JPWO2019003513A1 - レーザ加工システムおよびレーザ加工システムの制御方法 - Google Patents

レーザ加工システムおよびレーザ加工システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

少なくとも二次元平面で複数の動作自由度を持つレーザ切断ヘッドを有するロボットと、レーザ切断ヘッドにレーザ光を導くレーザ発振装置とを備え、レーザ切断ヘッドの動作で加工対象を所望の切断形状に切断するレーザ加工システムであり、切断形状を規定する座標に定義される動作開始点から切断形状に沿う本軌跡切断開始点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを弧状に移動させるステップ(S7)と、本軌跡切断開始点から切断形状に沿う本軌跡切断終了点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを移動させるステップ(S8)と、本軌跡動作終了点から動作終了点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを弧状に移動させるステップ(S9)と、を実行する制御部を備えている。

Description

本開示は、少なくとも二次元平面で複数の動作自由度を持つレーザ切断ヘッドを有するロボットと、レーザ切断ヘッドにレーザ光を導くレーザ発振装置とを備え、レーザ切断ヘッドの動作で加工対象を所望の切断形状に切断するレーザ加工システムおよびレーザ加工システムの制御方法に関する。
近年、レーザ光のエネルギーを利用して種々の加工対象物に対して切断等の加工を行なうレーザ加工技術が普及している。レーザ光の特性上、熱の影響が少なく加工対象物に生じる歪みが少ないことや加工対象物を高速切断することが可能になるからである。
また、より自由度の高い垂直多関節型のロボットにレーザ切断ヘッドを搭載することで、3次元加工が可能なレーザ加工装置が実現されている。このような垂直多関節型のロボットは、複雑な形状の切断などの加工に好適に対応できる。ただし、一般的にNC(Numerical Control)加工装置のような加工精度が求められていないために、単純な平面に対する加工を行なう場合に十分な加工精度が得られないという課題があった。
特許文献1には、切断のためのレーザ光の移動軌跡の精度および切断精度を向上させ、高品質の切断をなし得る小穴切断加工ユニットの軌跡制御方法が提案されている。当該軌跡制御方法では、切断用トーチを2次元方向に移動させる小穴切断加工ユニットがロボットのアーム先端に取り付けられる。小穴切断加工ユニットは、所望の小穴切断軌跡の中心位置を始点として小穴切断軌跡の所定の位置まで切断用トーチを所定の軌跡に沿って加速させる。小穴切断加工ユニットは、さらに、所定位置から小穴切断軌跡に沿って切断用トーチを一巡移動してワーク切断を行う。小穴切断加工ユニットは、その後所定位置から始点位置まで切断用トーチを加速区間の円軌跡とは対称方向に位置する所定の軌跡に沿って減速させる。このような小穴切断加工ユニットにおいて、ワーク切断区間から減速区間に進入するときの切り逃げ角が任意設定可能にされている。
特許文献1に記載された小穴切断加工ユニットでは、レーザ切断ヘッドに複数の自由度を持たせたアクチュエータが搭載される。単純な加工であれば垂直多関節型のロボットは動作することなく、レーザ切断ヘッドのみの動作で所望の切断軌跡が実現される。より詳細には、垂直多関節型のロボットに2自由度を有するレーザ切断ヘッドが搭載される。小穴切断はレーザ切断ヘッドのみの動作で実現される。
特開平6−278060号公報
特許文献1に記載された小穴切断加工ユニットの軌跡制御方法によれば、切断用トーチは、必ず特定形状の中心から小穴切断軌跡の所定の位置まで移動する。そのため、特定形状の穴開け用途には有用ではあるが、特定形状を切り出したいという用途では使用することができない。
