JP7188389B2 - 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムに関する。さらに詳細には、自動車の運転者の運転に関する評価処理を行う情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
自動車の運転技術は運転者によって様々であり、多くの運転者が安全運転を心がけて運転を行っている中、危険な運転を行う運転者も少なくない。
また、昨今は、高齢運転者の増加により、運転技術の低下に伴う危険運転も増加する傾向にある。
しかし、例えば自分の車の周囲の車が危険運転を行う運転者の運転する自動車であるか否かについては知ることができない。
このような情報を予め知ることができれば、運転者は、周囲の車との車間距離を大きくする等、事前の事故防止が可能となる。
また、自動車に関する保険、いわゆる自動車保険として、近年、車両の走行距離や、運転特性といった運転者の運転情報を取得して分析し、この運転者が安全運転を行っているか否かを判定して、この判定結果に基づいて保険料を算定するテレマティクス保険が普及しつつある。
テレマティクス保険には、走行距離のみに連動する走行距離連動型(PAYD:Pay As You Drive)のタイプと、運転者(ドライバ)の運転特性、例えば急ブレーキや急発進等の頻度等の運転特性を考慮して保険料を算出する運転行動連動型(PHYD:Pay How You Drive)のタイプの2種類がある。
運転者(ドライバ)の運転特性に基づいて保険料を算出するためには、運転者(ドライバ)の運転特性データを取得することが必要であり、車両に取り付けられた様々なセンサに基づいて収集した情報が保険料算出の基礎データとして利用される。
なお、このような運転情報の収集に基づく保険料算出処理構成については、例えば特許文献1(特開2016-147600号公報)に記載がある。
運転行動連動型(PHYD)のテレマティクス保険では、運転者(ドライバ)の運転特性に基づいて保険料を算出する。
具体的には、例えば、急ブレーキや急発進、急ハンドルが多用されている場合、危険な運転が多いと判定されてしまい、保険料が高く設定される。
しかし、例えば、危険を避けるために急ブレーキを利用することはよくあることであり、単に急ブレーキの多さによって保険料が高く設定されてしまうというのは問題であるという意見も多い。
このような問題を防止する手法の一つとして、他者による運転評価が有効であると考えられる。
特開2016-147600号公報
本開示は、例えば、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、自動車運転者の運転に関する評価を、周囲の他の自動車の運転者等が行い、評価データを集積して、集積データに基づくデータ分析や、分析結果に基づく情報提供処理や保険料算出等を行うことを可能とした情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の側面は、
他の車両の運転に関する評価情報を入力する評価情報入力部と、
前記評価情報入力部に入力された評価情報を情報管理装置に送信する通信部を有する情報処理装置にある。
さらに、本開示の第2の側面は、
車両から他車の運転に関する評価情報を受信する通信部と、
前記評価情報を格納する評価情報データベースと、
前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行する集計処理部を有する情報処理装置にある。
さらに、本開示の第3の側面は、
車両側情報処理装置と、情報管理装置を有する情報処理システムであり、
前記車両側情報処理装置は、
他の車両の運転に関する評価情報を入力する評価情報入力部と、
前記評価情報入力部に入力された評価情報を情報管理装置に送信する通信部を有し、
前記情報管理装置は、
前記車両側情報処理装置から前記評価情報を受信する通信部と、
前記評価情報を格納する評価情報データベースと、
前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行する集計処理部を有する情報処理システムにある。
さらに、本開示の第4の側面は、
情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
評価情報入力部に対する、他車両の運転に関する評価情報の入力処理を検出する入力検出処理と、
前記評価情報入力部に入力された評価情報を、通信部を介して情報管理装置に送信するデータ送信処理を実行する情報処理方法にある。
さらに、本開示の第5の側面は、
情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
通信部を介して、車両から他車の運転に関する評価情報を受信する通信ステップと、
データ処理部が、前記評価情報を評価情報データベースに格納するステップと、
集計処理部が、前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行する集計ステップを実行する情報処理方法にある。
さらに、本開示の第6の側面は、
情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
評価情報入力部に対する、他車両の運転に関する評価情報の入力処理を検出する入力検出処理と、
前記評価情報入力部に入力された評価情報を、通信部を介して情報管理装置に送信するデータ送信処理を実行させるプログラムにある。
さらに、本開示の第7の側面は、
情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
通信部を介して、車両から他車の運転に関する評価情報を受信させる通信ステップと、
データ処理部に、前記評価情報を評価情報データベースに格納させるステップと、
集計処理部に、前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行させる集計ステップを実行させるプログラムにある。
