JPWO2018235221A1 - 電動送風機、電気掃除機、及び手乾燥装置 - Google Patents

電動送風機、電気掃除機、及び手乾燥装置 Download PDF

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Abstract

電動送風機(1)は、空気の流れを生じさせる斜流ファンを有する送風部(30)と、斜流ファンを回転させるモータ(10)と、斜流ファンを周方向に囲う第1の部分(21)と、モータ(10)を周方向に囲う第2の部分(22)とを有する筐体(20)とを備える。第2の部分(22)の内径(r2)は、第1の部分(21)の内径(r1)よりも短い。

Description

本発明は、電動送風機に関する。
一般に、動翼としての羽根と、その羽根を駆動するモータとを有する電動送風機が用いられている。例えば、羽根及びモータの周囲を筐体によって覆うことにより、筐体とモータとの間に、動翼によって生成された気流が通る経路である通気路(風路)を形成することができる。例えば、特許文献1に記載の電動送風機では、筐体としての外筒とブラシレスモータとの間に形成された通気路内に半導体素子を配置している。これにより、通気路を通過する気流によって半導体素子を冷却するとともに、電動送風機を小型化することが提案されている。
特開平11−336696号公報(図3参照)
しかしながら、モータを覆う部分の幅が、動翼を覆う部分の幅(径方向における幅)と同じ又はそれよりも大きい構造を持つ電動送風機では、動翼によって生成された空気の流れ(以下、気流ともいう)が動翼の下流側に流れ込むときに圧損が発生しやすい。圧損の増加は、電動送風機の空力効率の低下を引き起こす。
本発明の目的は、空力効率の高い電動送風機を提供することである。
本発明の電動送風機は、空気の流れを生じさせる斜流ファンを有する送風部と、前記斜流ファンを回転させる永久磁石同期モータと、第1の開口部と、前記第1の開口部に通じる第2の開口部と、前記斜流ファンを周方向に囲う第1の部分と、前記永久磁石同期モータを前記周方向に囲う第2の部分とを有する筐体とを備え、前記第2の部分の内径は、前記第1の部分の内径よりも短い。
本発明によれば、空力効率の高い電動送風機を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 図1に示される電動送風機を周方向に回転させた状態を示す図である。 図2における線C3−C3に沿った断面図である。 電動送風機内において動翼の回転によって生じる空気の流れを示す図である。 実施の形態1の変形例1に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 実施の形態1の変形例2に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 図6に示される電動送風機を周方向に回転させた状態を示す図である。 実施の形態1の変形例3に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 比較例としての電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 図9に示される電動送風機を周方向に回転させた状態を示す図である。 図9に示される電動送風機内において動翼の回転によって生じる空気の流れを示す図である。 比較例としての電動送風機の変形例に係る電動送風機の構造を概略的に示す図である。 図12に示される電動送風機を周方向に回転させた状態を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 図14に示される電動送風機を周方向に回転させた状態を示す図である。 電動送風機内において動翼の回転によって生じる空気の流れを示す図である。 実施の形態2の変形例1に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 実施の形態2の変形例1に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 実施の形態2の変形例2に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 図19に示される電動送風機を周方向に回転させた状態を示す図である。 実施の形態2の変形例3に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 実施の形態3に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 (a)は、静翼の周辺の構造を示す平面図であり、(b)は、(a)における線23b−23bに沿った断面図である。 実施の形態3の変形例に係る電動送風機の構造を概略的に示す断面図である。 実施の形態4に係る電気掃除機を概略的に示す側面図である。 実施の形態5に係る手乾燥装置としてのハンドドライヤーを概略的に示す斜視図である。
実施の形態1.
