JPWO2018078779A1 - ローラ - Google Patents

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JPWO2018078779A1
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瞳美 柳村
伸 酒井
伸 酒井
栄六 阿部
栄六 阿部
丈典 馬場
丈典 馬場
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/14Arrangements for cooling or ventilating wherein gaseous cooling medium circulates between the machine casing and a surrounding mantle

Abstract

ローラの取付けに伴う作業時間及び作業コストの増加を抑制できる筒状のローラ(100−1)であって、ローラ(100−1)は、ロール(1)の内側にロール(1)の中心軸と同軸に設けられるステータフレーム(21)を備え、ステータフレーム(21)は、ローラ(100−1)を取付けるインタフェース(7)に固定される。

Description

本発明は、モータを有するローラに関する。
特許文献1に開示されるローラは、ローラ設置用の固定板と、固定板に固定されるローラボス部と、ローラボス部から軸方向に伸びる円筒部と、軸方向における円筒部の両端部に設けられる一対のモータカバーと、円筒部の外周部に設けられるヒータコイルと、ヒータコイルの外周部から一定間隔隔てた位置に設けられた円筒状のローラ回転子と、径方向におけるローラ回転子の中心に設けられたローラ回転軸と、ローラ回転軸に固定されるシャフトとシャフトが貫通するモータ回転子と、一対のモータカバーのそれぞれに設けられシャフトを指示する2つの軸受とを備える。特許文献1に開示されるローラは、シャフトの一端部が反負荷側のカバーに設けられた軸受を介して固定板に支持され、シャフトの他端部が負荷側のカバーに設けられた軸受を介して固定板に支持される構造である。すなわち特許文献1に開示されるローラは、シャフトの両側が2つの軸受を介して固定板に支持される構造である。
特開平6−111920号公報
しかしながら特許文献1では、インタフェースに空けられた貫通穴にモータ反負荷側カバーが挿入され、ローラボス部が固定板にボルトで固定されるため、ローラを固定するためには固定板に穴開け加工が必要であり、ローラの取付けに伴う作業時間及び作業コストが増加するという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ローラの取付けに伴う作業時間及び作業コストの増加を抑制できるローラを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のローラは、筒状のロールの内側にモータが設けられたローラであって、ロールの内側にロールの中心軸と同軸に設けられ、ローラを取付ける固定部材に固定される筒状のステータフレームと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ローラの取付けに伴う作業時間及び作業コストの増加を抑制できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係るローラの内観図 図1に示すII−II矢視断面図 図1に示すIII−III矢視断面図 図1に示すロールの内観図 図1に示すモータの外観図 図5に示すモータの分解斜視図 図1に示すモータ及びロールの間に発生するクエット流れを説明するための図 図1に示すモータ及びロールの間に発生する空気の乱流を説明するための図 図1に示すローラの第1の変形例を示す図 図1に示すローラの第2の変形例を示す図 図1に示すローラの第3の変形例を示す図 図1に示すローラの第4の変形例を示す図 本発明の実施の形態2に係るローラの内観図 図13に示す第2のブラケットから突き出るシャフトの斜視図 図13に示すローラの第1の変形例を示す図 図15に示すロールの内観図 図13に示すローラの第2の変形例を示す図 本発明の実施の形態3に係るローラの内観図
以下に、本発明の実施の形態に係るローラを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るローラの内観図である。図2は図1に示すII−II矢視断面図である。図3は図1に示すIII−III矢視断面図である。図4は図1に示すロールの内観図である。図5は図1に示すモータの外観図である。図6は図5に示すモータの分解斜視図である。図6にはステータの内観とロータの外観が示される。以下では本発明の実施の形態1に係るローラ100−1を単にローラ100−1と称する場合がある。
ローラ100−1は、回転体である筒状のロール1の内部にインナーロータ型のモータ2を有するローラである。ローラ100−1は、ロール1と、ロール1の中心軸AXと同軸にロール1の内側に設けられるモータ2と、シャフト固定部5とを備える。モータ2は、筒状のステータ20と、ステータ20の内側に設けられるロータ40とを備える。
