JPWO2018150789A1 - スイッチ回路 - Google Patents

スイッチ回路 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018150789A1
JPWO2018150789A1 JP2018568050A JP2018568050A JPWO2018150789A1 JP WO2018150789 A1 JPWO2018150789 A1 JP WO2018150789A1 JP 2018568050 A JP2018568050 A JP 2018568050A JP 2018568050 A JP2018568050 A JP 2018568050A JP WO2018150789 A1 JPWO2018150789 A1 JP WO2018150789A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
control
terminal
connection point
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018568050A
Other languages
English (en)
Inventor
高野 洋
洋 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2018150789A1 publication Critical patent/JPWO2018150789A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/08Circuits specially adapted for the generation of control voltages for semiconductor devices incorporated in static converters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/32Means for protecting converters other than automatic disconnection
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/162Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/163Soft switching
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0029Circuits or arrangements for limiting the slope of switching signals, e.g. slew rate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

スイッチ回路は、直流電源の第1電極端子と第1接続点との間に直列に接続されるように第1接続点に接続された第1スイッチと、直流電源の第2電極端子に接続される第2接続点と第1接続点との間に直列に接続された第2スイッチと、ソフトスイッチ回路と、パワースイッチ素子と、制御部とを備える。ソフトスイッチ回路は、第1と第2接続点のうちの一方と第3接続点との間に直列に接続されたコンデンサと、第1と第2接続点のうちの他方と第3接続点との間に直列に接続された充放電スイッチと、充放電スイッチに並列に接続された充放電抵抗とを有する。パワースイッチ素子は、ドレイン端子と、第1接続点に接続されたゲート端子と、第2接続点に接続されたソース端子とを有する。制御部は、第1スイッチがオンであるときにパワースイッチ素子のドレイン端子とソース端子とに流れる電流が所定の閾値以上であることを検出した時点に第1スイッチをオフにしてかつ第2スイッチ素オフにしてかつ充放電スイッチをオフからオンへと切り換える。

