JPWO2018180347A1 - 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

運転者の運転行動データのみならず、運転者の運転に関する認識度を考慮して自動車保険の保険料を算出する構成を実現する。運転行動データ取得装置と、運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置と、運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストに対する運転者の回答を保険料算出装置に送信する自己認識テスト実行装置を有し、保険料算出装置は、運転行動データに基づく運転行動スコアと、自己認識テストのテスト結果を入力し、運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く、相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する。

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムに関する。さらに詳細には、自動車の保険料算出処理を行う情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
自動車に関する保険、いわゆる自動車保険は、現行では運転者の無事故継続年数等によって保険料が安くなる設定が主流となっている。
近年、車両の走行距離や、運転特性といった運転者の運転情報を取得して分析し、この運転者が安全運転を行っているか否かを判定して、この判定結果に基づいて運転者ごとに保険料を算定するテレマティクス保険が普及しつつある。
テレマティクス保険には、走行距離のみに連動する走行距離連動型(PAYD:Pay As You Drive)のタイプと、運転者(ドライバ)の運転特性、例えば急ブレーキや急発進等の頻度等の運転特性を考慮して保険料を算出する運転行動連動型(PHYD:Pay How You Drive)のタイプの2種類がある。
運転者(ドライバ)の運転特性に基づいて保険料を算出するためには、運転者(ドライバ)の運転特性データを取得することが必要であり、車両に取り付けられた様々なセンサに基づいて収集した情報が保険料算出の基礎データとして利用される。
なお、このような運転情報の収集に基づく保険料算出処理構成については、例えば特許文献1(特開2016−147600号公報)に記載がある。
運転行動連動型(PHYD)のテレマティクス保険では、運転者(ドライバ)の運転特性に基づいて保険料を算出する。
具体的には、例えば、急ブレーキや急発進、急ハンドルが多用されている場合、危険な運転が多いと判定されてしまい、保険料が高く設定される。
しかし、例えば、危険を避けるために急ブレーキを利用することはよくあることであり、単に急ブレーキの多さによって保険料が高く設定されてしまうというのは問題であるという意見も多い。
特開2016−147600号公報
本開示は、例えば、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、車両に備え付けられたセンサ等によって取得される運転特性データのみならず、運転者(ドライバ)の認識度を解析して、解析結果に基づいて保険料を算出することを可能とした情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の側面は、
自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
前記保険料算出部は、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理装置にある。
さらに、本開示の第2の側面は、
自動車に装着され、自動車の運転者の運転行動データを取得する運転行動データ取得装置と、
前記運転行動データ取得装置の取得した運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置と、
前記運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストを出力して、運転者に回答を入力させて前記保険料算出装置に送信する自己認識テスト実行装置を有し、
前記保険料算出装置は、
前記運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する構成であり、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を安く設定し、相関が低いほど保険料を高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理システムにある。
さらに、本開示の第3の側面は、
自動車に装着され、自動車の運転者の運転行動データを取得する運転行動データ取得装置と、
前記運転行動データ取得装置の取得した運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置を有し、
前記保険料算出装置は、
前記運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する構成であり、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を安く設定し、相関が低いほど保険料を高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理システムにある。
さらに、本開示の第4の側面は、
情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
前記情報処理装置は、自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
前記保険料算出部は、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を安く設定し、相関が低いほど保険料を高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理方法にある。
さらに、本開示の第5の側面は、
情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
前記情報処理装置は、自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
前記プログラムは、前記保険料算出部に、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を安く設定し、相関が低いほど保険料を高く設定した保険料算出処理を実行させるプログラムにある。
なお、本開示のプログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な情報処理装置やコンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なプログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、情報処理装置やコンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本開示のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本開示の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本開示の一実施例の構成によれば、運転者の運転行動データのみならず、運転者の運転に関する認識度を考慮して自動車保険の保険料を算出する構成が実現される。
具体的には、例えば、運転者の運転行動データを取得する運転行動データ取得装置と、運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置と、運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストに対する運転者の回答を保険料算出装置に送信する自己認識テスト実行装置を有し、保険料算出装置は、運転行動データに基づく運転行動スコアと、自己認識テストのテスト結果を入力し、運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く、相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する。
本構成により、運転者の運転行動データのみならず、運転者の運転に関する認識度を考慮して自動車保険の保険料を算出する構成が実現される。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
