JPWO2018101120A1 - 渦電流式計器 - Google Patents

渦電流式計器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018101120A1
JPWO2018101120A1 JP2018553795A JP2018553795A JPWO2018101120A1 JP WO2018101120 A1 JPWO2018101120 A1 JP WO2018101120A1 JP 2018553795 A JP2018553795 A JP 2018553795A JP 2018553795 A JP2018553795 A JP 2018553795A JP WO2018101120 A1 JPWO2018101120 A1 JP WO2018101120A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral spring
lid
eddy current
rotating shaft
instrument
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018553795A
Other languages
English (en)
Inventor
健志 笛吹
樹 川村
克洋 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Publication of JPWO2018101120A1 publication Critical patent/JPWO2018101120A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Instruments specially adapted for vehicles; Arrangement of instruments in or on vehicles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C22/00Measuring distance traversed on the ground by vehicles, persons, animals or other moving solid bodies, e.g. using odometers, using pedometers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C23/00Combined instruments indicating more than one navigational value, e.g. for aircraft; Combined measuring devices for measuring two or more variables of movement, e.g. distance, speed or acceleration
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/16Elements for restraining, or preventing the movement of, parts, e.g. for zeroising
    • G01D11/18Springs
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/28Structurally-combined illuminating devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D13/00Component parts of indicators for measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D13/22Pointers, e.g. settable pointer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • G01P1/07Indicating devices, e.g. for remote indication
    • G01P1/08Arrangements of scales, pointers, lamps or acoustic indicators, e.g. in automobile speedometers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/49Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed using eddy currents
    • G01P3/495Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed using eddy currents where the indicating means responds to forces produced by the eddy currents and the generating magnetic field

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

渦電流式計器に備えられた渦巻きばねの端部を固定するための部品点数を減らすこと。渦電流式計器(10)は、計器本体(12)が、ケース(11)に設けられ、計器本体(12)の蓋体(40)に設けられた支持部(49)に、文字情報の表示された文字板(13)が載せられてなる。第2の回転軸(51)を付勢する渦巻きばね(70)は、蓋体(40)の上方に配置され、支持部(49)は、蓋体(40)から一体的に立ち上げられて渦巻きばね(70)よりも上方まで延びると共に、渦巻きばね(70)の近傍に位置する。渦巻きばね(70)の端部(72)を固定する固定部(45)は、蓋体(40)と一体的に形成されている。