Description

本発明は、パワースイッチ素子を備えたスイッチ回路に関する。
図8は従来のスイッチ回路1の回路ブロック図であり、図9Aと図9Bは従来のスイッチ回路1の動作を示すタイミングチャートである。
スイッチ回路1は駆動回路2にパワー半導体3が接続されている。スイッチ回路1は直流電源4に接続されたスイッチ5、6を有し、パワー半導体3のゲート端子7へターンオン信号とターンオフ信号とを交互に供給する。駆動回路2には制御部8が設けられ、ゲート端子7へターンオン信号を供給するために、制御部8は制御信号SAA、SBBをスイッチ5、6にそれぞれ入力することによりスイッチ5をオンさせると同時にスイッチ6をオフさせる。同様に、ゲート端子7へターンオフ信号を供給するために、制御部8は制御信号SAA、SBBをスイッチ5、6にそれぞれ入力することによりスイッチ5をオフさせると同時にスイッチ6をオンさせる。図9Aは上記の動作を示す通常時のタイミングチャートである。
また、ゲート端子7には、スイッチ6に接続されたスイッチ9が設けられている。スイッチ9は、パワー半導体3に過電流が流れたときにパワー半導体3をソフトターンオフさせるために設けられている。図9Bは上記のトライステート動作である過電流を検出した時の動作を示すタイミングチャートである。ここで、パワー半導体3のゲート端子7へターンオン信号が供給され、パワー半導体3のドレイン端子とソース端子とに電流Idsが流れる。電流Idsが流れているときに、時点t1sで電流Idsが何らかの原因によって過大になると、制御部8は制御信号SAA、SCCをスイッチ5、9にそれぞれ入力することによりスイッチ5をオフさせるとともにスイッチ9をオンさせる。
スイッチ5、6に比較してスイッチ9はオン状態でのインピーダンスが高い。パワー半導体3のゲート端子7とソース端子の間には寄生容量が存在する。このため、上記のように電流Idsが過大になりスイッチ5がオフされてスイッチ9がオンされると、寄生容量に蓄えられていた電荷がスイッチ9のインピーダンスを流れることによって、ゲート端子7の電圧は徐々に低下する。これに伴い、電流Idsも突然に低下するのではなく徐々に低下する。これにより、駆動回路2内に存在するリアクタンス成分に起因するサージ電圧がドレイン端子とソース端子の間に生じることを抑制する。
スイッチ回路1に類似する従来のスイッチ回路は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2009−213305号公報
スイッチ回路は、直流電源の第1電極端子と第1接続点との間に直列に接続されるように第1接続点に接続された第1スイッチと、直流電源の第2電極端子に接続される第2接続点と第1接続点との間に直列に接続された第2スイッチと、ソフトスイッチ回路と、パワースイッチ素子と、制御部とを備える。ソフトスイッチ回路は、第1と第2接続点のうちの一方と第3接続点との間に直列に接続されたコンデンサと、第1と第2接続点のうちの他方と第3接続点との間に直列に接続された充放電スイッチと、充放電スイッチに並列に接続された充放電抵抗とを有する。パワースイッチ素子は、ドレイン端子と、第1接続点に接続されたゲート端子と、第2接続点に接続されたソース端子とを有する。制御部は、第1スイッチをオンにしていると同時に第2スイッチをオフにしており、その後、第1スイッチをオフにしていると同時に第2スイッチをオンにしている第1制御を反復して実行する。制御部は、第1制御において第2スイッチをオフからオンへと切り換えた時点から所定の期間だけ経過した時点で充放電スイッチをオフからオンへと切り換え、その後、第1制御において第2スイッチをオンからオフへと切り換えると同時に充放電スイッチをオンからオフへと切り換える第2制御を反復して実行する。制御部は、第1スイッチがオンであるときにパワースイッチ素子のドレイン端子とソース端子とに流れる電流が所定の閾値以上であることを検出した時点に第1スイッチをオフにしてかつ第2スイッチをオフにしてかつ充放電スイッチをオフからオンへと切り換える。
このスイッチ回路は、簡単な制御によってドレイン端子とソース端子との間の過電流を抑制することができる。
図1は実施の形態におけるスイッチ回路の回路ブロック図である。 図2は実施の形態におけるスイッチ回路を用いたインバータ回路の回路ブロック図である。 図3は実施の形態におけるスイッチ回路の通常時の動作を示す図である。 図4は実施の形態におけるスイッチ回路の過電流を検出した時の動作を示す図である。 図5は実施の形態における他のスイッチ回路の回路ブロック図である。 図6は実施の形態におけるさらに他のスイッチ回路の回路ブロック図である。 図7は実施の形態におけるさらに他のスイッチ回路の回路ブロック図である。 図8は従来のスイッチ回路の回路ブロック図である。 図9Aは従来のスイッチ回路の動作を示す図である。 図9Bは従来のスイッチ回路の動作を示す図である。
図1は実施の形態におけるスイッチ回路10の回路ブロック図である。スイッチ回路10は、直流電源11と、スイッチ12と、スイッチ13と、ソフトスイッチ回路14と、パワースイッチ素子15と、制御部16とを含む。直流電源11は互いに反対の極性を有する電極端子11A、11Bを有し、電極端子11A、11Bの間に直流電圧を出力する。スイッチ12とスイッチ13とソフトスイッチ回路14と制御部16とはパワースイッチ素子15を駆動するパワースイッチ素子駆動回路100Aを構成する。スイッチ回路10は直流電源11と共に用いられる。直流電源11は電極端子11Aと電極端子11Bとを有し、電極端子11Aと電極端子11Bとの間に直流電圧を供給する。スイッチ12は端12A、12Bと制御端12Cとを有する。制御端12Cに入力された制御信号SAに応じて、端12A、12Bの間が接続されてスイッチ12がオンされ、端12A、12Bの間が開放されてオフされる。同様に、スイッチ13は端13A、13Bと制御端13Cとを有する。制御端13Cに入力された制御信号SBに応じて、端13A、13Bの間が接続されてスイッチ13がオンされ、端13A、13Bの間が開放されてオフされる。図1に示すスイッチ回路10では、パワースイッチ素子15はnチャネルのパワーMOSFETである。また、直流電源11の電極端子11Aは正極であり、電極端子11Bは負極である。すなわち、直流電源11は電極端子11Aの電位が電極端子11Bでの電位より高くなるように電極端子11A、11Bの間に直流電圧を供給する。
