JPWO2019130561A1 - 内燃機関のシール構造 - Google Patents

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Abstract

機関本体の一部を構成しつつ相互に隣接して結合される第1および第2の本体構成部材間にガスケットが介装される内燃機関のシール構造において、ガスケット(44)は、相互に異なる材料から成る複数のシール部(45,46)が接合部(47)で接合されつつ無端状に連なって形成され、ガスケット(44)の接合部(47)を含む全周が、第1および第2の本体構成部材間に挟まれる。これにより、一対の本体構成部材間の環状シール部の一部だけで必要とされる機能を、コストの増大を回避した小型のガスケットで満たすことができる。

Description

本発明は、機関本体を構成する複数の本体構成部材のうち相互に隣接して結合される第1の本体構成部材および第2の本体構成部材間にガスケットが介装される内燃機関のシール構造に関する。
内燃機関を構成する複数の部材のうち相互に結合される一対の部材間に介装されるガスケットが、第1の環状シール部と、第1の環状シール部に隣接する第2および第3の環状シール部と、第1の環状シール部と第2および第3の環状シール部とをそれぞれ連結する連結部とから成り、第1の環状シール部と、第2および第3の環状シール部とが相互に異なる材料によって形成されるようにしたものが、特許文献1で知られている。
日本特開2013−190096号公報
上記特許文献1で開示されたシール構造のガスケットは、隣接する2部材間をシールするために必要な環状シール部に加えて、連結部が必要な構成となっており、ガスケットの大型化を招くだけでなく、環状シール部の全周のうち一部だけが高い耐熱性を必要とする場合には、環状シール部の全周を高い耐熱性を有する材料で形成する必要が生じてコストの増大を招くことになる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、機関本体の一部を構成する一対の本体構成部材間の環状シール部の一部だけで必要とされる機能を、コストの増大を回避した小型のガスケットで満たすようにした内燃機関のシール構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、機関本体の一部を構成しつつ相互に隣接して結合される第1および第2の本体構成部材間にガスケットが介装される内燃機関のシール構造において、前記ガスケットは、相互に異なる材料から成る複数のシール部が接合部で接合されつつ無端状に連なって形成され、当該ガスケットの前記接合部を含む全周が、前記第1および前記第2の本体構成部材間に挟まれることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記第1の本体構成部材が排気ポートを有するシリンダヘッドであり、前記第2の本体構成部材であるヘッドカバーと前記シリンダヘッドとの間に、耐熱性を異にした材料から成る一対の前記シール部が接合されて成る前記ガスケットが介装され、前記一対のシール部のうち耐熱性の高い材料から成る一方のシール部の少なくとも一部が、シリンダ軸線に直交する平面への投影図上で前記排気ポートと重なるように配置されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記排気ポートに、触媒コンバータを有する排気装置が接続され、前記一方のシール部の少なくとも一部が、前記シリンダ軸線に直交する平面への投影図上で前記触媒コンバータ側に臨んで配置されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記接合部は、相互に隣接する前記一対のシール部の端部が相互に嵌合した凹凸形状に形成されることを第4の特徴とする。
本発明は、第2または第3の特徴の構成に加えて、前記接合部は、前記ヘッドカバー側に臨んで前記一方のシール部に形成される第1の傾斜面と、前記シリンダヘッド側に臨んで他方の前記シール部に形成される第2の傾斜面とが相互に接合されて成ることを第5の特徴とする。
