JP5712040B2 - 表示機器 - Google Patents

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本発明は、見返しの前面側に表硝子で覆われるメーター本体部と、該表硝子の前面に設けられる装飾部材とを備える表示機器に関し、特に、自動車等の車両に搭載される自動車用表示機器に関する。
従来から、自動車等の車両に搭載されるメーターは、文字板の前面側に見返しが設けられ、該見返しの前面側に表硝子で覆われるメーター本体部を備えている。
このような従来のメーターにおいては、多様化する市場のニーズ等によって高級感を持たせるために、見返しの周囲(具体的には、外周縁)に平面状の装飾リング(以下、装飾部材)が固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−67369号公報(第1〜第4頁、第1及び第2図)
しかしながら、上述した従来のメーターでは、単に平面状の装飾部材が見返しの周囲に固定されているため、メーターの立体感(奥行き感)などの点で改善の余地があった。一方で、メーターに立体感を持たせようとすると、装飾部材、つまりメーターが複雑な構成となってしまう。
そこで、本発明は、複雑な構成を用いることなく、メーターの立体感を確実に向上させることができる表示機器の提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、少なくとも文字板(文字板110)の前面側に見返し(見返し120)が設けられ、前記見返しの前面側が表硝子(表硝子130)で覆われるメーター本体部(メーター本体部100)と、前記表硝子の前面に設けられる装飾部材(装飾部材220)とを備える表示機器(自動車用表示機器1)であって、前記表硝子と前記装飾部材との間には、前記表硝子の前面から所定の寸法を離れた位置に前記装飾部材を支持するカバー部材(カバー部材210)が設けられ、前記カバー部材は、環状壁からなり、かつ内側に前記文字板を視認可能な視認空間(視認空間S)を形成し、前記装飾部材は、前記視認空間の前面側において、前記カバー部材に固定され、前記装飾部材が前記カバー部材に固定されている状態で、前記装飾部材と前記カバー部材との間に隙間(隙間O)が形成されることを要旨とする。
かかる特徴によれば、カバー部材は、表硝子の前面から所定の寸法を離れた位置に装飾部材を支持する。これにより、装飾部材は、表硝子の前面から所定の寸法を離れた位置に設けられることとなる。このため、平面的な文字板の周囲にあたかも厚みがあるように視認させることができ、すなわち、メーターを立体視させることができる。従って、複雑な構成を用いることなく、メーターの立体感(奥行き感)を確実に向上させることができる。
かかる特徴によれば、カバー部材は視認空間を形成するとともに、装飾部材がカバー部材に固定されている状態で、該装飾部材と該カバー部材との間に隙間が形成される。つまり、カバー部材は、装飾部材の間で隙間が形成されている状態で装飾部材を支持している。このため、あたかも装飾部材が浮いているかのように錯覚させることができる。従って、メーターの立体感をより確実に向上させることができる。
本発明の第の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記装飾部材の外周縁部には、前記装飾部材の外周縁から前記文字板側に向かって突出する鈎部(鈎部221a)が設けられ、前記カバー部材の外周縁部には、カバー部材から凹む係止部(係止部212a)が設けられ、前記鈎部が前記係止部に係止した状態で、前記装飾部材と前記カバー部材との間に隙間が形成されることを要旨とする。
かかる特徴によれば、鈎部が係止部に係止した状態で、装飾部材とカバー部材との間に隙間が形成される。これにより、装飾部材とカバー部材との間に隙間が形成された状態であっても、装飾部材とカバー部材とが確実に固定される。従って、装飾部材がカバー部材からずれることなく、装飾部材が浮いているかのように錯覚させることができるため、メーターの立体感をより確実に向上させることができる。
本発明の第の特徴は、本発明の第の特徴に係り、前記係止部には、前記装飾部材(220)を支持するリブが設けられることを要旨とする。
かかる特徴によれば、係止部に設けられるリブは、装飾部材を支持する。これにより、装飾部材とカバー部材との間に隙間が形成されているにも関わらず、リブにより安定した状態で装飾部材をカバー部材に取り付けることができ、装飾部材とカバー部材との固定をより確実に安定させることができる。