スイッチ12の端12Aは直流電源11の電極端子11Aに接続され、スイッチ13の端13Bは直流電源11の電極端子11Bに接続される接続点13Pに接続されている。図1に示すスイッチ回路10では、直流電源11の正極である電極端子11Aに接続されるスイッチ12は正極側スイッチとして機能し、負極である電極端子11Bに接続されるスイッチ13は負極側スイッチとして機能する。スイッチ12の端12Bは接続点17でスイッチ13の端13Aに接続されている。ソフトスイッチ回路14は接続点17と接続点13Pとに接続されている。ソフトスイッチ回路14は、互いに並列に接続された充放電スイッチ18と充放電抵抗19とを有する並列部20と、並列部20に直列に接続されたコンデンサ21とを有する。並列部20は接続点17に接続されており、コンデンサ21は直流電源11の電極端子11Bに接続される接続点13Pに接続されている。パワースイッチ素子15は、ドレイン端子15Dとゲート端子15Gとソース端子15Sとを有する。ゲート端子15Gは接続点17に接続され、ソース端子15Sは直流電源11の電極端子11Bに接続される接続点13Pに接続されている。制御部16は、パワースイッチ素子15におけるドレイン端子15Dとソース端子15Sに流れる電流Idsを検出するとともに、スイッチ12の制御端12Cとスイッチ13の制御端13Cと充放電スイッチ18の制御端18Cを介してこれらのスイッチの動作を直接的あるいは間接的に制御する。
ソフトスイッチ回路14では、並列部20はコンデンサ21と直列に接続されている。したがって、並列部20とコンデンサ21とは互いに置き換えてよい。すなわち、並列部20は直流電源11の電極端子11Bに接続される接続点13Pに接続されていてもよく、コンデンサ21は接続点17に接続されていてもよい。このように、ソフトスイッチ回路14では、コンデンサ21は接続点13P、17のうちの一方と接続点14Pとの間に直列に接続されている。充放電スイッチ18は、接続点13P、17のうちの他方と接続点14Pとの間に直列に接続されている。充放電抵抗19は、充放電スイッチ18に並列に接続されている。
制御部16は通常時の動作として第1制御を反復して実行し、第2制御を反復して実行する。第1制御は、スイッチ12とスイッチ13とに対する制御であり、制御部16はスイッチ12とスイッチ13とを相補的にオン、オフする。第2制御は、充放電スイッチ18に対する制御であり、制御部16は第1制御においてスイッチ13をオフからオンへと切り換えた時点から所定の期間だけ経過した時点で充放電スイッチ18をオフからオンへと切り換えるとともに、第1制御においてスイッチ13をオンからオフへと切り換えると同時に充放電スイッチ18をオンからオフへと切り換える。
制御部16は、過電流を検出した異常時の動作として、スイッチ12がオンの状態であるときに突入電流などがパワースイッチ素子15に流れて電流Idsが所定の閾値以上であることを検出した時点にスイッチ12をオフにしてスイッチ13をオンにするとともに充放電スイッチ18をオフからオンへと切り換える。
以上の構成および動作により、ゲート端子15Gとソース端子15Sとの間の電圧Vgsが電極端子11Aに接続されるプルアップ状態から電極端子11Bに接続されるプルダウン状態へと向かう。これにより、コンデンサ21に蓄えられていた電荷が放出されるので、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gへ印加される電圧はハイレベルから、ハイレベルより低いローレベルへと漸減する。これに伴ってパワースイッチ素子15に流れる電流Idsも漸減する。
以上のことから、スイッチ12とスイッチ13とは常に相補的に反転動作する簡単な制御が維持されたうえで、パワースイッチ素子15に流れる電流Idsが過大になる過電流を抑制し、および電流Idsの急変によりリアクタンス成分100Lの両端に発生するサージ電圧を抑制することが可能となる。この結果、パワースイッチ素子15への過電圧の印加が抑制され、パワースイッチ素子15の高信頼性および長寿命化を維持することができる。
以下でスイッチ回路10の構成および動作について詳しく説明する。図2はスイッチ回路10を用いたインバータ回路22の回路ブロック図である。
インバータ回路22は、正電位側給電部23と、負電位側給電部24と、パルス波形出力部25と、正電位側給電部23とパルス波形出力部25との間に設けられた上側アームのスイッチ回路10Aと、負電位側給電部24とパルス波形出力部25との間に設けられた下側アームのスイッチ回路10Bとを有する。スイッチ回路10A、10Bのそれぞれは図1に示すスイッチ回路10と同じ構成を有する。スイッチ回路10Aは、上側アームにおけるパワースイッチ素子15のオンデューティに応じた電圧+Vをパルス波形出力部25へ出力する。スイッチ回路10Bは、下側アームにおけるパワースイッチ素子15のオンデューティに応じた電圧−Vをパルス波形出力部25へ出力する。これにより、パルス波形出力部25からは電圧+Vと電圧−Vとが交互に交流電圧として出力される。
スイッチ回路10A、10Bは、動作のタイミングと出力電圧の極性とが反転している点を除いては、同じ構成を有して同様に動作する。電源制御回路22Aがスイッチ回路10A、10Bの双方に接続されて、スイッチ回路10A、10Bの動作のタイミングや、先に説明したパワースイッチ素子15のデューティを制御する。
次に、上記の動作を説明する。図3は図2に示すスイッチ回路10A(10)の通常時の動作を示すタイミングチャートである。
図3は、スイッチ12の制御端12Cに入力される制御信号SAと、スイッチ13の制御端13Cに入力される制御信号SBと、充放電スイッチ18の制御端18Cに入力される制御信号SCと、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gとソース端子15Sとの間の電圧Vgsと、スイッチ回路10A(10)の出力電圧V23を示す。図3において、縦軸は制御信号SA、SB、SCと電圧Vgsと出力電圧V23とを示し、横軸は時間を示す。出力電圧V23は実施の形態ではパワースイッチ素子15のドレイン端子15Dの電圧である。制御信号SAがONレベルであるときはスイッチ12の端12A、12Bを導通させてスイッチ12をオンにし、制御信号SAがOFFレベルであるときはスイッチ12の端12A、12Bを開放してスイッチ12をオフにする。同様に、制御信号SBがONレベルであるときはスイッチ13の端13A、13Bを導通させてスイッチ13をオンにし、制御信号SBがOFFレベルであるときはスイッチ13の端13A、13Bを開放してスイッチ13をオフにする。制御信号SCがONレベルであるときは充放電スイッチ18の端18A、18Bを導通させて充放電スイッチ18をオンにし、制御信号SCがOFFレベルであるときは充放電スイッチ18の端18A、18Bを開放して充放電スイッチ18をオフにする。電圧Vgsは、パワースイッチ素子15をオンするすなわちドレイン端子15Dとソース端子15Sとの間を導通状態にするハイレベルと、パワースイッチ素子15をオフするすなわちドレイン端子15Dとソース端子15Sとの間を非導通状態にするローレベルとに切り替えられる。
