JPWO2019131495A1 - 触媒担持体の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の燃焼室からの排気を浄化する触媒担持体を、燃焼室から比較的近い位置に、容易に設置することができ、取り替えも容易で、かつ排気浄化効率が良好な状態で取り付ける構造を提供する。【解決手段】本発明の触媒担持体の取付構造は、触媒担持体1を排気の浄化部1Aと外縁の取付部1Bとし、浄化部1Aが流路を遮るように取付部1Bを該流路の接続部に挟み込んで取り付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の燃焼室から比較的近い位置で効率良く排気浄化を行うことが可能な触媒担持体の取付構造に関するものである。
例えば、内燃機関における排気流路の燃焼室から比較的近い位置に排気浄化用の触媒を設ける点に関して、特許文献1が提案されている。ここで、内燃機関における排気流路の燃焼室から比較的近い位置に排気浄化用の触媒を設けるのは、内燃機関の燃焼や排気の熱により触媒を昇温して速やかに触媒を活性化することができるためである。
特許文献1は、図8に示すように、エンジンEから接続された排気管11の流路中に触媒コンバータ12を設ける際、この触媒コンバータ12が排気管11の軸方向にも径方向にも大きくて配置スペースの制約が生じ、また、特に、二輪車のようにエンジン直後の排気管が屈曲しているような場合には、エンジンEの近傍に触媒コンバータ12を設けることができない点を解決するために、下記を提案している。
すなわち、特許文献1では、内燃機関の各燃焼室とマニホールドの各枝管との間に介装するガスケットに、前記枝管に挿入する筒部を設け、この筒部の内外面に触媒層を設けるようにしている。
上記特許文献1に記載された構成では、内燃機関の燃焼室から近い排気流路に、排気浄化用の触媒層を位置させているので、排気浄化構成を設ける別途のスペースが不要となるという利点がある。
しかし、上記特許文献1に記載された構成は、触媒層が排気の流れ方向と平行な面に設けられているため、該触媒層に接触する排気は浄化されるとしても、例えば排気流路における筒部の中央部を流れる排気は該触媒層に接触せず、結果として浄化されない排気が生じる可能性があり、排気量全体から見た浄化効率が悪いという問題があった。
特開2001−50043号公報
本発明が解決しようとする問題は、特許文献1に記載された技術は、触媒層が排気の流れ方向と平行な面に設けられているため、排気流路の中央部を流れる排気は浄化されず、排気浄化効率が悪いことにある。
本発明の触媒担持体の取付構造は、触媒担持体を排気の浄化部と外縁の取付部とし、前記浄化部が流路を遮るように前記取付部を該流路の接続部に挟み込んで取り付けることを特徴としている。
本発明は、流路の接続部において、触媒担持体の浄化部で流路を遮るように、取付部が取り付けられるから、排気流路の中央部で排気が浄化されないといったことがない。
(a)は本発明で用いられる触媒担持体を示す斜視図、(b)は本発明の触媒担持体の取付構造を説明する分解斜視図、である。 (a)は本発明の触媒担持体の取付構造を、(b)は触媒担持体を、各々示す縦断面図である。 (a)は本発明の変形例による触媒担持体の取付構造を、(b)は触媒担持体を、各々示す縦断面図である。 (a)は触媒担持体を示す斜視図、(b)は本発明の変形例による触媒担持体の取付構造を説明する分解斜視図、である。 (a)は本発明の変形例による触媒担持体の取付構造を、(b)は触媒担持体を、各々示す縦断面図である。 (a)は本発明の触媒担持体の取付構造を、(b)は触媒担持体を、各々示す縦断面図である。 (a)〜(f)は各々本発明で用いられる触媒担持体のバリエーションを示す図である。 従来の触媒コンバータの取付状況を説明するための図である。
本発明の目的は、内燃機関の直後の排気流路において燃焼室からの排気を効率よく浄化することにある。そして、この目的を達成するため、触媒担持体を排気の浄化部と外縁の取付部とし、浄化部が流路を遮るように取付部を該流路の接続部に挟み込んで取り付けることで達成した。