ステータ20は、中心軸AXと同軸にロール1の内側に設けられ、外周部21aがロール1の内周部1aと隔てた位置に設けられる円筒状のステータフレーム21と、ステータフレーム21の内側に設けられるステータコア22とを備える。中心軸AXの軸線方向D1におけるステータフレーム21の両端部には第1及び第2のブラケット31,32が固定される。
ステータコア22はステータフレーム21の内側にしまり嵌めされる。実施の形態1では、ステータフレーム21の内側にステータコア22が焼き嵌めされ、ステータコア22の外周部22aは、ステータフレーム21の内周部21dに接している。
ステータコア22は、珪素鋼又はアームコ鉄といった材料で構成される電磁鋼板母材から環状に打ち抜かれた複数の薄板を、軸線方向D1に積層して構成される。複数の薄板は、かしめ、溶接又は接着で相互に固定される。ステータコア22には、中心軸AXの軸線周り方向D2に互いに離間して配列される複数のスロット23が形成される。複数のスロット23の各々は、軸線方向D1に延び、軸線方向D1におけるステータコア22の一端部22bから他端部22cに貫通している。複数のスロット23の各々は、径方向D3におけるステータコア22の中心寄りに形成される。複数のスロット23の各々にはコイル24が挿入される。
ロータ40は、筒状のロータコア42と、中心軸AXと同軸に設けられ軸線方向D1においてロータコア42を貫通するシャフト41とを備える。
ロータコア42は、珪素鋼又はアームコ鉄といった材料で構成される電磁鋼板母材から環状に打ち抜かれた複数の薄板を、軸線方向D1に積層して構成される。複数の薄板は、かしめ、溶接又は接着で相互に固定される。ロータコア42には、軸線周り方向D2に互いに離間して配列される複数のコアスロット43が形成される。コアスロット43の各々は、軸線方向D1に延び、軸線方向D1におけるロータコア42の一端部42bから他端部42cに貫通している。複数のコアスロット43の各々には永久磁石44が設けられる。
ロータコア42の中心には挿入孔42dが形成され、挿入孔42dにシャフト41が貫通している。シャフト41は、ロータコア42の内側にしまり嵌めされる。実施の形態1では、ロータコア42の内側にシャフト41が焼き嵌めされ、シャフト41の外周部41bがロータコア42の内周部に接している。軸線方向D1におけるシャフト41の一端部41aは、ロータコア42の一端部42b側から軸線方向D1に突き出ている。軸線方向D1におけるシャフト41の他端部41cは、ロータコア42の他端部42c側から軸線方向D1に突き出ている。シャフト41の一端部41aには不図示の第1の軸受が嵌め込まれ、シャフト41の他端部41cには不図示の第2の軸受が嵌め込まれている。第1の軸受の外輪は、径方向D3における第2のブラケット31の中心部に嵌め込まれる。第2の軸受の外輪は、径方向D3における第1のブラケット32の中心部に嵌め込まれる。
ステータ20の内側に設けられたロータ40のロータコア42の外周部42aと、ステータコア22の内周部22dとの間には、隙間が設けられている。
第2のブラケット31は、軸線方向D1におけるステータフレーム21の一端部21b側に設けられ、ステータフレーム21に挿入される締結部材を用いて、ステータフレーム21の一端部21bに固定される。シャフト41は第2のブラケット31から軸線方向D1に突き出る。第1のブラケット32は、軸線方向D1におけるステータフレーム21の他端部21c側に設けられ、ステータフレーム21に挿入される不図示の締結部材を用いて、ステータフレーム21の他端部21cに固定される。
第1のブラケット32のステータフレーム21側とは反対側にはインタフェース7が設けられる。インタフェース7は、資材を搬送する不図示のコンベア装置に、ローラ100−1を取付けるための固定部材である。軸線方向D1においてインタフェース7とロール1の端部1bとの間には隙間3が設けられる。隙間3は、モータ2で発生した熱をロール1の外部に放散させるための空間である。
シャフト固定部5は、シャフト41の第2のブラケット31から突き出た部分をロール1に固定するための環状の部材である。シャフト固定部5の外周部5aは、ロール1の内周部1aに固定される。シャフト固定部5の内側には、内周部5bによってシャフト挿入孔51が形成される。シャフト挿入孔51は、軸線方向D1におけるシャフト固定部5の一端部5cから他端部5dに貫通している。シャフト挿入孔51には、シャフト41の第2のブラケット31から突き出た部分が挿入される。
軸線方向D1におけるシャフト固定部5の一端部5cには連結部材8が設けられる。連結部材8は、シャフト41をシャフト固定部5に連結するための板状部材である。連結部材8は、軸線方向D1からの平面視で円形又は多角形の板状の部材でもよいし、円形又は多角形以外の板状の部材でもよい。径方向D3における連結部材8の幅は、シャフト41の直径より大きく、かつ、シャフト固定部5のシャフト挿入孔51の直径よりも大きい。軸線方向D1における連結部材8の板面8aは、シャフト固定部5の一端部5cと対向している。実施の形態1では、連結部材8の板面8aがシャフト固定部5の一端部5cに接している。
