JP6817415B2 - システム、情報管理サーバ、および方法 - Google Patents
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Description
サーバと、該サーバと通信可能に接続された鞍乗型車両の車載装置とを含むシステムであって、
前記車載装置は、
予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定手段と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段と、
を備え、
前記車両は、前記センサとして、前記車両のバンク角を検出する傾きセンサを備え、
前記サーバは、前記特定期間に前記傾きセンサで検出された前記車両のバンク角に関する情報を前記車載装置から受信し、受信した前記情報における前記車両のバンク角と、前記特定エリアを走行する際の理想バンク角との差に基づいて、前記車両の運転者の安全運転意識の評価を行う、ことを特徴とするシステムが提供される。
図2は、本実施形態のシステム100の構成を示すブロック図である。本実施形態のシステム100は、車両10(鞍乗型車両、二輪車、四輪車など)とサーバ20とを含む。
図3は、本実施形態における車両10の動作フローを示すフローチャートである。図3に示すフローチャートの各工程は、車両10の処理部14において行われうる。また、車両10では、走行検出部11および生体検出部12により、車両の走行状態と運転者の生体状態とが常時検出され、記憶部15に記憶されているものとする。
図5A〜図5Cは、車両10およびサーバ20での処理を示すフローチャートである。図5Aは、GPSセンサ11aの検出結果などに基づいて特定エリア1への進入および退出を判定する場合を示しており、図5Bは、サーバ20からの検出信号に基づいて特定エリア1への進入および退出を判定する場合を示しており、図5Cは、道路上に設けられた検出装置3からの検出信号に基づいて特定エリア1への進入および退出を判定する場合を示している。S21〜S24は、車両10で行われる処理であり、図3に示すフローチャートのS11〜S14と同様である。また、S31〜S32は、サーバ20で行われる処理である。
まず、危険察知能力の評価方法の具体例について説明する。図6は、危険察知能力を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
次に、危険対応能力の評価方法の具体例について説明する。図9は、危険対応能力を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。図9に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
次に、危険回避能力の評価方法の具体例について説明する。図10は、危険回避能力を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。危険回避能力とは、図6のS44および図8のS53において妥当な危険回避行動を行うことができる能力のことである。図10に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
まず、安全運転意識の評価方法の具体例について説明する。図11は、安全運転意識を評価するための1つの方法を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートの各工程は、サーバ20の評価部21bによって行われうる。
1.上記実施形態の車載装置は、
サーバ(例えば20)と通信可能に接続された車載装置であって、
予め特定された特定エリア(例えば1)に対する車両(例えば10)の進入と退出とを判定する判定手段(例えば14a)と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報のみを前記サーバに送信する通信手段(例えば13)と、を含む。
この実施形態によれば、特定エリアに車両が進入したと判定してから、特定エリアから車両が退出したと判定されるまでの期間にセンサで検出された情報のみを送信することで、データ通信量を低減することができる。
前記通信手段は、前記特定期間において前記情報をリアルタイムに前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、車両に記憶させる情報を低減することができる。
前記通信手段は、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定した後に前記情報を前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、車両を駐車しているときなどの任意のタイミングで、車両から情報をサーバに送信することができる。
前記通信手段は、前記車両のイグニッションがオフされた後の所定時間内に前記情報を前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、車両のイグニッションをオフした後で、車両から情報をサーバに送信することができる。
前記通信手段は、前記特定期間に前記センサで検出された前記情報のみを前記サーバに送信する。
この実施形態のよれば、車両からサーバへのデータ通信量を低減することができる。
前記車両は、前記センサとして、前記車両の走行状態を検出するセンサ(例えば11)を備える。
この実施形態によれば、危険個所としての特定エリアでの走行状態に基づいて、運転者への運転技術のコーチングを行ったり、運転者の信用度を決定したりすることができる。
前記走行状態を検出するセンサは、道路上における前記車両の位置を検出する位置センサ(例えば11a)を含む。
この実施形態によれば、特定エリアにおける車両の走行位置を検出することができる。
前記走行状態を検出するセンサは、前記車両のバンク角を検出するセンサ(例えば11d)を含む。
この実施形態によれば、特定エリアにおける車両のバンク角を検出することができる。