なお、本発明において、流路を遮るとは、配置上、流路に存在して流路を分断した状態で、流体の流通は可能な状態を意味する。すなわち、流路を遮るとは流路を分断するのであって流体の流通を遮断することを意味していない。つまり、特許文献1における筒部は内周部が流路と連通しているので、流路を遮る構成ではない。
本発明は、上記構成のとおり、浄化部が該流路を遮るように、流路の接続部に取付部を挟み込んで取り付けるのであるが、触媒担持体によっては接続部から流体が漏れる可能性がある。
そこで、本発明は、上記構成において、流路の接続部から流体が漏れないように、取付部を厚み方向に潰して取り付ける、又は、取付部に接続体を介在させて取り付ける、といった構成を採用すればよい。こうすることで、接続部から流体(排気)が漏れないので、触媒による排気浄化効率がさらに向上する。
本発明は、例えば、内燃機関の燃焼室から比較的近い位置、例えば各燃焼室とマニホールドの各枝管との流路の接続部に触媒担持体を取り付けることを想定している。本発明の取付構造に採用される触媒担持体は、例えば、次のような構成であることが望ましい。
触媒担持体は、例えば複数枚の金網を積層した素材、あるいは単層の金網素材、を焼結した多孔体に、触媒物質を担持させた構成であることが、例えば燃焼室直後の屈曲した流路の継目等の接続部において取り付けが容易である点で望ましい。
また、触媒担持体自体は、浄化部と取付部を有すること以外は限定せず、例えば上記1個単位の構成を複数、例えば流路方向に浄化部同士の間隔を開けて又は開けないで、取付部同士を重ねて使用してもよい。
さらに、触媒担持体の浄化部の形状に関しては、面状とされたもの、前記面状に凹凸や波を形成したもの、流路上流から下流に向けて断面積が小さくなる錘状とされたもの、流路上流から下流に向けて断面矩形又は断面円形に膨出したもの、のように排気との接触面積を広く確保できる形状を使用してもよい。
さらに上記触媒担持体は、流路の接続部に取り付けたとき、該接続部から排気が漏れないように、浄化部の外縁である取付部について、例えば厚み方向から加圧して密度を上げたり、前記加圧して密度を上げた外縁の表裏を接続体で挟み込んだりしてもよい。
また、上記触媒担持体は、流路の接続部に取り付けたとき、該接続部から排気が漏れないように、浄化部の外縁である取付部について、例えば接続体を設けたり、前記接続体の厚み部位における外縁方向へ触媒担持体の外縁(取付部)を嵌め込んだり、該接続体を断熱繊維で構成したものであってもよい。
以下、本発明の触媒担持体の取付構造の具体的な実施例について、図1〜図6を参照して説明する。図1〜図6に示す実施例では、いずれも、本発明の取付構造を実施するために予め触媒担持体1において加工を施した例を示す。1は、本発明で採用される触媒担持体である。触媒担持体1は、本例では、例えば複数枚の金網を積層した素材、あるいは単層の金網素材、を焼結した多孔体に、触媒物質を担持させた構成(図面は単層のものを示している)を採用する。
触媒担持体1は、全面のうち排気が通過する浄化部1Aの外縁を取付部1Bとしている。なお、浄化部1Aの外縁とは、排気流路Cの外側に位置する部分をいう。
図1及び図2に示す例では、取付部1Bは、厚み方向から厚み中央へ表裏から加圧して密度を上げて本例では金網の目を潰す(閉塞する)ことで、触媒担持体1を流路に取り付けた際に、該取付部1Bから排気が流路の外へ漏れないようにしている。
なお、触媒担持体1は、例えば複数枚の金網を積層した素材、あるいは単層の金網素材、を焼結した多孔体に、触媒物質を担持させた構成を1個単位とした場合に、この構成を複数、例えば図7(a)に示すように流路方向に浄化部1A同士の間隔を開けないで、又は図7(b)に示すように流路方向に浄化部1A同士の間隔を開けて、取付部1B同士を重ねて使用することも可能である。
