JPWO2018131311A1 - センシングシステム、センサノード装置、センサ測定値処理方法及びプログラム - Google Patents

センシングシステム、センサノード装置、センサ測定値処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

複数のセンサノード装置と、分析装置とを備え、前記複数のセンサノード装置の各々は、測定対象を測定しデータ値を取得するセンサと、前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習する学習部と、前記学習部の学習結果を示す学習結果データを送信する通信部と、を備え、前記分析装置は、前記複数のセンサノード装置の各々の前記学習結果データと、各センサノード装置の設置位置とに基づいて、前記データ値の空間的な分布を推定する空間分析部を備えるセンシングシステム。

Description

本発明は、センシングシステム、センサノード装置、センサ測定値処理方法及びプログラムに関する。
センサの測定データを送受信するシステムの通信量を低減させるための幾つかの技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、センサを含む複数のセンサノードと、センサが検出した事象を示すセンサ情報を処理するアプリケーション装置とを備えるセンサネットワークシステムが記載されている。センサノードは、センサ情報分布全体の分解能に与えるセンサ情報の影響度合いを示す寄与度を算出し、寄与度の大きいセンサ情報を優先的に送信する。
これにより、特許文献1に記載のセンサネットワークシステムでは、アプリケーション装置が得るセンサ情報分布を、寄与度が大きい(情報量が多い)センサ情報によって構成することができる。このセンサネットワークシステムでは、センサノードとアプリケーション装置との間のトラフィック量を削減することができる。このため、センサ情報分布において高い精度及び分解能が求められる領域で、輻輳等による欠損データを少なくすることができる。
特許第4787578号公報
特許文献1のように複数のセンサノードから情報を送信するシステムで、通信量をより低減させることができればより好ましい。
本開示は、上述の課題を解決することのできるセンシングシステム、センサノード装置、センサ測定値処理方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本開示の第1の態様によれば、センシングシステムは、複数のセンサノード装置と、分析装置とを備え、前記複数のセンサノード装置の各々は、測定対象を測定しデータ値を取得するセンサと、前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習する学習部と、前記学習部の学習結果を示す学習結果データを送信する通信部と、を備え、前記分析装置は、前記複数のセンサノード装置の各々の前記学習結果データと、各センサノード装置の設置位置とに基づいて、前記データ値の空間的な分布を推定する空間分析部を備える。
本開示の第2の態様によれば、センサノード装置は、測定対象を測定しデータ値を取得するセンサと、前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習する学習部と、前記学習部の学習結果を示す学習結果データを送信する通信部と、を備える。
本開示の第3の態様によれば、センサ測定値処理方法は、センサによって測定されたデータ値を取得し、前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習し、前記学習による学習結果を示す学習結果データを送信する処理を含む。
本開示の第4の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、センサによって測定されたデータ値を取得し、前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習し、前記学習による学習結果を示す学習結果データを送信する、処理を実行させるプログラムである。
この開示によれば、少なくとも所定の場合に通信量をより低減させることができる。
本開示の第一実施形態に係るセンシングシステムの機能構成例を示す概略ブロック図である。 同実施形態に係るセンサノード装置の、より詳細な機能構成例を示す概略ブロック図である。 同実施形態に係る空間分析サーバ装置の、より詳細な機能構成例を示す概略ブロック図である。 同実施形態に係るセンサノード装置の配置例を示す図である。 同実施形態に係るセンサノード装置の学習部が学習するモデルの入出力の例を示すグラフである。 同実施形態に係る空間分析部が算出する測定対象データの推定値の表示例を示す図である。 同実施形態に係る空間分析サーバ装置がセンサノード装置からデータを取得する処理手順の例を示すフローチャートである。 本開示の第二実施形態に係るセンシングシステムの機能構成例を示す概略ブロック図である。 同実施形態に係るモデル管理サーバ装置の、より詳細な機能構成例を示す概略ブロック図である。 本開示に係るセンシングシステムの最小構成を示す図である。 本開示に係るセンサノード装置の最小構成を示す図である。