Description

本発明は、渦電流式計器に備えられた渦巻きばねを固定する技術に関する。
二輪車等、多くの車両には、車速計やタコメータ等の計器が搭載されている。これらの計器として、前輪の回転に連動させて磁石を回転させ、磁石の回転により発生した渦電流によって指針を回転させる、渦電流式の計器が知られている。渦電流式計器の計器本体に関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に開示された計器本体は、U字状の基部と、この基部の底部に回転可能に支持された第1の回転軸と、この第1の回転軸に取り付けられ第1の回転軸と共に回転する磁石と、基部の上端に掛け渡された天板と、この天板に回転可能に支持された第2の回転軸と、この第2の回転軸に支持され磁石が回転した際に発生する渦電流によって回転するロータと、このロータの回転方向とは逆の方向に第2の回転軸を付勢する渦巻きばねと、からなる。
渦巻きばねの中心部は、第2の回転軸に固定され、端部は、固定部材を介して、天板に固定されている。固定部材は、帯状の平板の端部が折り曲げられてなる。固定部材の一端は、天板に固定され、他端は、渦巻きばねの端部に係止される。
ところで、渦巻きばねは、高さ方向(上下方向)を基準として、基部の底部と、天板との略中央に配置されている。そのため、固定部材は、渦巻きばねの端部を固定できるよう、天板から渦巻きばねの端部までの所定の長さを必要とする、結果、固定部材は、基部と天板とに囲われた領域の一部を占める。このような、固定部材を廃することができれば望ましい。
特開2000−162225号公報
本発明は、渦電流式計器に備えられた渦巻きばねの端部を固定するための部品点数を減らす技術の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、基部と、この基部に回転可能に支持された第1の回転軸と、この第1の回転軸に取り付けられ前記第1の回転軸と共に回転する磁石と、前記基部に被せられた蓋体と、この蓋体に回転可能に支持された第2の回転軸と、この第2の回転軸に支持され前記磁石が回転した際に発生する渦電流によって回転するロータと、このロータの回転方向とは逆の方向に前記第2の回転軸を付勢する渦巻きばねと、を有する計器本体が、ケースに設けられ、
前記蓋体に設けられた支持部に、文字情報の表示された文字板が載せられてなる渦電流式計器において、
前記渦巻きばねは、前記蓋体の上方に配置され、
前記支持部は、前記蓋体から一体的に立ち上げられて前記渦巻きばねよりも上方まで延びると共に、前記渦巻きばねの近傍に位置し、
前記渦巻きばねの端部を固定する固定部は、前記蓋体と一体的に形成されていることを特徴とする渦電流式計器が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記計器本体は、前記第1の回転軸の回転に応じて積算された数値が表示される積算計をさらに有し、前記積算計の上端部は、前記渦巻きばねよりも上方に位置し、前記支持部、及び、前記積算計によって前記渦巻きばねを囲っている。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記ケースには、前記文字板の文字を照らす光源が収納され、前記蓋体は、平面視において略T字状を呈する。
請求項1にかかる発明では、渦電流式計器は、計器本体が、ケースに設けられ、計器本体の蓋体に設けられた支持部に、文字情報の表示された文字板が載せられてなる。渦巻きばねは、蓋体の上方に配置され、支持部は、蓋体から一体的に立ち上げられて渦巻きばねよりも上方まで延びると共に、渦巻きばねの近傍に位置する。さらに、渦巻きばねの端部を固定する固定部は、蓋体と一体的に形成されている。
即ち、固定部は、蓋体と一体的に形成されている。そのため、渦巻きばねの端部を固定する固定部品が不要となり、部品点数を減らすことができる。加えて、文字板を支持する支持部も蓋体に一体に形成されており、更に部品点数を減らすことができる。この支持部は、渦巻きばねの近傍に位置するため、渦巻きばねは、支持部に保護される。
請求項2に係る発明では、計器本体は、第1の回転軸の回転に応じて積算された数値が表示される積算計をさらに有する。この積算計の上端部は、渦巻きばねよりも上方に位置し、支持部、及び、積算計は、渦巻きばねを囲っている。即ち、渦巻きばねは、渦巻きばねよりも高い支持部及び積算計に囲まれる。結果、渦巻きばねは、支持部のみならず積算計にも、保護される。
請求項3に係る発明では、ケースには、文字板の文字を照らす光源が収納され、蓋体は、平面視において略T字状を呈する。T字は、矩形の角を切り落とした形状ともいえ、T字状の面積は、矩形状又は円形状の面積よりも小さい。そのため、平面視で矩形状の蓋体と比較すると、平面視で略T字状の蓋体は、文字板に面する部位が小さくなる。光源から発せられた光は、蓋体に遮られず、文字板まで光が届きやすくなる。結果、乗員は、文字板を視認しやすくなる。
