JPWO2018180373A1 - 変換継手、その変換継手を有する集積型流体供給装置および流体用パーツの取付け方法 - Google Patents

変換継手、その変換継手を有する集積型流体供給装置および流体用パーツの取付け方法 Download PDF

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Abstract

ベースブロックに対応した流体用パーツと異なるサイズの流体用パーツを使用できるようにする変換継手を提供するために、本発明の変換継手は、ベースブロック上に配置される第1ベース部と、ベースブロックから離れる第1方向に第1ベース部から離間し、ベースブロック上に設置される流体用パーツと異なるサイズの第1流体用パーツが設置される第2ベース部と、第1ベース部及び第2ベース部を繋ぐ中間部と、第2ベース部、中間部及び第1ベース部を貫通し、ベースブロックの第1流路の一端に接続される一端側流路と、第2ベース部、中間部及び第1ベース部を貫通し、ベースブロックの第2流路の他端に接続される他端側流路と、を備え、一端側流路の第2ベース部側の第1開口部と他端側流路の第2ベース部側の第2開口部が、第1流体用パーツの流体流入口と第1流体用パーツの流体流出口に接続可能に設定されている。

Description

本発明は変換継手、その変換継手を有する集積型流体供給装置および流体用パーツの取付け方法に関する。
従来、半導体製造装置では、各種のガスを供給する供給ラインに集積化流体供給装置(以下、集積型流体供給装置ともいう)が用いられている(特許文献1参照)。
具体的には、1つのガス供給ラインには、手動バルブ、圧力トランスデューサー、レギュレータ、フィルター、マスフローコントローラ及びエアオペレーションバルブ等の流体用パーツが使用されるが、その流体用パーツの流体流入口及び流体流出口を下側に位置するように形成すると共に、流体用パーツ間を接続する流路を形成したベースブロックを流体用パーツの下側に配置することで流体用パーツの並び方向の幅をコンパクトに集積化している。
特開2002−130479号公報
そして、集積型流体供給装置では、外形サイズがほぼ1.5インチのベースブロック及びそのベースブロックに対応した流体用パーツが使用されていた時期があったが、更なる集積化の要求によって、現在では、ほぼ1.125インチの外形サイズであるベースブロックが用いられるのが主流になっており、各流体用パーツもその1.125インチの外形サイズのベースブロックに対応したものになっている。
ところが、最近になって、過去に使用していた1.5インチのベースブロックの集積型流体供給装置を復活させて、小ロットの半導体ウエハの生産を行うユーザや中古市場にある1.5インチのベースブロックの集積型流体供給装置を購入して半導体ウエハの生産を行うユーザ等が現れてきている。
そして、これらのユーザから流体用パーツの交換に伴い、1.5インチのベースブロックに対応した流体用パーツの引き合いがあるが、現状では、1.5インチのベースブロックに対応した流体用パーツは受注生産となってしまうため、高価かつ長納期であるという問題がある。場合によっては、1.5インチの流体用パーツが生産中止となり、1.125インチの流体用パーツのみを生産していることも少なくない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ベースブロックに対応した流体用パーツと異なるサイズの流体用パーツを使用できるようにする変換継手及びその変換継手を有する集積型流体供給装置を提供すること目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の変換継手は、ベースブロックに形成された第1流路と第2流路に接続される流路を有する変換継手であって、前記変換継手は、1つの前記ベースブロック上又は2つの前記ベースブロック上に配置される第1ベース部と、前記ベースブロックから離れる第1方向に前記第1ベース部から離間し、前記ベースブロックの前記変換継手が設置される場所に設置される流体用パーツと異なるサイズの第1流体用パーツが設置される第2ベース部と、前記第1ベース部及び前記第2ベース部の間に位置し、前記第1ベース部及び前記第2ベース部を繋ぐ中間部と、前記第2ベース部、前記中間部及び前記第1ベース部を貫通し、前記ベースブロックの前記第1流路の一端に接続される一端側流路と、前記第2ベース部、前記中間部及び前記第1ベース部を貫通し、前記ベースブロックの前記第2流路の他端に接続される他端側流路と、を備え、前記一端側流路の前記第2ベース部側の第1開口部と前記他端側流路の前記第2ベース部側の第2開口部が、前記第1流体用パーツの流体流入口と前記第1流体用パーツの流体流出口に接続可能に設定されている。
(2)上記(1)の構成において、前記第1ベース部は、2組ある向かい合う側面のうちの1組の向かい合う側面が前記第1流体用パーツの前記流体流入口から前記流体流出口に向かう方向の第2方向に沿って配置されるほぼ矩形状の第1外形に形成され、前記第2ベース部は、前記第1外形と異なる第2外形を有するほぼ矩形状に形成され、前記中間部は、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の第1幅が前記一端側流路の第1内径及び前記他端側流路の第2内径よりも大きく、かつ、2つある前記第1外形の向かい合う側面間の距離のどちらの距離よりも小さい。
