JPWO2018179252A1 - 車両制御装置及び車両制御方法 - Google Patents

車両制御装置及び車両制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、車両制御装置及び車両制御方法に関する。車両制御装置(10)は、自車両(100)が直進しながら通過しようとする交差点(108、126)を認識する認識処理部(40)と、自車両(100)の走行レーン(L1、L4)が、認識された交差点(108、126)の手前側と奥側で左右方向にずれるオフセットレーンであるか否かを判定するレーン判定部(54)と、レーン判定部(54)による判定結果に応じて異なる走行制御を行う走行制御部(44)と、を備える。

Description

本発明は、車両制御装置及び車両制御方法に関する。
従来から、自車両の外界状態を示す情報(以下、外界情報)を取得し、その外界情報に基づいて運転支援又は自動運転を行うための制御装置が種々開発されている。
特開2003−121180号公報では、地図情報に基づいて仮想道路を作成し、いわゆるマップマッチングを用いて地図上の自車位置を計測する手法が提案されている。これにより、交差点又は分岐点を通過する場合の自車位置を正確に認識できる旨が記載されている。
しかしながら、特開2003−121180号公報で提案される手法では、自車位置の認識精度は、地図情報の信頼性に大きく依存してしまう。例えば、交差点の手前側と奥側でレーンが左右方向にずれた状態を認識した場合、実際の走行シーンを正確に把握するのが難しい可能性がある。特に、自動による走行制御を行う場合、この交差点をどのように通過したらよいか対処に迷うことが十分に想定される。
本発明は上記した問題を解決するためになされたものであり、交差点の前後方向における走行レーンの接続性に留意しつつ、交差点の直進通過に適切に対処可能な車両制御装置及び車両制御方法を提供することを目的とする。
第1の本発明に係る車両制御装置は、自車両の走行制御を少なくとも部分的に自動で行う装置であって、前記自車両が直進しながら通過しようとする交差点を認識する認識処理部と、前記自車両の走行レーンが、前記認識処理部により認識された前記交差点の手前側と奥側で左右方向にずれるオフセットレーンであるか否かを判定するレーン判定部と、前記レーン判定部による判定結果に応じて異なる走行制御を行う走行制御部と、を備える。
このように、オフセットレーンに関する判定結果に応じて異なる走行制御を行うことで、交差点の前後方向における走行レーンの接続性に留意しつつ、交差点の直進通過に適切に対処することができる。
また、前記認識処理部は、前記走行レーンの区画線を標示するレーンマークをさらに認識し、前記レーン判定部は、前記レーンマークにより特定される前記交差点の手前側区画線を外挿することで前記交差点内の仮想区画線を設定し、前記走行レーンが前記オフセットレーンであるか否かを前記仮想区画線に基づいて判定してもよい。
また、前記レーン判定部は、前記走行レーンが前記オフセットレーンであると判定した場合、オフセット方向に最も近い奥側区画線と接続し直すことで前記仮想区画線を設定してもよい。
また、前記走行制御部は、前記交差点内にて、前記レーン判定部により設定された前記仮想区画線に対する車線維持制御を行ってもよい。
また、前記認識処理部は、前記自車両の前方にある1つ又は複数の特定物体をさらに認識し、前記レーン判定部は、前記特定物体の少なくとも一部が、前記仮想区画線に対して前記自車両と同じ側にある場合、前記走行レーンが前記オフセットレーンであると判定してもよい。これにより、隣のレーン(つまり、対向レーン)に存在し得る特定物体との位置関係を手掛かりにして確度が高い判定を行うことができる。
また、前記認識処理部は、前記特定物体として、前記自車両の前方にある対向車両及び/又は前記交差点の奥側にある停止線を認識してもよい。
また、前記認識処理部は、前記自車両の前方にある先行車両をさらに認識し、前記走行制御部は、前記認識処理部が前記先行車両を認識できた場合、前記交差点内にて前記先行車両に対する追従制御を行ってもよい。これにより、走行レーンの接続性を意識することなく、先行車両の挙動に従って交差点を通過することができる。
また、当該車両制御装置は、前記認識処理部が前記特定物体及び前記先行車両を認識できなかった場合、前記自車両のドライバに対して手動運転への引き継ぎを要求する動作を行う引継要求部をさらに備えてもよい。これにより、走行レーンの接続性を判断し難い状況において、運転主体をドライバに円滑に引き継がせることができる。
また、前記レーン判定部は、前記走行レーンが前記オフセットレーンであると判定した場合、前記交差点の手前側区画線と、該手前側区画線に対してオフセット方向に最も近い奥側区画線を接続することで前記交差点内の仮想区画線を設定してもよい。