テレマティクス保険について説明する図である。 テレマティクス保険の保険料について説明する図である。 本開示のシステムの構成について説明する図である。 自己認識テスト実行装置の例について説明する図である。 運転行動データの例について説明する図である。 運転行動スコアの例について説明する図である。 自己認識テストの例について説明する図である。 保険料算出部の実行する処理について説明する図である。 保険料算出部の算出する保険料について説明する図である。 保険料算出部の算出する保険料について説明する図である。 保険料算出部の算出する保険料について説明する図である。 保険料算出部の算出する保険料について説明する図である。 情報処理シーケンスについて説明する図である。 情報処理シーケンスについて説明する図である。 情報処理シーケンスについて説明する図である。 運転行動データに基づく自己認識テストの例について説明する図である。 運転行動データに基づく自己認識テストの例について説明する図である。 運転行動データに基づく自己認識テストの例について説明する図である。 本開示の処理に適用される報処理装置のハードウェア構成例について説明する図である。
以下、図面を参照しながら本開示の情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムの詳細について説明する。なお、説明は以下の項目に従って行なう。
1.テレマティクス保険の概要について
2.運転者の自己認識テスト結果を適用した保険料算出を行う構成例について
3.運転行動データ、および自己認識テスト結果の取得と保険料算出処理のシーケンスについて
4.運転者の運転行動に応じた自己認識テストの例について
5.情報処理装置の構成例について
6.本開示の構成のまとめ
[1.テレマティクス保険の概要について]
まず、図1を参照してテレマティクス保険の概要について説明する。
先に説明したように、テレマティクス保険には、走行距離のみに連動する走行距離連動型(PAYD:Pay As You Drive)のタイプと、運転者(ドライバ)の運転特性、例えば急ブレーキや急発進等の頻度等の運転特性を考慮して保険料を算出する運転行動連動型(PHYD:Pay How You Drive)のタイプの2種類がある。
運転行動連動型(PHYD)のテレマティクス保険は、運転者(ドライバ)の運転特性に基づいて保険料を算出する。
保険料算出処理の概要について、図1以下を参照して説明する。
図1には、車両10と、保険会社20を示している。
車両10には、保険料算出対象者としての運転者(ドライバ)11が乗車して運転を行っている。
車両10には、運転特性を取得するための様々なセンサが備え付けられている。具体的には、走行距離、走行速度情報の取得装置、急ブレーキ、急発進、急ハンドルが行われたことを検出する検出センサ、運転の行われた時間帯を検出する装置等、様々な運転行動データ取得装置が備えられている。
車両10に備えられた運転行動データ取得装置の取得したデータは、例えば車両の通信部を介して保険会社20の情報処理装置21に送信される。
なお、データは逐次、送信する構成としてもよいし、例えば、1週間、1か月等、所定期間の取得データを車両10内部の記憶部に蓄積し、その蓄積データをまとめて送信する構成としてもよい。
あるいは、運転者(ドライバ)11が、車両10の記憶部に格納されたデータを記録したメディアを保険会社20に提出する構成としてもよい。
保険会社20の情報処理装置21は、所定期間単位の運転行動データを解析して、運転者(ドライバ)11の運転特性に基づく保険料を算出して、保険料を請求する。
例えば、保険料算出期間を1か月とした場合、その算出期間1か月の間、危険な運転履歴が少ないと判定されれば、保険料が安くなり、危険な運転履歴が多いと判定されれば、保険料が高くなる設定である。
保険会社20の情報処理装置21は、保険会社の設定した保険料算出アルゴリズムに従って保険料を算出する。
具体的には、例えば図2に示すような設定で保険料が決定される。
図2に示すグラフは横軸が運転危険レベルであり、左側は危険レベルが低く、右側ほど危険レベルが高い設定である。
縦軸は、算出される保険料であり、上にいくほど高い保険料となる。
運転危険レベルは、車両10に備えられた運転行動データ取得装置からの取得データに基づいて判定され、具体的には、急ブレーキ、急発進、急ハンドル、高速走行が多い等の場合には、危険レベルが高いと判定される。
このような判定がなされると算出保険料が高く設定されるる
このように、運転行動連動型(PHYD)のテレマティクス保険では、運転者(ドライバ)の運転特性に基づいて保険料算出が行われる。
例えば、急ブレーキや急発進、急ハンドルが多用されている場合、危険な運転が多いと判定されてしまい、保険料が高く設定される。
しかし、前述したように、例えば、危険を避けるために急ブレーキを利用することはよくあることであり、急ブレーキの多さによって保険料が高く設定されてしまうというのは問題であるという意見も多い。
[2.運転者の自己認識テスト結果を適用した保険料算出を行う構成例について]
次に、車両に備え付けられたセンサ等によって取得される運転特性データのみならず、運転者(ドライバ)の自分の運転に対する認識度を解析して、解析結果に基づいて保険料を算出する本開示の構成例について説明する。
図3は、本開示の情報処理システムの一実施例を示すブロック図である。
図3に示す実施例は、以下の3つの情報処理装置によって構成される。
(a)運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110、
(b)保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120、
(c)自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置(スマホ等))130、
(a)運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110は、車両に備え付けられた各種のセンサ等によって構成され、運転者(ドライバ)の運転特性等の運転行動データを取得する情報処理装置である。運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110の取得した運転行動データは、保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120に送信される。
(b)保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120は、保険会社の情報処理装置であり、運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110から取得した運転行動データを適用して保険料の算出処理を実行する。
保険料は、運転行動データのみならず、運転者(ドライバ)の自分の運転に対する認識度を考慮して算出する。
保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120は、運転者(ドライバ)の認識度を判定するための自己認識テストを作成して運転者(ドライバ)に提供する。
(c)自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130は、保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120の作成した自己認識テストを受信し、表示してユーザ(運転者(ドライバ))に実行させる情報処理装置である。
自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130としては、例えばスマホ等の携帯通信端末を利用可能である。
あるいは、車両に備え付けられたナビゲーションシステム等の表示部をUI(ユーザインタフェース)として利用して、自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130として適用することも可能である。
例えば図4に示すように、スマホを利用した自己認識テスト実行装置a,130aや、車両に備え付けられたタッチパネル型のディスプレイ等、表示部と入力部を兼ね備えた車両搭載UIを、自己認識テスト実行装置b,130bとして利用可能である。
自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130は、保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120の作成した自己認識テストをユーザ(運転者(ドライバ))に実行させて、その結果であるテスト結果データを保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120に送信する。
保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120は、運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110から取得した運転行動データと、自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130から取得したテスト結果データを利用して、保険料を算出する。
なお、自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130を利用せず、保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120の生成した自己認識テストを郵送等によって保険契約者である運転者(ドライバ)に送付して、回答を保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120に返信させる設定としてもよい。