以下、本開示の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
<第一実施形態>
図1は、本開示の第一実施形態に係るセンシングシステムの機能構成例を示す概略ブロック図である。図1の例で、センシングシステム1は、複数のセンサノード装置100と、空間分析サーバ装置200とを備える。センサノード装置100の各々は、センサ101と、学習部102と、ノード側モデル記憶部103と、ノード側通信部104とを備える。空間分析サーバ装置200は、データ取得部201と、空間分析部202とを備える。センサノード装置100と空間分析サーバ装置200とは通信ネットワーク900を介して通信接続される。
センシングシステム1が備えるセンサノード装置100の数は複数であればよい。
通信ネットワーク900は、センサノード装置100と空間分析サーバ装置200との通信を中継する。通信ネットワーク900としていろいろな通信ネットワークを用いることができる。例えば、通信ネットワーク900は、インターネットであってもよいし、センシングシステム1専用の通信ネットワークであってもよい。
センシングシステム1は、センサ測定値を分析してセンサ測定値の空間的分布を推定する装置である。センシングシステム1が値を推定するセンサ測定値は、電波、音波、音声、振動、電力量あるいは交通量などいろいろな値であってもよい。例えば、センシングシステム1は、電波強度の空間的分布を推定する電波観測システムであってもよい。あるいは、センシングシステム1は、道路交通量の空間的分布を推定する交通監視システムであってもよい。あるいは、センシングシステム1は、電力量の空間的分布を推定する電力監視システムであってもよい。あるいは、センシングシステム1は、騒音の空間的分布を推定する騒音監視システムであってもよい。
センサノード装置100は、センサ101が設置された位置におけるセンサ測定値に基づいて、センサ測定値を推定するためのモデルを学習する。
センサ101は、センサ101自らが設置された位置における測定対象データの値を測定する。センサ101としていろいろなセンサを用いることができる。例えば、センサ101は、電波センサであってもよいし、音センサであってもよいし、振動センサ又は加速度センサであってもよい。あるいは、センサ101は、電力センサであってもよいし、交通量センサであってもよい。
学習部102は、センサ101による測定値を用いて、センサ101の設置位置における測定対象データ値を推定するモデルを学習する。
また、学習部102は、学習したモデルを用いて測定対象データの推定値を算出する。学習部102が算出する測定対象データの推定値は、学習部102の学習結果を示す学習結果データの例に該当する。
ノード側モデル記憶部103は、学習部102が学習したモデルを記憶する。
ノード側通信部104は、他の装置と通信を行う。特に、ノード側通信部104は、学習部102の学習結果を示す学習結果データを通信ネットワーク900を介して空間分析サーバ装置200へ送信する。具体的には、ノード側通信部104は、学習部102が学習したモデル(単に、モデルとも称する)を用いて算出した、測定対象データの推定値を送信する。但し、ノード側通信部104が送信する学習結果データは、測定対象データの推定値に限られない。例えば、第二実施形態で後述するように、ノード側通信部104は、モデルのパラメータなどのモデルを示すデータを送信するようにしてもよい。モデルを示すデータを送信する場合、センサノード装置100側でモデルを用いて測定対象データの推定値を算出する必要はない。
なお、図1では、ノード側通信部104が学習部102に接続されている場合の例を示しているが、ノード側通信部104の接続先は学習部102に限らない。例えば、ノード側通信部104がノード側モデル記憶部103に接続されて、ノード側モデル記憶部103から学習結果データを取得するようにしてもよい。他の実施形態についても同様である。
図2は、センサノード装置100の、より詳細な機能構成例を示す概略ブロック図である。図2の例で、センサノード装置100は、センサ101と、学習装置110とを備える。学習装置110は、ノード側通信部104と、ノード側記憶部180と、ノード側制御部190とを備える。ノード側記憶部180は、ノード側モデル記憶部103を備える。ノード側制御部190は、学習部102を備える。
図2の各部のうち、図1の各部と同一の部分には同一の符号(100、101、102、103、104)を付して説明を省略する。
学習装置110は、学習部102、ノード側モデル記憶部103、ノード側通信部104の各機能を実行する。学習装置110は、例えばパソコン(Personal Computer;PC)、マイコン(Micro Computer)、或いはワークステーション(Workstation)等のコンピュータやプロセッサを用いて構成される。あるいは、学習装置110が学習装置110専用のハードウェアを用いて構成されていてもよい。
ノード側記憶部180は、各種データを記憶する。ノード側記憶部180は、学習装置110が備える記憶デバイスやメモリを用いて構成される。
