JPWO2019093294A1 - 推定装置、推定方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

推定装置、推定方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

配管の強度を容易に推定することができる推定装置等を提供するために、推定装置は、周波数応答算出部と、管剛性変数推定部と、強度推定部とを備える。周波数応答算出部は、配管を加振した際の加振力を表す加振力データ及び配管を伝搬する振動を計測した応答データに基づいて、配管の周波数応答関数を算出する。管剛性変数推定部は、配管の周波数応答を表すモデルである周波数応答関数モデル及び周波数応答関数に基づいて、配管の剛性に関係するパラメータを推定する。強度推定部は、パラメータと配管の強度との関係に基づいて、配管の強度を推定する。

Description

本発明は、配管の強度を推定する技術に関する。
水、石油、ガスといった資源を輸送する配管網を構成する配管は、耐用年数を超えて使用される場合がある。そのため、配管の劣化に伴う流体の漏洩や、配管の破裂事故が問題となっている。これらの問題を予防するため、配管の強度を検査又は推定する手法が開発されている。
特許文献1には、衝撃弾性波試験を行うことにより、下水管路や農水管路等を構築している埋設管や陶管などの埋設管の劣化度合を高精度で検査する埋設管の検査方法が記載されている。
特開2012−118047号公報
特許文献1に記載された埋設管の検査方法は、埋設管の劣化状態を管内部から検査する方法である。しかしながら、例えば上水道の配管のように、配管の内部が水等の流体によって満たされている配管(以下、「満水管」とする)においては、配管の内部から劣化の状態を検査することは容易ではない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、満水管の強度を容易に推定することができる推定装置等を提供することを主たる目的とする。
本発明の一態様における推定装置は、配管を加振した際の加振力及び配管を伝搬する振動応答に基づいて、配管の周波数応答関数を算出する周波数応答算出部と、配管の周波数応答を表すモデルである周波数応答関数モデル及び周波数応答関数に基づいて、配管の剛性に関係するパラメータを推定する管剛性変数推定部と、パラメータと配管の強度との関係に基づいて、配管の強度を推定する強度推定部と、を備える。
また、本発明の一態様における推定方法は、配管を加振した際の加振力及び配管を伝搬する振動応答に基づいて、配管の周波数応答関数を算出し、配管の周波数応答を表すモデルである周波数応答関数モデル及び周波数応答関数に基づいて、配管の剛性に関係するパラメータを推定し、パラメータと配管の強度との関係に基づいて、配管の強度を推定する。
また、本発明の一態様におけるプログラム記憶媒体は、
コンピュータに、
配管を加振した際の加振力及び配管を伝搬する振動応答に基づいて、配管の周波数応答関数を算出する処理と、配管の周波数応答を表すモデルである周波数応答関数モデル及び周波数応答関数に基づいて、配管の剛性に関係するパラメータを推定する処理と、パラメータと配管の強度との関係に基づいて、配管の強度を推定する処理とを実行させるコンピュータプログラムを記憶する。
本発明によると、満水管の強度を容易に推定することができる推定装置等を提供することができる。
本発明の実施形態における推定装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態における推定装置を用いて配管の引張強度が推定される場合の構成を示す図である。 管剛性変数推定部が利用する周波数応答関数モデルの説明で用いる図である。 さらに、管剛性変数推定部が利用する周波数応答関数モデルの説明で用いる図である。 管剛性変数推定部において想定される周波数応答関数モデルの例を示す図である。 強度推定部にて用いられる配管の弾性係数と配管の強度との関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態における推定装置の動作を示すフローチャートである。 計測器にて計測される応答データである応答時間波形の一例を示す図である。 応答時間波形に対して求められる応答スペクトルの一例を示す図である。 本発明の実施形態における推定装置を実現する情報処理装置の一例を示す図である。
本発明の各実施形態について、添付の図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における推定装置を示す図である。
図1に示すとおり、本発明の第1の実施形態における推定装置100は、周波数応答算出部110と、管剛性変数推定部120と、強度推定部130とを備える。周波数応答算出部110は、配管を加振した際の加振力及び配管を伝搬する振動応答に基づいて、配管の周波数応答関数を算出する。管剛性変数推定部120は、配管の周波数応答を表す周波数応答関数モデル及び算出された周波数応答関数に基づいて、配管の剛性に関係するパラメータを推定する。強度推定部130は、推定されたパラメータと配管の強度との関係に基づいて、配管の強度を推定する。