まず、スイッチ回路10が通常に動作しているとき、言い換えると、パワースイッチ素子15に過電流が流れずに、ドレイン端子15Dとソース端子15Sに流れる電流Idsが所定の閾値Isより小さいときのスイッチ回路10の動作について説明する。制御部16は通常の動作として、第1制御を反復して実行しながら第2制御を反復して実行する。
第1制御は、スイッチ12とスイッチ13とに対する制御であり、スイッチ12とスイッチ13とを交互にオン、オフさせる。すなわち、スイッチ12がオンしているときにはスイッチ13はオフであり、スイッチ12がオフしているときにはスイッチ13はオンしており、このように制御部16はスイッチ12とスイッチ13とを相補的にオン、オフさせる。スイッチ12の制御端12Cは信号反転回路26を介してスイッチ13の制御端13Cと接続されている。図1に示す実施の形態におけるスイッチ回路10では、スイッチ12の制御端12Cへ入力される制御信号SAが信号反転回路26によってONレベルとOFFレベルとを反転されて制御信号SBとしてスイッチ13の制御端13Cへ入力される。スイッチ13の制御端13Cへ入力される制御信号SBが信号反転回路26によってONレベルとOFFレベルとを反転されたうえで制御信号SAとしてスイッチ12の制御端12Cへ入力されてもよい。具体的には、制御部16は、時点t0にスイッチ12をオンにしてスイッチ13をオフにし、時点t0から時点t1までの期間Tc1においてスイッチ12を継続してオンにしてスイッチ13を継続的にオフにする。制御部16は、時点t1にスイッチ12をオフにしてスイッチ13をオンにし、時点t1から時点t2までの期間Tk1においてスイッチ12を継続してオフにしてスイッチ13を継続的にオンにする。制御部16は、時点t2にスイッチ12をオンにしてスイッチ13をオフにし、時点t2から時点t3までの期間Tc2においてスイッチ12を継続してオンにしてスイッチ13を継続的にオフにする。制御部16は、時点t3にスイッチ12をオフにしてスイッチ13をオンにし、時点t3から時点t4までの期間Tk2においてスイッチ12を継続してオフにしてスイッチ13を継続的にオンにする。時点t4以後も同様に、制御部16はスイッチ12とスイッチ13とを交互に相補的に交互にオン、オフさせる。このように、制御部16は、制御端12C、13Cのうちの一方のみに単一の制御信号を入力することで制御を実行する。
第2制御は、充放電スイッチ18に対する制御である。制御部16は上記の第1制御においてスイッチ12がオンでありかつスイッチ13がオフである期間Tc1(Tc2)は充放電スイッチ18を継続してオフにする。制御部16は上記の第1制御においてスイッチ13をオフからオンへと切り換えた時点t1(t3)から所定の期間Tdだけ経過した時点tg1(tg2)に充放電スイッチ18をオフからオンへと切り換える。その後、時点t2(t4)においてスイッチ13をオンからオフへと切り換えると同時に充放電スイッチ18をオンからオフへと切り換える。また、制御部16が充放電スイッチ18をオフからオンへと切り換えた時点から所定の期間Tp1(Tp2)だけ経過した時点でスイッチ13をオンからオフへと切り換えると同時に充放電スイッチ18をオンからオフへと切り換える。したがって、期間Tdと期間Tp1(Tp2)とを合計した期間Tk1(Tk2)にスイッチ13が継続してオンされておりかつスイッチ12が継続してオフされている。期間Tc1(Tc2)においてスイッチ12が継続してオンされかつスイッチ13が継続してオフされている。
期間Tc1(Tc2)では、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gへ印加される電圧はプルアップされていてパワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sとの間は導通状態となっている。このとき充放電スイッチ18はオフとなっているので、充放電抵抗19を通じてコンデンサ21は充電される。
つぎに期間Tdでは、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gへ印加される電圧はプルダウンされていてパワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sとの間は非導通状態となっている。このとき充放電スイッチ18はオフとなっているので、充放電抵抗19を通じてコンデンサ21は放電する。
この後、期間Tp1(Tp2)では、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gへ印加される電圧はプルダウンされていてパワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sとの間は継続して非導通状態となっている。期間Tp1(Tp2)では充放電スイッチ18はオンとなっていて、コンデンサ21は期間Tdにおいて概ね蓄電していない状態となっている。
充放電抵抗19の値により期間Tdの長さを調整することができる。ここで、充放電抵抗19の値が大きくなるとともに期間Tdは長くなる一方で、スイッチ13がオンされている期間Tk1(Tk2)よりは短くなるように設定される。そして、充放電抵抗19の値が調節されることによって、期間Tdは期間Tp1(Tp2)に比較して短くすることが可能である。