連結部材8には複数の挿入孔8bが形成される。挿入孔8bは、径方向D3における連結部材8の外周部寄りに形成される。挿入孔8bは、軸線方向D1に連結部材8を貫通する穴である。複数の挿入孔8bの各々には締結部材81が挿入される。複数の挿入孔8bの各々に挿入された締結部材81の雌ねじ部は、シャフト固定部5に形成された雌ねじ部に締結される。
径方向D3における連結部材8の中心には、軸線方向D1に連結部材8を貫通する挿入孔8cが形成される。挿入孔8cには締結部材82が挿入される。挿入孔8cに挿入された締結部材82の雌ねじ部は、シャフト41の一端部41aに形成された雌ねじ部に締結される。締結部材81が連結部材8を介してシャフト固定部5に締結され、締結部材82が連結部材8を介してシャフト41に締結されることにより、シャフト41がシャフト固定部5に固定される。
ロール1、シャフト固定部5、ステータフレーム21、第2のブラケット31及び第1のブラケット32には、亜鉛メッキ鋼板、アルミニウム合金、オーステナイト系ステンレス合金、銅合金、鋳鉄、鋼又は鉄合金といった材料が用いられる。
以下では、ステータフレーム21の外周部21aに形成される複数の突起部6と、モータ2から発生する熱との関係を説明する。ステータフレーム21には、軸線周り方向D2に互いに離間して一直線上に配列された複数の突起部6が形成されると共に、軸線方向D1に互いに離間して一直線上に配列された複数の突起部6が形成される。
複数の突起部6の各々は、ステータフレーム21からロール1に向かって突き出る形状に形成される。複数の突起部6の各々は、軸線方向D1におけるステータフレーム21の一端部21bから他端部21cに向かって伸び、軸線方向D1に対して一定角度傾斜している。複数の突起部6の各々は、板状の部品をステータフレーム21の外周部21aに溶接又は接着で取付けることにより形成されたものでもよいし、ステータフレーム21の外周部21aを切削加工することにより形成されたものでもよい。
図7は図1に示すロールが回転することにより発生するクエット流れを説明するための図である。図8は図1に示す突起部により、クエット流れで生じた空気の流れに乱流が生じる様子を説明するための図である。実施の形態1に係るローラ100−1では、シャフト41に固定されたロール1が回転することにより、ステータフレーム21及びロール1の間にクエット流れAFが生じる。クエット流れAFとは、2つの板間に流体が満たされているとき、一方の板を静止させた状態で他方の板を平行に動かした際に2つの板間に生じる流れをいう。
クエット流れAFで生じた空気の流れが突起部6に衝突し、ロール1内に乱流TFが生じる。乱流TFにより、ステータフレーム21の外周部21a付近に存在する高温の空気は、ステータフレーム21の外周部21aから離れた位置に存在する低温の空気と混合される。これにより、ステータフレーム21の外周部21a上に形成される温度境界層の発達が抑制されるため、ステータフレーム21の外周部21aに突起部6が設けられていない場合に比べて、ステータフレーム21の外周部21aとロール1内の空気との間における熱交換量が向上する。熱交換により温められたロール1内の空気が、図1に示す隙間3を介してロール1の外部に放出されるため、モータ2の冷却効率が向上する。
ロータ40に用いられる永久磁石44は、温度が上昇するほど永久磁石44の残留磁束密度が低下してモータ効率が低下する。実施の形態1に係るローラ100−1では、ステータフレーム21の外周部21aに突起部6を設けることによりモータ2の冷却効率が向上するため、永久磁石44の温度上昇が抑制され、モータ性能の低下を防ぐことができる。
モータ2で発生した熱がロール1に伝わることにより、ロール1の外周部に搬送される資材への熱の影響が懸念されるが、熱交換により温められたロール1内の空気が隙間3を介してロール1の外部に放出されるため、ロール1に伝わる熱の上昇が抑制され、ロール1の外周部に搬送される資材への熱の影響を軽減できる。
図1に示すステータフレーム21の外周部21aには、軸線方向D1に互いに離間して一直線上に配列された複数の突起部6が形成されると共に、軸線周り方向D2に互いに離間して一直線上に配列された複数の突起部6が形成されるが、突起部6は、図9から図11に示すように配列されたものでもよい。
図9は図1に示すローラの第1の変形例を示す図である。図9に示すローラ100−1Aのステータフレーム21には、軸線周り方向D2に互いに離間して一直線上に配列された複数の突起部6が形成される。ローラ100−1Aでは、突起部6により乱流TFが生じるため、図1に示すローラ100−1と同様の効果が得られる。またローラ100−1Aでは、ローラ100−1に比べて突起部6の数が少ないため、ステータフレーム21に突起部6を設ける際の加工時間が短縮され、モータ2の製造時における歩留りが向上する。
なおローラ100−1Aのステータフレーム21には、複数の突起部6が軸線周り方向D2に一直線上に配列されているが、複数の突起部6は軸線方向D1方向にずれていてもよい。またローラ100−1Aのステータフレーム21には、軸線周り方向D2に互いに離間して一直線上に配列された複数の突起部6の代わりに、軸線方向D1に互いに離間して一直線上に配列された複数の突起部6が形成されてもよい。このように構成されたローラ100−1Aでも、ステータフレーム21に突起部6を設ける際の加工時間が短縮され、モータ2の製造時における歩留りが向上する。