本発明の第の特徴は、本発明の第1の特徴乃至第の特徴に係り、前記装飾部材は、前記文字板の外周端に沿って形成される外周装飾壁(外周装飾壁221)と、前記文字板のメーター部分に対応したメーター装飾壁(メーター装飾壁222)とを備えることを要旨とする。
かかる特徴によれば、装飾部材は、文字板の外周端に沿って形成される外周装飾壁と、文字板のメーター部分に対応したメーター装飾壁とを備える。これにより、外周装飾壁によってメーター全体の立体感を向上させることができるとともに、メーター装飾壁によってもメーターの立体感をより強調させることができる。このため、メーターの立体感をより確実に向上させることができる。
本発明の第の特徴は、本発明の第1の特徴乃至第の特徴に係り、前記カバー部材は、前記文字板側に位置する環状の裏側縁部(裏側縁部211)と、前記裏側縁部よりも前記装飾部材側に位置し、前記装飾部材が取り付けられる表側縁部(表側縁部212)とを備え、前記裏側縁部と前記表側縁部との間隔(I)は、前記カバー部材の上方側よりも下方側の方が狭いことを要旨とする。
本発明によれば、カバー部材は、表硝子の前面から所定の寸法を離れた位置に装飾部材を支持することによって、複雑な構成を用いることなく、メーターの立体感を確実に向上させることができる表示機器の提供することができる。
図1は、本実施形態に係る自動車用表示機器1を示す正面図である。 図2は、本実施形態に係る自動車用表示機器1の断面図(図1のA−A断面図)である。 図3は、本実施形態に係る自動車用表示機器1を示す分解斜視図である。 図4は、本実施形態に係るカバー部材210及び装飾部材220を示す分解斜視図である。 図5は、本実施形態に係るカバー部材210及び装飾部材220を示す組立斜視図である。 図6(a)は、図5のB−B断面図であり、図6(b)は、図6(a)のC−C断面図であり、図6(c)は、図5のD−D断面図である。
次に、本発明に係る表示機器の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、表示機器として、自動車に搭載される自動車用表示機器1とする。具体的には、(1)自動車用表示機器1の全体構成、(2)カバー部材210及び装飾部材220の構成、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)自動車用表示機器1の全体構成
まず、本実施形態に係る自動車用表示機器1(メーター)の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る自動車用表示機器1を示す正面図である。図2は、本実施形態に係る自動車用表示機器1の断面図(図1のA−A断面図)である。図3は、本実施形態に係る自動車用表示機器1を示す分解斜視図である。なお、図3においては、文字板110の背面側に配置される各種機器を省略している。
図1〜図3に示すように、自動車用表示機器1は、メーター本体部100と、カバー部材210と、装飾部材220とを備えている。このメーター本体部100は、略箱状のケース10(図1参照)内において、少なくとも文字板110の前面側に見返し120が設けられ、該見返し120の前面側が表硝子130で覆われる構成である。
文字板110は、ケース10内において前面側に設けられる。文字板110には、目盛りや数字が付された速度計111や燃料計112、水温計113などの各種情報が含まれる。ケース10内における文字板110の前面側には、軸芯を中心に回転する複数の指針150が設けられる。一方、ケース10内における文字板110の背面側には、文字板110のバックライト(配線板)や、各指針150を回転させる内機、文字板110や指針150を発光照明する光源、フレキシブル配線板からなるコンビネーションメータ用配線基板などの各種機器が設けられている(不図示)。
見返し120は、図2及び図3に示すように、文字板110や指針150の前面側に設けられる。見返し120は、合成樹脂(例えば、プラスチック)によって形成される。見返し120は、文字板110の外周端に沿って形成される外周壁部121と、外周壁部121の内周側に形成される内周壁部122と、外周壁部121と内周壁部122との間に形成される外壁連結部123とを備える。