また、期間Tp1(Tp2)では充放電スイッチ18がオンとなっているので、コンデンサ21とパワースイッチ素子15のゲート端子15Gとソース端子15S間の寄生容量とが互いに並列に接続された状態となる。したがって、スイッチ13がオンされてパワースイッチ素子15が非導通状態であり、かつ、充放電スイッチ18がオンとなっている期間Tp1(Tp2)では、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gに外部から突発的なノイズが侵入しても、ゲート端子15Gとソース端子15Sとの間には互いに並列に接続された寄生容量とコンデンサ21との大きい容量が接続されているので、パワースイッチ素子15は誤って導通状態になり難い。
制御部16は上述の第1制御と第2制御とをパルス波形出力部25の出力電圧に対応した期間Tc1(Tc1)と期間Tk1(Tk2)との比であるデューティ比で反復して実行する。
制御部16は、スイッチ12がオンであるときに所定の閾値Is以上であることを検出しない間には、制御を反復して実行しかつ制御を反復して実行する。制御部16は、スイッチ12がオンであるときに電流Idsが所定の閾値Is以上であることを検出しない間には、制御においてスイッチ13をオフからオンへと切り換えた時点t3では充放電スイッチ18をオフにし続ける、すなわち、制御部16は、時点t0から時点tg1まで充放電スイッチ18を継続してオフし、時点t2から時点tg2まで充放電スイッチ18を継続してオフする。
ここまでは、制御部16が通常の動作として反復している第1制御と第2制御とについて説明した。以下では、制御部16がパワースイッチ素子15に流れる電流が過大となる過電流を検出したとき、言い換えると、パワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sに流れる電流Idsが所定の閾値Isを超えたときの動作について説明する。
図4は、スイッチ回路10の過電流検出時の動作を示すタイミングチャートである。図4において、図3と同じ項目には同じ参照番号を付す。図4は、パワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sとを流れる電流Idsをさらに示す。
図4に示す動作では、制御部16は時点tsで電流Idsが閾値Isを超えたことを検出する。時点ts以前では、制御部16は上述の第1制御と第2制御とをパルス波形出力部25の出力電圧に対応したデューティ比応じて反復して実行する。
制御部16は時点tsで電流Idsが閾値Isを超えたことを検出すると、時点tsでパワースイッチ素子15を導通状態としているオン状態のスイッチ12をオフへと切り換えると同時に、オフ状態であるスイッチ13をオンへ切り換える。制御部16は時点tsでオフ状態の充放電スイッチ18をオンへ切り換える。
時点tsまでスイッチ12はオン状態でかつ充放電スイッチ18がオフ状態であったので、コンデンサ21は充電された状態となっている。ここで、スイッチ12がオフからオンへと切り換えられてから、コンデンサ21が後の放電動作に対して十分な充電状態あるいは満充電状態となるまでの期間Tfは充放電抵抗19の抵抗値とコンデンサ21の容量値とによって決定される。期間Tfは先に述べた期間Tdと期間Tp1(Tp2)とにより決定してもよい。期間Tfは期間Tc1(Tc2)よりも短い。時点tsではコンデンサ21は十分な充電状態あるいは満充電状態となっている。
コンデンサ21が十分な充電状態あるいは満充電状態となっている時点tsで、制御部16はスイッチ12をオンからオフへ切り替えかつスイッチ13をオフからオンへ切り換えプルダウン状態となり、かつオフであった充放電スイッチ18をオンに切り換える。時点tsの直前では、先に述べた期間Tdが存在しないので、コンデンサ21を放電する放電期間が存在しない。このため、時点tsまでにプルアップ状態の電圧もしくはその電圧に近い値の電圧まで充電されていたコンデンサ21が時点tsで放電し始める。そして、放電されているコンデンサ21の両端の電圧が電圧Vgsとしてパワースイッチ素子15のゲート端子15Gとソース端子15Sとの間に印加される。言い換えると、時点tsまでは、スイッチ12がオン、オフすることに同期していた電圧Vgsのハイレベル、ローレベルの切り換えが、時点ts以降では完全な同期した状態にはならない。
コンデンサ21に蓄えられていた電荷が放出されている期間ではコンデンサ21とパワースイッチ素子15との間に接続されている充放電スイッチ18はオン状態である。つまり、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gとソース端子15Sとの間の寄生容量とコンデンサ21とが並列に接続された状態となる。このため、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gへ印加される電圧Vgsはハイレベルからローレベルへと直ちに切り換わらずにハイレベルからローレベルに徐々に変化して漸減する。これにより時点ts以降では、スイッチ12と電圧Vgsとは完全に同期しなくなる。これに伴ってパワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sに流れる電流Idsも閾値Isを超えた値から漸減する。パワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sに流れる電流Idsが漸減することにより、急激な電流の変化に伴って電流Idsが流れる回路に存在するリアクタンス成分100Lで生じるサージ電圧の発生は抑制される。
図8に示す従来のスイッチ回路1では、制御部8は、スイッチ5をオンさせてスイッチ6をオフさせたうえでスイッチ9をオフさせる動作と、スイッチ5をオフさせてスイッチ6をオンさせたうえでスイッチ9をオフさせる動作とに加えて、パワー半導体3のドレイン端子とソース端子とに流れる電流Idsが突然に遮断されることを抑制するためにスイッチ5、6を共にオフさせたうえでスイッチ9をオンさせる動作との、3つの動作に対する複雑な制御を行う必要がある。
実施形態におけるスイッチ回路10では、上記の構成および動作により、スイッチ12とスイッチ13とは常に相補的に切り換えられる容易な第1制御が維持された状態でパワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sに流れる電流Idsに対する過電流抑制、および電流Idsの急変によるサージ電圧の発生を抑制することが可能となる。
またこの結果、パワースイッチ素子15への過電圧の印加が抑制され、パワースイッチ素子15の高信頼性および長寿命化を維持することができる。
