JPWO2018173734A1 - インクジェットヘッドユニット及びインクジェットヘッドユニットの製造方法 - Google Patents

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Abstract

インクジェットヘッドユニットごとに固定部材に対して精度良く位置を定めて固定する手間を軽減させることのできるインクジェットヘッドユニット及びインクジェットヘッドユニットの製造方法を提供する。インクジェットヘッドは、インクを吐出するノズルが設けられた記録部(11)と、記録部を所定の位置関係で保持する記録部支持部材(121)と、を備え、記録部支持部材は、ノズルの開口部が設けられたノズル開口面(11a)に平行な面内での所定の固定部材(200)に対する固定位置及び固定角度を定めるための第1当接面1211a、第2当接面1211b及び第3当接面1212aを有し、突き当て面には、記録部の記録部支持部材に対する位置ずれ量を調整する当接板(123〜125)が接着されている。

Description

この発明は、インクジェットヘッドユニット及びインクジェットヘッドユニットの製造方法に関する。
従来、インクを吐出するノズルが設けられたインクジェットヘッドユニットを複数配列して固定部材やキャリッジに対して取り付けて、当該複数のインクジェットヘッドユニットを用いて画像を記録するインクジェット記録装置がある。複数のインクジェットヘッドユニットを用いて多数のノズルからインクを略同時に吐出可能とすることで、記録速度や記録解像度の向上が図られている。
しかしながら、インクジェットヘッドユニットの数が増えると、複数のインクジェットヘッドユニットを効率良く正しい位置に調整しながら取り付け固定するのには手間を要する。これに対し、固定部材に複数の位置決めピンを予め設け、3点での支持によりインクジェットヘッドユニットの位置及び向きを定めることでより容易かつ速やかに位置決め固定を行う技術が開示されている(特許文献1)。
特開2008−296518号公報
しかしながら、インクジェットヘッドユニットの製造時において、ノズル開口部が設けられたインク吐出部の取り付け位置、すなわち、ノズル開口部の配列位置には、インクジェットヘッドユニットごとに微小なずれが生じ得る。この微小なずれは、記録画像の画質の低下につながり得るので、インクジェットヘッドユニットを各々固定部材に固定する際にそれぞれ個別に調整する手間を要するという課題がある。
この発明の目的は、インクジェットヘッドユニットごとに固定部材に対して精度良く位置を定めて固定する手間を軽減させることのできるインクジェットヘッドユニット及びインクジェットヘッドユニットの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
インクを吐出するノズルが設けられたインク吐出部と、
前記インク吐出部を所定の位置関係で保持する保持部と、
を備え、
前記保持部は、前記ノズルの開口部が設けられたインク吐出面に平行な面内での所定の固定部材に対する固定位置及び固定角度を定めるための3つの突き当て面を有し、
前記突き当て面には、前記インク吐出部の前記保持部に対する位置ずれ量を調整する調整板が接着されている
インクジェットヘッドユニットである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のインクジェットヘッドユニットにおいて、
前記突き当て面には、前記調整板との接着に係る接着部材が注入される溝部が設けられている。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のインクジェットヘッドユニットにおいて、
前記溝部は、一方の端部が前記突き当て面の縁で開放され、他方の端部が前記突き当て面内で閉じている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドユニットにおいて、
前記3つの突き当て面は、前記調整板が接着されることで少なくとも一部が埋め込まれる凹部形状の底面である。
また、請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドユニットにおいて、
前記調整板は、前記突き当て面に対して垂直な側面が稜角を有しない曲面形状である。
また、請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドユニットにおいて、
前記3つの突き当て面及び前記調整板における前記突き当て面との接着面のうち少なくとも一部は、非平滑面とされている。
また、請求項7記載の発明は、