前記走行状態を検出するセンサは、前記車両の速度を検出する速度センサ(例えば11b)、および前記車両の加速度を検出する加速度センサ(例えば11c)のうち少なくとも一方を含む。
この実施形態によれば、特定エリアにおける車両の速度・加速度、特に、特定エリアへの進入時の車両の速度を検出することができる。
前記車両は、前記センサとして、前記車両の前方、後方、側方の少なくとも1つを撮影するカメラ(例えば11e)を備え、
前記通信手段は、前記カメラで撮影された画像を前記情報として前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、特定エリアにおける車両の外界状況を検出することができる。
前記車両は、前記センサとして、前記車両の運転者の生体状態を検出するセンサ(例えば12)を備える。
この実施形態によれば、危険個所としての特定エリアでの運転者の生体状態に基づいて、運転者への運転技術のコーチングを行ったり、運転者の信用度を決定したりすることができる。
前記生体状態を検出するセンサは、前記運転者の視線を検出する視線センサ(例えば12a)、前記運転者の心拍数を検出する心拍数センサ(例えば12b)、前記運転者の発汗量を検出する発汗センサ(例えば12c)のうち少なくとも1つを含む。
この実施形態によれば、特定エリアにおける運転者の生体状態を検出することができる。
前記通信手段は、前記情報とともに、前記車両に関する情報、タイヤの情報、前記特定エリアを走行時の天気情報、および前記特定エリアの路面情報のうち少なくとも1つを前記サーバに送信する。
この実施形態によれば、車両に関する情報により、特定エリアに進入した車両または運転者を特定することができるとともに、タイヤの情報および天気情報に応じた運転危険度の評価を行うことができる。
前記車両は、前記センサとして、前記特定エリアに対する前記車両の位置を検出する位置センサ(例えば11a)を備え、
前記判定手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを判定する。
この実施形態によれば、特定エリアに対する進入と退出とを車両ごとに判定することができる。
前記サーバは、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを検出したタイミングで検出信号を前記車両に送信し(例えば21a)、
前記通信手段は、前記サーバから前記検出信号を受信し、
前記判定手段は、前記通信手段で受信した前記検出信号に基づいて、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを判定する。
この実施形態によれば、特定エリアがトンネル内であるなど、GPSセンサが使用できない場合においても、特定エリアに対する進入と退出とを判定することができる。
前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを検出したタイミングで検出信号を前記車両に送信する検出装置(例えば3a、3b)が道路上に設けられ、
前記通信手段は、前記検出装置から前記検出信号を受信し、
前記判定手段は、前記通信手段で受信した前記検出信号に基づいて、特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する。
この実施形態によれば、特定エリアがトンネル内であるなど、GPSセンサが使用できない場合においても、特定エリアに対する進入と退出とを判定することができる。
前記車両は鞍乗型車両である。
この実施形態によれば、バンク角など鞍乗型車両特有の情報が送信されうる。
サーバ(例えば20)と、該サーバと通信可能に接続された車載装置とを含む情報管理システム(例えば100)であって、
前記車載装置は、
予め特定された特定エリア(例えば1)に対する車両(例えば10)の進入と退出とを判定する判定手段(例えば14a)と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段(例えば13)と、を含む。
この実施形態によれば、特定エリアに車両が進入したと判定してから、特定エリアから車両が退出したと判定されるまでの期間にセンサで検出された情報を送信することで、データ通信量を低減することができる。
車載装置と通信可能に接続された情報管理サーバ(例えば20)であって、
予め特定された特定エリア(例えば1)の走行中に車両(例えば10)のセンサで検出された情報を前記車載装置から受信する通信手段(例えば23)と、
前記通信手段により受信した情報を車両または運転者ごとに記憶する記憶手段(例えば22)と、含む。
この実施形態によれば、特定エリアを走行中に車両で得られた情報を受信することで、記憶するデータサイズを低減することができる。
前記通信手段は、前記特定エリアの走行中に車両のセンサで検出された情報のみを前記車載装置から受信する。
この実施形態によれば、記憶するデータサイズを低減することができる。
前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、車両または運転者ごとに運転危険度を評価する評価手段(例えば21b)を更に備える。
この実施形態によれば、車両または運転者ごとに、運転技術のコーチングを行ったり、信用度を決定したりすることができる。
前記記憶手段は、前記車両が前記特定エリアを走行したときの天気情報および路面情報の少なくとも一方を記憶し、
前記評価手段は、前記天気情報および前記路面情報の少なくとも一方にも基づいて運転危険度を評価する。
この実施形態によれば、特定エリアを車両が走行したときの天気情報や路面情報に応じて運転危険度を評価することができる。
前記特定エリアとは、事故が起きる可能性の高い危険個所として特定されたエリアである。
この実施形態によれば、危険個所での運転者の運転危険度を評価することができる。
前記評価手段は、運転危険度の評価結果に基づいて、前記特定エリア自体の危険度を評価する。
この実施形態によれば、特定エリアがどのくらい危険なのかを評価し、その措置を行政府に対して要求することができる。