またさらに、上記のようにスイッチ12とスイッチ13とは常に相補的な動作で制御され、図2に示す上側アームとしてのスイッチ回路10Aと下側アームとしてのスイッチ回路10Bとも交互に電圧を出力する。したがって、単一のクロック信号によって、上側アームのスイッチ回路10Aと下側アームのスイッチ回路10Bとを容易に制御することも可能となる。
上記の動作では、制御部16は時点tsで過大電流が検出することによって、パワースイッチ素子15のゲート端子15Gへ印加される電圧Vgsは漸減しつつプルダウンされ始める。時点ts以降、制御部16は電圧Vgsをプルダウンしたハイレベルの状態を維持してもよい。あるいは、制御部16は時点tsから所定の期間だけ経過した時点t5で電圧Vgsを再びプルアップしてハイレベルにしてもよい。
電圧Vgsが再びプルアップされる場合、時点t5は、図3と図4の時点t0に相当し、時点t5以降、制御部16は改めて先に述べた第1制御と第2制御とを反復して実行する。
図1に示すスイッチ回路10では、直流電源11と制御部16は説明の便宜上、単独でスイッチ回路10に配置されている。しかしながら、直流電源11は他の回路と共用で配置されてもよく、制御部16は図2に示す上側アームのスイッチ回路10Aと下側アームのスイッチ回路10Bとの双方を制御してもよい。またさらに、制御部16は、スイッチ回路10を含む電源回路全般を制御する制御回路の一部として設けられてもよい。
図5は実施の形態における他のスイッチ回路10Cの回路ブロック図である。図5において、図1に示すスイッチ回路10と同じ部分には同じ参照番号を付す。スイッチ回路10Cでは、図1に示すスイッチ回路10の信号反転回路26の出力と入力とが置き換わっており、制御部16は制御信号SAの代わりに、スイッチ13の制御端13Cに入力される制御信号SBを出力する。信号反転回路26は制御信号SAを反転して制御信号SAを発生してスイッチ12の制御端12Cに出力する。スイッチ回路10Cは図1に示すスイッチ回路10と同じように動作して同じ効果を有する。
図6は実施の形態におけるさらに他のスイッチ回路10Dの回路ブロック図である。図6において、図1に示すスイッチ回路10と同じ部分には同じ参照番号を付す。図6に示すスイッチ回路10Dでは、パワースイッチ素子15はpチャネルのパワーMOSFETである。また、直流電源11の電極端子11Aは負極であり、電極端子11Bは正極である。すなわち、直流電源11は電極端子11Bの電位が電極端子11Aでの電位より高くなるように電極端子11A、11Bの間に直流電圧を供給する。図6に示すスイッチ回路10Dでは、直流電源11の負極である電極端子11Aに接続されるスイッチ12は負極側スイッチとして機能し、正極である電極端子11Bに接続されるスイッチ13は正極側スイッチとして機能する。スイッチ回路10Dは、図3と図4に示す電圧Vgsの極性が逆になるものの、図1に示すスイッチ回路10と同じように動作して同じ効果を有する。
図7は実施の形態における他のスイッチ回路10Eの回路ブロック図である。図7において、図6に示すスイッチ回路10Dと同じ部分には同じ参照番号を付す。スイッチ回路10Eでは、図6に示すスイッチ回路10Dの信号反転回路26の出力と入力とが置き換わっており、制御部16は制御信号SAの代わりに、スイッチ13の制御端13Cに入力される制御信号SBを出力する。信号反転回路26は制御信号SAを反転して制御信号SAを発生してスイッチ12の制御端12Cに出力する。スイッチ回路10Eは図6に示すスイッチ回路10Dと同じように動作して同じ効果を有する。
上述のように、スイッチ回路10は、電極端子11Aと電極端子11Bとを有する直流電源11と共に用いられる。スイッチ回路10は、スイッチ12は、前記直流電源11の前記電極端子11Aと接続点17との間に直列に接続されるように接続点17に接続されている。スイッチ13は、直流電源11の電極端子11Bに接続される接続点13Pと接続点17との間に直列に接続されている。コンデンサ21は、接続点13P、17のうちの一方と接続点14Pとの間に直列に接続されている。充放電スイッチ18は、接続点13P、17のうちの他方と接続点14Pとの間に直列に接続されている。充放電抵抗19は、充放電スイッチ18に並列に接続されている。パワースイッチ素子15は、ドレイン端子15Dと、接続点17に接続されたゲート端子15Gと、接続点13Pに接続されたソース端子15Sとを有する。制御部16は、パワースイッチ素子15のドレイン端子15Dとソース端子15Sに流れる電流Idsを検出する。制御部16は、スイッチ12をオンにしていると同時にスイッチ13をオフにしており、その後、スイッチ12をオフにしていると同時にスイッチ13をオンにしている第1制御を反復して実行する。制御部16は、第1制御においてスイッチ13をオフからオンへと切り換えた時点t3から所定の期間Tdだけ経過した時点tg2で充放電スイッチ18をオフからオンへと切り換え、その後、第1制御においてスイッチ13をオンからオフへと切り換えると同時に充放電スイッチ18をオンからオフへと切り換える第2制御を反復して実行する。制御部16は、スイッチ12がオンであるときに電流Idsが所定の閾値Is以上であることを検出した時点tsにスイッチ12をオフにしてかつスイッチ13素オフにしてかつ充放電スイッチ18をオフからオンへと切り換える。
信号反転回路26が制御端12C、13Cの間に接続されていてもよい。この場合、制御部16は、制御端12C、13Cのうちの一方のみに単一の制御信号を入力することで第1制御を実行する。
制御部16は、スイッチ12がオンであるときに所定の閾値Is以上であることを検出しない間には、第1制御を反復して実行しかつ第2制御を反復して実行してもよい。
制御部16は、スイッチ12がオンであるときに電流Idsが所定の閾値Is以上であることを検出しない間には、第1制御においてスイッチ13をオフからオンへと切り換えた時点t3では充放電スイッチ18をオフにし続けてもよい。
10 スイッチ回路
11 直流電源
12 スイッチ(第1スイッチ)
12C 制御端(第1制御端)
13 スイッチ(第2スイッチ)
13C 制御端(第2制御端)
13P 接続点(第2接続点)
14 ソフトスイッチ回路
14P 接続点(第3接続点)
15 パワースイッチ素子
16 制御部
17 接続点(第1接続点)
18 充放電スイッチ
19 充放電抵抗
20 並列部
21 コンデンサ
22 インバータ回路
23 正電位側給電部
24 負電位側給電部
25 パルス波形出力部
26 信号反転回路