また、切断用トーチは、特定形状の中心から加速を始めて特定形状の切断軌跡に到達し、切断軌跡終了後は減速しながら小穴中心位置に向かう。レーザ切断ヘッドの機構や動作原理によっては単純に加速や減速を行なうと加速区間から切断軌跡区間への切替ポイントや、切断軌跡区間から減速区間への切替ポイントで速度の不連続点が発生する。レーザ切断ヘッドがこの速度の不連続点で振動して切断軌跡に影響を与える虞がある。
本開示の目的のひとつは、穴開け加工のみならず切出し加工にも対応し、始点と所望の切断軌跡との接続点で速度の変動を抑制して精度の高い切断加工が可能なレーザ加工システムおよびレーザ加工システムの制御方法を提供する点にある。
本開示の一側面は、少なくとも二次元平面で複数の動作自由度を持ち、加工対象を所望の切断形状に切断するレーザ切断ヘッドを有するロボットと、レーザ切断ヘッドにレーザ光を導くレーザ発振装置と、切断形状を規定する座標の基準点を基準に定義される動作開始点から切断形状に沿う本軌跡切断開始点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを弧状に移動させる立上げステップと、本軌跡切断開始点から切断形状に沿う本軌跡切断終了点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを移動させる切断ステップと、本軌跡動作終了点から基準点を基準に定義される動作終了点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを弧状に移動させる立下げステップと、を実行する制御部と、を備えているレーザ加工システムに関する。
また、本開示の別の一側面は、少なくとも二次元平面で複数の動作自由度を持つレーザ切断ヘッドを有するロボットと、レーザ切断ヘッドにレーザ光を導くレーザ発振装置とを備え、レーザ切断ヘッドの動作で加工対象を所望の切断形状に切断するレーザ加工システムの制御方法であって、切断形状を規定する座標の基準点を基準に定義される動作開始点から切断形状に沿う本軌跡切断開始点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを弧状に移動させる立上げステップと、本軌跡切断開始点から切断形状に沿う本軌跡切断終了点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを移動させる切断ステップと、本軌跡動作終了点から基準点を基準に定義される動作終了点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドを弧状に移動させる立下げステップと、を含むレーザ加工システムの制御方法に関する。
本開示によれば、穴開け加工のみならず切出し加工にも対応し、始点と所望の切断軌跡との接続点で速度の変動を抑制して精度の高い切断加工が可能なレーザ加工システムおよびレーザ加工システムの制御方法を提供することができるようになる。
図1は、本開示の実施形態によるレーザ切断システムの概略構成図である。 図2は、二次元平面で2つの動作自由度を持つレーザ切断ヘッドの説明図である。 図3は、レーザ切断ヘッドによって描かれる代表的な加工形状の説明図である。 図4は、教示装置に表示されるパラメータ設定画面の説明図である。 図5Aは、穴開け加工時の各種パラメータの説明図である。 図5Bは、穴開け加工時の各種パラメータの説明図である。 図6Aは、切出し加工時の各種パラメータの説明図である。 図6Bは、切出し加工時の各種パラメータの説明図である。 図7は、レーザ加工システムの制御方法を示すフローチャートである。 図8Aは、立上げステップにおける半径方向成分の位置の説明図である。 図8Bは、立上げステップにおける半径方向成分の速度の説明図である。 図9Aは、立上げステップにおける回転方向成分の位置の説明図である。 図9Bは、立上げステップにおける回転方向成分の速度の説明図である。 図10Aは、切断ステップにおける半径方向成分の位置の説明図である。 