JPWO2018110345A1 - 船舶搭載型水質分析装置、及び、船舶搭載型脱泡器 - Google Patents

船舶搭載型水質分析装置、及び、船舶搭載型脱泡器 Download PDF

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Abstract

船舶上であっても分析器に対して気泡が十分に除去されたサンプル液を供給することができ、測定誤差を低減して正確な水質の連続モニタリングを可能とする船舶搭載型水質分析装置を提供するために、船舶に搭載され、サンプル液を脱泡する脱泡器と、前記脱泡器の下流に設けられ、当該脱泡器により脱泡されたサンプル液の水質を分析する1又は複数の分析器と、を備え、前記脱泡器が、サンプル液が収容される上下方向に延びる収容容器と、前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、を具備し、前記収容容器内がサンプル液により満たされた状態となるように構成した。

Description

本発明は、船舶に搭載され、当該船舶において使用又は排出される液体の水質を分析する船舶搭載型水質分析装置に関するものである。
近年船舶の排ガス規制が強化されつつあり、船舶の内燃機関から排出されるSOxやNOx等の排出量を低減する事が求められている。このため船舶の中には排ガスを浄化するためにスクラバにより排ガスを浄化した後に排出できるように構成されたものがある。
前記スクラバ内では内燃機関から排出された排ガスが流されるとともにポンプにより組み上げられた海水が微小液滴として噴霧される。そして、排ガスに含まれるSOxやNOx等を含む粒子は噴霧された液滴内へ分離捕集されるので、スクラバを通過した排ガスは浄化されることになる。
また、前記スクラバから排出されるSOxやNOxを含む海水については所定の環境基準を満たすように排水処理を行った上で、再び海へ戻さなくてはならない。このため、船舶上において排水処理が適正に行えているかどうかを水質分析装置により常時モニタリングする必要がある。
ところで、水質分析を行う際にサンプル液に気泡があると、この気泡が例えばセンサへのサンプル液の接触を阻害する、あるいは、吸光度を変化させる等して分析器に測定誤差が発生してしまう。このため、特許文献1に示される水質分析装置のようにサンプル液に含まれる気泡を脱泡器により除去した後に分析器での分析が行われる。
しかしながら、船舶は海上において様々な方向へ激しく揺動することがあるため、上記のような脱泡器を備えた水質分析装置を用いたとしても、分析器に至るまでにサンプル液と空気が混合されてサンプル液内に新たな気泡が発生して、測定誤差が十分に低減できないことがある。
特開2000−126507号公報
本発明は上述したような問題を鑑みてなされたものであり、船舶上であっても分析器に対して気泡が十分に除去されたサンプル液を供給することができ、測定誤差を低減して正確な水質の連続モニタリングを可能とする船舶搭載型水質分析装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明に係る船舶搭載型水質分析装置は、船舶に搭載され、サンプル液を脱泡する脱泡器と、前記脱泡器の下流に設けられ、当該脱泡器により脱泡されたサンプル液の水質を分析する1又は複数の分析器と、を備え、前記脱泡器が、サンプル液が収容される収容容器と、前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器の上部から外部へ排出する気泡排出ポートと、前記収容容器で脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、前記分析器へ供給する液導出ポートと、を具備し、前記収容容器内がサンプル液により満たされた状態となるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る船舶搭載型水質分析装置は船舶に搭載され、サンプル液を脱泡する脱泡器と、前記脱泡器の下流に設けられ、当該脱泡器により脱泡されたサンプル液の水質を分析する1又は複数の分析器と、を備え、前記脱泡器が、サンプル液が収容される収容容器と、前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器の上部から外部へ排出する気泡排出ポートと、前記収容容器で脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、前記分析器へ供給する液導出ポートと、を具備し、前記気泡排出ポートから気泡とともにサンプル液の一部も排出されるように構成されていることを特徴とする。