ノード側制御部190は、学習装置110の各部を制御して各種処理を実行する。ノード側制御部190は、例えば学習装置110が備えるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)がノード側記憶部180からプログラムを読み出して実行することで構成される。
また、ノード側制御部190は、センサ101の測定条件(センサ101が測定を行うときの測定条件)を設定する。例えば、ノード側制御部190は、測定条件として、測定タイミング(測定する時刻)、測定の分解能(どれくらいの刻み幅で測定を行うか)、及び、測定を繰り返す回数を設定する。さらに、測定対象データが電波又は音波である場合など周波数を有するデータである場合、ノード側制御部190は、測定対象とする周波数を設定する。但し、ノード側制御部190が設定する測定条件は、これらに限定されない。
また、センサノード装置100以外の装置が、センサ101の測定条件を設定するようにしてもよい。例えば、空間分析サーバ装置200が、センサ101の測定条件を設定するようにしてもよい。この場合、空間分析サーバ装置200は、通信ネットワーク900を介してセンサノード装置100へ測定条件を送信する。これにより、センサ101が測定条件に従って測定を行うよう指示する。
図1に戻り、空間分析サーバ装置200は、センサノード装置100から測定対象データの推定値を取得して、測定対象データの空間分布を推定する。空間分析サーバ装置200は、分析装置の例に該当する。
空間分析サーバ装置200は、コンピュータやプロセッサを用いて構成される。
データ取得部201は、ノード側通信部104が送信する学習結果データを取得する。具体的には、データ取得部201は、学習部102がモデルを用いて算出した測定対象データの推定値を取得する。
空間分析部202は、複数のセンサノード装置100の各々から送信される学習結果データと、当該センサノード装置100の設置位置とに基づいて、測定対象データ値の空間的な分布を推定する。具体的には、空間分析部202は、複数のセンサノード装置100の各々から得られた測定対象データの推定値に対して空間的な補間を行う。これにより、空間分析部202は、対象空間全体ついて測定対象データの推定値を算出する。
空間分析部202が用いる補間方法として公知の方法を用いることができる。例えば、空間分析部202が二次元の線形補間、クリギング(Kriging)、及び、逆距離荷重法のうちの何れか、あるいはこれらの組み合わせにて補間を行うようにしてもよい。
図3は、空間分析サーバ装置200の、より詳細な機能構成例を示す概略ブロック図である。図3の例で、空間分析サーバ装置200は、分析側通信部220と、分析側記憶部280と、分析側制御部290とを備える。分析側制御部290は、空間分析部202を備える。
図3の各部のうち、図1の各部と同一の部分には同一の符号(200、202)を付して説明を省略する。
分析側通信部220は、他の装置と通信を行う。特に分析側通信部220は、ノード側通信部104が送信する学習結果データを受信する。分析側通信部220は、図1のデータ取得部201の例に該当する。
分析側記憶部280は、各種データを記憶する。分析側記憶部280は、空間分析サーバ装置200が備える記憶デバイスやメモリを用いて構成される。
分析側制御部290は、空間分析サーバ装置200の各部を制御して各種処理を実行する。分析側制御部290は、例えば空間分析サーバ装置200が備えるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)やプロセッサが分析側記憶部280からプログラムを読み出して実行することで構成される。
図4は、センサノード装置100の配置例を示す図である。図4では、センサノード装置100の各々が電波強度を測定して学習を行う場合の例を示している。図4に示すように、センサノード装置100は、データ測定対象の空間に離散的に配置される。
図5は、センサノード装置100の学習部102が学習するモデルの入出力の例を示すグラフである。図5に示すグラフの横軸は1日の時刻を示す。縦軸は、電波強度を示す。電波強度として、例えば受信電波の電力密度を用いることができる。
学習部102は、図5に示すグラフのように、時刻の入力に対して電波強度を出力するモデルを記憶する。学習部102が用いるモデルとしていろいろなモデルを適用することができる。例えば、学習部102が、n次関数(nは正整数)などの関数をモデルとして用いて、この関数の係数を学習するようにしてもよい。あるいは、学習部102が、サポートベクターマシン(Support Vector Machine)またはランダムフォレスト(Random Forest)などのモデルを用いるようにしてもよい。
第二実施形態で後述するように学習部102がモデルを示す情報を送信する場合は、モデルとしてn次関数を用いるなど、パラメータによってモデルを示せることが好ましい。
図5では、学習部102が、時刻と測定対象データ値との関係を示すモデルを学習する場合の例を示している。