次に、図3に示す各装置の詳細構成について説明する。
運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110は、制御部111、センサ112、カメラ113、位置情報取得部(GPS)114、運転行動データ取得部115、通信部116を有する。
センサ112、カメラ113、位置情報取得部(GPS)114は、車両の運転者(ドライバ)の運転特性を解析するために適用する様々な運転行動データを取得する。
具体的には、走行距離、走行時間、走行速度等の走行情報、さらに、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作情報等である。
なお、図には、センサとして、1つのセンサ112を示しているが、センサ112は、走行情報の他、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作情報等を検出する複数のセンサを含む。
運転行動データ取得部115は、センサ112、カメラ113、位置情報取得部(GPS)114の取得したデータを集積して、通信部116を介して保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120に送信する。なお、送信データには、運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110や運転者を識別する識別子(ID)が属性情報として付加される。
なお、制御部111は、運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110の各構成要素の実行する処理の統括的な制御を行う。例えば図示しない記憶部に格納された処理プログラムに従った処理制御を実行する。
運転行動データ取得装置110の取得する運転行動データの具体例を図5に示す。
図5に示す例は、取得期間と、運転行動データ種類と、取得データとの対応データである。
取得期間は、20161001〜20161005の5日間であり、この絵日間の運転行動データが、車両内部の記憶部に格納され、その後、通信部116を介して保険料算出装置120に送信される。
図5に示すように、運転行動データの種類には、以下の各データが含まれる。
(1)走行距離
(2)走行速度
(3)急発進回数
(4)急ブレーキ回数
(5)急ハンドル回数
(6)時間帯別走行距離
なお、図に示す例は一例であり、この他にも様々なデータが取得可能である。
(1)走行距離は、データ取得期間である20161001〜20161005の5日間の総走行距離データである。
(2)走行速度は、データ取得期間における走行速度を時系列に取得したデータである。
(3)急発進回数は、例えば、データ取得期間において、発進時の速度変化が、予め規定されたしきい値より大きかった発進処理が行われた回数である。
(4)急ブレーキ回数は、例えば、データ取得期間において、停止時の速度変化が、予め規定されたしきい値より大きかった停止処理が行われた回数である。
(5)急ハンドル回数は、例えば、データ取得期間において、ハンドル操作が予め規定されたしきい値より高速で操作された回数である。
(6)時間帯別走行距離は、朝、昼、夕方、夜の各時間帯別の走行距離データである。
運転行動データ取得装置110は、例えば、このような様々な運転行動データを取得して保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120に送信する。
次に、図3に戻り、保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120の構成と処理について説明する。
保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120は、制御部121、通信部122、運転行動データ記憶部123、運転行動スコア算出部124、運転行動スコア記憶部125、自己認識テスト生成部126、テスト結果データ記憶部127、保険料算出部128、保険料算出部128、保険料情報記憶部129を有する。
制御部121は、保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120の各構成要素の実行する処理の統括的な制御を行う。例えば図示しない記憶部に格納された処理プログラムに従った処理制御を実行する。
通信部122は、運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110の通信部116を介して送信される運転行動データを受信し、運転行動スコア記憶部125に格納する。
なお、運転行動データ記憶部123には、制御部121の制御の下で、予め登録されたユーザ(運転者)対応のデータとして運転行動データが格納される。
前述したように、運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110の通信部116を介して送信される運転行動データには、運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110や運転者の識別子(ID)が付与されており、制御部121は、これらの付与データに基づいて、ユーザ(運転者)対応の運転行動データを運転行動データ記憶部123に格納する。
運転行動スコア算出部124は、運転行動データ記憶部123に格納された運転行動データを取得して運転行動スコアを算出する。運転行動スコアは、運転者(ドライバ)の運転評価値や運転特性をまとめたデータである。
運転行動スコア算出部124の算出した運転行動スコアは、運転行動スコア記憶部125に格納される。
運転行動スコア算出部124の算出する運転行動スコアの具体例を図6に示す。
運転行動スコア算出部124の算出する運転行動スコアは、所定のデータ取得期間において取得した運転行動データに基づいて算出される。
図6に示す例では、データ取得期間は20161001〜20161005の5日間である。
このデータ取得期間において取得した運転行動データに基づいて、図6に示すような運転行動スコアを算出する。
図6に示す例において運転行動スコアには以下の各データが含まれる。
(1)安定度
(2)主な走行時間帯
(3)平均走行速度
(4)急ブレーキ回数
(5)急発進回数
(6)急ハンドル回数
なお、このスコア設定例は一例であり、この他の設定も可能である。
(1)安定度は、運転者の運転の安定度を示す評価値であり、例えば、安定度の高い順から、A,B,C,Dの4段階評価のいずれかの値が設定される。
この評価値は、運転行動データ取得装置110の取得した運転行動データを総合的に勘案して算出される。
(2)主な走行時間帯は、運転行動データ取得装置110の取得した運転行動データに基づいて判定された走行時間帯であり、例えば、朝、昼、夕、夜の4区分から、走行距離の長い順に2つの時間帯が選択される。
(3)平均走行速度は、運転行動データ取得装置110の取得した運転行動データに基づいて判定された平均走行速度である。
(4)急ブレーキ回数、(5)急発進回数、(6)急ハンドル回数は、運転行動データ取得装置110の取得した運転行動データに基づいて判定された急ブレーキ、急発進、急ハンドルが多いか少ないかを示すデータである。予め規定したしきい値より多い場合は「多い」、しきい値以下の場合は「少ない」と設定される。
運転行動スコア算出部124の算出した運転行動スコアは、運転行動スコア記憶部125に格納される。
次に、図3に戻り、保険料算出装置120の構成と処理についての説明を続ける。
自己認識テスト生成部126は、運転行動スコア記憶部125に格納された運転行動スコア算出部124の算出した運転行動スコアを取得して、自己認識テストを生成する。
自己認識テストとは、保険算出対象者である車両の運転者(ドライバ)、すなわち、運転行動データを取得した運転者(ドライバ)に行わせるテストであり、運転行動データを取得したデータ取得期間内の運転状況を、運転者自身がどのように認識しているかを確認するためのテストである。
自己認識テスト生成部126は、運転行動スコア記憶部125に格納された運転行動スコア算出部124の算出した運転行動スコアを取得して、自己認識テストを生成して、生成したテストを、通信部122を介して、自己認識テスト実行装置130に送信する。
自己認識テスト実行装置130は、自己認識テスト生成部126の生成したテストを表示部等のUI(ユーザインタフェース)134に表示して、運転者(ドライバ)がテストの回答を入力して、テスト結果を保険料算出装置120に送信する。
自己認識テスト生成部126が生成し、自己認識テスト実行装置130のUI(ユーザインタフェース)134に表示される自己認識テストの例について、図7を参照して説明する。
図7に示す自己認識テストには、以下の質問項目が含まれている。
Q1.走行距離はどのぐらいの距離ですか。
Q2.走行時間帯は、主にどの時間帯ですか。
Q3.安全運転レベルはどのレベル(A(高)〜D(低))だと認識していますか。
Q4.急ブレーキが多かったと思いますか。
Q5.急ハンドルが多かったと思いますか。
自己認識テストには、例えば、このような様々な質問が含まれる。