さらに、触媒担持体1の浄化部1Aの形状に関しては、図1〜図6に示すように面状とされたものの他、例えば図7(c)に示すように流路上流から下流に向けて断面積が小さくなる錘状とされたもの、図7(d)に示すように面状に凹凸や波を形成したもの、図7(e)(f)に示すように流路上流から下流に向けて断面円形又は断面矩形に膨出したもの、を使用することも可能である。
このような触媒担持体1を用いれば、排気との接触面積を広く確保できるから排気浄化効率が向上し、また、圧損も下げることが可能となる他、熱による素材の流路方向の膨張と収縮の機械的寸法変動も吸収するから、取り付けが安定するという効果がある。
また、触媒担持体1は、流路の接続部に取り付ける前に予め厚み方向から厚み中央へ表裏から加圧して密度を上げて本例では金網の目を潰す(閉塞する)ことに代えて、流路の接続部に挟み込んで取り付けた結果、取付部1Bが厚み方向に潰れることとなっても構わない。
触媒担持体1は、本例では例えば内燃機関としてエンジンのシリンダヘッドSHの排気孔Aと、マニホールドBの排気流路Cとの接続部に、排気孔Aから排気流路Cへの流路を遮るように取り付けられる。
なお、触媒担持体1は、本実施例全体を通して円形の面状とされたもので説明するが、その形状は上記のとおり浄化部1Aと取付部1Bを有すること以外は限定せせず、円に限らず、楕円でも多角形でも良い。また、触媒担持体1は、例えば多気筒のマニホールドBにおいては、シリンダヘッドSH側の端面のフランジ形状に沿った形状でよく、排気が流通する部位を浄化部1Aでその外縁(浄化部1Aを囲んだ部位)を取付部1Bとなっていればその形状は限定しない。
図1及び図2に示す触媒担持体1は、例えばシリンダヘッドSHとマニホールドBの互いの突き合わせたフランジ部SHa,Baに取付部1Bを位置させ、フランジ部SHa,Baに形成された各ねじ孔SHb,Bbをそれぞれ位置合わせしてボルトPを挿入し、該ボルトPとボルトPの緩み止め用のスプリングワッシャSWを介してナットNとによりフランジ部SHa,Baを互いに接近する方向にねじ締結して取り付ける。
上記の取付構造は、触媒担持体1の浄化部1Aと取付部1Bとが別体ではなく、また、取付部1Bが厚み方向から加圧して密度を上げていることから、上記のように取り付けても排気が漏れることが防止されると共に、燃焼室からの排気の脈動によって触媒担持体1が振動しても、該触媒担持体1だけが排気流路Cの内部に脱落することがない。
図3に示す取付構造に採用される触媒担持体1は、上記図1及び図2に示した構成において、厚み方向から加圧して密度を上げた取付部1Bの表裏から、該取付部1Bの形状に相似した接続体2A,2Bで挟み込んで一体としている。接続体2は、内燃機関の燃焼室から比較的近い流路、例えばシリンダヘッドSHに形成した排気孔AとマニホールドBの排気流路Cの流路における接続部に介在させるガスケットであってもよい。
また、接続体2の材質や詳細構成は、触媒担持体1の取り付け位置にもよるが、内燃機関の燃焼室から比較的近い位置に触媒担持体1を設けることを考慮すると、高温・高圧に耐え得る金属、銅合金等の材質を採用すればよい。
例えば図3の取付構造の場合、取付部1B及び接続体2A,2Bには、シリンダヘッドSHのフランジSHaに形成されたねじ孔SHb、これらねじ孔SHbと同位置でマニホールドBのフランジBaに形成されたねじ孔Bb、と連通する同じ位置に、ボルトPの貫通孔1Ba(取付部1B)及び2a,2a(接続体2A)がそれぞれ設けられている。
触媒担持体1は、シリンダヘッドSHとマニホールドBとの接続部に位置させ、シリンダヘッドSHのねじ孔SHbに、前記貫通孔2a,1Ba,2a及びマニホールドBの端部のフランジ部Baに設けたねじ孔Bbを一致させ、これらねじ孔Bb、貫通孔2a,1Ba,2a及びねじ孔SHbにスプリングワッシャSWを介してボルトPを挿通して、ねじ結合して取り付ける。
図3に示す取付構造の場合、触媒担持体1の取付部1Bの排気流通方向の表裏を接続体2A,2Bが挟み込んでいるので、図1及び図2の構成に較べてより一層、接続部からの排気の漏出防止が確実となる。