本発明の実施例による渦電流式計器の平面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1に示された渦電流式計器のケースに、計器本体及び光源が設けられた状態を説明する図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明の作用を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Lは乗員から見て左、Rは乗員から見て右、Upは上、Dnは下を示している。
<実施例>
図1を参照する。図1には、本発明による渦電流式計器10が、上方から見た状態において示されている。この渦電流式計器10は、例えば、二輪車に搭載されて、車速計として用いられる。
渦電流式計器10は、略扇形形状を呈するケース11と、このケース11の内部に設けられる計器本体12と、この計器本体12の上方に設けられる文字板13と、計器本体12の回転軸に取り付けられる指針14と、からなる。指針14は、二輪車の車速に応じて、文字板13に表示された目盛り15を指し示す。これにより、乗員は、車速を視認できる。
図2を参照する。計器本体12は、基部20と、この基部20に設けられた軸受体21と、この軸受体21に回転可能に支持された第1の回転体30と、基部20に被せられた蓋体40と、この蓋体40に回転可能に支持された第2の回転体50と、この第2の回転体50の急激な回転を抑制するためのダンパ機構60と、第2の回転体50の回転方向とは逆の方向に第2の回転体50を付勢する渦巻きばね70と、蓋体40に支持される積算計80と、からなる。
基部20は、例えば、一般的な冷間圧延鋼板(SPCC)がプレス成形されることにより構成される。基部20の中央には、差込穴22が形成されている。
軸受体21は、差込穴22に差し込まれる金属製の筒状部材23と、この筒状部材23の内周に設けられた焼結金属製の滑り軸受24と、からなる。ケース11の底部11aには、底穴16が形成されている。この底穴16に軸受体21が差し込まれつつ、基部20がケース11の底部11aに当接することにより、計器本体12は、ケース11に配置される。
第1の回転体30は、滑り軸受24の内周に回転可能に支持されている第1の回転軸31と、この第1の回転軸31の上部に固定されているカップ状の導磁体32と、この導磁体32の上方で第1の回転軸31に固定される円盤状の磁石33と、からなる。即ち、導磁体32及び磁石33は、第1の回転軸31と共に回転可能である。
第1の回転軸31の上端は、下方に向かって抉られており、この抉られた部位には、軸受34が配置されている。
導磁体32の下方には、第1の回転軸31と噛みあう横軸17が設けられている。横軸17は、基部20に回転可能に支持されている。横軸17は、第1の回転軸31と直交しており、第1の回転軸31の回転を積算計80に伝えるギア機構18の一部を構成する。ギア機構18には、ウォームギア等の周知の技術が採用される。詳細な説明は省略する。積算計80は、第1の回転軸31の回転に応じて積算された走行距離が表示される。
蓋体40は、例えば、射出成形による射出成形品であり、基部20の縁に沿って設けられる側壁部41と、この側壁部41で囲われた上端の半分を覆う天板部42と、側壁部41で囲われた上端の残り半分を覆いつつ積算計80を収容する収容部43と、からなる。蓋体40には、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)を採用することができる。
天板部42には、第1の回転軸31の軸線CL上に、円状の支持穴44が開けられている。即ち、以下に説明する第2の回転体50は、第1の回転軸31と同一の軸線CL上に配置されている。
第2の回転体50は、支持穴44及び軸受34によって回転可能に支持される第2の回転軸51と、この第2の回転軸51に固定されるロータ支持部52と、このロータ支持部52に固定されるロータ53と、からなる。ロータ支持部52は、インサート成形により樹脂で成形される。ロータ53は、非磁性金属、例えば、アルミニウムからなり、プレス成形によりカップ状に構成される。
ダンパ機構60は、ロータ支持部52の上面に形成されたカップ状のカップ部61と、このカップ部61に保持されたオイル62と、天板部42から下方に延びオイル62に浸かった抵抗部63と、からなる。第2の回転軸51が回転すると、カップ部61も回転する。オイル62に浸かった抵抗部63は、ロータ53の回転の抵抗となり、ロータ53の振動を抑制できる。
蓋体40の直上には、渦巻きばね70が配置されている。渦巻きばね70の中心部71は、第2の回転軸51に圧入して固定されている。渦巻きばね70の端部72は、天板部42に一体的に形成された固定部45に固定されている。固定部45は、ヒータで加熱された熱板が押し当てられると変形し、渦巻きばね70の端部72は固定される。
図3を参照する。図3には、ケース11に設けられた計器本体12が示されている。ケース11には、ケース11内を仕切ると共に文字板13(図1参照)に当接する仕切部26が設けられている。仕切部26によりケース11内が仕切られ、ケース11の中央には、計器本体12が配置される配置部27が形成されている。配置部27には、計器本体12の左方及び右方に、それぞれ、文字板13の目盛り15を照らす光源19,19が設けられている。光源19,19は、例えば、バルブやLEDからなる。