図1及び2は、本発明の実施の形態1に係る電動送風機1の構造を概略的に示す断面図である。具体的には、図2は、図1に示される電動送風機1を周方向に回転させた状態を示す図である。“周方向”とは、図3に示される矢印D1方向をいい、例えば、動翼31の回転方向である。
電動送風機1は、モータ10と、筐体20と、送風部30とを有する。モータ10は、例えば、永久磁石同期モータである。ただし、モータ10として、永久磁石同期モータ以外のモータを用いてもよい。永久磁石同期モータとは、永久磁石(強磁性体)を有し、界磁にその永久磁石(強磁性体)を使用した同期モータをいう。
モータ10は、モータフレーム11(単にフレームともいう)と、ステータ12と、ロータ13と、シャフト14と、ベアリング15a及び15bと、静翼支持部16(図2)とを有する。
筐体20は、第1の部分21と、第2の部分22と、第3の部分23と、第4の部分24と、モータ支持部25と、第1の開口部26aと、第1の開口部26aに通じる第2の開口部26bとを有する。
送風部30は、回転する動翼31と、回転しない静翼32とを有する。送風部30は、空気の流れを生じさせる。動翼31は、例えば、斜流ファンである。ただし、動翼31は、斜流ファンに限られない。斜流ファンとは、動翼の回転軸に対して傾斜する方向に気流を生成するファンをいう。動翼31は、モータ10(具体的には、ロータ13及びシャフト14)の回転に伴って回転する。
ステータ12は、モータフレーム11の内側(内壁)に固定されている。ロータ13は、ステータ12の内側に空隙を介して回転自在に挿入されている。シャフト14の一端側は、ロータ13に形成された軸穴に固定されている。シャフト14の他端側は、ベアリング15a及び15bに回転自在に挿入され、動翼31に固定されている。静翼支持部16は、モータフレーム11に固定されており、静翼32を支持する。
筐体20は、筒状に形成されている。すなわち、筐体20の内部は空洞である。第1の部分21は、動翼31を周方向に囲う。第2の部分22は、モータ10を周方向に囲う。第3の部分23は、第1の部分21と第2の部分22との間に備えられている。第3の部分23は、第1の部分21及び第2の部分22と一体的に形成されている。第4の部分24は、動翼31と向かい合うように形成されており、第1の開口部26aを形成する。第4の部分24は、第1の部分21と一体的に形成されている。モータ支持部25は、モータ10を支持する。
図3は、図2における線C3−C3に沿った断面図である。
図1及び3に示されるように、第2の部分22の内径r2は、第1の部分21の内径r1よりも短い。
電動送風機1内における空気の流れについて以下に説明する。
図4は、電動送風機1内において動翼31の回転によって生じる空気の流れを示す図である。
電動送風機1は、空気が通過する第1の経路41と、第1の経路41を通過した空気が通過する第2の経路42と、第2の経路42を通過した空気が通過する第3の経路43とを有する。第1の経路41は、筐体20(具体的には、第1の部分21)と送風部30(具体的には、静翼32)との間に形成されている。第2の経路42は、第1の経路41と第3の経路43との間に形成されている。第3の経路43は、筐体20(具体的には、第2の部分22)とモータ10(具体的には、モータフレーム11)との間に形成されている。
電動送風機1の電源をオンにすると、電力がモータ10に供給され、モータ10が動翼31を回転させる。動翼31が回転することにより、電動送風機1内で気流が生成される。具体的には、空気が、電動送風機1の外部から第1の開口部26aを通り、電動送風機1内に流入する。動翼31が回転しているとき、空気は、第2の開口部26bに向けて流れる。
具体的には、動翼31によって生成された気流は、静翼32を通り、第1の経路41に流れ込む。第1の経路41において、空気は第1の方向D1に向けて流れる。第1の方向D1は、シャフト14に平行な方向である。図4に示される例では、第1の方向D1は、第1の開口部26aから第2の開口部26bに向かう方向であって、且つ、X軸に平行な方向である。ただし、第1の方向D1は、厳密にシャフト14に平行でなくてもよい。
第1の経路41を通過した空気は、第2の経路42に流れ込む。第2の経路42において、空気は第2の方向D2に向けて流れる。第2の方向D2は、XZ平面上において第3の部分23の内面に沿った方向である。図4に示される例では、第2の方向D2は、第1の開口部26aから第2の開口部26bに向かう方向であって、且つ、第3の部分23の内面に沿った方向である。
第2の経路42を通過した空気は、第3の経路43に流れ込む。第3の経路43は、第2の部分22とモータ10との間に形成されている。第3の経路43において、空気は第3の方向D3に向けて流れる。第3の方向D3は、シャフト14に平行な方向である。図4に示される例では、第3の方向D3は、第1の開口部26aから第2の開口部26bに向かう方向であって、且つ、X軸に平行な方向である。すなわち、図4に示される例では、第1の方向D1及び第3の方向D3は、互いに平行である。ただし、第3の方向D3は、厳密にシャフト14に平行でなくてもよい。
第3の経路43を通過した空気は、第2の開口部26bから電動送風機1の外部に排出される。
変形例1.