Claims (4)

  1. 互いに反対の極性を有する第1電極端子と第2電極端子とを有する直流電源と共に用いられるスイッチ回路であって、
    前記直流電源の前記第1電極端子と第1接続点との間に直列に接続されるように前記第1接続点に接続された第1スイッチと、
    前記直流電源の前記第2電極端子に接続される第2接続点と前記第1接続点との間に直列に接続された第2スイッチと、
    前記第1接続点と前記第2接続点とのうちの一方と第3接続点との間に直列に接続されたコンデンサと、
    前記第1接続点と前記第2接続点とのうちの他方と前記第3接続点との間に直列に接続された充放電スイッチと、
    前記充放電スイッチに並列に接続された充放電抵抗と、
    を有するソフトスイッチ回路と、
    ドレイン端子と、前記第1接続点に接続されたゲート端子と、前記第2接続点に接続されたソース端子とを有するパワースイッチ素子と、
    前記パワースイッチ素子の前記ドレイン端子と前記ソース端子に流れる電流を検出するとともに、前記第1スイッチと前記第2スイッチと前記充放電スイッチとを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチをオンにしていると同時に前記第2スイッチをオフにしており、その後、前記第1スイッチをオフにしていると同時に前記第2スイッチをオンにしている第1制御を反復して実行し、
    前記第1制御において前記第2スイッチをオフからオンへと切り換えた時点から所定の期間だけ経過した時点で前記充放電スイッチをオフからオンへと切り換え、その後、前記第1制御において前記第2スイッチをオンからオフへと切り換えると同時に前記充放電スイッチをオンからオフへと切り換える第2制御を反復して実行し、
    前記第1スイッチがオンであるときに前記パワースイッチ素子の前記ドレイン端子と前記ソース端子とに流れる前記電流が所定の閾値以上であることを検出した時点に前記第1スイッチをオフにしてかつ前記第2スイッチ素オフにしてかつ前記充放電スイッチをオフからオンへと切り換える、
    ように構成されている、スイッチ回路。
  2. 前記第1スイッチと前記第2スイッチとに接続された信号反転回路をさらに備え、
    前記第1スイッチは、前記第1スイッチをオンにしてかつオフにする制御信号が入力される第1制御端を有し、
    前記第2スイッチは、前記第2スイッチをオンにしてかつオフにする制御信号が入力される第2制御端を有し、
    前記信号反転回路は前記第1制御端と前記第2制御端の間に接続されており、
    前記制御部は、前記第1制御端と前記第2制御端のうちの一方のみに単一制御信号を入力することで前記第1制御を実行する、請求項1に記載のスイッチ回路。
  3. 前記制御部は、前記第1スイッチがオンであるときに前記パワースイッチ素子の前記ドレイン端子と前記ソース端子とに流れる前記電流が前記所定の閾値以上であることを検出しない間には、前記第1制御を反復して実行しかつ前記第2制御を反復して実行する、請求項1に記載のスイッチ回路。
  4. 前記制御部は、前記第1スイッチがオンであるときに前記パワースイッチ素子の前記ドレイン端子と前記ソース端子とに流れる前記電流が前記所定の閾値以上であることを検出しない間には、前記第1制御において前記第2スイッチをオフからオンへと切り換えた前記時点では前記充放電スイッチをオフにし続ける、請求項3に記載のスイッチ回路。
JP2018568050A 2017-02-17 2018-01-17 スイッチ回路 Pending JPWO2018150789A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017027420 2017-02-17
JP2017027420 2017-02-17
PCT/JP2018/001117 WO2018150789A1 (ja) 2017-02-17 2018-01-17 スイッチ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2018150789A1 true JPWO2018150789A1 (ja) 2019-12-12