(3)上記(2)の構成において、前記中間部は、前記第1幅が2組ある前記第2外形の向かい合う側面間の距離のどちらの距離よりも小さい。
(4)上記(2)又は(3)の構成において、前記第1ベース部には、4つのネジ貫通部が矩形状を成す位置に設けられており、前記第2ベース部には、4つのネジ螺合部が矩形状を成す位置に設けられており、前記中間部は、前記第1幅が4つある隣接する前記ネジ貫通部間の距離のいずれの距離よりも小さく、かつ、4つある隣接する前記ネジ螺合部間の距離のいずれの距離よりも小さい。
(5)上記(4)の構成において、前記第2ベース部を正面にして、前記第1ベース部と前記第2ベース部が重なる方向に見たときに、前記ネジ貫通部のネジが位置する部分の少なくとも一部に前記第2ベース部が重なっており、前記ネジ貫通部は、前記第1ベース部の側面に開放された切欠きとして前記第1ベース部に形成されている。
(6)上記(1)から(5)のいずれか1つの構成において、前記第1開口部と前記一端側流路の前記第1ベース部側の第3開口部の間の前記一端側流路の第1内径がほぼ均一な内径であり、前記第3開口部が前記一端側流路の第1内径よりも拡径されており、前記第2開口部と前記他端側流路の前記第1ベース部側の第4開口部の間の前記他端側流路の第2内径がほぼ均一な内径であり、前記第4開口部が前記他端側流路の第2内径よりも拡径されている。
(7)本発明の集積型流体供給装置は、上記(1)から(6)のいずれか1つの構成を有する変換継手と、少なくとも前記第1流路及び前記第2流路を有する1つの前記ベースブロック又は少なくとも前記第1流路を有する前記ベースブロック及び少なくとも前記第2流路を有する前記ベースブロックの2つの前記ベースブロックと、前記第1流体用パーツと、を少なくとも備えている。
(8)本発明の流体用パーツの取付け方法は、ベースブロックに形成された第1流路と第2流路に接続される流路を有する変換継手を用いる流体用パーツの取付け方法であって、前記変換継手は、前記ベースブロック上に配置される第1ベース部と、前記ベースブロックから離れる第1方向に前記第1ベース部から離間し、前記ベースブロックの前記変換継手が設置される場所に設置される流体用パーツと異なるサイズの第1流体用パーツが設置される第2ベース部と、前記第1ベース部及び前記第2ベース部の間に位置し、前記第1ベース部及び前記第2ベース部を繋ぐ中間部と、前記第2ベース部、前記中間部及び前記第1ベース部を貫通し、前記ベースブロックの前記第1流路の一端に接続される一端側流路と、前記第2ベース部、前記中間部及び前記第1ベース部を貫通し、前記ベースブロックの前記第2流路の他端に接続される他端側流路と、を備え、前記一端側流路の前記第2ベース部側の第1開口部と前記他端側流路の前記第2ベース部側の第2開口部が、前記第1流体用パーツの流体流入口と前記第1流体用パーツの流体流出口に接続可能に設定されている変換継手を用いて前記ベースブロックに形成された前記第1流路と前記第2流路に流体用パーツの流路を連通させる。
本発明によれば、ベースブロックに対応した流体用パーツと異なるサイズの流体用パーツを使用できるようにする変換継手及びその変換継手を有する集積型流体供給装置を提供することができる。
本発明に係る実施形態の変換継手が用いられる対象となる集積型流体供給装置を説明する斜視図である。 図1に示す第1ベースブロック及び第2ベースブロック間を橋渡しするように設置される予定の流体用パーツと異なるサイズである第1流体用パーツに換えた場合を説明する側面図である。 本発明に係る実施形態の変換継手の斜視図である。 本発明に係る実施形態の変換継手を図3の矢印C1方向から見た側面図である。 本発明に係る実施形態の変換継手を図3の矢印C2方向から見た側面図である。 本発明に係る実施形態の変換継手を図3の矢印C3方向から見た平面図である。 本発明に係る実施形態の変換継手を用いて第1ベースブロック及び第2ベースブロックに第1流体用パーツを接続したところを示す側面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は本発明に係る実施形態の変換継手40が用いられる対象となる集積型流体供給装置1を説明する斜視図であり、約1.5インチのベースブロックAを用いた集積型流体供給装置1を示している。
なお、以下の説明では、図1に示すXYZ軸において、Z軸方向を第1方向Z、X軸方向を第2方向X、Y軸方向を第3方向Yと呼ぶことにし、その他の図においても同様である。
図1に示すように、集積型流体供給装置1は、ベースブロックAの並び方向となる第2方向Xに並べられた複数のベースブロックAと、隣接するベースブロックA間を橋渡しするように設置された流体用パーツBと、を備えており、各ベースブロックAは、図示しないベースプレート上の決められた位置に固定されている。
流体用パーツBは、一般に、手動バルブ、圧力トランスデューサー、レギュレータ、フィルター、マスフローコントローラ及びエアオペレーションバルブ等から選ばれ、どのような順序でどのパーツが並べられるかは、ガス供給ラインに求められる仕様によって決められる。