なお、本開示のプログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な情報処理装置やコンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なプログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、情報処理装置やコンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本開示のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本開示の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本開示の一実施例の構成によれば、車両から他車の運転評価データを取得、集積して各車両の運転者の運転評価を可能とした構成が実現される。
具体的には、例えば、車両側情報処理装置から、車両情報、運転者情報、位置情報を情報管理装置に送信し、さらに、他の車両の運転に関する評価情報を情報管理装置に送信する。情報管理装置は、車両から、車両情報、運転者情報、位置情報を受信してデータベースに格納するとともに、評価情報と評価時の時間情報や運転者情報等を受信する。データベースの格納データと、評価情報に併せて受信したデータとのマッチング処理により、評価対象車両や運転者を特定し、評価情報データベースに格納し、格納データに基づく解析処理を実行して運転者等に提供する。
本構成により、車両から他車の運転評価データを取得、集積して各車両の運転者の運転評価を可能とした構成が実現される。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
情報処理システムの構成例について説明する図である。 車両側情報処理装置と情報管理装置の構成と処理について説明する図である。 車両情報データベースの格納データ例について説明する図である。 運転者情報データベースの格納データ例について説明する図である。 車両位置情報データベースの格納データ例について説明する図である。 イベント検出部の実行するイベント検出処理について説明する図である。 イベント情報データベースの格納データ例について説明する図である。 評価情報入力UIの例について説明する図である。 評価情報データベースの格納データ例について説明する図である。 評価情報入力UIの例について説明する図である。 評価情報の出力例について説明する図である。 評価情報の出力例について説明する図である。 評価情報の出力例について説明する図である。 危険運転車両の近づきを通知する処理について説明する図である。 危険運転車両の近づきを通知する処理について説明する図である。 テレマティクス保険について説明する図である。 テレマティクス保険の保険料について説明する図である。 運転評価データを適用した保険料算出処理例について説明する図である。 本開示の処理に適用される情報処理装置のハードウェア構成例について説明する図である。
以下、図面を参照しながら本開示の情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラムの詳細について説明する。なお、説明は以下の項目に従って行なう。
1.情報処理システムの概要について
2.車両側情報処理装置と情報管理装置の装置構成と処理について
3.評価情報を利用した情報提供処理について
4.危険運転車両が近づいていることの通知処理について
5.テレマティクス保険の保険料算出に適用する処理例について
6.情報処理装置の構成例について
7.本開示の構成のまとめ
[1.情報処理システムの概要について]
まず、図1を参照して本開示の情報処理システムの概要について説明する。
図1は、本開示の情報処理システムの一構成例を示す図である。
図1には、前後に並んで走行する車A11、車B12、車C13を示している。
各車A~Cは、運転者A21、運転者B22、運転者C23によって運転が行われている。
車A~Cの各々は、情報管理装置30との通信を実行し、以下の各情報を情報管理装置30に送信する。
(1)車情報
(2)運転者情報
(3)位置情報
(1)車情報は、車の識別情報としての車IDを含む情報である。
(2)運転者情報は、運転者の識別情報としての運転者IDを含む情報である。、
(3)位置情報は、例えば車に搭載されたGPS等の位置情報取得装置によって取得された位置情報である。
なお、情報管理装置30は、車情報を登録した車両情報データベースを有する。
車両情報データベースは、例えば、車IDと、車種、登録運転者、車の全周囲画像データ等を対応付けて格納している。
また、情報管理装置30は、運転者報を登録した運転者情報データベースを有する。
運転者情報データベースは、例えば、運転者IDと、車ID、運転時間情報データ等を対応付けて格納している。
これらのデータベース構成については後段で詳細に説明する。
車A~C各々の運転者または乗車者は、周囲の車の運転状況を確認して運転の評価を行い、他車の運転評価情報を情報管理装置30に送信することができる。
例えば、図1に示す車B12の運転者B22は、突然の追い越しにより前に飛び出してきた車A11の運転状況を観察して危険運転であると判断し、この判断に基づいてマイナス評価(BAD)を行い、この評価情報を他車評価情報として情報管理装置30に送信する。
また、例えば、図1に示す車C13の運転者C23は、前方の車B12の運転状況を観察し、法定速度を守った安全運転が行われていると判断し、この判断に基づいてプラス評価(GOOD)を行い、この評価情報を他車評価情報として情報管理装置30に送信する。
情報管理装置30は、これら各車から受信する評価情報を集積し、集積データの分析を行い、分析結果を例えば各車の運転者に提供する。
さらに、情報管理装置30は、評価情報や分析結果を必要に応じて保険会社40等にも提供する。保険会社40は、これらの情報を各運転者に対する保険料算出に利用する。
[2.車両側情報処理装置と情報管理装置の装置構成と処理について]
次に、図2以下を参照して、車両側情報処理装置と情報管理装置の装置構成と処理について説明する。
図2は、、車両側情報処理装置100と、情報管理装置200の装置構成を示すブロック図である。
なお、図には省略しているが、車両側情報処理装置100と、情報管理装置200の各々は通信部、およデータ処理部を有し、通信部を介して相互に通信可能な構成であり、データ処理部において送受信データの生成、解析、データベースに対するデータ格納処理等を実行する。
車両側情報処理装置100と、情報管理装置200の各構成部を接続する矢印等の接続線は、車両側情報処理装置100と、情報管理装置200の通信部を介した通信処理によってデータ送受信が行われることを示す。
図に示すように、車両側情報処理装置100は、車両登録部101、運転者登録部102、位置検出部103、イベント検出部1-4、評価情報入力ユーザインタフェース(UI)105、評価情報出力ユーザインタフェース(UI)106を有する。