保険契約者である運転者(ドライバ)は、自己認識テスト実行装置130に図7に示すようなテストを表示し、各質問に対する回答を入力して、テスト結果を保険料算出装置120に送信する。
図3に戻り、保険料算出装置120の構成と処理についての説明を続ける。
自己認識テスト実行装置130から送信されたテスト結果は、テスト結果データ記憶部127に格納される。
保険料算出部128は、運転行動スコア記憶部125に格納された保険契約者である運転者(ドライバ)の運転行動スコアと、テスト結果データ記憶部127に格納された同一運転者(ドライバ)の自己認識テスト結果を入力し、これら2つのデータを利用して保険料を算出する。算出した保険料は、保険料情報記憶部129に格納する。
保険料算出部128の実行する保険料算出処理について、図8を参照して説明する。
図8には、保険料算出部128の実行する処理ステップS01〜S03を示している。
これらの各処理ステップについて説明する。
(ステップS01)
まず、保険料算出部128は、ステップS01において、運転行動スコア記憶部125に格納された運転行動スコアと、テスト結果データ記憶部127に格納された自己認識テスト結果データを取得する。
これらのデータは、同一の保険契約対象者である同一運転者の同一期間の運転に関する運転行動スコアと、自己認識テスト結果データである。
(ステップS02)
次に、保険料算出部128は、ステップS02において、運転行動スコア記憶部125から取得した運転行動スコアと、テスト結果データ記憶部127から取得した自己認識テスト結果データ、これら2つのデータの相関(一致度)を示す相関値(0〜1)を算出する。
この相関値は、2つのデータの一致度が高いほど1に近く、一致度が低いほど0に近い設定を持つ値である。
相関値の算出処理の具体例について図9を参照して説明する。
図9には、相関値算出処理の一例を示すグラフを示している。
図9に示すグラフの横軸は、運転行動スコア記憶部125から取得した運転行動スコアと、テスト結果データ記憶部127から取得した自己認識テスト結果データの各対応項目のデータの一致率を示している。全項目が不一致の場合は一致率=0%であり、全項目が一致する場合は一致率=100%である。
縦軸は、相関値(0.0〜1.0)を示している。
データの一致率=0%の場合は、相関値=0.0であり、データの一致率=100%の場合は、相関値=1.0となる。
なお、図9に示す例では、運転行動スコアと自己認識テスト結果データとの一致率と相関値が比例する設定としているが、図9に示す相関値算出処理例は一例であり、この他の様々な設定も可能である。例えば運転行動スコアと自己認識テスト結果データに設定される各項目に重みを設定して、重みの大きい項目と小さい項目によって、算出相関値に対する影響度を異なる設定とし相関値を算出する構成としてもよい。
図8に戻り、保険料算出部128の処理について説明を続ける。
ステップS02において、運転行動スコア記憶部125から取得した運転行動スコアと、テスト結果データ記憶部127から取得した自己認識テスト結果データの相関値(0〜1)算出処理が終了すると、次のステップS03に進む。
(ステップS03)
保険料算出部128は、ステップS03において、ステップS02で算出した相関値(0〜1)を適用して保険料を算出し、算出した保険料を保険料情報記憶部129に格納する。
この保険料算出処理に適用するアルゴリズムとしては、様々なアルゴリズムが適用可能であるが、相関値と保険料との基本的な対応関係は、例えば図10に示すグラフのような関係となる。
図10のグラフは、横軸が、運転行動スコアと自己認識テスト結果データの相関値(0〜1)であり、縦軸が算出される保険料である。
図10のグラフに示すように、運転行動スコアと自己認識テスト結果データの相関値が低い(一致度が低い)場合、保険料は高く設定される。例えば規定の基準保険料より高く設定される。
一方、運転行動スコアと自己認識テスト結果データの相関値が高い(一致度が高い)場合、保険料は低く設定される。例えば規定の基準保険料より安く設定される。
相関値と保険料の対応は基本的には、このように相関値が高いと保険料が安く設定される傾向となる。
ただし、図10に示すグラフは相関値と保険料との対応関係の一例としての傾向を示すグラフであり、実際の保険料は、契約者である運転者の運転行動データを基礎として算出される。
図11は、運転行動スコアと、自己認識テスト結果と対応関係と保険料の設定例を示している。
図11に示す例は、運転行動スコアと、自己認識テスト結果との対応関係を4つ(A,B,C,D)に区分している。
運転行動スコアに基づいて、その運転者が安全な運転をしていると判定される区分が、区分(A),(B)である。
運転行動スコアに基づいて、その運転者が危険な運転をしていると判定される区分が、区分(C),(D)である。
一方、自己認識テスト結果に基づいて、運転者が安全な運転をしていると認識している区分が、区分(A),(C)である。
自己認識テスト結果に基づいて、運転者が危険な運転をしていると認識している区分が、区分(B),(D)である。
これらの4つの区分(A〜D)において、保険料は以下の設定として算出される。
区分(A)=運転行動スコアに基づいて、その運転者が安全な運転をしていると判定され、かつ、自己認識テスト結果に基づいて、運転者が安全な運転をしていると認識している。
この区分(A)は、実際に安全運転が行われており、かつ運転者も安全運転を行っていると認識している区分である。この区分(A)は、運転行動と運転者の認識が一致し、相関値が高い区分に相当する。
この場合、最も評価値が高く、保険料は最も低く設定される。
区分(B)=運転行動スコアに基づいて、その運転者が安全な運転をしていると判定され、かつ、自己認識テスト結果に基づいて、運転者が危険な運転をしていると認識している。
この区分(B)は、実際に安全運転が行われているが、運転者は安全運転を行っていると認識していない区分である。この区分(B)は、運転行動と運転者の認識が一致しておらず、相関値が低い区分に相当する。
この場合、評価値は(A)より低下し、保険料は(A)より高い(中)に設定される。
区分(C)=運転行動スコアに基づいて、その運転者が危険な運転をしていると判定されているが、自己認識テスト結果に基づいて、運転者が安全な運転をしていると認識している。
この区分(C)は、実際に危険な運転が行われており、さらに、運転者は安全運転を行っていると認識している区分である。この区分(C)は、運転行動と運転者の認識が一致しておらず、相関値が低い区分に相当する。
この場合、評価値は最低評価となり、保険料は最も高く設定される。
区分(D)=運転行動スコアに基づいて、その運転者が危険な運転をしていると判定され、かつ、自己認識テスト結果に基づいて、運転者が危険な運転をしていると認識している。
この区分(D)は、実際に危険な運転が行われており、さらに、運転者は危険な運転を行っていると認識している区分である。この区分(D)は、運転行動と運転者の認識が一致しており、相関値が高い区分に相当する。
この場合、評価値は低いが、区分(C)よりは評価が高くなり、保険料は(C)よりは安く設定される。
図12は、先に説明した図10と同様、相関値と保険料との対応関係を示すグラフである。
図12のグラフは、横軸が、運転行動スコアと自己認識テスト結果データの相関値(0〜1)であり、縦軸が算出される保険料である。
図12のグラフに示す曲線L1〜L2の間の範囲が、実際に算出される保険料の例である。
運転行動スコアに基づいて、運転者が安全運転を実行していると判定された場合は、図に示す下側のラインL1に沿って保険料が設定される。
一方、運転行動スコアに基づいて、運転者が危険な運転を実行していると判定された場合は、図に示す上側のラインL2に沿って保険料が設定される。
このように、保険料は、
(1)運転行動スコアに基づいて判定される運転者の運転状況と、
(2)運転行動スコアと自己認識テスト結果との相関値、
これらの各要素を考慮して決定される。
上述したように、図8に示す保険料算出部128は、ステップS03において、ステップS02で算出した相関値(0〜1)を適用して保険料を算出し、算出した保険料を保険料情報記憶部129に格納する。
この算出保険料が、保険契約者である運転者(ドライバ)に提示される。
なお、この保険料は、所定期間ごとに更新される。例えば1か月ごとに運転行動データの取得と、自己認識テストの結果取得を実行して、1か月ごとに更新する設定等が可能である。
次に、図3に示す自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130について説明する。
自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130は、保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120の作成した自己認識テストを受信し、表示してユーザ(運転者(ドライバ))に実行させる情報処理装置である。
図3に示すように、自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130は、制御部131、通信部132、メモリ133、UI(ユーザインタフェース)134を有する。