外周壁部121は、環状に形成され、文字板110の外周縁から表硝子130側に向かって立ち上がる。外周壁部121の文字板110側に位置する裏面側縁には、該外周壁部121の外周縁から文字板110側に向かって突出する鈎部121aが複数設けられる。この鈎部121aは、ケース10側に形成される係止部(不図示)に係止する。一方、外周壁部121の表硝子130側に位置する表面側縁には、矩形状の孔が形成された係止部121bが複数設けられる。この係止部121bには、後述する表硝子130の鈎部131aが係止される。
ここで、外周壁部121の上半部分における立ち上がり量(Q1)は、外周壁部121の下半部分における立ち上がり量(Q2)よりも大きい(図3参照)。
内周壁部122は、文字板110の速度計111部分に対応する。内周壁部122は、外周壁部121と略平行な状態で表硝子130側に向かって立ち上がる。
ここで、内周壁部122の上半部分における立ち上がり量(Q3)は、内周壁部122の下半部分における立ち上がり量(Q4)よりも大きい(図3参照)。
外壁連結部123は、外周壁部121の裏面側縁に設けられ、外周壁部121の上方側と下方側とを連結する。外壁連結部123は、自動車用表示機器1の表面視(図1参照)において、燃料計112及び水温計113の幅方向外側に設けられる。
表硝子130は、見返し120の前面側を覆う。表硝子130は、透過性を有している。この表硝子130の外周縁には、見返し120側に向かって突出する鈎部131aが複数設けられる。この鈎部131aは、見返し120の外周壁部121における係止部121bに係止する。
(2)カバー部材210及び装飾部材220の構成
次に、上述したカバー部材210及び装飾部材220の構成について、図1〜図6を参照しながら説明する。なお、図4は、本実施形態に係るカバー部材210及び装飾部材220を示す分解斜視図である。図5は、本実施形態に係るカバー部材210及び装飾部材220を示す組立斜視図である。図6(a)は、図5のB−B断面図であり、図6(b)は、図6(a)のC−C断面図であり、図6(c)は、図5のD−D断面図である。
図1〜図5に示すように、カバー部材210及び装飾部材220は、メーターを立体視させるように構成される。つまり、カバー部材210は、表硝子130の前面から所定の寸法を離れた位置に装飾部材220を支持する。そして、装飾部材220は、カバー部材210によって表硝子130の前面から所定の寸法を離れた位置に設けられる。
(2−1)カバー部材210の詳細構成
図3〜図5に示すように、カバー部材210は、表硝子130と装飾部材220との間に設けられる。カバー部材210は、合成樹脂(例えば、プラスチック)によって形成される。カバー部材210は、表硝子130の前面から所定の寸法を離れた位置に装飾部材220を支持する。
具体的には、カバー部材210は、表硝子130の外周形状に沿うとともに、表硝子130の前面側から立ち上がる。つまり、カバー部材210は、環状壁からなり、内側に文字板110を視認可能な視認空間Sを形成している。
このようなカバー部材210は、文字板110(表硝子130)側に位置する裏側縁部211と、裏側縁部211よりも装飾部材220側に位置する表側縁部212とを備える。
裏側縁部211は、見返し120に弾性爪等によって固定される。裏側縁部211の外周には、カバー部材210の外周縁から文字板110側に向かって突出する鈎部211aが複数設けられる。この鈎部211aは、ケース10側に形成される係止部(不図示)に係止する。
表側縁部212には、装飾部材220が取り付けられる。表側縁部212の内周には、表側縁部212の内周面から凹む係止部212aが複数設けられる。この係止部212aには、図6(a)に示すように、装飾部材220における外周装飾壁221の鈎部221aが係止される。この係止部212aは、図6(a)に示すように、運転者からの可視範囲外(一点鎖線外)に設けられている。また、係止部212aには、図6(b)に示すように、装飾部材220(鈎部221a)を支持するリブ212bが設けられる。
ここで、裏側縁部211と表側縁部212との間隔(I)は、カバー部材210の上方側よりも下方側の方が狭い。本実施形態では、裏側縁部211と表側縁部212との間隔(I)は、カバー部材210の上方から下方に向かって徐々に狭くなる。すなわち、カバー部材210の上半部分における立ち上がり量(Q7)は、カバー部材210の下半部分における立ち上がり量(Q8)よりも大きい(図4参照)。
(2−2)装飾部材220の詳細構成