さらに本発明は、第2〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、前記一対のシール部のうち反力の大きい方が反力の小さい方よりも薄く形成されることを第6の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、相互に異なる材料から成る複数のシール部が接合部で接合されつつ無端状に連なるガスケットの接合部を含む全周が、相互に隣接して結合される第1および第2の本体構成部材間に挟まれるので、第1および第2の本体構成部材間の環状シール部の一部で必要とされる機能を、小型のガスケットで満たすようにしてコストの増大を回避することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、シリンダヘッドおよびヘッドカバー間に介装されるガスケットのうち耐熱性の高い材料から成るシール部の少なくとも一部が、シリンダ軸線に直交する平面への投影図上で排気ポートと重なるので、熱影響が大きな排気ポート近傍での耐熱性を確保しつつ、耐熱性の高い材料から成るシール部と、耐熱性の低い材料から成るシール部とでガスケットを構成することで、ガスケット全体を過剰品質とすることなく、ガスケットのコスト低減を図ることができる。
本発明の第3の特徴によれば、耐熱性の高い材料から成るシール部の少なくとも一部が、シリンダ軸線に直交する平面への投影図上で触媒コンバータ側に臨んで配置されるので、熱影響が大きい触媒コンバータ側に耐熱性の高い材料から成るシール部を配置することで耐熱性を確保し、ガスケット全体を過剰品質とすることなく、ガスケットのコスト低減を図ることができる。
本発明の第4の特徴によれば、接合部が一対のシール部の端部を相互に嵌合させた凹凸形状に形成されるので、接合部の接合強度を高めて一対のシール部を強固に接合することができる。
本発明の第5の特徴によれば、接合部が、耐熱性の高い材料から成る一方のシール部に形成されてヘッドカバー側に臨む第1の傾斜面と、他方のシール部に形成されてシリンダヘッド側に臨む第2の傾斜面とが相互に接合されて成るので、接合部において熱の影響が大きいシリンダヘッド側に臨む範囲を耐熱性の高い材料から成るシール部側が大きくなるようにして、接合面積を大きくして接合強度を高めるとともに、耐熱性の高い材料から成るシール部のシリンダヘッドへの接触面積を大きくして、耐熱性を確保することができる。
さらに本発明の第6の特徴によれば、一対のシール部のうち反力の大きい方を反力の小さい方よりも薄くすることで、第1および第2の本体構成部材間のシール性を均一にすることができる。
図1は第1の実施の形態の自動二輪車の右側面図である。(第1の実施の形態) 図2は内燃機関の拡大右側面図である。(第1の実施の形態) 図3はヘッドカバーが省略された状態での図2の3矢視図である。(第1の実施の形態) 図4は図3の4矢視図である。(第1の実施の形態) 図5はガスケットの平面図である。(第1の実施の形態) 図6はガスケットの接合部の変形例(a),(b),(c)を示すための図5の6−6線に沿うガスケットおよびシリンダヘッドの断面図である。(第1の実施の形態) 図7は第2の実施の形態のガスケットの平面図である。(第2の実施の形態) 図8は第3の実施の形態の自動二輪車の右側面図である。(第3の実施の形態) 図9はヘッドカバーを省略した状態での図8の9矢視図である。(第3の実施の形態)
23,65・・・第1の本体構成部材であるシリンダヘッド
24,66・・・第2の本体構成部材であるヘッドカバー
33,68・・・排気ポート
34,69・・・排気装置
36,71・・・触媒コンバータ
44,50,80・・・ガスケット
45,46,51,52,81,82・・・シール部
45c・・・第1の傾斜面
46c・・・第2の傾斜面
47,53,83・・・接合部
CA,CB・・・シリンダ軸線
EA,EB・・・内燃機関
本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお以下の説明において、上下、左右および前後は自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
第1の実施の形態
本発明の第1の実施の形態について図1〜図6を参照しながら説明すると、先ず図1において、スクータ型の自動二輪車の車体フレームFAは、前輪WFAを軸支するフロントフォーク11ならびに当該フロントフォーク11に連結される操向ハンドル12を操向可能に支持するヘッドパイプ13を前端部に備えており、後輪WRAを駆動する動力を発揮する内燃機関EAが、前記車体フレームFAに上下揺動可能に支持される。
前記内燃機関EAの機関本体14は、前記後輪WRAの前方に配置されて前記車体フレームFAに揺動可能に支持される。この内燃機関EAの出力は、前記機関本体14に連設されて後輪WRAの左側方に延びる伝動装置(図示せず)を介して前記後輪WRAに伝達され、前記機関本体14に連設されて前記後輪WRAの右側方に配置される支持アーム15の後端部と前記伝動装置の後端部との間に前記後輪WRAが軸支され、前記伝動装置および前記車体フレームFAの後部と間にはリヤクッションユニット16が設けられる。
前記車体フレームFAと、前記内燃機関EAの一部とは、乗員の足を乗せる左右一対の足置き部18を有して前記車体フレームFAに支持される車体カバー17で覆われる。また前記足置き部18の後方に配置されるタンデム型の乗車用シート19が前記車体カバー17上に配設される。