したがって、仕様によっては、流体用パーツBに手動バルブ、圧力トランスデューサー、レギュレータ、フィルター、マスフローコントローラ及びエアオペレーションバルブ以外に別の機能を有するパーツが用いられている場合がある。
なお、図1は、1種のガス供給ラインに対応する部分だけを図示しており、集積型流体供給装置1は、必要なガス種の数に応じて、第3方向Yに並ぶように同様のガス供給ラインが集積されている。
図2は、図1に示す第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2間を橋渡しするように設置される予定の流体用パーツB1(例えば1.5インチ用のエアオペレーションバルブ)と異なるサイズである第1流体用パーツ30(例えば1.125インチ用のエアオペレーションバルブ)に換えた場合を説明する側面図である。
なお、図2では、第1ベースブロックA1内に形成されている第1流路10及び第2ベースブロックA2内に形成されている第2流路20がわかるように、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2を断面図として描いている。
また、第1流体用パーツ30についても、流体流入口31及び流体流出口32がわかるように、流体流入口31及び流体流出口32の周辺の一部を断面図として描いている。
第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2間を橋渡しするように設置される予定の1.5インチ用の流体用パーツB1よりも1.125インチ用の第1流体用パーツ30は、全体的に小型化しており、先に述べたように、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2は、ベースプレート上の決められた位置に固定されている。
このため、図2に示すように、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2間を橋渡しするように第1流体用パーツ30を設置しても、第1ベースブロックA1の第1流路10の一端側開口部11の位置と第1流体用パーツ30の流体流入口31の位置が合わないだけでなく、一端側開口部11と流体流入口31のシール構造を含むサイズ自体も合わないので、流体がリークしないように接続することができない。
同様に、第2ベースブロックA2の第2流路20の他端側開口部21の位置と第1流体用パーツ30の流体流出口32の位置が合わないだけでなく、他端側開口部21と流体流出口32のシール構造を含むサイズ自体も合わないので、流体がリークしないように接続することができない。
そこで、以下で説明する変換継手40を用いることで、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2間を橋渡しするように設置される予定の1.5インチ用の流体用パーツB1と異なるサイズである1.125インチ用の第1流体用パーツ30であっても、上述のような流体のリークが起きないように設置することを可能とした。
図3は本実施形態の変換継手40の斜視図であり、図3の下側が第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2が位置する側であり、上側が第1流体用パーツ30が位置する側である。
また、図4は変換継手40を図3の矢印C1方向から見た側面図であり、図5は変換継手40を図3の矢印C2方向から見た側面図であり、図6は変換継手40を図3の矢印C3方向から見た平面図である。
さらに、図7は変換継手40を用いて第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2に第1流体用パーツ30を接続したところを示す側面図である。
なお、図7では、第1ベースブロックA1の第1流路10、第2ベースブロックA2の第2流路20及び変換継手40の流路(第1ベースブロックA1の第1流路10の一端(一端側開口部11)に接続される一端側流路44及び第2ベースブロックA2の第2流路20の他端(他端側開口部21)に接続される他端側流路45)がわかるように、第1ベースブロックA1、第2ベースブロックA2及び変換継手40を断面図として描いている。
また、図7では、図2と同様に、第1流体用パーツ30についても、流体流入口31及び流体流出口32がわかるように、流体流入口31及び流体流出口32の周辺の一部を断面図として描いている。
図3から図7に示すように、変換継手40は、図1及び図2で示した第1流路10を有するベースブロックA(第1ベースブロックA1)及び第2流路20を有するベースブロックA(第2ベースブロックA2)の2つのベースブロックA上に配置される第1ベース部41と、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2から離れる第1方向Zに第1ベース部41から離間した第2ベース部42と、第1ベース部41及び第2ベース部42の間に位置し、第1ベース部41及び第2ベース部42を繋ぐ中間部43と、を備えている。
なお、第2ベース部42は、後ほど説明するように、2つのベースブロックA(第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2)の変換継手40が設置される場所に設置される流体用パーツB1と異なるサイズの第1流体用パーツ30が設置される部分である。