図2を参照して、推定装置100を用いて配管の強度が推定される場合の一例を説明する。図2は、上水道網の一部である配管301の強度が推定される場合の例である。つまり、図2に示す例において、推定装置100は、配管301の強度を推定する。なお、以下の実施形態において、推定装置100は水道管を構成する配管の強度を推定する場合を例に説明する。また、配管301は、上述した満水管であることを想定する。また、すなわち、配管301の内部には、水に圧力が加えられることや、重力によって水が流れ込むことによって、水が満たされている場合を想定する。推定装置100は、満水管を強度の推定の主な対象とする。
図2に示す例では、配管301は、地中に埋設されている。つまり、図2に示す例では、通常の状態では、配管301の目視や接触は困難であるように配置されていると想定する。また、配管301には、付帯物302−1及び302−2が設けられている。付帯物302−1及び302−2の各々は、例えば、消火栓、空気弁、仕切弁であるが、これ以外の配管に付帯する設備であってもよい。付帯物302−1及び302−2の各々は、マンホール内に設置される。つまり、図2に示す例では、付帯物302−1及び302−2の各々は、通常の状態において接触が可能な位置に配置されていると想定する。
図2に示すように、付帯物302−1及び302−2の各々には、推定装置100による配管301の強度が推定される際に必要となるデータを取得するための機器が設けられる。
付帯物302−1には、加振器161が設けられる。加振器161は、例えば付帯物302−1を加振する。加振器161による加振により、配管301の内部に満たされた水等の流体に弾性波が励起される。また、弾性波は、配管301にも励起される。
加振器161としては、広帯域の振動を励起することが可能な機構が用いられることが好ましい。加振器161としては、例えば、インパルスハンマ、油圧アクチュエータ、空気圧アクチュエータ、水放出型圧力変動生成器が用いられるが、これ以外の機構が加振器161として用いられてもよい。
また、加振器161は、付帯物302−1を加振した際の力の大きさである加振力を記録する。加振力を記録したデータである加振力データは、有線又は無線の通信ネットワークや、その他のデータを転送するための機構を介して推定装置100の例えば周波数応答算出部110へ送られる。
付帯物302−2には、計測器162が設けられる。計測器162は、配管301の内部の水等の流体及び配管301を伝搬する弾性波を計測する。計測器162は、主に、加振器161が加振による加振によって発生し、配管301の内部の水等の流体及び配管301を伝搬する弾性波を計測する。
計測器162として、固体の振動を計測するセンサが用いられる。計測器162の例として、圧電型加速度センサ、静電容量型加速度センサ、光学式速度センサ、動ひずみセンサ、うず電流変位センサ、ダイヤルゲージ、ディジタル画像相関計測装置、光ファイバー型ひずみゲージ、接触型変位センサ、スペックル光干渉計が挙げられる。ただし、これ以外の機器が計測器162として用いられてもよい。
計測器162による計測の結果は、有線又は無線の通信ネットワークや、その他のデータを転送するための機構を介して推定装置100の例えば周波数応答算出部110へ送られる。また、計測器162は、加振器161が加振する時点を基準として、その前後の時間帯に計測した結果を推定装置100の各要素へ送信してもよい。上述した場合において、加振器161が加振する時点を基準とする前後の時間帯の長さは、加振器161による付帯物302−1への加振によって生じた弾性波が、計測器162に伝搬するまでに必要となる時間に応じて定められればよい。
なお、上述のように、配管301は、地中に埋設されており、配管301の目視や接触は困難であると想定している。そのため、加振器161及び計測器162は付帯物302に取り付けられる例を示している。しかしながら、配管301への接触が可能な場合には、加振器161及び計測器162の各々は、例えば配管301に直接設けられてもよい。
また、図2に示す例では、推定装置100の管剛性変数推定部120は、付帯物情報記憶部151と接続されている。すなわち、管剛性変数推定部120は、配管の剛性に関係するパラメータを推定する際に、必要に応じて付帯物情報記憶部151に記憶された情報を用いてもよい。
同様に、図2に示す例では、推定装置100の強度推定部130は、強度情報記憶部152と接続されている。すなわち、強度推定部130は、配管の強度を推定する際に、必要に応じて強度情報記憶部152に記憶された情報を用いてもよい。
続いて、本実施形態における推定装置100の各構成要素について説明する。なお、本発明の各実施形態において、推定装置100の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各装置の各構成要素の一部又は全部は、例えば図9に示すような情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。情報処理装置500は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)501