図5は、実施の形態1の変形例1に係る電動送風機1aの構造を概略的に示す断面図である。
変形例1に係る電動送風機1aは、モータ10aのモータフレーム11aが貫通孔17を有する点で実施の形態1に係る電動送風機1と異なり、その他の点は互いに同じである。
回転軸方向(図5ではX軸方向)におけるモータフレーム11aの端部には、モータ10aを冷却(具体的には、モータ10aの内部)するための少なくとも1つの貫通孔17が形成されている。動翼31が回転しているとき、第2の経路42を通過した空気は、第3の経路43に流れ込むとともに、貫通孔17を通ってモータフレーム11aの内部に流れ込む。モータフレーム11aの内部に流れ込んだ空気は、ステータ12に形成された貫通孔(風路)及びロータ13とステータ12との間の空隙を通り、モータ10aの外部へ排出される。これにより、モータ10aを冷却することができ、電動送風機1aの安定性を向上させることができる。
変形例2.
図6及び7は、実施の形態1の変形例2に係る電動送風機1bの構造を概略的に示す断面図である。図7は、図6に示される電動送風機1bを周方向に回転させた状態を示す図である。
変形例2に係る電動送風機1bは、モータ10b(具体的には、ベアリング15a及び15bの配置、並びにモータフレーム11bの構造)が、実施の形態1に係る電動送風機1のモータ10と異なり、その他の点は互いに同じである。
ベアリング15a及び15bは、回転軸方向(図6及び7に示される例では、X軸方向)におけるモータフレーム11bの両側にそれぞれ固定されている。したがって、ロータ13及びシャフト14は、両持ち構造によって回転自在に支持されている。これにより、モータ10bの駆動を安定させることができる。
変形例3.
図8は、実施の形態1の変形例3に係る電動送風機1cの構造を概略的に示す断面図である。
変形例3に係る電動送風機1cは、モータ10c(具体的には、ベアリング15a及び15bの配置、並びにモータフレーム11cの構造)が、実施の形態1に係る電動送風機1のモータ10と異なり、その他の点は互いに同じである。
回転軸方向(図8ではX軸方向)におけるモータフレーム11cの両端部には、モータ10c(具体的には、モータ10cの内部)を冷却するための複数の貫通孔17が形成されている。動翼31が回転しているとき、第2の経路42を通過した空気は、第3の経路43に流れ込むとともに、第1の開口部26a側の貫通孔17からモータフレーム11cの内部に流れ込む。モータフレーム11cの内部に流れ込んだ空気は、ステータ12に形成された貫通孔(風路)及びロータ13とステータ12との間の空隙を通り、第2の開口部26b側の貫通孔17からモータ10cの外部へ排出される。これにより、モータ10cを冷却することができ、電動送風機1cの安定性を向上させることができる。
ベアリング15a及び15bは、回転軸方向(図8に示される例では、X軸方向)におけるモータフレーム11cの両側にそれぞれ固定されている。したがって、ロータ13及びシャフト14は、両持ち構造によって回転自在に支持されている。これにより、モータ10cの駆動を安定させることができる。
実施の形態1に係る電動送風機1の効果(各変形例の効果を含む)を以下に説明する。
図9,10,及び11は、比較例としての電動送風機1dの構造を概略的に示す断面図である。図10は、図9に示される電動送風機1dを周方向に回転させた状態を示す図である。図11は、電動送風機1d内において動翼31の回転によって生じる空気の流れを示す図である。
図12及び13は、比較例としての電動送風機1dの変形例に係る電動送風機1eの構造を概略的に示す図である。図13は、図12に示される電動送風機1eを周方向に回転させた状態を示す図である。電動送風機1eでは、図6及び7に示される電動送風機1bと同様に、ロータ13及びシャフト14が、両持ち構造によって回転自在に支持されている。電動送風機1eにおいてその他の点は、図9から11に示される電動送風機1dと同じである。
比較例では、電動送風機1dの筐体20dが、実施の形態1(各変形例を含む)に係る筐体20と異なる。具体的には、筐体20dの第1の部分21d、第2の部分22d、及び第3の部分23dの構造が異なる。すなわち、第2の部分22の内径r2が第1の部分21の内径r1と等しい。電動送風機1dでは、実施の形態1に係る電動送風機1と同様に、気流がモータフレーム11の外側(筐体20dとモータ10との間)に形成された第2の経路42及び第3の経路43を通過する。実施の形態1に係る電動送風機1と同様に、第2の経路42及び第3の経路43には、気流を阻害する障害物がないので、空力効率の低下を防ぐことができる。
比較例に係る電動送風機1dでは、第2の経路42及び第3の経路43が電動送風機1dの径方向(例えば、図9ではZ軸方向)に拡大されているので、動翼31によって生成された気流が第1の経路41から第2の経路42に流れ込むときに圧損が発生しやすい。圧損の増加は、電動送風機の空力効率の低下を引き起こす。さらに、第3の経路43において、空気がモータフレーム11と密に接することができないので、モータ10から十分に放熱されない。