Family

ID=63169749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018568050A Pending JPWO2018150789A1 (ja) 2017-02-17 2018-01-17 スイッチ回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10608520B2 (ja)
JP (1) JPWO2018150789A1 (ja)
WO (1) WO2018150789A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017219551A1 (de) * 2017-11-03 2019-05-09 Continental Teves Ag & Co. Ohg Verpolschutzanordnung, Verfahren zum Betrieb der Verpolschutzanordnung und korrespondierende Verwendung
US10763664B2 (en) * 2018-06-21 2020-09-01 Texas Instruments Incorporated Driver and slew-rate-control circuit providing soft start after recovery from short
CN111564971A (zh) * 2019-08-21 2020-08-21 杰华特微电子(杭州)有限公司 开关电源电路的控制方法、控制电路及开关电源电路

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277703A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Sanyo Electric Co Ltd スイッチ回路装置
JP2009213305A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Denso Corp 電力変換装置
WO2013073333A1 (ja) * 2011-11-15 2013-05-23 住友電気工業株式会社 トランジスタ保護回路

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013044A (ja) * 2011-05-31 2013-01-17 Sanken Electric Co Ltd ゲートドライブ回路
WO2015025512A1 (ja) * 2013-08-22 2015-02-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 駆動装置、電力変換装置、車両
US9755639B2 (en) * 2015-03-02 2017-09-05 Infineon Technologies Austria Ag Device and method for an electronic circuit having a driver and rectifier
JP6671003B2 (ja) * 2016-03-16 2020-03-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力変換回路
US10348286B2 (en) * 2016-07-06 2019-07-09 Delta Electronics, Inc. Waveform conversion circuit for gate driver

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277703A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Sanyo Electric Co Ltd スイッチ回路装置
JP2009213305A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Denso Corp 電力変換装置
WO2013073333A1 (ja) * 2011-11-15 2013-05-23 住友電気工業株式会社 トランジスタ保護回路

Also Published As

Publication number Publication date
US10608520B2 (en) 2020-03-31
US20190363626A1 (en) 2019-11-28
WO2018150789A1 (ja) 2018-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5315026B2 (ja) 半導体装置
US9923557B2 (en) Switching circuit and power conversion circuit
JP6237952B2 (ja) 内部電源回路および半導体装置
JP2009004365A (ja) リレー駆動回路、及びそれを用いた電池パック
WO2018150789A1 (ja) スイッチ回路
WO2017217289A1 (ja) 給電制御装置
JP2017079534A (ja) ゲート制御回路
JP4792636B2 (ja) 誘導性負荷駆動回路
TWI657718B (zh) 調光裝置
US9742388B2 (en) Driver circuit
JP2014187825A5 (ja)
JP2012244295A (ja) 絶縁ゲート型スイッチング素子のゲートの電位を制御する半導体装置、及び、回路
US9625927B2 (en) Drive circuit
TWI631875B (zh) 調光裝置之保護電路及調光裝置
JP2015130750A (ja) 回路定数可変回路
JPWO2016185802A1 (ja) 駆動回路
JP2016072676A (ja) 半導体リレー
JP5405299B2 (ja) 電力消費装置を制御するための回路配置および方法
US10170258B2 (en) Method for controlling a change of operating state of an electromechanical component and corresponding device
JP6783758B2 (ja) 負荷スイッチのための出力放電技法
US8450987B2 (en) Switching apparatus and control signal generator thereof
JP6939087B2 (ja) 集積回路装置
JP2020096439A (ja) 電源制御装置
JP5634233B2 (ja) 絶縁型スイッチング電源
JP6149647B2 (ja) 突入電流抑制回路及び電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190613

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201112

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211018

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20211025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220712