また、図7に示すように、変換継手40は、第2ベース部42、中間部43及び第1ベース部41を貫通し、第1ベースブロックA1の第1流路10の一端(一端側開口部11)に接続される一端側流路44と、第2ベース部42、中間部43及び第1ベース部41を貫通し、第2ベースブロックA2の第2流路20の他端(他端側開口部21)に接続される他端側流路45と、を備えている。
そして、一端側流路44の第2ベース部42側の第1開口部44aと他端側流路45の第2ベース部42側の第2開口部45aは、第1開口部44aと第2開口部45aの間の離間距離が、第1流体用パーツ30の流体流入口31と第1流体用パーツ30の流体流出口32の間の離間距離と同じになるように形成され、第1流体用パーツ30の流体流入口31と第1流体用パーツ30の流体流出口32に接続可能に設定されている。
また、第1開口部44aの外周には、図6及び図7に示すように、シール部材(例えば、メタルパッキン)を収容する第1リング状溝44bが形成されているが、この第1リング状溝44bも第1流体用パーツ30の流体流入口31の外周に形成されているシール部材を収容する入口側リング状溝31a(図7参照)と同じものになっている。
このため第1流体用パーツ30に用いられるシール部材がそのまま使用できるようになっている。
同様に、第2開口部45aの外周には、図6及び図7に示すように、シール部材を収容する第2リング状溝45bが形成されているが、この第2リング状溝45bも第1流体用パーツ30の流体流出口32の外周に形成されているシール部材を収容する出口側リング状溝32a(図7参照)と同じものになっている。
このため第1流体用パーツ30に用いられるシール部材がそのまま使用できるようになっている。
一方、一端側流路44の第1内径d1は、第1流体用パーツ30の流体流入口31の開口径にほぼ近い内径とされ、第1開口部44aと一端側流路44の第1ベース部41側の第3開口部44cの間の一端側流路44の第1内径d1は、ほぼ均一な内径になっている。
そして、第3開口部44cは、第1ベースブロックA1の第1流路10の一端側開口部11と同程度の内径を有するように一端側流路44の第1内径d1よりも拡径されており、第3開口部44cと一端側開口部11の接続が異径接続にならないようにされている。
また、第3開口部44cの外周には、図7に示すように、シール部材を収容する第3リング状溝44dが形成されているが、この第3リング状溝44dも第1ベースブロックA1の一端側開口部11の外周に形成されているシール部材を収容する一端側リング状溝11aと同じものになっている。
このため第1ベースブロックA1に用いられるシール部材がそのまま使用できるようになっている。
ところで、一端側流路44の第1内径d1を第3開口部44c側に向かってテーパー状に広げることでも異径接続にならないようにできるものの、そのようにすると加工費が高くなるため、本実施形態のように、一端側流路44の第1内径d1をほぼ均一な内径として、第3開口部44cが一端側流路44の第1内径d1よりも拡径することが好ましい。
同様に、他端側流路45の第2内径d2は、第1流体用パーツ30の流体流出口32の開口径にほぼ近い内径とされ、第2開口部45aと他端側流路45の第1ベース部41側の第4開口部45cの間の他端側流路45の第2内径d2は、ほぼ均一な内径になっている。
そして、第4開口部45cは、第2ベースブロックA2の第2流路20の他端側開口部21と同程度の内径を有するように他端側流路45の第2内径d2よりも拡径されており、第4開口部45cと他端側開口部21の接続が異径接続にならないようにされている。
また、第4開口部45cの外周には、図7に示すように、シール部材を収容する第4リング状溝45dが形成されているが、この第4リング状溝45dも第2ベースブロックA2の他端側開口部21の外周に形成されているシール部材を収容する他端側リング状溝21aと同じものになっている。
このため第2ベースブロックA2に用いられるシール部材がそのまま使用できるようになっている。
この場合も、他端側流路45の第2内径d2を第4開口部45c側に向かってテーパー状に広げることで異径接続にならないようにできるものの、そのようにすると加工費が高くなるため、本実施形態のように、他端側流路45の第2内径d2をほぼ均一な内径として、第4開口部45cが他端側流路45の第2内径d2よりも拡径することが好ましい。
なお、第1開口部44a及び第2開口部45aで説明したのと同様に、第3開口部44cと第4開口部45cの間の離間距離は、第1ベースブロックA1の一端側開口部11と第2ベースブロックA2の他端側開口部21の間の離間距離と同じになるように形成され、一端側開口部11と他端側開口部21に接続可能に設定されている。
ところで、変換継手40を用いるにあたっては、第1ベース部41が第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2に固定され、第1流体用パーツ30が第2ベース部42に固定されることになり、以下、この固定のための構造等について説明する。
