JPWO2018179392A1 - システム、情報管理サーバ、および方法 - Google Patents

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Abstract

サーバと通信可能に接続された車載装置は、予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定手段と、前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段と、を備える。

Description

本発明は、車載装置、情報管理システム、情報管理サーバ、および方法に関するものである。
走行中における車両の走行状態や運転者の生体情報を取得し、それらの情報に基づいて車両制御を行ったり(特許文献1)、それらの情報を交通事故の発生防止に活用したり(特許文献2)することが提案されている。
特開2008−065704号公報 特開2007−065997号公報
しかしながら、走行中の情報を常時取得してサーバで管理すると、データ通信量が大きくなるとともに、管理するデータサイズが莫大なものになってしまう。
本発明は、データ通信量を削減しつつ、有益な情報を取得することを目的とする。
本発明によれば、
サーバと通信可能に接続された車載装置であって、
予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定手段と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段と、
を備えることを特徴とする車載装置が提供される。
本発明によれば、データ通信量を削減しつつ、有益な情報を取得することができる。
特定エリアを説明するための図。 システムの構成を示すブロック図。 車両の動作フローを示すフローチャート。 車両に関する情報の一例を示す図である。 車両およびサーバでの処理を示すフローチャート。 車両およびサーバでの処理を示すフローチャート。 車両およびサーバでの処理を示すフローチャート。 危険察知能力を評価するための1つの方法を示すフローチャート。 特定エリアへの侵入直後の車載カメラの画像を示す図。 危険察知能力を評価するための他の方法を示すフローチャート。 危険対応能力を評価するための1つの方法を示すフローチャート。 危険回避能力を評価するための1つの方法を示すフローチャート。 安全運転意識を評価するための1つの方法を示すフローチャート。 車両の走行ルートを示す図。 車両の走行ルートを示す図。 並走走行を示す図。 車間距離を示す図。 特定エリアの危険度を評価するための1つの方法を示すフローチャート。
本発明に係る実施形態のシステム100(情報管理システム)について説明する。本実施形態のシステム100は、図1に示すように、予め特定された特定エリア1内において車両10で得られた情報を取得し、取得した当該情報に基づいて、車両または運転者ごとに運転危険度を評価する。特定エリア1とは、事故が起きる可能性の高い危険個所として特定されたエリアを含みうる。
<システム構成>
図2は、本実施形態のシステム100の構成を示すブロック図である。本実施形態のシステム100は、車両10(鞍乗型車両、二輪車、四輪車など)とサーバ20とを含む。
車両10は、車載装置として、車両10の走行状態を検出する走行検出部11と、車両10の運転者の生体状態を検出する生体検出部12と、サーバ20とネットワーク30を介して通信する通信部13と、処理部14(CPU)と、記憶部15(メモリ)とを含む。走行検出部11は、例えば、車両10の位置を検出するGPSセンサ11a(グローバル・ポジショニング・システム・センサ、位置センサとも言う)と、車両10の速度を検出する速度センサ11bと、車両10の加速度を検出する加速度センサ11cと、車両10の傾き(バンク角)を検出する傾きセンサ11dと、車両10の外界(例えば車両10の前方、後方、側方)を撮影する車載カメラ11eとを含みうる。生体検出部12は、運転者の視線を検出する視線センサ12a(例えば運転者の顔を撮影するカメラ)と、運転者の発汗や心拍などの生体状態を検出するセンサ(心拍数センサ12b、発汗センサ12c)とを含みうる。通信部13は、走行検出部11により検出された走行状態を示す情報と、生体検出部12により検出された生体状態を示す情報とを、ネットワーク30を介してサーバ20に送信(出力)する。また、処理部14は、特定エリア1に対する車両10の進入と退出とを判定する判定部14aを有するとともに、走行検出部11、生体検出部12および通信部13を制御する制御部としての機能も有する。
サーバ20は、車両10(車載装置)とネットワーク30を介して通信する通信部23と、処理部21(CPU)と、記憶部22(メモリ)と、を含む。通信部23は、車両10から送信された情報(車両10の走行状態を示す情報、運転者の生体状態を示す情報)をネットワーク30を介して受信(取得)する。処理部21は、検出部21aと、評価部21bとを含む。検出部21aは、通信部23によりネットワーク30を介して車両10から受信したGPSセンサ11aの検出結果(車両10の位置情報)に基づいて、特定エリア1における車両10の進入と退出とを検出する。評価部21bは、通信部23により受信した情報に基づいて、車両または運転者ごとに運転危険度を評価する。
<車両10の処理>
図3は、本実施形態における車両10の動作フローを示すフローチャートである。図3に示すフローチャートの各工程は、車両10の処理部14において行われうる。また、車両10では、走行検出部11および生体検出部12により、車両の走行状態と運転者の生体状態とが常時検出され、記憶部15に記憶されているものとする。
S11では、処理部14(判定部14a)は、例えばGPSセンサ11aなどにより検出された特定エリア1に対する車両10の位置に基づいて、車両10が特定エリア1内に進入したか否かを判定する。特定エリア1内に進入したと判定した場合にはS12に進む。ここで、判定部14aによる侵入の判定は、GPSセンサ11aの検出結果に基づいて行われることに限られるものではなく、例えば、サーバ20の検出部21aにおいて特定エリア1内への車両10の進入を検出したタイミングで車両10に送信される検出信号に応じて行われてもよい。また、図1に示すように、特定エリア1への車両10の進入を検出したタイミングで検出信号を車両10に送信する検出装置3aが道路上に設けられている場合には、検出装置3aからの検出信号を受信したことに応じて行われてもよい。