図2〜図4において、前記内燃機関EAは空冷式のものであり、その機関本体14は、車幅方向に延びる軸線を有するクランクシャフト20を回転自在に支持するクランクケース21と、クランクケース21に結合されるシリンダボディ22と、シリンダボディ22に結合されるシリンダヘッド23と、シリンダヘッド23に結合されるヘッドカバー24とを備えており、当該機関本体14のシリンダ軸線CAは略水平に近くなるようにしてわずかに前上がりに傾斜している。しかも前記機関本体14の前記シリンダボディ22および前記シリンダヘッド23はシュラウド25で覆われる。
前記シリンダヘッド23の上方に臨む上部側壁23aに設けられる吸気ポート(図示せず)に接続される吸気装置27は、前記後輪WRAの前側上部左側方に配置されるエアクリーナ28と、このエアクリーナ28および前記シリンダヘッド23間に配置されるスロットルボディ29と、前記エアクリーナ28および前記スロットルボディ29間を結ぶコネクティングチューブ30と、前記スロットルボディ29および前記吸気ポート間を結ぶ吸気管31とを備え、燃料噴射弁32が前記吸気管31の上部に取付けられる。
前記シリンダヘッド23の下方に臨む下部側壁23bには排気ポート33が設けられる。この排気ポート33に接続される排気装置34は、前記排気ポート33に連なって前記シリンダヘッド23の下部側壁23bに接続される上流側排気管35と、触媒39を収容しつつ前記上流側排気管35の下流端に接続される触媒コンバータ36と、触媒コンバータ36の下流端に連なって後方に延出される下流側排気管37と、下流側排気管37の下流端に接続される排気マフラー38とを備える。
前記触媒コンバータ36は、その上流端を車幅方向左側に配置するようにしつつ前記機関本体14のうち前記シリンダボディ22の下方でほぼ車幅方向に沿うように配設される。また前記上流側排気管35は、前記排気ポート33から下方に延びる下方延長部分35aと、その下方延長部分35aの下流端と前記触媒コンバータ36の上流端との間を結んでほぼ水平面内で略J字状に湾曲した湾曲部分35aとから成り、前記下流側排気管37は、前記クランクケース21の右側下部前方で前記触媒コンバータ36の下流端に接続され、前記クランクケース21の右側下部側方を通って後方に延出される。さらに前記排気マフラー38は、前記後輪WRAの右側方に配置されて前記下流側排気管37の下流端に接続されており、この排気マフラー38の上部は遮熱カバー40で覆われる。
前記機関本体14における前記シリンダヘッド23の車幅方向右側に臨む右側壁23cには、点火プラグ41が取り付けられるとともに、前記排気ポート33から前記排気装置34に流れる排気ガスの性状を検出するための排気ガスセンサ42が取り付けられる。
ところで前記機関本体14を構成する前記クランクケース21、前記シリンダボディ22、前記シリンダヘッド23および前記ヘッドカバー24のうち相互に隣接して結合されて前記機関本体14の一部を構成する第1および第2の本体構成部材間に本発明に従うガスケット44が介装されるものであり、この実施の形態で前記第1の本体構成部材はシリンダヘッド23であり、前記第2の本体構成部材はヘッドカバー24である。
図5を併せて参照して、前記ガスケット44は、相互に異なる材料から成る複数のシール部が接合部で接合されつつ無端状に連なる形状に形成されるものであり、この第1の実施の形態において前記ガスケット44は、耐熱性を異にした材料から成る一対のシール部すなわち第1および第2のシール部45,46が、接合部47で接合されつつ略矩形状を有して無端状に連なって成り、当該ガスケット44の前記接合部47を含む全周が、前記シリンダヘッド23および前記ヘッドカバー24間に挟まれる。
前記第1のシール部45を形成する材料は、耐熱性の高い材料たとえばFKMであり、前記第2のシール部46を形成する材料は、前記第1のシール部45を形成する材料よりも耐熱性の低い材料たとえばACMまたはAEMである。
ここで前記FKMは、フッ素濃度(マス%)が50〜80%から成る高分子化合物であって、以下の(a)〜(e)の化合物の組み合わせで分類されるものである。(a)フッ化ビニリデン(以下、VDFと表記)および6フッ化プロピレン(以下、HFPと表記)を共重合したもの。(b)VDF、HFPおよび4フッ化エチレン(以下、TFEと表記)を共重合したもの。(c)VDF、パーフルオロメチルビニルエーテル(以下、PMVEと表記)およびTFEを共重合したもの。(d)VDF、TFEおよびプロピレンを共重合したもの。(e)VDF、HFP、TFE、PMVEおよびエチレンを共重合したもの。