これらのようなものであれば、船舶が揺動したとしても前記収容容器内には気泡の発生の原因となる空気がほとんど存在しないので、前記収容容器内にあるサンプル液に新たな気泡はほとんど発生しない。また、サンプル液に元々含まれていた気泡は超音波振動により大径化し、前記収容容器内を上昇して前記気泡排出ポートから外部へ排出されるので、前記液導出ポートから導出されるサンプル液にはほとんど気泡が含まれず、前記分析器における測定誤差を大幅に低減できる。このため、正確な水質の連続モニタリングが船舶上においても可能となる。
前記収容容器内に導入されるサンプル液については減圧されてより気泡が分離されやすくするとともに、前記分析器に供給されるサンプル液については加圧された状態にして気泡を発生しにくくするには、前記気泡排出ポートに接続される気泡排出ラインに設けられた第1バルブと、前記液導出ポートに接続される液導出ラインに設けられた第2バルブと、をさらに備えたものであればよい。例えば、工場出荷時において前記第1バルブの開度については前記気泡排出ポートから気泡とサンプル液が混在された状態で排出されるように設定し、前記第2バルブの開度については前記収容容器に流入するサンプル液の流速に対して前記液導出ポートから導出されるサンプル液の流量を低下させるようにそれぞれ所定開度に設定して固定しておけばよい。また、前記第1バルブ、前記第2バルブについてはその開度を船舶上において適宜変更できるようにしてもよいし、予め工場出荷時に固定された開度で固定されるものであっても構わない。
前記脱泡器にサンプル液を供給する供給側においてサンプル液の圧力変動や流量変動が生じたとしても、前記分析器に供給される脱泡されたサンプル液の状態を一定にでき、連続モニタリングを精度良く実現できるようにするには、前記液導入ポートに接続される液導入ラインに設けられ、前記収容容器内に導入されるサンプル液を所定圧力に調圧するレギュレータをさらに備えたものであればよい。このようなものであれば、前記脱泡器に流入するサンプル液の圧力変動を低減でき、流入するサンプル液を適切な流量に制限できる。
前記収容容器内に十分な量のサンプル液が充填されており、実質的な液密状態が達成されているかどうかをオペレータが容易に確認できるようにするには、前記気泡排出ポートに接続される気泡排出ラインの少なくとも一部が透明配管により構成されていればよい。このようなものであれば、気泡排出ポートにサンプル液が流れていることをオペレータが確認することによって前記収容容器内はサンプル液が連続的に流出入している状態でもサンプル液で満たされて満杯になっていることが確認できる。したがって、オペレータは容易に船舶の揺動により新たな気泡がほぼ発生しない状態になっていると判断できる。
前記収容容器以外の部分においてもサンプル液に中に新たな気泡が発生して測定誤差の原因となるのを防げるようにするには、前記分析器が、前記導出部から供給される脱泡されたサンプル液が流れるフローセルを具備し、前記収容容器内、及び、前記フローセル内がサンプル液で実質的に液密となるように構成されていればよい。
前記フローセル内に気泡が流入したとしても、前記分析器における感応部分等の測定誤差の原因となる位置に気泡が滞留し続けるのを防げるようにするには、前記分析器が、前記フローセル内のサンプル液に接触するように配置されたセンサ面を有し、前記センサ面が、自然状態において水平面に対して傾斜するように設けられていればよい。このようなものであれば、前記フローセル内に流入した気泡を前記センサ面に沿って自然に上方移動させることができる。
前記センサ面に対してサンプル液が流れる速度を大きくして、サンプル液内に気泡があったとしても前記センサ面からすぐに移動して、測定誤差の原因とならないようにするには、前記フローセルが、前記センサ面に対向して設けられ、当該センサ面へ向かってサンプル液を導入する導入口をさらに具備し、前記導入口が絞り構造を有するものであればよい。