制御部131は、自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130の各構成部において実行する処理の統括的制御を行う。
通信部132は、保険料算出装置120との通信を実行し、自己認識テストの受信回答結果の送信処理等を行う。
メモリ133には、自己認識テスト、回答データ、処理プログラム等が格納される。
UI(ユーザインタフェース)134は、自己認識テストの表示部、および回答の入力部等として利用されるUIである。
なお、前述したように、自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130は、例えばスマホ等の携帯通信端末を利用可能である。あるいは、車両に備え付けられたナビゲーションシステム等の表示部をUI(ユーザインタフェース)として利用して、自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130として適用することも可能である。
自己認識テスト実行装置(ユーザ情報処理装置)130は、保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120の作成した自己認識テストをユーザ(運転者(ドライバ))に実行させて、その結果であるテスト結果データを保険料算出装置(保険会社情報処理装置)120に送信する。
[3.運転行動データ、および自己認識テスト結果の取得と保険料算出処理のシーケンスについて]
次に、運転行動データの取得、自己認識テストの実行、さらに、これらのデータを利用した保険料算出処理のシーケンスについて、図13〜図15のシーケンス図を参照して説明する。
図13〜図15には、左から、図3を参照して説明した構成要素、すなわち、
自己認識テスト実行装置140、
運転行動データ取得装置110、
保険料算出装置120、
これらの3つの情報処理装置を示している。
さらに、保険料算出装置120については、その構成要素である以下の構成を各々示している。
制御部121と通信部122、
運転行動スコア計算部124、
自己認識テスト生成部126、
保険料算出部128、
以下、これらの各装置、各構成部において実行される処理のシーケンスについて説明する。
なお、自己認識テスト実行装置140、運転行動データ取得装置110、保険料算出装置120、これらの3つの情報処理装置間のデータ送受信は、それぞれ各装置の通信部を利用して実行される。
図13に示す各ステップの処理について、順次、説明する。
(ステップS101)
まず、ステップS101において、運転行動データ取得装置110が、自動車に取り付けられたセンサやカメラ、GPS等の様々な機器の取得した運転行動データを保険料算出装置120に送信する。
先に図3を参照して説明したように、運転行動データ取得装置(車両情報処理装置)110は、センサ112、カメラ113、位置情報取得部(GPS)114等を備え、これらの装置により、様々な運転行動データを取得して保険料算出装置120に送信する。
例えば先に図5を参照して説明したように、以下の運転行動データを取得して保険料算出装置120に送信する。
(1)走行距離
(2)走行速度
(3)急発進回数
(4)急ブレーキ回数
(5)急ハンドル回数
(6)時間帯別走行距離
なお、これらの運転行動データの例は一例であり、この他にも様々なデータの取得、および送信構成が可能である。
(ステップS102)
ステップS101において運転行動データ取得装置110から、保険料算出装置120に送信された運転行動データは、ステップS102において、保険料算出装置120の通信部122によって受信された後、制御部121の制御の下、運転行動データ記憶部123に格納される。
(ステップS103〜S105)
次のステップS103〜S105の処理は、保険料算出装置120の運転行動スコア計算部124の実行する処理である。
運転行動スコア算出部124は、運転行動データ記憶部123に格納された運転行動データを取得して運転行動スコアを算出する。
先に説明したように、運転行動スコアは、運転者(ドライバ)の運転評価値や運転特性をまとめたデータである。
運転行動スコア算出部124の算出した運転行動スコアは、運転行動スコア記憶部125に格納される。
運転行動スコア算出部124は、所定のデータ取得期間において取得した運転行動データに基づいて、例えば先に図6を参照して説明したような運転行動スコアを算出する。すなわち、例えば以下のデータである。
(1)安定度
(2)主な走行時間帯
(3)平均走行速度
(4)急ブレーキ回数
(5)急発進回数
(6)急ハンドル回数
なお、このスコア設定例は一例であり、この他の設定も可能である。
運転行動スコア算出部124の算出した運転行動スコアは、運転行動スコア記憶部125に格納される。
(ステップS111〜S112)
次に、図14を参照してステップS111〜S116の処理について説明する。
ステップS111〜S112の処理は、主に保険料算出装置120の自己認識テスト生成部126において実行される。
前述したように、自己認識テストは、保険算出対象者である車両の運転者(ドライバ)、すなわち、運転行動データを取得した運転者(ドライバ)に行わせるテストであり、運転行動データを取得したデータ取得期間内の運転状況を、運転者自身がどのように認識しているかを確認するためのテストである。
自己認識テスト生成部126は、運転行動スコア記憶部125に格納された運転行動スコア算出部124の算出した運転行動スコアを取得して、自己認識テストを生成する。
なお、生成する自己認識テストは、質問項目が共通する1つのテストとしてもよいが、取得された運転行動データに応じて選択された質問によって構成されるテストとすることが好ましい。
このような運転行動に応じた質問項目を含むテストの具体例については後述する。
(ステップS113〜S114)
次に、保険料算出装置120の制御部121は、ステップS113〜S114において、自己認識テスト生成部126の生成した自己認識テストを取得し、通信部122を介して自己認識テスト実行装置140に送信する。
送信先の自己認識テスト実行装置140は、保険料算出対象者となる保険契約者である運転者の保持する例えばスマートホン等の装置である。
(ステップS115〜S116)
次のステップS115〜S116の処理は、自己認識テスト実行装置140の実行する処理である。
ステップS115において、運転者の保持する例えばスマートホン等の自己認識テスト実行装置140は、保険料算出装置120から受信した自己認識テストを表示部等のUI(ユーザインタフェース)に表示して、運転者(ドライバ)が回答を入力する。
自己認識テスト実行装置130に表示される自己認識テストは、例えば先に図7を参照して説明したテストである。
先に説明した図7の自己認識テストの例には、以下の質問項目が含まれている。
Q1.走行距離はどのぐらいの距離ですか。
Q2.走行時間帯は、主にどの時間帯ですか。
Q3.安全運転レベルはどのレベル(A(高)〜D(低))だと認識していますか。
Q4.急ブレーキが多かったと思いますか。
Q5.急ハンドルが多かったと思いますか。
自己認識テストには、例えば、このような様々な質問が含まれる。
保険契約者である運転者(ドライバ)は、自己認識テスト実行装置130に例えば図7に示すようなテストを表示し、各質問に対する回答を入力して、ステップS116において、テスト結果を保険料算出装置120に送信する。
(ステップS121)
次に、図15を参照してステップS121〜S127の処理について説明する。
ステップS121において、自己認識テスト実行装置130から、テスト結果を受信した保険料算出装置120の制御部121は、受信した自己認識テスト結果をテスト結果データ記憶部127に格納する。
(ステップS122〜S124)
ステップS122〜S124の処理は、主に保険料算出装置120の保険料算出部128の実行する処理である。
保険料算出部128は、ステップS122において、運転行動スコア記憶部125に格納された保険契約者である運転者(ドライバ)の運転行動スコアと、テスト結果データ記憶部127に格納された同一運転者(ドライバ)の自己認識テスト結果を取得し、ステップS123において、これら2つのデータを利用して保険料を算出する。算出した保険料は、ステップS124において保険料情報記憶部129に格納する。
保険料算出部128の実行する保険料算出処理については、先に図8〜図12を参照して説明した通りである。
例えば、図12のグラフに示す曲線L1〜L2の間の範囲が、実際に算出される保険料の例である。
具体的には、例えば、運転行動スコアに基づいて、運転者が安全運転を実行していると判定された場合は、図12に示す下側のラインL1に沿って保険料が設定される。
一方、運転行動スコアに基づいて、運転者が危険な運転を実行していると判定された場合は、図12に示す上側のラインL2に沿って保険料が設定される。
保険料は、
(1)運転行動スコアに基づいて判定される運転者の運転状況と、
(2)運転行動スコアと自己認識テスト結果との相関値、
これらの各要素を考慮して決定される。
このように、保険料算出部128は、ステップS123において、運転行動スコアと自己認識テスト結果との相関値を適用して保険料を算出し、算出した保険料を、ステップS124において、保険料情報記憶部129に格納する。
(ステップS125〜S127)