S12では、処理部14は、通信部13により、走行検出部11および生体検出部12により得られた情報のサーバ20への送信を開始する。このとき、処理部14は、車両10に関する情報(例えば車両IDや車種、運転者IDなど、車両または運転手の特定が可能となる情報)、およびタイヤの情報もサーバ20に送信するとよい。タイヤの情報とは、例えば、タイヤの取り換え日、タイヤの種類(スタッドレスタイヤ、レインタイヤ、オフロードタイヤ、ノーマルタイヤ等)、タイヤの溝の深さ、当該タイヤでの走行距離などの情報を含みうる。また、天気情報や路面情報(路面温度、路面の凹凸、想定される路面の摩擦係数μなど)を検出するセンサ等が車両10に設けられている場合には、当該センサで検出された天気情報や路面情報もサーバ20に送信してもよい。なお、路面情報における路面の凹凸等は、車載カメラ11eで撮影された画像からも検出することができる。図4は、車両10に関する情報の一例を示す図である。
S13では、処理部14(判定部14a)は、例えばGPSセンサ11aにより検出された車両10の位置に基づいて、車両10が特定エリア1から退出したか否かを判定する。特定エリア1から退出したと判定した場合にはS14に進む。ここで、判定部14aによる退出の判定は、侵入の判定と同様に、GPSセンサ11aの検出結果に基づいて行われることに限られるものではなく、例えば、サーバ20の検出部21aにおいて特定エリア1からの車両10の退出を検出したタイミングで車両10に送信される検出信号に応じて行われてもよい。また、図1に示すように、特定エリア1からの車両10の退出を検出したタイミングで検出信号を車両10に送信する検出装置3bが道路上に設けられている場合には、検出装置3bからの検出信号を受信したことに応じて行われてもよい。
S14では、処理部14は、走行検出部11および生体検出部12により得られた情報の送信を終了する。このように、特定エリア1に車両10が進入したと判定してから、特定エリア1から車両10が退出したと判定するまでの特定期間内の情報のみをサーバ20に送信することにより、車両10から情報を常時送信する場合に比べてデータ通信量を大幅に低減することができる。ここで、本実施形態では、車両10は、走行検出部11および生体検出部12により当該特定期間に検出された情報をリアルタイムに送信しているが、例えば、当該特定期間に検出された情報を、特定エリア1から車両10が退出したと判定した後にサーバ20に送信してもよい。この場合において、当該特定期間に検出された情報を、車両10のイグニッションがオフされた後の所定期間内にサーバ20に送信してもよい。
<サーバ20の処理>
図5A〜図5Cは、車両10およびサーバ20での処理を示すフローチャートである。図5Aは、GPSセンサ11aの検出結果などに基づいて特定エリア1への進入および退出を判定する場合を示しており、図5Bは、サーバ20からの検出信号に基づいて特定エリア1への進入および退出を判定する場合を示しており、図5Cは、道路上に設けられた検出装置3からの検出信号に基づいて特定エリア1への進入および退出を判定する場合を示している。S21〜S24は、車両10で行われる処理であり、図3に示すフローチャートのS11〜S14と同様である。また、S31〜S32は、サーバ20で行われる処理である。
S31では、サーバ20は、通信部23により、車両10から送信された情報(走行状態を示す情報、生体状態を示す情報)の受信を開始する。S32では、サーバ20は、通信部23で受信した情報を記憶部22に記憶(蓄積)させる。通信部23で受信した情報には、上述したように車両10に関する情報や天気情報、路面情報も含まれうる。そのため、記憶部22では、通信部23で受信した情報を車両または運転手ごとに対応付けて(紐付けて)記憶することができる。S33では、サーバ20は、車両10から送信された情報の受信を終了する。S34では、サーバ20は、評価部21bにより、通信部23で受信し且つ記憶部22に記憶された情報に基づいて、車両または運転者ごとに運転危険度を評価する。S35では、サーバ20は、評価部21bにより、通信部23で受信し且つ記憶部22に記憶された情報に基づいて、特定エリア1自体の危険度を評価する。ここで、図5A〜図5Cでは、S34の後にS35を行っているが、それに限られるものではなく、S35の後にS34を行ってもよいし、S34とS35とを並行して行ってもよい。
次に、図5A〜図5CのS34における運転危険度の評価について説明する。運転危険度は、例えば、危険察知能力、危険対応能力、危険回避能力、安全運転意識などの複数の評価項目を含みうる。危険察知能力とは、特定エリア1において起こりうる危険を事前に察知する能力のことであり、例えば、特定エリア1に設置されたカーブミラー2を確認したか否かや、バックミラー等により車両10の周辺の状況を確認したか否かなどに基づいて評価することができる。危険対応能力とは、特定エリア1を通過する際、危険個所であるとして過剰に反応せずに冷静に走行する能力のことであり、例えば、運転者の発汗や心拍、車両10の急加速や急減速、急ハンドルや過剰なバンクなどに基づいて評価することができる。危険回避能力とは、察知した危険を回避する能力のことであり、例えば、危険を察知した後の車両10の速度や前方車両との車間距離、走行位置などに基づいて評価することができる。また、安全運転意識とは、安全運転を行おうとする意識のことであり、例えば、タイヤの情報や道路上の走行位置(例えば中央寄りか路肩寄りか)、前方車両との車間距離などに基づいて評価することができる。以下に、危険察知能力、危険対応能力、危険回避能力、および安全運転意識の評価方法の具体例について説明する。
[危険察知能力の評価方法]
まず、危険察知能力の評価方法の具体例について説明する。図6は、危険察知能力を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
S41では、評価部21bは、通信部23によって取得された車載カメラ11eの画像や視線センサ12aの検出結果などを解析し、車載カメラ11eの画像における運転者の視線の位置を求める。図7は、特定エリア1への進入直後の車載カメラの画像4を示す図である。図7に示す画像4には、特定エリア1に設置されたカーブミラー2が写っており、視線センサの検出結果の解析により得られた運転者の視線の位置5が「+」で表されている。また、車載カメラ11eの画像には、カーブミラー2の他に、ガードレールや路面上の凹凸なども写っている場合がある。
S42では、評価部21bは、S41での解析結果に基づいて、特定エリア1に設置されたカーブミラー2を運転者が確認したか否かを判定する。本実施形態では、カーブミラー2を確認したか否かのみを判定しているが、例えばガードレールや路面上の凹凸なども運転者が確認したか否かを判定していもよい。運転者がカーブミラー2を確認しなかった場合にはS46に進み、評価部21bは、危険察知能力が低いと評価する。一方、運転者がカーブミラー2を確認した場合にはS43に進む。