インクを吐出するノズルが設けられたインク吐出部と、前記インク吐出部を所定の位置関係で保持する保持部と、を備え、前記保持部は、前記ノズルの開口部が設けられたインク吐出面に平行な面内での所定の固定部材に対する固定位置及び固定角度を定めるための3つの突き当て面を有するインクジェットヘッドユニットの製造方法であって、
前記突き当て面に対し、前記インク吐出部の前記保持部に対する位置ずれ量を調整する調整板を接着する厚さ調整ステップ
を含む。
本発明に従うと、インクジェットヘッドごとに固定部材に対して精度良く位置を定めてインクジェットヘッドユニットを固定する手間を軽減させることができるという効果がある。
インクジェットヘッドの外観構成を示す斜視図である。 インクジェットヘッドの平面図である。 インクジェットヘッドの底面図である。 第3当接面周辺を拡大した斜視図である。 第3当接面を拡大した平面図である。 第3当接面を拡大した正面図である。 第3当接面を拡大した正面図である。 ずれ量の計測について説明する図である。 ずれ量の計測について説明する図である。 ずれ量の計測について説明する図である。 ヘッド取付調整処理の手順を示すフローチャートである。 当接板の配置に係る変形例を示す図である。 当接板の配置に係る変形例を示す図である。 インクジェットヘッドユニットの底面略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のインクジェットヘッドユニットの実施形態であるインクジェットヘッド1の外観構成を示す斜視図である。また、図2Aは、インクジェットヘッド1の平面図である。図2Bは、インクジェットヘッド1の底面図である。
図2Aでは、インクジェットヘッド1が取り付けられる固定部材200の一部を併せて示している。
すなわち、この実施形態のインクジェットヘッドユニットは、単一のインクジェットヘッド1を有し、また、このインクジェットヘッド1のみにより構成されている。
インクジェットヘッド1は、記録部11(インク吐出部)と筐体12などを備える。
記録部11は、インクを吐出するノズルが設けられたヘッドチップなどであり、図2Bに示すように筐体12の底面から一の面(ノズル開口面11a)が露出されて固定されている。ノズル開口面11a(インク吐出面)には、複数のノズルの開口部が開口エリア111aに配列されており、各々インクを吐出する。ここでは、二次元配列された複数のノズルの開口部のうち、四隅の四つのみを示す。その他の開口部については表示を省略するが、配列パターンは適宜設定され得る。ノズル開口面11aには、ノズル配列の基準位置標識111c、111dが設けられている。
筐体12は、記録部11を支持(所定の位置関係で保持)する記録部支持部材121(保持部)と、記録部支持部材121の上方に突出するカバー部材122とを有する。記録部支持部材121の底面には、上述のように、記録部11が固定されて支持されている。カバー部材122は、内部に信号配線部材などが収納される。
記録部支持部材121の上面において、カバー部材122の両側では、インク流路112〜117が内外を貫通している。インク流路112、115は、開口エリア111aの各ノズル(ノズル群)へのインクの供給流路であり、インク流路113、114、116、117は、開口エリア111aのノズル群からのインクの還流路である。これらは、送液ポンプなどを介して外部のインクタンクなどに接続される。
カバー部材122の上面側には、接続部122aが設けられている。接続部122aは、記録部11の各ノズルからのインク吐出に係る駆動制御信号を当該記録部11に送信するためのものである。接続部122aは、カバー部材122の内部で回路基板に接続されて、当該回路基板で生成された駆動信号が記録部11の動作部(圧電素子など)に供給される。
記録部支持部材121の長手方向両端には、それぞれ第1突起部1211及び第2突起部1212が設けられている。これらは、記録部11、すなわち、各ノズルの固定部材に対する位置あわせ及び固定に用いられる。
図2Bに示すように、第1突起部1211は、第1当接面1211a及び第2当接面1211bを有する。また、第1突起部1211には、ねじ穴1211cが設けられている。第1当接面1211aには、第1当接板123が接着されて、当該第1当接板123がインクジェット記録装置のキャリッジなどに取り付けられる固定部材200に設けられた第1ピン201に対して当接される。また、第2当接面1211bには、第2当接板124が接着されて、当該第2当接板124が第1ピン201と当接する。第1当接面1211a(第1当接板123の当接面)及び第2当接面1211b(第2当接板124の当接面)は、ここでは互いに垂直に設けられている。インクジェットヘッド1は、ねじ穴1211cに挿通されるねじ211により固定部材200に取り付け固定される。