第2の本発明に係る車両制御方法は、自車両の走行制御を少なくとも部分的に自動で行う車両制御装置を用いる方法であって、前記自車両が直進しながら通過しようとする交差点を認識する認識ステップと、前記自車両の走行レーンが、認識された前記交差点の手前側と奥側で左右方向にずれるオフセットレーンであるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップでの判定結果に応じて異なる走行制御を行う制御ステップと、を備える。
本発明に係る車両制御装置及び車両制御方法によれば、交差点の前後方向における走行レーンの接続性に留意しつつ、交差点の直進通過に適切に対処することができる。
本発明の一実施形態に係る車両制御装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す車両制御装置の動作説明に供されるフローチャートである。 図3Aは、自車両が通過しようとする交差点の第1例を示す図である。図3Bは、図3Aの交差点内にて仮想区画線を設定した結果を示す図である。 2次判定処理(図2のステップS8)に関する詳細フローチャートである。 自車両が通過しようとする交差点の第2例を示す図である。 図5の交差点内にて仮想区画線を仮設定した結果を示す図である。 図7A及び図7Bは、自車両と特定物体(前方他車両)の間の位置関係を示す図である。 自車両と特定物体(停止線)の間の位置関係を示す図である。 図9Aは、図7Bの状況下での自車両の走行挙動を示す図である。図9Bは、図8の状況下での自車両の走行挙動を示す図である。 図10は、図7Aの状況下での自車両の走行挙動を示す図である。
以下、本発明に係る車両制御装置及び車両制御方法について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
[車両制御装置10の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る車両制御装置10の構成を示すブロック図である。車両制御装置10は、車両(図3A等の自車両100)に組み込まれており、かつ、自動又は手動により車両の走行制御を行う。この「自動運転」は、車両の走行制御をすべて自動で行う「完全自動運転」のみならず、走行制御を部分的に自動で行う「部分自動運転」を含む概念である。
車両制御装置10は、基本的には、入力系装置群と、自動運転ECU(電子制御装置;Electronic Control Unit)12と、出力系装置群とから構成される。入力系装置群及び出力系装置群をなす各々の装置は、自動運転ECU12に通信線を介して接続されている。
入力系装置群は、外界センサ14と、通信装置15と、ナビゲーション装置16と、車両センサ18と、自動運転スイッチ19と、操作デバイス20を含んで構成される。出力系装置群(動作部22に相当)は、車輪を駆動する駆動力装置24と、当該車輪を操舵する操舵装置26と、当該車輪を制動する制動装置28と、ドライバに報知する報知装置30を含んで構成される。
<入力系装置群の具体的構成>
外界センサ14は、車両の外界状態を示す情報(以下、外界情報)を取得し、当該外界情報を自動運転ECU12に向けて出力する。外界センサ14は、具体的には、複数のカメラ32と、複数のレーダ34と、複数のLIDAR36(Light Detection and Ranging;光検出と測距/Laser Imaging Detection and Ranging;レーザ画像検出と測距)を含んで構成される。
通信装置15は、路側機、他の車両、及びサーバを含む外部装置と通信可能に構成されており、例えば、交通機器に関わる情報、他の車両に関わる情報、プローブ情報又は最新の地図情報を送受信する。
ナビゲーション装置16は、車両の現在位置を検出可能な衛星測位装置と、ユーザインタフェースを含んで構成される。ナビゲーション装置16は、車両の現在位置又はユーザによる指定位置に基づいて、指定した目的地までの経路を算出し、当該経路を示す経路情報を自動運転ECU12に出力する。
車両センサ18は、車両の走行速度(車速)を検出する速度センサ、加速度を検出する加速度センサ、横Gを検出する横Gセンサ、垂直軸周りの角速度を検出するヨーレートセンサ、向き・方位を検出する方位センサ、勾配を検出する勾配センサを含み、各々のセンサからの検出信号を自動運転ECU12に出力する。
自動運転スイッチ19は、ハードスイッチ又はソフトスイッチからなり、ドライバを含むユーザのマニュアル操作により、複数の運転モードを切り替え可能に構成される。
操作デバイス20は、アクセルペダル、ステアリングホイール、ブレーキペダル、シフトレバー、及び方向指示レバーを含んで構成される。操作デバイス20には、ドライバによる操作の有無や操作量、操作位置を検出する操作検出センサ38が取り付けられている。
<出力系装置群の具体的構成>
駆動力装置24は、駆動力制御用ECUと、エンジン・駆動モータを含む駆動源から構成される。駆動力装置24は、自動運転ECU12(より詳細には、走行制御部44)から入力される走行制御値に従って車両の走行駆動力(トルク)を生成し、トランスミッションを介して間接的に、或いは直接的に車輪に伝達する。