また、情報管理装置200は、車両情報データベース201、運転者情報データベース202、車両位置情報データベース203、イベント情報データベース204、マッチング処理部205、評価情報データベース206、集計処理部207を有する。
まず、車両側情報処理装置100は、車両登録部101を介して車両情報を情報管理装置200に送信する。情報管理装置200は、受信情報を車両情報データベース201に登録する。
なお、この登録処理は、例えば、車の購入時等に、一回のみ行えばよい。
この登録処理は、車両側情報処理装置100から、所定の登録用データを情報管理装置200に送信して行ってもよいが、例えば必要情報を記入した用紙を郵送等によって情報管理装置200の運営者に提出するなどの処理によって行うことも可能である。また、車の販売店等が必要情報を準備して代理申請する等、様々な方式での登録処理が可能である。
情報管理装置200の車両情報データベース201に格納される登録データの例について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、車両情報データベース201には、
車両ID(識別子)、
車種、
登録運転者ID(識別子)
車両画像(前方、後方、左右側面画像)
これらの各データが対応づけて格納される。
なお、登録運転者ID(識別子)については、1台の車両に対して複数運転者のID登録が可能である。
車両画像(前方、後方、左右側面画像)は、前後、左右の静止画像に限らず、例えば車周囲から観察した映像データでもよい。
この画像データは、車の販売者やメーカー等から提供する設定としてもよい。
図2に戻り、車両側情報処理装置100と、情報管理装置200の構成と処理について説明を続ける。
車両側情報処理装置100の運転者登録部102は、車両に運転者が乗車して運転を開始する際に、運転者情報等を取得する。取得情報は通信部を介して情報管理装置200に送信される。
送信情報は、情報管理装置200の運転者情報データベース202に格納される。
運転者情報データベース202の格納データ例を図4に示す。
図4に示すように、運転者情報データベース202には、
運転者ID(識別子)
車両ID(識別子)、
運転時間情報、
これらの各データが対応づけて格納される。
運転者は、先に図3を参照して説明した車両情報データベースに登録された登録運転者IDを有する運転者である。この運転者は、例えば、情報管理装置200の発行したIDカードを所有する。IDカードには、運転者IDや車両ID等が記録されている。
運転者は、運転開始時にIDカードを車両の運転者登録部102のカード挿入口に差し込む。
このカード挿入により、IDカードから運転者IDや車両ID等が読み取られ、情報管理装置200に送信される。
情報管理装置200は、これらの情報を運転者情報データベース202に格納する。
なお、情報管理装置200は、運転者ID、車両IDに対応付けて、時間情報を記録する。まず、運転開始時間を記録する。その後、車両側情報処理装置100の運転者登録部102は、車両の運転停止情報等についても情報管理装置200に送信し、情報管理装置200は、運転が停止された場合、停止時間を記録する。すなわち運転時間情報を記録する。
なお、上述の例では、IDカードを利用した運転者情報等の登録処理例について説明したが、その他、例えば指紋等の生体認証によって、運転者を識別して登録するといった処理を行う構成としてもよい。
図2に戻り、車両側情報処理装置100と、情報管理装置200の構成と処理について説明を続ける。
車両側情報処理装置100の位置検出部103は、車両の位置情報を検出する。取得された位置情報は通信部を介して情報管理装置200に送信される。
送信情報は、情報管理装置200の車両位置情報データベース203に格納される。
車両側情報処理装置100の位置検出部103は、例えばGPS等によって構成される。
車両位置情報データベース203の格納データ例を図5に示す。
図5に示すように、車両位置情報データベース203には、
車両ID(識別子)、
時間-位置対応情報、
これらの各データが対応づけて格納される。
時間-位置対応情報には、例えばGPSの計測間隔に応じたタイミングで、逐次、位置情報が位置情報取得時間に対応付けて記録される。
図2に示す車両側情報処理装置100のイベント検出部104は、例えば、車両側情報処理装置100から情報管理装置200に評価情報の送信を行う必要が発生したことを示すイベント情報を取得し、取得イベント情報が情報管理装置200に送信される。
送信イベント情報は、情報管理装置200のイベント情報データベース204に格納される。
車両側情報処理装置100のイベント検出部104の処理例について図6を参照して説明する。
図6には、イベント検出部104の処理例について説明する状態遷移図を示している。
例えばステップS11の待機状態において、運転者が、周囲に危険運転車を発見し、その運転評価情報を車両側情報処理装置100に送信したいと考えると、運転者は、ステップS12において、車両側情報処理装置100のイベント検出部104に備えられた入力部に対する入力を行う。
この入力により、ステップS13のイベントデータベース登録処理に移行する。
あるいは、ステップS12において、車両に備え付けられたカメラが危険運転車を発見した場合も、評価情報を出力すべきと自動的に判断して、ステップS13のイベントデータベース登録処理に移行する。
ステップS13のイベントデータベース登録処理は、車両側情報処理装置100のイベント検出部104の検出イベントを、情報管理装置200のイベント情報データベース204に格納する処理である。
イベント情報データベース203の格納データ例を図7に示す。
図7に示すように、イベント情報データベース203には、
イベントID(識別子)
日時情報
イベント情報出力車両ID(識別子)、
イベント情報出力車両運転者ID(識別子)
評価値(-50~+50)
評価者ID(評価者が運転者の場合は運転者ID、自動検出(AUTO)の場合はセンサ(カメラ等)のID)
評価対象車両情報(例えば画像)
これらの各データが対応づけて格納される。
日時情報は、イベントの発生した日時情報であり、ユーザよる入力部の操作時間、あるいは、カメラによる危険運転車の発見日時情報である。
イベント情報出力車両ID(識別子)、
イベント情報出力車両運転者ID(識別子)
これらはイベント情報を出力した車両のIDとその車両の運転者のIDである。