図10Bは、切断ステップにおける半径方向成分の速度の説明図である。 図11Aは、切断ステップにおける回転方向成分の位置の説明図である。 図11Bは、切断ステップにおける回転方向成分の速度の説明図である。 図12Aは、立下げステップにおける半径方向成分の位置の説明図である。 図12Bは、立下げステップにおける半径方向成分の速度の説明図である。 図13Aは、立下げステップにおける回転方向成分の位置の説明図である。 図13Bは、立下げステップにおける回転方向成分の速度の説明図である。 図14は、レーザ切断ヘッドの動作軌跡の説明図である。 図15Aは、立上げステップから立下げステップまでの半径方向成分の位置の説明図である。 図15Bは、立上げステップから立下げステップまでの半径方向成分の速度の説明図である。 図16Aは、立上げステップから立下げステップまでの回転方向成分の位置の説明図である。 図16Bは、立上げステップから立下げステップまでの回転方向成分の速度の説明図である。
以下、本開示を適用したレーザ加工システムおよびレーザ加工システムの制御方法の実施の形態を、図面を参照して説明する。
[レーザ加工システムの構成]
図1に示すように、レーザ加工システムの一例であるレーザ切断システムは、レーザ切断ヘッド11を備えた1台のロボットシステム1と、1台のレーザ発振装置40を備えて構成されている。
ロボットシステム1は、マニピュレータ10と、ロボット制御装置20と、教示装置30とを備えて構成されている。マニピュレータ10には、レーザ切断ヘッド11が取り付けられている。ロボット制御装置20は、マニピュレータ10とレーザ切断ヘッド11を作動制御しながらレーザ切断ヘッド11からレーザ光を出力させる。これにより、加工対象であるワークWに対して所望の加工を施すことが可能になる。
ロボット制御装置20は、演算部21と、ファイルシステム22と、加減速演算部23と、ロボット駆動部24と、通信部25を備えている。ロボット制御装置20が後述する立上げステップ、切断ステップ、立ち下げステップを実行する制御部として機能する。
ファイルシステム22は、教示装置30からダウンロードされた教示ファイルを記憶する記憶部を備えている。教示ファイルは、作業者が教示装置30を操作することにより形成される。演算部21は、記憶部に記憶された教示ファイルに基づいてマニピュレータ10およびレーザ切断ヘッド11の動作軌跡の計算や、通信部25で受信された通信データの処理を行う。
加減速演算部23は、演算部21で計算された動作軌跡に対して最適な加減速を演算する。ロボット駆動部24は、加減速演算部23で求まった各軸の動作軌跡に対してマニピュレータ10およびレーザ切断ヘッド11に備えているモータを所定の角度または速度となるように駆動する。通信部25は、レーザ発振装置40に対する通信インタフェースであり、レーザ発振装置40から出力されるレーザ光のオン・オフやオン時のパワーなどを制御するための信号と各信号に対する応答信号をレーザ発振装置40との間で遣り取りする。
レーザ発振装置40は、演算部41と、通信部42と、レーザ出力駆動部43を備えている。演算部41は、通信部42で受信された通信データに基づいて、レーザ光のオン・オフ制御やパワー制御を行なう。通信部42は、ロボット制御装置20に対する通信インタフェースである。レーザ出力駆動部43は、演算部41からの指示に従ってレーザを駆動制御する。レーザ発振装置40から出力されたレーザ光は光ファイバを介してレーザ切断ヘッド11に導かれる。
[レーザ切断ヘッドの構成]
図2には、レーザ切断ヘッド11の概略機構が示されている。レーザ切断ヘッド11は互いに平行な2つの動作軸51,52によりアームが連結されており、この2つの動作軸51,52を動作させることで、二次元平面で2自由度の動作が可能に構成されている。動作軸51はマニピュレータ10を構成する動作軸の1つでもある。また、レーザ切断ヘッド11のアームの先端にはレーザ発振装置40から光ファイバを介して導かれるレーザ光をワークWに向けて照射する照射装置53が設けられている。