操舵装置26は、EPS(電動パワーステアリングシステム)用ECUと、EPS装置とから構成される。操舵装置26は、走行制御部44から入力される走行制御値に従って車輪(操舵輪)の向きを変更する。
制動装置28は、例えば、油圧式ブレーキを併用する電動サーボブレーキであり、制動力制御用ECUと、ブレーキアクチュエータとから構成される。制動装置28は、走行制御部44から入力される走行制御値に従って車輪を制動する。
報知装置30は、表示装置・音響装置を含む出力装置と、報知制御装置とから構成される。報知装置30は、自動運転ECU12から出力される報知指令に応じて、自動運転又は手動運転に関わる報知動作を行う。
<運転モード>
自動運転ECU12は、自動運転スイッチ19が押される度に、「自動運転モード」と「手動運転モード」(非自動運転モード)が順次切り替わるように設定されている。
自動運転モードは、ドライバが、操作デバイス20(具体的には、アクセルペダル、ステアリングホイール及びブレーキペダル)の操作を行わない状態下で、車両が自動運転ECU12による制御下に走行する運転モードである。換言すれば、自動運転モードは、自動運転ECU12が、逐次作成される行動計画に従って、駆動力装置24、操舵装置26、及び制動装置28の一部又は全部を制御する運転モードである。
なお、ドライバが、自動運転モードの実行中に操作デバイス20を用いた所定の操作を行うと、自動運転モードが自動的に解除されると共に、運転の自動化レベルが相対的に低い運転モード(手動運転モードを含む)に切り替わる。以下、自動運転から手動運転へ移行させるために、ドライバが自動運転スイッチ19又は操作デバイス20を操作することを「テイクオーバー操作」ともいう。
<自動運転ECU12の構成>
自動運転ECU12の機能実現部は、1つ又は複数のCPU(Central Processing Unit)が、非一過性の記憶装置に記憶されているプログラムを実行することにより機能が実現されるソフトウエア機能部である。これに代わって、機能実現部は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の集積回路からなるハードウエア機能部であってもよい。
この自動運転ECU12は、認識処理部40と、交差点対処部42と、走行制御部44とを含んで構成される。認識処理部40は、交差点認識部46、車両認識部48及び標示物認識部50として機能する。交差点対処部42は、レーン判定部54及び引継要求部56として機能する。走行制御部44は、車線維持制御部58及び追従制御部60として機能する。
認識処理部40は、入力系装置群により入力された各種情報(例えば、外界センサ14からの外界情報)を用いて、レーンマーク・停止線・信号機等の標示物を認識した後、標示物の位置情報又は車両の走行可能領域を含む「静的」な外界認識情報を生成する。また、認識処理部40は、入力された各種情報を用いて、駐停車車両等の障害物、人・他車両等の交通参加者、又は信号機の灯色を含む「動的」な外界認識情報を生成する。
交差点対処部42は、認識処理部40により認識された特定の交差点に対処するための対処制御(詳細は後述する)を行う。そして、交差点対処部42は、対処制御を行うための信号(制御信号)を生成し、この制御信号を走行制御部44又は報知装置30に向けて出力する。
走行制御部44は、認識処理部40により生成された外界認識情報を用いて、走行区間毎の行動計画に沿った走行軌道(目標挙動の時系列)を生成し、車両を走行制御するための各々の走行制御値を決定する。そして、走行制御部44は、得られた各々の走行制御値を、駆動力装置24、操舵装置26又は制動装置28に出力する。
なお、走行制御部44は、車線維持制御部58による車線維持制御(以下、LKAS制御;Lane Keep Assist System)と、追従制御部60による追従制御(以下、ACC制御;Adaptive Cruise Control)を実行可能である。これとは別に、走行制御部44は、逸脱抑制制御(以下、LDPS制御;Lane Departure Prevention System)を実行可能であってもよい。
ここで、「LKAS制御」とは、走行レーンL1(図3A等)上の目標軌道(例えば、中心線)に沿って車両を走行させる走行制御である。また、「ACC制御」とは、先行車両200p(同図)の走行軌道に沿って追従するように車両を走行させる走行制御である。また、「LDPS制御」とは、レーンマーク110(同図)から外側への逸脱を抑制又は防止するように車両を走行させる走行制御である。
[車両制御装置10の動作]
<1.交差点108を通過する場合>