評価値(-50~+50)は、ユーザによる評価値入力の場合は、後述する評価情報入力ユーザインタフェース(UI)を利用して評価値が入力された場合は、その入力評価値の値である。
一方、カメラ等のセンサによる自動評価値の場合は、その自動評価値が記録される。
評価者ID(評価者が運転者の場合は運転者ID、自動検出(AUTO)の場合はセンサ(カメラ等)のID)
このデータは、後述する評価情報入力ユーザインタフェース(UI)を利用して評価値が入力された場合、評価値入力者としての運転者IDである。
一方、カメラ等のセンサによる自動評価値の場合は、そのセンサIDが記録される。
評価対象車両情報(例えば画像)は、評価対象となった車両を特定する情報であり、例えば車両に備え付けられたカメラの撮影した画像データである。
図6に戻り、イベント検出部104の状態遷移図について説明を続ける。
ステップS13においてイベントデータベース登録処理の後、イベント登録処理がユーザ入力による処理の場合、ステップS14において、ユーザインタフェース(UI)の起動処理を行い、ステップS15の評価情報入力UI表示処理ステップに遷移する。
ステップS15の評価情報入力UI表示処理ステップにおいて車両の表示部に表示されるユーザインタフェースの例について図8を参照して説明する。
図8は車両の表示部301に表示されるUIの一例を示す図である。
図8に示す表示部301の表示画像は、車両に搭載されたカメラによって車両前方を撮影した画像である。
この表示画像内に含まれる各車両に対して、車両識別枠302,312が設定される。
例えば、車両識別枠302内には、評価値入力用の+ボタン303と-ボタン304と、設定評価値表示領域305が表示される。
評価者である運転者は、+ボタン303、または-ボタン304にタッチすることで、評価値を設定できる。
例えば、設定評価値表示領域305には最初、評価値=0が表示されており、評価者である運転者が、+ボタン303に1回タッチすると評価値が+5、2回タッチすると+10、3回タッチすると+15等のようにタッチごとに、評価値が+5される。
一方、-ボタン304に1回タッチすると評価値が-5、2回タッチすると-10、3回タッチすると-15等のようにタッチごとに、評価値が-5される。
このような処理によって、例えば最低評価値(-50)~最高評価値(+50)の評価値を入力することができる。
送信ボタン313をタッチすると、入力評価値が、情報管理装置200に送信され、イベント情報データベース204に格納される。
なお、図8を参照して説明したUI内に表示される車両識別枠の画像についても、イベント情報とともに車両側情報処理装置100から情報管理装置200に送信されて登録される。
これらの処理は、図6に示す状態遷移図のステップS15→S16→S13の処理に対応する。
図6に示す状態遷移図のステップS17の処理は、ステップS13のイベント登録処理、または、ステップS15の評価情報入力UI表示処理、これらの処理後、評価情報の入力が完了した場合、またはUI表示後、一定期間入力がなされなかった場合等のキャンセル判定処理時に実行される待機ステップへの回帰処理である。
図2に戻り、車両側情報処理装置100と情報管理装置200の構成と処理についての説明を続ける。
車両側情報処理装置100の評価情報入力ユーザインタフェース105は例えば、先に図8を参照して説明したUIであり、このUIを利用してユーザ(運転者等)が他車の運転の評価情報を入力する。
入力された評価情報は、情報管理装置200のイベント情報データベース204に格納される。
イベント情報データベース204には、先に図7を参照して説明したデータ、すなわち、
イベントID(識別子)
日時情報
イベント情報出力車両ID(識別子)、
イベント情報出力車両運転者ID(識別子)
評価値(-50~+50)
評価者ID(評価者が運転者の場合は運転者ID、自動検出(AUTO)の場合はセンサ(カメラ等)のID)
評価対象車両情報(例えば画像)
これらの各データが対応づけて格納される。
情報管理装置200のマッチング処理部205は、このイベント情報データベース204の格納データと、
車両情報データベース201、
運転者情報データベース202、
車両位置情報データベース203、
これらの各データベースの格納情報とのマッチング処理を実行する。
具体的には、例えば評価対象車両とその運転者を特定する処理を実行する。
車両情報データベース201、
運転者情報データベース202、
車両位置情報データベース203、
これらの各データベースには、イベント情報データベース204に格納されたイベント情報出力車両、および、評価対象車両情報に対応する車両、これら2つの車両に関する以下の情報、すなわち、
車両ID、
運転者ID、
位置情報、
これらのデータが格納されている。
マッチング処理部205は、イベント情報データベース204に格納されたデータと、
車両情報データベース201、
運転者情報データベース202、
車両位置情報データベース203、
これらの各データベースに格納されたデータの照合処理を実行して、イベント情報出力車両、および、評価対象車両、およびその運転者、さらにイベント日時、位置等が正しく対応付けられた登録データとして格納されているか否かを検証する。
マッチング処理が完了し、評価対象車両、およびその運転者の特定に成功すると、評価情報を評価情報データベース206に格納する。
評価情報データベース206の格納データ例について、図9を参照して説明する。
図9に示すように、評価情報データベース206には、以下のデータが格納される。
日時情報、
位置情報、
評価対象車両ID、
評価対象運転者ID、
評価値(+50~-50)、
評価者ID
これらのデータが対応付けて格納される。
日時情報、位置情報は、評価処理がなされた時点の日時と、評価対象車両の位置情報である。
評価対象車両ID、評価対象運転者IDは、評価対象となった車両と運転者の識別子である。
評価者IDと、評価値(+50~-50)は、評価処理を実行した例えば運転者のIDとその評価値である。
これらの各データは、マッチング処理に適用した、
イベント情報データベース204、または、
車両情報データベース201、
運転者情報データベース202、
車両位置情報データベース203、
これらの各データベースのいずれかから取得される。
評価情報データベース206には、マッチング処理によって、評価対象車両やその運転者が特定できた確実な情報のみが登録されることになり、誤った情報が登録されることが防止される。