また前記ACMは、主成分がアクリル酸エステルで構成された特殊合成ゴムであって、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、メトキシエチルアクリレートなどが単独または2種類以上の組み合わせで使用された骨格モノマーに、数パーセントのエポキシタイプ、(活性)ハロゲンタイプまたはカルボキシル(ハロゲン)タイプの架橋点モノマーを共重合して成るものである。
また上記AEMは、主成分がアクリル酸エステルとエチレンで構成された特殊合成ゴムであって、メチルアクリレートおよびエチレンなどの骨格モノマーに、カルボン酸基などの架橋点モノマーを共重合して成るものである。
しかも前記シリンダヘッド23および前記ヘッドカバー24間に介装される前記ガスケット44は、図4で明示するように、当該ガスケット44のうち耐熱性の高い材料から成る第1のシール部45の少なくとも一部が、シリンダ軸線CAに直交する平面への投影図上で前記排気ポート33と重なるように配置される。
また前記第1のシール部45の少なくとも一部は、図4で明示するように、前記シリンダ軸線CAに直交する平面への投影図上で、前記排気ポート33に接続される前記排気装置34がその中間部に有する前記触媒コンバータ36側に臨んで配置される。
すなわち前記第1のシール部45は、図4で示すように、略矩形状を有して無端状に連なる前記ガスケット44の下部および左右両側の下部を含む範囲WAを占めて略U字状をなすように形成される。
ところで前記接合部47は、図5で示すように、第1および第2のシール部45,46の端部がそれらのシール部45,46の長手方向に直交する平面となるように構成されていてもよいのであるが、図6(a)〜(c)で示す変形例のように接合部47が構成されていてもよい。
図6(a)で示す変形例では、前記接合部47が、相互に隣接する第1および第2のシール部45,46の端部が相互に嵌合した凹凸形状に形成されるものであり、より具体的には、第2のシール部46側で第1のシール部45の端部の一部が突出した形状の突部分45aが、第1のシール部45側で第2のシール部46の端部の一部が凹んだ形状の凹部分46aに突入した凹凸形状に形成され、また図6(b)で示す変形例では、第2のシール部46側で第1のシール部45の端部全体が三角形状に突出した形状の突部分45bが、第1のシール部45側で第2のシール部46の端部全体が三角形状に凹んだ形状の凹部分46bに突入した凹凸形状に形成される。このような凹凸形状で接合部47を構成すると、接合部47の接合強度を高めて第1および第2のシール部45,46を強固に接合することができる。
また図6(c)で示す変形例では、前記接合部47が、前記ヘッドカバー24側に臨んで前記第1のシール部45に形成される第1の傾斜面45cと、前記シリンダヘッド23側に臨んで前記第2のシール部46に形成される第2の傾斜面46cとが相互に接合されて成り、このような接合部47の構成によれば、接合部47において熱の影響が大きいシリンダヘッド23側に臨む範囲を耐熱性の高い材料から成る第1のシール部45側が大きくなるようにして、接合面積を大きくして接合強度を高めるとともに、耐熱性の高い材料から成る第1のシール部45のシリンダヘッド23への接触面積を大きくして、耐熱性を確保することができる。
さらに第1のシール部45および第2のシール部46の反力に差が生じるように設定されていてもよく、その場合、反力の大きい方が反力の小さい方よりも薄く形成される。すなわち第1のシール部45の反力が第2のシール部46の反力よりも大きい場合には、前記第1のシール部45の厚みd1が、前記第2のシール部46の厚みd2よりも薄く設定される。また第1のシール部45および第2のシール部46の反力はそれぞれ適宜変更可能であり、前記第1のシール部45の反力を前記第2のシール部46の反力よりも小さくすることも可能であり、その場合、前記第2のシール部46の厚みd2が、前記第1のシール部45の厚みd1よりも薄く設定される。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、機関本体14の一部を構成しつつ相互に隣接して結合されるシリンダヘッド23およびヘッドカバー24間に介装されるガスケット44が、相互に異なる材料から成る第1および第2のシール部45,46が接合部47で接合されつつ無端状に連なる形状に形成されており、当該ガスケット44の前記接合部47を含む全周が、前記シリンダヘッド23および前記ヘッドカバー24間に挟まれるので、前記シリンダヘッド23および前記ヘッドカバー24間の環状シール部の一部で必要とされる機能を、小型のガスケット44で満たすようにしてコストの増大を回避することができる。