S43では、評価部21bは、車載カメラ11eの画像において、対向車や障害物、歩行者などの危険となりうるもの(以下、危険体)がカーブミラー2に写り込んでいるか否かを判定する。カーブミラー2に危険体が写り込んでいた場合にはS44に進む。一方、カーブミラー2に危険体が写り込んでいなかった場合にはS45に進み、危険察知能力が高いと評価する。
S44では、評価部21bは、カーブミラー2に映り込んでいる危険体を運転者が確認し、危険回避行動を実施したか否かを判定する。危険回避行動とは、例えば、車両10の走行位置(走行ルート)を変更したり、車両10を減速させたり、前方車両との車間距離を拡げたりする行動のことである。評価部21bは、これらの危険回避行動を実施したか否かを、速度センサ11bの検出結果、加速度センサ11cの検出結果、GPSセンサ11aの検出結果などに基づいて判定することができる。運転者が危険回避行動を実施した場合にはS45に進み、危険察知能力が高いと評価する。一方、運転者が危険回避行動を実施しなかった場合にはS46に進み、危険察知能力が低いと評価する。
図8は、危険察知能力を評価するための他の方法を示すフローチャートである。図8に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
S51では、評価部21bは、車載カメラ11eの画像や視線センサ12aの検出結果などを解析し、車載カメラ11eの画像における運転者の視線の位置を求める。S52では、評価部21bは、S51での解析結果に基づいて、対向車両、前方車両、後方車両、障害物、歩行者などの危険体を運転者が確認しているか否かを判定する。運転者が危険体を確認していない場合にはS55に進み、評価部21bは、危険察知能力が低いと評価する。一方、運転者が危険体を確認している場合にはS53に進む。S53では、評価部21bは、運転者が危険回避行動を実施したか否かを判定する。運転者が危険回避行動を実施した場合にはS54に進み、危険察知能力が高いと評価する。一方、運転者が危険回避行動を実施しなかった場合にはS55に進み、危険察知能力が低いと評価する。S53の工程は、上述のS44の工程と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ここで、上記の例では、危険察知能力を「高い」および「低い」の2つのレベルでランク分けしたが、それに限られるものではなく、3つ以上のレベル(例えばAランク〜Eランク)でランク分けしてもよい。例えば、図6に示すフローチャートで得られた結果と図8に示すフローチャートで得られた結果とに基づいて、3つ以上のレベル(例えばAランク〜Eランク)でランク分けしてもよい。また、運転者が危険体を注視している時間と基準時間との差に応じてランク分けしてもよい。基準時間は、複数の車両によって得られた注視時間の平均値に設定されるとよい。
[危険対応能力の評価方法]
次に、危険対応能力の評価方法の具体例について説明する。図9は、危険対応能力を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
S61では、評価部21bは、心拍数センサ12bおよび発汗センサ12cの検出結果を解析し、特定エリア1内に侵入したことによる運転者の生体状態(心拍数および発汗量)の変化を求める。S62では、評価部21bは、S61で求めた生体状態の変化が許容範囲内か否かを判定する。生体状態の変化が許容範囲内である場合にはS65に進み、危険個所である特定エリア1内に進入しても冷静に走行しているとして、危険対応能力が高いと評価する。一方、生体状態の変化が許容範囲内にない場合には、危険個所である特定エリア1内に進入したことにより緊張状態になっているとしてS63に進む。
S63では、評価部21bは、GPSセンサ11a、速度センサ11b、加速度センサ11c、傾きセンサ11dなどの検出結果に基づいて、車両10の走行状態を解析する。S64では、評価部21bは、S43での解析結果に基づいて、急減速(急ブレーキ)や急ハンドル、過剰なバンクなどの過剰運転をしていないか否かを判定する。当該判定においては、車両10の加減速、車両の傾きのそれぞれについて基準範囲が定められており、車両の加減速および傾きがそれぞれ基準範囲内にあるか否かに基づいて行われうる。基準範囲は、例えば、複数の車両によって得られた加減速、傾きの平均値を中心値として設定されるとよい。過剰運転をしていない場合にはS65に進み、生体状態の変化が許容範囲内になくても冷静に走行しているとして、危険対応能力が高いと評価する。一方、過剰運転をしている場合にはS66に進み、危険対応能力が低いと評価する。
ここで、上記の例では、危険対応能力を「高い」および「低い」の2つのレベルでランク分けしたが、危険察知能力と同様に、3つ以上のレベルでランク分けしてもよい。例えば、S62での判断とS64での判断とに基づいて、3つ以上のレベルでランク分けしてもよい。
[危険回避能力の評価方法]
次に、危険回避能力の評価方法の具体例について説明する。図10は、危険回避能力を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。危険回避能力とは、図6のS44および図8のS53において妥当な危険回避行動を行うことができる能力のことである。図10に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
S71では、評価部21bは、車載カメラ11eの画像やGPSセンサ11aの検出結果(車両10の位置)などを解析し、特定エリア1での危険体に対する回避行動として理想的な車両10の減速量および減速開始位置を求める。理想的な車両の減速量および減速開始位置は、例えば、ビッグデータから採掘(マイニング)された特定エリア1における過去の事例(事故の発生事例やヒヤリハット事例)から学習(ディープラーニング)した結果に基づいて導き出される。S72では、評価部21bは、S71で求めた理想的な減速量および減速開始位置と、運転者が実際に実施した危険回避行動における減速量および減速開始位置との差(以下、減速量等の差)が許容範囲内にあるか否かを判定する。減速量等の差が許容範囲内にない場合にはS78に進み、危険回避能力が低いと評価する。一方、減速量との差が許容範囲内にある場合にはS73に進む。減速量等の差についての許容範囲は、ビッグデータから採掘された過去の事例から学習した結果に基づいて、安全に危険回避行動を行うことができる範囲に設定されうる。