なお、マニピュレータ10の他の動作軸を動作させることで、レーザ切断ヘッド11は3次元的に動作できるようになっている。つまり、レーザ切断ヘッド11は、少なくとも二次元平面で複数の動作自由度を持つ。
レーザ切断ヘッド11は、2つの動作軸51,52周りにアームを回動させることによって照射装置53を所望の軌跡に沿って移動させることが可能に構成されている。そのため動作範囲や自由度はマニピュレータ10に及ばないが、レーザ切断において頻繁に発生する小円の平面切断などの場面においては、レーザ切断ヘッド11のみの動作で照射装置53を所望の軌跡に沿って移動させることができる。そのため、マニピュレータ10を用いて切断するよりも高速でかつ高精度な動きを実現することが可能となる。
図3には、レーザ切断ヘッド11で描かれる代表的なパターンが示されている。図3の左部はサークル形状(小円形状)、中央部はオーバル形状、右部は長方形形状が例示されているが、これらの形状に限るものではない。
[教示装置を介したパラメータの設定方法]
図4には、教示装置30を用いて切断形状を教示する際のパラメータ設定画面が例示されている。例えばサークル形状に切断加工する場合、作業者は教示装置30の表示部に表示される操作画面に従ってレーザ光の出力パワーPや、レーザ切断ヘッド11に備えた照射装置53の動作速度V(レーザスポット動作速度に対応する。)、サークル半径Rが設定操作される。これらは切断後のワークWの形状を定めるための非常に重要なパラメータである。
また、上述したパラメータ以外に、基準点を基準とする動作開始点となるレーザ光の照射開始位置を示す距離RSと角度AS、基準点を基準とする動作終了点となるレーザ光の照射終了位置を示す距離REと角度AE、およびレーザ切断軌跡が穴開け加工であるか、切出し加工であるかの設定操作が行なわれる。
図5A、図5B、図6Aおよび図6Bを参照して、これらのパラメータについて詳細に説明する。
レーザ照射開始位置(RS,AS)およびレーザ照射終了位置(RE,AE)は、所望の切断本軌跡に対して余分に切断しても問題ない切り代部分に位置する。
レーザの立上げ直後では、レーザスポットの移動速度やレーザのパワーが安定していない可能性がある。レーザの立上げ直後に、いきなり所望の切断形状に沿ってレーザ光を照射して切断作業を開始すると、本来切断したい部分に影響を与えてしまう虞がある。これを考慮して、レーザが安定状態に到るまでの時間を確保するために切り代が設けられる。レーザ照射開始位置(RS,AS)はそのための動作開始点となる。
所望の切断形状に沿った切断動作終了時に、直ちにレーザスポットの移動を停止してレーザを停止制御すると切断形状が不安定になる虞がある。これを考慮して、所望の切断形状に沿った切断動作の終了後に当該切断形状を離脱するようにレーザ光のスポットを導くために切り代が設けられる。レーザ照射終了位置(RE,AE)はそのための動作終了点となる。
上述したレーザ切断システムは穴開け加工と切出し加工に用いられる。例えばワークWとなる平板から不要な部分を切除する穴開け加工であるならば、図5Aに示すように、所望の切断形状(図中、破線で示す)の内側は余剰に切断しても問題はない。そのためレーザ照射開始位置(RS,AS)は所望の切断形状を示す切断本軌跡で囲まれる領域の内側に定義される。同様に、図5Bに示すように、レーザ照射終了位置(RE,AE)は所望の切断形状を示す切断本軌跡で囲まれる領域の内側に定義される。
例えばワークWとなる平板から必要な部分を取り出す切出し加工であるならば、図6Aに示すように、所望の切断形状(図中、破線で示す)の外側は余剰に切断しても問題はない。そのためレーザ照射開始位置(RS,AS)は所望の切断形状を示す切断本軌跡で囲まれる領域の外側に定義される。同様に、図6Bに示すように、レーザ照射終了位置(RE,AE)は所望の切断形状を示す切断本軌跡で囲まれる領域の外側に定義される。