図6に示すように、第1ベース部41は、ほぼ矩形状の第1外形に形成されており、本実施形態では、4つの側面41a、41b、41c及び41dの長さがいずれもD1であるほぼ正四角形の第1外形に形成されている。
具体的には、図1及び図2に示した第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2の第3方向Yの幅が約39.0[mm]であるのに合わせて、長さD1を約39.0[mm]としている。
そして、第1ベース部41は、2つある向かい合う側面(向かい合う側面41b、41d及び向かい合う側面41a、41c)のうちの一方の向かい合う側面(向かい合う側面41b、41d)が、図1に示す第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2の並び方向となる第2方向Xに沿って配置される。
この第2方向Xは、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2上に配置される流体用パーツB1の流体流入口から流体流出口に向かう方向でもある。
したがって、別の表現をすれば、第1ベース部41は、2つある向かい合う側面(向かい合う側面41b、41d及び向かい合う側面41a、41c)のうちの一方の向かい合う側面(向かい合う側面41b、41d)が、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2上に配置される流体用パーツB1の流体流入口から流体流出口に向かう方向の第2方向Xに沿って配置されるほぼ矩形状の第1外形に形成されている。
この場合、側面41a及び41cの長さD1が第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2の第3方向Yの幅よりも長い場合、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2間を橋渡しするように変換継手40を配置すると、第1ベース部41が第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2よりも第3方向Y側に出っ張ることになる。
しかし、本実施形態のように、側面41a及び41cの長さD1が第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2の第3方向Yの幅に合わせたものになっていれば、そのような出っ張りの発生がないようにでき、隣接して配置される別のガス供給ラインと干渉することが回避できる。
また、隣接する1.5インチ用の流体用パーツB(図1参照)との干渉を避けるために、側面41b及び41dの長さD1も第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2の第3方向Yの幅に合わせたものになっている。
なお、このことから、第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2の並び方向となる第2方向Xに向かい合う側面41a、41c及び第2方向Xに直交する第3方向Yに向かい合う側面41b、41dの長さD1は、いずれも第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2の第3方向Yの幅以下、例えば、1.5インチの第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2である場合、長さD1は約39[mm]以下であることが好ましい。
そして、図6に示すように、第1ベース部41には、向かい合う側面41b、41dに4つのネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41dbが矩形状を成す位置に設けられている。
具体的には、第1ベース部41の向かい合う側面41b、41dの第1ベースブロックA1側には、第1ベースブロックA1に形成されているネジ螺合部に対応する位置に、第1ベース部41の側面41b、41dに開放された切欠きとしてネジ貫通部41ba、41daが形成されている。
また、第1ベース部41の向かい合う側面41b、41dの第2ベースブロックA2側には、第2ベースブロックA2に形成されているネジ螺合部に対応する位置に、第1ベース部41の側面41b、41dに開放された切欠きとしてネジ貫通部41bb、41dbが形成されている。
ここで、図6を見るとわかるように、第2ベース部42は、第1ベース部41の第1外形と異なる第2外形、より具体的には、第1ベース部41の第1外形よりも小さい外形になっている。
このようにすると、第1ベース部41の4つのネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41dbにアクセスしやすい。
一方で、第2ベース部42は、第1流体用パーツ30を固定するためのネジ螺合部42ba、42bb、42da及び42dbが形成できる程度に大きい第2外形を有している。
このため、第2ベース部42が第1ベース部41の第1外形よりも小さい第2外形になっているものの、図6に示すように、第2ベース部42を正面にして、第1ベース部41と第2ベース部42が重なる方向に見たときに、ネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41dbのネジが位置する部分(R形状部)の一部に第2ベース部42が重なっているため、上側からではネジで第1ベース部41を第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2に固定する作業が行い難い状態になっている。