S73では、評価部21bは、車載カメラ11eの画像やGPSセンサ11aの検出結果などを解析し、特定エリア1での危険体に対する回避行動として理想的な車両10の走行ルートを求める。理想的な車両10の走行ルートは、例えば、ビッグデータから採掘された特定エリア1における過去の事例から学習した結果に基づいて導き出される。S74では、評価部21bは、S73で求めた理想的な走行ルートと、運転者が実際に実施した危険回避行動における走行ルートとの差(以下、ルート差)が許容範囲内にあるか否かを判定する。ルート差が許容範囲内にない場合にはS78に進み、危険回避能力が低いと評価する。一方、ルート差が許容範囲内にある場合にはS75に進む。ルート差についての許容範囲は、ビッグデータから採掘された過去の事例から学習した結果に基づいて、安全に危険回避行動を行うことができる範囲に設定されうる。
S75では、評価部21bは、車載カメラ11eの画像やGPSセンサ11aの検出結果などを解析し、特定エリア1での危険体に対する回避行動として理想的な前方車両との車間距離を求める。理想的な車間距離は、例えば、ビッグデータから採掘された特定エリア1における過去の事例から学習した結果に基づいて導き出される。S76では、評価部21bは、S75で求めた理想的な車間距離と、運転者が実際に実施した危険回避行動における車間距離との差(以下、車間距離の差)が許容範囲内にあるか否かを判定する。車間距離の差が許容範囲内にない場合にはS78に進み、危険回避能力が低いと評価する。一方、車間距離の差が許容範囲にある場合にはS77に進み、危険回避能力が高いと評価する。車間距離の差についての許容範囲は、ビッグデータから採掘された過去の事例から学習した結果に基づいて、安全に危険回避行動を行うことができる範囲に設定されうる。
ここで、上記の例では、危険回避能力を「高い」および「低い」の2つのレベルでランク分けしたが、それに限られるものではなく、3つ以上のレベルでランク分けしてもよい。例えば、S72、S74およびS75の3つの判定工程のうちの全てが許容範囲内であった場合にはAランク、2つが許容範囲内であった場合にはBランク、1つが許容範囲内であった場合にはCランク、全てが許容範囲内になかった場合にはDランクとしてもよい。また、上記の例では、減速量、走行ルートおよび車間距離を評価項目としたが、それら3つの評価項目のうちの少なくとも1つで危険回避能力を評価してもよいし、それら3つの評価項目以外の評価項目を加えてもよい。
[安全運転意識の評価方法]
まず、安全運転意識の評価方法の具体例について説明する。図11は、安全運転意識を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
S81では、評価部21bは、通信部23により車両10から取得されたタイヤの情報や、車両10が特定エリア1を走行したときの天気情報、路面情報などに基づいて、特定エリア1の走行時に装着していたタイヤが適切であったか否かを判定する。例えば、雪の日にノーマルタイヤを装着していたり、晴れの日にスタッドレスタイヤを装着していたりする場合には、天気に応じた適切な種類のタイヤを装着していなかったと判定することができる。また、装着しているタイヤの溝が規定量(タイヤを交換すべき量)より少なかったり、装着しているタイヤでの走行距離が規定距離(タイヤを交換すべき距離)を越えていたりする場合には、タイヤを交換すべきであり、この場合にも適切なタイヤを装着していなかったと判断することができる。適切なタイヤを装着していなかった場合にはS87に進み、安全運転意識が低いと評価する。一方、適切なタイヤを装着していた場合にはS82に進む。なお、図4には、S81での判定結果の一例を示している。
S82では、評価部21bは、車載カメラ11eの画像やGPSセンサ11aの検出結果などを解析し、特定エリア1での車両10の道路上の走行位置が適切であったか否かを判定する。例えば、車両10が二輪車の場合、道路の路肩側を路肩に沿って走行することが安全の点で好ましい。したがって、図12Aの走行ルート15aで示すように、特定エリア1において路肩に沿って走行していた場合には、適切な走行位置を走行していたと判定することができる。一方、図12Aの走行ルート15bで示すように、カーブによって道路の路肩側から道路の中央側に走行位置が膨らんだ場合や、図12Bの走行ルート15cで示すように、道路の中央側を常時走行していた場合、図12Bの走行ルート15dで示すように、道路の中央側から道路の路肩側に走行位置が変化した場合などでは、適切な走行位置を走行していなかったと判定することができる。また、図12Cに示すように、複数の車両10(二輪車)が並走している場合においても、適切な走行位置を走行していなかったと判定することができる。適切な走行位置を走行していなかった場合にはS87に進み、安全運転意識が低いと評価する。一方、適切な走行位置を走行していた場合にはS83に進む。
S82で行われる走行位置の適否の判定は、例えば、路肩とセンターラインとの間(好ましくは中間)に設定された線17に対して路肩側およびセンターライン側のどちらに車両が位置しているかに基づいて行われうる。二輪車(鞍乗型車両)の場合には、タイヤ(前後共に)が線17より路肩側およびセンターライン側のどちらにあるのかによって走行位置の適否が判断されうる。また、四輪車の場合には、左右のタイヤと路肩またはセンターラインとの距離を比較することによって走行位置の適否が判断されうる。車線が複数ある場合においても同様であり、路肩やセンターラインの代わりに、例えば「車線境界線」や「区画線」が用いられうる。
S83では、評価部21bは、車載カメラ11eの画像やGPSセンサ11aの検出結果などを解析し、特定エリア1での前方車両との車間距離が適切であったか否かを判定する。例えば、図13における二輪車10aでは、前方車両16との車間距離が停止距離より小さいため、前方車両16が急停止した場合には前方車両16に衝突する可能性が高い。したがって、二輪車10aの場合には、適切な車間距離でなかったと判定することができる。一方、二輪車10bでは、前方車両16との車間距離が停止距離以上であるため、前方車両が急停止した場合であっても安全に停止することができる。したがって、二輪車10bの場合には、適切な車間距離であったと判定することができる。適切な車間距離でなかった場合にはS87に進み、安全運転意識が低いと評価する。一方、適切な車間距離であった場合にはS84に進む。