・ROM(Read Only Memory)502
・RAM(Random Access Memory)503
・RAM503にロードされるプログラム504
・プログラム504を格納する記憶装置505
・記録媒体506の読み書きを行うドライブ装置507
・通信ネットワーク509と接続する通信インターフェース508
・データの入出力を行う入出力インターフェース510
・各構成要素を接続するバス511
各実施形態における各装置の各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム504をCPU501が取得して実行することで実現される。各装置の各構成要素の機能を実現するプログラム504は、例えば、予め記憶装置505やRAM503に格納されており、必要に応じてCPU501が読み出す。なお、プログラム504は、通信ネットワーク509を介してCPU501に供給されてもよいし、予め記録媒体506に格納されており、ドライブ装置507が当該プログラムを読み出してCPU501に供給してもよい。
各装置の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、各装置は、構成要素毎にそれぞれ別個の情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、各装置が備える複数の構成要素が、一つの情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、プロセッサ等を含む汎用または専用の回路や、これらの組み合わせによって実現される。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
各装置の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
推定装置100の各構成要素のうち、最初に、周波数応答算出部110について説明する。周波数応答算出部110は、配管を加振した際の加振力及び配管を伝搬する振動応答に基づいて、配管の周波数応答関数を算出する。配管の周波数応答関数は、周波数領域において、配管に加えられた加振力に対する振動応答の大きさの比として表した関数である。
加振力は、配管が加振された場合において、配管に加えられた力の大きさの時間的な変化を示す。一例として、加振力は、図2に示す加振器161によって配管301に加えられた力の大きさの時間的な変化を示す。図2に示す例では、加振力は、加振器161による加振の際に記録されることが想定される。記録された加振力を示す加振力データは、有線又は無線の通信ネットワークやその他の手段を介して周波数応答算出部110へ適宜送信される。
また、振動応答は、加振器161による加振に対する配管又はその内部の水等の流体の応答である。図2に示す例において、振動応答は、加振器161による加振によって発生し、配管301の内部の水等の流体及び配管301を伝搬する弾性波の時間的な変化を、計測器162が計測することによって得られる。図2に示す例では、計測器162によって計測された振動応答を示す計測データは、有線又は無線の通信ネットワークやその他の手段を介して周波数応答算出部110へ適宜送信される。
周波数応答算出部110は、一例として以下のように配管の周波数応答関数を求める。まず、加振力データをf(t)、応答データをx(t)とする。また、f(t)及びx(t)がフーリエ変換された周波数領域の関数を、それぞれF(ω)及びX(ω)とする。周波数応答算出部110は、f(t)及びx(t)の各々に対して、F(ω)及びX(ω)をそれぞれ求める。ωは、角周波数を表す。
そして、周波数応答算出部110は、以下の(1)式を用いて、周波数応答関数Hexp(ω)を求める。
Figure 2019093294
なお、周波数応答算出部110は、必要に応じて、信号対雑音比を改善するための処理を行ってもよい。例えば、周波数応答算出部110は、複数回の加振及び応答の計測によって得られた周波数応答関数の平均値を求める平均化処理を行ってもよい。
管剛性変数推定部120は、配管の周波数応答を表す周波数応答関数モデル及び周波数応答関数に基づいて、配管の剛性に関係するパラメータを推定する。周波数応答関数として、周波数応答算出部110にて求められたHexp(ω)が用いられる。
管剛性変数推定部120においては、周波数応答関数モデルの式が、予め、対象とされる配管の特性や、周波数応答算出部110にて求められたHexp(ω)に応じて定められる。そして、対象となる配管の周波数応答を具体的に表す周波数応答関数モデルは、周波数応答関数モデルの式を実測した周波数応答関数と近似させることで得られる。したがって、周波数応答関数モデルを周波数応答関数に近似させることで、配管の剛性に関するパラメータが求められる。