図10は図1に示すローラの第2の変形例を示す図である。図10に示すローラ100−1Bのステータフレーム21には、軸線周り方向D2に互いに離間して一直線上に配列された複数の突起部6Aが形成される。複数の突起部6Aの各々の軸線方向D1における長さは、図9に示す突起部6の軸線方向D1における長さよりも大きい。そのためローラ100−1Bでは、図9に示すローラ100−1Aに比べて、クエット流れAFで生じた空気の流れが突起部6Aに衝突した際の乱流TFが大きくなる。従ってローラ100−1Bでは、図9に示すローラ100−1Aによる効果に加えて、モータ2の冷却効率がより一層向上する。
なお、図1及び図9に示す突起部6と図10に示す突起部6Aとは、軸線方向D1に対して一定角度傾斜しているため、後述する切欠部がシャフト41に形成されている場合、又は後述する貫通孔がシャフト固定部5に形成されている場合には、ロール1が回転した際、クエット流れAFで生じた空気の流れが、軸線周り方向D2における突起部6,6A,6Bの板面に沿って流れる。これにより、ロール1内に負圧が生じて、ロール1内に取り込まれた空気を軸線方向D1に沿って流すことができる。そのためモータ2の冷却効率がより一層向上する。
図11は図1に示すローラの第3の変形例を示す図である。図11に示すローラ100−1Cのステータフレーム21に形成される突起部6Bは、軸線方向D1におけるステータフレーム21の一端部21bから他端部21cに向かって伸びると共に、軸線方向D1と平行に伸びる形状である。突起部6Bは、複数の回転加工軸を備えた不図示の旋盤工作機械を用いて容易に加工ができる。
具体的に説明すると、図1に示す突起部6は、軸線方向D1に対して一定角度傾斜しているため、ステータフレーム21の外周部21aを切削加工することにより突起部6を形成する場合、軸線周り方向D2におけるステータフレーム21の回転と軸線方向D1におけるステータフレーム21の移動とを同期させて加工する同期加工が必要になる。これに対して図11に示すローラ100−1Cのステータフレーム21では、軸線周り方向D2にステータフレーム21を回転させて、軸線周り方向D2に繋がる環状の溝を軸線方向D1に一定間隔で複数形成した後に、不図示の旋盤工作機械が備える回転加工軸を軸線方向D1に移動させることにより、複数の突起部6Bが形成される。すなわちローラ100−1Cでは、複数の突起部6Bを直線加工により形成できるため、同期加工のような特殊な加工が不要であり、直線加工を施す既存の旋盤工作機械を有効に利用できる。
従ってローラ100−1Cでは、図1に示すローラ100−1に比べて、ステータフレーム21の加工が容易化され、ステータフレーム21の製造時間が短縮され、モータ2の製造コストが低減され、さらにモータ2の製造時における歩留りが向上する。
図12は図1に示すローラの第4の変形例を示す図である。図12に示すローラ100−1Dには、複数の突起部6の代わりに複数の溝部4が形成される。具体的には、ローラ100−1Dのステータフレーム21には、軸線周り方向D2に互いに離間して配列される複数の溝部4と、軸線方向D1に互いに離間して配列される複数の溝部4とが形成される。
複数の溝部4の各々は、ステータフレーム21の外周部21aに形成され、ステータフレーム21の中心部に向かって窪む形状に形成される。複数の溝部4の各々は、軸線方向D1におけるステータフレーム21の一端部21bからステータフレーム21の他端部21cに向かって伸び、軸線方向D1に対して一定角度傾斜している。複数の溝部4の各々は、ステータフレーム21の外周部21aを切削加工することにより形成される。
ローラ100−1Dでは、クエット流れAFで生じた空気の流れが溝部4に衝突し、ロール1内に乱流TFが生じる。乱流TFにより、ステータフレーム21の外周部21a付近に存在する高温の空気は、ステータフレーム21の外周部21aから離れた位置に存在する低温の空気と混合される。これにより、ステータフレーム21の外周部21a上に形成される温度境界層の発達が抑制されるため、ステータフレーム21の外周部21aに溝部4が設けられていない場合に比べて、ステータフレーム21の外周部21aとロール1内の空気との間における熱交換量が向上する。
熱交換により温められたロール1内の空気が、図12に示す隙間3を介してロール1の外部に放出されることにより、モータ2の冷却効率が向上するためモータ性能の低下を防ぐことができ、ロール1に伝わる熱の上昇が抑制されるためロール1の外周部に搬送される資材への熱の影響を軽減できる。
図12に示すステータフレーム21の外周部21aには、軸線方向D1に互いに離間して一直線上に配列された複数の溝部4が形成されると共に、軸線周り方向D2に互いに離間して一直線上に配列された複数の溝部4が形成されるが、複数の溝部4の配列は図示例に限定されるものではない。
具体的には、溝部4は、図9に示す突起部6と同様に軸線周り方向D2に互いに離間して一直線上に複数配列されたものでもよいし、軸線方向D1に互いに離間して一直線上に複数配列されたものでもよい。このように配列された溝部4を備えるローラ100−1Dでは、図9に示すローラ100−1Aと同様の効果が得られると共に、板状の部品をステータフレーム21の外周部21aに溶接又は接着で取付ける必要がないため、モータ2の製造に必要な材料の使用量が軽減され、モータ2が軽量化される。またローラ100−1Dでは、ステータフレーム21の外周部21aに部品を取付ける必要がないため、モータ2の製造時における歩留りが向上する。