S84では、評価部21bは、GPSセンサ11a、速度センサ11b、加速度センサ11などの検出結果に基づいて、特定エリア1を走行中の速度(特に、特定エリア1への進入時の速度)が適切であったか否かを判定する。例えば、特定エリア1を走行する際の理想速度を求め、速度センサ11b等で得られた実際の車両10の速度と理想速度との差が許容範囲内にある場合には、適切な速度であったと判定することができる。適切な速度でなかった場合にはS87に進み、安全運転意識が低いと評価する。一方、適切な速度であった場合にはS85に進む。ここで、理想速度とは、事故にあう確率が閾値(例えば1%)以下となる速度のことであり、例えば、特定エリア1における過去の事例から学習した結果に基づいて導き出される。また、特定エリア1の天気に応じて路面の滑り易さが変わるため、天気に応じた理想速度を設定するとよい。
S85では、評価部21bは、傾きセンサ11dの検出結果などを解析し、特定エリア1での車両10(二輪車)のバンク角が適切であったか否かを判定する。例えば、特定エリア1を走行する際の理想バンク角を求め、傾きセンサ11dで得られた実際の車両10のバンク角と理想バンク角との差が許容範囲内にある場合には、適切なバンク角であったと判定することができる。適切なバンク角でなかった場合にはS87に進み、安全運転意識が低いと評価する。一方、適切なバンク角であった場合にはS86に進み、安全意識が高いと評価する。ここで、理想バンク角とは、転倒する確率が低いバンク角のことであり、例えば、特定エリア1における過去の事例から学習した結果に基づいて導き出される。また、特定エリア1の天気に応じて路面の滑り易さが変わるため、天気に応じて理想バンク角を設定するとよい。
上記の例では、安全運転意識を「高い」および「低い」の2つのレベルでランク分けしたが、それに限られるものではなく、例えば、S81〜S84の4つの判定工程のうちの全てが適切であった場合にはAランク、3つが適切であった場合にはBランク、2つが適切であった場合にはCランクなど、3つ以上のレベルでランク分けしてもよい。また、上記の例では、タイヤの情報、走行位置、車間距離、速度、バンク角を評価項目としたが、それら5つの評価項目のうちの少なくとも1つで安全運転意識を評価してもよいし、それら5つの評価項目以外の評価項目を加えてもよい。
このように評価部21bにより得られた評価結果は、運転者に通知されるとよい。評価結果の通知は、例えば、車両10に設けられた表示部(ディスプレイ)に評価結果を表示することによって行われてもよいし、事前に登録された運転者の端末(コンピュータ等)に評価結果を表示することによって行われてもよい。これにより、運転者は、危険個所として特定された特定エリアにおいてどのような運転をしていたのかを知ることができる。つまり、運転技術のコーチングを運転者に対して行うことができる。また、例えば運転者が高齢者である場合、当該運転者に評価結果を所定の期間毎に(毎年、毎月など)通知することで、運転技術が下がっていることを当該運転者に知らせることができる。さらに、運転者が従業者である企業や運転者の家族に評価結果を通知することにより、当該企業や家族は、評価結果に応じて車両10の出力制限を行うこともできる。ここで、評価結果は、運転者の運転に関する信用度(信頼度)を表すものとして使用されてもよい。例えば、評価結果は、保険料の利率や、レンタル車両の料金を決定する際に用いられてもよい。
次に、図5A〜図5CのS35における特定エリア1の危険度の評価について説明する。図14は、特定エリア1の危険度を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。図14に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。特定エリア1の危険度とは、当該特定エリア1がどのくらい危険なのかを示す指標である。
S91では、評価部21bは、特定エリア1における複数の運転者についての運転危険度の評価結果の平均値を算出する。S92では、評価部21bは、S91で算出した平均値が、他の特定エリアと比較して高いか否かを判断する。なお、運転危険度が高いほど危険な運転をしているとする。他の特定エリアより運転危険度の平均値が高い場合にはS95に進み、特定エリア1の危険度が高いと評価する。一方、他の特定エリアより運転危険度の平均値が低い場合にはS93に進む。
S93では、評価部21bは、特定エリア1における事故の発生率を算出する。このとき、評価部21bは、事故の規模に応じて重み付けを行い事故の発生率を算出してもよい。S94では、評価部21bは、特定エリア1における事故の発生率が他の特定エリアより高いか否かを判断する。他の特定エリアより事故の発生率が高い場合にはS95に進み、特定エリア1の危険度が高いと評価する。一方、他の特定エリアより事故の発生率が低い場合にはS96に進み、特定エリア1の危険度が低いと評価する。
このように特定エリア1の危険度を評価することにより、危険度が高いと評価された特定エリア1においては、例えば信号の設置や警察官の配置などの措置を行政府に対して要求することができる。ここで、上記の例では、特定エリア1の危険度を「高い」および「低い」の2つのレベルでランク分けしたが、それに限られるものではなく、3つ以上のレベルでランク分けしてもよい。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の車載装置は、
サーバ(例えば20)と通信可能に接続された車載装置であって、
予め特定された特定エリア(例えば1)に対する車両(例えば10)の進入と退出とを判定する判定手段(例えば14a)と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報のみを前記サーバに送信する通信手段(例えば13)と、を含む。
この実施形態によれば、特定エリアに車両が進入したと判定してから、特定エリアから車両が退出したと判定されるまでの期間にセンサで検出された情報のみを送信することで、データ通信量を低減することができる。
2.上記実施形態では、
前記通信手段は、前記特定期間において前記情報をリアルタイムに前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、車両に記憶させる情報を低減することができる。
3.上記実施形態では、
前記通信手段は、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定した後に前記情報を前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、車両を駐車しているときなどの任意のタイミングで、車両から情報をサーバに送信することができる。
4.上記実施形態では、