実施の形態1に係る電動送風機1によれば、第2の経路42及び第3の経路43の経路幅が小さい。具体的には、第2の部分22の内径r2は、第1の部分21の内径r1よりも短い。これにより、径方向における風路(例えば、第2の経路42)の拡大が抑制される。したがって、動翼31によって生成された気流が第1の経路41から第2の経路42に流れ込むときの圧損の増加が抑制され、空力効率が改善される。これにより、空力効率の高い電動送風機を提供することができる。
さらに、第3の経路43において、空気がモータフレーム11と密に接することができるので、モータ10から十分に放熱させることができる。これにより、電動送風機1(具体的には、モータ10)の寿命を長くすることができる。
実施の形態1の変形例1に係る電動送風機1aによれば、モータフレーム11aに、モータ10aを冷却するための少なくとも1つの貫通孔17が形成されているので、モータ10aを冷却することができ、電動送風機1aにおける放熱効果を高めることができる。これにより、電動送風機1aの安定性を向上させることができる。
実施の形態1の変形例2に係る電動送風機1bによれば、ロータ13及びシャフト14は、両持ち構造によって回転自在に支持されている。これにより、モータ10bの駆動を安定させることができる。
実施の形態1の変形例3に係る電動送風機1cによれば、モータフレーム11cに、モータ10cを冷却するための複数の貫通孔17が形成されているので、モータ10cを冷却することができ、電動送風機1cにおける放熱効果を高めることができる。これにより、電動送風機1cの安定性を向上させることができる。さらに、ロータ13及びシャフト14が、両持ち構造によって回転自在に支持されているので、モータ10cの駆動を安定させることができる。
実施の形態2.
以下に、実施の形態2に係る電動送風機2の構造及び動作について、実施の形態1に係る電動送風機1の構造及び動作と異なる点を主に説明する。
図14及び15は、本発明の実施の形態2に係る電動送風機2の構造を概略的に示す断面図である。具体的には、図15は、図14に示される電動送風機2を周方向に回転させた状態を示す図である。
実施の形態2に係る電動送風機2は、モータ100(具体的には、モータフレーム111の構造)が、実施の形態1に係る電動送風機1のモータ10と異なり、その他の点は互いに同じである。実施の形態2において、実施の形態1(各変形例を含む)で説明した要素と同一又は対応する要素の符号には、実施の形態1で説明した要素の符号と同じ符号を用いる。
電動送風機2は、モータ100と、筐体20と、送風部30とを有する。モータ100は、例えば、永久磁石同期モータである。ただし、モータ100として、永久磁石同期モータ以外のモータを用いてもよい。
モータ100は、モータフレーム111(単にフレームともいう)と、ステータ12と、ロータ13と、シャフト14と、ベアリング15a及び15bと、静翼支持部16とを有する。
筐体20は、第1の部分21と、第2の部分22と、第3の部分23と、第4の部分24と、モータ支持部25と、第1の開口部26aと、第1の開口部26aに通じる第2の開口部26bとを有する。
送風部30は、動翼31と静翼32とを有する。送風部30は、空気の流れを生じさせる。動翼31は、例えば、斜流ファンである。ただし、動翼31は、斜流ファンに限られない。
モータフレーム111は、ベアリング15a及び15bを保持するベアリング保持部112と、ステータ12を保持するステータ保持部113と、ガイド部114(突出部ともいう)とを有する。ベアリング保持部112、ステータ保持部113、及びガイド部114は、互いに一体的に形成されている。
ガイド部114は、電動送風機2の径方向(動翼31の回転軸に直交する方向)における第3の部分23の内側に備えられており、第2の方向D2に延在している。すなわち、ガイド部114は、第3の部分23と向かい合っている。図14及び15に示される例では、ガイド部114は、ステータ保持部113から送風部30に向けて突き出ている。
実施の形態1に係る電動送風機1と同様に、第2の部分22の内径r2は、第1の部分21の内径r1よりも短い。
電動送風機2内における空気の流れについて以下に説明する。
図16は、電動送風機2内において動翼31の回転によって生じる空気の流れを示す図である。
モータ100が駆動すると、動翼31が回転し、気流が生成される。具体的には、空気が、電動送風機2の外部から第1の開口部26aを通り、電動送風機2内に流入する。動翼31によって生成された気流は、静翼32を通り、第1の経路41に流れ込む。第1の経路41において、空気は第1の方向D1に向けて流れる。
第1の経路41を通過した空気は、第2の経路42に流れ込む。第2の経路42は、第3の部分23とガイド部114との間に形成されている。したがって、ガイド部114は、第3の部分23と共に、第1の経路41を通過した空気を第2の方向D2に向けて誘導する。これにより、動翼31が回転しているとき、第1の経路41を通過した空気は、第2の経路42において第2の方向D2に向けて流れる。
第2の経路42を通過した空気は、第3の経路43に流れ込む。第3の経路43は、第2の部分22とモータ100(具体的には、ステータ保持部113)との間に形成されている。第3の経路43において、空気は第3の方向D3に向けて流れる。
第3の経路43を通過した空気は、第2の開口部26bから電動送風機2の外部に排出される。
変形例1.