図4及び図5に示す取付構造では、触媒担持体1を、上記において取付部1Bを厚み方向から加圧して密度を上げていたのに代えて(浄化部1Aの厚み・密度はそのままで)、接続体2Cを設けた構成としたものを採用した。
すなわち図4及び図5における触媒担持体1は、取付部1Bを、接続体2Cの内周部に形成した嵌入溝2bに嵌め込んだ後、例えば本例では接続体2Cを厚み方向から加圧して一体化した構造を示している。
接続体2Cには、その外縁に、シリンダヘッドSHに設けたねじ孔SHbと同じ位置に、前記ねじ孔SHbにねじ込むボルトPの貫通孔2aが形成されている。なお、図4及び図5に示す接続体2Cは貫通孔2aが取付部1Bに形成されていない。
図4及び図5における触媒担持体1は、本例では、例えば図3に示したようにしてシリンダヘッドSHのフランジSHbとマニホールドBのフランジBaとの間に位置させ、シリンダヘッドSHのねじ孔SHbに、前記貫通孔2a、及びマニホールドBのねじ孔Bbを一致させ、スプリングワッシャSWを介してボルトPを挿通して、ねじ結合して取り付ける。
図4及び図5に示した取付構造であれば、触媒担持体1において接続体2Cと取付部1Bがより強固に一体化され、燃焼室からの排気の脈動によって触媒担持体1が振動した場合にも、触媒担持体1だけが排気流路Cの内部に脱落することを防止できると共に、排気がここから漏れることを確実に阻止できる。
図6に示す取付構造は、触媒担持体1が、図4及び図5に示した取付部1Bに設けた接続部2Cに代えて、取付部1Bをカーボン繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維といった断熱フィラー又は膨張黒鉛で覆った接続部2Dとされたものを採用するようにしている。
図6に示す取付構造は、例えば、図1及び図2のように、シリンダヘッドSHとマニホールドBの互いの突き合わせたフランジ部SHa,Baに触媒担持体1の接続部2Dを位置させ、ボルトPでフランジ部SHa,Baを互いに接近するように締めることで行う。図6の取付構造であれば、接続体2Dの断熱構成により、燃焼室から触媒担持体1への熱伝達を遮断することができる。
このように、本発明は、触媒担持体1が面状であること、また、面状の触媒担持体1を流路の接続部に取り付ける構成であるから、燃焼室から比較的近い位置にも設置することができる。そして、燃焼室から近い位置に設置した場合には、触媒担持体1における浄化部1Aの外縁を取付部1Bとして実質的に全面浄化部1Aであるので、燃焼室の脈動の振動で浄化部1Aが排気流路Cへ脱落することが防止できる。
さらに、本発明は、流路の接続部に取り付けた際、取付部1Bから排気が漏れないようにしているので、ガスケットを介在させるごとく触媒担持体1を流路の接続部に取り付けることができ、取り付けの際の作業性が良い。また、使用により触媒担持体1が劣化した場合には、新しい触媒担持体1に交換すればよいので、交換の際の作業性も極めて良好である。
また、本発明は、取付構造を実施するにあたって、予め触媒担持体1において、取付部1Bと、該取付部1Bに設ける接続体2の構成、及びこれらを一体化する構成に高い自由度を持たせることができ、熱による素材の膨張又は収縮を吸収することができ、よって安定した取付強度が確保でき、さらに、取り付け位置や用途によって、様々に変形したり、機能を持たせたり、機能を特化したりすることができる。
1 触媒担持体
1A 浄化部
1B 取付部
2 接続体

Claims (3)

  1. 触媒担持体を排気の浄化部と外縁の取付部とし、前記浄化部が流路を遮るように前記取付部を該流路の接続部に挟み込んで取り付けることを特徴とする触媒担持体の取付構造。
  2. 流路の接続部から流体が漏れないように取付部を厚み方向に潰して取り付けることを特徴とする請求項1記載の触媒担持体の取付構造。
  3. 流路の接続部から流体が漏れないように取付部に接続体を介在させて取り付けることを特徴とする請求項1記載の触媒担持体の取付構造。
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