前記通信手段は、前記車両のイグニッションがオフされた後の所定時間内に前記情報を前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、車両のイグニッションをオフした後で、車両から情報をサーバに送信することができる。
5.上記実施形態では、
前記通信手段は、前記特定期間に前記センサで検出された前記情報のみを前記サーバに送信する。
この実施形態のよれば、車両からサーバへのデータ通信量を低減することができる。
6.上記実施形態では、
前記車両は、前記センサとして、前記車両の走行状態を検出するセンサ(例えば11)を備える。
この実施形態によれば、危険個所としての特定エリアでの走行状態に基づいて、運転者への運転技術のコーチングを行ったり、運転者の信用度を決定したりすることができる。
7.上記実施形態では、
前記走行状態を検出するセンサは、道路上における前記車両の位置を検出する位置センサ(例えば11a)を含む。
この実施形態によれば、特定エリアにおける車両の走行位置を検出することができる。
8.上記実施形態では、
前記走行状態を検出するセンサは、前記車両のバンク角を検出するセンサ(例えば11d)を含む。
この実施形態によれば、特定エリアにおける車両のバンク角を検出することができる。
9.上記実施形態では、
前記走行状態を検出するセンサは、前記車両の速度を検出する速度センサ(例えば11b)、および前記車両の加速度を検出する加速度センサ(例えば11c)のうち少なくとも一方を含む。
この実施形態によれば、特定エリアにおける車両の速度・加速度、特に、特定エリアへの進入時の車両の速度を検出することができる。
10.上記実施形態では、
前記車両は、前記センサとして、前記車両の前方、後方、側方の少なくとも1つを撮影するカメラ(例えば11e)を備え、
前記通信手段は、前記カメラで撮影された画像を前記情報として前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、特定エリアにおける車両の外界状況を検出することができる。
11.上記実施形態では、
前記車両は、前記センサとして、前記車両の運転者の生体状態を検出するセンサ(例えば12)を備える。
この実施形態によれば、危険個所としての特定エリアでの運転者の生体状態に基づいて、運転者への運転技術のコーチングを行ったり、運転者の信用度を決定したりすることができる。
12.上記実施形態では、
前記生体状態を検出するセンサは、前記運転者の視線を検出する視線センサ(例えば12a)、前記運転者の心拍数を検出する心拍数センサ(例えば12b)、前記運転者の発汗量を検出する発汗センサ(例えば12c)のうち少なくとも1つを含む。
この実施形態によれば、特定エリアにおける運転者の生体状態を検出することができる。
13.上記実施形態では、
前記通信手段は、前記情報とともに、前記車両に関する情報、タイヤの情報、前記特定エリアを走行時の天気情報、および前記特定エリアの路面情報のうち少なくとも1つを前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、車両に関する情報により、特定エリアに進入した車両または運転者を特定することができるとともに、タイヤの情報および天気情報に応じた運転危険度の評価を行うことができる。
14.上記実施形態では、
前記車両は、前記センサとして、前記特定エリアに対する前記車両の位置を検出する位置センサ(例えば11a)を備え、
前記判定手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを判定する。
この実施形態によれば、特定エリアに対する進入と退出とを車両ごとに判定することができる。
15.上記実施形態では、
前記サーバは、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを検出したタイミングで検出信号を前記車両に送信し(例えば21a)、
前記通信手段は、前記サーバから前記検出信号を受信し、
前記判定手段は、前記通信手段で受信した前記検出信号に基づいて、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを判定する。
この実施形態によれば、特定エリアがトンネル内であるなど、GPSセンサが使用できない場合においても、特定エリアに対する進入と退出とを判定することができる。
16.上記実施形態では、
前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを検出したタイミングで検出信号を前記車両に送信する検出装置(例えば3a、3b)が道路上に設けられ、
前記通信手段は、前記検出装置から前記検出信号を受信し、
前記判定手段は、前記通信手段で受信した前記検出信号に基づいて、特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する。
この実施形態によれば、特定エリアがトンネル内であるなど、GPSセンサが使用できない場合においても、特定エリアに対する進入と退出とを判定することができる。
17.上記実施形態では、
前記車両は鞍乗型車両である。
この実施形態によれば、バンク角など鞍乗型車両特有の情報が送信されうる。
18.上記実施形態の情報管理システムは、
サーバ(例えば20)と、該サーバと通信可能に接続された車載装置とを含む情報管理システム(例えば100)であって、
前記車載装置は、
予め特定された特定エリア(例えば1)に対する車両(例えば10)の進入と退出とを判定する判定手段(例えば14a)と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段(例えば13)と、を含む。
この実施形態によれば、特定エリアに車両が進入したと判定してから、特定エリアから車両が退出したと判定されるまでの期間にセンサで検出された情報を送信することで、データ通信量を低減することができる。
19.上記実施形態の情報管理サーバは、
車載装置と通信可能に接続された情報管理サーバ(例えば20)であって、
予め特定された特定エリア(例えば1)の走行中に車両(例えば10)のセンサで検出された情報を前記車載装置から受信する通信手段(例えば23)と、
前記通信手段により受信した情報を車両または運転者ごとに記憶する記憶手段(例えば22)と、含む。
この実施形態によれば、特定エリアを走行中に車両で得られた情報を受信することで、記憶するデータサイズを低減することができる。
20.上記実施形態では、
前記通信手段は、前記特定エリアの走行中に車両のセンサで検出された情報のみを前記車載装置から受信する。
この実施形態によれば、記憶するデータサイズを低減することができる。
21.上記実施形態では、