但し、学習部102が学習するモデルは、図5に示す例に限らない。例えば、学習部102が、周波数と測定対象データ値との関係を示すモデルを学習するようにしてもよい。さらに例えば、学習部102が、周波数の入力に対して測定対象のデータ値を出力するモデルを学習するようにしてもよい。
あるいは、学習部102が、時刻と周波数との組み合わせの入力に対して測定対象のデータ値を出力するモデルを学習してもよい。このように、学習部102は、複数の値の入力を受けて測定対象のデータ値を出力するモデルを学習するようにしてもよい。
図6は、空間分析部202が算出する測定対象データの推定値の表示例を示す図である。図6の例では、空間分析部202が対象空間における電波強度の分布を推定する場合の例を示している。図6では、空間分析部202が推定した電波強度の分布がヒートマップ風に表示されている。さらに、図6の例では、電波強度の分布の推定値の時系列データが階層的に示されている。
例えば、空間分析サーバ装置200が表示デバイスを備えて図6の例のように対象データ値の分布の推定結果を表示するようにしてもよい。
センサノード装置100が新たに設置された場合など、学習部102の学習が進んでいない状態では、学習部102による測定対象データの推定値の精度が低いことが考えられる。空間分析サーバ装置200は、学習が進んでいないセンサノード装置100からは、想定対象データの推定値に代えてセンサ測定値を取得するようにしてもよい。
例えば、空間分析サーバ装置200の分析側記憶部280は、外れ値を保存するためのデータベース(DB)を備える。分析側記憶部280は、学習の進んでいないセンサノード装置100の識別情報と、そのセンサノード装置100から受信したセンサ測定値とをデータベースに記憶しておく。空間分析部202は、データベースに識別情報が登録されているセンサノード装置100については、このセンサノード装置100からの測定対象データの推定値の受信に代えて、データベースからセンサ測定値を読み出す。その場合、空間分析部202は、データベースから読み出したセンサ測定値を空間分析に用いる。
あるセンサノード装置100において、センサ測定値と学習結果(推定値)との差が所定の閾値よりも小さくなった場合、例えば分析側制御部290が、当該センサノード装置100の識別情報をデータベースから削除する。つまり、センサ測定値と推定値との差が所定の閾値よりも小さくなった場合に、センサノード装置100の学習が進んだ旨、判定できる。学習が進んでいない状態ではなくなったことにより、分析側制御部290は、そのセンサノード装置100の識別情報をデータベースから削除する。
図7は、空間分析サーバ装置200がセンサノード装置100からデータを取得する処理手順の例を示すフローチャートである。
図7の処理で、空間分析部202は、データ要求先のセンサノード装置100の識別情報を取得する(ステップS101)。
そして、空間分析部202は、データ要求先のセンサノード装置100の識別情報がデータベース(外れ値DB)に登録されているか否かを判定する(ステップS102)。すなわち、空間分析部202は、データ要求先のセンサノード装置100が、学習の進んでいないセンサノード装置100として登録されているか否かを判定する。
データ要求先のセンサノード装置100の識別情報がデータベースに登録されていると判定した場合(ステップS102:YES)、空間分析部202は、データベース(外れ値DB)からセンサ測定値を読み出す(ステップS111)。
そして、空間分析部202は、得られたデータ(センサ測定値)に基づいて、対象空間における測定対象データの分布を推定する(空間的な分析処理を行う)。言い換えると、空間分析部202は、データベースから読み出したセンサ測定値に基づいて、対象空間における測定対象データの推定値を算出する(ステップS131)。空間分析部202は、センサ測定値に対して空間的な補間を行い、対象空間における測定対象データの分布を推定する。
ステップS131の後、空間分析サーバ装置200は、図7の処理を終了する。
一方、ステップS102で、データ要求先のセンサノード装置100の識別情報がデータベースに登録されていないと判定した場合(ステップS102:NO)、空間分析部202は、学習部102がモデルを用いて算出した推定値を取得する(ステップS121)。
ステップS121の後、空間分析サーバ装置200は、ステップS131へ進む。
この場合、ステップS131において空間分析部202は、ステップS121で得られた推定値を用いて対象区間における測定対象データの分布を推定する(空間的な分析処理を行う)。言い換えると、空間分析部202は、モデルを用いて算出した推定値に基づいて、対象空間における測定対象データの推定値を算出する。空間分析部202は、算出された推定値に対して空間的な補間を行い、対象空間における測定対象データの分布を推定する。
従って、ステップS131において空間分析部202は、ステップS111で得られたセンサ測定値、及び、ステップS121で得られたセンサ測定値の推定値のうちいずれか一方又は両方を用いて、対象空間における測定対象データの推定値を算出する。