管剛性変数推定部120は、周波数応答関数モデルの式が、周波数応答算出部110にて求められた周波数応答関数Hexp(ω)に近似するようなパラメータを求めることで、配管の剛性に関係するパラメータを推定する。
管剛性変数推定部120が求めるパラメータの説明に先立ち、管剛性変数推定部120において用いられる周波数応答関数モデルの式について説明する。以下の説明において、配管は、内部が水で満たされた満水管であると想定する。
まず、図3Aや図3Bに表されるように配管の両側から加重が加えられた場合を想定して、配管の両側から加重Pが加えられた場合に生じる配管の半径方向の変位wは、以下の(2)式のように表される。
Figure 2019093294
(2)式において、Rは配管の半径、Eは配管の弾性係数、Iは配管の断面二次モーメント、θは基準となる方向に対して変位wが考慮される位置の角度である。(2)式において、加重が加えられる方向と垂直な方向の一つを、上述した基準となる方向として、θが定められる。
そして、(2)式を変形し、フック則の形にて表すことで、配管の剛性である管剛性が定義される。すなわち、管剛性Kは、以下の(3)式のように表される。
Figure 2019093294
(2)式及び(3)式において、配管の肉厚をt、配管の単位長さをLとすると、断面二次モーメントIは、I=Lt/12と表される。すなわち、管剛性Kは、配管の弾性係数E,肉厚t及び配管の半径Rによって定められる。これらの変数のうち、配管の半径Rは、一般に、配管の図面等から知ることが可能である。また、配管の弾性係数E及び肉厚tは、配管の劣化に伴って変化しうる。そこで、本実施形態においては、管剛性変数推定部120は、配管の剛性に関係するパラメータの一例として、配管の弾性係数E及び肉厚tの値のいずれか一方又は両方を推定する。管剛性変数推定部120によって求められるパラメータは、後述する強度推定部130において用いられる関係等に応じて適宜定められればよい。
そして、周波数応答関数モデルの式は、角周波数ω、管剛性変数θ、付帯物パラメータθの関数として、H(ω|θ,θ)のように表される。管剛性変数θは、配管の剛性に関係のあるパラメータであり、θ=[E,t,R]として定義される。付帯物パラメータθは、図2に示す付帯物302等の付帯物の構造に関係するパラメータであり、θ=[m,k,c]として定義される。管剛性変数θに含まれるE、t、Rは、上述のように、それぞれ配管の弾性係数、肉厚及び配管の半径を表す。半径Rは、配管の図面や構成情報の記載等から求められる。弾性係数E及び肉厚tが、管剛性変数推定部120によって推定される。付帯物パラメータθについて、m、k、cは、それぞれ、付帯物をモデル化した際の等価質量、等価剛性、及び等価減衰係数を表す。付帯物パラメータθに含まれるパラメータの各々は、加振器161又は計測器162の各々が取り付けられている付帯物302の実際の値に応じて予め定められる。これらの値は、例えば配管の図面や構成情報の記載や、実際に測定した結果等から求められる。
図4に示される、円環にばね・質量・ダンパが接続された例に対する周波数応答関数モデルを想定する。図4に示す例において、円環部は、図2に示す配管301に相当し、付帯物は、図2に示す付帯物302に相当する。この例に対する周波数応答関数モデルの式H(ω|θ,θ)は、以下の(4)式及び(5)式にて表される。
Figure 2019093294
Figure 2019093294
(5)式において、M、K、Cは、それぞれ、図4に示す円環部を単純な質量・ばね・減衰器のモデルにて表した際における、当該モデルの等価質量、等価剛性、等価減衰係数を表す。
なお、(4)式及び(5)式にて表される周波数応答関数モデルの式H(ω|θ,θ)は、加振器161及び計測器162が付帯物に取り付けられている場合を想定している。ただし、上述のように、加振器161又は計測器162取り付け位置はこれらに限られず、この場合には、例えば付帯物パラメータθの各々に適切な値が設定されればよい。
管剛性変数推定部120は、周波数応答関数モデルの式H(ω|θ,θ)を、周波数応答算出部110にて求められた周波数応答関数Hexp(ω)に近似させることによって、管剛性変数の推定値を求める。つまり、管剛性変数推定部120は、H(ω|θ,θ)とHexp(ω)との差が所定の範囲にあるように近似させることで管剛性変数の推定値を求める。管剛性変数推定部120は、例えば、以下の(6)式を用いて管剛性変数の推定値を求める。
Figure 2019093294
以下、(6)式の左辺の値を、「管剛性変数の推定値」と称する。(6)式において、argminは、括弧内の関数を最小にする引数の集合を表す。つまり、管剛性変数推定部120は、H(ω|θ,θ)とHexp(ω)との差の絶対値の二乗和を最小にするようにして、管剛性変数の推定値を求める。
管剛性変数推定部120は、例えばレーベンバーグ・マーカート法等の非線形最適化手法を用いて、管剛性変数の推定値を得る。ただし、管剛性変数推定部120は、管剛性変数の推定値を得る場合に、その他の任意の曲線あてはめの手法を用いてもよい。