船舶上であっても分析器に対して十分に脱泡されたサンプル液を供給して、正確な水質分析を実現できるようにするには、船舶に搭載され、サンプル液が収容される上下方向に延びる収容容器と、前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器の上部から外部へ排出する気泡排出ポートと、前記収容容器の下部から脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、分析器へ供給する液導出ポートと、を備え、前記収容容器内がサンプル液により満たされた状態となるように構成されていることを特徴とする船舶搭載型脱泡器を用いればよい。
船舶上においてサンプル液から気泡を除去するのに適したものとしては、サンプル液が収容される収容容器と、前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器の上部から外部へ排出する気泡排出ポートと、前記収容容器で脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、前記分析器へ供給する液導出ポートと、備え、前記気泡排出ポートから気泡とともにサンプル液の一部も排出されるように構成されていることを特徴とする船舶搭載型脱泡器を挙げることができる。
このように本発明に係る船舶搭載型水質分析装置であれば、船舶が揺動したとしても脱泡器において新たな気泡を発生しにくくし、常に正確なモニタリングが可能となる。
本発明の一実施形態に係る船舶搭載型水質分析装置が用いられる排ガス浄化システムの概要を示す模式図。 同実施形態における船舶搭載型水質分析装置の模式的斜視図。 同実施形態における船舶搭載型水質分析装置の模式的フロー図。 同実施形態における脱泡器の内部構造を示す模式的部分断面図。 同実施形態における分析器の内部構造を示す模式的部分断面図。 本発明の別の実施形態に係る船舶搭載型水質分析装置の脱泡器の構成を示す模式的断面図。
100・・・船舶搭載型水質分析装置
1 ・・・脱泡器
11 ・・・収容容器
12 ・・・超音波振動子
P1 ・・・導入ポート
P2 ・・・導出ポート
P5 ・・・気泡排出ポート
2 ・・・分析器
21 ・・・濁度計
22 ・・・PAH計
23 ・・・pH計
C ・・・フローセル
C1 ・・・導入口
C2 ・・・導出口
C3 ・・・傾斜面
V1 ・・・第1バルブ
V2 ・・・第2バルブ
本発明の一実施形態に係る船舶搭載型水質分析装置100について図1乃至図5を参照しながら説明する。本実施形態の船舶搭載型水質分析装置100は、船舶上において排ガス浄化システム300から排出される排水の水質を常時モニタリングし、前記排ガス浄化システム300における排水処理が規定通りに動作しているかどうかを確認するために用いられるものである。
図1に示すように排ガス浄化システム300は、船舶の内燃機関から排出されるSOxやNOxを浄化して、各種規制値を満たす排ガスにして排出するものである。より具体的には前記排ガス浄化システム300は、スクラバ31と、前記スクラバ31に船舶外から採取された海水を洗浄液として供給する洗浄液供給機構32と、前記スクラバ31から排出される排水を浄化する排水処理機構33と、前記排水処理機構33で浄化された排水の水質をモニタリングする前記船舶搭載型水質分析装置100と、を備えている。
前記スクラバ31内には概略円筒状のものであり、下部から内燃機関から排出された排ガスが導入され、内部において前記洗浄液供給機構32から洗浄液として液滴状の海水又は水が噴霧されるものである。排ガス中のSOxやNOxを含む粒子は液滴状の海水中に凝集されて、前記スクラバ31の下方から前記排水処理機構33へと導出される。一方、浄化された排ガスは前記スクラバ31の上部から空気中へと排出される。
前記排水処理機構33は例えば排水を遠心分離して排水中に含まれる凝集された粒子分を除去するとともに、排水のpHを調整する機能を有するものである。
前記船舶搭載型水質分析装置100は、前記排水処理機構33から排出される浄化後の排水がサンプル液として導入されてその水質として、濁度、PAH、pHを連続モニタリングするものである。この船舶搭載型水質分析装置100は、図2の斜視図に示すようケーシングB内に各機器が収容してある。前記ケーシングB内にはサンプル液の脱泡が行われる脱泡器1と、脱泡されたサンプル液の水質を分析する3種類の分析器2が収容してある。また、この船舶搭載型水質分析装置は、少なくとも後述する各バルブの制御を行う制御部CNTと、各機器の制御状態や分析器2の測定結果等が表示されるディスプレイDと、を備えている。