なお、ネジが位置する部分(R形状部)の中心を基準としたときに、ネジ貫通部41baと41bbの間及びネジ貫通部41daと41dbの間の距離は約26.0[mm]であり、ネジ貫通部41baと41daの間及びネジ貫通部41bbと41dbの間の距離は約30.0[mm]になっている。
そこで、本実施形態では、ネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41dbを貫通孔として形成するのではなく、切欠きとして形成することで、ネジを第1ベース部41の側面41b、41dから奥側にスライドさせるように挿入できる構造としている。
このようにしておけば、第1ベース部41の側面41b、41dから奥側にネジをスライドさせて、指で軽く回せるところまでネジを回して、ネジの上面と第2ベース部42との間の隙間の距離を大きくしてから、最後に六角レンチ等で増締めを行うようにして固定作業ができるため、作業性を向上させることができる。
また、ネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41dbを切欠きとして形成すると、第1ベース部41の厚みH1(図4及び図5参照)分だけ、長さが長いネジを使用することができるため、ネジの締め代を大きくすることができ、しっかりとした固定ができる。
なお、本実施形態では、第1ベース部41の厚みH1を6.0[mm]としているが、第1ベース部41の厚みH1は、十分な強度が得られるように、4.0[mm]以上であることが好ましく、5.0[mm]以上であることがより好ましく、6.0[mm]以上であることが更に好ましい。
一方で、厚みH1が厚くなりすぎると、ネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41dbを切欠きとして形成するときの手間が増えることや第1方向Zの高さが高くなることを考えると、第1ベース部41の厚みH1は、10.0[mm]以下であることが好ましく、9.0[mm]以下であることがより好ましく、8.0[mm]以下であることが更に好ましい。
次に、第2ベース部42について見ると、図6に示すように、第2ベース部42も、第1ベース部41と同様に、ほぼ矩形状の第2外形に形成されており、本実施形態では、4つの側面42a、42b、42c及び42dの長さがいずれもD2であるほぼ正四角形の第2外形に形成されており、具体的には、第1流体用パーツ30の底面のサイズに合わせるように、長さD2を約28.5[mm]としている。
なお、本実施形態では、第2ベース部42は、4角をR形状として面取りを行っている例を示しているが、必ずしも、4角に面取りを施さなくてもよい。
また、面取りを行う場合であっても、R形状の面取りではなく、直線状の角を切り落としたような面取りであってもよい。
この点は、第1ベース部41においても同じである。
つまり、本実施形態では、第1ベース部41は4角に面取りを施していないが、第2ベース部42のように面取りを実施してもよい。
そして、第2ベース部42は、2つある向かい合う側面(向かい合う側面42b、42d及び向かい合う側面42a、42c)のうちの一方の向かい合う側面(向かい合う側面42b、42d)が、図1に示す第1ベースブロックA1及び第2ベースブロックA2の並び方向となる第2方向Xに沿って位置するように設けられている。
また、図6に示すように、第2ベース部42には、第1流体用パーツ30のネジを通すネジ貫通孔に対応する位置に設けられた4つのネジ螺合部42ba、42bb、42da及び42dbが矩形状を成す位置に設けられている。
具体的には、ネジ螺合部42ba、42bb、42da及び42dbの中心を基準としたときに、ネジ螺合部42baと42bbの間及びネジ螺合部42daと42dbの間の距離は約20.0[mm]であり、ネジ螺合部42baと42daの間及びネジ螺合部42bbと42dbの間の距離は約21.8[mm]になっている。
また、本実施形態では、第2ベース部42の厚みH2(図4及び図5参照)を第1ベース部41の厚みH1と同じ6.0[mm]としているが、第1ベース部41と同様に、第2ベース部42の厚みH2は、十分な強度が得られるように、4.0[mm]以上であることが好ましく、5.0[mm]以上であることがより好ましく、6.0[mm]以上であることが更に好ましく、厚みH2が厚くなりすぎると、第1方向Zの高さが高くなることから、第2ベース部42の厚みH2は、10.0[mm]以下であることが好ましく、9.0[mm]以下であることがより好ましく、8.0[mm]以下であることが更に好ましい。
次に中間部43について見て見ると、図4に示すように、中間部43の第2方向Xの第2幅は、第2ベース部42の幅W1から第1ベース部41の幅W2に向かってテーパー状に広がっている。
なお、本実施形態では、中間部43は、第1方向Zの高さFが8.0[mm]になっているが、この高さが低い場合、後述する一端側流路44及び他端側流路45を大きく斜めに傾けて形成することになるため、流路を形成するのが難しくなっていく。