前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、車両または運転者ごとに運転危険度を評価する評価手段(例えば21b)を更に備える。
この実施形態によれば、車両または運転者ごとに、運転技術のコーチングを行ったり、信用度を決定したりすることができる。
22.上記実施形態では、
前記記憶手段は、前記車両が前記特定エリアを走行したときの天気情報および路面情報の少なくとも一方を記憶し、
前記評価手段は、前記天気情報および前記路面情報の少なくとも一方にも基づいて運転危険度を評価する。
この実施形態によれば、特定エリアを車両が走行したときの天気情報や路面情報に応じて運転危険度を評価することができる。
23.上記実施形態では、
前記特定エリアとは、事故が起きる可能性の高い危険個所として特定されたエリアである。
この実施形態によれば、危険個所での運転者の運転危険度を評価することができる。
24.上記実施形態では、
前記評価手段は、運転危険度の評価結果に基づいて、前記特定エリア自体の危険度を評価する。
この実施形態によれば、特定エリアがどのくらい危険なのかを評価し、その措置を行政府に対して要求することができる。
25.上記実施形態の方法は、
予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定工程と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報をサーバに送信する送信工程と、を含む。
この実施形態によれば、特定エリアに車両が進入したと判定してから、特定エリアから車両が退出したと判定されるまでの特定期間にセンサで検出された情報を送信することで、データ通信量を低減することができる。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
10:車両、11:走行検出部、12:生体検出部、13:通信部、14:処理部、20:サーバ、21:処理部、22:記憶部、23:通信部
【0001】
技術分野
[0001]
本発明は、システム、情報管理サーバ、および方法に関するものである。
背景技術
[0002]
走行中における車両の走行状態や運転者の生体情報を取得し、それらの情報に基づいて車両制御を行ったり(特許文献1)、それらの情報を交通事故の発生防止に活用したり(特許文献2)することが提案されている。
先行技術文献
特許文献
[0003]
特許文献1:特開2008−065704号公報
特許文献2:特開2007−065997号公報
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0004]
しかしながら、走行中の情報を常時取得してサーバで管理すると、データ通信量が大きくなるとともに、管理するデータサイズが莫大なものになってしまう。
[0005]
本発明は、データ通信量を削減しつつ、有益な情報を取得することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006]
本発明によれば、
サーバと、該サーバと通信可能に接続された鞍乗型車両の車載装置とを含むシステムであって、
前記車載装置は、
予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定手段
【0002】
と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段と、
を備え、
前記車両は、前記センサとして、前記車両のバンク角を検出する傾きセンサを備え、
前記サーバは、前記特定期間に前記傾きセンサで検出された前記車両のバンク角に関する情報を前記車載装置から受信し、受信した前記情報における前記車両のバンク角と、前記特定エリアを走行する際の理想バンク角との差に基づいて、前記車両の運転者の安全運転意識の評価を行う、ことを特徴とするシステムが提供される。
発明の効果
[0007]
本発明によれば、データ通信量を削減しつつ、有益な情報を取得することができる。
図面の簡単な説明
[0008]
[図1]特定エリアを説明するための図。
[図2]システムの構成を示すブロック図。
[図3]車両の動作フローを示すフローチャート。
[図4]車両に関する情報の一例を示す図である。
[図5A]車両およびサーバでの処理を示すフローチャート。
[図5B]車両およびサーバでの処理を示すフローチャート。
[図5C]車両およびサーバでの処理を示すフローチャート。
[図6]危険察知能力を評価するための1つの方法を示すフローチャート。
[図7]特定エリアへの侵入直後の車載カメラの画像を示す図。
[図8]危険察知能力を評価するための他の方法を示すフローチャート。
[図9]危険対応能力を評価するための1つの方法を示すフローチャート。
[図10]危険回避能力を評価するための1つの方法を示すフローチャート。
[図11]安全運転意識を評価するための1つの方法を示すフローチャート。
[図12A]車両の走行ルートを示す図。
[図12B]車両の走行ルートを示す図。
[図12C]並走走行を示す図。
[図13]車間距離を示す図。
[図14]特定エリアの危険度を評価するための1つの方法を示すフローチャート。
発明を実施するための形態

Claims (25)

  1. サーバと通信可能に接続された車載装置であって、
    予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定手段と、
    前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段と、
    を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 前記通信手段は、前記特定期間において前記情報をリアルタイムに前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記通信手段は、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定した後に前記情報を前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  4. 前記通信手段は、前記車両のイグニッションがオフされた後の所定時間内に前記情報を前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項3に記載の車載装置。
  5. 前記通信手段は、前記特定期間に前記センサで検出された前記情報のみを前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載装置。