図3のフロー図に示すように前記船舶搭載型水質分析装置100は、サンプル液の水質分析に関わる主ラインとして、前記排水処理機構33から前記脱泡器1へサンプル液を導入する液導入ラインL1と、前記脱泡器1から複数の前記分析器2へ脱泡されたサンプル液を供給する液導出ラインL2と、前記脱泡器1で脱泡された気泡、又は、サンプル液が装置外又は船舶外へ排出される排水ラインL3と、を備えている。さらに前記船舶搭載型水質分析装置2は前記液導入ラインL1と並列に設けられ、前記脱泡器1及び前記分析器2へ調整に用いられるゼロ水を供給するためのゼロ水供給ラインL4と、前記脱泡器1の上部と前記排水ラインL3との間を接続し、脱泡された気泡が前記脱泡器1から前記排水ラインL3へと流される気泡排出ラインL5とを備えている。なお、本実施形態では前記脱泡器1から後述する第2バルブV2に至るまでの流路を前記導入ラインL1、前記第2バルブV2よりも下流側の流路を前記排水ラインL3と定義している。
各部の詳細について説明する。
前記脱泡器1は図2、図4に示すように前記排水処理機構33から導入されるサンプル液が収容される上下方向に延びる収容容器11と、前記収容容器11内にサンプル液を導入する液導入ポートP1と、前記収容容器11の下部に設けられ、当該収容容器11内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子12と、超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器11の上部から外部へ排出する気泡排出ポートP5と、前記収容容器11の下部から脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、前記分析器2へ供給する液導出ポートP2と、を具備する。
前記収容容器11は概略中空円筒状のものであり、その上部側面に前記液導入ラインL1に接続される前記液導入ポートP1が形成してある。また、前記収容容器11において前記液導入ポートP1よりも上方の位置に前記気泡排出ポートP5が形成してあり、前記気泡排出ラインL5が接続してある。前記収容容器11の底面近傍の側面には前記液導出ポートP2が設けてあり、前記液導出ラインL2に接続してある。前記収容容器11の底面には内部のサンプル液と接触するように前記超音波振動子12が取り付けてあり、前記収容容器11において前記液導出ポートP2よりも高い位置で、かつ、前記気泡排出ポートP5及び前記液導入ポートP1よりも低い位置に超音波振動により気泡を発生させるようにしてある。
前記液導入ラインL1上には、前記排水処理機構33から供給されるサンプル液を所定圧力に調圧するレギュレータRが設けてあり、前記収容容器11内へは一定圧力のサンプル液が導入されるようにしてある。より具体的には前記排水処理機構33における遠心分離によりサンプル液の圧力変動や流量変動が前記レギュレータRにより低減され、前記脱泡器1及び各分析器2に対して一定流量のサンプル液を供給できるようにしてある。
また、前記気泡排出ラインL5上には第1バルブV1が設けてあり前記液導出ラインL2上には第2バルブV2が設けてある。前記第1バルブV1の開度は工場出荷時において前記気泡排出ラインL5に気泡のみでなく、前記収容容器11内のサンプル液の一部が気泡排出ラインL5へ排出されるとともに前記収容容器1内のサンプル液の圧力が流入時よりも減圧されるように設定してその開度が固定してある。また、前記第2バルブV2の開度は工場出荷時において前記収容容器1に流入するサンプル液の流速よりも前記液導出ポートP2から導出されるサンプル液の流速を低下させ、前記液導出ラインL2や各分析器2内のサンプル液が加圧された状態となるように設定してその開度が固定してある。また、前記第1バルブV1及び前記第2バルブV2によって、前記液導入ラインL1、前記気泡排出ラインL5、前記液導出ラインL2の圧力比が所定値で保たれるようにしてあり、導入されるサンプル液が前記気泡排出ラインL5と前記液導入ラインL1とで所定比率で分配されるようにしてある。さらに、前記気泡排出ラインL5からもサンプル液の一部が排出されるようにすることで、図4の断面図に示すように前記収容容器11内は常時サンプル液で実質的に満たされるようにしてある。ここで、「実質的に満たされる」とは前記収容容器11の内部上面までサンプル液が接触するように液サンプルが充填されている状態を言う。言い換えると、船舶の揺動があったとしても前記収容容器11内においてサンプル液の上面には波面がほぼ発生しない状態にしてある。