計器本体12の天板部42(蓋体40)は、平面視において略T字状を呈し、左右方向に延びる矩形部46と、この矩形部46の中央から後方に延びる延出部47と、からなる。
天板部42は、平面視において、仮に矩形状の蓋体102(図5(b)参照)を基準とした場合に、左右の角となる角部48,48が切り落とされた形状ともいえる。左側の光源19から左側の角部48までの距離は、左側の光源19から蓋体40までの最短距離(支持部49の側方周辺)よりも長い。右側についても同様である。以下、説明を省略する。
延出部47には、固定部45が形成されている。矩形部46には、文字板13(図2参照)を支持する2つの支持部49,49が設けられている。支持部49,49は、渦巻きばね70の近傍に位置する。詳細には、支持部49,49は、渦巻きばね70を挟む位置に形成されている(図3参照)。
積算計80は、支持軸81と、この支持軸81に回転可能に設けられ表面に数値が記載された6つの文字車82と、支持軸81に回転可能に設けられ隣接する文字車82の間に配置された5つのピニオンホルダ83と、からなる。支持軸81の両端が収容部43に引っ掛けられることにより、積算計80は、収容部43に支持される。積算計80は、渦巻きばね70の中心部71よりも前方に配置されている(図3参照)。
図4を参照する。支持部49,49は、それぞれ、天板部42から一体的に立ち上げられて渦巻きばね70よりも上方まで延びる(図4参照)。支持部49,49は、円柱状を呈し、それぞれ、ねじ穴38,38が形成されている。文字板13は、この支持部49,49に載せられて、ねじ39,39により固定される。
文字車82(積算計80)の上端部82aは、渦巻きばね70よりも上方に位置している(図4参照)。図3も併せて参照すると、渦巻きばね70は、支持部49,49、及び、積算計80によって囲まれている。
次に、本発明の効果について説明する。
図5(a)を参照する。渦巻きばね70は、蓋体40の天板部42の直上に配置され、渦巻きばね70の端部72を固定する固定部45は、天板部42と一体的に形成されている。そのため、渦巻きばね70を蓋体40の内部に配置した場合と比較すると、固定部品が不要となり、部品点数を減らすことができる。さらに、文字板13(図4参照)を支持する支持部49,49も天板部42に一体に形成されており、更に部品点数を減らすことができる。
加えて、支持部49,49は、渦巻きばね70を挟む位置に形成されているため、渦巻きばね70は、支持部49,49に保護される。
図3,図4を参照する。文字車82(積算計80)の上端部82aは、渦巻きばね70よりも上方に位置している。即ち、渦巻きばね70は、渦巻きばね70よりも高い支持部49,49及び積算計80に囲まれる。結果、渦巻きばね70は、支持部49,49のみならず積算計80にも、保護される。
図3,図5(a)を参照する。ケース11の配置部27には、計器本体12と光源19,19が配置される。蓋体40の天板部42は、平面視において略T字状を呈する。
図5(b)を参照する。比較例の計器本体101の蓋体102は、平面視で矩形状を呈する。そのため、光源103,103から発せられた光は、蓋体102に遮られる。
図5(a)に戻る。実施例の天板部42は、平面視において、比較例の蓋体102の左右の角となる角部48,48が切り落とされた形状ともいえる。このような蓋体102と比較すると、平面視で略T字状の天板部42は、文字板13(図1参照)に面する部位が小さくなる。そのため、光源19,19から発せられた光は、蓋体40に遮られず、文字板13まで光が届きやすくなる。結果、乗員は、文字板13の目盛り15を視認しやすくなる。さらに、乗員は、蓋体40の一部に収容されている積算計80も視認しやすくなる。
図3を参照する。加えて、光源19から角部48までの距離は、光源19から蓋体40までの最短距離(支持部49の側方周辺)よりも長い。即ち、蓋体40のなかの光源19から発せられる光の光路を遮る箇所が切り落とされ、平面視で、天板部42の中心に向かって凹んだ凹部91が形成されているともいえる。凹部91が形成されることにより(角部48が切り落とされることにより)、角部91により遮られて影になっていた箇所Pにも光が届きやすくなり、光源19の個数が少なくても、積算計80や目盛り15を均一に照明することができる。さらに、箇所Pの照度を基準として、渦電流式計器10の照度(照明19の発する光量)を決める場合、箇所Pの照度を高くできるため、渦電流式計器10の照度を高めることができる。
なお、本発明による渦電流式計器10は、二輪車の他、四輪車や三輪車等の車両や他の乗り物にも搭載することができる。さらに、渦電流式計器は、車速計に採用した例を基に説明したが、タコメータ等であっても適用可能である。即ち、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明の渦電流式計器は、二輪車に好適である。
10…渦電流式計器
12…計器本体
13…文字板
20…基部
31…第1の回転軸
33…磁石
40…蓋体
42…天板部
43…収容部
45…固定部
46…矩形部
47…延出部
49…支持部
51…第2の回転軸
53…ロータ
70…渦巻きばね
72…端部
80…積算計
82…文字車
82a…上端部
91…凹部