本実施形態における車両制御装置10は、以上のように構成される。続いて、交差点108の通過前後における車両制御装置10の動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、図1の車両制御装置10を搭載した自車両100が、自動運転モードにより走行する場合を想定する。
図2のステップS1において、交差点認識部46は、外界センサ14による検出結果に基づいて、自車両100が直進しながら通過しようとする交差点108(直進交差点)を認識できたか否かを判定する。
図3Aに示すように、自車両100は、一点鎖線矢印で示す走行予定経路102に沿って、第1道路104及び第2道路106が交差する地点(つまり、交差点108)を通過しようとする。本図は、自動車が「左側」走行する旨の取極めがなされている地域の道路を示す。
第1道路104及び第2道路106はいずれも、2車線(片側1車線)からなる道路である。第1道路104は、左側から順に、自車両100が走行するレーン(以下、走行レーンL1)と、走行レーンL1に対向するレーンL2とから構成される。
連続線状のレーンマーク110は、交差点108の手前側にある走行レーンL1と、レーンL2の間の区画線を標示する。連続線状のレーンマーク112は、交差点108の奥側にある走行レーンL1と、レーンL2の間の区画線を標示する。つまり、走行レーンL1は、レーンマーク110、112、路端114、116によって区画されている。
なお、破線で示す認識位置P1は、交差点108を初めて認識した時点(認識開始時点)における自車両100の位置である。説明の便宜上、認識開始時点から常に、車両認識部48は2台の先行車両200pを認識し、標示物認識部50はレーンマーク110、112を認識することを想定する。
交差点108が認識されなかった場合(ステップS1:NO)、交差点108が認識されるまでの間、ステップS1に留まる。一方、自車両100が認識位置P1に到達して交差点108が初めて認識された場合(ステップS1:YES)、ステップS2に進む。
ステップS2において、自動運転ECU12は、後述する1次及び2次判定処理に供される各種情報を取得する。この情報は、レーンマーク110、112、路端114、116の位置情報、認識された物体(例えば、先行車両200p)の種別、位置又は動きが含まれる。
ステップS3において、レーン判定部54は、自車両100の走行レーンL1が、オフセットレーンであるか否かに関する1次判定処理を行う。ここで、「オフセットレーン」とは、交差点108の手前側と奥側で左右方向にずれるレーンを意味する。ナビゲーション装置16の衛星測位装置による自己位置の認識精度が低い場合、交差点108の周辺位置を示す地図情報を参照することで、この1次判定処理を行う。
具体的には、レーン判定部54は、[1]第1道路104が片側複数車線(特に、3車線以上)であると認識した場合、又は[2]走行レーンL1がオフセットレーンである旨が地図情報に示唆されている場合、オフセットレーンの可能性があると判定する。
ステップS4において、レーン判定部54は、走行レーンL1がオフセットレーンである可能性を判定する。例えば、図3Aの交差点108に関して可能性がないと判定された場合(ステップS4:NO)、ステップS5に進む。
ステップS5において、レーン判定部54は、走行レーンL1のオフセットがない前提の下、走行レーンL1の形状を特定するための2本の境界線Br、Bl(仮想区画線Er、Elを含む)を設定する。
図3Bに示すように、右側の境界線Brは、レーンマーク110(図3A)が標示する手前側区画線Crと、レーンマーク112(図3A)が標示する奥側区画線Drと、手前側区画線Cr及び奥側区画線Drを接続する仮想区画線Erとから構成される。この仮想区画線Erは、交差点108内に設定される仮想線であり、直線形状を有する。
また、左側の境界線Blは、路端114(図3A)により特定される手前側区画線Clと、路端116(図3A)により特定される奥側区画線Dlと、手前側区画線Cl及び奥側区画線Dlを接続する仮想区画線Elとから構成される。この仮想区画線Elは、交差点108内に設定される仮想線であり、直線形状を有する。
ステップS6において、走行制御部44(車線維持制御部58)は、自車両100が実行位置P2(図3B)に到達した時点から、走行レーンL1に対するLKAS制御を行う。具体的には、車線維持制御部58は、ステップS5で設定された2本の仮想区画線Er、Elから交差点108内の目標軌道(例えば、中心線)を決定し、この目標軌道に沿って自車両100を走行させる制御を行う。これにより、自車両100は、交差点108内を円滑に走行しながら、奥側の走行レーンL1に進入することができる。
ステップS7において、自動運転ECU12は、自車両100が交差点108を通過したか否かを判定する。交差点108を未だ通過していない場合(ステップS7:NO)、交差点108を通過するまでの間、ステップS7に留まる。一方、交差点108を通過した場合(ステップS7:YES)、図2のフローチャートの実行(交差点108への対処制御)を終了する。