また、前記気泡排出ラインL5の少なくとも一部は透明配管で形成してあり、前記収容容器11内から排出されるサンプル液の流れがオペレータによって視認できるようにしてある。
加えて、前記液導出ポートP2の出口には当該液導出ポートP2よりも流路径が大きくなる流路径拡大部13が接続してあり、前記収容容器11から導出されるサンプル液の流速を低下させてサンプル液に残っている気泡をさらに発生させるようにしてある。この流路径拡大部13に設けられた上部開口14は拡大部気泡排出ラインL6を介して前記排水ラインL3へ接続してあり、前記拡大部気泡排出ラインL6上には第3バルブV3が設けてある。前記第3バルブV3の開度は工場出荷時において前記流路径拡大部13の内部で発生した気泡のみ、又は、気泡とサンプル液の一部が前記上部開口14を介して外部へ出され、前記排水ラインL3へと排出されるように設定してある。
次に各分析器2について図2及び図5を参照しながら説明する。
前記液導出ラインL2上には、上流側から順番に濁度計21、PAH計22(多環芳香族炭化水素計)、pH計23が分析器2として設けてある。各分析器2は前記脱泡器1により脱泡されたサンプル液が供給され流れる概略中空直方体形状のフローセルCを具備している。各フローセルCは概略直方体形状をなし、PAH計22のフローセルについては図2の斜視図に示すように自然状態において水平面に対して傾斜させて前記ケーシング内に設けてある。なお、濁度計21、pH計23については自然状態でその軸方向が鉛直方向と一致するように設けてある。濁度計21及びPAH計22はサンプル液の所定波長に対する吸光度に基づき、その値が連続測定されるようにしてある。また、pH計23についてはガラス電極法により発生する電位差に基づいてpHが連続測定されているようにしてある。
次に前記PAH計22の詳細について図5の断面図を参照しながら説明する。PAH計22のフローセルCは底面の導入口C1からサンプル液が導入されて、その側面中央部の導出口C2から外部へと導出されるように構成してある。PAH計22のセンサS部分を構成する光源や検出器が筐体の外側へ露出するセンサ面S1は、前記フローセルCの内部中央部に配置されるとともに船舶が静止している自然状態において水平面に対して所定角度傾斜させてある。前記センサ面S1に対して対向する下面には当該傾斜面C3へ向かってサンプル液を導入するように前記導入口C1が形成してある。この導入口C1は液導出ラインL2の直径よりも一部狭くして絞り構造が形成してあり、前記フローセルC内で前記センサ面S1に向かって導入されるサンプル液の流速を速くして前記センサ面S1へと吹きつけられるようにしてある。このようして前記フローセルC内にサンプル液の流れを形成しておくことで、サンプル液に仮に気泡が含まれていたとしても前記センサ面S1に沿って斜め上方へ移動し、当該センサ面S1において気泡が滞留し続けないようにしてある。
本実施形態では図5に示すように前記収容容器11だけでなく、PAH計22の前記フローセルC内についてもサンプル液が実質的に液密の状態が保たれるように構成してある。なお、その他の前記濁度計21及び前記pH計23のフローセルCについてもその内部がサンプル液で実質的に液密の状態が保たれるようにしてある。なお、液導出ラインL2中についても液密が保たれるようにしてあり、前記脱泡器1から最後の分析器2であるpH計23に至るまでの流路全体が実質的に液密の状態が保たれるようにしてある。ここでフローセルCの内部がサンプル液で実質的に液密であるとは、例えばフローセルC内がサンプル液で満たされており、フローセルCの内部上面又は内部上面において最も高い位置にまで自然状態でサンプル液が到達していることを言う。
このように構成された船舶搭載型水質分析装置100であれば、前記脱泡器1から最後の分析器2であるpH計23に至るまでの測定系を構成する流路においてサンプル液が液密の状態となっているので、船舶に揺動が生じてもサンプル液が空気と撹拌されて新たな気泡が発生することを防ぐことができる。したがって、前記脱泡器1によりサンプル液の気泡が除去された状態は常に保たれることになり、各分析器2において気泡による測定誤差が発生しないようにできる。また、少量の気泡が脱泡後に発生してしまったとしても前記フローセルC内において傾斜面C3に対してサンプル液が吹きつけられるようにしてあるの、気泡は前記傾斜面C3に沿って上方へと移動させセンサに対して滞留し続けることがない。