また溝部4は、図11に示す突起部6Bと同様に、軸線方向D1におけるステータフレーム21の一端部21bからステータフレーム21の他端部21cに向かって伸びると共に、軸線方向D1と平行に伸びる形状でもよい。このように配列された溝部4を備えるローラ100−1Dでは、図11に示すローラ100−1Cと同様の効果が得られると共に、モータ2が軽量化され、モータ2の製造時における歩留りが向上する。また実施の形態1によれば、上述した特許文献1のように固定板に穴開け加工を行う手間が不要であるため、ローラの取付けに伴う作業時間及び作業コストの増加を抑制できる。
なお実施の形態1では、永久磁石44を備えた同期電動機がモータ2として用いられているが、モータ2はインナーロータ型の誘導電動機でもよい。永久磁石44を用いない誘導電動機では永久磁石44の残留磁束密度が低下するという懸念はないが、誘導電動機の発熱量の増大により、ステータコア22に挿入されたコイル24が焼損し、また前述した第1の軸受及び第2の軸受が焼付くといった懸念がある。実施の形態1では、モータ2の冷却効率が向上するため、誘導電動機の温度上昇が抑制され、コイル24の焼損を防止できると共に、第1の軸受及び第2の軸受の焼付きを防止できる。また実施の形態1では、ステータフレーム21に第1のブラケット32が設けられ、第1のブラケット32を介してローラ100−1,100−1A,100−1B,100−1C,100−1Dのステータフレーム21がインタフェース7に固定されるが、第1のブラケット32を用いずにステータフレーム21を直接インタフェース7に固定してもよい。この場合、インタフェース7に挿入される不図示の締結部材がステータフレーム21の他端部21cにねじ込まれることによりステータフレーム21はインタフェース7に固定される。またステータフレーム21の他端部21c側に不図示の第2の軸受が設けられ、当該第2の軸受の外輪がステータフレーム21の他端部21cに嵌め込まれる。
実施の形態2.
図13は本発明の実施の形態2に係るローラの内観図である。図14は図13に示す第1のブラケットから突き出るシャフトの斜視図である。実施の形態1に係るローラ100−1と実施の形態2に係るローラ100−2との相違点は以下の通りである。
(1)ローラ100−2は、モータ2の代わりにモータ2Aを備える。
(2)モータ2Aは、シャフト41の代わりにシャフト41Aを備える。
シャフト41Aの外周部41bには、シャフト41Aの一端部41aから第2のブラケット31に向かう一定範囲に、平面状の切欠部41dが形成される。軸線方向D1における切欠部41dの幅は、軸線方向D1におけるシャフト固定部5の内周部5bの幅よりも大きい。シャフト41Aの一端部41aは、軸線方向D1におけるシャフト固定部5の一端部5cから突き出ており、シャフト41Aの一端部41aとシャフト固定部5の一端部5cとの間には段差が設けられる。
図示例のシャフト41Aは、軸線方向D1に垂直な断面がD字状であるが、軸線方向D1に垂直な断面がI字状に形成されたものでもよい。
シャフト41Aの一端部41aには雌ねじ部41eが形成される。締結部材82は連結部材8を介して雌ねじ部41eに締結される。締結部材81は連結部材8を介してシャフト固定部5に締結される。これによりシャフト41Aがシャフト固定部5に固定される。このとき切欠部41dとシャフト固定部5の内周部5bとの間には隙間10が形成される。隙間10は、連結部材8及びシャフト固定部5の間の隙間と連通すると共に、ロール1及びステータフレーム21の間の空間と連通する。すなわち隙間10は、シャフト固定部5のステータフレーム21側の空間と連通すると共に、シャフト固定部5のステータフレーム21とは反対側の空間と連通する。
ロール1が回転した際、クエット流れAFで生じた空気の流れが、軸線周り方向D2における突起部6の板面に沿って流れる。これによりロール1内に負圧が生じて、隙間10または隙間3を介してロール1内に取り込まれた空気を軸線方向D1に沿って流すことができる。ロール1内に取り込まれた空気の流れとクエット流れAFで生じた空気の流れとにより、ステータフレーム21の外周部21aとロール1内の空気との間における熱交換量が向上する。従って実施の形態2に係るローラ100−2では、モータ2Aの冷却効率がより一層向上する。
図15は図13に示すローラの第1の変形例を示す図である。図16は図15に示すロールの内観図である。図13に示すローラ100−2と図15に示すローラ100−2Aとの相違点は以下の通りである。
(1)ローラ100−2Aは、モータ2Aの代わりにモータ2を備え、シャフト固定部5の代わりにシャフト固定部5Aを備える。
(2)シャフト固定部5Aの内周部5bには、軸線方向D1におけるシャフト固定部5Aの一端部5cから他端部5dに貫通する溝53が形成される。溝53が形成されることにより、溝53とシャフト41の外周部41bとの間には隙間10Aが形成される。