強度推定部130は、管剛性変数推定部120によって推定されたパラメータと配管の強度との関係に基づいて、配管の強度を推定する。強度推定部130は、主に配管の強度として、配管の引張強度を推定する。配管の引張強度は、配管の劣化に応じて変化しうる。すなわち、配管の引張強度が求められることで、配管の劣化の程度が推定される。
強度推定部130は、例えば、図5に示すような配管の剛性に関係するパラメータのいずれかと配管の強度との関係や、図5に示す関係から作成された強度推定式を用いて配管の強度を推定する。図5は、配管の剛性に関係するパラメータの一つである弾性係数と、配管の強度との関係を示す例である。すなわち、強度推定部130は、管剛性変数推定部120によって推定されたパラメータの一部又は全部を上述した関係に当てはめることで、当該パラメータに応じた配管の強度を推定する。
図5に示す関係は、一例として、供試管を用いて予め実測することで求められる。ただし、この関係として、他の手段で求められた関係が用いられてもよい。また、配管の剛性に関係するパラメータと配管の強度との関係は、例えば、強度情報記憶部152に予め記憶される。強度推定部130は、動作例の一つとして、強度情報記憶部152に予め記憶された適宜参照して、配管の強度を推定する。また、図5に示す関係や関係式のように、管剛性変数推定部120によって推定されたパラメータのいずれかと配管の強度との関係が求められれば、強度推定部130によって、引張強度以外の他の強度が求められてもよい。この場合には、強度推定部130は、例えば、曲げ強度、圧縮強度又は降伏応力等を求める。
強度推定部130により求められる強度の一つである引張強度は、配管の劣化と関連する。すなわち、引張強度は、配管の劣化の程度を表す。したがって、引張強度が推定されることで、配管の劣化の程度を推定することが可能となる。
続いて、図6に示すフローチャートを参照して、本実施形態における推定装置100の動作を説明する。
最初に、配管への加振と、配管及びその内部の流体の加振に対する振動応答の計測が行われる(ステップS101)。
図2に示す構成の例では、加振器161が付帯物302−1を加振する。これにより、配管301の内部の流体及び配管301に弾性波が励起される。また、計測器162は、付帯物302−2を介して、加振器161による加振によって生じた弾性波を含む振動を計測する。これにより、加振力及び振動応答を表すデータが得られる。ステップS101において得られた加振力及び振動応答を示すデータは、通信ネットワークやその他の手段を介して周波数応答算出部110へ送られる。
次に、周波数応答算出部110は、ステップS101にて得られた加振力及び振動応答に基づいて、配管の周波数応答関数を求める(ステップS102)。
次に、管剛性変数推定部120は、配管の周波数応答をモデル化した周波数応答関数モデルと、ステップS102にて求められた配管の周波数応答関数とに基づいて、パラメータを推定する(ステップS103)。上述のように、管剛性変数推定部120は、一例として、それぞれ管剛性変数θに含まれる値である配管の弾性係数E及び肉厚tを推定する。
次に、強度推定部130は、ステップS103にて求められた配管の剛性に関係するパラメータと、例えば当該パラメータと配管の強度との関係とに基づいて、配管の強度を推定する(ステップS104)。パラメータと配管の強度との関係として、例えば強度情報記憶部152に記憶された関係が用いられる。また、上述のように、配管の強度として、配管の引張強度が推定される。求められた配管の強度は、ディスプレイや通信ネットワークを含む任意の手段を介して適宜出力される。
以上のとおり、本実施形態における推定装置100は、配管の周波数応答を表す周波数応答関数モデル及び実測値に基づいた算出された周波数応答関数に基づいて、配管の剛性に関係するパラメータを推定する。そして、本実施形態における推定装置100は、推定されたパラメータと配管の強度との関係に基づいて、引張強度を含む配管の強度を推定する。
推定装置100について、より詳細な例を用いて、特許文献1に記載された手法と比較しつつ更に説明する。図7は、内部に水が満たされている満水管において計測される応答時間波形の計測例である。図7に示す応答時間波形は、応答データの実例の一つである。また、図8は、図7に示す応答時間波形についての応答スペクトルである。図7及び図8に示される応答時間波形及びその応答スペクトルは、加振器161が設けられた付帯物と、計測器162が設けられた付帯物との間の距離が概ね100m(メートル)程度の場合に計測された例である。
図8を参照すると、概ね500Hz(ヘルツ)以下の領域に、加速度が大きくなる周波数成分である共振峰が現れている。図8に示す例では、共振峰は単一である。この例のように、一般に、水道管等の埋設された満水管において、付帯物が設置される間隔は数十m以上となる場合が多い。このため、加振器161により励起された、配管の内部の流体及び配管を伝搬する弾性波の高周波成分は、計測器162にて計測されるまでに減衰する。この結果として、計測器162にて計測される応答データに対する応答スペクトルにおいて、共振峰の周波数は500Hz以下となる場合がある。