例えば、イベント開催などの事象により、特定の時刻において、測定対象データが平常時と異なる振る舞いを見せることが予見される場合、空間分析部202が、ステップS111で得られたセンサ測定値を使って空間分析を行うようにしてもよい。つまり、空間分析部202は、データベースから読み出したセンサ測定値に基づいて、空間分析を行う。
また、将来の日時における測定対象データの分布を予測する場合、計測値は得られていない。そこで、空間分析部202が、ステップS121で得られるセンサ測定値の推定値を使って空間分析を行うようにしてもよい。つまり、空間分析部202は、モデルを用いて算出された推定値に基づいて、空間分析を行う。あるいは、空間分析部202が、ステップS111で得られる最も新しい計測値を併せて活用するようにしてもよいし、予測する将来日時と類似の条件下、例えば、同じ曜日や同じ時刻でのセンサ計測値を活用するようにしてもよい。
以上のように、学習部102は、センサ101による測定値を用いて、センサ101の設置位置における測定対象データ値を推定するモデルを学習する。ノード側通信部104は、学習部102の学習結果を示す学習結果データを通信ネットワーク900などを介して空間分析サーバ装置200へ送信する。空間分析部202は、複数のセンサノード装置100の各々から送信される学習結果データと、当該センサノード装置100の設置位置とに基づいて、測定対象データ値の空間的な分布を推定する。
このように、学習部102が測定対象データ値を推定するモデルを学習する。これにより、センシングシステム1は、このモデルを用いて測定対象データ値を求めることができる。従って、センサノード装置100は、センサ101による測定値(生データ)を記憶しておく必要がない。また、センサノード装置100がセンサ101による測定値(生データ)を他の装置に送信して、他の装置がこの測定値を記憶しておく必要もない。
このように、センシングシステム1によれば、センサノード装置100の記憶容量、センサノード装置100の通信量のいずれも比較的小さくて済む。
特に、センサ101の測定値がモデルによる推定値と略一致する定常状態では、センサノード装置100はデータを送信する必要がなく、かつ、データを記憶する必要もない。つまり、この点で、少なくとも定常状態においてセンサノード装置100の通信量をより低減させることができる。
また、学習部102は、時刻と測定対象データ値との関係を示すモデルを学習する。
これにより、センシングシステム1は、例えば1日のうち所定の時間帯における電波強度など、時刻に対応した測定対象データ値を推定することができる。
また、学習部102は、周波数と測定対象データ値との関係を示すモデルを学習する。
これにより、センシングシステム1は、例えば所定の周波数帯における電波強度など、周波数に対応した測定対象データ値を推定することができる。
なお、センサ101の測定値がモデルによる推定値と所定の閾値以上異なる場合、学習部102は、この測定値を外れ値として学習対象から除外するようにしてもよい。これにより、センサ101の測定値が外れ値である場合に、その測定値がモデルに反映されることを防ぐことができる。
一方、このようにモデルによる推定値から大きく異なる測定値は、空間分析部202が行う分析に重要であることが考えられる。そこで、センサ101の測定値がモデルによる推定値と所定の閾値以上異なる場合、ノード側通信部104は、この測定値(生データ)を空間分析サーバ装置200へ送信するようにしてもよい。測定値(生データ)が送信された場合、空間分析サーバ装置200は、モデルを用いて算出された推定値ではなく、送信された測定値に基づいて空間的な分布を推定してもよい。これにより、モデルによる推定値と所定の閾値以上異なる測定値が重要である場合に、その測定値をタイムリーに空間分析に適用することができる。
<第二実施形態>
図8は、本開示の第二実施形態に係るセンシングシステムの機能構成例を示す概略ブロック図である。図8の例で、センシングシステム2は、センサノード装置100と、空間分析サーバ装置200と、モデル管理サーバ装置300とを備える。センサノード装置100は、センサ101と、学習部102と、ノード側モデル記憶部103と、ノード側通信部104とを備える。空間分析サーバ装置200は、データ取得部201と、空間分析部202とを備える。モデル管理サーバ装置300は、モデル管理部301と管理側モデル記憶部302とを備える。センサノード装置100とモデル管理サーバ装置300とは通信ネットワーク900を介して通信接続される。
センシングシステム2が備えるセンサノード装置100の数は複数であればよい。
図8の各部のうち、図1の各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(100、101、102、103、104、200、201、202、900)を付して説明を省略する。図8は、センシングシステム2がモデル管理サーバ装置300を備えている点で、図1のセンシングシステム1の場合と異なる。
モデル管理サーバ装置300は、センサノード装置100の各々が学習したモデルを管理する。特に、モデル管理サーバ装置300は、センサノード装置100の各々が記憶しているモデルと同一のモデルを記憶する。また、モデル管理サーバ装置300は、センサノード装置100が新たに設置された場合に、このセンサノード装置100に対してモデルの初期値を提供する。