保険料算出装置120の制御部121は、ステップS125において、保険料算出部128が算出し、保険料情報記憶部129に格納した算出保険料データを取得し、ステップS126において、保険契約者側の装置に送信する。
図に示す例では、算出保険料データを保険料算出装置120から自己認識テスト実行装置140にデータ送信する例を示しているが、送信先は、自己認識テスト実行装置140に限らず、例えば運転行動データ取得装置110の備えられた車両に送信する設定としてもよい。あるいは、書類として郵送する処理を行ってもよい。
ステップS127において、保険契約者は、保険料算出装置120から受信した保険料情報を自己認識テスト実行装置140の表示部に表示し確認する。
これらの処理によって、一連の処理が終了する。
なお、図13〜図15を参照して説明した処理は、所定期間ごとに繰り返し、実行し、保険料は所定期間単位で更新されることになる。
例えば、1か月ごとに運転行動データの取得と、自己認識テストの結果取得を実行して、1か月ごとに保険料を更新する処理が可能である。
[4.運転者の運転行動に応じた自己認識テストの例について]
前述したように、保険料算出装置120の自己認識テスト生成部126は、運転行動データを取得したデータ取得期間内の運転状況を、運転者自身がどのように認識しているかを確認するためのテストである自己認識テストを生成する。
自己認識テスト生成部126は、運転行動スコア記憶部125に格納された運転行動スコア算出部124の算出した運転行動スコアを取得して、自己認識テストを生成する。
ここで、生成する自己認識テストは、質問項目が共通する1つのテストとしてもよいが、取得された運転行動データに応じて選択された質問によって構成されるテストとすることが好ましい。
このような運転行動に応じた質問項目を含むテストの具体例について、図16以下を参照して説明する。
図16には、以下の各図を示している。
(a1)保険契約対象者から取得された運転行動データ
(b1)上記(a1)の運転行動データに基づいて生成される自己認識テストの質問項目例
図16(a1)の運転行動データは、横軸が時間、縦軸が速度のグラフであり
走行速度の履歴データである。
このデータは、図3に示す運転行動データ取得装置110が取得して、保険料算出装置120に送信される。
保険料算出装置120の運転行動スコア計算部124は、この運転行動データに基づく運転行動スコアを算出し、保険料算出装置120の自己認識テスト生成部126は、生成されたスコアに基づいて自己認識テストの質問項目を生成する。
運転行動スコア計算部124は、図16(a1)の運転行動データに基づいて、速度違反、急発進、急ブレーキがあることを示す運転行動スコアを生成する。
自己認識テスト生成部126は、生成された運転行動スコアを参照して、運転者が、速度違反、急発進、急ブレーキを認識しているか否かを判定可能とした質問項目を含むテストを生成する。
図16(b1)に示すように、例えば以下の質問項目を設定したテストを生成する。
Q1.一般道走行時の速度超過はなかった
Q2.急発進、急ブレーキは行わなかった
Q3.高速道走行時の速度超過はなかった
例えばこれらの質問項目を含む自己認識テストを生成して運転者に回答させる。
例えば、上記質問項目Q1〜Q3の答えがすべて「Yes」である場合、運転者は、意識せずに速度超過、急発進、急ブレーキを行っていることが確認できる。
一方、上記質問項目Q1〜Q3の答えがすべて「No」である場合、運転者が、速度超過、急発進、急ブレーキを行っていること認知していたことが確認できる。
上記質問項目Q1〜Q3の答えがすべて「Yes」であり、運転者が、意識せずに速度超過、急発進、急ブレーキを行っている場合が、一番問題であり、今後の事故の発生可能性が高いと推定される。
この場合、保険料算出部128は、高い保険料の算出を行うことになる。
図17は、図16と異なる運転行動データに基づく自己認識テストの生成例である。
図17には、図16と同様、以下の各図を示している。
(a2)保険契約対象者から取得された運転行動データ
(b2)上記(a2)の運転行動データに基づいて生成される自己認識テストの質問項目例
図17(a2)の運転行動データは、運転者の時間帯別の運転時間と、朝、昼、夜の各時間帯別の速度分布を示すデータである。
このデータは、図3に示す運転行動データ取得装置110が取得して、保険料算出装置120に送信される。
保険料算出装置120の運転行動スコア計算部124は、この運転行動データに基づく運転行動スコアを算出し、保険料算出装置120の自己認識テスト生成部126は、生成されたスコアに基づいて自己認識テストの質問項目を生成する。
運転行動スコア計算部124は、図17(a2)の運転行動データに基づいて、朝、昼、夜等の時間帯ごとの運転特性を示す運転行動スコアを生成する。
自己認識テスト生成部126は、生成された運転行動スコアを参照して、運転者が、各時間帯の運転特性を認識しているか否かを判定可能とした質問項目を含むテストを生成する。
図17(b2)に示すように、例えば以下の質問項目を設定したテストを生成する。
Q1.朝、スピードを出しすぎる傾向はない
Q2.朝より夜の運転時間が長い
例えばこれらの質問項目を含む自己認識テストを生成して運転者に回答させる。
例えば、上記質問項目Q1〜Q2の答えがすべて「Yes」である場合、運転者は、意識せずに朝の運転で高速運転を行っており、また時間帯別の運転時間についても正確な把握ができていないことが確認できる。
一方、上記質問項目Q1〜Q2の答えがすべて「No」である場合、運転者は、意識して朝の運転で高速運転を行っており、また時間帯別の運転時間についても正確に把握していたことが確認できる。
上記質問項目Q1〜Q2の答えがすべて「Yes」であり、運転者が、意識せずに朝の運転で高速運転を行っており、また時間帯別の運転時間についても正確な把握ができていない場合が、一番問題であり、今後の事故の発生可能性が高いと推定される。
この場合、保険料算出部128は、高い保険料の算出を行うことになる。
図18は、さらに、図16、図17と異なる運転行動データに基づく自己認識テストの生成例である。
図18には、図16と同様、以下の各図を示している。
(a3)保険契約対象者から取得された運転行動データ
(b3)上記(a3)の運転行動データに基づいて生成される自己認識テストの質問項目例
図18(a3)の運転行動データは、運転者の覚醒度の時間推移を示すデータである。
このデータは、図3に示す運転行動データ取得装置110が取得して、保険料算出装置120に送信される。
なお、運転者の覚醒度は、例えば運転者の顔画像を撮影することで解析可能なデータである。
覚醒度が低下している時間は、例えば居眠り等を行ってぼんやりしている可能性がある時間である。
保険料算出装置120の運転行動スコア計算部124は、この運転行動データに基づく運転行動スコアを算出し、保険料算出装置120の自己認識テスト生成部126は、生成されたスコアに基づいて自己認識テストの質問項目を生成する。
運転行動スコア計算部124は、図18(a3)の運転行動データに基づいて、運転者の覚醒度が低下した時間があることを示す運転行動スコアを生成する。
自己認識テスト生成部126は、生成された運転行動スコアを参照して、運転者が、覚醒度が低下した時間、すなわちぼんやりして運転を行っていた時間があることを認識しているか否かを判定可能とした質問項目を含むテストを生成する。
図18(b3)に示すように、例えば以下の質問項目を設定したテストを生成する。
Q1.運転中、眠気を感じたことはない
Q2.運転時に疲れを感じたことはない
例えばこれらの質問項目を含む自己認識テストを生成して運転者に回答させる。
例えば、上記質問項目Q1〜Q2の答えがすべて「Yes」である場合、運転者は、意識せずにぼんやりしながら運転を行っていることが確認できる。
一方、上記質問項目Q1〜Q2の答えがすべて「No」である場合、運転者は、運転中にぼんやりしたことを認識して把握していることが確認できる。
上記質問項目Q1〜Q2の答えがすべて「Yes」であり、運転者が、意識せずにぼんやりした運転を行っている場合が、一番問題であり、今後の事故の発生可能性が高いと推定される。
この場合、保険料算出部128は、高い保険料の算出を行うことになる。
このように、取得された運転行動データに応じて質問項目を設定し、結果として得られている運転行動を運転者が認識しているか否かを正確に把握可能とした質も何を含む自己認識テストを生成して運転者からの回答を取得する。
このような処理を行うことで、事故の発生可能性を正確に反映した保険料算出が可能となる。
[5.情報処理装置の構成例について]
次に、図3を参照して説明した運転行動データ取得装置110、保険料算出装置120、自己認識テスト実行装置130の各情報処理装置として適用可能な情報処理装置のハードウェア構成例について、図19を参照して説明する。
なお、図19に示す構成要素中、運転行動検出部(センサ,カメラ,GPS等)321は、運転行動データ取得装置110固有の構成要素である。
以下、図19に示すハードウェアの構成について説明する。