予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定工程と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報をサーバに送信する送信工程と、を含む。
この実施形態によれば、特定エリアに車両が進入したと判定してから、特定エリアから車両が退出したと判定されるまでの特定期間にセンサで検出された情報を送信することで、データ通信量を低減することができる。
Claims (29)
- サーバと、該サーバと通信可能に接続された鞍乗型車両の車載装置とを含むシステムであって、
前記車載装置は、
予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定手段と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと前記判定手段が判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定するまでの特定期間にセンサで検出された情報を前記サーバに送信する通信手段と、
を備え、
前記車両は、前記センサとして、前記車両のバンク角を検出する傾きセンサと、前記車両の運転者の視線を検出する視線センサとを備え、
前記サーバは、前記運転者の運転評価として、
前記特定期間に前記傾きセンサで検出された前記車両のバンク角に関するバンク角情報を前記車載装置から受信し、前記バンク角情報における前記車両のバンク角と、前記特定エリアを走行する際の理想バンク角との差に基づいて、前記運転者の安全運転意識を評価し、
前記特定期間に前記視線センサで検出された前記運転者の視線に関する視線情報を前記車載装置から受信し、前記視線情報に基づいて前記運転者の危険察知能力を評価する、
ことを特徴とするシステム。 - 前記サーバは、前記視線情報に基づいて、前記特定エリアに設置されたカーブミラーを前記運転者が確認したか否かを判断することより前記危険察知能力を評価する、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記サーバは、前記特定期間に前記センサで検出された前記情報に基づいて、前記運転者が前記カーブミラーの確認後に危険回避行動を実施したか否かを判断することにより前記危険察知能力を評価する、ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 前記車両は、前記車両が装着しているタイヤの種類に関するタイヤ情報を前記車載装置から受信し、前記特定エリアの走行時における天気および路面の状態の少なくとも一方に応じて前記車両に装着すべきタイヤか否かを判断することにより前記安全運転意識を評価する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記サーバは、前記特定エリアにおける前記車両の道路上の走行位置に関する位置情報を前記車載装置から受信し、前記位置情報に基づいて、前記特定エリアにおける前記道路の路肩側を走行しているか否かを判断することにより前記安全運転意識を評価する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記車両は、前記センサとして、前記運転者の生体状態を検出する生体センサを更に備え、
前記サーバは、前記運転者の運転評価として、前記特定期間に前記生体センサで検出された前記生体状態に関する生体情報を前記車載装置から受信し、前記生体情報に基づいて前記運転者の危険対応能力を評価する、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記サーバは、前記生体情報に基づいて、前記運転者の生体状態の変化が許容範囲内か否かを判定することにより前記危険対応能力を評価する、ことを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- 前記車両は、前記センサとして、前記車両の走行状態を検出する走行センサを更に備え、
前記サーバは、前記運転者の運転評価として、前記特定期間に前記走行センサで検出された前記走行状態に関する走行情報を前記車載装置から受信し、前記走行情報に基づいて前記運転者の危険対応能力を評価する、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記サーバは、前記走行情報に基づいて、急減速、急ハンドルおよび過剰なバンクの少なくとも1つを含む過剰運転を行ったか否かを判断することにより前記危険対応能力を評価する、ことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
- 前記車両は、前記センサとして、前記車両の走行状態を検出する走行センサを更に備え、
前記サーバは、前記運転者の運転評価として、前記特定期間に前記走行センサで検出された前記走行状態に関する走行情報を前記車載装置から受信し、前記走行情報に基づいて前記運転者の危険回避能力を評価する、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記サーバは、前記走行情報から得られる前記車両の減速量および減速位置と、前記特定エリアを走行する際の理想的な減速量および減速位置との差に基づいて、前記危険回避能力を評価する、ことを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 前記サーバは、前記走行情報から得られる走行ルートと、危険を回避するための理想的な走行ルートとの差に基づいて、前記危険回避能力を評価する、ことを特徴とする請求項10又は11に記載のシステム。