装飾部材220は、表硝子130及びカバー部材210の前面、具体的には、視認空間Sの前面側において、該カバー部材210に固定されている。装飾部材220は、デザイン的な装飾性を有する。装飾部材220は、カバー部材210によって表硝子130の前面から所定の寸法を離れた位置に設けられる。具体的には、装飾部材220とカバー部材210とが固定されている状態で、装飾部材220とカバー部材210との間に隙間Oが形成される。
このような装飾部材220は、文字板110の外周端に沿って形成される外周装飾壁221と、外周装飾壁221の内周側に形成されるメーター装飾壁222とを備える。
外周装飾壁221は、カバー部材210の表側縁部212に取り付けられる。外周装飾壁221の外周縁には、該外周装飾壁221の外周縁から文字板110側に向かって突出する鈎部221aが複数設けられる。図6(a)及び図6(b)に示すように、鈎部221aが係止部212aに係止した状態で、図6(c)に示すように、上述したように装飾部材220とカバー部材210との間に隙間Oが形成される。この鈎部221aは、図6(a)に示すように、運転者からの可視範囲外(一点鎖線外)に設けられている。
メーター装飾壁222は、外周装飾壁221と一体に形成される。メーター装飾壁222は、文字板110の速度計111部分、すなわち、見返し120の内周壁部122に対応する。
(3)作用・効果
以上説明した本実施形態では、カバー部材210は、表硝子130の前面から所定の寸法を離れた位置に装飾部材220を支持する。これにより、装飾部材220は、表硝子130の前面から所定の寸法を離れた位置に設けられることとなる。このため、平面的な文字板110の周囲にあたかも厚みがあるように視認させることができ、すなわち、メーターを立体視させることができる。従って、複雑な構成を用いることなく、メーターの立体感(奥行き感)を確実に向上させることができる。
本実施形態では、カバー部材210は視認空間Sを形成するとともに、装飾部材220がカバー部材210に固定されている状態で、該装飾部材220と該カバー部材210との間に隙間Oが形成される。つまり、カバー部材210は、装飾部材220の間で隙間Oが形成されている状態で装飾部材220を支持している。このため、文字板110が運転者から見易い状態で、あたかも装飾部材220が浮いているかのように錯覚させることができる(図6参照)。従って、メーターの立体感をより確実に向上させることができる。
本実施形態では、鈎部221aが係止部212aに係止した状態で、装飾部材220とカバー部材210との間に隙間Oが形成される。これにより、装飾部材220とカバー部材210との間に隙間Oが形成された状態であっても、装飾部材220とカバー部材210とが確実に固定される。従って、装飾部材220がカバー部材210からずれることなく、装飾部材220が浮いているかのように錯覚させることができるため、メーターの立体感をより確実に向上させることができる。
特に、係止部212a及び鈎部221aが運転者からの可視範囲外(図6(a)参照)に設けられていることによって、鈎部221aと係止部212aとの係止状態が運転者から見えない。このため、図6(a)及び図6(c)に示すように、装飾部材220の全てがカバー部材210から離間している(一点鎖線の円部分が離間している)かのように視認させることができ、あたかも装飾部材220が浮いているかのように錯覚させ易くなる。
本実施形態では、係止部212aに設けられるリブ212bは、装飾部材220を支持する。これにより、装飾部材220とカバー部材210との間に隙間Oが形成されているにも関わらず、リブにより安定した状態で装飾部材220をカバー部材210に取り付けることができ、装飾部材220とカバー部材210との固定をより確実に安定させることができる。
本実施形態では、装飾部材220は、文字板110の外周端に沿って形成される外周装飾壁221と、文字板110の速度計111部分に対応したメーター装飾壁222とを備える。これにより、外周装飾壁221によってメーター全体の立体感を向上させることができるとともに、メーター装飾壁222によってもメーターの立体感をより強調させることができる。このため、メーターの立体感をより確実に向上させることができる。
(4)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。表示機器は、自動車に搭載されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、バイクや船舶などの表示機器が必要なものであればよい。