また前記ガスケット44は、当該ガスケット44のうち耐熱性の高い材料から成る第1のシール部45の少なくとも一部が、シリンダ軸線CAに直交する平面への投影図上でシリンダヘッド23の排気ポート33と重なるように配置されるので、熱影響が大きな排気ポート33近傍での耐熱性を確保しつつ、耐熱性の低い材料から成る第2のシール部46と、第1のシール部45とでガスケット44を構成することで、ガスケット44全体を過剰品質とすることなくガスケット44のコスト低減を図ることができる。
また前記第1のシール部45の少なくとも一部は、前記シリンダ軸線CAに直交する平面への投影図上で、前記排気ポート33に接続される前記排気装置34がその中間部に有する前記触媒コンバータ36側に臨んで配置されるので、熱影響が大きい触媒コンバータ36側に耐熱性の高い材料から成る第1のシール部45を配置することで耐熱性を確保し、ガスケット44全体を過剰品質とすることなく、ガスケット44のコスト低減を図ることができる。
さらに第1のシール部45および第2のシール部46の反力に差が生じるように設定されていてもよく、その場合、反力の大きい方が反力の小さい方よりも薄く形成されるので、前記シリンダヘッド23および前記ヘッドカバー24間のシール性を均一にすることができる。
第2の実施の形態
図7は本発明の第2の実施の形態のガスケット50を示すものであり、このガスケット50は、耐熱性を異にした材料から成る第1および第2のシール部51,52が接合部53で接合されつつ略矩形状を有して無端状に連なって成るものであり、前記接合部53が、第1のシール部51を形成する材料と、第2のシール部52を形成する材料とを混合した材料で形成される。
このように接合部53を構成すると、接合部53を形成する材料の第1および第2のシール部51,52を形成する材料への馴染み性がよく、前記接合部53の接合強度を高めることができる。
第3の実施の形態
本発明の第3の実施の形態について図8および図9を参照しながら説明すると、先ず図8において、この自動二輪車の車体フレームFBは、前輪WFBを軸支するフロントフォーク55ならびに該フロントフォーク55に連結される操向ハンドル56を操向可能に支持するヘッドパイプ57を前端に備えており、後輪WRBを駆動する動力を発揮する内燃機関EBが車体フレームFBに搭載される。
前記内燃機関EBの機関本体58は、前記後輪WRBの前方に配置されて前記車体フレームFBに支持される。この内燃機関EBの出力は、図示しない伝動装置(図示せず)を介して前記後輪WRBに伝達されるものであり、前記車体フレームFBに揺動可能に支持されるスイングアーム60の後端部に前記後輪WRBが軸支され、前記スイングアーム60の後端部および前記車体フレームFBの後部との間にリヤクッションユニット61が設けられる。
前記機関本体58は、車幅方向に延びる軸線を有するクランクシャフト62を回転自在に支持するクランクケース63と、クランクケース63に結合されるシリンダボディ64と、シリンダボディ64に結合されるシリンダヘッド65と、シリンダヘッド65に結合されるヘッドカバー66とを備えており、この機関本体58のシリンダ軸線CBは前上がりに傾斜している。
図9を併せて参照して、前記シリンダヘッド65の後方に臨む後部側壁65aには吸気装置67が接続される。また前記シリンダヘッド65における前方に臨む前部側壁65bと、車幅方向右側に臨む右側壁65cとの連設部には、排気ポート68が設けられており、この排気ポート68に接続される排気装置69は、前記排気ポート68に連なって前記シリンダヘッド65の前部側壁65bおよび右側壁65cに接続される上流側排気管70と、この上流側排気管70の下流端に接続される触媒コンバータ71と、当該触媒コンバータ71の下流端に連なって後方に延出される下流側排気管72と、その下流側排気管72の下流端に接続される排気マフラー73とを備える。
前記触媒コンバータ71は、その上流端を上端として前記クランクケース63の右側前端部の前方でほぼ上下方向に沿うように配設される。また前記上流側排気管70は、前記排気ポート68から下方に延びて前記触媒コンバータ71の上流端に接続されており、前記下流側排気管72は、前記クランクケース63の右側下部前方で前記触媒コンバータ71の下流端に接続され、前記クランクケース63の右側下部側方を通って後方に延出される。さらに前記排気マフラー73は、前記後輪WRBの右側方に配置されて前記下流側排気管72の下流端に接続されており、この排気マフラー73の上部は遮熱カバー74で覆われる。また前記機関本体58における前記シリンダヘッド65の前記右側壁65cには、点火プラグ75が取り付けられる。
ところで前記機関本体58の一部を構成しつつ相互に隣接して結合される第1および第2の本体構成部材である前記シリンダヘッド65および前記ヘッドカバー66間には、本発明に従うガスケット80が介装される。