一方で、この高さFが高い場合、第1方向Zの高さが高くなる。
このため、この高さFは、6.0[mm]以上10.0[mm]以下が好ましく、7.0[mm]以上9.0[mm]以下がより好ましい。
そして、このように第2方向Xの第2幅が第2ベース部42から第1ベース部41に向かって広がるようにすることで、第1流体用パーツ30の流体流入口31及び流体流出口32に対応した第1開口部44a及び第2開口部45aと、第1ベースブロックA1の一端側開口部11及び第2ベースブロックA2の他端側開口部21に対応した第3開口部44c及び第4開口部45cと、の間を繋ぐ一端側流路44及び他端側流路45を形成することができるようになる。
一方、図5に示すように、中間部43の第1方向Z及び第2方向Xに直交する第3方向Yの第1幅W3は、一端側流路44及び他端側流路45を形成するために、一端側流路44の第1内径d1(図7参照)及び他端側流路45の第2内径d2よりも大きくされており、具体的には、本実施形態では、第1幅W3は約14.0[mm]になっている。
そして、第1幅W3は、図6に示した2つある第1ベース部41の第1外形の向かい合う側面(向かい合う側面41b、41d及び向かい合う側面41a、41c)間の距離(長さD1参照)のどちらの距離よりも小さいと共に、2つある第2ベース部42の第2外形の向かい合う側面(向かい合う側面42b、42d及び向かい合う側面42a、42c)間の距離(長さD2参照)のどちらの距離よりも小さく、変換継手40としての形状が中間部43のところで括れた形状になっている。
より具体的には、第1幅W3は、第1ベース部41の4つある隣接するネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41db間の距離のいずれの距離よりも小さく、かつ、第2ベース部42の4つある隣接するネジ螺合部42ba、42bb、42da及び42db間の距離のいずれの距離よりも小さくなっている。
こうすることで、第1ベース部41の4つあるネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41db及び第2ベース部42の4つあるネジ螺合部42ba、42bb、42da及び42dbを確実に形成することができるようになる。
ただし、第2ベース部42の4つあるネジ螺合部42ba、42bb、42da及び42dbを第2ベース部42の厚みH2内に収まるように形成する場合には、第2ベース部42の4つあるネジ螺合部42ba、42bb、42da及び42dbを気にする必要はなく、第1幅W3は第1ベース部41の4つあるネジ貫通部41ba、41bb、41da及び41dbが形成できる程度の幅になっていればよい。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能であることも言うまでもない。
上記実施形態では、第1流路10を有するベースブロックA(第1ベースブロックA1)及び第2流路20を有するベースブロックA(第2ベースブロックA2)の2つのベースブロックAを跨ぐように流体用パーツB1が配置される場合について説明してきた。
しかしながら、1つのベースブロックAに第1流路10と第2流路20の両方の流路が形成されており、その1つのベースブロックA上に流体用パーツB1が配置される場合もある。
この場合にも、ベースブロックA上に流体用パーツB1と異なるサイズの第1流体用パーツ30を配置すると、上記実施形態で説明したのと同様に、第1流体用パーツ30を第1流路10及び第2流路20に接続できない問題があるが、変換継手40を用いることで、そのような問題を解決することができる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を行ったものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 集積型流体供給装置
10 第1流路
11 一端側開口部
11a 一端側リング状溝
20 第2流路
21 他端側開口部
21a 他端側リング状溝
30 第1流体用パーツ
31 流体流入口
31a 入口側リング状溝
32 流体流出口
32a 出口側リング状溝
40 変換継手
41 第1ベース部
41a、41b、41c、41d 側面
41ba、41bb、41da、41db ネジ貫通部
42 第2ベース部
42a、42b、42c、42d 側面
42ba、42bb、42da、42db ネジ螺合部
43 中間部
44 一端側流路
44a 第1開口部
44b 第1リング状溝
44c 第3開口部
44d 第3リング状溝
45 他端側流路
45a 第2開口部
45b 第2リング状溝
45c 第4開口部
45d 第4リング状溝
A ベースブロック
A1 第1ベースブロック
A2 第2ベースブロック
B、B1 流体用パーツ
D1 長さ
D2 長さ
d1 第1内径
d2 第2内径
F 高さ
H1、H2 厚み
W1、W2 幅
W3 第1幅
X 第2方向
Y 第3方向
Z 第1方向

Claims (8)

  1. ベースブロックに形成された第1流路と第2流路に接続される流路を有する変換継手であって、
    前記変換継手は、