<2.交差点126を通過する場合>
続いて、図3Aとは異なる交差点126(図5)への対処制御について、図2及び図4のフローチャートの他、図5〜図10を参照しながら説明する。
図5に示すように、自車両100は、一点鎖線矢印で示す走行予定経路120に沿って、第1道路122及び第2道路124が交差する地点(つまり、交差点126)を通過しようとする。本図は、図3Aと同様に、自動車が「左側」走行する旨の取極めがなされている地域の道路を示す。
第1道路122は3車線からなる変則的な道路であり、第2道路124は2車線(片側1車線)からなる道路である。交差点126に対して手前側の第1道路122は、左側から順に、左折専用のレーンL3と、自車両100が走行するレーン(以下、走行レーンL4)と、走行レーンL4に対向するレーンL5とから構成される。交差点126に対して奥側の第1道路122は、左側から順に、自車両100が走行する走行レーンL4と、走行レーンL4に対向するレーンL5と、左折専用のレーンL6とから構成される。
破線状のレーンマーク130は、交差点126の手前側にあるレーンL3と、走行レーンL4の間の区画線を標示する。連続線状のレーンマーク131は、交差点126の手前側にある走行レーンL4と、レーンL5の間の区画線を標示する。連続線状のレーンマーク132は、交差点108の奥側にある走行レーンL4と、レーンL5の間の区画線を標示する。破線状のレーンマーク133は、交差点126の奥側にあるレーンL5と、レーンL6の間の区画線を標示する。
本図から理解されるように、交差点126は、オフセットレーン(L4、L5)を含むオフセット交差点である。自車両100の走行レーンL4は、レーンマーク130、131、132、路端134によって区画されている。つまり、走行レーンL4は、交差点126の奥側が、手前側に対してちょうど1レーン分だけ左方向にずれるオフセットレーンである。なお、オフセット交差点の形態は図5に示す例に限られず、オフセット量が1レーン未満である等、様々な形態が想定される。
図2のフローチャートに示す1次判定処理(ステップS3)の結果、図5の走行レーンL4に関してオフセットレーンの可能性があると判定されたとする。この場合(ステップS4:YES)、ステップS8に進む。
ステップS8において、レーン判定部54は、自車両100の走行レーンL4が、オフセットレーンであるか否かに関する2次判定処理を行う。以下、2次判定処理の具体的方法について、図4のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
図4のステップS81において、レーン判定部54は、手前側区画線Cr、Clに対して少なくとも連続性を保つ外挿処理を施すことで、2本の境界線Br、Bl(つまり、2本の仮想区画線Er、El)を仮設定する。例えば、手前側区画線Cr、Clが直線状である場合(図5参照)、レーン判定部54は、手前側区画線Cr、Clを奥側に向けてそのまま延長する外挿処理を行う。
図6は、図5の交差点126内にて仮想区画線Er、Elを仮設定した結果を示す図である。なお、図示の便宜上、レーンマーク130−133を省略して表記する場合がある。以下の図7A、図7B及び図8についても同様である。
図6に示すように、右側の境界線Brは、レーンマーク131(図5)に対応する手前側区画線Crと、レーンマーク133(図5)に対応する奥側区画線Drと、手前側区画線Cr及び奥側区画線Drを接続する仮想区画線Erとから構成される。左側の境界線Blは、レーンマーク130(図5)に対応する手前側区画線Clと、レーンマーク132(図5)に対応する奥側区画線Dlと、手前側区画線Cl及び奥側区画線Dlを接続する仮想区画線Elとから構成される。
このように、ちょうど1レーン分だけ左方向にずれるオフセットレーンでは、手前側区画線Cr、Clを単純に外挿した結果、区画線同士の接続を誤った境界線Br、Blが得られる点に留意する。
ステップS82において、レーン判定部54は、特定の位置関係を満たす前方他車両があるか否かを判別する。具体的には、レーン判定部54は、前方他車両の少なくとも一部が、仮想区画線Er(仮想区画線El)に対して自車両100と同じ側にあるか否かを判別する。特定の位置関係を満たす前方他車両がある場合(ステップS82:YES)、ステップS83に進む。
ステップS83において、レーン判定部54は、絶対速度又は相対速度を用いた公知の判別手法を用いて、前方他車両が先行車両200pであるか否かを判別する。先行車両200pであると判別された場合(ステップS83:YES)、「ケース2」を選択し(ステップS84)、2次判定処理の実行を終了する。一方、先行車両200pではないと判別された場合(ステップS83:NO)、「ケース1」を選択し(ステップS85)、2次判定処理の実行を終了する。
ところで、ステップS82に戻って、特定の位置関係を満たす前方他車両がない場合(ステップS82:NO)、ステップS86に進む。