集計処理部207は、この評価情報データベース206に格納されたデータを利用して集計、解析処理を行い、運転者に提供する情報や、保険会社に提供する情報等を生成する。
生成情報は、例えば、車両側情報処理装置100の評価情報出力ユーザインタフェース(UI)106に出力される。
評価情報出力ユーザインタフェース(UI)106に対する情報出力例については後段で説明する。
なお、図8を参照して、評価情報入力UI105の具体例について説明したが、図8に示す評価情報入力UI105の例は一例であり、その他の様々なUIを利用することが可能である。
図10に、図8に示すUIとは異なる評価情報入力UI105の具体例を示す。
図10に示す評価情報入力UI105の具体例では、評価理由を記入するための評価理由入力領域321が設定されている。評価者は、このの評価理由入力領域321の項目のいずれかをタッチすることで、その評価理由を評価値とともに、情報管理装置200に送信する。
情報管理装置200は、イベント情報データベース204や、評価情報データベース206に評価値に併せて評価理由を登録することができる。
[3.評価情報を利用した情報提供処理について]
次に、情報管理装置200の集計処理部207が評価情報データベース206に格納されたデータを利用して生成し提供する情報、例えば運転者等に提供する情報の例について説明する。
図11は、情報管理装置200の集計処理部207が評価情報データベース206に格納されたデータを利用して生成する提供情報の一例を示す図である。
図11には、情報管理装置200から車両側情報処理装置100に送信され、自動車の表示部に表示される情報の一例を示している。
図2に示す車両情報処理装置100の評価情報出力ユーザインタフェース(UI)106に対する情報出力例である。
図11に示す例は、他者から低評価(評価値=-50~0)を受けた評価対象者に提供される情報の例である。
低評価を受けた日時、場所、評価値、評価理由が、画像(地図、または撮影画像)とともに表示される。
運転者は、これらの提供情報に従って、自分の運転について反省することが可能となる。
図12は、情報管理装置200が、特定の運転者の所定期間、例えば半年単位の評価データのサマリを生成して運転者に提供する情報の例である。
図12に示す表示情報も、図11と同様、情報管理装置200から車両側情報処理装置100に送信され、自動車の表示部に表示される情報である。
このサマリデータは、以下のデータによって構成される。
(A)月別平均評価値
(B)低評価理由
(C)総合評価
(A)月別平均評価値は、半年(1~6月)の6か月間に取得された、この運転者に対する評価値を月単位で平均化したデータである。
(B)低評価理由は、半年(1~6月)の6か月間に取得された、この運転者に対する評価値として取得された低評価の理由の統計データである。
(C)総合評価は、半年間の評価値や評価理由に基づいて生成された総合評価情報である。
図11や、図12に示す提供情報の例は、評価された運転者に提供するフィードバック情報の例である。
情報管理装置200は、これらの情報の他、評価を行った評価実行主体者に対してもフィードバック情報を生成して提供することができる。
図13に評価実行主体者に対するフィードバック情報の例を示す。
図13は、情報管理装置200が、特定の評価実行者(運転者)の所定期間、例えば半年単位の評価データのサマリ情報の例である。
図13に示す表示情報も、図11や図12と同様、情報管理装置200から車両側情報処理装置100に送信され、自動車の表示部に表示される情報である。
このサマリデータは、以下のデータによって構成される。
(A)評価値統計
(B)月別平均評価値
(C)評価値設定についてのお願い
(A)評価値統計は、この評価者が過去半年間に行った評価処理における+評価と-評価の件数を示すグラフである。
(B)月別平均評価値は、この評価者が過去半年間に行った評価処理における評価値の月別平均値を示すグラフである。
(C)評価値設定についてのお願いは、(A)評価値統計、(B)月別平均評価値に基づいて情報管理装置200が生成したメッセージであり、中立的な評価を実行させるためのメッセージ情報である。
このように、情報管理装置200は、評価情報データベース200に格納された評価情報に基づいて、評価者、および被評価者に対して、様々なフィードバック情報を生成して提供することができる。
[4.危険運転車両が近づいていることの通知処理について]
図11~図13を参照して説明したように、情報管理装置200は、評価情報データベース200に格納された評価情報に基づいて、評価者、および被評価者に対して、様々なフィードバック情報を生成して提供することができる。
情報管理装置200は、さらに、評価情報データベース200に格納された評価情報に基づいて、各車両に、危険運転車両が近づいていることを通知する処理を実行することができる。
この処理例について、図14以下を参照して説明する。
図14は、各車両に、危険運転車両が近づいていることを通知する処理を実行する情報管理装置200のデータ処理部の処理状態を示す状態遷移図である。
図1を参照して説明したように、情報管理装置200は、道路を走行中の車両から車両情報、運転者情報、位置情報、さらに評価情報を継続的に受信しているものとする。
情報管理装置200は、受信する評価情報に基づいて先に図9を参照して説明した評価情報データベース格納データ、すなわち、
日時情報、
位置情報、
評価対象車両ID、
評価対象運転者ID、
評価値(+50~-50)、
評価者ID
これらのデータを評価情報データベース206に対応付けて格納している。
情報管理装置200は、この評価情報データベース206の格納データに基づいて低評価を受けた車両(危険運転車両)の位置を常に把握することができる。
情報管理装置200は、この危険運転車両の位置情報を利用して、各車両に、危険運転車両が近づいていることを通知する処理を実行する。
図14に示す状態遷移図において、ステップS21は、通常の待機状態である。
例えば、ステップS22において、危険運転車両の進行方向に別の車両(車両A)が検出された場合、ステップS23に進み、その車両Aに対して、低評価を受けた車両(危険運転車両)が近づいていることの通知を行う。
通知情報の具体例を図15に示す。
図15は、通知を受ける車両Aの表示部の表示画像の例を示す図である。
車両Aの表示部には、車両Aのカメラによって撮影された画像が表示される。さらに、低評価を受けた車両(危険運転車両)を識別するための注意喚起枠351が危険運転車両の周囲に表示される。