このガスケット80は、相互に異なる材料から成る複数のシール部が接合部で接合されつつ無端状に連なる形状に形成されるものであり、この第2の実施の形態において前記ガスケット80は、耐熱性を異にした材料から成る第1および第2のシール部81,82が接合部83で接合されつつ略矩形状を有して無端状に連なって成り、当該ガスケット80の前記接合部83を含む全周が、前記シリンダヘッド65および前記ヘッドカバー66間に挟まれる。
また前記第1のシール部81を形成する材料は、耐熱性の高い材料たとえばフッ化ビニリデン系のフッ素(FKM)であり、前記第2シール部82を形成する材料は、前記第1のシール部81を形成する材料よりも耐熱性の低い材料たとえばアクリルゴム(ACM)またはエチレンアクリルゴム(AEM)である。
しかも前記シリンダヘッド65および前記ヘッドカバー66間に介装される前記ガスケット80は、図9で明示するように、当該ガスケット80のうち耐熱性の高い材料から成る第1のシール部81の少なくとも一部が、シリンダ軸線CBに直交する平面への投影図上で前記排気ポート68と重なるように配置される。
また前記第1のシール部81の少なくとも一部は、前記シリンダ軸線CBに直交する平面への投影図上で、前記排気ポート68に接続される前記排気装置69がその中間部に有する前記触媒コンバータ71側に臨んで配置される。
すなわち前記第1のシール部81は、図9で示すように、略矩形状を有して無端状に連なる前記ガスケット80の左右両側の下部および下部を含む範囲WBを占めて略U字状をなすように形成される。
この第3の実施の形態によっても上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では自動二輪車に搭載される内燃機関に関連したシール構造について説明したが、自動二輪車に限定されることなく車両に搭載される内燃機関のシール構造として本発明を広く実施することができる。

Claims (6)

  1. 機関本体(14,58)の一部を構成しつつ相互に隣接して結合される第1および第2の本体構成部材(23,65;65,66)間にガスケット(44,50,80)が介装される内燃機関のシール構造において、前記ガスケット(44,50,80)は、相互に異なる材料から成る複数のシール部(45,46;51,52;81,82)が接合部(47,53,83)で接合されつつ無端状に連なって形成され、当該ガスケット(44,50,80)の前記接合部(47,53,83)を含む全周が、前記第1および前記第2の本体構成部材(23,24;65,66)間に挟まれることを特徴とする内燃機関のシール構造。
  2. 前記第1の本体構成部材が排気ポート(33,68)を有するシリンダヘッド(23,65)であり、前記第2の本体構成部材であるヘッドカバー(24,66)と前記シリンダヘッド(23,65)との間に、耐熱性を異にした材料から成る一対の前記シール部(45,51,81;46,52,82)が接合されて成る前記ガスケット(44,50,80)が介装され、前記一対のシール部(45,51,81;46,52,82)のうち耐熱性の高い材料から成る一方のシール部(45,51,81)の少なくとも一部が、シリンダ軸線(CA,CB)に直交する平面への投影図上で前記排気ポート(33,68)と重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のシール構造。
  3. 前記排気ポート(33,68)に、触媒コンバータ(36,71)を有する排気装置(34,69)が接続され、前記一方のシール部(45,51,81)の少なくとも一部が、前記シリンダ軸線(CA,CB)に直交する平面への投影図上で前記触媒コンバータ(36,71)側に臨んで配置されることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のシール構造。
  4. 前記接合部(47,83)は、相互に隣接する前記一対のシール部(45,46;81,82)の端部が相互に嵌合した凹凸形状に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関のシール構造。
  5. 前記接合部(47,83)は、前記ヘッドカバー(24,66)側に臨んで前記一方のシール部(45,81)に形成される第1の傾斜面(45c)と、前記シリンダヘッド(23,65)側に臨んで他方の前記シール部(46,82)に形成される第2の傾斜面(46c)とが相互に接合されて成ることを特徴とする請求項2または3に記載の内燃機関のシール構造。
  6. 前記一対のシール部(45,51,81;46,52,82)のうち反力の大きい方が反力の小さい方よりも薄く形成されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の内燃機関のシール構造。
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