ステップS86において、レーン判定部54は、特定の位置関係を満たす停止線138があるか否かを判別する。具体的には、レーン判定部54は、停止線138の少なくとも一部が、[1]交差点126の奥側にあり、かつ、[2]仮想区画線Er(仮想区画線El)に対して自車両100と同じ側にあるか否かを判別する。
停止線138があると判別された場合(ステップS86:YES)、「ケース1」を選択し(ステップS85)、2次判定処理の実行を終了する。一方、停止線138がないと判別された場合(ステップS86:NO)、「ケース3」を選択し(ステップS87)、2次判定処理の実行を終了する。
図7Aの状況下において、特定物体(前方他車両)の略全体が、左側の仮想区画線El(左側の境界線Bl)に対して自車両100と同じ側にある。また、前方他車両の移動方向は、自車両100の移動方向と概ね一致している。この場合、前方他車両が先行車両200pであると判定され、「ケース2」が選択される。
図7Bの状況下において、特定物体(前方他車両)の全体が、右側の仮想区画線Er(右側の境界線Br)に対して自車両100と同じ側にある。また、前方他車両の移動方向は、自車両100の移動方向と概ね逆になっている。そうすると、この特定物体が対向車両200oであると判定され、「ケース1」が選択される。
図8の状況下において、2つの特定物体(位置が異なる2本の停止線)の全体が、右側の仮想区画線Er(右側の境界線Br)に対して自車両100と同じ側にある。そうすると、一方の特定物体が奥側の停止線138であると判定され、「ケース1」が選択される。
図2のフローチャートに戻って、ステップS9において、自動運転ECU12は、ステップS8での判定結果に応じて異なる動作を行う。自車両100がオフセットレーンを走行中である「ケース1」が選択された場合(ステップS9:ケース1)、ステップS10に進む。
ステップS10において、レーン判定部54は、走行レーンL4のオフセットがある前提の下、走行レーンL4の形状を特定するための2本の境界線Br、Bl(仮想区画線Er、Elを含む)を設定する。ここで、レーン判定部54は、オフセット方向に最も近い奥側区画線Dr、Dlと接続し直すことで仮想区画線Er、Elを設定する。なお、オフセット方向は、自動車が「左側」走行する旨の取極めがなされている地域の道路では「左方向」である。
図9Aは、図7Bの状況下での自車両100の走行挙動を示す図である。図9Bは、図8の状況下での自車両100の走行挙動を示す図である。図9A及び図9Bのいずれの場合も、レーンマーク131とレーンマーク132を接続した仮想区画線Erが、レーンマーク130と路端134を接続した仮想区画線Elがそれぞれ新たに設定される。ここでは、仮想区画線Er、Elは、滑らかな曲線であるが、これに代わって、直線、又は直線及び曲線の組み合わせであってもよい。
その後、ステップS6に進んで、走行制御部44(車線維持制御部58)は、自車両100が実行位置P2(図9A及び図9B)に到達した時点から、走行レーンL4に対するLKAS制御を行う。具体的には、車線維持制御部58は、ステップS10で設定された2本の仮想区画線Er、Elから交差点126内の目標軌道(例えば、中心線)を決定し、この目標軌道に沿って自車両100を走行させる制御を行う。これにより、自車両100は、交差点126内を円滑に走行しながら、奥側の走行レーンL4に進入することができる。
一方、ステップS9に戻って、先行車両200pが走行レーンL4上を走行中である「ケース2」が選択された場合(ステップS9:ケース2)、ステップS11に進む。
ステップS11において、走行制御部44(追従制御部60)は、自車両100が実行位置P2(図10)に到達した時点から、先行車両200pに対するACC制御を行う。具体的には、追従制御部60は、破線矢印で示す先行車両200pの走行軌道140に沿って追従するように、自車両100を走行させる制御を行う。
図10は、図7Aの状況下での自車両100の走行挙動を示す図である。このように、自車両100は、先行車両200pに追従しながら、奥側の走行レーンL4に進入することができる。
一方、ステップS9に戻って、ケース1、2とは異なる「ケース3」が選択された場合(ステップS9:ケース3)、ステップS12に進む。
ステップS12において、交差点対処部42(引継要求部56)は、自動運転から手動運転に引き継がせるように対処する。具体的には、引継要求部56は、ドライバに対して手動運転への引き継ぎ(テイクオーバー操作)を要求する動作を行う。
そうすると、報知装置30は、引継要求部56からの報知指令に応じて、ドライバに対して引き継ぎを行うべき旨を報知する。この要求制御から報知動作までの一連の動作のことを「TOR」(テイクオーバーリクエスト)という。
車両制御装置10は、ドライバによるテイクオーバー操作を受け付けた場合、自動運転モードから手動運転モードに切り替える。その後、ドライバは、操作デバイス20を用いて、交差点126を直進するための手動運転を行う。