第2突起部1212は、第3当接面1212aを有する。また、第2突起部1212には、ねじ穴1212cが設けられている。第3当接面1212aには、第3当接板125が接着されて、当該第3当接板125が固定部材200に設けられた第2ピン202と当接する。インクジェットヘッド1は、ねじ穴1212cに挿通されるねじ212により固定部材200に取り付け固定される。
ねじ穴1211c、1212cの内径は、それぞれ、ねじ211、212に対して遊びがあり(すなわち、ねじ211、212の径よりも大きく)、固定部材200に対するインクジェットヘッド1の位置調整に応じてねじ211、212がねじ穴1211c、1212c内で移動して固定され得る。
以降では、第1当接板123、第2当接板124及び第3当接板125をまとめて当接板123〜125(調整板)などとも記す。また、第1当接面1211a、第2当接面1211b及び第3当接面1212aをまとめて3つの突き当て面とも記す。これら3つの突き当て面は、筐体12(記録部支持部材121)の固定部材200(第1ピン201及び第2ピン202)に対する固定位置及び固定角度を定めるのに用いられ得る。
第1突起部1211は、第1ピン201を基準とした記録部支持部材121(すなわち、記録部11)の位置を定め、第2突起部1212は、第2ピン202を基準として記録部支持部材121の回転方向の位置(回転角度、向き)を定める。
第1当接面1211aには、2つの溝部1211a1、1211a2が設けられ、第2当接面1211bには、2つの溝部1211b1、1211b2が設けられている。第3当接面1212aには、2つの溝部1212a1、1212a2が設けられている。これらの溝部1211a1、1211a2、1211b1、1211b2、1212a1、1212a2は、それぞれ、接着剤(接着部材)の注入に用いられる。
図3は、第3当接面1212a周辺を拡大した斜視図である。また、図4A及び図4Bは、第3当接面1212aに第3当接板125が接着された状態の平面図及び正面図であり、図4Cは、第3当接面1212aに第3当接板125が接着されていない状態の正面図である。なお、第1当接面1211a及び第2当接面1211bは、第3当接面1212aと同一の構造なので、説明を省略する。
図3に示すように、第3当接面1212aは、第2突起部1212の側面に設けられた凹部形状の底面であり、深さは、第3当接板125の基準厚さに対応する(少なくとも一部が埋め込まれる)程度である。そして、この第3当接面1212aに第3当接板125が埋め込まれる形で接着されている。図3、図4A及び図4Cに示すように上端(第3当接面1212aの縁)で開放されている溝部1212a1、1212a2は、図4Cに示すように、下方に伸びて途中(当接面1212aの面内)で閉じている。第3当接面1212aの表面(ハッチ部分)は、粗さを伴って微小な起伏を有する形状(非平滑面)に形成されており、第3当接板125が第3当接面1212aに当接された場合でも微小な隙間が生じるようになっている。粗さとしては、ここでは、最大高さRz(Rmax)が6.3s程度のものが用いられるが、これに限られない。
第3当接面1212aに第3当接板125が当接された状態で溝部1212a1、1212a2の開放端から接着剤が注入されると、接着剤は、溝部1212a1、1212a2の内部だけでなく、毛細管現象により微小な隙間を伝って広がり、第3当接板125を略全面で第3当接面1212aに対して接着剤層の厚みを伴わずに接着させる。
第3当接板125は、略直方体形状であり、第3当接板125は、第3当接面1212aをなす凹部のサイズよりも僅かに小さく形成することができる。ここでは、第3当接面1212aに沿った方向についての接着位置に高い精度が要求されないので、第3当接面1212aをなす凹部内に第3当接板125が余裕を持って当接可能とされることで、接着動作を容易に行うことができる。
また、第3当接板125の第3当接面1212aに対して垂直な面(側面)は、四隅において角が削られて丸められた(稜角を有しない)曲面形状となっている。これにより、第3当接板125の側面と第3当接面1212aをなす凹部の側面との間隙を毛細管現象により伝わる接着剤は、当該間隙が第3当接板125の下端で広がることでこれ以上下方に伝わるのを防ぐ。
なお、ここでは、第3当接板125は、溝部1212a1、1212a2の開放されている上端を重力方向について上側に向けた状態で接着されることを前提としており、上下を反転させて接着される場合には、溝部1212a1、1212a2の開放部分と閉じている部分との位置関係が入れ替えられても良い。
ここでは、第3当接板125は、上下方向、左右方向及び表裏(第3当接面1212aと接着される側及び露出される側)について、対称な形状とされることで、いずれの向きに接着されても良いものとされる。また、第1当接面1211a、第2当接面1211b及び第3当接面1212aが同一形状とされることで、当接板123〜125には、共通の部材を用いることが可能とされる。