Claims (3)

  1. 基部と、この基部に回転可能に支持された第1の回転軸と、この第1の回転軸に取り付けられ前記第1の回転軸と共に回転する磁石と、前記基部に被せられた蓋体と、この蓋体に回転可能に支持された第2の回転軸と、この第2の回転軸に支持され前記磁石が回転した際に発生する渦電流によって回転するロータと、このロータの回転方向とは逆の方向に前記第2の回転軸を付勢する渦巻きばねと、を有する計器本体が、ケースに設けられ、
    前記蓋体に設けられた支持部に、文字情報の表示された文字板が載せられてなる渦電流式計器において、
    前記渦巻きばねは、前記蓋体の上方に配置され、
    前記支持部は、前記蓋体から一体的に立ち上げられて前記渦巻きばねよりも上方まで延びると共に、前記渦巻きばねの近傍に位置し、
    前記渦巻きばねの端部を固定する固定部は、前記蓋体と一体的に形成されていることを特徴とする渦電流式計器。
  2. 前記計器本体は、前記第1の回転軸の回転に応じて積算された数値が表示される積算計をさらに有し、
    前記積算計の上端部は、前記渦巻きばねよりも上方に位置し、
    前記支持部、及び、前記積算計によって前記渦巻きばねを囲っていることを特徴とする請求項1に記載の渦電流式計器。
  3. 前記ケースには、前記文字板の文字を照らす光源が収納され、
    前記蓋体は、平面視において略T字状を呈することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の渦電流式計器。
JP2018553795A 2016-11-29 2017-11-21 渦電流式計器 Pending JPWO2018101120A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016230755 2016-11-29
JP2016230755 2016-11-29
PCT/JP2017/041780 WO2018101120A1 (ja) 2016-11-29 2017-11-21 渦電流式計器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2018101120A1 true JPWO2018101120A1 (ja) 2019-10-24

Family

ID=62242446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018553795A Pending JPWO2018101120A1 (ja) 2016-11-29 2017-11-21 渦電流式計器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2018101120A1 (ja)
WO (1) WO2018101120A1 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2649559A (en) * 1949-12-01 1953-08-18 Stewart Warner Corp Electric tachmometer
JPS5572163U (ja) * 1978-11-11 1980-05-17
JP2511338Y2 (ja) * 1990-05-29 1996-09-25 日本精機株式会社 カウンタ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018101120A1 (ja) 2018-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011027677A (ja) 指針、指針の製造方法及び計器装置
WO2018101120A1 (ja) 渦電流式計器
JP6778168B2 (ja) シフト装置
JP6842644B2 (ja) 車両用計器
JP6748926B2 (ja) 渦電流式計器
JP2018162970A (ja) 渦電流式計器
JP6939818B2 (ja) 渦電流式計器
JP6747454B2 (ja) 渦電流式計器
JP6825566B2 (ja) 渦電流式計器
JP2018044801A (ja) 渦電流式計器
JP6345723B2 (ja) 車両のメータ装置
JP2018080917A (ja) 渦電流式計器
JP2008261725A (ja) 車両用表示装置
JP2018119875A (ja) 渦電流式計器
WO2018021006A1 (ja) 渦電流式計器及びその製造方法
JP7147471B2 (ja) 車両用表示装置
JP6026135B2 (ja) 指針ユニット
JPH08219817A (ja) メーターの通気孔構造
JP5712040B2 (ja) 表示機器
JP2017110982A (ja) 渦電流式計器
JP6064299B2 (ja) 車両用表示装置
JP2008279830A (ja) 車両用計器
JP2015161652A (ja) 計器装置
JP2018080987A (ja) 車両用計器
JP6451684B2 (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201013

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210406