このように、引継要求部56は、認識処理部40が特定物体(対向レーンL5上にあるべき物体であり、例えば、対向車両200o、停止線136)及び先行車両200pを認識できなかった場合、自車両100のドライバに対して手動運転への引き継ぎを要求する動作を行ってもよい。これにより、走行レーンL4の接続性を判断し難い状況において、運転主体をドライバに円滑に引き継がせることができる。
なお、車両制御装置10は、要求制御と併せて又はこれとは別に、報知装置30によってドライバに対して警告する報知制御、走行制御部44によって自車両100を減速させ、停止線136の位置で停止させる走行制御を行ってもよい。
[車両制御装置10による効果]
以上のように、車両制御装置10は、自車両100の走行制御を少なくとも部分的に自動で行う装置であって、[1]自車両100が直進しながら通過しようとする交差点108、126を認識する認識処理部40と、[2]自車両100の走行レーンL1、L4が、認識された交差点108、126の手前側と奥側で左右方向にずれるオフセットレーンであるか否かを判定するレーン判定部54と、[3]レーン判定部54による判定結果に応じて異なる走行制御を行う走行制御部44と、を備える。
また、車両制御装置10を用いる車両制御方法は、[1]自車両100が直進しながら通過しようとする交差点108、126を認識する認識ステップ(S1)と、[2]自車両100の走行レーンL1、L4が、認識された交差点108、126の手前側と奥側で左右方向にずれるオフセットレーンであるか否かを判定する判定ステップ(S3、S5)と、[3]判定ステップでの判定結果に応じて異なる走行制御を行う制御ステップ(S6、S11、S12)と、を備える。
このように、オフセットレーンに関する判定結果に応じて異なる走行制御を行うことで、交差点108、126の前後方向における走行レーンL1、L4の接続性に留意しつつ、交差点108、126の直進通過に適切に対処することができる。
また、認識処理部40は、走行レーンL1、L4の区画線を標示するレーンマーク110、112、130−133をさらに認識し、レーン判定部54は、レーンマーク110、112、130−133により特定される交差点108、126の手前側区画線Cr、Clを外挿することで交差点108、126内の仮想区画線Er、Elを設定し、走行レーンL1、L4がオフセットレーンであるか否かを仮想区画線Er、Elに基づいて判定してもよい。
また、レーン判定部54は、走行レーンL1、L4がオフセットレーンであると判定した場合、オフセット方向に最も近い奥側区画線Dr、Dlと接続し直すことで仮想区画線Er、Elを設定してもよい。
また、走行制御部44は、交差点108、126内にて、レーン判定部54により設定された仮想区画線Er、Elに対するLKAS制御(車線維持制御)を行ってもよい。
また、認識処理部40は、自車両100の前方にある1つ又は複数の特定物体をさらに認識し、レーン判定部54は、特定物体の少なくとも一部が、仮想区画線Er、Elに対して自車両100と同じ側にある場合、走行レーンL4がオフセットレーンであると判定してもよい。これにより、隣のレーン(つまり、対向レーンL5)に存在し得る特定物体との位置関係を手掛かりにして確度が高い判定を行うことができる。
また、認識処理部40は、特定物体として、自車両100の前方にある対向車両200o及び/又は交差点126の奥側にある停止線138を認識してもよい。
また、認識処理部40は、自車両100の前方にある先行車両200pをさらに認識し、走行制御部44は、認識処理部40が先行車両200pを認識できた場合、交差点126内にて先行車両200pに対するACC制御(追従制御)を行ってもよい。これにより、走行レーンL4の接続性を意識することなく、先行車両200pの挙動に従って交差点126を通過することができる。
また、車両制御装置10は、認識処理部40が特定物体及び先行車両200pを認識できなかった場合、自車両100のドライバに対して手動運転への引き継ぎを要求する動作を行う引継要求部56をさらに備えてもよい。これにより、走行レーンL4の接続性を判断し難い状況において、運転主体をドライバに円滑に引き継がせることができる。
また、レーン判定部54は、走行レーンL4がオフセットレーンであると判定した場合、交差点126の手前側区画線Cr、Clと、該手前側区画線Cr、Clに対してオフセット方向に最も近い奥側区画線Dr、Dlを接続することで交差点126内の仮想区画線Er、Elを設定してもよい。
[備考]
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。或いは、技術的に矛盾が生じない範囲で各々の構成を任意に組み合わせてもよい。

Claims (10)

  1. 自車両(100)の走行制御を少なくとも部分的に自動で行う車両制御装置(10)であって、