- 前記サーバは、前記特定期間に前記センサで検出された前記情報から得られた前記運転者の運転評価の結果に基づいて、前記特定エリア自体の危険度を評価する、ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記通信手段は、前記特定期間において前記情報をリアルタイムに前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記通信手段は、前記特定エリアから前記車両が退出したと前記判定手段が判定した後に前記情報を前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記通信手段は、前記車両のイグニッションがオフされた後の所定時間内に前記情報を前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記通信手段は、前記特定期間に前記センサで検出された前記情報のみを前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記車両は、前記センサとして、前記車両の走行状態を検出するセンサを備える、ことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記走行状態を検出するセンサは、道路の幅方向における前記車両の走行位置を検出する走行位置センサを含む、ことを特徴とする請求項18に記載のシステム。
- 前記走行状態を検出するセンサは、前記車両の速度を検出する速度センサ、および前記車両の加速度を検出する加速度センサのうち少なくとも一方を含む、ことを特徴とする請求項18又は19に記載のシステム。
- 前記車両は、前記センサとして、前記車両の前方、後方、側方の少なくとも1つを撮影するカメラを備え、
前記通信手段は、前記カメラで撮影された画像を前記情報として前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至20のうちいずれか1項に記載のシステム。 - 前記車両は、前記センサとして、前記車両の運転者の生体状態を検出するセンサを備える、ことを特徴とする請求項1乃至21のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記生体状態を検出するセンサは、前記運転者の視線を検出する前記視線センサに加えて、前記運転者の心拍数を検出する心拍数センサ、前記運転者の発汗量を検出する発汗センサのうち少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項22に記載のシステム。
- 前記通信手段は、前記情報とともに、前記車両に関する情報、タイヤの情報、前記特定エリアを走行時の天気情報、および前記特定エリアの路面情報のうち少なくとも1つを前記サーバに送信する、ことを特徴とする請求項1乃至23のうちいずれか1項に記載のシステム。
- 前記車両は、前記センサとして、前記特定エリアに対する前記車両の位置を検出する位置センサを備え、
前記判定手段は、前記位置センサの検出結果に基づいて、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを判定する、ことを特徴とする請求項1乃至24のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記サーバは、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを検出したタイミングで検出信号を前記車両に送信し、
前記通信手段は、前記サーバから前記検出信号を受信し、
前記判定手段は、前記通信手段で受信した前記検出信号に基づいて、前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを判定する、ことを特徴とする請求項1乃至24のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記特定エリアに対する前記車両の進入と退出とを検出したタイミングで検出信号を前記車両に送信する検出装置が道路上に設けられ、
前記通信手段は、前記検出装置から前記検出信号を受信し、
前記判定手段は、前記通信手段で受信した前記検出信号に基づいて、特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する、ことを特徴とする請求項1乃至24のいずれか1項に記載のシステム。 - 鞍乗型車両の車載装置と通信可能に接続された情報管理サーバであって、
予め特定された特定エリアの走行中に車両のセンサで検出された情報を前記車載装置から受信する通信手段と、
前記通信手段により受信した前記情報に基づいて運転評価を行う評価手段と、
を備え、
前記情報は、前記特定エリアの走行中に前記車両の傾きセンサで検出された前記車両のバンク角に関するバンク角情報と、前記特定エリアの走行中に前記車両の視線センサで検出された前記車両の運転者の視線に関する視線情報とを含み、
前記評価手段は、前記運転評価として、
前記通信手段により受信した前記バンク角情報における前記車両のバンク角と、前記特定エリアを走行する際の理想バンク角との差に基づいて、前記運転者の安全運転意識を評価し、
前記通信手段により受信した前記視線情報に基づいて、前記運転者の危険察知能力を評価する、ことを特徴とする情報管理サーバ。 - 予め特定された特定エリアに対する車両の進入と退出とを判定する判定工程と、
前記特定エリアに前記車両が進入したと判定してから、前記特定エリアから前記車両が退出したと判定するまでの特定期間に前記車両のセンサで検出された情報を前記車両からサーバに送信する送信工程と、
前記サーバで受信した前記情報に基づいて、前記サーバにより前記車両の運転者の運転評価を行う評価工程と、
を備え、
前記車両は、前記センサとして、前記車両のバンク角を検出する傾きセンサと、前記車両の運転者の視線を検出する視線センサとを備え、
前記送信工程では、前記特定期間に前記傾きセンサで検出された前記車両のバンク角に関するバンク角情報と、前記特定期間に前記視線センサで検出された前記運転者の視線に関する視線情報とを前記車両から前記サーバに送信し、
前記評価工程では、前記サーバは、前記運転評価として、
前記バンク角情報における前記車両のバンク角と、前記特定エリアを走行する際の理想バンク角との差に基づいて、前記運転者の安全運転意識を評価し、
前記視線情報に基づいて前記運転者の危険察知能力を評価する、
ことを特徴とする方法。
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