次に、本実施形態のインクジェットヘッド1の製造方法を含む固定部材200への取り付け動作について説明する。
本実施形態のインクジェットヘッド1の取り付けにおいては、ノズル位置を合わせた場合における記録部支持部材121の基準位置からのずれ量を計測し、当該計測値に応じた当接板123〜125により調整を行ったインクジェットヘッド1を単純に固定部材200に対して取り付ける。ずれ量は、固定部材200に対して直接計測される必要はなく、例えば、透明な位置あわせ部材に対して記録部11(ノズル)の位置を合わせた場合における記録部支持部材121の位置ずれ(シフト量及び回転角度)を計測したものである。
図5A〜図5Cは、ずれ量の計測の例について説明する図である。
図5Aに示すように、透明な位置合わせ部材500には、固定部材200に設けられた第1ピン201及び第2ピン202と同一の位置関係及び形状でピン511、512が設けられている。インクジェットヘッド1の第1当接面1211a、第2当接面1211b及び第3当接面1212aをこれらのピン511、512に当接させて、位置合わせ標識513、514と予め定められた所定の2つのノズル開口部の位置とのずれを算出し、当該ずれ量に基づいて必要な当接板123〜125の厚みを算出する。位置合わせ部材500には、伸縮変形の十分に小さい部材が用いられ、また、一定環境下で計測が行われることが好ましい。また、位置合わせ標識及びこれらとの位置ずれの計測を行うノズル開口部の数は、2以上の任意の数とすることができる。
あるいは、図5Bに示すように、透明な位置合わせ部材500には、位置合わせ標識501、502が設けられており、裏面側からインクジェットヘッド1がこれらの位置合わせ標識501、502と基準位置標識111c、111dとを一致させるように載置されることとしても良い。また、位置合わせ部材500には、基準線503、504、505が設けられている。
図5Cには、位置合わせ部材500に載置されたインクジェットヘッド1のうち第2突起部1212の部分を拡大して示す。
ここでは、第3当接面1212aが基準線505に対して第2突起部1212の外側向きに幅dTずれていることが示されている。なお、この幅dTの計測を行う代わりに基準線505の前後に目盛を設けて目盛に基づいてずれ量を読み取り可能としても良い。このずれ量に応じた厚さ(位置ずれ量を調整する)、すなわち、基準の厚さより幅dT厚い第3当接板125が選択されて第3当接面1212aに接着されることで、固定部材200に対してノズル配列が正しい位置(角度)となるように第2ピン202と第3当接板125との当接位置が定められる。第1当接面1211a、第2当接面1211bについても同様の計測が行われて第1当接板123及び第2当接板124の厚さが選択される。
なお、ここでは第1当接面1211a、第2当接面1211b及び第3当接面1212aのずれ量を直接計測することとしたが、記録部支持部材121の他の部位の位置を計測して、当該計測位置と基準位置とのずれ量から必要な当接板123〜125の厚みを算出することとしても良い。
当接板123〜125は、所定のステップ、例えば、1μm間隔で予め想定される範囲で予め複数種類用意されており、選択された厚さのものがそのまま使用される。あるいは、所定の厚さ(例えば、想定される範囲内で最も厚いもの)の当接板を適宜削って選択された厚さとして用いることも可能である。
そして、これらの当接板123〜125が、接着された後にそれぞれ第1ピン201及び第2ピン202と当接されて固定されることで、固定時には改めて調整作業を行う必要なく正しいノズル位置でインクジェットヘッド1の取り付けがなされる。
図6は、本実施形態のインクジェットヘッド1のヘッド取付調整処理の手順を示すフローチャートである。
本実施形態のインクジェットヘッド1の取り付けにおいては、まず、ノズル位置を合わせた場合の記録部支持部材121の基準位置からのずれ量を計測する(ステップS11;ずれ量計測ステップ)。このずれ量の計測は、固定部材200に対して行われるものではなく、例えば、透明な位置あわせ部材に対して記録部11(ノズル)の位置を合わせた場合における記録部支持部材121の位置ずれ(シフト量及び回転角度)を計測するものである。
これらの位置ずれ量に基づいて、第1当接面1211a、第2当接面1211b及び第3当接面1212aの基準位置からのずれ量が算出される。そして、このずれ量に応じた厚みの第1当接板123、第2当接板124及び第3当接板125が選択される(ステップS12)。
選択された第1当接板123、第2当接板124及び第3当接板125は、それぞれ、接着剤を介して第1当接面1211a、第2当接面1211b及び第3当接面1212aに接着される(ステップS13)。接着剤としては、各溝部に注入する際に十分な流動性が得られるものであれば良く、例えば、熱硬化性のものが用いられ、当接板123〜125を当接面にばねなどを用いて密着させた状態で溝部に当該接着剤を注入した後又は注入しながら記録部支持部材121を加熱する。