一方、特許文献1に記載の手法においては、打撃部と受振部との間隔は、高々数m程度であることが想定されている。また、特許文献1に記載の手法においては、0.5kHz(キロヘルツ)〜7.0kHzの周波数領域を全周波数領域とし、3.5kHz〜7.0kHzの周波数領域を高周波数領域としている。そして、全周波数領域に対する高周波数領域の面積比に基づいて、配管の強度が推定されている。
しかしながら、埋設された満水管に対して、特許文献1において想定される間隔にて打撃部及び受振部を配置することは困難な場合がある。また、図7及び図8に示すように、埋設された満水管にて計測された振動応答においては、特許文献1の高周波数領域に相当する周波数領域の弾性波は減衰している。すなわち、埋設された満水管に対して、特許文献1に記載の手法を適用することは必ずしも容易ではない場合がある。
これに対して、本実施形態における推定装置100においては、応答データに対する応答スペクトルの共振峰の発生メカニズムに応じた周波数応答関数モデルを用いることで、上述した管剛性変数θが求められる。すなわち、本実施形態における推定装置100においては、適切な周波数応答関数モデルを用いることで、配管の剛性に関するパラメータが求められる。配管の剛性に関するパラメータが求められることで、推定装置100においては、引張強度等の配管の強度が推定される。すなわち、本実施形態における推定装置100は、満水管の強度を容易に推定することができる。
以上、実施形態等を参照して本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、各実施形態における構成は、本発明のスコープを逸脱しない限りにおいて、互いに組み合わせることが可能である。
この出願は、2017年11月8日に出願された日本出願特願2017−215729を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100 推定装置
110 周波数応答算出部
120 管剛性変数推定部
130 強度推定部
151 付帯物情報記憶部
152 強度情報記憶部
161 加振器
162 計測器
301 配管
302 付帯物

Claims (8)

  1. 配管を加振した際の加振力及び前記配管を伝搬する振動応答に基づいて、前記配管の周波数応答関数を算出する周波数応答算出手段と、
    前記配管の周波数応答を表すモデルである周波数応答関数モデル及び前記周波数応答関数に基づいて、前記配管の剛性に関係するパラメータを推定する管剛性変数推定手段と、
    前記パラメータと前記配管の強度との関係に基づいて、前記配管の前記強度を推定する強度推定手段と、
    を備える推定装置。
  2. 前記管剛性変数推定手段は、前記周波数応答関数モデルを前記周波数応答関数に近似させることにより前記パラメータを推定する、
    請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記管剛性変数推定手段は、前記周波数応答関数モデルと前記周波数応答関数との差が所定の範囲にあるように前記パラメータを推定する、
    請求項2に記載の推定装置。
  4. 前記パラメータは、前記配管の弾性係数又は前記配管の肉厚の少なくともいずれかである、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の推定装置。
  5. 前記強度推定手段は、前記強度として引張強度を推定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の推定装置。
  6. 前記関係は、前記配管の弾性係数と引張強度との関係である、請求項1から5のいずれか一項に記載の推定装置。
  7. 配管を加振した際の加振力及び前記配管を伝搬する振動応答に基づいて、前記配管の周波数応答関数を算出し、
    前記配管の周波数応答を表すモデルである周波数応答関数モデル及び前記周波数応答関数に基づいて、前記配管の剛性に関係するパラメータを推定し、
    前記パラメータと前記配管の強度との関係に基づいて、前記配管の前記強度を推定する、
    推定方法。
  8. コンピュータに、
    配管を加振した際の加振力及び前記配管を伝搬する振動応答に基づいて、前記配管の周波数応答関数を算出する処理と、
    前記配管の周波数応答を表すモデルである周波数応答関数モデル及び前記周波数応答関数に基づいて、前記配管の剛性に関係するパラメータを推定する処理と、
    前記パラメータと前記配管の強度との関係に基づいて、前記配管の前記強度を推定する処理と、
    を実行させるコンピュータプログラムを記憶するプログラム記憶媒体。
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