    前記ベースブロック上に配置される第1ベース部と、
    前記ベースブロックから離れる第1方向に前記第1ベース部から離間し、前記ベースブロックの前記変換継手が設置される場所に設置される流体用パーツと異なるサイズの第1流体用パーツが設置される第2ベース部と、
    前記第1ベース部及び前記第2ベース部の間に位置し、前記第1ベース部及び前記第2ベース部を繋ぐ中間部と、
    前記第2ベース部、前記中間部及び前記第1ベース部を貫通し、前記ベースブロックの前記第1流路の一端に接続される一端側流路と、
    前記第2ベース部、前記中間部及び前記第1ベース部を貫通し、前記ベースブロックの前記第2流路の他端に接続される他端側流路と、を備え、
    前記一端側流路の前記第2ベース部側の第1開口部と前記他端側流路の前記第2ベース部側の第2開口部が、前記第1流体用パーツの流体流入口と前記第1流体用パーツの流体流出口に接続可能に設定されていることを特徴とする変換継手。
  2. 前記第1ベース部は、2組ある向かい合う側面のうちの1組の向かい合う側面が前記第1流体用パーツの前記流体流入口から前記流体流出口に向かう方向の第2方向に沿って配置されるほぼ矩形状の第1外形に形成され、
    前記第2ベース部は、前記第1外形と異なる第2外形を有するほぼ矩形状に形成され、
    前記中間部は、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向の第1幅が前記一端側流路の第1内径及び前記他端側流路の第2内径よりも大きく、かつ、2つある前記第1外形の向かい合う側面間の距離のどちらの距離よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の変換継手。
  3. 前記中間部は、前記第1幅が2組ある前記第2外形の向かい合う側面間の距離のどちらの距離よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の変換継手。
  4. 前記第1ベース部には、4つのネジ貫通部が矩形状を成す位置に設けられており、
    前記第2ベース部には、4つのネジ螺合部が矩形状を成す位置に設けられており、
    前記中間部は、前記第1幅が4つある隣接する前記ネジ貫通部間の距離のいずれの距離よりも小さく、かつ、4つある隣接する前記ネジ螺合部間の距離のいずれの距離よりも小さいことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の変換継手。
  5. 前記第2ベース部を正面にして、前記第1ベース部と前記第2ベース部が重なる方向に見たときに、前記ネジ貫通部のネジが位置する部分の少なくとも一部に前記第2ベース部が重なっており、
    前記ネジ貫通部は、前記第1ベース部の側面に開放された切欠きとして前記第1ベース部に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の変換継手。
  6. 前記第1開口部と前記一端側流路の前記第1ベース部側の第3開口部の間の前記一端側流路の第1内径がほぼ均一な内径であり、
    前記第3開口部が前記一端側流路の第1内径よりも拡径されており、
    前記第2開口部と前記他端側流路の前記第1ベース部側の第4開口部の間の前記他端側流路の第2内径がほぼ均一な内径であり、
    前記第4開口部が前記他端側流路の第2内径よりも拡径されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の変換継手。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の変換継手と、
    前記ベースブロックと、
    前記第1流体用パーツと、を少なくとも備えていることを特徴とする集積型流体供給装置。
  8. ベースブロックに形成された第1流路と第2流路に接続される流路を有する変換継手を用いる流体用パーツの取付け方法であって、
    前記変換継手は、
    前記ベースブロック上に配置される第1ベース部と、
    前記ベースブロックから離れる第1方向に前記第1ベース部から離間し、前記ベースブロックの前記変換継手が設置される場所に設置される流体用パーツと異なるサイズの第1流体用パーツが設置される第2ベース部と、
    前記第1ベース部及び前記第2ベース部の間に位置し、前記第1ベース部及び前記第2ベース部を繋ぐ中間部と、
    前記第2ベース部、前記中間部及び前記第1ベース部を貫通し、前記ベースブロックの前記第1流路の一端に接続される一端側流路と、
    前記第2ベース部、前記中間部及び前記第1ベース部を貫通し、前記ベースブロックの前記第2流路の他端に接続される他端側流路と、を備え、
    前記一端側流路の前記第2ベース部側の第1開口部と前記他端側流路の前記第2ベース部側の第2開口部が、前記第1流体用パーツの流体流入口と前記第1流体用パーツの流体流出口に接続可能に設定されている変換継手を用いて前記ベースブロックに形成された前記第1流路と前記第2流路に流体用パーツの流路を連通させることを特徴とする流体用パーツの取付け方法。
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