ステップS12、S13の処理により、本実施形態のインクジェットヘッドユニットの製造方法における厚さ調整ステップが構成される。
接着剤が硬化した後に、第1当接板123及び第2当接板124を第1ピン201に当接させながら、ねじ穴1211cに挿通されたねじ211によりインクジェットヘッド1を固定部材200に対して仮固定する。次いで、インクジェットヘッド1を回転させて第3当接板125を第2ピン202に当接させ、ねじ穴1212cに挿通されたねじ212によりインクジェットヘッド1を固定部材200に対して仮固定する。
最後に、ねじ211、212によりインクジェットヘッド1を固定部材200に対して本固定する(ステップS14)。これにより、正しい位置へのインクジェットヘッド1の取り付けが終了する。
このように予め測定されたずれ量に応じた第1当接板123、第2当接板124、第3当接板125により、これら当接板123〜125を第1ピン201及び第2ピン202に当接させるだけで正確な位置に固定されることになるので、固定部材200上で細かい位置あわせに係る調整作業を改めて行う必要がない。
[変形例]
図7A及び図7Bは、当接板123〜125の配置に係る変形例を示す図である。
このインクジェットヘッド1の固定部材200に対する位置を一意に定めるには、固定部材200の固定面に平行な面内での所定位置の座標を示す二成分と回転角度(方向)の3つのパラメーターが決まれば良い。したがって、例えば、図7Aに示すように、第1当接板123及び第2当接板124の配置角度や第3当接板125の向きなどは、適宜定められ得る。
また、図7Bに示すように、第1当接板123と第2当接板124とは、別個のピン201a、201bに当接させても良い。ただし、ピンが1本増える分スペースの節約に係る効果が低減される。また、突起部分ではなく、平面視長方形の各辺に対してピンを当接させても良い。
図8は、他の変形例に係るインクジェットヘッドユニット100の底面略図である。
上記実施の形態では、各インクジェットヘッド1(単一のインクジェットヘッドにより構成されるインクジェットヘッドユニット)が各々固定部材200に取り付けられることとしたが、複数のインクジェットヘッド1aがインクジェットヘッドユニット100に対して配置される場合に、インクジェットヘッドユニット100の固定部材200への取り付けについて同様の調整を行うことができる場合がある。例えば、製造工程上の特性、例えば、加熱による複数のインクジェットヘッド1aの同極性でのゆがみなどにより複数のインクジェットヘッド1aがインクジェットヘッドユニット100に対して同じずれを伴う場合には、インクジェットヘッドユニット100の固定部材200への取り付け位置及び方向(角度)の調整を行うことで、全てのインクジェットヘッド1aが固定部材200に対して正しい位置及び方向で取り付けられ得る。
ここでは、3つのインクジェットヘッド1aを有するインクジェットヘッドユニット100の第1突起部1211及び第2突起部1212に対し、それぞれ適切な厚さの第1当接板123、第2当接板124及び第3当接板125が接着されて、固定部材200に対して正確な位置への取り付けが行われる。
以上のように、本実施形態のインクジェットヘッドユニットであるインクジェットヘッド1は、インクを吐出するノズルが設けられた記録部11と、記録部11を所定の位置関係で保持する記録部支持部材121と、を備え、記録部支持部材121は、ノズルの開口部が設けられたノズル開口面11aに平行な面内での固定部材200に対する固定位置及び固定角度を定めるための3つの突き当て面(第1当接面1211a、第2当接面1211b及び第3当接面1212a)を有し、これら突き当て面には、記録部11の記録部支持部材121に対する位置ずれ量を調整する当接板123〜125が接着されている。
このように、先に計測されたずれ量に基づいて予め当接板123〜125を接着してから、そのまま記録部支持部材121を固定部材200に固定すれば良いので、各インクジェットヘッド1について、固定部材200上の狭いスペースで位置合わせをする必要がなく、位置合わせに係る調整の手間を軽減することができる。また、複数のインクジェットヘッド1を当初固定部材200上に固定する場合だけでなく、固定部材200に対して固定されるインクジェットヘッド1が交換される場合に、固定部材200上で毎回調整をしなおす手間が軽減され、交換されたインクジェットヘッド1を固定部材200上に適正な位置及び角度で容易に固定することができる。また、インクジェットヘッド1を固定部材200に対して調整用のねじで固定するよりも構造上の誤差を小さく抑えられるので、精度を維持向上させることができる。