    前記自車両(100)が直進しながら通過しようとする交差点(108、126)を認識する認識処理部(40)と、
    前記自車両(100)の走行レーン(L1、L4)が、前記認識処理部(40)により認識された前記交差点(108、126)の手前側と奥側で左右方向にずれるオフセットレーンであるか否かを判定するレーン判定部(54)と、
    前記レーン判定部(54)による判定結果に応じて異なる走行制御を行う走行制御部(44)と、
    を備えることを特徴とする車両制御装置(10)。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置(10)において、
    前記認識処理部(40)は、前記走行レーン(L1、L4)の区画線(Cr、Cl、Dr、Dl)を標示するレーンマーク(110、112、130−133)をさらに認識し、
    前記レーン判定部(54)は、前記レーンマーク(110、112、130−133)により特定される前記交差点(108、126)の手前側区画線(Cr、Cl)を外挿することで前記交差点(108、126)内の仮想区画線(Er、El)を設定し、前記走行レーン(L1、L4)が前記オフセットレーンであるか否かを前記仮想区画線(Er、El)に基づいて判定する
    ことを特徴とする車両制御装置(10)。
  3. 請求項2に記載の車両制御装置(10)において、
    前記レーン判定部(54)は、前記走行レーン(L4)が前記オフセットレーンであると判定した場合、オフセット方向に最も近い奥側区画線(Dr、Dl)と接続し直すことで前記仮想区画線(Er、El)を設定することを特徴とする車両制御装置(10)。
  4. 請求項2又は3に記載の車両制御装置(10)において、
    前記走行制御部(44)は、前記交差点(108、126)内にて、前記レーン判定部(54)により設定された前記仮想区画線(Er、El)に対する車線維持制御を行うことを特徴とする車両制御装置(10)。
  5. 請求項2に記載の車両制御装置(10)において、
    前記認識処理部(40)は、前記自車両(100)の前方にある1つ又は複数の特定物体(138、200o)をさらに認識し、
    前記レーン判定部(54)は、前記特定物体(138、200o)の少なくとも一部が、前記仮想区画線(Er、El)に対して前記自車両(100)と同じ側にある場合、前記走行レーン(L4)が前記オフセットレーンであると判定する
    ことを特徴とする車両制御装置(10)。
  6. 請求項5に記載の車両制御装置(10)において、
    前記認識処理部(40)は、前記特定物体(138、200o)として、前記自車両(100)の前方にある対向車両(200o)及び/又は前記交差点(126)の奥側にある停止線(138)を認識することを特徴とする車両制御装置(10)。
  7. 請求項5又は6に記載の車両制御装置(10)において、
    前記認識処理部(40)は、前記自車両(100)の前方にある先行車両(200p)をさらに認識し、
    前記走行制御部(44)は、前記認識処理部(40)が前記先行車両(200p)を認識できた場合、前記交差点(126)内にて前記先行車両(200p)に対する追従制御を行う
    ことを特徴とする車両制御装置(10)。
  8. 請求項7に記載の車両制御装置(10)において、
    前記認識処理部(40)が前記特定物体(138、200o)及び前記先行車両(200p)を認識できなかった場合、前記自車両(100)のドライバに対して手動運転への引き継ぎを要求する動作を行う引継要求部(56)をさらに備えることを特徴とする車両制御装置(10)。
  9. 請求項1に記載の車両制御装置(10)において、
    前記レーン判定部(54)は、前記走行レーン(L4)が前記オフセットレーンであると判定した場合、前記交差点(126)の手前側区画線(Cr、Cl)と、該手前側区画線(Cr、Cl)に対してオフセット方向に最も近い奥側区画線(Dr、Dl)を接続することで前記交差点(126)内の仮想区画線(Er、El)を設定することを特徴とする車両制御装置(10)。
  10. 自車両(100)の走行制御を少なくとも部分的に自動で行う車両制御装置(10)を用いる車両制御方法であって、
    前記自車両(100)が直進しながら通過しようとする交差点(108、126)を認識する認識ステップと、
    前記自車両(100)の走行レーン(L1、L4)が、認識された前記交差点(108、126)の手前側と奥側で左右方向にずれるオフセットレーンであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定結果に応じて異なる走行制御を行う制御ステップと、
    を備えることを特徴とする車両制御方法。
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