レーザ照射開始位置(RS,AS)及びレーザ照射終了位置(RE,AE)は所望の切断形状を規定する二次元座標の基準点BPを基準に定義され、切断形状の内側領域または外側領域の何れかに選択的に定義される。具体的には基準点BPからの距離RS,REおよび基準点BPを通る基準線BLからの角度AS,AEでレーザ照射開始位置およびレーザ照射終了位置が個別に定義される。基準線BLとは本軌跡切断開始点SPと基準点BPを結ぶ線分である。本軌跡切断開始点SPは、切断本軌跡上の点である。
図5Aの例では、切断本軌跡を示す半径Rの円の中心座標が基準点BPとなる。本軌跡切断開始点SPと基準点BPを結ぶ線分を基準に角度ASが定まり、基準点BPから角度AS方向に距離RSが定まる。
図5Bの例では、切断本軌跡を示す半径Rの円の中心座標が基準点BPとなる。本軌跡切断終了点EPと基準点BPを結ぶ線分を基準に角度AEが定まり、基準点BPから角度AE方向に距離REが定まる。本軌跡切断終了点EPは、切断本軌跡上の点である。この例では本軌跡切断開始点SPと本軌跡切断終了点EPは切断本軌跡上で同一位置に設定されているが、異なる位置に設定されていてもよい。
図6Aの例では、切断本軌跡を示す半径Rの円の中心座標と本軌跡切断開始点SPを結ぶ線上で、中心座標から距離2Rの位置が基準点BPとなる。本軌跡切断開始点SPと基準点BPを結ぶ線分を基準に角度ASが定まり、基準点BPから角度AS方向に距離RSが定まる。
図6Bの例では、切断本軌跡を示す半径Rの円の中心座標と本軌跡切断終了点EPを結ぶ線上で、中心座標から距離2Rの位置が基準点BPとなる。本軌跡切断終了点EPと基準点BPを結ぶ線分を基準に角度AEが定まり、基準点BPから角度AE方向に距離REが定まる。この例では本軌跡切断開始点SPと本軌跡切断終了点EPは切断本軌跡上で同一位置に設定されているが、異なる位置に設定されていてもよい。
図5A、図5B、図6Aおよび図6Bでは所望の切断形状が真円である場合を示しているが、オーバル形状、長方形形状である場合も同様に、所望の切断形状を規定する二次元座標の任意の基準点BPを基準にレーザ照射開始位置(RS,AS)及びレーザ照射終了位置(RE,AE)が予め定義される。RS、AS、REおよびAEの各数値は図4に示した教示装置30のパラメータ設定画面を介して設定入力される。
なお、レーザ照射開始位置(RS,AS)から本軌跡切断開始点SPまでの移動軌跡は本軌跡切断開始点SPで切断形状に接するような弧状に設定される。本軌跡切断終了点EPからレーザ照射終了位置(RE,AE)までの移動軌跡は、本軌跡切断終了点EPで切断形状に接するような弧状に設定される。
[レーザ加工システムによる切断プロセス]
図7には、穴開け加工でサークル形状を切断する場合の切断プロセスが示されている。
教示装置30を介して予め作業者によって設定された教示プログラムがロボット制御装置20のファイルシステム22に取り込まれている。ファイルシステム22に取り込まれた教示プログラムが演算部21によって読み出され(S1)、教示プログラムに組み込まれた実行命令に基づいて、マニピュレータ10の動作制御や、レーザ発振装置40の制御などが順次実行処理される(S2)。
ステップS1で読み出された教示プログラムがレーザ切断ヘッド11を用いた切断処理である場合には(S3,Y)、ステップS4からステップS10の処理が実行され、他の処理である場合には(S3,N)、命令に応じた処理が実行される(S11)。
ステップS4では、ロボット駆動部24を介してマニピュレータ10が予め設定された基準位置(図5A、図5B、図6Aおよび図6Bの符号BPで示される位置)に移動するように制御される(S4)。そして、教示プログラムにより定められた座標情報に従って、レーザ切断ヘッド11がレーザ照射開始位置(RS,AS)に移動制御される(S5)。
その後、演算部21により教示プログラムに設定されたレーザ光のパワーPでレーザ光を出力するレーザ照射指令が、通信部25,42を介してレーザ発振装置40に通知される(S6)。これを受けて、レーザ発振装置40は通信部25,42を介して受信したレーザ照射指令に基づいてレーザ出力駆動部43を制御してレーザをオンし、指令されたレーザ光のパワーPになるようにレーザを駆動制御する(S6)。