例えば、センサノード装置100がセンサ101の測定値(生データ)を送信し、モデル管理部301がこの測定値を用いて一定期間学習を行って、得られたモデルをセンサノード装置100へ送信するようにしてもよい。あるいは、モデル管理部301が他のセンサノード装置100のモデルに基づいて、新たに設置されたセンサノード装置100に提供するモデルを用意するようにしてもよい。例えば、モデル管理部301が、他のセンサノード装置100のいずれかのモデルを、新たに設置されたセンサノード装置100に提供するようにしてもよい。
管理側モデル記憶部302は、測定対象データ値を推定するモデルを記憶する。特に、管理側モデル記憶部302は、センサノード装置100の各々が記憶しているモデルと同一のモデルを記憶する。これにより、空間分析サーバ装置200が測定対象データの値を要求した場合に、モデル管理サーバ装置300がモデルを用いて推定値を算出して、空間分析サーバ装置200に回答することができる。センサノード装置100へ値を問い合わせる必要がない点で、センサノード装置100の通信量を低減させることができる。
モデル管理部301は、センサノード装置100の各々が学習した各モデルを管理する。特に、モデル管理部301は、センサノード装置100の各々からモデルを取得し、取得したモデルを管理側モデル記憶部302に記憶させる。例えば、モデル管理部301は、センサノード装置100の各々からモデルパラメータを取得し、管理側モデル記憶部302が記憶しているモデルのパラメータ値を更新する。これにより、管理側モデル記憶部302が記憶している各モデルが、各センサノード装置100が記憶しているモデルと同一のモデルに更新される。この場合、モデル管理部301がセンサノード装置100の各々から取得するモデルパラメータは、学習結果データの例に該当する。
図9は、モデル管理サーバ装置300の、より詳細な機能構成例を示す概略ブロック図である。図9の例で、モデル管理サーバ装置300は、管理側通信部320と、管理側記憶部380と、管理側制御部390とを備える。管理側記憶部380は、管理側モデル記憶部302を備える。管理側制御部390は、モデル管理部301を備える。図9の各部のうち、図8の各部と同一の部分には同一の符号(300、301、302)を付して説明を省略する。
管理側通信部320は、他の装置と通信を行う。特に、管理側通信部320は、センサノード装置100の各々と通信を行って、モデルパラメータなどモデルを示すデータを受信する。
管理側記憶部380は、各種データを記憶する。管理側記憶部380は、モデル管理サーバ装置300が備える記憶デバイスやメモリを用いて構成される。
管理側制御部390は、モデル管理サーバ装置300の各部を制御して各種処理を行う。管理側制御部390は、例えばモデル管理サーバ装置300が備えるCPUが、管理側記憶部380からプログラムを読み出して実行することで構成される。
モデル管理サーバ装置300が、モデルを示すデータをセンサノード装置100から受信するタイミングは、いろいろなタイミングとすることができる。例えば、モデル管理サーバ装置300が、モデルを示すデータをセンサノード装置100から定期的に受信するようにしてもよい。あるいは、空間分析サーバ装置200からの測定対象データの値の要求があった際、管理側モデル記憶部302が記憶しているモデルが一定時間以上更新されていない場合に、モデル管理サーバ装置300がセンサノード装置100に対してモデルを示すデータを要求するようにしてもよい。
以上のように、管理側モデル記憶部302は、モデル管理部301の制御に従って、センサノード装置100の各々が記憶しているモデルと同一のモデルを記憶する。
これにより、空間分析サーバ装置200が測定対象データの値を要求した場合に、モデル管理サーバ装置300が測定対象データの推定値を算出して回答することができる。センサノード装置100へ問い合わせる必要がない点で、センサノード装置100の通信量を削減することができる。
次に、図10〜図11を参照して、本開示の最小構成について説明する。
図10は、本開示に係るセンシングシステムの最小構成を示す図である。図10に示すセンシングシステム10は、複数のセンサノード装置11と、分析装置15とを備える。各センサノード装置11は、センサ12と、学習部13と、通信部14とを備える。分析装置15は、空間分析部16を備える。
かかる構成にて、学習部13は、センサ12による測定値(データ値)に基づいて、センサ12の設置位置における測定対象データ値(データ値)の推定に用いるモデルを学習する。通信部14は、学習部13の学習結果を示す学習結果データを分析装置15へ送信する。分析装置15の空間分析部16は、複数のセンサノード装置11の各々の学習結果データと、各センサノード装置11の設置位置とに基づいて、測定対象データ値(データ値)の空間的な分布を推定する。
このように、学習部13が測定対象データ値を推定するモデルを学習することで、センシングシステム10は、このモデルを用いて測定対象データ値を求めることができる。モデルを用いて測定対象データ値を取得できるため、センサノード装置11は、センサ12による測定値(生データ)を記憶しておく必要がない。また、センサノード装置11がセンサ12による測定値(生データ)を他の装置に送信して、他の装置がこの測定値を記憶しておく必要もない。