CPU(Central Processing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)302、または記憶部308に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行するデータ処理部として機能する。例えば、上述した実施例において説明したシーケンスに従った処理を実行する。RAM(Random Access Memory)303には、CPU301が実行するプログラムやデータなどが記憶される。これらのCPU301、ROM302、およびRAM303は、バス304により相互に接続されている。
CPU301はバス304を介して入出力インタフェース305に接続され、入出力インタフェース305には、各種スイッチ、キーボード、タッチパネル、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部306、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部307が接続されている。
運転行動データ取得装置110には、運転行動検出部(センサ,カメラ,GPS等)321が備えられ、様々な運転行動データを取得する。
CPU301は、入力部306から入力される指令や、運転行動検出部(センサ,カメラ,GPS等)321からの検出情報を入力し、各種の処理を実行し、処理結果を例えば出力部307に出力する。
入出力インタフェース305に接続されている記憶部308は、例えばハードディスク等からなり、CPU301が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部309は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介したデータ通信の送受信部、さらに放送波の送受信部として機能し、外部の装置と通信する。
入出力インタフェース305に接続されているドライブ310は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいはメモリカード等の半導体メモリなどのリムーバブルメディア311を駆動し、データの記録あるいは読み取りを実行する。
[6.本開示の構成のまとめ]
以上、特定の実施例を参照しながら、本開示の実施例について詳解してきた。しかしながら、本開示の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本開示の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、本明細書において開示した技術は、以下のような構成をとることができる。
(1) 自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
前記保険料算出部は、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理装置。
(2) 前記保険料算出部は、
前記運転者の運動行動スコアに基づいて前記運転者の運転が危険であると判定し、かつ、前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が低い場合、保険料を基準保険料より高く設定する保険料算出処理を実行する(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記保険料算出部は、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く設定した保険料算出処理を実行する(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記保険料算出部は、
前記運転者の運動行動スコアに基づいて前記運転者の運転が安全であると判定し、かつ、前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高い場合、保険料を基準保険料より安く設定する保険料算出処理を実行する(1)〜(3)いずれかに記載の情報処理装置。
(5) 前記情報処理装置は、さらに、
前記自己認識テストを生成する自己認識テスト生成部を有し、
前記自己認識テスト生成部は、
前記運転行動スコアに基づいて、前記運転者の運転行動に応じた認識度を判定可能としたテストを生成する(1)〜(4)いずれかに記載の情報処理装置。
(6) 前記情報処理装置は、さらに、
前記運転行動データに基づく運転行動スコアを生成する運転行動スコア計算部を有し、
前記運動行動スコア計算部は、
前記運転行動データに基づく運転者の評価情報を含む運転行動スコアを生成する(1)〜(5)いずれかに記載の情報処理装置。
(7) 前記運転行動データは、
自動車の走行速度、走行時間帯情報、急ブレーキ、または急発進、または急ハンドルの有無、少なくともこれらの情報中、複数の情報に基づくものである(1)〜(6)いずれかに記載の情報処理装置。
(8) 前記情報処理装置は、
自動車から送信される運転行動データを受信する通信部を有する(1)〜(7)いずれかに記載の情報処理装置。
(9) 前記保険料算出部は、
予め規定した期間内の運転行動データに基づく運転行動スコアと、
前記運転者に回答させた前記期間内の運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する(1)〜(8)いずれかに記載の情報処理装置。
(10) 前記保険料算出部は、
予め規定した期間ごとに、新たな運転行動スコアと自己認識テストのテスト結果を利用した新たな保険料算出処理を実行して保険料更新を実行する(1)〜(9)いずれかに記載の情報処理装置。
(11) 自動車に装着され、自動車の運転者の運転行動データを取得する運転行動データ取得装置と、
前記運転行動データ取得装置の取得した運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置と、
前記運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストを出力して、運転者に回答を入力させて前記保険料算出装置に送信する自己認識テスト実行装置を有し、
前記保険料算出装置は、
前記運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する構成であり、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を安く設定し、相関が低いほど保険料を高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理システム。
(12) 前記保険料算出装置は、
前記運転者の運動行動スコアに基づいて前記運転者の運転が安全であると判定し、かつ、前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高い場合、保険料を他の場合より安く設定し、
前記運転者の運動行動スコアに基づいて前記運転者の運転が危険であると判定し、かつ、前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が低い場合、保険料を他の場合より高く設定する保険料算出処理を実行する(11)に記載の情報処理システム。
(13) 自動車に装着され、自動車の運転者の運転行動データを取得する運転行動データ取得装置と、
前記運転行動データ取得装置の取得した運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置を有し、
前記保険料算出装置は、
前記運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する構成であり、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を安く設定し、相関が低いほど保険料を高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理システム。
(14) 情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
前記情報処理装置は、自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
前記保険料算出部は、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を安く設定し、相関が低いほど保険料を高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理方法。
(15) 情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
前記情報処理装置は、自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
前記プログラムは、前記保険料算出部に、
前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を安く設定し、相関が低いほど保険料を高く設定した保険料算出処理を実行させるプログラム。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本開示の一実施例の構成によれば、運転者の運転行動データのみならず、運転者の運転に関する認識度を考慮して自動車保険の保険料を算出する構成が実現される。