図17及び18は、実施の形態2の変形例1に係る電動送風機2aの構造を概略的に示す断面図である。
変形例1に係る電動送風機2aは、モータ100aのモータフレーム111aが貫通孔17を有する点で実施の形態2に係る電動送風機2と異なり、その他の点は互いに同じである。
モータフレーム111aには、モータ100aを冷却するための少なくとも1つの貫通孔17が形成されている。動翼31が回転しているとき、第2の経路42を通過した空気は、第3の経路43に流れ込むとともに、貫通孔17からモータフレーム111aの内部に流れ込む。モータフレーム111aの内部に流れ込んだ空気は、ステータ12に形成された貫通孔(風路)及びロータ13とステータ12との間の空隙を通り、モータ100aの外部へ排出される。これにより、モータ100aを冷却することができ、電動送風機2aの安定性を向上させることができる。
図18に示される第1の経路41の幅t1は、XZ平面上において第1の方向D1に直交する方向における幅である。図18に示される第2の経路42の幅t2は、XZ平面上において第2の方向D2に直交する方向における幅である。図18に示される第3の経路43の幅t3は、XZ平面上において第3の方向D3に直交する方向における幅である。
電動送風機2a内に流入する空気の量は、第1の経路41の幅t1及び第1の部分21の内径r1で決まる。第2の部分22の内径r2は、第1の部分21の内径r1よりも短い。この場合、第2の経路42の幅t2が、第1の経路41の幅t1よりも大きいことが望ましい。さらに、第3の経路43の幅t3(特に、第3の経路43の出口の幅)は、第1の経路41の幅t1及び第2の経路42の幅t2よりも大きいことが望ましい。これにより、空気圧力の増加を抑えることができる。
変形例2.
図19及び20は、実施の形態2の変形例2に係る電動送風機2bの構造を概略的に示す断面図である。図20は、図19に示される電動送風機2bを周方向に回転させた状態を示す図である。
変形例2に係る電動送風機2bは、モータ100b(具体的には、ベアリング15a及び15bの配置、並びにモータフレーム111bの構造)が、実施の形態2に係る電動送風機2のモータ100と異なり、その他の点は互いに同じである。
ベアリング15a及び15bは、回転軸方向(図18及び19に示される例では、X軸方向)におけるモータフレーム111bの両側にそれぞれ固定されている。したがって、ロータ13及びシャフト14は、両持ち構造によって回転自在に支持されている。これにより、モータ100bの駆動を安定させることができる。
変形例3.