また、固定部材200上で位置ずれ量を計測する場合であっても、周囲の他のインクジェットヘッド1aやその他の構成を固定していない状況で各々計測することができるので、計測が比較的容易である。また接着剤で接着することで、使用開始後にねじが緩んで調整をしなおすというような手間を防止することができる。
また、固定部材200上に当該固定部材200に対する記録支持部材121の位置調整を行うためのねじなどの機構を設ける必要がなく、スペースを節約しつつ、正確にノズルを配置することができる。
また、3つの突き当て面には、当接板123〜125との接着に係る接着剤が注入される溝部1211a1、1211a2、1211b1、1211b2、1212a1、1212a2が設けられている。これらの溝部に接着剤を注入して当接板123〜125を固定するので、突き当て面と当接板123〜125との間に接着剤の層が厚みを持って生じて第1ピン201や第2ピン202との当接位置がずれるのを防ぐことができる。
また、溝部1211a1、1211a2、1211b1、1211b2、1212a1、1212a2は、それぞれ、一方の端部が突き当て面の縁で開放され、他方の端部が突き当て面内で閉じている。これにより、容易に接着剤を溝部の内部に注入することができ、また、注入した接着剤が凝固する前に溝部から接着面外に流れ出てしまうのを防ぐことができる。
また、3つの突き当て面は、当接板123〜125が接着されることで少なくとも一部が埋め込まれる凹部形状の底面である。このような形状とすることで、当接板123〜125が筐体12の外側に大きくはみ出さなくなるので、当接板123〜125に不慮の力が加わって剥がれる可能性を抑制することができる。また、外側にはみ出さない分スペースを節約することができる。
また、当接板123〜125は、突き当て面に対して垂直な側面が稜角を有しない曲面形状である。上述のように凹部にはめ込まれて設けられる場合、凹部の側面と当接板123〜125との間の隙間で毛細管現象により接着剤が凝固する前に流出しやすくなるので、この隙間が連続的に広がるようにすることで、接着剤が接着範囲外に流出するのを抑制することができる。
また、3つの突き当て面及び当接板123〜125における突き当て面との接着面のうち少なくとも一部、ここでは、3つの突き当て面の側、は、微小な起伏を有する非平滑面とされている。これにより、溝部1211a1、1211a2、1211b1、1211b2、1212a1、1212a2に注入された接着剤が当接面の微小な隙間を毛細管現象で伝わるので、接着剤の厚みを気にせずに当接面の広い範囲でより安定に接着させることができる。
また、本実施形態のインクジェットヘッドユニットの製造方法は、3つの突き当て面に対し、記録部11の記録部支持部材121に対する位置ずれ量を調整する当接板123〜125を接着する厚さ調整ステップ、を含む。
このように、先にずれ量を計測し、当該ずれ量に応じた当接板123〜125を接着することで、固定部材200に固定する際には改めてノズル位置の調整を行う必要がないので、固定部材200に位置調整用の構成を設ける必要がなく、スペースを節約しながら高い精度でインクジェットヘッド1を固定することができる。また、固定部材200上の狭いスペースで位置調整を行うよりも容易に位置を調整することができる。固定部材200上で位置ずれ量を計測する場合であっても、周囲の他のインクジェットヘッドを固定していない状況で各々計測することができるので、計測が比較的容易である。また、ねじで固定するよりも構成上の誤差を小さく抑えられるので、精度を維持向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、記録部支持部材121は、記録部11を底面でノズル開口面11aを露出させるように周囲(四方)を保持することとしたが、1〜3の側面で支持したり、ノズル開口面11aとは反対側の面を保持したりする構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、当接板123〜125として、側面の稜角が落とされた略直方体形状の平板として説明したが、より滑らかな曲面、例えば、円柱状であったり、あるいは、コーナーが5つ以上ある略多角形の形状や各コーナーが90度ではない略台形形状などであったりしても良い。また、当接面が凹部形状の底面でなく、接着剤が流出する心配がない場合には、稜角を落とさずに単純な直方体形状などであっても良い。
また、上記実施の形態では、溝部1211a1、1211a2、1211b1、1211b2、1212a1、1212a2の一端が開放され、他端が閉じられる形状としたが、どちらも閉じられていても良い。この場合には、溝部の上面が開放された状態で接着剤を注入し、当接板123〜125を上方から当接させて接着させることができる。また、溝部の数は、突き当て面当たり2本としたが、これに限られない。1本又は3本以上としても良い。