レーザ発振装置40からレーザ光が出力されると、レーザ切断ヘッド11を作動させて、レーザ光をレーザ照射開始位置(RS,AS)から切断本軌跡の本軌跡切断開始点SPまで弧状に移動させる初期移動動作を開始する(S7)。初期移動動作の完了後、引き続き、レーザ光を所望の切断形状に対応する切断本軌跡に沿って本軌跡切断開始点SPから本軌跡切断終了点EPに移動させる本軌跡移動動作を実行する(S8)。
本軌跡移動動作により本軌跡切断開始点SPから本軌跡切断終了点EPまでのレーザ光の移動動作が終了すると、レーザ光を本軌跡切断終了点EPからレーザ照射終了位置(RE,AE)まで弧状に移動させる終了移動動作を実行する(S9)。終了移動動作の完了後、演算部21からレーザ発振装置40にレーザ光を停止するレーザ停止指令が通知される(S10)。
[初期移動動作]
図8A、図8B、図9Aおよび図9Bには、上述した初期移動動作、つまり立上げステップの特性が示されている。図8Aおよび図8Bはレーザ照射開始位置(RS,AS)から切断本軌跡の本軌跡切断開始点SPまで弧状に移動する経路のうち半径方向成分の位置および速度を示している。図9Aおよび図9Bはレーザ照射開始位置(RS,AS)から切断本軌跡の本軌跡切断開始点SPまで弧状に移動する経路のうち回転方向成分の位置および速度を示している。なお、図中、符号T1は、レーザ光がレーザ照射開始位置(RS,AS)から本軌跡切断開始点SPまで移動する初期動作時間である。半径方向成分は、ある位置から基準点BPまでの距離に相当する。回転方向成分は、基準点BPから本軌跡切断開始点SPまでを結ぶ線分と基準点BPからある位置までを結ぶ線分との成す角度に相当する。
初期に停止状態にあるレーザ切断ヘッド11がレーザ照射開始位置(RS,AS)から動き出すため、図8Bおよび図9Bに示すように、半径方向成分および回転方向成分の初期速度はともに共に0となる。図8Bに示すように、半径方向成分の速度はレーザ照射開始位置(RS,AS)から遠ざかるに連れて加速され、その後本軌跡切断開始点SPに近付くに連れて減速し、初期動作時間T1経過時には再び速度が0となるように制御される。図8Aに示すように、初期にRSであった基準点BPとレーザ光の距離は、初期動作時間T1の経過時にサークル半径Rに変化する。
図9Bに示すように、回転方向成分の速度はレーザ照射開始位置(RS,AS)から遠ざかるに連れて加速され、初期動作時間T1経過時に本軌跡移動動作時の速度Vに収束するように制御される。図9Aに示すように、初期動作時間T1経過時に回転方向の角度が0となるように制御される。
[本軌跡移動動作]
図10A、図10B、図11Aおよび図11Bには、上述した本軌跡移動動作、つまり切断ステップの特性が示されている。符号T2はレーザ光が本軌跡切断開始点SPから本軌跡切断終了点EPまで切断本軌跡に沿って移動する時間である。図10Aおよび図10Bに示すように、切断ステップではレーザ光は半径方向の速度が0でサークルの中心からの距離Rを保ちながら移動するように制御される。また、図11Aおよび図11Bに示すように、切断ステップではレーザ光は半径Rのサークルに沿って半径方向の角度が0から360度まで一定の速度Vを保ちながら移動するように制御される。
[終了移動動作]
図12A、図12B、図13Aおよび図13Bには、上述した終了移動動作、つまり立下げステップの特性が示されている。図12Aおよび図12Bはレーザ光の切断本軌跡の本軌跡切断終了点EPからレーザ照射終了位置(RE,AE)まで弧状に移動する経路のうち半径方向成分の位置および速度を示している。図13Aおよび図13Bは切断本軌跡の本軌跡切断終了点EPからレーザ照射終了位置(RE,AE)まで弧状に移動する経路のうち回転方向成分の位置および速度を示している。符号T3は、レーザ光が本軌跡切断終了点EPからレーザ照射終了位置(RE,AE)まで移動する終了動作時間である。回転方向成分は、基準点BPから本軌跡切断終了点EPまでを結ぶ線分と基準点BPからある位置までを結ぶ線分との成す角度に相当する。