図21は、実施の形態2の変形例3に係る電動送風機2cの構造を概略的に示す断面図である。
変形例3に係る電動送風機2cは、モータ100c(具体的には、ベアリング15a及び15bの配置、並びにモータフレーム111cの構造)が、実施の形態2に係る電動送風機2のモータ100と異なり、その他の点は互いに同じである。
モータフレーム111cには、モータ100cを冷却するための複数の貫通孔17が形成されている。動翼31が回転しているとき、第2の経路42を通過した空気は、第3の経路43に流れ込むとともに、第1の開口部26a側の貫通孔17からモータフレーム111cの内部に流れ込む。モータフレーム111cの内部に流れ込んだ空気は、ステータ12に形成された貫通孔(風路)及びロータ13とステータ12との間の空隙を通り、第2の開口部26b側の貫通孔17からモータ100cの外部へ排出される。これにより、モータ100cを冷却することができ、電動送風機2cの安定性を向上させることができる。
ベアリング15a及び15bは、回転軸方向(図21に示される例では、X軸方向)におけるモータフレーム111cの両側にそれぞれ固定されている。したがって、ロータ13及びシャフト14は、両持ち構造によって回転自在に支持されている。これにより、モータ100cの駆動を安定させることができる。
実施の形態2に係る電動送風機2の効果(各変形例の効果を含む)を以下に説明する。
実施の形態2に係る電動送風機2によれば、実施の形態1に係る電動送風機1と同様の効果を有する。さらに、電動送風機2は、以下に記載する効果を有する。
実施の形態2に係る電動送風機2において、第2の部分22の内径r2は、第1の部分21の内径r1よりも短い。さらに、電動送風機2は、第3の部分23と向かい合うガイド部114を有する。これにより、径方向における風路(例えば、第2の経路42)の拡大が規制される。したがって、動翼31によって生成された気流が第1の経路41から第2の経路42に流れ込むときの圧損の増加がさらに抑制され、空力効率がさらに改善される。
実施の形態2の変形例1に係る電動送風機2aによれば、モータフレーム111aに、モータ100a(具体的には、モータ100aの内部)を冷却するための少なくとも1つの貫通孔17が形成されているので、モータ100aを冷却することができ、電動送風機2aにおける放熱効果を高めることができる。これにより、電動送風機2aの安定性を向上させることができる。
実施の形態2の変形例2に係る電動送風機2bによれば、ロータ13及びシャフト14は、両持ち構造によって回転自在に支持されている。これにより、モータ100bの駆動を安定させることができる。
実施の形態2の変形例3に係る電動送風機2cによれば、モータフレーム111cに、モータ100c(具体的には、モータ100cの内部)を冷却するための複数の貫通孔17が形成されているので、モータ100cを冷却することができ、電動送風機2cにおける放熱効果を高めることができる。これにより、電動送風機2cの安定性を向上させることができる。さらに、ロータ13及びシャフト14が、両持ち構造によって回転自在に支持されているので、モータ100cの駆動を安定させることができる。
実施の形態3.
以下に、実施の形態3に係る電動送風機3の構造及び動作について、実施の形態1に係る電動送風機1の構造及び動作と異なる点を主に説明する。
図22は、実施の形態3に係る電動送風機3の構造を概略的に示す断面図である。
図23(a)は、静翼32の周辺の構造を示す平面図であり、(b)は、(a)における線23b−23bに沿った断面図である。
実施の形態3に係る電動送風機3は、少なくとも1つの導風板33を有する。その他の点は実施の形態1(具体的には、実施の形態1の変形例1)と互いに同じである。実施の形態3において、実施の形態1(各変形例を含む)で説明した要素と同一又は対応する要素の符号には、実施の形態1で説明した要素の符号と同じ符号を用いる。
電動送風機3において、静翼32とモータ10aとの間に、少なくとも1つの導風板33が備えられている。導風板33は、動翼31の回転によって生じた気流をモータ10aに向けて案内する。主板34は、おもて側である第1の面34aと、裏側である第2の面34bとを持つ。複数の静翼32が第1の面34aに形成されており、複数の導風板33が第2の面34bに形成されている。複数の静翼32及び複数の導風板33は、互いに逆位相になるように螺旋状に配列されている。
図22に示されるように、第1の経路41を通過した気流のうち一部の気流は、導風板33によって径方向における内側に案内される。これにより、第1の経路41を通過した気流のうちの一部の気流を、モータフレーム11a内に流れ込みやすくすることができる。
変形例.
図24は、実施の形態3の変形例に係る電動送風機3の構造を概略的に示す断面図である。
変形例に係る電動送風機3aは、モータフレーム111aの構造が実施の形態3に係る電動送風機3と異なり、その他の点は互いに同じである。モータフレーム111aの構造及び機能は、実施の形態2の変形例1と同じである。
変形例に係る電動送風機3aは、第3の部分23と向かい合うガイド部114を有する。これにより、径方向における風路(例えば、第2の経路42)の拡大が規制される。したがって、実施の形態3に係る電動送風機3に比べて、動翼31によって生成された気流が第1の経路41から第2の経路42に流れ込むときの圧損の増加がさらに抑制され、空力効率がさらに改善される。
実施の形態3に係る電動送風機3の効果(変形例の効果を含む)を以下に説明する。
実施の形態3に係る電動送風機3によれば、実施の形態1に係る電動送風機1と同様の効果を有する。さらに、電動送風機3は、以下に記載する効果を有する。
実施の形態3に係る電動送風機3によれば、第1の経路41を通過した気流のうち一部の気流を、モータフレーム11a内に流れ込みやすくすることができる。これにより、モータ10aにおける放熱効果を高めることができる。
実施の形態3の変形例に係る電動送風機3aによれば、動翼31によって生成された気流が第1の経路41から第2の経路42に流れ込むときの圧損の増加がさらに抑制されるので、空力効率をさらに改善することができる。
実施の形態4.