具体的には、例えば、運転者の運転行動データを取得する運転行動データ取得装置と、運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置と、運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストに対する運転者の回答を保険料算出装置に送信する自己認識テスト実行装置を有し、保険料算出装置は、運転行動データに基づく運転行動スコアと、自己認識テストのテスト結果を入力し、運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く、相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する。
本構成により、運転者の運転行動データのみならず、運転者の運転に関する認識度を考慮して自動車保険の保険料を算出する構成が実現される。
10 車両
11 運転者(ドライバ)
20 保険会社
21 情報処理装置
110 運転行動データ取得装置
111 制御部
112 センサ
113 カメラ
114 位置情報取得部
115 運転行動データ取得部
116 通信部
120 保険料算出装置
121 制御部
122 通信部
123 運転行動データ記憶部
124 運転行動スコア計算部
125 運転行動スコア記憶部
126 自己認識テスト生成部
127 テスト結果データ記憶部
128 保険料算出部
129 保険料記憶部
130 自己認識テスト実行装置
131 制御部
132 通信部
133 メモリ
134 UI(ユーザインタフェース)
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 バス
305 入出力インタフェース
306 入力部
307 出力部
308 記憶部
309 通信部
310 ドライブ
311 リムーバブルメディア
321 運転行動検出部(センサ,カメラ,GPS等)

Claims (15)

  1. 自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
    前記保険料算出部は、
    前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理装置。
  2. 前記保険料算出部は、
    前記運転者の運動行動スコアに基づいて前記運転者の運転が危険であると判定し、かつ、前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が低い場合、保険料を基準保険料より高く設定する保険料算出処理を実行する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記保険料算出部は、
    前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く設定した保険料算出処理を実行する請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記保険料算出部は、
    前記運転者の運動行動スコアに基づいて前記運転者の運転が安全であると判定し、かつ、前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高い場合、保険料を基準保険料より安く設定する保険料算出処理を実行する請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記自己認識テストを生成する自己認識テスト生成部を有し、
    前記自己認識テスト生成部は、
    前記運転行動スコアに基づいて、前記運転者の運転行動に応じた認識度を判定可能としたテストを生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記運転行動データに基づく運転行動スコアを生成する運転行動スコア計算部を有し、
    前記運動行動スコア計算部は、
    前記運転行動データに基づく運転者の評価情報を含む運転行動スコアを生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記運転行動データは、
    自動車の走行速度、走行時間帯情報、急ブレーキ、または急発進、または急ハンドルの有無、少なくともこれらの情報中、複数の情報に基づくものである請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、
    自動車から送信される運転行動データを受信する通信部を有する請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記保険料算出部は、
    予め規定した期間内の運転行動データに基づく運転行動スコアと、
    前記運転者に回答させた前記期間内の運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記保険料算出部は、
    予め規定した期間ごとに、新たな運転行動スコアと自己認識テストのテスト結果を利用した新たな保険料算出処理を実行して保険料更新を実行する請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 自動車に装着され、自動車の運転者の運転行動データを取得する運転行動データ取得装置と、
    前記運転行動データ取得装置の取得した運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置と、
    前記運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストを出力して、運転者に回答を入力させて前記保険料算出装置に送信する自己認識テスト実行装置を有し、
    前記保険料算出装置は、
    前記運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する構成であり、
    前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く設定し、相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理システム。
  12. 前記保険料算出装置は、
    前記運転者の運動行動スコアに基づいて前記運転者の運転が安全であると判定し、かつ、前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高い場合、保険料を基準保険料より安く設定し、
    前記運転者の運動行動スコアに基づいて前記運転者の運転が危険であると判定し、かつ、前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が低い場合、保険料を基準保険料より高く設定する保険料算出処理を実行する請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 自動車に装着され、自動車の運転者の運転行動データを取得する運転行動データ取得装置と、
    前記運転行動データ取得装置の取得した運転行動データを受信して自動車保険の保険料を算出する保険料算出装置を有し、
    前記保険料算出装置は、
    前記運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者の運転に関する認識度を確認する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する構成であり、
    前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く設定し、相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理システム。
  14. 情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
    前記情報処理装置は、自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
    前記保険料算出部は、
    前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く設定し、相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行する情報処理方法。
  15. 情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
    前記情報処理装置は、自動車の運転者の運転行動データに基づく運転行動スコアと、前記運転者に回答させた運転に関する自己認識テストのテスト結果を入力して自動車保険の保険料を算出する保険料算出部を有し、
    前記プログラムは、前記保険料算出部に、
    前記運転行動スコアと自己認識テスト結果の相関が高いほど保険料を基準保険料より安く設定し、相関が低いほど保険料を基準保険料より高く設定した保険料算出処理を実行させるプログラム。
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