シャフト41の一端部41aには不図示の雌ねじ部が形成され、締結部材82は連結部材8を介して当該雌ねじ部に締結される。締結部材81は連結部材8を介してシャフト固定部5Aに締結される。これによりシャフト41がシャフト固定部5Aに固定される。隙間10Aは、連結部材8及びシャフト固定部5Aの間の隙間と連通すると共に、ロール1及びステータフレーム21の間の空間と連通する。すなわち隙間10Aは、シャフト固定部5Aのステータフレーム21側の空間と連通すると共に、シャフト固定部5Aのステータフレーム21とは反対側の空間と連通する。
ロール1が回転した際、クエット流れAFで生じた空気の流れが、軸線周り方向D2における突起部6の板面に沿って流れる。これによりロール1内に負圧が生じて、隙間10Aまたは隙間3を介してロール1内に取り込まれた空気を軸線方向D1に沿って流すことができる。ロール1内に取り込まれた空気の流れとクエット流れAFで生じた空気の流れとにより、ステータフレーム21の外周部21aとロール1内の空気との間における熱交換量が向上する。従ってローラ100−2Aでは、図13に示すローラ100−2と同様に、モータ2の冷却効率がより一層向上する。
図17は図13に示すローラの第2の変形例を示す図である。図13に示すローラ100−2と図17に示すローラ100−2Bとの相違点は以下の通りである。
(1)ローラ100−2Bは、モータ2Aの代わりにモータ2を備え、シャフト固定部5の代わりにシャフト固定部5Bを備える。
(2)シャフト固定部5Bには、軸線方向D1におけるシャフト固定部5Bの一端部5cから他端部5dに貫通する貫通孔52が形成される。貫通孔52は、径方向D3におけるシャフト固定部5Bの外周部5a寄りに形成される。貫通孔52は、シャフト固定部5Bのステータフレーム21側の空間と連通すると共に、シャフト固定部5Bのステータフレーム21とは反対側の空間と連通する。
ロール1が回転した際、クエット流れAFで生じた空気の流れが、軸線周り方向D2における突起部6の板面に沿って流れる。これによりロール1内に負圧が生じて、貫通孔52または隙間3を介してロール1内に取り込まれた空気を軸線方向D1に沿って流すことができる。ロール1内に取り込まれた空気の流れとクエット流れAFで生じた空気の流れとにより、ステータフレーム21の外周部21aとロール1内の空気との間における熱交換量が向上する。従ってローラ100−2Bでは、図13に示すローラ100−2と同様に、モータ2の冷却効率がより一層向上する。
なお図17に示すシャフト固定部5Bに形成された貫通孔52の位置は、径方向D3におけるシャフト固定部5Bの外周部5a寄りに限定されず、径方向D3におけるシャフト固定部5Bの内周部5b寄りでもよい。
また実施の形態2では、突起部6が形成されたローラの例を説明したが、突起部6の代わりに図12に示す溝部4が形成されている場合でも、モータの冷却効率がより一層向上する。
実施の形態3.
図18は本発明の実施の形態3に係るローラの内観図である。実施の形態3に係るローラ100−3は、実施の形態2に係るローラ100−2と同様の構成に加えて、ファン9を備える。ファン9は、第2のブラケット31から突き出るシャフト41Aに固定され、第2のブラケット31とシャフト固定部5との間に設けられる。
ロール1が回転した際、クエット流れAFで生じた空気の流れが、軸線周り方向D2における突起部6の板面に沿って流れることにより、ロール1内に負圧が生じる。またロール1が回転した際、ファン9の回転に起因してロール1内に負圧が生じる。これにより、貫通孔52または隙間3を介してロール1内に取り込まれた空気を軸線方向D1に沿って流すことができる。ロール1内に取り込まれた空気の流れとクエット流れAFで生じた空気の流れとにより、ステータフレーム21の外周部21aとロール1内の空気との間における熱交換量が向上する。従ってローラ100−3では、モータ2Aの冷却効率がより一層向上する。
また実施の形態3に係るローラ100−3では、ファン9の回転により空気の流れを増加させることができるため、突起部6の数を減らした場合でも、ステータフレーム21の外周部21aとロール1内の空気との間における熱交換量が向上する。そのため、ステータフレーム21に突起部6を設ける際の加工時間が短縮され、モータ2Aの製造時における歩留りが向上するという効果も得られる。
なお実施の形態3では、突起部6が形成されたローラの例を説明したが、突起部6の代わりに図12に示す溝部4が形成されている場合でも、モータの冷却効率がより一層向上する。
また実施の形態3に示すファン9は、実施の形態2に係るローラ100−2A及びローラ100−2Bの何れに用いてもよく、このように構成されたローラ100−2A及びローラ100−2Bでは、実施の形態3に係るローラ100−3と同様の効果が得られる。
また実施の形態1から3に係るローラでは、径方向D3における断面形状が円筒状のステータフレーム21を用いた例を説明したが、ステータフレーム21は、ロール1の内側に設置可能な寸法であれば多角筒形状でもよい。多角筒形状のステータフレーム21を用いた場合でも、前述したクエット流れAFに起因する乱流TFが生じるため、製造コストの増加を抑えながらモータ性能の低下を防ぐことができる。