この車両は、情報管理装置200が評価情報データベース206の格納データに基づいて識別した車両識別情報に基づいて設定される。
車両Aの運転者は、この表示画像を見ることで、対向車が危険運転車両であることを事前に認識することが可能となり、減速処理等による危険回避を行うことが可能となる。
なお、図15に示すような危険車両の表示処理に限らず、例えば、車両に備えられた警報音出力部を介して警報音を出力する構成としてもよい。
その後、危険運転車両が遠ざかると、通知処理は終了し、待機状態に戻る。
すなわち、図14のステップS24の処理が行なわれる。
[5.テレマティクス保険の保険料算出に適用する処理例について]
次に、情報管理装置200が、評価情報データベース206の格納データ、またはその解析データを保険会社に提供し、保険会社が、受領データに基づいて保険料を算出する実施例について説明する。
まず、図16を参照してテレマティクス保険の概要について説明する。
先に説明したように、テレマティクス保険には、走行距離のみに連動する走行距離連動型(PAYD:Pay As You Drive)のタイプと、運転者(ドライバ)の運転特性、例えば急ブレーキや急発進等の頻度等の運転特性を考慮して保険料を算出する運転行動連動型(PHYD:Pay How You Drive)のタイプの2種類がある。
運転行動連動型(PHYD)のテレマティクス保険は、運転者(ドライバ)の運転特性に基づいて保険料を算出する。
保険料算出処理の概要について、図16以下を参照して説明する。
図16には、車両400と、保険会社420を示している。
車両400には、保険料算出対象者としての運転者(ドライバ)401が乗車して運転を行っている。
車両400には、運転特性を取得するための様々なセンサが備え付けられている。具体的には、走行距離、走行速度情報の取得装置、急ブレーキ、急発進、急ハンドルが行われたことを検出する検出センサ、運転の行われた時間帯を検出する装置等、様々な運転行動データ取得装置が備えられている。
車両400に備えられた運転行動データ取得装置の取得したデータは、例えば車両の通信部を介して保険会社420の情報処理装置421に送信される。
なお、データは逐次、送信する構成としてもよいし、例えば、1週間、1か月等、所定期間の取得データを車両400内部の記憶部に蓄積し、その蓄積データをまとめて送信する構成としてもよい。
あるいは、運転者(ドライバ)401が、車両400の記憶部に格納されたデータを記録したメディアを保険会社420に提出する構成としてもよい。
保険会社420の情報処理装置421は、所定期間単位の運転行動データを解析して、運転者(ドライバ)401の運転特性に基づく保険料を算出して、保険料を請求する。
例えば、保険料算出期間を1か月とした場合、その算出期間1か月の間、危険な運転履歴が少ないと判定されれば、保険料が安くなり、危険な運転履歴が多いと判定されれば、保険料が高くなる設定である。
保険会社420の情報処理装置421は、保険会社の設定した保険料算出アルゴリズムに従って保険料を算出する。
具体的には、例えば図17に示すような設定で保険料が決定される。
図17に示すグラフは横軸が運転危険レベルであり、左側は危険レベルが低く、右側ほど危険レベルが高い設定である。
縦軸は、算出される保険料であり、上にいくほど高い保険料となる。
運転危険レベルは、車両400に備えられた運転行動データ取得装置からの取得データに基づいて判定され、具体的には、急ブレーキ、急発進、急ハンドル、高速走行が多い等の場合には、危険レベルが高いと判定される。
このような判定がなされると算出保険料が高く設定されるる
このように、運転行動連動型(PHYD)のテレマティクス保険では、運転者(ドライバ)の運転特性に基づいて保険料算出が行われる。
具体的には、例えば、急ブレーキや急発進、急ハンドルが多用されている場合、危険な運転が多いと判定されてしまい、保険料が高く設定される。
しかし、例えば、危険を避けるために急ブレーキを利用することはよくあることであり、単に急ブレーキの多さによって保険料が高く設定されてしまうというのは問題であるという意見も多い。
このような問題を防止する手法の一つとして、他者による運転評価が有効であると考えられる。
例えば、他者による運転評価の評価値の月平均値が、プラス評価である運転者については、保険料を割安な設定にする。
一方、他者による運転評価の評価値の月平均値が、マイナス評価である運転者については、保険料を割高にする。
このような保険料の設定が可能である。
他者による運転評価値を適用した保険料設定例を図18に示す。
図18のグラフは、図17と同様、横軸が運転危険レベルであり、左側は危険レベルが低く、右側ほど危険レベルが高い設定である。
縦軸は、算出される保険料であり、上にいくほど高い保険料となる。
図18には3つのラインを示している。
ラインAは、基準保険料設定ラインであり、運転評価値を考慮しない場合の保険料設定ラインである。
これに対して、ラインBは、割高保険料設定ラインであり、例えば過去の所定期間の運転評価値平均がマイナス評価(低評価)である場合の保険料設定ラインである。
また、ラインCは、割安保険料設定ラインであり、例えば過去の所定期間の運転評価値平均がプラス評価(高評価)である場合の保険料設定ラインである。
このように、他者の運転評価値を勘案して保険料を算出する構成が可能である。
[6.情報処理装置の構成例について]
次に、図2を参照して説明した車両側情報処理装置100や、情報管理装置200として適用可能な情報処理装置のハードウェア構成例について、図19を参照して説明する。
CPU(Central Processing Unit)501は、ROM(Read Only Memory)502、または記憶部508に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行するデータ処理部として機能する。例えば、上述した実施例において説明したシーケンスに従った処理を実行する。RAM(Random Access Memory)503には、CPU501が実行するプログラムやデータなどが記憶される。これらのCPU501、ROM502、およびRAM503は、バス504により相互に接続されている。
CPU501はバス504を介して入出力インタフェース505に接続され、入出力インタフェース505には、各種スイッチ、キーボード、タッチパネル、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部506、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部507が接続されている。