また、上記実施の形態では、突き当て面が微小な起伏を有する非平滑面であるとしたが、少なくとも一部が平滑面であっても良い。また、非平滑面構造に代えて又は加えて、溝部の数を多くしたり、蛇行、折れ曲がりや枝分かれなどを有する複雑な形状としたりすることができる。
また、上記実施の形態では、ノズル配列に応じた筐体12の固定部材200に対するずれ量を固定部材200とは別個の場所で計測することとしたが、固定部材200上で計測を行っても良い。
また、上記実施の形態では、各突き当て面について、それぞれ当接板は対応する厚さのものが一枚ずつ接着されることとしたが、所定の厚さのものを組み合わせて複数枚が接着されて必要な厚さが得られることとしても良い。
また、上記実施の形態では、当接板123〜125について同一のものを兼用することができるとしたが、サイズや厚みの対応範囲などが個別に定められていても良い。また、当接板123〜125は、表裏や上下方向について必ずしも対称でなくても良い。例えば、3つの突き当て面を非平滑面とする代わりに当接板123〜125の当接面を非平滑面としてもよい。
その他、上記実施の形態で示した構成、構造や動作内容などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
この発明は、インクジェットヘッドユニット及びインクジェットヘッドユニットの製造方法に利用することができる。
1、1a インクジェットヘッド
11 記録部
11a ノズル開口面
111a 開口エリア
111c 基準位置標識
112〜117 インク流路
12 筐体
121 記録部支持部材
122 カバー部材
122a 接続部
123 第1当接板
124 第2当接板
125 第3当接板
100 インクジェットヘッドユニット
200 固定部材
201 第1ピン
201a、201b ピン
202 第2ピン
500 位置合わせ部材
501、502、513、514 位置合わせ標識
503〜505 基準線
511、512 ピン
1211 第1突起部
1211a 第1当接面
1211a1、1211a2 溝部
1211b 第2当接面
1211b1、1211b2 溝部
1211c ねじ穴
1212 第2突起部
1212a 第3当接面
1212a1、1212a2 溝部
1212c ねじ穴

Claims (7)

  1. インクを吐出するノズルが設けられたインク吐出部と、
    前記インク吐出部を所定の位置関係で保持する保持部と、
    を備え、
    前記保持部は、前記ノズルの開口部が設けられたインク吐出面に平行な面内での所定の固定部材に対する固定位置及び固定角度を定めるための3つの突き当て面を有し、
    前記突き当て面には、前記インク吐出部の前記保持部に対する位置ずれ量を調整する調整板が接着されている
    インクジェットヘッドユニット。
  2. 前記突き当て面には、前記調整板との接着に係る接着部材が注入される溝部が設けられている請求項1記載のインクジェットヘッドユニット。
  3. 前記溝部は、一方の端部が前記突き当て面の縁で開放され、他方の端部が前記突き当て面内で閉じている請求項2記載のインクジェットヘッドユニット。
  4. 前記3つの突き当て面は、前記調整板が接着されることで少なくとも一部が埋め込まれる凹部形状の底面である請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドユニット。
  5. 前記調整板は、前記突き当て面に対して垂直な側面が稜角を有しない曲面形状である請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドユニット。
  6. 前記3つの突き当て面及び前記調整板における前記突き当て面との接着面のうち少なくとも一部は、非平滑面とされている請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドユニット。
  7. インクを吐出するノズルが設けられたインク吐出部と、前記インク吐出部を所定の位置関係で保持する保持部と、を備え、前記保持部は、前記ノズルの開口部が設けられたインク吐出面に平行な面内での所定の固定部材に対する固定位置及び固定角度を定めるための3つの突き当て面を有するインクジェットヘッドユニットの製造方法であって、
    前記突き当て面に対し、前記インク吐出部の前記保持部に対する位置ずれ量を調整する調整板を接着する厚さ調整ステップ
    を含むインクジェットヘッドユニットの製造方法。
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