したがって、船舶のように揺動が大きく、安定した測定環境が実現されないような環境でも気泡による影響を排除して正しい測定を実現できる。
その他の実施形態について説明する。
脱泡器1の収容容器11は上下方向に延びるものに限られず、図6に示されるように収容容器1のように水平方向に延びるものであっても構わない。より具体的には前記収容容器1の水平方向に設けられた各端面にはそれぞれ液導入ポートP1、と液導出ポートP2が設けてあり、前記収容容器1の側面において上側は気泡排出ポートP5が設けてある。また、前記収容容器1の側面において下側には例えば収容容器1の水平方向の長さ寸法と同程度の長さを有する超音波振動子12が設けてあり、収容容器1の側面側から内部のサンプル液に超音波振動を加えられるようにしてある。この実施形態でも収容容器1内に対してサンプル液が流出入している状態で当該収容容器1内にはサンプル液が満たされた状態となるようにしてある。具体的には前記気泡排出ポートP5からは超音波振動により発生した気泡だけでなく、収容容器1内のサンプル液の一部も排出されるようにしてある。すなわち、図示するようにサンプル液が連続的に流出入している状態において収容容器1の各ポートの壁面を除くすべての内壁面にサンプル液が実質的に隙間なく接触する状態が維持され続けるように構成してある。
脱泡器において超音波振動子が設けられる位置は収容容器の底面に限られるものではなく、側面や上面に設けられていても構わない。また、超音波振動子が収容容器の内部に直接接触せずに、前記収容容器の壁面を振動させて間接的にサンプル液を超音波振動させるようにしてもよい。また、収容容器自体を透明樹脂で形成して、収容容器内にサンプル液が連続的に流出入している状態において全体にサンプル液が満たされているかどうかを視認できるようにしてもよい。
本発明に係る船舶搭載型水質分析装置は、SOx、NOxの浄化システムにおける排水のモニタリングだけでなく、その他の用途に用いても構わない。また、モニタリングしたいサンプル液に応じて船舶搭載型水質分析装置の設ける場所については適宜選択すればよい。
分析器の設置数については1つや2つであってもよいし、4つ以上であっても構わない。また、水質分析の対象は濁度、PAH、pHに限られるものではなく、その他の特性について測定する分析器であっても構わない。また、各分析器の設けられる順番について前記実施形態に示したものに限られない。センサの感応部や光源、検出器が設けられるセンサ面について自然状態において水平面に対して傾斜させるのはPAH計のみに限られるものではなく、pH計や濁度計についても同様の構成を採用してもよい。また、直方体形状のフローセルを自然状態において傾けずに上下方向に延びるように設けておき、センサ自体だけを傾けて設けても構わない。
気泡排出ラインに収容容器からサンプル液が排出されて、収容容器内がサンプル液で液密になっているかどうかを確かめられるようにするには、前記気泡排出ラインに圧力計を設けておき、当該圧力計が所定圧力値を示すかどうかでオペレータが判断できるようにしてもよい。
ケーシング内に分析器だけ収容して、脱泡器についてはケーシング外に設置してもよい。また、少なくとも収容容器内が液密であれば船舶の揺動による気泡の新たな発生は従来に比べて大幅に低減でき、測定誤差も低減できる。
その他、本発明の趣旨に反しない限りにおいて様々な実施形態の組み合わせや変形を行っても構わない。
本発明であれば、船舶が揺動したとしても脱泡器において新たな気泡を発生しにくくし、常に正確なモニタリングが可能な船舶搭載型水質分析装置を提供できる。

Claims (10)

  1. 船舶に搭載され、サンプル液を脱泡する脱泡器と、
    前記脱泡器の下流に設けられ、当該脱泡器により脱泡されたサンプル液の水質を分析する1又は複数の分析器と、を備え、
    前記脱泡器が、
    サンプル液が収容される収容容器と、
    前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、
    前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、
    超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器の上部から外部へ排出する気泡排出ポートと、