なお、車両側情報処理装置100の入力部506には、ユーザインタフェース部、センサ,カメラ,GPS等が含まれる。
車両側情報処理装置100の出力部506には、ユーザインタフェース部が含まれる。また、警報音出力部も含まれる。
CPU501は、入力部506から入力される指令や、運転行動検出部(センサ,カメラ,GPS等)521からの検出情報を入力し、各種の処理を実行し、処理結果を例えば出力部507に出力する。
入出力インタフェース505に接続されている記憶部508は、例えばハードディスク等からなり、CPU501が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部509は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介したデータ通信の送受信部、さらに放送波の送受信部として機能し、外部の装置と通信する。
入出力インタフェース505に接続されているドライブ510は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいはメモリカード等の半導体メモリなどのリムーバブルメディア511を駆動し、データの記録あるいは読み取りを実行する。
[7.本開示の構成のまとめ]
以上、特定の実施例を参照しながら、本開示の実施例について詳解してきた。しかしながら、本開示の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本開示の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、本明細書において開示した技術は、以下のような構成をとることができる。
(1) 他の車両の運転に関する評価情報を入力する評価情報入力部と、
前記評価情報入力部に入力された評価情報を情報管理装置に送信する通信部を有する情報処理装置。
(2) 前記評価情報入力部は、
カメラによる撮影画像を表示する表示部を利用したユーザインタフェースであり、
前記表示部に表示された他の車両に関するプラス評価、またはマイナス評価の評価値を入力可能な入力部である(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記情報処理装置は、さらに、
運転者情報を入力する運転者登録部を有し、
前記通信部は、前記運転者登録部を介して入力された運転者情報を、前記情報管理装置に送信する(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記情報処理装置は、さらに、
位置情報を検出する位置検出部を有し、
前記通信部は、前記位置検出部において検出された位置情報を、前記情報管理装置に送信する(1)~(3)いずれかに記載の情報処理装置。
(5) 前記情報処理装置は、さらに、
イベント情報を検出するイベント検出部を有し、
前記通信部は、前記イベント検出部において検出されたイベント情報を、前記情報管理装置に送信する(1)~(4)いずれかに記載の情報処理装置。
(6) 前記イベント情報は、
ユーザによる評価情報の入力意思を示す入力処理に基づくイベント情報である(5)に記載の情報処理装置。
(7) 前記イベント情報は、
カメラ撮影画像に基づく危険車両の検出に基づくイベント情報である(5)に記載の情報処理装置。
(8) 前記情報処理装置は、さらに、
前記情報管理装置の送信する評価情報を出力する出力部を有する(1)~(7)いずれかに記載の情報処理装置。
(9) 前記出力部は、
前記情報管理装置から、自己の車両の運転評価情報を入力して出力する(8)に記載の情報処理装置。
(10) 前記出力部は、
前記情報管理装置から、他の車両に対して行った運転評価情報のサマリを入力して出力する(8)に記載の情報処理装置。
(11) 車両から他車の運転に関する評価情報を受信する通信部と、
前記評価情報を格納する評価情報データベースと、
前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行する集計処理部を有する情報処理装置。
(12) 前記情報処理装置は、
車両から、車両情報、または運転者情報、または位置情報の少なくともいずれかの情報を取得し、
前記評価情報に併せて受信するデータと、前記車両情報、または運転者情報、または位置情報の少なくともいずれかの情報とのマッチング処理を実行して、評価対象車両、または評価対象運転者の少なくともいずれかの特定処理を行う(11)に記載の情報処理装置。
(13) 前記情報処理装置は、
前記集計処理部の実行した、前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理結果を車両に送信する(11)または(12)に記載の情報処理装置。
(14) 車両側情報処理装置と、情報管理装置を有する情報処理システムであり、
前記車両側情報処理装置は、
他の車両の運転に関する評価情報を入力する評価情報入力部と、
前記評価情報入力部に入力された評価情報を情報管理装置に送信する通信部を有し、
前記情報管理装置は、
前記車両側情報処理装置から前記評価情報を受信する通信部と、
前記評価情報を格納する評価情報データベースと、
前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行する集計処理部を有する情報処理システム。
(15) 情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
評価情報入力部に対する、他車両の運転に関する評価情報の入力処理を検出する入力検出処理と、
前記評価情報入力部に入力された評価情報を、通信部を介して情報管理装置に送信するデータ送信処理を実行する情報処理方法。
(16) 情報処理装置において実行する情報処理方法であり、
通信部を介して、車両から他車の運転に関する評価情報を受信する通信ステップと、
データ処理部が、前記評価情報を評価情報データベースに格納するステップと、
集計処理部が、前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行する集計ステップを実行する情報処理方法。
(17) 情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