図25は、実施の形態4に係る電気掃除機5を概略的に示す側面図である。
電気掃除機5は、本体51と、塵埃が捕集される集塵部52と、ダクト53と、吸引ノズル54と、把持部55とを有する。
本体51は、吸引力(吸引風)を発生させる電動送風機51aと、排気口51bとを有する。電動送風機51aは、実施の形態1に係る電動送風機1(各変形例を含む)、実施の形態2に係る電動送風機2(各変形例を含む)、又は実施の形態3に係る電動送風機3(各変形例を含む)である。
集塵部52は、本体51に取り付けられている。ただし、集塵部52は、本体51の内部に備えられていてもよい。例えば、集塵部52は、塵埃と空気とを分離するフィルタを有する容器である。吸引ノズル54は、ダクト53の先端に取り付けられている。
電気掃除機5の電源をオンにすると、電力が電動送風機51aに供給され、電動送風機51aを駆動することができる。電動送風機51aが駆動している間、電動送風機51aによって発生された吸引力によって塵埃が吸引ノズル54から吸引される。吸引ノズル54から吸引された塵埃は、ダクト53を通り、集塵部52に集められる。吸引ノズル54から吸引された空気は、電動送風機51aを通り、排気口51bから電気掃除機5の外部に排出される。
実施の形態4に係る電気掃除機5は、実施の形態1から3で説明したいずれかの電動送風機を有するので、実施の形態1から3で説明した効果と同様の効果を有する。
さらに、実施の形態4に係る電気掃除機5によれば、電動送風機51aにおける圧損の増加が抑制され、空力効率が改善されるので、吸引力の高い電気掃除機を提供することができる。
実施の形態5.
図26は、実施の形態5に係る手乾燥装置としてのハンドドライヤー6を概略的に示す斜視図である。
手乾燥装置としてのハンドドライヤー6は、筐体61(ケーシングともいう)と、電動送風機64とを有する。筐体61は、吸気口62と、送風口63とを有する。電動送風機64は、筐体61の内部に固定されている。
電動送風機64は、実施の形態1に係る電動送風機1(各変形例を含む)、実施の形態2に係る電動送風機2(各変形例を含む)、又は実施の形態3に係る電動送風機3(各変形例を含む)である。電動送風機64は、気流を発生させることにより空気の吸引及び送風を行う。具体的には、電動送風機64は、吸気口62を介して筐体61の外部の空気を吸引し、送風口63を介して筐体61の外部に空気を送る。
ハンドドライヤー6の電源をオンにすると、電力が電動送風機64に供給され、電動送風機64を駆動することができる。電動送風機64が駆動している間、ハンドドライヤー6の外部の空気が吸気口62から吸引される。吸気口62から吸引された空気は、電動送風機64内を通り、送風口63から排出される。ハンドドライヤー6のユーザは、送風口63の近くに手をかざすことにより、手に付着した水滴を吹き飛ばすことができるとともに、手を乾燥させることができる。
実施の形態5に係るハンドドライヤー6は、実施の形態1から3で説明したいずれかの電動送風機を有するので、実施の形態1から3で説明した効果と同様の効果を有する。
さらに、実施の形態5に係るハンドドライヤー6によれば、電動送風機64における圧損の増加が抑制され、空力効率が改善されるので、効率の高い電気掃除機を提供することができる。
以上に説明した各実施の形態における特徴及び各変形例における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
1,1a,1b,1c,1d,1e,2,2a,2b,2c,3,3a,51a,64 電動送風機、 5 電気掃除機、 6 ハンドドライヤー、 10,10a,10b,100,100a,100b,100c モータ、 11,11a,11b,11c,111,111a,111b,111c モータフレーム、 12 ステータ、 13 ロータ、 14 シャフト、 15a,15b ベアリング、 16 静翼支持部、 20,20d 筐体、 21 第1の部分、 22 第2の部分、 23 第3の部分、 24 第4の部分、 25 モータ支持部、 26a 第1の開口部、 26b 第2の開口部、 30 送風部、 31 動翼、 32 静翼、 33 導風板、 114 ガイド部。

Claims (15)

  1. 空気の流れを生じさせる斜流ファンを有する送風部と、