また実施の形態1から3に係るローラでは、インナーロータ型のモータが用いられているため、アウターロータ型のモータが用いられている場合に比べて、構造が簡易化されるため、モータの製造コストが低減され、ローラのメンテナンス性が向上し、ローラ全体の小型化が可能である。従ってローラが設置される工場内の省スペース化が可能である。また実施の形態1から3に係るローラでは、モータに突起部又は溝部が形成されるため、前述した従来技術のようにスリーブ本体の内周部に羽根が形成されている場合に比べて、製造コストの増加を抑えながらモータ性能の低下を防ぐことができる。
また実施の形態1から3に係るローラは、図6に示すシャフト41の一端部41aを支持する不図示の第1の軸受と第1のブラケット32とを介してインタフェース7に支持される構造である。そのため、シャフトの両側が2つの軸受を介して固定板に支持される上記の従来技術に比べて、ローラの内部構造が簡素化され、ローラの製造コストの増加を抑制可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 ロール、1a,5b,21d,22d 内周部、1b 端部、2,2A モータ、3,10,10A 隙間、4 溝部、5,5A,5B シャフト固定部、5a,21a,22a,41b,42a 外周部、5c,21b,22b,41a,42b 一端部、5d,21c,22c,41c,42c 他端部、6,6A,6B 突起部、7 インタフェース、8 連結部材、8a 板面、8b,8c,42d 挿入孔、9 ファン、20 ステータ、21 ステータフレーム、22 ステータコア、23 スロット、24 コイル、31 第2のブラケット、32 第1のブラケット、40 ロータ、41,41A シャフト、41d 切欠部、41e 雌ねじ部、42 ロータコア、43 コアスロット、44 永久磁石、51 シャフト挿入孔、52 貫通孔、53 溝、81,82 締結部材、100−1,100−1A,100−1B,100−1C,100−1D,100−2,100−2A,100−2B,100−3 ローラ。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のローラは、筒状のロールの内側にモータが設けられたローラであって、ロールの内側にロールの中心軸と同軸に設けられる筒状のステータフレームと、ステータフレームが固定される固定部材とを備えることを特徴とする。

特許文献1に開示されるローラは、ローラ設置用の固定板と、固定板に固定されるローラボス部と、ローラボス部から軸方向に伸びる円筒部と、軸方向における円筒部の両端部に設けられる一対のモータカバーと、円筒部の外周部に設けられるヒータコイルと、ヒータコイルの外周部から一定間隔隔てた位置に設けられた円筒状のローラ回転子と、径方向におけるローラ回転子の中心に設けられたローラ回転軸と、ローラ回転軸に固定されるシャフトとシャフトが貫通するモータ回転子と、一対のモータカバーのそれぞれに設けられシャフトを支持する2つの軸受とを備える。特許文献1に開示されるローラは、シャフトの一端部が反負荷側のカバーに設けられた軸受を介して固定板に支持され、シャフトの他端部が負荷側のカバーに設けられた軸受を介して固定板に支持される構造である。すなわち特許文献1に開示されるローラは、シャフトの両側が2つの軸受を介して固定板に支持される構造である。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のローラは、筒状のロールの内側にモータが設けられたローラであって、ロールの内側にロールの中心軸と同軸に設けられる筒状のステータフレームと、ステータフレームの軸方向の一端に設けられる第1のブラケットと、ステータフレームの軸方向の他端に設けられる第2のブラケットと、中心軸と同軸に設けられ第2のブラケットから突き出るシャフトと、第1のブラケットを介してステータフレームが固定される固定部材とを備えることを特徴とする。
連結部材8には複数の挿入孔8bが形成される。挿入孔8bは、径方向D3における連結部材8の外周部寄りに形成される。挿入孔8bは、軸線方向D1に連結部材8を貫通する穴である。複数の挿入孔8bの各々には締結部材81が挿入される。複数の挿入孔8bの各々に挿入された締結部材81のねじ部は、シャフト固定部5に形成された雌ねじ部に締結される。
径方向D3における連結部材8の中心には、軸線方向D1に連結部材8を貫通する挿入孔8cが形成される。挿入孔8cには締結部材82が挿入される。挿入孔8cに挿入された締結部材82のねじ部は、シャフト41の一端部41aに形成された雌ねじ部に締結される。締結部材81が連結部材8を介してシャフト固定部5に締結され、締結部材82が連結部材8を介してシャフト41に締結されることにより、シャフト41がシャフト固定部5に固定される。
ロール1が回転した際、クエット流れAFで生じた空気の流れが、軸線周り方向D2における突起部6の板面に沿って流れることにより、ロール1内に負圧が生じる。またロール1が回転した際、ファン9の回転に起因してロール1内に負圧が生じる。これにより、隙間10または隙間3を介してロール1内に取り込まれた空気を軸線方向D1に沿って流すことができる。ロール1内に取り込まれた空気の流れとクエット流れAFで生じた空気の流れとにより、ステータフレーム21の外周部21aとロール1内の空気との間における熱交換量が向上する。従ってローラ100−3では、モータ2Aの冷却効率がより一層向上する。

Claims (13)