レーザ切断ヘッド11から照射されるレーザ光が切断本軌跡に沿って速度Vで移動しつつ本軌跡切断終了点EPに到達すると、レーザ照射終了位置(RE,AE)に向けて弧状に移動するため、半径方向成分の速度は0、回転方向成分の速度はVとなる。図12Bに示すように、半径方向成分の速度は本軌跡切断終了点EPから遠ざかるに連れて減速(負方向に加速)され、その後レーザ照射終了位置(RE,AE)に近付くに連れて加速(負方向に減速)し、終了動作時間T3経過時に再び速度が0となるように制御される。図12Aに示すように、本軌跡動作終了時にRであった基準点BPとレーザ光の距離は、終了動作完了時にREに変化する。
図13Bに示すように、回転方向成分の速度は本軌跡切断終了点EPから遠ざかるに連れて減速され、終了動作時間T3経過時に0つまり停止するように制御される。図13Aに示すように、回転方向の角度は、終了動作時間T3経過時にレーザ照射終了角度AEとなるように制御される。
つまり、レーザ加工システムの制御方法は、立上げステップ(図7,図14の符号S7)と、切断ステップ(図7,図14の符号S8)と、立下げステップ(図7,図14の符号S9)と、を含む。立上げステップでは、切断形状を規定する座標の基準点を基準に定義される動作開始点から切断形状に沿う本軌跡切断開始点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドが弧状に移動される。切断ステップでは、本軌跡切断開始点から切断形状に沿う本軌跡切断終了点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドが移動される。立下げステップでは、本軌跡動作終了点から基準点を基準に定義される動作終了点へレーザ光が照射されるようにレーザ切断ヘッドが弧状に移動される。
そして、立上げステップでは、レーザ光は、基準点と本軌跡切断開始点を結ぶ線分に沿う方向へは加速した後に減速移動し、基準点と本軌跡切断開始点を結ぶ線分に向う方向へは加速移動するように制御される。立下げステップでは、レーザ光は、本軌跡切断終了点と基準点を結ぶ線分に沿う方向へは加速した後に減速移動し、本軌跡切断終了点と基準点とを結ぶ線分に向う方向へは減速移動するように制御される。
図15Aは、図8A,図10A,図12Aを纏めた特性図である。図15Bは、図8B,図10B,図12Bを纏めた特性図である。また、図16Aは、図9A,図11A,図13Aを纏めた特性図である。図16Bは、図9B,図11B,図13Bを纏めた特性図である。
この様に、立上げステップ及び立下げステップを備えることにより、急激な速度変化が発生せず、高精度な動作を実現することが可能となる。
レーザ切断ヘッド11の動作軸51および動作軸52をはじめとして一般的にアクチュエータは急激な動作をさせると速度の変化に機械が耐え切れず振動等が発生してしまう虞があり、機械が振動を起こすと、当然レーザ切断の軌跡に影響を与えてしまう。
そのため動き出しの立上げステップや動き終わりの立下げステップでは速度を加速または減速させながら動作させる必要がある。通常は、動作軸51および動作軸52それぞれで加速させることが多い。しかし、レーザ切断ヘッド11は動作軸51と動作軸52の2つの動作で軌跡が決まってしまうため、各軸51,52単位で加速させると切断本軌跡が乱れてしまう。そのためレーザ切断ヘッド11上の軌跡、つまり対応するレーザ光の軌跡をベースに動作軸51および動作軸52を加速制御している。
また、立上げステップから切断ステップおよび切断ステップから立下げステップにむけて半径方向および回転方向で目標とする速度が異なる。そのためレーザ照射開始位置から本軌跡動作開始位置および本軌跡動作完了位置からレーザ照射終了位置に向かうように単純に動作させてしまうと本軌跡動作開始位置到達時に半径方向の速度が急激に変化してしまうため、本軌跡動作開始直後の軌跡が乱れてしまう虞がある。そのため半径方向および角度方向それぞれの成分において速度の激しい変化が起きないような動作方法に構成されている。