    前記斜流ファンを回転させる永久磁石同期モータと、
    第1の開口部と、前記第1の開口部に通じる第2の開口部と、前記斜流ファンを周方向に囲う第1の部分と、前記永久磁石同期モータを前記周方向に囲う第2の部分とを有する筐体と
    を備え、
    前記第2の部分の内径は、前記第1の部分の内径よりも短い
    電動送風機。
  2. 前記筐体は、前記第1の部分と前記第2の部分との間に備えられた第3の部分を有し、
    前記第3の部分は、前記第1の部分及び前記第2の部分と一体的に形成されている請求項1に記載の電動送風機。
  3. 前記第1の部分と前記送風部との間に形成されており、前記空気が第1の方向に向けて流れる第1の経路をさらに有する請求項2に記載の電動送風機。
  4. 前記永久磁石同期モータは、径方向における前記第3の部分の内側に備えられており、前記空気を第2の方向に向けて誘導するガイド部を有する請求項3に記載の電動送風機。
  5. 前記第3の部分と前記ガイド部との間に形成されており、前記空気が前記第2の方向に向けて流れる第2の経路をさらに有する請求項4に記載の電動送風機。
  6. 前記第2の方向に直交する方向における前記第2の経路の幅は、前記第1の方向に直交する方向における前記第1の経路の幅よりも大きい請求項5に記載の電動送風機。
  7. 前記第2の部分と前記永久磁石同期モータとの間に形成されており、前記空気が第3の方向に向けて流れる第3の経路をさらに有する請求項5又は6に記載の電動送風機。
  8. 前記第3の方向に直交する方向における前記第3の経路の幅は、前記第1の方向に直交する方向における前記第1の経路の幅よりも大きい請求項7に記載の電動送風機。
  9. 前記第3の方向に直交する方向における前記第3の経路の幅は、前記第2の方向に直交する方向における前記第2の経路の幅よりも大きい請求項7又は8に記載の電動送風機。
  10. 前記永久磁石同期モータは、
    モータフレームと、
    前記モータフレームの内側に固定されたステータと、
    前記ステータの内側に挿入されたロータと
    を有し、
    前記モータフレームは、前記空気が通る貫通孔を有する
    請求項1から9のいずれか1項に記載の電動送風機。
  11. 前記斜流ファンが回転しているとき、前記空気は、前記第2の開口部に向けて流れる請求項1から10のいずれか1項に記載の電動送風機。
  12. 前記送風部は静翼を有することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の電動送風機。
  13. 前記静翼と前記永久磁石同期モータとの間に備えられ、前記斜流ファンの回転によって生じた気流を前記永久磁石同期モータに向けて案内する導風板をさらに備える請求項12に記載の電動送風機。
  14. 吸引力を発生させる電動送風機と、
    前記吸引力によって吸引された塵埃が捕集される集塵部と
    を備え、
    前記電動送風機は、
    空気の流れを生じさせる斜流ファンを有する送風部と、
    前記斜流ファンを回転させる永久磁石同期モータと、
    第1の開口部と、前記第1の開口部に通じる第2の開口部と、前記斜流ファンを周方向に囲う第1の部分と、前記永久磁石同期モータを前記周方向に囲う第2の部分とを有する筐体と
    を備え、
    前記第2の部分の内径は、前記第1の部分の内径よりも短い
    電気掃除機。
  15. 吸気口及び送風口を有するケーシングと、
    前記ケーシングの内部に固定されており、前記吸気口を介して前記ケーシングの外部の空気を吸引し、前記送風口を介して前記ケーシングの外部に前記空気を送る電動送風機と
    を備え、
    前記電動送風機は、
    空気の流れを生じさせる斜流ファンを有する送風部と、
    前記斜流ファンを回転させる永久磁石同期モータと、
    第1の開口部と、前記第1の開口部に通じる第2の開口部と、前記斜流ファンを周方向に囲う第1の部分と、前記永久磁石同期モータを前記周方向に囲う第2の部分とを有する筐体と
    を備え、
    前記第2の部分の内径は、前記第1の部分の内径よりも短い
    手乾燥装置。
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