する第2導電型の第6不純物領域(24)を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電荷結合素子。
  4. 前記第2不純物領域の不純物濃度分布及び前記第3不純物領域の不純物濃度分布は、前記転送チャネル領域(10)に接する側よりも、前記転送チャネル領域(10)に接する側とは前記第2の方向で反対側の方が高いことを特徴とする請求項1に記載の電荷結合素子。
  5. 前記第2不純物領域及び前記第3不純物領域の少なくとも一つの領域の不純物濃度分布は、前記転送チャネル領域(10)に接する側から、前記第2の方向に行くにつれて大きくなることを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の電荷結合素子。
  6. 前記第5不純物領域(34)は、
    前記転送チャネル領域(10)に接する側とは前記第2の方向で反対側に、前記第1の方向に延在する、前記転送チャネル領域(10)に接する側の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する第7不純物領域(34a)と、
    前記転送チャネル領域(10)に接する側とは前記第2の方向で反対側に、前記第1の方向に前記第7不純物領域(34a)と同一直線状に延在する、前記転送チャネル領域(10)に接する側の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する第8不純物領域(34b)を備え、
    前記第7不純物領域(34a)と前記第8不純物領域(34b)は、前記第1の方向で離れて配置されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電荷結合素子。
  7. 半導体基板(60)に、第1の方向に延在し、光入射に応じて信号電荷を発生する第1導電型の第1不純物領域を有する転送チャネル領域(10)を形成する工程と、
    前記半導体基板(60)に、前記転送チャネル領域(10)に隣接し、前記第1の方向に延在する第2導電型の第2不純物領域を有する画素分離領域(20、20a、20b)を形成する工程と、
    前記半導体基板(60)に、前記画素分離領域(20、20a、20b)が接する側とは前記第1の方向に直交する第2の方向で反対側の前記転送チャネル領域(10)に隣接し、前記第1の方向に延在する、前記第2不純物領域よりも不純物濃度が低い第2導電型の第3不純物領域を有するオーバーフローゲート領域(30、30a、30b、30c)を形成する工程と、
    前記半導体基板(60)に設けられ、前記第3不純物領域に隣接し、前記第1の方向に延在する第1導電型の第4不純物領域を有するオーバーフロードレイン領域(40)を形成する工程と、
    前記転送チャネル領域(10)上に絶縁膜(70,72)を介して、前記第2の方向に延在する複数の転送電極(50)を形成する工程とを備え、
    前記画素分離領域(20、20a、20b)を形成する工程及び前記オーバーフローゲート領域(30、30a、30b、30c)を形成する工程の少なくとも一つは、前記転送チャネル領域(10)に接する側の不純物濃度よりも、前記転送チャネル領域(10)に接する側とは前記第2の方向で反対側の不純物濃度の方が高くなるよう不純物領域を形成することを特徴とする電荷結合素子の製造方法。
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