上述した実施の形態では、図8Aから図13Bまでに示したように、加速および減速特性が曲線形状となるように速度設定されているが、スムーズな速度変更が可能であるならば、直線形状の加速及び減速特性で加速減速制御を行っても同様の効果を得ることができる。
本開示によれば、レーザ切断ヘッドを用いた切断加工において、より高精度な切断軌跡を得ることが可能なレーザ加工システムを実現できるようになり、産業上非常に有用となる。
1:ロボットシステム
10:マニピュレータ
11:レーザ切断ヘッド
20:ロボット制御装置
21:演算部
22:ファイルシステム
23:加減速演算部
24:ロボット駆動部
25:通信部
30:教示装置
40:レーザ発振装置
41:演算部
42:通信部
43:レーザ出力駆動部
51:動作軸
52:動作軸
53:照射装置

Claims (6)

  1. 少なくとも二次元平面で複数の動作自由度を持つレーザ切断ヘッドを有するロボットと、
    前記レーザ切断ヘッドにレーザ光を導くレーザ発振装置と、を備え、
    前記レーザ切断ヘッドの動作で加工対象を所望の切断形状に切断するレーザ加工システムの制御方法であって、
    前記切断形状を規定する座標の基準点を基準に定義される動作開始点から前記切断形状に沿う本軌跡切断開始点へレーザ光が照射されるように前記レーザ切断ヘッドを弧状に移動させる立上げステップと、
    前記本軌跡切断開始点から前記切断形状に沿う本軌跡切断終了点へレーザ光が照射されるように前記レーザ切断ヘッドを移動させる切断ステップと、
    前記本軌跡動作終了点から前記基準点を基準に定義される動作終了点へレーザ光が照射されるように前記レーザ切断ヘッドを弧状に移動させる立下げステップと、
    を含む、レーザ加工システムの制御方法。
  2. 前記動作開始点および前記動作終了点は、前記基準点からの距離および前記基準点を通る基準線からの角度で個別に定義されるとともに、前記切断形状の内側領域または外側領域の何れかに選択的に定義される、請求項1に記載のレーザ加工システムの制御方法。
  3. 前記立上げステップでは、前記基準点と前記本軌跡切断開始点を結ぶ線分に沿う方向へは加速した後に減速移動し、前記基準点と前記本軌跡切断開始点を結ぶ線分に向う方向へは加速移動する、請求項1または2に記載のレーザ加工システムの制御方法。
  4. 前記立下げステップでは、前記本軌跡切断終了点と前記基準点を結ぶ線分に沿う方向へは加速した後に減速移動し、前記本軌跡切断終了点と前記基準点とを結ぶ線分に向う方向へは減速移動する、請求項1から3の何れか1項に記載のレーザ加工システムの制御方法。
  5. 少なくとも二次元平面で複数の動作自由度を持ち、加工対象を所望の切断形状に切断するレーザ切断ヘッドを有するロボットと、
    前記レーザ切断ヘッドにレーザ光を導くレーザ発振装置と、
    前記切断形状を規定する座標の基準点を基準に定義される動作開始点から前記切断形状に沿う本軌跡切断開始点へレーザ光が照射されるように前記レーザ切断ヘッドを弧状に移動させる立上げステップと、
    前記本軌跡切断開始点から前記切断形状に沿う本軌跡切断終了点へレーザ光が照射されるように前記レーザ切断ヘッドを移動させる切断ステップと、
    前記本軌跡動作終了点から前記基準点を基準に定義される動作終了点へレーザ光が照射されるように前記レーザ切断ヘッドを弧状に移動させる立下げステップと、
    を実行する制御部と、を備えている、レーザ加工システム。
  6. 前記動作開始点および前記動作終了点は、前記基準点からの距離および前記基準点を通る基準線からの角度で個別に定義されるとともに、前記切断形状の内側領域または外側領域の何れかに選択的に定義される、請求項5に記載のレーザ加工システム。
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