このように、センシングシステム10によれば、センサノード装置11の記憶容量、センサノード装置11の通信量のいずれも比較的小さくて済む。
特に、センサノード装置11の測定値がモデルによる推定値と一致する定常状態では、センサノード装置11は別段データを送信する必要がなく、かつ、別段データを記憶する必要もない。この点で、少なくとも定常状態においてセンサノード装置11の通信量をより低減させることができる。
図11は、本開示に係るセンサノード装置の最小構成を示す図である。図11に示すセンサノード装置21は、センサ22と、学習部23と、通信部24とを備える。
かかる構成にて、学習部23は、センサ22による測定値を用いて、センサ22の設置位置における測定対象データ値の推定に用いるモデルを学習する。通信部24は、学習部23の学習結果を示す学習結果データを送信する。
このように、学習部23が測定対象データ値を推定するモデルを学習することで、センサノード装置21又は他の装置が、このモデルを用いて測定対象データ値を求めることができる。従って、センサノード装置21は、センサ22による測定値(生データ)を記憶しておく必要がない。また、センサノード装置21がセンサ22による測定値(生データ)を他の装置に送信して、他の装置がこの測定値を記憶しておく必要もない。
このように、センサノード装置21によれば、センサノード装置21の記憶容量、センサノード装置21の通信量のいずれも比較的小さくて済む。
特に、センサノード装置21の測定値がモデルによる推定値と一致する定常状態では、センサノード装置21はデータを送信する必要がなく、かつ、データを記憶する必要もない。この点で、少なくとも定常状態においてセンサノード装置21の通信量をより低減させることができる。
なお、ノード側制御部190、分析側制御部290及び管理側制御部390の機能の全部または一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本開示の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。また、これらの実施形態を適宜組み合わせても良い。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数のセンサノード装置と、分析装置とを備え、
前記複数のセンサノード装置の各々は、
測定対象を測定しデータ値を取得するセンサと、
前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習する学習部と、
前記学習部の学習結果を示す学習結果データを送信する通信部と、
を備え、
前記分析装置は、
前記複数のセンサノード装置の各々の前記学習結果データと、各センサノード装置の設置位置とに基づいて、前記データ値の空間的な分布を推定する空間分析部を備える
センシングシステム。
(付記2)
前記学習部は、時刻と前記データ値との関係を示す前記モデルを学習する、付記1に記載のセンシングシステム。
(付記3)
前記学習部は、周波数と前記データ値との関係を示す前記モデルを学習する、付記1に記載のセンシングシステム。
(付記4)
前記複数のセンサノード装置の各々から送信される前記学習結果データに含まれる、各センサノード装置の前記モデルを記憶し、前記モデルを用いて前記データ値の推定値を算出するモデル管理サーバ装置を備え、
前記空間分析部は、算出された前記データ値の前記推定値に基づいて、前記データ値の前記空間的な分布を推定する、
付記1から3のいずれか一項に記載のセンシングシステム。
(付記5)
前記学習結果データは、前記データ値の推定値または前記モデルのパラメータ値である、付記1から4のいずれか一項に記載のセンシングシステム。
(付記6)
前記センサは、電波センサ、音センサ、振動センサ、加速度センサ、電力センサ、交通量センサのいずれかである、付記1から5のいずれか一項に記載のセンシングシステム。
(付記7)
測定対象を測定しデータ値を取得するセンサと、
前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習する学習部と、
前記学習部の学習結果を示す学習結果データを送信する通信部と、
を備えるセンサノード装置。
(付記8)
前記学習結果データは、前記データ値の推定値または前記モデルのパラメータ値である、付記7に記載のセンサノード装置。
(付記9)
前記センサは、電波センサ、音センサ、振動センサ、加速度センサ、電力センサ、交通量センサのいずれかである、付記7または付記8に記載のセンサノード装置。
(付記10)
センサによって測定されたデータ値を取得し、
前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習し、
前記学習による学習結果を示す学習結果データを送信する、
センサ測定値処理方法。
(付記11)
前記学習結果データは、前記データ値の推定値または前記モデルのパラメータ値である、付記10に記載のセンサ測定値処理方法。