  6. 前記車両は、前記センサとして、前記車両の走行状態を検出するセンサを備える、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車載装置。
  7. 前記走行状態を検出するセンサは、道路上における前記車両の位置を検出する位置センサを含む、ことを特徴とする請求項6に記載の車載装置。
  8. 前記走行状態を検出するセンサは、前記車両のバンク角を検出するセンサを含む、ことを特徴とする請求項6又は7に記載の車載装置。
  9. 前記走行状態を検出するセンサは、前記車両の速度を検出する速度センサ、および前記車両の加速度を検出する加速度センサのうち少なくとも一方を含む、ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の車載装置。
  10. 前記車両は、前記センサとして、前記車両の前方、後方、側方の少なくとも1つを撮影するカメラを備え、
    前記通信手段は、前記カメラで撮影された画像を前記情報として前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の車載装置。
  11. 前記車両は、前記センサとして、前記車両の運転者の生体状態を検出するセンサを備える、ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の車載装置。
  12. 前記生体状態を検出するセンサは、前記運転者の視線を検出する視線センサ、前記運転者の心拍数を検出する心拍数センサ、前記運転者の発汗量を検出する発汗センサのうち少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項11に記載の車載装置。
  13. 前記通信手段は、前記情報とともに、前記車両に関する情報、タイヤの情報、前記特定エリアを走行時の天気情報、および前記特定エリアの路面情報のうち少なくとも1つを前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至12のうちいずれか1項に記載の車載装置。
  14. 前記車両は、前記センサとして、前記特定エリアに対する前記車両の位置を検出する位置センサを備え、
    前記判定手段は、前記位置センサの検出結果に基づいて、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを判定する、ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の車載装置。
  15. 前記サーバは、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを検出したタイミングで検出信号を前記車両に送信し、
    前記通信手段は、前記サーバから前記検出信号を受信し、
    前記判定手段は、前記通信手段で受信した前記検出信号に基づいて、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを判定する、ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の車載装置。
  16. 前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを検出したタイミングで検出信号を前記車両に送信する検出装置が道路上に設けられ、
    前記通信手段は、前記検出装置から前記検出信号を受信し、
    前記判定手段は、前記通信手段で受信した前記検出信号に基づいて、特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する、ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の車載装置。
  17. 前記車両は鞍乗型車両である、ことを特徴とする請求項1乃至16のうちいずれか1項に記載の車載装置。
  18. サーバと、該サーバと通信可能に接続された車載装置とを含む情報管理システムであって、
    前記車載装置は、
    予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定手段と、
    前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段と、
    を備えることを特徴とする情報管理システム。
  19. 車載装置と通信可能に接続された情報管理サーバであって、
    予め特定された特定エリアの走行中に車両のセンサで検出された情報を前記車載装置から受信する通信手段と、
    前記通信手段により受信した前記情報を車両または運転者ごとに記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする情報管理サーバ。
  20. 前記通信手段は、前記特定エリアの走行中に車両のセンサで検出された情報のみを前記車載装置から受信する、ことを特徴とする請求項19に記載の情報管理サーバ。
  21. 前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、車両または運転者ごとに運転危険度を評価する評価手段を更に備える、ことを特徴とする請求項19又は20に記載の情報管理サーバ。
  22. 前記記憶手段は、前記車両が前記特定エリアを走行したときの天気情報および路面情報の少なくとも一方を記憶し、
    前記評価手段は、前記天気情報および前記路面情報の少なくとも一方にも基づいて運転危険度を評価する、ことを特徴とする請求項21に記載の情報管理サーバ。
  23. 前記特定エリアとは、事故が起きる可能性の高い危険個所として特定されたエリアである、ことを特徴とする請求項21又は22に記載の情報管理サーバ。
  24. 前記評価手段は、運転危険度の評価結果に基づいて、前記特定エリア自体の危険度を評価する、ことを特徴とする請求項23に記載の情報管理サーバ。
  25. 予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定工程と、
    前記特定エリアに前記車両が進入したと判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報をサーバに送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とする方法。
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