また、見返し120の外周壁部121における立ち上がり量(Q1)は、該外周壁部121おける立ち上がり量(Q2)よりも大きいものとして説明したが、これに限定されるものではなく、該立ち上がり量(Q2)と略同一であってもよい。同様に、立ち上がり量(Q3)についても、立ち上がり量(Q4)と略同一であってもよい。
また、カバー部材210は、表硝子130の前面から所定の寸法を離れた位置に装飾部材220を支持していればよく、すなわち、メーターを立体視させるように装飾部材220を支持していればよい。例えば、カバー部材210は、必ずしも視認空間Sを形成していなくてもよく、文字板110が視認可能な状態(例えば、透明な部材)で装飾部材220を支持していればよい。
また、装飾部材220は、視認空間Sの前面側において、カバー部材210から離間された状態でカバー部材210に固定されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、カバー部材210と全てが接触していてもよい。
また、装飾部材220(外周装飾壁221)の外周縁部に鈎部221aが設けられ、カバー部材210(表側縁部212)の外周縁部に係止部212aが設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、逆の関係であってもよい。すなわち、装飾部材220の外周縁部に係止部が設けられ、カバー部材210の外周縁部に鉤部が設けられていてもよい。
また、裏側縁部211と表側縁部212との間隔(I)は、カバー部材210の上方から下方に向かって徐々に狭くなるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、カバー部材210の上方と下方とが同一であってもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
1…自動車用表示機器
100…メーター本体部
110…文字板
120…見返し
130…表硝子
210…カバー部材
211…裏側縁部
212…表側縁部
212a…係止部
212b…リブ
211…裏側縁部、
212…表側縁部
220…装飾部材
221…外周装飾壁
221a…鈎部
222…メーター装飾壁
S…視認空間

Claims (5)

  1. 少なくとも文字板の前面側に見返しが設けられ、前記見返しの前面側が表硝子で覆われるメーター本体部と、
    前記表硝子の前面に設けられる装飾部材と
    を備える表示機器であって、
    前記表硝子と前記装飾部材との間には、前記表硝子の前面から所定の寸法を離れた位置に前記装飾部材を支持するカバー部材が設けられ,
    前記カバー部材は、環状壁からなり、かつ内側に前記文字板を視認可能な視認空間を形成し、
    前記装飾部材は、前記視認空間の前面側において、前記カバー部材に固定され、
    前記装飾部材が前記カバー部材に固定されている状態で、前記装飾部材と前記カバー部材との間に隙間が形成されることを特徴とする表示機器。
  2. 請求項に記載の表示機器であって、
    前記装飾部材の外周縁部には、前記装飾部材の外周縁から前記文字板側に向かって突出する鈎部が設けられ、
    前記カバー部材の外周縁部には、前記カバー部材から凹む係止部が設けられ、
    前記鈎部が前記係止部に係止した状態で、前記装飾部材と前記カバー部材との間に隙間が形成されることを特徴とする表示機器。
  3. 請求項に記載の表示機器であって、
    前記係止部には、前記装飾部材を支持するリブが設けられることを特徴とする表示機器。
  4. 請求項1乃至請求項の何れかに記載の表示機器であって、
    前記装飾部材は、
    前記文字板の外周端に沿って形成される外周装飾壁と、
    前記文字板のメーター部分に対応したメーター装飾壁と
    を備えることを特徴とする表示機器。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の表示機器であって、
    前記カバー部材は、
    前記文字板側に位置する環状の裏側縁部と、
    前記裏側縁部よりも前記装飾部材側に位置し、前記装飾部材が取り付けられる表側縁部と
    を備え、
    前記裏側縁部と前記表側縁部との間隔は、前記カバー部材の上方側よりも下方側の方が狭いことを特徴とする表示機器。
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