評価情報入力部に対する、他車両の運転に関する評価情報の入力処理を検出する入力検出処理と、
前記評価情報入力部に入力された評価情報を、通信部を介して情報管理装置に送信するデータ送信処理を実行させるプログラム。
(18) 情報処理装置において情報処理を実行させるプログラムであり、
通信部を介して、車両から他車の運転に関する評価情報を受信させる通信ステップと、
データ処理部に、前記評価情報を評価情報データベースに格納させるステップと、
集計処理部に、前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行させる集計ステップを実行させるプログラム。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本開示の一実施例の構成によれば、車両から他車の運転評価データを取得、集積して各車両の運転者の運転評価を可能とした構成が実現される。
具体的には、例えば、車両側情報処理装置から、車両情報、運転者情報、位置情報を情報管理装置に送信し、さらに、他の車両の運転に関する評価情報を情報管理装置に送信する。情報管理装置は、車両から、車両情報、運転者情報、位置情報を受信してデータベースに格納するとともに、評価情報と評価時の時間情報や運転者情報等を受信する。データベースの格納データと、評価情報に併せて受信したデータとのマッチング処理により、評価対象車両や運転者を特定し、評価情報データベースに格納し、格納データに基づく解析処理を実行して運転者等に提供する。
本構成により、車両から他車の運転評価データを取得、集積して各車両の運転者の運転評価を可能とした構成が実現される。
11,12,13 車
21,22,23 運転者(ドライバ)
30 情報管理装置
40 保険会社
100 車両側情報処理装置
101 車両登録部
102 運転者登録部
103 位置検出部
104 イベント検出部
105 評価情報入力ユーザインタフェース(UI)
106 評価情報出力ユーザインタフェース(UI)
200 情報管理装置
201 車両情報データベース
202 運転者情報データベース
203 車両位置情報データベース
204 イベント情報データベース
205 マッチング処理部
206 評価情報データベース
207 集計処理部
400 車両
401 運転者
420 保険会社
421 情報処理装置
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 バス
505 入出力インタフェース
506 入力部
507 出力部
508 記憶部
509 通信部
510 ドライブ
511 リムーバブルメディア

Claims (11)

  1. 他の車両の運転に関する評価情報を入力する評価情報入力部と、
    前記評価情報入力部に入力された評価情報を情報管理装置に送信する通信部を有し、
    前記評価情報入力部は、
    カメラによる撮影画像を表示する表示部を利用したユーザインタフェースであり、
    前記表示部に表示された他の車両に関する複数レベルのプラス評価値、および複数レベルのマイナス評価値を入力可能な構成である情報処理装置。
  2. 前記評価情報入力部は、
    前記表示部に表示された他の車両に対応付けられた操作部に対するタッチ回数に応じて異なるレベルのプラス評価値、またはマイナス評価値を入力可能とした構成である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、さらに、
    運転者情報を入力する運転者登録部を有し、
    前記通信部は、前記運転者登録部を介して入力された運転者情報を、前記情報管理装置に送信する請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、さらに、
    位置情報を検出する位置検出部を有し、
    前記通信部は、前記位置検出部において検出された位置情報を、前記情報管理装置に送信する請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、さらに、
    イベント情報を検出するイベント検出部を有し、
    前記通信部は、前記イベント検出部において検出されたイベント情報を、前記情報管理装置に送信する請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記イベント情報は、
    ユーザによる評価情報の入力意思を示す入力処理に基づくイベント情報である請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記イベント情報は、
    カメラ撮影画像に基づく危険車両の検出に基づくイベント情報である請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記情報管理装置の送信する評価情報を出力する出力部を有する請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記出力部は、
    前記情報管理装置から、自己の車両の運転評価情報を入力して出力する請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記出力部は、
    前記情報管理装置から、他の車両に対して行った運転評価情報のサマリを入力して出力する請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 車両側情報処理装置と、情報管理装置を有する情報処理システムであり、
    前記車両側情報処理装置は、
    他の車両の運転に関する評価情報を入力する評価情報入力部と、
    前記評価情報入力部に入力された評価情報を情報管理装置に送信する通信部を有し、
    前記情報管理装置は、
    前記車両側情報処理装置から前記評価情報を受信する通信部と、
    前記評価情報を格納する評価情報データベースと、
    前記評価情報データベースの格納データに基づく解析処理を実行する集計処理部を有し、
    前記車両側情報処理装置の前記評価情報入力部は、
    カメラによる撮影画像を表示する表示部を利用したユーザインタフェースであり、
    前記表示部に表示された他の車両に関する複数レベルのプラス評価値、および複数レベルのマイナス評価値を入力可能な構成である情報処理システム。
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