    前記収容容器で脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、前記分析器へ供給する液導出ポートと、を具備し、
    前記収容容器内がサンプル液により満たされた状態となるように構成されていることを特徴とする船舶搭載型水質分析装置。
  2. 船舶に搭載され、サンプル液を脱泡する脱泡器と、
    前記脱泡器の下流に設けられ、当該脱泡器により脱泡されたサンプル液の水質を分析する1又は複数の分析器と、を備え、
    前記脱泡器が、
    サンプル液が収容される収容容器と、
    前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、
    前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、
    超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器の上部から外部へ排出する気泡排出ポートと、
    前記収容容器で脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、前記分析器へ供給する液導出ポートと、を具備し、
    前記気泡排出ポートから気泡とともにサンプル液の一部も排出されるように構成されていることを特徴とする船舶搭載型水質分析装置。
  3. 前記気泡排出ポートに接続される気泡排出ラインに設けられた第1バルブと、
    前記液導出ポートに接続される液導出ラインに設けられた第2バルブと、をさらに備えた請求項1又は2いずれかに記載の船舶搭載型水質分析装置。
  4. 前記液導入ポートに接続される液導入ラインに設けられ、前記収容容器内に導入されるサンプル液を所定圧力に調圧するレギュレータをさらに備えた請求項1乃至3いずれかに記載の船舶搭載型水質分析装置。
  5. 前記気泡排出ポートに接続される気泡排出ラインの少なくとも一部が透明配管により構成された請求項1乃至4いずれかに記載の船舶搭載型水質分析装置。
  6. 前記分析器が、
    前記導出部から供給される脱泡されたサンプル液が流れるフローセルを具備し、
    前記収容容器内、及び、前記フローセル内がサンプル液で満たされた状態となるように構成されている請求項1乃至5いずれかに記載の船舶搭載型水質分析装置。
  7. 前記分析器が、前記フローセル内のサンプル液に接触するように配置されたセンサ面を有し、
    前記センサ面が、自然状態において水平面に対して傾斜するように設けられている請求項6記載の船舶搭載型水質分析装置。
  8. 前記フローセルが、前記センサ面に対向して設けられ、当該センサ面へ向かってサンプル液を導入する導入口をさらに具備し、前記導入口が絞り構造を有する請求項7記載の船舶搭載型水質分析装置。
  9. 船舶に搭載され、サンプル液が収容される収容容器と、
    前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、
    前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、
    超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器の上部から外部へ排出する気泡排出ポートと、
    前記収容容器で脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、サンプル液の水質を分析する分析器へ供給する液導出ポートと、を備え、
    前記収容容器内がサンプル液により満たされた状態となるように構成されていることを特徴とする船舶搭載型脱泡器。
  10. サンプル液が収容される収容容器と、
    前記収容容器内にサンプル液を導入する液導入ポートと、
    前記収容容器内のサンプル液に超音波振動を加える超音波振動子と、
    超音波振動によりサンプル液内に発生した気泡を前記収容容器の上部から外部へ排出する気泡排出ポートと、
    前記収容容器で脱泡されたサンプル液を外部へ導出し、前記分析器へ供給する液導出ポートと、備え、
    前記気泡排出ポートから気泡とともにサンプル液の一部も排出されるように構成されていることを特徴とする船舶搭載型脱泡器。
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