(付記12)
前記センサは、電波センサ、音センサ、振動センサ、加速度センサ、電力センサ、交通量センサのいずれかである、付記10または付記11に記載のセンサ測定値処理方法。
(付記13)
コンピュータに、
センサによって測定されたデータ値を取得し、
前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習し、
前記学習による学習結果を示す学習結果データを送信する、
処理を実行させるプログラム。
この出願は、2017年1月10日に日本出願された特願2017−002008号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
この開示によれば、少なくとも所定の場合に通信量をより低減させることができる。
1、2、10 センシングシステム
11、21、100 センサノード装置
12、22、101 センサ
13、23、102 学習部
14、24 通信部
15 分析装置
16 空間分析部
103 ノード側モデル記憶部
104 ノード側通信部
110 学習装置
180 ノード側記憶部
190 ノード側制御部
200 空間分析サーバ装置
201 データ取得部
202 空間分析部
220 分析側通信部
280 分析側記憶部
290 分析側制御部
900 通信ネットワーク
300 モデル管理サーバ装置
301 モデル管理部
302 管理側モデル記憶部
320 管理側通信部
380 管理側記憶部
390 管理側制御部

Claims (13)

  1. 複数のセンサノード装置と、分析装置とを備え、
    前記複数のセンサノード装置の各々は、
    測定対象を測定しデータ値を取得するセンサと、
    前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習する学習部と、
    前記学習部の学習結果を示す学習結果データを送信する通信部と、
    を備え、
    前記分析装置は、
    前記複数のセンサノード装置の各々の前記学習結果データと、各センサノード装置の設置位置とに基づいて、前記データ値の空間的な分布を推定する空間分析部を備える
    センシングシステム。
  2. 前記学習部は、時刻と前記データ値との関係を示す前記モデルを学習する、請求項1に記載のセンシングシステム。
  3. 前記学習部は、周波数と前記データ値との関係を示す前記モデルを学習する、請求項1に記載のセンシングシステム。
  4. 前記複数のセンサノード装置の各々から送信される前記学習結果データに含まれる、各センサノード装置の前記モデルを記憶し、前記モデルを用いて前記データ値の推定値を算出するモデル管理サーバ装置を備え、
    前記空間分析部は、算出された前記データ値の前記推定値に基づいて、前記データ値の前記空間的な分布を推定する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のセンシングシステム。
  5. 前記学習結果データは、前記データ値の推定値または前記モデルのパラメータ値である、請求項1から4のいずれか一項に記載のセンシングシステム。
  6. 前記センサは、電波センサ、音センサ、振動センサ、加速度センサ、電力センサ、交通量センサのいずれかである、請求項1から5のいずれか一項に記載のセンシングシステム。
  7. 測定対象を測定しデータ値を取得するセンサと、
    前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習する学習部と、
    前記学習部の学習結果を示す学習結果データを送信する通信部と、
    を備えるセンサノード装置。
  8. 前記学習結果データは、前記データ値の推定値または前記モデルのパラメータ値である、請求項7に記載のセンサノード装置。
  9. 前記センサは、電波センサ、音センサ、振動センサ、加速度センサ、電力センサ、交通量センサのいずれかである、請求項7または請求項8に記載のセンサノード装置。
  10. センサによって測定されたデータ値を取得し、
    前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習し、
    前記学習による学習結果を示す学習結果データを送信する、
    センサ測定値処理方法。
  11. 前記学習結果データは、前記データ値の推定値または前記モデルのパラメータ値である、請求項10に記載のセンサ測定値処理方法。
  12. 前記センサは、電波センサ、音センサ、振動センサ、加速度センサ、電力センサ、交通量センサのいずれかである、請求項10または請求項11に記載のセンサ測定値処理方法。
  13. コンピュータに、
    センサによって測定されたデータ値を取得し、
    前記データ値に基づいて、前記センサの設置位置における前記データ値の推定に用いるモデルを学習し、
    前記学習による学習結果を示す学習結果データを送信する、
    処理を実行させるプログラム。
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