  1. 筒状のロールの内側にモータが設けられたローラであって、
    前記ロールの内側に前記ロールの中心軸と同軸に設けられ、前記ローラを取付ける固定部材に固定される筒状のステータフレームと、
    を備えることを特徴とするローラ。
  2. 前記ステータフレームの外周部は、前記ロールの内周部と隔てた位置に設けられ、
    前記ステータフレームの外周部には、前記ステータフレームから前記ロールに向かって突き出る突起部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のローラ。
  3. 前記突起部は、前記中心軸の軸線周り方向に互いに離間して複数配列されることを特徴とする請求項2に記載のローラ。
  4. 前記突起部は、前記中心軸の軸線方向に互いに離間して複数配列されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のローラ。
  5. 前記突起部は、前記中心軸の軸線方向における前記ステータフレームの一端部から他端部に向かって伸び、前記中心軸の軸線方向に対して一定角度傾斜していることを特徴とする請求項2から請求項4の何れか一項に記載のローラ。
  6. 前記ステータフレームの外周部は、前記ロールの内周部と隔てた位置に設けられ、
    前記ステータフレームの外周部には、前記ステータフレームの中心部に向かって窪む溝部が形成されることを特徴とする請求項2に記載のローラ。
  7. 前記溝部は、前記中心軸の軸線周り方向に互いに離間して複数配列されることを特徴とする請求項6に記載のローラ。
  8. 前記溝部は、前記中心軸の軸線方向に互いに離間して複数配列されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のローラ。
  9. 前記溝部は、前記中心軸の軸線方向における前記ステータフレームの一端部から他端部に向かって伸び、前記軸線方向に対して一定角度傾斜していることを特徴とする請求項6から請求項8の何れか一項に記載のローラ。
  10. 前記ステータフレームの前記固定部材とは反対側に固定されるブラケットと、
    前記中心軸と同軸に設けられ前記ブラケットから突き出るシャフトと、
    前記シャフトの前記ブラケットから突き出た部分に固定され、外周部が前記ロールの内周部に固定されるシャフト固定部と、
    を備え、
    前記シャフトには、前記中心軸の軸線方向における前記シャフトの一端部から前記ブラケットに向かう一定範囲に切欠部が形成され、
    前記切欠部と前記シャフト固定部の内周部との間に形成される隙間は、前記シャフト固定部の前記ステータフレーム側の空間と連通すると共に、前記シャフト固定部の前記ステータフレームとは反対側の空間と連通することを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載のローラ。
  11. 前記ステータフレームの前記固定部材とは反対側に固定されるブラケットと、
    前記中心軸と同軸に設けられ前記ブラケットから突き出るシャフトと、
    前記シャフトの前記ブラケットから突き出た部分に固定され、外周部が前記ロールの内周部に固定されるシャフト固定部と、
    を備え、
    前記シャフト固定部の内周部には、前記中心軸の軸線方向における前記シャフト固定部の一端部から他端部に貫通する溝が形成され、
    前記溝と前記シャフトの外周部との間に形成される隙間は、前記シャフト固定部の前記ステータフレーム側の空間と連通すると共に、前記シャフト固定部の前記ステータフレームとは反対側の空間と連通することを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載のローラ。
  12. 前記ステータフレームの前記固定部材とは反対側に固定されるブラケットと、
    前記中心軸と同軸に設けられ前記ブラケットから突き出るシャフトと、
    前記シャフトの前記ブラケットから突き出た部分に固定され、外周部が前記ロールの内周部に固定されるシャフト固定部と、
    を備え、
    前記シャフト固定部には、前記中心軸の軸線方向における前記シャフト固定部の一端部から他端部に貫通する貫通孔が形成され、
    前記貫通孔は、前記シャフト固定部の前記ステータフレーム側の空間と連通すると共に、前記シャフト固定部の前記ステータフレームとは反対側の空間と連通することを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載のローラ。
  13. 前記ステータフレームの前記固定部材とは反対側に固定されるブラケットと、
    前記中心軸と同軸に設けられ前記ブラケットから突き出るシャフトと、
    前記シャフトの前記ブラケットから突き出た部分に固定され、外周部が前記ロールの内周部に固定されるシャフト固定部と、
    前記ブラケット及びシャフト固定部の間に設けられ、前記シャフトに固定されるファンと、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項12の何れか一項に記載のローラ。
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